JP2010183043A - 低電圧電源によるled点灯回路と点灯スイッチを組み込んだ機器 - Google Patents

低電圧電源によるled点灯回路と点灯スイッチを組み込んだ機器 Download PDF

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Abstract

【課題】一般的な電源である1.5V電池一本でLEDを点灯させることが可能となる回路を提供する。
【解決手段】LEDが点灯しない低い電圧である電池1.5V(1)を用い、キャパシタ1(7a)に充電しておいたキャパシタをスイッチ1(3a)によって切り換えて、電池1.5Vと重畳した電圧によって発光ダイオードLED1(8a)を点滅又は一定時間点灯させることが可能な二回路LED点灯回路29を構成して照光器、照明器具として組み込む。
【選択図】図2

Description

本発明は発光ダイオードすなわちLEDが点灯する順方向降下電圧以下の低い電源電圧を用い、点灯させる時にはキャパシタに充電しておいた電圧を点灯スイッチにより切り替えて電源に重畳した電圧によってLEDを点灯することが可能なLED点灯回路と各種点灯スイッチを用いた表示器及び照光器及びその応用機器に関するものである。
発光ダイオードすなわちLEDを点灯させる場合、LEDの順方向降下電圧以上の電圧を印加して、抵抗器や定低ダイオードなどを用いて規格範囲内の電流を流して発光させる。LEDは表示用、通信用、高輝度白色光の照明用などがあり、赤色光、黄色光、緑色光、青色光、白色光などの可視光及び赤外光、紫外光など多くの種類がある。LEDの仕様は様々であり、一般的な表示用の赤色及び緑色及び黄色LEDの場合の順方向降下電圧は約1.8V以上であり、青色及び白色の場合の順方向降下電圧は比較的高く3V近傍から4V以上の物もあり、可視光のLEDは1.5Vの電池1個の電源では点灯しない。また赤外LEDの場合、順方向降下電圧は比較的低く1.3V程度と言われている。
携帯用機器の電源については電池が多く使われる。アルカリ・マンガン電池やマンガン電池の公称電圧値1.5Vであり初期値は約1.6Vである。また酸化銀電池の公称電圧値1.55Vの電池であり、これらの1.5Vタイプの電池では可視光のLEDを点灯させることが出来ない。一般的には1.5Vまたは1.55Vの電池を直列に複数接続して3V又は3.1V又はそれ以上の電圧を電源として使用する。リチューム電池の公称電圧3Vタイプを用い電源スイッチとLEDの規格電流に応じて電流調整用の抵抗器または定電流ダイオードを経由してLEDに印加する必要がある。表示用LEDの規格電流は数十ミリアンペアが一般的であり、青色高輝度LEDや照明用の白色LEDの場合数20ミリアンペア以上の仕様の物や超小型の物は1ミリアンペアから数ミリアンペアの仕様の物がある。
LEDを用いた懐中電灯は白熱電球を用いた物より6倍程度点灯時間が長いと言われていて1.5V単一型アルカリ電池2本用いて連続100時間点灯が可能の物がある。小型のポケットライトなどはボタン電池を数本又は3V電池1本を用いる場合がある。しかし電源スイッチを切り忘れると低消費電力のLEDであっても、電池を消耗させて必要な時に役立たなくなる可能性がある。
1.5Vの電源で可視光LEDを点灯させる回路の一例として、発振回路とインダクターやトランスによる昇圧回路を用いて高い電圧を得る方法があるが、トランジスタや集積回路が必要であるので電源スイッチ兼点灯スイッチが必要となる。外力や震動によって点灯させたい場合はセンサーやLED点灯回路が必要となり、昇圧回路又は複数の電池が必要となる。
課題を解決する為の手段
本発明の低電圧電源によるLED点灯回路の基本回路(18)を図1に示す。電源を1.5Vの電池とした場合、電流は次の様に流れる。電池1.5V(1)の陽極、キャパシタ充電電流制限用の抵抗器1(5a)、ダイオード1(2a)、二極双投スイッチ(17)のスイッチ1(3a)の常時閉回路接点すなわちスイッチ1・NC(9)、スイッチ1・コモン(11)、キャパシタ1(7a)陽極、キャパシタ1(7a)陰極、二極双投スイッチ(17)のスイッチ2(3b)のスイッチ2・コモン(14)、スイッチ2・NC(12)を経由して電池1.5V(1)の陰極に戻る。従ってキャパシタ1(7a)が充電される。キャパシタ1(7a)は充電されると電流は流れなくなるので電源スイッチは不要である。
次にスイッチ1(3a)を切り替えるとスイッチ2(3b)も連動して切り替わるので、電流は次の様に流れる。電池1.5V(1)の陽極、スイッチ2(3b)の常時開回路接点すなわちスイッチ2・NO(13)、スイッチ2・コモン(14)、キャパシタ1(7a)の陰極、キャパシタ1(7a)の陽極、スイッチ1(3a)のスイッチ1・コモン(11)、とスイッチ1・NO(10)、LED点灯電流制限用の抵抗器3(6a)を通ってLED1(8a)を点灯させて電池1.5Vの陰極に戻る。
このときLED1(8a)に印加される電圧は電池の1.5Vとキャパシタ1(7a)に充電された電圧を重畳した電圧となる。すなわちダイオード1(2a)がショットキーダイオードであれば順方向降下電圧が約0.2Vとして、1.5Vから0.2Vを引いた電圧1.3Vが充電されているので合成電圧は2.8Vとなる。一般整流用シリコンダイオードと比較した場合、ショットキーバリアダイオードの順方向降下電圧は低く、このタイプのダイオードを採用することが有効である。
スイッチ1(3a)とスイッチ2(3b)が二極双投スイッチであり確実に同時に動作すればダイオード1(2a)は必要ないが、独立した2個のスイッチを並列として二極双投スイッチとして用いる場合、例えば連結した2個のマイクロスイッチを使用してタイミングがずれて動作した場合キャパシタに充電されたエネルギーがスイッチを経由して抵抗器1(5a)で放電する場合が考えられるのでダイオード1(2a)が必要となる。スイッチを切り替えるとキャパシタ1(7a)に充電されたエネルギーはLED1(8a)を点灯させるが、すぐに消費され電圧が低下して消灯する。これは目視では瞬光として感じられる。
キャパシタ1(7a)の容量はマイクロファラッド級すなわち1μFから数百μF程度のキャパシタを採用すれば汎用LEDを短時間点灯させることが可能である。一例として220μFの場合、定格電流20mAのLEDを瞬間的に点灯させることが可能である。キャパシタ1(7a)の容量が増えれば点灯時間は増える。採用するキャパシタが電解キャパシタの場合内部抵抗が少ない為、充電時間は短時間である。キャパシタ1(7a)の代わりに電気二重層キャパシタ(125a)を用いれば充電時間及び放電時間を長くする事が可能である。また抵抗器3(6a)の抵抗値を下げればLED1(8a)の電流は増加してより強い発光をするが短時間で放電してその点灯時間は短くなる。
電源の内部抵抗が高い場合は電流制限用の抵抗器3(6a)を0ΩとしてLED点灯回路の基本回路(18)を小型及び簡素化することが可能である。キャパシタ1(7a)が放電して電池とキャパシタの合成電圧が低下してLED1(8a)の順方向降下電圧を下回ると電池1.5V(1)から電流が流れなくなるので電源スイッチは不要である。LED1(8a)を点灯させたい場合はスイッチ1(3a)とスイッチ2(3b)を切り替える。スイッチ1(3a)、スイッチ2(3b)がモメンタリであれば通常はキャパシタ1(7a)を充電している状態となる。
次に図2に図1を変形した実用的な二回路LED点灯回路(29)を示す。結論として、この回路は二極双投スイッチ(17)を切り替えるとLED1(8a)とLED2(8b)が交互に点灯する。まずLED点灯回路1(15)の状態を説明すると、電池1.5V(1)から電流は次の様に流れる。電池1.5V(1)の陽極、抵抗器1(5a)、ダイオード1(2a)、キャパシタ1(7a)の陽極、キャパシタ1(7a)の陰極、スイッチ1(3a)のスイッチ1・コモン(11)、スイッチ1・NC(9)を通り電池1.5V(1)の陰極に戻る。よってキャパシタ1(7a)が充電される。
次にスイッチ1(3a)を切り替えると、電池1.5V(1)から電流は次の経路で流れる。電池1.5V(1)の陽極、スイッチ1(3a)のスイッチ1・NO(10)を通ってスイッチ1・コモン(11)、キャパシタ1(7a)の陰極、キャパシタ1(7a)の陽極、LED切替えスイッチ1(39)のLED切替えスイッチ1・コモン(44)、LED切替えスイッチ1・NC(42)、抵抗器3(6a)を通りLED1(8a)を点灯させ、電池1.5V(1)に戻る。このときの合成電圧は1.5Vにキャパシタ1(7a)に充電された電圧を重畳した電圧で約2.8Vとなる。キャパシタ1(7a)が放電するとLED1(8a)は消灯する。
二極双投スイッチ(17)のスイッチ1(3a)とスイッチ2(3b)の接点回路はNCとNOが対照的であるので二極双投スイッチ(17)を切り替えることにより、LED点灯回路1(15)とLED点灯回路2(16)は交互にキャパシタ1(7a)及びキャパシタ2(7b)を充電し、交互にLED1(8a)およびLED2(8b)を点灯させる。
抵抗器3(6a)及び抵抗器4(6b)の抵抗値はLED1(8a)及びLED2(8b)の規格電流に合わせて調整する必要があり、電池1.5V(1)の内部抵抗が高い場合は、抵抗器3(6a)及び抵抗器4(6b)は省くことが可能であり、短絡回路即ち0Ωで良い。
次にブザー回路(20)の説明をする。図2の状態では電池1.5V(1)の陽極はLED点灯回路2(16)のスイッチ2(3b)のスイッチ2・NC(12)、スイッチ2・コモン(14)、キャパシタ2(7b)の陰極、キャパシタ2(7b)の陽極、ブザースイッチ(22)のブザースイッチ・NC接点(27)、ブザースイッチ・コモン(28)、ブザー(21)を通り電池1.5V(1)の陰極に接続されている状態、即ちこの状態ではブザー(21)に約2.8Vを印加して発音している状態である。同時にLED2(8b)も点灯しているが、キャパシタ2(7b)が放電するとLED2(8b)が消灯し、ブザー(21)の発音も低下する。二極双投スイッチ(17)が切り替わるとブザー(21)の音は止まるか極端に低下する。
