JP2010184235A - 通気装置を有するカートリッジピストン - Google Patents

通気装置を有するカートリッジピストン Download PDF

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Abstract

【課題】製造が容易な通気装置を有するカートリッジピストンを提供する。
【解決手段】ピストンジャケット(21)と、ピストン軸(28)と、通気装置(22)とを含み、前記通気装置が切り欠き(23)を含み、該切り欠きが前記ピストンジャケット(21)上に配置され、これによって前記きり欠き(23)が通路(27)として形成され、該通路が前記カートリッジピストン(20)の媒体側表面(26)において少なくとも部分的に延在しているカートリッジピストンであって、前記通路(27)が半径方向通路(29)として、前記カートリッジピストン(20)の前記媒体側表面(26)において、前記ピストンジャケット(21)から前記ピストン軸(28)へと半径方向に延在していることを特徴とするカートリッジピストン(20)を提供する。
【選択図】図2

Description

本発明は、カートリッジ又は分注装置における使用のための通気装置を有するカートリッジピストンに関する。カートリッジは、特に二成分カートリッジに配置された、1つ以上の混合されるべき成分のための保存容器と考えることができる。
このようなカートリッジピストンは、例えば特許文献1から知られている。このピストンは第1のピストン部分を有し、この第1のピストン部分はカートリッジの壁部に接触するように設計されたシール用リップを備えている。この第1のピストン部分は、円筒形状の凹部を有している。また、ピストンは円筒状の壁部分を有する第2のピストン部分を有し、この円筒状の壁部分は、凹部の底部において第1のピストン部分にラッチし、よってラッチ式接続を形成する。円筒形状の壁部分は、通気弁のバルブピンの中に弓形状に統合して一つになる。このバルブピンは、第1のピストン部分のピストン軸に沿って配置された円筒状ボアを貫通するとともに、第1のピストン部分のバルブリップに接触するようになるバルブコーンを有している。ラッチ接続は、円筒状壁部分と第1のピストン部分との間に充填物経路を形成する小さな空気通路によって中断される。充填物経路は円筒状の壁部分の内壁における狭い経路から形成される。
カートリッジピストンがカートリッジの中に挿入されると、バルブピンは、通気バルブが開かれて充填物化合物とカートリッジピストンとの間に封止されていた空気が空気通路と充填物経路とを介して逃げ、通気バルブを介して排出されるように移動する。カートリッジピストンが充填物化合物に向かって押圧されると、充填物化合物とカートリッジピストンとの間に封止されていた空気は空気通路を介して充填物経路まで上に動くことができるが、充填物経路によって形成されたラビリンスによって、通気弁を通じて排出されるのを妨げられる。
上記実施形態によるこのような通気弁は、カートリッジピストンに加えて別々に製造される部品として製造される。したがって、通気弁の製造は個別の工具を必要とし、よって、カートリッジピストンのための工具と通気弁のための工具との両方を提供する必要があるので、カートリッジピストンはその製造が高価である。また、分注カートリッジ中におけるカートリッジピストンの使用の前に、通気弁はカートリッジピストンの中に挿入する必要があり、よって組立工程を提供する必要がある。
独国実用新案第20010417号明細書
本発明の目的は、製造が容易な通気装置を有するカートリッジピストンを提供することである。
この目的は、カートリッジピストンがピストンジャケットと通気装置とを含み、この通気装置がピストンジャケットに配置された切り欠きとして形成されていることによって満足される。よって、この通気装置は、カートリッジピストンの一部として形成され、カートリッジピストンとともに1つのユニットを形成する。
通気装置は、複数の通気通路を有するシール用リップを含むことができる。通気経路は充填物化合物の通路に対する障壁部材として形成される。また、通気装置はバルブリップを含むことができる。バルブリップは、好ましくはシール用リップ又は複数のシール用リップのそれぞれより小さな断面を有し、それによって特定の空気圧力において膜と同様の方法によって開くことができ、よって空気はカートリッジ壁部とシール用リップとの間を通過することができる。