ブザースイッチ(22)の接点をブザースイッチ・中間接点(26)に切り替えるとブザー(21)の発音を停止することが可能である。ブザースイッチ・コモン(28)がブザースイッチ・NO接点(25)を選択していればスイッチ1(3a)が切り替わった場合ブザー(21)が鳴る。このブザー回路(20)は付加回路として必要に応じて適用する。
次に図2に示す二回路LED点灯回路(29)に用いるLED点灯回路9(16d)について説明する。LED切り替えスイッチ1(39)及びLED切り替えスイッチ2(40)を切り替えた状態でこの回路により複数のLED点灯回路により1個のLED3(8c)を点灯させることが可能である。LED切り替えスイッチ1(39)を切り替えたときLED点灯回路1(15)により合成した電圧はダイオード3(2c)、抵抗器5(6c)経由でLED3(8c)を点灯させる。同様にLED点灯回路2(16)により合成した電圧はダイオード4(2d)、抵抗器5(6c)経由でLED3(8c)を点灯させる。この回路により複数のLED点灯回路で1個のLEDを点灯させることが可能である。
次に図3は図2を変形したさらに実用的なオンオフLED点灯回路(33)であり、円筒スイッチ(30a)又は汎用の単極双投スイッチ(17a)1個で2個LEDを交互に点灯させる例を示す。この回路の円筒スイッチ(30a)の接点を切り替えるとLED1(8a)とLED2(8b)が交互に点灯する。
まずLED1(8a)を点灯させる回路を説明すると、電池1.5V(1)から電流は次の様に流れる。電池1.5V(1)の陽極、抵抗器1(5a)、ダイオード1(2a)、キャパシタ1(7a)の陽極、キャパシタ1(7a)の陰極、円筒スイッチ(30a)のスイッチ1・コモン(11)、スイッチ1・NC(9)を通り電池1.5V(1)の陰極に戻る。よってキャパシタ1(7a)を充電する。
次にスイッチ1(3a)を切り替えると、電池1.5V(1)の電流は次の様に流れる。電池1.5V(1)の陽極、円筒スイッチ(30a)のスイッチ1・NO(10)、スイッチ1・コモン(11)、キャパシタ1(7a)の陰極、抵抗器3(6a)を通りLED1(8a)を点灯させ、電池1.5V(1)の陰極に戻る。
次にLED2(8b)を点灯させる回路を説明する。円筒スイッチ(30a)が切替ると、電池1.5V(1)から電流は次の様に流れる。電池1.5V(1)の陽極、円筒スイッチ(30a)のスイッチ1・NO(10)、スイッチ1・コモン(11)、キャパシタ2(7b)の陽極、キャパシタ2(7b)の陰極、抵抗器2(5b)、ダイオード2(2b)、を通り電池1.5V(1)の陰極に戻る。よってキャパシタ2(7b)を充電する。
次に円筒スイッチ(30a)を切り替えると、電池1.5V(1)の電流は次の様に流れる。電池1.5V(1)陽極、抵抗器4(6b)、LED2(8b)、キャパシタ2(7b)陰極、キャパシタ2(7b)の陽極、V字型組円筒スイッチ(30b)のスイッチ1・コモン(11)、円筒スイッチ・NC(9)を通って電池1.5V(1)の陰極に戻る。したがってLED2(8b)を点灯させることが可能となる。この回路は1個の円筒スイッチ(30a)単極双投スイッチ(17a)で二個のLEDを交互に点灯させることが可能であり回路の小型に役立つ。
図4に図2の変形である3V電源LED点灯回路(19)を示す。異なる個所は電源の電池1.5V(1)を電池3V(4)に変更して、LED1(8a)を2本直列接続にした事である。スイッチ1(3a)を切り替えるとLED点灯回路3(15a)で充電したキャパシタ1(7a)と電池3V(4)が直列回路を構成して、約5.8Vの電圧を発生して2個又は3個の直列のLED1(8a)を点灯させる事が可能である。
その後、スイッチ2(3b)を切り替えるとLED点灯回路4(16a)で充電されたキャパシタ2(7b)と3V電池が直列回路を構成して、約5.8Vの電圧を発生させ、2から3個直列のLED2(8b)を点灯させる事が可能である。ブザーにはスイッチ切り替え時に電池3V(4)の電圧を印加することが可能であるので図2の二回路LED点灯回路(29)と比較して音量の増大と持続を可能とする。同様に直列に接続した複数のLEDを点灯させることが可能である。
次に図5に図2の二回路LED点灯回路(29)を変形した3倍圧LED点灯回路(23)を示す。この回路はキャパシタ1(7a)及びキャパシタ2(7b)を2個直列に接続して、電池1.5V(1)の電圧に約2.6Vの電圧を重畳させて、約4.1Vの合成電圧を発生させて2本直列に接続したLED1(8a)を点灯することを可能とする回路である。さらに高い順方向電圧降下のLEDを点灯させるが可能である。
次に回路の説明をすると、電池1.5V(1)の電流は次の様に流れる。電池1.5V(1)の陽極、LED点灯回路5(15b)の抵抗器1(5a)、ダイオード1(2a)、キャパシタ1(7a)の陽極、キャパシタ1(7a)の陰極、スイッチ1(3a)のスイッチ1・コモン(11)、スイッチ1・NC(9)を通り電池1.5V(1)の陰極へ帰りキャパシタ1(7a)を充電する。
同時に電池1.5V(1)の電流は電池1.5V(1)の陽極、LED点灯回路6(16b)の抵抗器2(5b)、ダイオード2(2b)、キャパシタ2(7b)を通りスイッチ2(3b)のスイッチ2・コモン(14)を通りスイッチ2・NO(13)を通り電池1.5V(1)の陰極へ帰りキャパシタ2(7b)を充電する。
スイッチ1(3a)とスイッチ2(3b)は二極双投スイッチ(17)であり、同時に切り替わるので電池1.5V(1)及びキャパシタ1(7a)及びキャパシタ2(7b)は直列となり、電池1.5Vと2個のキャパシタの電圧が合成され、抵抗器3(6a)を通って2本の直列のLED1(8a)を点灯させる。キャパシタ1(7a)及びキャパシタ2(7b)が放電すると2本直列のLED1(8a)は消灯する。スイッチを元に戻してキャパシタ1(7a)及びキャパシタ2(7b)を充電する。電池とキャパシタの合成電圧がLEDの順方向降下電圧より2倍以上高い場合は図5の様にLEDを2本直列にして点灯させることが可能である。合成電圧がさらに高い場合は抵抗器3(6a)及び順方向降下電圧の高いシリコンダイオードを直列に接続してLEDに対する印加電圧を適正に調整することが可能である。また抵抗器3(6a)を定電流ダイオードに置き換える事も可能である。二極双投スイッチを二極三投スイッチにしてLED点灯回路5(15b)と同等の回路を追加することによりさらに約1.3V上昇させた合成電圧を得ることが可能となり、二極多投スイッチと複数のLED点灯回路6(16b)によってさらに高い電圧を得る事が可能となる。さらに二極双投スイッチ(17)のNC接点およびNO接点を対照的に構成した3倍圧LED点灯回路(23)を追加することにより、短い消灯時間でLEDを点灯させることが可能である。
図6に図2を変形したリードスイッチLED点灯回路(24)を示す。この回路は二極双投スイッチの替わりに後述するリードスイッチを用いた回路の例であり、リードスイッチの取り付け位置を円筒容器(50)の両端から距離を置いて設置した図12の円筒リードスイッチ2(58)又は図13の円筒リードスイッチ3(59)を用いる。すなわち円筒容器(50)が傾くと磁石(48)が移動し、リードスイッチ1(46)及びリードスイッチ2(47)は磁石(48)の通過した時の短時間にONとなる。この図6の回路は図2の回路と同様にキャパシタ1(7a)に電池1.5Vのエネルギーが充電されているとして、図12の様に磁石(48)がリードスイッチ1(46)の取り付け位置を通過すると、図6のLED点灯回路7(15c)のリードスイッチ1・NO(46a)がONとなる。これにより電池1.5V(1)とキャパシタ1(7a)の直列回路によって約2.8Vの電圧を抵抗器3(6a)及びLED1(8a)の直列回路に印加して点灯させる。この時リードスイッチ1・NO(46a)を経由して電池1.5Vのエネルギーが抵抗器1(5a)で短時間消費される。抵抗器1(5a)の抵抗値をキャパシタが充電出来る範囲内で高く設定しておけば短時間に微小電流がながれ、電池1.5V(1)のエネルギー消費量は僅かであり、回路が簡素化できる利点がある。磁石(48)が移動してリードスイッチ2(47)を導通させると同様にLED点灯回路8(16c)によりLED2(8b)が点灯する。
ここまで説明した各種LED点灯回路の一部または全部を集積回路化することによってさらに小型化が可能となりアクセサリーなど小型機器への適用範囲が広がる。又LED1(8a)又はLED2(8b)をパルス点灯回路内蔵の高輝度LEDモジュールに置き換えることも可能である。電池1.5V(1)に代わるものとして太陽電池とキャパシタの組み合わせが考えられる。
図7に本発明の一部である金属円筒と金属球と電極で構成した円筒スイッチ(30a)及び二極双投スイッチ(17)に相当する働きをする二極双投組円筒スイッチ(30e)を示す。図8は円筒スイッチの斜視図、一部破断図であり、金属球(36)を金属円筒(31)に封入し、金属円筒(31)の両端に絶縁体(54)を挟んでスイッチ1・NC(9)の電極及びスイッチ1・NO(10)の電極を設置した構造とする。
金属円筒(31)の内径より僅かに小さい直径の金属球(36)は金属円筒(31)が傾くと矢印で示すような金属球の動き(37)を生じ、金属円筒(31)が左に傾くと金属球(36)スイッチ1・NC(9)と接触する。金属円筒(31)はスイッチ1・コモン(11)とする。この円筒スイッチ(30a)を2組並行に並べると図7に示す組円筒スイッチ(30e)となる。これにより二極双投スイッチ(17)に近い働きをさせることが可能である。材質によってはスイッチ1・NC(9)スイッチ1・NO(10)及び金属円筒(31)及び金属球(36)の低い接触抵抗を維持する為に接触面に金メッキを施す。コモンとして使う金属円筒の代わりにフレキシブルプリント基板を円筒状にした物又は絶縁物の円筒例えばプラスチック円筒の内側に導電膜を張り付けた物又は電極として導線を通した絶縁円筒が考えられる。用途に応じて円筒スイッチ(30a)の大きさ、スイッチ1・NC(9)とスイッチ1・NO(10)の距離を調整する。この1個のスイッチを便宜上、円筒スイッチ(30a)と呼ぶ。使用上衝撃が大きい場合には金属円筒を緩衝材で保持するか又は絶縁体(54)を緩衝材にして各電極と金属球(36)の摩耗または劣化を少なくさせる。金属円筒(31)の中間部を僅かに太くして、金属球(36)が移動する時に抵抗を受けさせ、円筒スイッチ(30a)を水平にした時に金属球(36)を中間に留めて、キャパシタの充電とLEDの点灯を休止させることも可能である。
図9に円筒スイッチ(30a)及び二極双投組円筒スイッチ(30e)の回路図を示す。円筒スイッチ(30a)は単独または複数で構成することが可能であり、応用例として図31に示す非常灯(120)に応用して水平から垂直までの間の適度な角度を持たせV字型に配置したV字型組円筒スイッチ(30b)を組み込む。又は例えば適度な角度を持たせ放射状に配置した放射状組円筒スイッチ(30c)を組み込むことが考えられる。また図30に示すようにX方向及びY方向及びZ方向にそれぞれ直角に配置したXYZ組円筒スイッチ(30d)又は図19に示す杖用LED点灯回路モジュール2(79b)の二回路LED点灯回路(29)用として配置する二極双投組円筒スイッチ(30e)などの応用が考えられる。
図10に円筒容器とリードスイッチと磁石による円筒リードスイッチ1(55)の斜視図、一部破断図を示す。非磁性体である円筒容器(50)に磁石(48)を封入し円筒容器(50)の両端にリードスイッチ1(46)とリードスイッチ2(47)を取り付ける、球形の磁石(48)は円筒容器(50)の傾き及び震動によって磁石の動き(41)の様に左右に移動する。リードスイッチ1(46)またはリードスイッチ2(47)は磁石(48)が近づけば磁力線(49)によって交互に導通状態となる。便宜上この1個のスイッチを円筒リードスイッチ1(55)と呼び単極双投スイッチ(17a)または円筒スイッチ(30a)と置き換えて使用が可能である。また2個以上組み合わせた物を組円筒リードスイッチと呼び、2個組み合わせた物は図2の二極双投スイッチ(17)として使用することが可能である。図11に円筒リードスイッチ1(55)の回路図を示す。
図12はリードスイッチ1(46)及びリードスイッチ2(47)を円筒容器の端面から内側に移動して設置した構成を示す。この例では各リードスイッチは磁石(48)の移動時に一瞬導通状態となる。これを円筒リードスイッチ2(58)と呼ぶ。この構成は図2の二回路LED点灯回路(29)のスイッチ1(3a)及びスイッチ2(3b)の代替として用いることが可能である。図12の円筒リードスイッチ2(58)は図6のリードスイッチLED点灯回路(24)のスイッチとして用いることが可能である。図13はリードスイッチ1(46)を円筒容器(50)の中間に1つだけ設置した例であり、円筒リードスイッチ3(59)と呼ぶ。このスイッチを2個用いて図6のLED点灯回路7(15c)及びLED点灯回路8(16c)に用いることが可能である。
図14に円筒スイッチ(30a)を変形した、円筒容器と金属球と電極で構成したスイッチを示す。このスイッチを便宜上ボールスイッチ(60)と呼ぶ。金属球(36)は容器(61a)の内側を移動可能であるので、容器(61a)が傾くと傾いた方向に金属球(36)が転がり、容器の内壁(61b)に接触する。容器の内壁(61b)にはスイッチ1・NC(9)に相当する金属膜または導電性膜とスイッチ1・NO(10)に相当する金属膜が交互に隙間をおいて貼り付けてある。容器の底面の半分の面積にはそれぞれスイッチ1・コモン(11)およびスイッチ2・コモン(14)電極に対応する金属膜を貼り付けてある。スイッチ1側の説明をすると、スイッチ1・NC(9)とスイッチ1・NO(10)の電極間は十分な間隔があり金属球(36)によって短絡しない構造とする。金属球(36)がスイッチ1・コモン(11)の上を移動して容器の内壁(61b)のスイッチ1・NC(9)に接触したあと、スイッチ1・NO(10)に接触すればスイッチとして働く。各電極は個別のスイッチとして用いても良いし、図16のスイッチ1・NC(9)又はスイッチ1・NO(10)の様に共通化しても良い。
図14の容器(61a)の中心部の筒(65)にはスイッチ1・NC(9)及びスイッチ1・NO(10)を張り付けても良いし、容器(61a)が小型の場合は中心部の筒(65)を省いても良い。容器が大型の場合は仕切り板によって分割して複数の回路を駆動するスイッチとして採用することも可能である。底面のコモンは分割しないで、ボールスイッチ(60)を2個並べるか、重ね合わせる事により図2及び図4に示す二極双投スイッチ(17)と置き換えることも可能である。底面のスイッチ1・コモン(11)及びスイッチ2・コモン(14)は通常水平とするが、中心部分を周辺部より高低差をつけ傾斜に対して感度調整を行うことが可能である。中心部に窪みをつけ僅かな振動に対して感応しないようにすることが可能であり、振動センサーとして使用する場合は調整が必要である。傾きセンサーとして使用する場合、中心部に水準器(51)、水平検出電極(67)を設置する。図16はボールスイッチ(60)の回路図及びLED点灯回路10(16e)の接続例である。この接続によりボール36が移動した時LED1(8a)が点滅する。
図15はボールスイッチ(60)を板状の薄い形に変形したカード型ボールスイッチ1(70)であり、カード型の表示器用のLED点灯用スイッチに応用可能である。カード型容器(72)の容器曲線部分(77)の半分の面積にスイッチ1・コモン(11)を配置する、カード型容器裏面板(75)の内側にスイッチ1・NC(9)及びスイッチ1・NO(10)の各電極を交互に配置して、金属球(36)が移動する事によりスイッチ1・コモン(11)とスイッチ1・NC(9)またはスイッチ1・コモン(11)とスイッチ1・NO(10)が導通するのでスイッチとして用いることが可能となる。
カード型容器(72)の容器曲線部分(77)の半分の面積にスイッチ2・コモン(14)を配置する、カード型容器前面板(76)の内側にスイッチ2・NC(12)及びスイッチ2・NO(13)の各電極を交互に配置して、金属球(36)が移動する事によりスイッチ2・コモン(14)とスイッチ2・NC(12)またはスイッチ2・コモン(14)とスイッチ2・NO(13)が導通するのでスイッチとして使用することが可能となる。各コモン電極を容器曲線部分(77)の左右に分割することが考えられ、各電極をカード型容器前面板(76)またはカード型容器裏面板(75)の前後どちらか一方に設置することも考えられる。容器曲線部分(77)の幅は用途に応じて調整する。容器曲線部分(77)は直線でも良い。金属球(36)の大きさはカード型容器の厚みより僅かに小さく、移動しやすく且つ、各電極に接触しやすい大きさとする。カード型容器の外形形状は角型または円形または半円形又は扇形またはハート型など用途に応じて変更する。
図17に図15のカード型ボールスイッチ1(70)を変更したカード型ボールスイッチ2(71)を示す。カード型ボールスイッチ1(70)と異なる点は、容器曲線部分(77)及びカード型容器裏面板(75)の内側にスイッチ1・NC(9)、スイッチ1・コモン1(11a)、スイッチ1・NO(10)、スイッチ1・コモン2(11b)を交互に配置して図14の様に金属球がコモンと各接点を短絡してスイッチの働きをさせることが可能である。カード型ボールスイッチ1(70)と同様に各電極はメッキまたは接着した薄膜金属板または印刷基板を張り付けたものでも良く、接触面には金メッキを施す。金属球(36)にも金メッキを施して接触抵抗を下げる。さらに構成と用途によって金属球(36)の大きさ及び各接点の数を調整する。容器曲線部分(77)の形状、厚み、深さは用途に応じて変更する。
図18にカード型ボールスイッチ2(71)の回路図及びLED点灯回路の接続例を示す。図18に示すようにスイッチ1・コモン1(11a)とLED点灯回路1(15)の接続例の様に、各コモンにそれぞれ各種LED発光回路を接続するか、いくつかのコモンを共通化して各種LED点灯回路に接続する。
これらの各種LED点灯回路及び各種スイッチは手動による電源スイッチ又は点灯スッチが不必要なLEDの表示器及び投光器及び照明器具の構成要素であり、ここで説明した例の種々の組み合わせ及び省略は本特許の範囲とする。
発明の効果
本発明により、一般的な電源である1.5V電池1本で図2に示す様な二回路LED点灯回路(29)によってLEDを点灯させる事が可能となる。従来の電池2本又は3本による電源に比較して接触箇所が少ないため信頼性が高い装置が提供できる。また図4に示す3V電源LED点灯回路(19)であれば電池1本で2本直列のLEDを点灯させることが可能であり、さらに高い電圧が必要な高輝度LEDを点灯させることも可能となる。さらに1.5Vより低い電源を用いてLEDを点灯させることも可能となる。さらに集積回路及び電源スイッチを必要としない単純で操作しやすい機器を広範囲に提供することが可能となる。キャパシタの放電により一定時間で消灯するので省エネルギーに貢献できる。
本発明の一部であり図7に示す円筒スイッチ(30a)又は二極双投組円筒スイッチ(30e)または図10に示す円筒リードスイッチ1(55)又は図14に示すボールスイッチ(60)又は図15に示すカード型ボールスイッチ1(70)又は図17に示すカード型ボールスイッチ2(71)等、又は汎用スイッチなどを単独又は複数個を組み込んだ簡素で小型で安価なLEDの点灯回路を含んだ機器を提供することが可能となる。