本発明によるこのカートリッジピストンの実質的な利点は、カートリッジが充填化合物で充填された後、若しくはカートリッジが充填化合物で充填されている間に、このカートリッジピストンをカートリッジの中に唯一つの作業ステップで装入することができるという事実に基づいている。よって、カートリッジの充填が簡略化される。カートリッジの充填は、カートリッジに設けられた注入開口部を介して行うか、又はカートリッジピストンの挿入の前にカートリッジの内部空間の中に直接的に行うかのいずれかによって行うことができる。どちらの場合においても、通気、すなわち空気又は他のガスの排出は、圧力が密閉されたガス容積に作用するとすぐに、充填化合物の側から、又は移動するカートリッジピストンの側からの何れかから、カートリッジピストンと充填化合物との間において行われる。
カートリッジピストンの媒体側表面は、ドームとも称され、カートリッジの内側の形状に対応すべきである。カートリッジピストンの媒体側表面は特に、カートリッジが完全に空の状態では、この媒体側の表面ができるだけカートリッジの排出端部にあって、排出工程が終了した後に充填化合物ができるだけカートリッジ内に残るように設計されるべきである。また、通気通路はこのためにできるだけ狭く形成され、よって充填物の損失容量が最小に削減される。
また、このカートリッジピストンは、従来技術に比較して浅い構成によって特徴付けられている。したがって、ピストンの製造において達成される材料の節約に加えて、カートリッジ中の充填容積もまた増大されている。いずれにしろ、複数の案内要素がピストンジャケットに設けられているので、ピストンはカートリッジ中における傾斜に対して確実な方法で案内される。これら案内要素は同時に密封用リップの機能を有し、カートリッジピストンによって密閉されたカートリッジの内部空間からの充填化合物の排出を防止する。
したがって、カートリッジピストンは射出成形プロセスにおいて単一のツールによって製造することができる。どのような後続の組立のステップをも無しに済ますことができる。また、ピストンの軸に沿って延在する、通気弁の収容用に設計された中空空間を除去することができると、射出成形プロセスを簡単化することができる。この場合には、射出成形ツール中のポリマー溶融物の注入点は、ピストンの軸に沿って位置させることができる。射出成形ツールの内部空間へのポリマー溶融物の注入は、この注入点において行われる。ツールの内部空間は、カートリッジピストンの形状を有している。ポリマー溶融物はこの注入点から流れ始め、ツールの内部空間全体を充填する。この点において、対向して配置されためくら孔が、ツールの空洞中のポリマー溶融物の充填挙動に好ましくない影響を有する場合のあるフリージェットの無用の形成を防止する。ポリマー溶融物は、少なくとも部分的に冷却することができ、よって完成したカートリッジピストンをツールの内部空間から取り除くことができるように固化し、離型することができる。
通気装置がピストンジャケットの切り欠きとして形成されているので、その結果生じている壁部の厚みの局所的な変化は無視することができ、よって、ツールの設計又は射出成形ツールの冷却への特殊な適合をカートリッジピストンに行う必要が無い。通気装置の形状に基づいた射出成形装置の考えられる単純化は、驚くほどにカートリッジピストンの経済的な製造をもたらす。本発明の実施形態によれば、別個に製造される通気弁のための空間を提供する中央開口部をカートリッジピストンに設ける必要が無い。通気弁のための開口部が、中央供給ポイントが提供されるポイントに正確に設けられなければならないので、この中央開口部の故に、ポリマー溶融物が全ての空間的方向に均一に広がることができる従来技術の供給ポイントを見つけることは不可能であった。
さらに、2つの製造ステップ、すなわち従来技術において必要とされるような通気バルブの別個の製造と、通気バルブの組立及びカートリッジピストンの組立とを無しに済ますことが、通気装置の機能をカートリッジピストンに完全に一体化させることによって可能になる。したがって、この機能の一体化は、カートリッジピストンの単純化と、それによるカートリッジピストンのより経済的な製造とをもたらす。
複数の切り欠きを、好都合にピストンジャケットに配置することができる。除去されるガス状媒体のための流路はこれによって減少される。ガス状媒体は通常、充填化合物とカートリッジピストンとの間に収集された空気であるが、通気装置は他のガス状媒体に対しても同様に作用する。
切り欠きは、互いから同じ距離を離間して配置することができる。この配置は、気泡又は気孔の最大流路長が減少するという利点を有している。