以下はその応用例と発明の効果について述べる。図19は図3のオンオフLED点灯回路(33)を杖(80)に装着した光る杖1(78a)の例であり、歩行補助用杖の先端すなわち石突き(81)の中心部にマイクロスイッチなどの単極双投スイッチ(17a)を装着して電池1.5V(1)及びLED1(8a)及びLED2(8b)を杖の本体に装着して杖用LED点灯回路モジュール1(79a)とする。杖を押し下げた時及び上げた時にLED1(8a)及びLED2(8b)が交互に点灯する。単極双投スイッチ(17a)の代わりに上下震動を感知する円筒スイッチ(30a)に置き換えることが可能である。LED1(8a)及びLED2(8b)は杖の本体の任意の各方向に設置して周囲へ発光させることが可能である。各LEDは一定時間が経過すると消灯するので電源スイッチや点灯スイッチが不必要となる。
次は杖(80)の柄(82)に二回路LED点灯回路(29)及び二極双投組円筒スイッチ(30e)及び電池1.5V(1)及びLED1(8a)及びLED2(8b)を収納して杖用LED点灯回路モジュール2(79b)として設置した例である。杖を前後に振った時にLED1(8a)及びLED2(8b)が交互に点灯する。キャパシタ1(7a)又はキャパシタ2(7b)を大容量に変更することによって杖(80)の柄(82)の先端に設置したLED1(8a)又はLED2(8b)の点灯時間を長くして、暗闇でのドアの鍵の位置を確認すること又は夜間に於けるバス停の時刻表など確認に役立つ。
図2のブザー回路(20)のブザー(21)から発音するタイミングの選択がブザースイッチ(22)で可能である。杖を押し下げた時または上げた時のどちらかでブザーを鳴動させるかの選択を行う。このブザー発音機能により周囲の注意を促ことが可能となる。例えば杖(80)から手を離した時にブザー連続して鳴動させる事が可能となり事故の予防や軽減に役立つ。
図20は杖(80)にボールスイッチ(60)及び二回路LED点灯回路(29)及び複数のLED1(8a)及び複数のLED2(8b)及び電池1.5V(1)を杖用LED点灯回路モジュール3(79c)として組み込んだ、光る杖2(78b)の例である。この装置は杖(80)の前後の振りと上下の震動により、ボールスイッチ(60)の金属球(36)が移動して。複数のLED1(8a)及びLED2(8b)を点灯させる例である。杖用LED点灯回路モジュール3(79c)は予め杖(80)に組み込む構造又は2分割して後から装着する構造が可能である。図20はボールスイッチ(60)を組み込んだ杖用LED点灯回路モジュール3(79c)拡大図及び透視図である。この様にモジュール化する事より簡単に杖に組み込む事と既存の杖やスポーツ用ストックに装着することが可能である。
次の応用例として図22に傘の先端にボールスイッチ(60)及び複数のLED1(8a)及びLED2(8b)電池1.5V(1)及び二回路LED点灯回路(29)を傘用LED点灯回路(95)として組み込んだ、光る傘(89)の例を示す。歩行時の傘(90)の揺れによりボールスイッチ(60)内の金属球(36)が移動して、傘(90)の石突き(91)に装着したLED1(8a)及びLED2(8b)及び傘(90)の骨(94)の先端のLED1(8a)又はLED2(8b)を発光(83)させる。さらに発光(83)をプラスチックなど導光板や導光器(99a)によって光りを導き光ファイバー先端(93a)の先端を発光(83)させる。光ファイバー(93)自体を発光(83)させて、光る傘として雨天や夜間時には他の歩行者および車両運転者の注意を促すことも可能である。同様の構成により光るヘルメット又は光る帽子又は光る衣服又は交通誘導灯に応用する事が可能であり、夜間の作業や倉庫の作業での安全性向上に寄与する。
図24及び図25及び図26にアクセサリーに応用する例を示す。図24は光る指輪(110)の例で、小型のボールスイッチ(60)及びボタン型の電池1.5V(1)及び超小型のLED1(8a)及びLED2(8b)を宝飾(111)とともに配置した例であり、図25にモジュール化した汎用用LED点灯回路モジュール1(101)の拡大図、一部破断図を示す。指輪装着者の手の動きによりボールスイッチ(60)の金属球(36)が移動し、二回路LED点灯回路(29)により宝飾(111)の間のLED1(8a)及びLED2(8b)が点滅する。これにより疑似的に宝飾が輝いているように見せる事が可能である。さらに二回路LED点灯回路(29)をオンオフLED点灯回路(33)に置き換えてより多くのLEDを点滅させることが可能である。
図26に光るペンダント(112)に応用した例を示す。光る指輪(110)と同様にペンダントの装着者の動きによってLED1(8a)及びLED2(8b)が点滅する。汎用LED点灯回路モジュール1(101)又は汎用LED点灯回路モジュール2(102)によってブローチ又はブレスレット又は髪飾りなどのアクセサリー又はキーホルダー又は携帯電話器用ストラップ又は腕時計又はペットの首輪にも応用可能である。図7で示した円筒スイッチ(30a)または二極双投組円筒スイッチ(30e)又は図15で示したカード型ボールスイッチ1(70)または図17で示したカード型ボールスイッチ2(71)をボールスイッチ(60)の代わりに用いることにより薄型のアクセサリーや多種の形状に対応出来る。ペンダントに用いる汎用LED点灯回路モジュール1(101)の下側に連結した汎用LED点灯回路モジュール2(102)はボールスイッチ(60)及びオンオフLED点灯回路(33)を設置した例である。ボールスイッチ(60)を垂直にして透明な窓で被って金メッキした金属球(36)が移動する状態を示せば、より豪華である。
図27に光る風鈴に応用した例を示す。光る風鈴(118)は短冊(119)が風によって不定期に震動(116)して汎用LED点灯回路モジュール1(101)が震動してLED1(8a)及びLED2(8b)が点滅し、風鈴(117)のガラスを通して発光(83)するので従来の風鈴とは異なる感覚を味わえる。
汎用LED点灯回路モジュール1(101)の他への応用例として展示物の補助用品がある。メニューや商品説明書や注意書にLEDを装着して通風や外部の震動によりLEDが点滅させる。これにより鑑賞者及び購買者の注目度を高めることが可能となる。
次にオンオフLED点灯回路(33)を文具に応用する例として図28に示す光るペン(96)を示す。ペン(96a)の内部に電池1.5V(1)及び円筒スイッチ(30a)及び電気二重層キャパシタ1(125a)及び電気二重層キャパシタ2(125b)を含むオンオフLED点灯回路(33)及びLED4(8d)及びLED5(8e)を設置する。まずペンを上下反転してLED5(8e)を点灯させ、透明樹脂などの導光器(99a)によって発光(83)を導光器透明部(99b)からペン先1(97a)又は先端に設けたボールペン又はシャープペン又は消しゴム又は万年筆等の下側先端周囲に照射するので、暗所における筆記を可能とする光るペン(96)を提供できる。現在LED5(8e)が点灯していると仮定すると、時間が経過して電気二重層キャパシタ2(125b)が放電するとLED5(8e)の発光(83)が弱くなる。光るペン(96)を反転すると円筒スイッチ(30a)のボールが移動して接点が切り代り、充電していた電気二重層キャパシタ1(125a)によりLED4(8d)を点灯させる。使用が終わった後に光ペン(96)を放置しても電気二重層キャパシタ1(125a)又は電気二重層キャパシタ2(125b)が放電するまでLED4(8d)又はLED5(8e)が点灯する。光るペン(96)を上下反転する事により導光器透明部(99b)から繰り返し発光させることが可能となる。
次に二回路LED点灯回路(29)及びXYZ組円筒スイッチ(30d)を玩具に応用する例として図29の光るボール(114)を示す。ボール(113)の中心部に充填剤(115)で固定した複数の円筒スイッチ(30a)で構成した図30に示すXYZ組円筒スイッチ(30d)及び二回路LED点灯回路(29)を装着してボールの震動(116)や回転によって不定期にLEDを点滅、発光(83)させるものである。従来のボールより楽しくまた刺激的である。図29は光るボール(114)の一部破断図である。ボールの中心部に円筒スイッチ(30a)をXYZ方向に直角に配置したXYZ組円筒スイッチ(30d)を設置した例である。図30はXYZ組円筒スイッチ(30d)の拡大図、一部破断図である。XYZ組円筒スイッチ(30d)をボールスイッチ(60)に置き換えても良い。他の玩具への応用例としてボールスイッチ(60)をヨーヨーなどの回転を利用した玩具や遊具の中心付近に配置して従来の遠心力による機械的な接点による白熱電球や電子回路によるLEDの点灯方式を置き換えて光るヨーヨーを構成することが可能となる。
その他の例としてはクリスマスツリーへの飾り付けであり、ツリーの先端や枝に図26のペンダントと同様の汎用LED点灯回路モジュール1(101)又は汎用LED点灯回路モジュール2(102)を吊し、風や震動でLED点灯させる例であり、より豪華である。背の高いクリスマスツリーの場合、電線を必要としないので設置と維持が楽になる。
次の応用例として靴の踵部分又は周辺にペンダントと同様に汎用LED点灯回路モジュール1(101)又は汎用LED点灯回路モジュール2(102)を埋め込み、歩行時の震動により点滅する靴を可能とする。これにより夜間の歩行の安全を高めることが可能である。
さらに本装置の応用例として図24の光るペンダントや図27の光る風鈴や図29の光るボール(114)と同様の構造の表示器を庭先やベランダ等に設置して自然の風による外力で複数のLEDを発光させて鳥や小動物の家屋侵入を防止させることにも利用できる。これらの装置を屋外に設置する場合は電源として用いる電池1.5V(1)の代わりに太陽電池とキャパシタを使用することが考えられる。