切り欠きは通路として形成することができ、少なくとも部分的に媒体側の表面に配置することができる。この変形実施形態は、空気を媒体側の表面のいずれの場所からでも切り欠きへと迅速に導くことができるという利点を有している。これによって、空気が充填化合物を通じて切り欠きへと流れなければならないという状況が回避される。さもなければ、特に充填化合物の粘性が大きい場合には、充填化合物の流れに対する抵抗の故に、通気の実質的な遅れが予想される。
この通路は、カートリッジピストンの媒体側表面において、ピストンジャケットからピストンの軸へと半径方向に、半径方向通路として延在させることができる。空気は、この半径方向通路を通じてピストンジャケットにおける切り欠きへと直接的に導かれる。
この通路は、開放された断面を有するスリットとして形成することができる。したがってこの通路は、ピストンの半径のどの点にある空気からもアクセス可能であって、空気は媒体側表面の殆どの場所から迅速かつ均一に除去することができる。この通路の深さは、ピストンの軸を含む中央領域からピストンジャケットの方向へと減少させることができ、よって、充填化合物がピストンの軸を含むか、又はピストンの軸に近接する領域であるピストンの中央部領域に最初に配置された場合に、空気の除去を改善することができる。
この通路は、第1のリング形状通路として形成することができる。ピストンの軸に近接して配置されたエアクッションは、この第1のリング形状通路によって半径方向通路又はその1つの方向に導くことができる。このために、第1のリング形状通路は、ピストンの半径の最大でも1/2、好ましくは最大でも1/3、特に好ましくは最大でも1/4の半径を特に有することができる。また当然に、複数のリング形状通路を互いに同心円状に配置することができる。
第2のリング形状通路は、その半径の合計がピストンの半径の少なくとも2/3、好ましくは少なくとも3/4、特に好ましくは少なくとも4/5であるように設けることができる。この第2のリング形状通路は特に、ピストンジャケットの切り欠きへの空気の直接的な案内のために設けられる。この第2のリング形状通路によって、切り欠きが設けられていないピストンジャケットにおいては空気が集まるであろう状態を回避することができる。
半径方向通路は好ましくはリング形状の通路の少なくとも1つに交差し、よって半径方向通路とリング形状通路とは互いに接続される。
第1のリング形状通路の内側領域は供給点を含むことができる。
さらに、第2のリング形状通路もまた1つ又は複数の周囲リップの移動可能な設計のために空洞として設けられており、任意にカートリッジの内壁に設けることができる。
媒体側の表面は、好ましくはピストンの軸に対して垂直ではなく、円錐形状の断面を有している。媒体側の全表面が円錐形状であり、円錐形状の頂点はピストンの軸の上に存在することが特に好ましい。カートリッジピストンが充填化合物で充填されたカートリッジに挿入される場合、円錐形状の頂点が充填化合物に最初に接触する。充填化合物とカートリッジピストンとの間に封止された空気は、次いで第1のリング形状通路、半径方向通路、及び第2のリング形状通路を介してピストンジャケットの切り欠きへ移動し、これらを通じて搬送側の方向に排出される。
ピストンジャケットは、カートリッジの壁部に周辺側において接触するように設計された少なくとも1つのリップを含むことができる。リップは、充填化合物がカートリッジピストンの媒体側から搬送側へ移動するのを防止しなければならない。
少なくとも1つの更なるシール用リップをピストンジャケットに配置することができ、1つ以上の通気用の開口部及び/又はシール用要素、特にO−リングを含むことができる。シール用要素は、通気通路を有することができる状態のリング溝の中に配置することができる。シール用要素としてのO−リングの使用は、特に低粘度の充填化合物に対する漏れに対する密閉性の増加のために設けられている。シール用要素は、別の段階においてこの目的のために設けられたリング状溝の中に組み付けられる。リング状溝は、シール用要素の収容手段のための1つの可能な実施形態にすぎない。
シール用リップ及び/又はシール用要素は、充填化合物のための更なる障壁として作用するとともに、さらにカートリッジの内壁に沿ったカートリッジピストンの案内のために作用する。また、1つ以上のシール用リップがカートリッジピストンの傾斜に対する保証の強化に貢献する。