図33に汎用の押しボタンスイッチ(129)に表示器を組み込んだ照光押しボタンスイッチ(130)の例を示す。これにより、押しボタンスイッチ(129)を押した瞬間にLED1(8a)又はLED2(8b)が点灯し、スイッチの先端または周囲が光って押した事が確認できるので必要以上の圧力で押すことを防止出来る。他に表示器があって状態が容易に確認できる装置などの場合はスイッチの表示灯が点灯し続ける必要がないので省エネルギーに寄与する。照光押しボタンスイッチ(130)は図32に示す様に二回路LED点灯回路(29)を押しボタンスイッチ(129)のスイッチ内部に組み込むか又はスイッチの周辺に用意する。ONの場合とOFFの場合で表示色を違えたい場合、例えばLED1(8a)とLED2(8b)を赤色または緑色等、異なる発色にする。外部にスイッチの状態を電圧で送出したい場合は図2に示す様に二極双投スイッチ(17)のスイッチ1(3a)のスイッチ1・コモン(11)とスイッチ1・NC(9)を使用して外部出力端子(32)から0Vと電源電圧を送出することが可能なスイッチを構成できる。
図34にカード型ボールスイッチ1(70)を用いて光る名札(135)に応用した例を示す。名札装着者が歩行する時にカード型ボールスイッチ(70)の金属球(36)が移動して二回路LED点灯回路(29)を薄い構造にした名札用LED点灯回路(130)により表示器のLED1(8a)及びLED2(8b)を点灯させる。これによって点灯するLEDの色又は数または箇所により装着者の概略の区別が容易になる。光る名札(135)としてパーティーまたは会議または展示会用としてアクセサリー感覚で華やかな雰囲気を演出できる。名刺又は姓名など記入した名札(136)を表面に装着してストラップ(137)により首から下げるか着衣にピンで留めて使用する。歩行時に発光するLEDの色又は個数又は箇所により装着者の分類が容易になる。
また長時間LEDを点灯させる応用例として非常灯や懐中電灯などに応用が可能である。図2の二回路LED点灯回路(29)及びキャパシタ1(7a)をファラッド級の電気二重層キャパシタ1(125a)または大容量の電解キャパシタ等に替えて数分間以上の点灯時間を可能とした例である。電気二重層キャパシタ1(125a)は電解キャパシタなどに比較して非常に小型で大容量であるので装置の小型化が可能となる。
長時間LED点灯の他の応用例として二回路LED点灯回路(29)と二極双投スイッチ(17)をドアに装着することが考えられる。ドアの開閉時に照明用にLEDを一定時間点灯させることが可能であり、機器の内部照明や倉庫の照明を電源の配線を必要とせずに簡易に行うことが可能となる。
次に図31に非常灯(120)に応用した例を示す。照明用に円筒スイッチ(30a)をV字形に配置したV字型組円筒スイッチ(30b)とする。さらに二回路LED点灯回路(29)と照明用のLED4(8d)及びLED5(8e)で構成した照明用LED点灯回路モジュール1(121a)を非常灯容器(123)に組み込んで非常灯(120)とする。V字の角度は円筒スイッチ(30a)の個数や点灯させるLEDの個数などによって変更可能である。
警報用の放射状組円筒スイッチ(30c)はお互いに水平に近い構造としてあるので、震動に敏感であり、地震の場合、警報用としたLED1(8a)を及びLED2(8b)点滅させる。その後、非常灯が転倒した場合又は使用者が非常灯(120)を傾けることによって一定時間、照明用としたLED4(8d)を点灯させる。徐々に照明用のLED4(8d)の照度が低下する。
その後、非常灯を回転させて他の円筒スイッチ(30a)の金属球(36)を移動させて接点を切り替え、一方のLED5(8e)を点灯させる。照明用のLED5(8e)を消灯する場合は非常灯(120)を図31の様に垂直に戻すと円筒スイッチ(30a)の金属球(36)がNCに戻り、消灯して電気二重層キャパシタ1(125a)及び電気二重層キャパシタ2(125b)を充電する状態となる。よって電源スイッチの必要の無い非常灯を構成する事が可能となる。非常灯(120)を転倒させた状態で放置してもキャパシタ1(7a)またはキャパシタ2(7b)が放電すれば照明用のLED4(8d)又はLED5(8e)に徐々に電流が流れなくなり、最終的には電流が流れなくなる。よって電池1.5V(1)の消耗を防ぐことが出来る懐中電灯及び非常灯を構成することが可能となる。照明用LED点灯回路モジュール1(121a)を電池1.5(1)と同じ形状と寸法にすることにより従来の電池1.5V(1)2本を使用する従来の懐中電灯または非常灯容器(123)を利用することが可能となる。また反射鏡(122)の裏側の空間に3V電源LED点灯回路(19)を納めて照明用LED点灯回路モジュール2(121b)として電池1.5V(1)を2本用いて2本直列のLEDを点灯させることも可能である。非常灯(120)を振る事によって全てのLEDが点滅して非常時の表示に有効である。
図35に自転車の補助照明器として幾つかの例を示す。本発明は自転車や車両の補助照明や補助表示器として利用できる。自転車の照光器は従来、夜間には発電器をタイヤに接触させ回転させ、発電エネルギーによって白熱電球を点灯させていたが近年は車輪の軸に組み込んだ発電器によって夜間にはセンサーによって自動的に白熱電球又はLEDを点灯させる方式もある。また発電器を使用せず電池とLEDによる照明を行う場合もある。発電器を使うと運転者はペダルが重くなり余計なエネルギーを消費して疲れる。電池と電球又はLED照明の場合スイッチ操作が必要である。自転車は正面に照光器があり、正面からは自転車を認識しやすいが、横又は後方からは認識しにくく、従来から使われている反射器では十分とは言えない。本発明によれば電源スイッチを必要とせず、1本の電池でLEDを点滅させて前後左右にLEDを発光させることが可能となる。さらに反射器と組み合わせると効果を向上させることが可能となる。
一番目の例として二輪車用LED点灯回路モジュール1(140a)を車輪1(143a)のスポーク(144)の間に装着して、車輪1(143a)が回転するとボールスイッチ(60)内部の金属球(36)が回転して、スイッチ1・コモン(11)及びスイッチ1・NO(10)又はスイッチ1・NC(9)の接点間を移動し、オンオフLED点灯回路(33)によってLED1(8a)及びLED2(8b)を点滅させる。各LEDは二輪車用LED点灯回路モジュール1(140a)の円周及び側面に設置するので従来の反射器と比較して全方向から認識され易くなる。よって道路を横断する時に歩行者や車両の注意を促す事が可能となる。
二番目の例として二輪車用LED点灯回路モジュール2(140b)を自転車の前輪のフロントフォーク(142b)部分に装着する。車輪2(143b)のスポーク(144)には1個又は複数の磁石(48)を装着する。車輪2(143b)が回転すると磁石(48)も移動して二輪車用LED点灯回路モジュール2(140b)の近くを通過する。リードスイッチ1(46)又はリードスイッチ2(47)とリードスイッチLED点灯回路(24)の組み合わせによりLED1(8a)及びLED2(8b)を点滅させることが可能である。
三番目の例は二輪車用LED点灯回路モジュール3(140c)をハンドル又は連結部分(142a)に取り付ける事である。二輪車用LED点灯回路モジュール3(140c)にはボールスイッチ(60)が内蔵されていて、自転車運転時にはハンドルが左右に振れることにより金属球(36)が回転して二回路LED点灯回路(29)によってLED1(8a)及びLED2(8b)が点滅する。キャパシタ1(7a)を電気二重層キャパシタ1(125a)に、キャパシタ2(7b)を電気二重層キャパシタ2(125b)にする事によってLEDの点灯時間を長くすることが可能であり照光器として使用可能となる。
四番目の例として二輪車用LED点灯回路モジュール4。(140d)をサドル(141)や車輪1(143a)の泥除けになど、二輪車の後方に表示する為である。特にサドル(141)は震動しやすいのでボールスイッチ(60)の金属球(36)が回転して二回路LED点灯回路(29)によってLED1(8a)及びLED2(8b)が点滅する。二輪車用LED点灯回路モジュール4(140d)は自転車後尾の反射器と共に用いることが可能である。この応用の特徴は自転車の後部へLEDを発光させ注意を促すことが可能となる。これらの4種類の装置の電源を電池1.5Vから1.5V以下の低い電池又は低電圧の発電器又は太陽電池とキャパシタの組み合わせに等に変更することが可能である。
防犯用警報システムの応用としては二回路LED点灯回路(29)の可視光のLED1(8a)又はLED2(8a)を赤外光LED1(150a)に置き換える。赤外光LEDは順方向降下電圧が低いので赤外光LEDを2本直列に接続するか動作確認用を兼ねて装置内部に設置した可視光LEDと赤外光LEDを直列に接続して印加する電圧の調整を行う。これを赤外光発光モジュールとして、赤外光受光器と組み合わせて得たシャッター信号によりカメラを作動させることや防犯用機器または警報器として応用が可能である。
図36に赤外光LED1(150a)を発光させる警報発光器モジュール1(148a)及び赤外光LED2(150b)を発光させる警報発光器モジュール2(148b)による防犯警報システム(160)の例を示す。美術品などの展示物1(145a)及び又は宝石など展示物2(145b)がショーケース1(146a)及びショーケース2(146b)に展示されているとする。ショーケース1(146a)とショーケース2(146b)の構成は同等であるのでショーケース1(146a)を代表として説明する。ショーケース1(146a)の内部に警報発光器モジュール1(148a)を納める。同時にショーケース1(146a)の内部又は近傍又に動作確認用発光器1(159a)を備える。