少なくとも1つのバルブリップを、ピストンジャケットの搬送側に配置することができ、このバルブリップはカートリッジの壁部の周辺側に接触するように設計されている。バルブリップは、空気が搬送側の方向に通じることしか許容すべきではなく、さらにピストンの保証又は迫台としての機能を満足する。これによって、ピストンがカートリッジから、例えば搬送されている媒体の排出口からカートリッジの充填物上に滑り出る可能性を防止している。
ピストンジャケットは、複数のウェブを介して媒体側の表面に接続することができる。ウェブは強化リブとしての機能を有し、充填化合物の注入のために設けることができるプランジャーのための支持部材として作用することもできる。
カートリッジピストンは、媒体側の表面に対向して配置された凹部を含む表面を有することができる。このような凹部は、カートリッジピストンの製造のための材料の要求量を削減するように設けることができる。さらに、材料の蓄積を回避することができ、この材料の蓄積は成形型の崩壊点及び変形をもたらし、射出成形プロセスの間及び成形型からの取り外しの前に任意的に射出成形プロセスに引き続く冷却段階の間の冷却時間を増加させる場合がある。冷却段階に対する時間的要求の増加は、射出成形プロセス全体に対するサイクルタイムの延長に帰結する場合があり、カートリッジピストンの製造を、より高価にすることに帰結する場合がある。
カートリッジピストンは、流動可能な化合物からの硬化型混合製品の混合のために特に使用することができる。
カートリッジピストンの更なる可能な使用は、歯科分野における可塑性化合物の混合、又は多成分接着剤の混合である。
本発明は、以下に図面を参照しつつ詳述される。
従来技術によるカートリッジピストンの断面図である。 本発明によるカートリッジピストンの図である。 図2によるカートリッジピストンの断面図である。 図2によるカートリッジピストンの媒体側からの図である。 図2によるカートリッジピストンの搬送側からの図である。 図3のX部分と同様の変形体の図である。 図2によるカートリッジピストンの変形体の断面図である。
従来技術によるカートリッジピストンを図1に示す。既知のピストンは第1のピストン部分1を有し、このピストン部分1はカートリッジの壁部に接触するように設計された密閉用リップ2を備えている。第1のピストン部分1は円筒形状凹部3を有している。さらに、ピストンは第2のピストン部分4を有し、この第2のピストン部分4は円筒状壁部分5を有し、この壁部分5が第1のピストン部分1に凹部の底部においてラッチしてラッチ接続部6を形成する。円筒状壁部分5はバルブピン7に弓形を形成しつつ合流し、弓形状遷移領域8を形成している。このバルブピン7は、第1のピストン部分1のピストン軸に沿って配置された円筒状ボア11を通過するとともに、第1のピストン部分1のバルブリップ10と接触することになるバルブコーン9を有している。ラッチ接続部6は小さな空気通路13によって中断されており、この小さな空気通路13は、円筒状壁部分5と第1のピストン部分1との間にフィルター路14を形成している。フィルター路14は円筒状壁部分5の内壁における狭い通路からなっている。
カートリッジピストンがカートリッジの中に挿入される場合には、バルブピン7が、通気バルブが開いて充填化合物とカートリッジピストンとの間に封入されていた空気が通路13とフィルター路14とを介して逃げて通気バルブを介して排出されるように動く。カートリッジピストンが充填化合物に向かって押圧される場合には、充填化合物は空気通路13を介してフィルター路14まで動くことができるが、フィルター路14によって形成された迷路によって通気バルブを通じて排出されないように防止されている。
図2は本発明によるカートリッジピストン20を示している。カートリッジピストン20は、ピストンジャケット21と通気装置22とを含み、通気装置22はピストンジャケット21に配置された切り欠き23として形成されている。したがって、通気装置22はカートリッジピストン20の一部として形成されているとともに、カートリッジピストン20と1つのユニットを形成している。カートリッジピストン20はカートリッジ中の容器として設計されており、図示はされていない。
カートリッジは通常は中空の円筒の形状を有し、このカートリッジの中に充填化合物を配置することができる。充填化合物は、通常は閉じられているカートリッジの端部の排出開口部を介して注出される。カートリッジが同心状のカートリッジとして形成される場合、更なる中空の円筒が中空の円筒の内部に配置されるとともに、更なる充填化合物の容器として設計される。この場合、外側の中空円筒中の充填化合物は、第1の化合物又は複数の化合物からなる第1の混合物を含む。内側の中空円筒中の充填化合物は、第2の化合物又は複数の化合物からなる第2の混合物を含む。したがって、2つの充填化合物は互いに異なり、これらが共に抽出される前に互いに接触する可能性はない。
また、変形体によれば、カートリッジは複数の中空円筒を含むことができ、これら複数の中空円筒は互いに隣り合って配置され、それぞれ第1及び第2の化合物、又は第1及び第2の混合物のためのチャンバーを含んでいる。また、2つ以上のチャンバーを当然設けることができる。これら複数のチャンバーは中空円筒として形成する必要は無く、中空の円筒の部分を有するか、又は円筒状形状とは異なる中空空間の形状を有することもできる。
したがって、カートリッジピストン20は、その中空空間の中で移動可能である。このために、注出装置によって、圧力がカートリッジピストンの搬送側に加えられる。例えば、注出プランジャーを、大量生産されている計量ピストルの一部として形成される注出装置として使用することができる。
カートリッジピストンの搬送側24は、カートリッジピストンの媒体側25に対向して位置している。媒体側25は、少なくとも注出の間は充填化合物に接触するようになるカートリッジピストンの媒体側表面26を含んでいる。通気装置22は、媒体側25に見られる切り欠き23として好ましくは形成される。したがって、この切り欠き23はピストンの媒体側表面26に配置されている。切り欠き23の領域において、カートリッジの内壁とのピストンジャケットの接触は局所的に中断され、よって空気は切り欠きを通じて逃げることができる。
複数の切り欠き23をピストンジャケットに配置することができる。空気は、これらの切り欠き23のそれぞれを通じて排出することができる。図2及び図3は、複数の切り欠き23を含む実施形態を示している。個々の切り欠きの形状は他の切り欠きの形状とは本質的に異ならせることができる。例えば、切り欠きのいくつかは、より大きな排出断面を有することができる。
切り欠き23は互いから同じ距離を離間して配置させることができる。図2又は図4によれば、複数の切り欠き23はピストンジャケットに配置されており、そのそれぞれが隣り合う切り欠きから同じ距離を離間している。切り欠きの数及び互いからの距離は、期待される、導かれる空気の量とカートリッジピストンの大きさ、特にピストンの直径の大きさに依存する。
切り欠き23は、媒体側の表面26に少なくとも部分的に配置されている通路26として形成することができる。通路27は、空気がピストンの軸28に近接する領域に位置している場合に通気を容易にする。この空気は、切り欠き23に接続されている通路27に導入される。この配置は、充填化合物が高粘度である、すなわち空気が充填化合物を通じてゆっくりと動くことしかできない場合に特に有利である。充填化合物の流れに対する抵抗は、この場合には大きい。したがって、通路27は、充填化合物を通じて導かれない空気のための代替的な流路として存在する。したがって、通気速度は高粘度の充填化合物に対して特に増加することができる。
通路27は、図2、図3、又は図4においては、カートリッジピストの媒体側表面27においてピストンジャケット21からピストンの軸28へと放射方向に半径方向通路29として延在している。通路27は開放された断面を有するスリットとして形成されている。このスリットは小さなスリット幅を有し、よって充填化合物は空気よりもゆっくりと通路の中に入ることができ、したがって充填化合物は通路によって、空気が既に逃げた場合にしか完全に吸い上げられることはない。
この通路は、第1のリング形状通路30として形成することができる。
第1のリング形状通路30は、ピストンの半径の最大1/2、好ましくは最大1/3、特に好ましくは最大1/4の半径を有することができる。ピストンの半径は、ピストンジャケット21が、カートリッジの内壁に接触するように設計されている点において測定された、ピストンの軸28からピストンジャケット21までの測定された垂直離間距離である。
第2のリング形状通路31は、半径の合計がピストンの半径の少なくとも2/3、好ましくは少なくとも3/4、特に好ましくは少なくとも4/5になるように設けられている。さらに、第2のリング形状通路31は、第2のリング形状通路31とピストンジャケット21との間に延在しているリップ33の移動可能な設計のために中空として設けられている。リップ33は、ピストンが案内されるカートリッジ壁部の内側にぴったり合わせることができる。