動作確認用発光器1(159a)の赤外光LED3(150c)からは周期的に短いパルス状の赤外光(164)を発生させて、常に警報受光器1(149a)の受光機能の確認を行う。仮に動作確認用発光器1(159a)からの発光を妨げたりして赤外光受光器1(151a)が赤外光(164)を受取れなかった場合には警報受光器1(149a)がエラー信号を発生して警報信号1(155a)を発生する。展示物に手を触れると震動によりボールスイッチ(60)が感応して警報発光器モジュール1(148a)の赤外光LED1(150a)より赤外光(164)を発光させて赤外受光器1(151a)が受光すると増幅器1(152a)で電気信号に変換して、シャッター信号1(163a)を発生させてカメラ1(162a)を動作させる。同時に警報信号検出保持回路1(154a)で警報信号1(155a)が保持される。それにより警報受光器1(149a)から警報信号1(155a)を発生して警報盤(156)で受取り警報表示器(157)を点灯する。警報信号保持解除スイッチ1(153a)によりエラーまたは警報信号を解除することが可能となる。警報盤(156)から外部警報信号(158)を送出するので他の警報システムと組み合わせることが可能である。本システムの警報発光器モジュール1(148a)及び警報発光モジュール2(148b)は電池で動作するので電源用電線が不要であるが、疑似電源線(161)を付属させることも考えられる。また赤外光(164)を用いているので他者に発光が認識されない為に密かに防犯システムを構築することが可能となる。
発明の実施のための最良形態
以下、図により本発明の実施の形態を説明する。
(イ)本発明、請求項1の低電圧電源によるLED点灯回路を構成するためには第1番目回路例として図2の回路図に基づき電子回路基板にダイオード1(2a)、抵抗器1(5a)、抵抗器3(6a)、キャパシタ1(7a)、LED1(8a)をLED点灯回路1(15)として基板に組み込む。次にダイオード2(2b)抵抗器2(5b)、抵抗器4(6b)、キャパシタ2(7b)、LED2(8b)をLED点灯回路2(16)として組み込む。次にLED点灯回路1(15)に二極双投スイッチ(17)のスイッチ1(3a)を接続する。LED点灯回路2(16)に二極双投スイッチ(17)のスイッチ2(3b)を接続して二回路LED点灯回路(29)を構成する。最後に電池1.5V(1)を接続する。
第2番目の回路例としてオンオフLED点灯回路(33)を構成する為には図3に基づき電子回路基板に電池1.5V(1)、抵抗器1(5a)、抵抗器2(5b)、ダイオード1(2a)、ダイオード2(2b)、キャパシタ1(7a)、キャパシタ2(7b)、抵抗器3(6a)、抵抗器4(6b)、LED1(8a),LED2(8b)円筒スイッチ(30a)を組み込む。必要に応じて円筒スイッチ(30a)の代わりにマイクロスイッチなどの単極双投スイッチ(17a)に置き換える。
第3番目の回路例として3V電源LED点灯回路(19)を構成する為には図4に基づき電子回路基板に抵抗器1(5a)、ダイオード1(2a)、キャパシタ1(7a)、抵抗器3(6a)、2本のLED1(8a)を直列に組み込んでLED点灯回路3(15a)とする。
次に抵抗器2(5b)、ダイオード2(2b)、キャパシタ2(7b)、抵抗器4(6b)、LED2(8b)を直列に二本を組み込みLED点灯回路4(16a)とする。LED点灯回路3(15a)及びLED点灯回路4(16a)に電池3V(4)、ブザー回路(20)を組み込む。
第4番目の回路例として3倍圧LED点灯回路(23)を構成する為には図5に基づき電子回路基板に抵抗器1(5a)、ダイオード1(2a)、キャパシタ1(7a)を組み込みLED点灯回路5(15b)とする。次に抵抗器2(5b)、ダイオード2(2b)、キャパシタ2(7b)、抵抗器3(6a)、LED1(8a)を直列に2本を組み込んでLED点灯回路6(16b)とする。LED点灯回路5(15b)及びLED点灯回路6(16b)に電池1.5V(1)、二極双投スイッチを組み込む。
次にリードスイッチLED点灯回路(24)を構成する為には図6に基づき電子回路基板にダイオード1(2a)、抵抗器1(5a)、抵抗器3(6a)、キャパシタ1(7a)、LED1(8a)をLED点灯回路7(15c)として基板に組み込む。次にダイオード2(2b)抵抗器2(5b)、抵抗器4(6b)、キャパシタ2(7b)、LED2(8b)をLED点灯回路8(16c)として組み込む。次にLED点灯回路7(15c)に円筒リードスイッチ2(58)のリードスイッチ1(46)を接続する。LED点灯回路8(16c)に円筒リードスイッチ2(58)のリードスイッチ2(47)を接続して。最後に電池1.5V(1)を接続する。リードスイッチ1(46)及びリードスイッチ2(47)は必要に応じて単極単投スイッチ(17b)又はボールスイッチ(60)又は円筒スイッチ(30a)などに置き換える。
(ロ)本発明、請求項2の照光器付き押しボタンスイッチを構成する為には図33に示す様に(イ)で構成した二回路LED点灯回路(29)を押しボタンスイッチ(129)の内部に組み込むか又はスイッチの周辺に設置する。オン/オフで表示色を違えたい場合、一例としてLED1(8a)を赤色としてLED2(8b)を緑色で構成する。外部にスイッチの状態を送出する場合は図2に示す様に二極双投スイッチ(17)のスイッチ1(3a)のスイッチ1・コモン(11)とスイッチ1・NC(9)を使用して0V又は電源電圧の1.5Vを送出するように外部出力端子(32)に結線する。
送出する電圧を1.5Vより高く変更したい場合は図4の3V電源LED点灯回路(19)を使う。その場合LEDが点灯しないようにLEDを複数本直列接続するか又はシリコンダイオードをLEDに直列接続し、印加電圧を調整してスイッチ操作時にはLEDが点灯する様に構成する。
(ハ)本発明、請求項3のLED点灯回路用の円筒リードスイッチ及びボールスイッチを構成する為の1番目の例として図10に基づき円筒容器(50)に一定の距離を保ってリードスイッチ1(46)及びリードスイッチ2(47)を配置して適度な磁力の磁石(48)を円筒容器(50)に挿入して封止する。リードスイッチの内側の対向する端子を接続してスイッチ1・コモン(11)とする。それぞれリードスイッチ1(46)の端子をスイッチ1・NC(9)としリードスイッチ2(47)の端子をスイッチ1・NO(10)とする。リードスイッチ1(46)及びリードスイッチ2(47)が同時に導通しないように適度距離に配置して円筒リードスイッチ1(55)とする。円筒容器(50)内の磁石(48)が移動して円筒容器(50)のリードスイッチ1(46)側の終端に到達したときリードスイッチ1(46)の接点がオンとなるように取り付ける。リードスイッチ2(47)側も同様に終端に到達した時にリードスイッチ2(47)がオンとなる様に取り付ける。
図11に円筒リードスイッチ1(55)の回路図を示す。回路との接続例としては(イ)で構成した二回路LED点灯回路(29)の二極双投スイッチ(17)のスイッチ1(3a)とスイッチ2(3b)に置き替えて接続する。
2番目の例として図12の円筒リードスイッチ2(58)の実施例は各々リードスイッチ1(46)及びリードスイッチ2(47)を円筒容器(50)の終端から内側にずらして配置して磁石が円筒容器(50)の終端に到達する前にリードスイッチ1(46)の接点がオンとなり、磁石(48)が図12の様に円筒容器(50)の終端に到達するとリードスイッチ1(46)がオフとなる様に配置する。リードスイッチ2(47)側も同様に終端に到達する前にリードスイッチ2がオンとなり終端に到着するとオフになる様に取り付ける。
3番目の例として図13の円筒リードスイッチ3(59)の実施例を示す。1個のリードスイッチ1(46)を円筒容器(50)の中心部に配置して磁石(48)が中心部を通過する時リードスイッチがオンする様に配置する。各円筒リードスイッチは用途に応じて各LED点灯回路と組み合わせて使用する。
(ニ)本発明、請求項4のLED点灯回路用の円筒スイッチ及びボールスイッチ及びカード型ボールスイッチを構成する為の1番目の実施例として図7に円筒スイッチ(30a)の実施例を示す。さらに円筒スイッチ(30a)を2個並べて二極双投組円筒スイッチ(30e)とする例を示す。図8には円筒スイッチ斜視図、断面図を示す。図8に基づき導電性を有する円筒又は金属円筒(31)の任意の場所に端子を設けスイッチ1・コモン(11)とする。
金属円筒(31)の片側に絶縁体(54)及びスイッチ1・NC(9)及びスイッチ1・NO(10)の各電極を金属円筒(31)に接着剤またはネジ等で固定する。金属円筒(31)の内部に金属球(36)を挿入して封止して円筒スイッチ(30a)を完成させる。このスイッチを2組用意して図7の二極双投組円筒スイッチ(30e)を完成させる。実施例として(イ)で構成した二回路LED点灯回路(29)の二極双投スイッチ(17)のスイッチ1(3a)とスイッチ2(3b)に置き替えて接続する。
2番目実施例としてボールスイッチ(60)の実施例を図14に示す。図14に基づき円筒形又は輪形の容器(61a)を用い容器の内壁(61b)にスイッチ1・NC(9)及びスイッチ1・NO(10)の電極を交互に貼り付ける。又は相当する配置のフレキシブル印刷基板を貼り付ける。容器(61a)の底面にはスイッチ1・コモン(11)及びスイッチ2・コモン(14)に相当する電極を貼り付ける。各電極を各々接続して例えばスイッチ1・NC(9)のリード線を容器の側面に配置する。最後に金属球(36)を容器に収めて容器蓋(66)をして封止してボールスイッチ(60)とする。震動センサーや傾きセンサーとして使用する場合は容器(61a)の底面を容器の縁より低くして水準器(51)を容器(61a)の中心部の筒(65)に取り付ける。
3番目の構成例としてボールスイッチ(60)を変形としたカード型ボールスイッチ1(70)の構成を図15に示す。カード型容器曲線部分にスイッチ1・コモン(11)に相当する電極を形成する。カード型容器裏面板(75)にスイッチ1・NC(9)及びスイッチ1・NO(10)の電極を張り付ける。カード型容器前面板(76)にスイッチ2・NC(12)及びスイッチ2・NO(13)の電極を張り付ける。一例として図15の様に各電極を結線して電極のリード線を形成する。最後に金属球(36)をカード型容器(72)に収めて容器蓋(66)で封止する。