半径方向通路29はリング形状通路30、31のうちの少なくとも1つに交差し、これにより流体が通過できる通路の接続が形成される。第1のリング形状通路30内にある媒体側表面26の領域は供給点32を含むことができる。この供給点32から始まって、カートリッジピストンに対応する射出成形機器の鋳型がポリマー溶融物で完全に充填されるまで、ポリマー溶融物は、射出成形機器の中の長い距離を流れる。この観点においては、供給点32に対向して搬送側に配置されるとともに構成されためくら孔ボア42は、ピストンの製造における射出成形の間の充填挙動に好ましくない影響を有する望ましくない自由噴流の形成を防止する。この実施形態によれば、供給ポイントはピストンの軸上28に配置することができ、このことによってポリマー溶融物の流路は、通常存在する回転対象のゆえに、ピストンの製造において同じ周縁に配置された全ての点において同一となる。したがって、射出成形プロセスは、供給点32のピストンの軸28上の、又はピストンの軸28のすぐ近くにおける配置の故に、従来技術からのカートリッジピストンに対して実質的に簡単化することができる。
したがって、ピストンジャケット21は少なくとも、カートリッジの壁部の内側の周縁側に接触するように設計されたリップ33を好都合に含んでいる。リップ33は1つ又は複数の切り欠き23を含み、この例は図2〜4に示されている。
通気のための開口部35を含む少なくとも1つの更なる密閉用リップ34をピストンジャケットに配置することができる。この開口部は、図2に示すような窪みとして形成することができるか、又は図3によるシール用リップ34の壁部のボアを含むことができる。また、この開口部35は、シール用リップ34に対向して配置された側への突破口を有する中空部として形成することもできる。また、開口部又は突破口を有する中空部はシール用リップ34の足部に配置することができる。複数のこのような開口部は、当然にシール用リップ34及び任意に更なるシール用リップに設けることができる。開口部35は好ましくは切り欠き23に対してずれている。これによって、迷路が形成されて、空気のみが開口部35を通じて排出されるが、充填化合物はこの迷路によって制止される。
加えて、又は代替的に、特にO−リングのようなシール用要素36を、図3に示すように配置することができる。図3は、図4に示すA−A線に沿った断面図である。図3によるこの解法は、低粘度の媒体が充填化合物として使用される場合、又はシール用リップが柔軟な材料からなるか又は壁の厚さが薄くて、流出する空気の圧力によってシール用リップがカートリッジの内壁に接触できない場合に使用することができる。このシール用リップ34を通じた充填化合物の排出がこの観点において生じる場合には、シール用要素36が搬送側24への充填化合物の排出に対するシールの作用を果たす。O−リングがシール用要素36として使用される場合には、空気は少なくとも1つの通気通路44を通じて導くことができ、この通気通路44はシール用要素36の収容部としてのリング溝43に一体化されている。
また、ピストンジャケット21が複数のウェブ37を介して媒体側表面に接続されていることが図3に示されている。ウェブ37は図5に示されている。
図4は、図2又は図3のカートリッジピストン20の媒体側25を示している。図4はさらに、第1のリング形状通路30、第2のリング状形状通路31への接続を形成する半径方向通路29、及び半径方向通路29がつながっている切り欠き23の経路を示している。切り欠きはピストンジャケット21に配置されている。図4は、切り欠きの領域における半径がピストンの半径より小さいことを示している。その半径は、ピストン21とピストンの軸28との間の最大垂直距離を有するピストンの半径として規定される。関連するカートリッジの中へのピストンの挿入の後のピストンの半径は、関連するカートリッジの内壁の半径に対応する。図4はさらに供給点32の位置を示しており、供給点32は、好ましくはピストンの軸28の周りに配置されている。
図5は、カートリッジピストン20の表面を示しており、カートリッジピストン20の表面は媒体側表面25に対向して配置されているとともに搬送側24を形成している。ピストンジャケット21はこの図においてはバルブリップ45によって形成され、薄い設計であると共に開口部を含んでいない。この観点において、薄い設計はバルブリップ45が、リップ33より薄い壁部厚みを有しているということを意味している。したがって、バルブリップ42は、媒体側25から搬送側24へと移動しなければならない空気に対して透過性を有している。この空気は進展するする搬送プロセスによって次第に圧縮される。カートリッジの内壁への接着は、この圧縮された空気の圧力によって時々局所的に妨害される場合があり、よって空気はバルブリップを通じて搬送側に排出することができる。