4番目として図17に示す実施例としてカード型ボールスイッチ2を示す。容器曲線部分(77)にスイッチ1・コモン(11)及びスイッチ2・コモン(14)を配置して、カード型容器裏面板(75)にスイッチ1・NC(9)及びスイッチ1・NO(10)を交互に配列して、必要に応じてカード型容器(72)の側面に各端子を備える。(72)金属球(36)をカード型容器(72)に収めて容器蓋(66)で封止してカード型ボールスイッチ2(71)を構成する。
1番目の円筒スイッチ(30a)2番目のボールスイッチ(60)及び3番目のカード型ボールスイッチ1(70)及び4番目のカード型ボールスイッチ2(71)は(イ)で構成した二回路LED点灯回路(29)のLED点灯回路1(15)の二極双投スイッチ(17)とLED点灯回路1(15)のスイッチ1(3a)又はスイッチ2(3b)と必要に応じて置き替えて接続する。組み込む機器の大きさ機能に応じてそれぞれのスイッチの大きさを選択して組み込む。
(ホ)本発明、請求項5のブザー回路付きLED点灯回路を構成するためには図2に基づきブザー(21)、スライドスイッチなどのブザースイッチ(22)で構成するブザー回路(20)を(イ)で構成した二回路LED点灯回路(29)のLED点灯回路1(15)及びLED点灯回路2(16)に組み込んで、ブザー回路付LED点灯回路(29)として構成する。
(ヘ)本発明、請求項6の杖用LED点灯回路モジュールを構成するためには1番目の例として図19に示す様に円筒スイッチ(30a)及びLED1(8a)及びLED2(8b)を含む(イ)で構成したオンオフLED点灯回路(33)及び電池1.5Vを杖(80)の内部に杖用LED点灯回路モジュール1(79a)として組み込む。
2番目の例として図19に示す様に電池1.5V(1)、二極双投スイッチ(17)の代わりに二極双投組円筒スイッチ(30e)及びLED1(8a)及びLED2(8b)を杖(80)の柄(82)の前後に埋め込み、ブザー(21)、ブザースイッチ(22)を操作し易い柄(82)の近傍に配置したモジュールを杖用LED点灯回路モジュール3(79a)として組み込む。杖の構造によっては二極双投組円筒スイッチ(30e)の代わりに石突き(81)の先端に設置したプッシュスイッチの二極双投スイッチ(17)や単極双投スイッチ(17a)であるマイクロスイッチとオンオフLED点灯回路(33)を用いる。以上の二種類のどちらか一方又は両方を組み込み、光る杖1(78a)を構成する。
3番目の例として図20に示すように杖(80)の中間に二極双投スイッチの代わりに(ハ)で構成したボールスイッチ(60)及びLED1(8a)及びLED2(8b)を含む二回路LED点灯回路(29)及び電池1.5(1)を組み込んだ杖用LED点灯回路モジュール3(79c)を取り付け、光る杖3(78b)を構成する。
(ト)本発明、請求項7の光る傘及び傘用LED点灯モジュールを構成する為には図22に示すように構成する。1番目の実施例として(ハ)で構成したボールスイッチ(60)を組み込んだ傘用LED点灯回路(95)及び電池1.5V(1)を傘用LED点灯モジュール(85)として傘(90)の石突き(91)に固定して光る傘(89)とする。
2番目の実施例として傘(90)の骨(94)に沿って導線(92)を配置して傘(90)の骨(94)の先端にLED1(8a)及びLED2(8b)を接続して光る傘(89)とする。
3番目の実施例として傘の骨に沿って光ファイバー(93)を設置して石突き(91)に固定した傘用LED点灯回路(95)のLED1(8a)及びLED2(8b)を光ファイバー(93)の先端と結合又は接触させて傘(90)の骨(94)の先端まで光を導き、光ファイバー(93)の端面又は被覆の表面処理をした光ファイバー(93)から光りを漏らして発光(83)するように配置して光る傘(89)とする。
(チ)本発明、請求項8の汎用LED点灯回路モジュールを構成する為には、1番目の実施例として光る文具へ応用として光るペン(96)について図28に示す。光るペン(96)を構成する為にはペン(96a)の内部に電池1.5V(1)及び円筒スイッチ(3b)及びファラッド級の電気二重層キャパシタ1(125a)及び電気二重層キャパシタ2(125b)及びLED4(8d)及びLED5(8e)を含むオンオフLED点灯回路(33)をペン(96a)の中心部に設置する。LED4(8d)及びLED5(8e)の発光部分に導光器(99a)を接近させるか結合して導光器透明部(99b)から発光するように構成する。最後にペン(96a)の両端にボールペン又はシャープペン又は消しゴムなど設置して光るペン(96)とする。
2番目の実施例として光る玩具への応用例として光るボール(114)について説明する。光るボール(114)を構成する為には図30に示す円筒スイッチをXYZそれぞれ直角に配置したXYZ組円筒スイッチ(30d)及びを二回路LED点灯回路(29)及び複数のLED1(8a)及び複数のLED2(8b)及び電池1.5Vを図29に示す様に組み込み、緩衝機能を持った充填剤(115)によって固定した透明または半透明のソフトプラスチックなどのボール(113)で被覆する。
3番目の実施例として光るアクセサリーの場合を図24の光る指輪(110)について説明する。超小型のLED1(8a)、LED2(8b)、ボールスイッチ(60)、ケースに収めたボタン電池などの電池1.5V(1)及び図24に示すアク汎用LED点灯回路モジュール1(101)又は汎用LED点灯回路モジュール2(102)には宝飾(111)を施し、複数のLED1(8a)及びLED2(8b)を組み付ける。
4番目の実施例として図26の光るペンダント(112)の例を説明する。LED1(8a)及びLED2(8b)及び小型のボールスイッチ(60)及びケースに収めた電池1.5V(1)を組み込んだ汎用LED点灯回路モジュール1(101)及び汎用LED点灯回路モジュール2(102)に宝飾(111)を施してチェーン(100)と接続する。
5番目の実施例として図27に光る風鈴の実施例を示す。風鈴(117)の内部に汎用LED点灯回路モジュール1(101)を糸または針金で吊下げ更に錘と短冊(119)を設置して光る風鈴とする。
6番目の実施例として光る名札の場合、図34に示す様に(ニ)で構成したカード型ボールスイッチ1(70)を薄い構造にして名札(136)の下に貼り付け、名札用LED点灯回路(138)を組み込む。必要に応じて色分けしたLED1(8a)及びLED2(8b)を組み込む。安全ピン又はクリップ又はストラップ(137)を取り付けて光る名札(135)とする。
(リ)本発明、請求項9の二輪車用LED点灯回路モジュールを構成する為には1番目の実施例として図35に示すように自転車(139)の車輪1(143a)のスポーク(144)の間に(ニ)で構成したボールスイッチ(60)及びオンオフLED点灯回路(33)を組み込んで構成した二輪車用LED点灯回路モジュール1(140a)を装着して車輪1(143a)の回転によりボールスイッチ(60)内部の金属球(36)が移動して接点が切替りLED1(8a)及びLED2(8b)が点滅するように取り付ける。
2番目の例として車輪2(143b)のスポーク(144)部分に1個又は複数の磁石(48)を装着し、リードスイッチ1(46)及びリードスイッチ2(47)をフロントフォーク(142b)に装着してスポーク(144)近傍に取り付け車輪2(143b)の回転によってリードスイッチ1(46)及びリードスイッチ1(46)が接断して二輪車用LED点灯回路モジュール2(140b)の1個又は複数個のLED1(8a)及びLED2(8b)が交互に点灯する様に取り付け位置を調整する。
3番目の実施例として(ニ)で構成した円筒スイッチ(30a)またはボールスイッチ(60)を組み込んだ二輪車用LED点灯回路モジュール3(140c)を自転車(139)のハンドル又は連結部分(142a)に取り付ける。その他の例として二輪車用LED点灯回路モジュール4(140d)をサドル(141)部分や後輪の反射器の箇所など震動や方向が変化しやすい部分に取り付ける。
他の二輪車や車両の場合も同様に回転部分や震動し易い箇所に円筒スイッチ(30a)またはボールスイッチ(60)を組み込んだ二輪車用LED点灯回路モジュール3(140c)を取り付ける。
(ヌ)本発明、請求項10の懐中電灯及び非常灯及び照明用LED点灯回路モジュールを構成する為には1番目の構成例として図31に示す非常灯の図に基づき、まず振動検出用に放射状組円筒スイッチ(30c)及びマイクロファラッド級のキャパシタ1(7a)及び二回路LED点灯回路(29)によりLED1(8a)及びLED2(8b)を点灯させる回路を構成する。次に照明用としてV字型組円筒スイッチ(30b)を用い、ファラッド級の電気二重層キャパシタ1(125a)及び二回路LED点灯回路(29)によりLED4(8d)及びLED5(8e)を点灯させる回路を構成する。
次に照明用LED点灯回路モジュール1(121a)に円筒スイッチ(30a)をV字に配置したV字型組円筒スイッチ(30b)を1個又は複数組み込む。図32に示す様に非常灯本体を水平に傾けると1個又は複数の円筒スイッチ(30a)切り替わり照明用のLED4(8d)又はLED5(8e)が点灯する様に円筒スイッチ(30a)の角度を調整する。以上の回路を照明用LED点灯回路モジュール1(121a)として電池1.5(1)と共に非常灯容器(123)に組み込む。
次の実施例として反射鏡(122)の裏の空間に照明用LED点灯回路2(121b)を収納して従来の懐中電灯の様に電池1.5V(1)を直列にして3V電源として3VLED点灯回路(19)と2本直列のLEDを用いる。
2番目の例としてドア開閉時の照明装置の例であり、図31に示す非常灯の放射状組円筒スイッチ(30c)及びV字型組円筒スイッチ(30b)の代わりに二極双投スイッチ(17)をドアに設置して結線する。ドアの開閉時に確実にLED1(8a)又はLED2(8b)及び照明用のLED4(8d)又はLED5(8e)が点灯するように二極双投スイッチ(17)の取り付け位置を調整する。