ピストンジャケット21はリング形状ウェブ39に終端し、そこから半径方向ウェブ40が始まり、この半径方向ウェブ40は内側リング形状ウェブ41の中に開口している。このウェブの構成は、プラスティックに適した形状設計に貢献し、完全に材料によって充填されたカートリッジピストンに匹敵する剛性を有している。切り欠き38を設けて媒体側表面26からピストンジャケット21への遷移領域における材料の集積を回避することが好都合であることが証明されている。
カートリッジピストンの製造は好ましくは射出成形プロセスにおいて行われる。カートリッジピストンは一体部分の形態であるが、射出成形プロセスの間には、例えば二成分射出成形プロセスを使用しつつ複数の化合物を使用することもできる。2つの化合物は寸法安定プラスティック、即ち充填中及び抽出中のカートリッジピストンに作用する圧力に耐える、特にポリマー、及び不規則性に適合するか、又はカートリッジピストンの少し傾斜した位置を保証するのに適した可撓性プラスティック若しくは可塑性プラスティックを含むことができる。TPE(熱可塑性エラストマー)が、このような可撓性プラスティックの例として挙げられる。
また、カートリッジピストンは好ましくは発泡プラスティックを含むことができ、よってカートリッジピストンの製造のために要求される材料がさらに削減される。
図6は図3のXに示した部分の詳細としての変形体を示している。この変形体においては、通気通路46は通気ボア44の代わりに示されている。1つ以上のこのような通気通路46は、O−リング溝43に配置することができる。空気は、ピストンの媒体側25から搬送側24へとこれら通気通路46を通じて移動する。最大0.1mm、好ましくは最大0.05mmの通気通路の深さがこの観点において十分である。
図7は、本発明によるカートリッジピストンの更なる変形体を示している。この図において、図3におけるのと同一の機能の構成要素には同じ符号がふられている。これら構成要素に対しては図3の説明が参照される。この実施形態においては、リップ34に加えて更なるリップ47が、O−リングの変わりに示されている。リップ34,47のそれぞれは、少なくとも1つの開口部35又は溝48を有することができ、これら開口部35又は溝48もまた切り欠き又は中空部として形成することができる。また、隣接するリップの開口部又は溝は、互いにずれている。また、2つ以上のリップも勿論設けることができる。
図7は、その右側において、半径方向通路29が、ピストンの軸28からピストンジャケット21に向かう方向に連続的に深さが減少されていることを示している。この変形体は特に粘度の高い充填化合物に対して好適である。この場合には、充填化合物の表面は通常、ピストンの軸に対して垂直な平面となっているのではなく、中央に凹部を有する曲面を有している。すなわち充填化合物は、カートリッジの内壁に近接した領域よりも、ピストンの軸28の領域のカートリッジピストンに近い。このような充填化合物がカートリッジピストンに影響を及ぼす場合には、充填化合物はまず供給点32に接触することになる。充填化合物とカートリッジピストンとの間の空気は、接触を進行させつつ、すなわち充填化合物とカートリッジピストンとの間の空間を連続的に減少させつつ、半径方向通路の中に移動する。充填化合物が、ピストンの軸28に近接した領域における半径方向通路29にまず影響を及ぼすので、充填化合物は半径方向通路29の中に移動することができ、通路29中に依然として存在する空気をカートリッジの内壁の方向に押す。半径方向通路29が連続的により平坦になるので、壁部に近接する通路29の領域に必要とされる充填化合物は少なくなり、よって通路29の大部分を、同時に充填化合物によって充填することができる。これによって、充填化合物中に空気含有物が残存するのを回避することができる。
図7は、その左側において、半径方向通路29が、ピストンの軸28からピストンジャケット21に向かって実質的に連続的にその深さを増加させていることを示している。この変形体は、充填化合物が低粘度である際に特に好ましい。この場合には、充填化合物の表面は、カートリッジが鉛直に立っている場合には、ピストンの軸に対して実質的に垂直な平面となっている。この場合には、空気は充填化合物の表面とカートリッジピストンとの間の中間空間から同時に除去されなければならない。通気がピストンジャケットにおいて行われなければならないことから空気容積はカートリッジの内壁の方向に向かって増加するので、半径方向通路29の深さはこの場合には増加されなければならず、これによりカートリッジの内壁の方向にある増加するガスの体積を押し出す。
20・・・カートリッジピストン
21・・・ピストンジャケット
22・・・通気装置
23・・・切り欠き
26・・・媒体側表面
27・・・通路
28・・・ピストン軸
29・・・半径方向通路
30・・・第1のリング形状通路
31・・・第2のリング形状通路
32・・・供給点
33・・・リップ
34・・・シール用リップ
35・・・開口部
36・・・シール用要素
37・・・ウェブ
38・・・凹部

Claims (15)

  1. ピストンジャケット(21)と、ピストン軸(28)と、通気装置(22)とを含み、前記通気装置が切り欠き(23)を含み、該切り欠きが前記ピストンジャケット(21)上に配置され、これによって前記きり欠き(23)が通路(27)として形成され、該通路が前記カートリッジピストン(20)の媒体側表面(26)において少なくとも部分的に延在しているカートリッジピストンであって、
    前記通路(27)が半径方向通路(29)として、前記カートリッジピストン(20)の前記媒体側表面(26)において、前記ピストンジャケット(21)から前記ピストン軸(28)へと半径方向に延在していることを特徴とするカートリッジピストン(20)。
  2. 複数の切り欠き(23)が前記ピストンジャケット(21)に配置されていることを特徴とする請求項1に記載のカートリッジピストン(20)。
  3. 前記複数の切り欠き(23)が互いに同じ距離を離間して配置されていることを特徴とする請求項2に記載のカートリッジピストン(20)。
  4. 前記通路(27、29)が開放された断面を有するスロットとして形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のカートリッジピストン(20)。
  5. 前記通路(27)が第1のリング形状通路(30)として形成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載のカートリッジピストン(20)。
  6. 前記第1のリング形状通路(30)は、前記ピストンの半径の最大でも1/2、好ましくは最大でも1/3、特に好ましくは最大でも1/4の半径を有していることを特徴とする請求項5に記載のカートリッジピストン(20)。
  7. 第2のリング形状通路(31)が設けられ、該第2のリング形状通路(31)の半径の合計が、前記ピストンの半径の少なくとも2/3、好ましくは少なくとも3/4、特に好ましくは少なくとも4/5となることを特徴とする請求項5又は6に記載のカートリッジピストン(20)。
  8. 前記半径方向通路(29)は、前記リング形状通路(30、31)の少なくとも1つに交差していることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載のカートリッジピストン(20)。
  9. 前記第1のリング形状通路(30)内の領域は、供給点(32)を含むことを特徴とする請求項5〜8のいずれか一項に記載のカートリッジピストン(20)。
  10. 前記ピストンジャケット(21)は少なくとも1つのリップ(33)を含み、該リップ(33)は、カートリッジの壁部に周辺側において接触するように設計されていることを特徴とする請求項1〜9のいずれか一項に記載のカートリッジピストン(20)。
  11. 少なくとも1つの更なるシール用リップ(34)が前記ピストンジャケットに配置されているとともに、通気用の開口部(35)を含むことを特徴とする請求項1〜10のいずれか一項に記載のカートリッジピストン(20)。
  12. シール用要素(36)が前記ピストンジャケット(21)に配置されていることを特徴とする請求項1〜11のいずれか一項に記載のカートリッジピストン(20)。
  13. 前記シール用要素(36)は、O−リングであることを特徴とする請求項12に記載のカートリッジピストン(20)。
  14. 前記ピストンジャケット(21)は、複数のウェブ(37)を介して前記媒体側表面(26)に接続されていることを特徴とする請求項1〜13のいずれか一項に記載のカートリッジピストン(20)。
  15. 前記カートリッジピストン(20)は、前記媒体側表面(26)に対向して位置しているとともに凹部(38)を含む表面を有することを特徴とする請求項1〜14のいずれか一項に記載のカートリッジピストン(20)。
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