(ル)本発明、請求項11の警報発信器モジュール及び防犯用警報システムを構成する為には図36に示す様に放射状組円筒スイッチ(30c)又はボールスイッチ(60)及び(ニ)で構成した二回路LED点灯回路(29)を用いLED1(8a)又はLED2(8b)を単数又は複数の赤外光LED1(150a)に置き換えた警報発信器モジュール1(148a)を構成する。
一例として展示物1(145a)の保護の為にはショーケース1(146a)の内側には、この警報発光器モジュール1(148a)及び動作確認用赤外線発光器1(159a)及び疑似電線(161)を震動検出又は防犯用として設置し、近傍に警報受信器1(149a)を配置する。
同様に展示物2(145b)の保護の為には、警報発信器モジュール1(148a)と同等の警報発振器モジュール2(148b)及び疑似電線(161)及び動作確認用赤外線発光器2(159b)を震動検出又は防犯用としてショーケース2(146b)の内側に設置し、近傍に警報受信器2(149b)を配置する。
さらに展示物の数に応じて警報発振器及び動作確認用赤外線発光器及び警報受信器及びカメラを増設する。警報受信器1(149a)及び警報受信器2(149b)と警報盤(156)と警報表示器(157)を接続する。カメラ1(162a)を増幅器1(152a)出力のシャッター信号1(163a)に接続する。カメラ2(162b)を増幅器2(152b)出力のシャッター信号2(162b)に接続する。
LED点灯回路の基本回路図である。 二回路LED点灯回路図である。 オンオフLED点灯回路図である。 3V電源LED点灯回路図である。 3倍圧LED点灯回路図である。 リードスイッチLED点灯回路図である。 円筒スイッチ及び二極双投組円筒スイッチの斜視図である。 円筒スイッチの斜視図、一部破断図である。 円筒スイッチ及び組円筒スイッチの回路図である。 円筒リードスイッチ1の斜視図、一部破断図である。 円筒リードスイッチ1の回路図である。 円筒リードスイッチ2の斜視図、一部破断図である。 円筒リードスイッチ3の斜視図、一部破断図である。 ボールスイッチの斜視図、一部破断図である。 カード型ボールスイッチ1の斜視図及び一部透視図である。 ボールスイッチの回路図及びLED点灯回路への接続例である。 カード型ボールスイッチ2の斜視図及び一部透視図である。 カード型ボールスイッチ2回路図及びLED点灯回路接続例である。 光る杖1の正面図、一部透視図である。 光る杖2の正面図である。 光る杖用ボールスイッチの拡大図、透視図である。 光る傘の正面図である。 光る傘用ボールスイッチの拡大図、透視図である。 光る指輪の斜視図である。 汎用LED点灯回路モジュール1の斜視図、一部破断図である。 光るペンダントの斜視図、一部破断図である。 光る風鈴の正面図、一部破断図である。 光るペンの斜視図、透視図である。 光るボールの正面図、一部破断図である。 光るボール用の組円筒スイッチの拡大図、一部破断図である。 非常灯の斜視図、一部破断図である。 非常灯の点灯時の透視図である。 照光器付き押しボタンスイッチの斜視図、一部破断図である。 光る名札の斜視図である。 二輪車用LED点灯回路モジュールの設置例である。 警報発光器モジュール及び防犯用警報システムのブロック図である。
電池1.5V(1)、ダイオード1(2a)、ダイオード2(2b)、ダイオード3(2c)、ダイオード4(2d)、スイッチ1(3a)、スイッチ2(3b)、電池3V(4)、抵抗器1(5a)、抵抗器2(5b)、抵抗器3(6a)、抵抗器4(6b)、抵抗器5(6c)キャパシタ1(7a)、キャパシタ2(7b)、LED1(8a)、LED2(8b)、LED3(8c)、LED4(8d)、LED5(8e)、スイッチ1・NC(9)、スイッチ1・NO(10)、スイッチ1・コモン(11)、スイッチ1・コモン1(11a)、スイッチ1・コモン2(11b)、スイッチ1・コモン3(11c)、スイッチ1・コモン4(11d)、スイッチ2・NC(12)、スイッチ2・NO(13)、スイッチ2・コモン(14)、LED点灯回路1(15)、LED点灯回路3(15a)、LED点灯回路5(15b)、LED点灯回路7(15c)、LED点灯回路2(16)、LED点灯回路4(16a)、LED点灯回路6(16b)、LED点灯回路8(16c)、LED点灯回路9(16d)、LED点灯回路10(16e)、二極双投スイッチ(17)、単極双投スイッチ(17a)、単極単投スイッチ(17b)、LED点灯回路の基本回路(18)、3V電源LED点灯回路(19)、ブザー回路(20)、ブザー(21)、ブザースイッチ(22)、3倍圧LED点灯回路(23)、リードスイッチLED点灯回路(24)、ブザースイッチ・NO接点(25)、ブザースイッチ・中間接点(26)、ブザースイッチ・NC接点(27)、ブザースイッチ・コモン(28)、二回路LED点灯回路(29)、円筒スイッチ(30a)、V字型組円筒スイッチ(30b)、放射状組円筒スイッチ(30c)、XYZ組円筒スイッチ(30d)、二極双投組円筒スイッチ(30e)、金属円筒(31)、外部出力端子(32)、オンオフLED点灯回路(33)、金属球(36)、金属球の動き(37)、LED切り替えスイッチ1(39)、LED切り替えスイッチ2(40)、磁石の動き(41)、LED切り替えスイッチ1・NC(42)、LED切り替えスイッチ1・NC(42a)、LED切り替えスイッチ1・NO(43)、LED切り替えスイッチ1・NO(43a)、LED切り替えスイッチ1・コモン(42)、LED切り替えスイッチ2コモン(44a)、リードスイッチ1(46)、リードスイッチ1・NO(46a)、リードスイッチ1・コモン(46b)、リードスイッチ2(47)、リードスイッチ2・NO(47a)、リードスイッチ2・コモン(47b)、磁石(48)、磁力線(49)、円筒容器(50)、水準器(51)、絶縁体(54)、円筒リードスイッチ1(55)、円筒リードスイッチ2(58)、円筒リードスイッチ3(59)、ボールスイッチ(60)、容器(61a)、容器の内壁(61b)、中心部の筒(65)、容器蓋(66)、水平検出電極(67)、カード型ボールスイッチ1(70)、カード型ボールスイッチ2(71)、カード型容器(72)、カード型容器裏面板(75)、カード型容器前面板(76)、容器曲線部分(77)、光る杖1(78a)、光る杖2(78b)、杖用LED点灯回路モジュール1(79a)、杖用LED点灯回路モジュール2(79b)、杖用LED点灯回路モジュール3(79c)、杖(80)、石突き(81)、柄(82)、発光(83)、傘用LED点灯モジュール(85)、光る傘(89)、傘(90)、石突き(91)、導線(92)、光ファイバー(93)、光ファイバー先端(93a)、骨(94)、傘用LED点灯回路(95)、光るペン(96)、ペン(96a)、ペン先1(97a)、ペン先2(97b)、キャップ(98)、導光器(99a)、導光器透明部(99b)、チェーン(100)、汎用LED点灯回路モジュール1(101)、汎用LED点灯回路モジュール2(102)、光る指輪(110)、宝飾(111)、光るペンダント(112)、ボール(113)、光るボール(114)、充填剤(115)、震動(116)、風鈴(117)、光る風鈴(118)、短冊(119)、非常灯(120)、照明用LED点灯回路モジュール1(121a)、照明用LED点灯回路モジュール2(121b)、反射鏡(122)、非常灯容器(123)、電気二重層キャパシタ1(125a)、電気二重層キャパシタ2(125b)、押しボタンスイッチ(129)、照光押しボタンスイッチ(130)、光る名札(135)、名札(136)、ストラップ(137)、名札用LED点灯回路(138)、自転車(139)、二輪車用LED点灯回路モジュール1(140a)、二輪車用LED点灯回路モジュール2(140b)、二輪車用LED点灯回路モジュール3(140c)、二輪車用LED点灯回路モジュール4(140d)、サドル(141)、ハンドル又は連結部分(142a)、フロントフォーク(142b)、車輪1(143a)、車輪2(143b)、スポーク(144)、展示物1(145a)、展示物2(145b)、ショーケース1(146a)、ショーケース2(146b)、警報発光器モジュール1(148a)、警報発光器モジュール2(148b)、警報受光器1(149a)、警報受光器2(149b)、赤外光LED1(150a)、赤外光LED2(150b)、赤外光LED3(150c)、赤外光LED4(150d)赤外光受光器1(151a)、赤外光受光器2(151b)、増幅器1(152a)、増幅器2(152b)、警報信号保持解除スイッチ1(153a)、警報信号保持解除スイッチ2(153b)、警報信号検出保持回路1(154a)、警報信号検出保持回路2(154b)、警報信号1(155a)、警報信号2(155b)、警報盤(156)、警報表示器(157)、外部警報信号(158)、動作確認用発光器1(159a)、動作確認用発光器2(159b)、防犯警報システム(160)、疑似電源線(161)、カメラ1(162a)、カメラ2(162b)、シャッター信号1(163a)、シャッター信号2(163b)、赤外光(164)

Claims (11)

  1. 発光ダイオードすなわちLEDに印加する電源の電圧をそのLEDが点灯する順方向降下電圧以下に設定しておき、点灯させる時には電源に並列に接続して充電しておいたキャパシタを汎用スイッチで切り替えて電源とキャパシタの直列回路として電圧を重畳させてLEDの順方向降下電圧以上の電圧を発生させて、一定時間LEDを点滅又は点灯させることが可能な表示器及び照光器及び照明器具用の低電圧電源によるLED点灯回路
  2. 請求項1の低電圧電源によるLED点灯回路を組み込んだLED照光器付き汎用スイッチで、操作時にLEDが点滅又は一定時間点灯して操作確認が可能な照光器付き押しボタンスイッチ
  3. 請求項1の低電圧電源によるLED点灯回路用の汎用スイッチに代わって外力による震動または傾斜によって円筒の内部を移動する磁石と円筒の周囲に設置したリードスイッチで構成したLED点灯回路用の円筒リードスイッチ
  4. 請求項1の低電圧電源によるLED点灯スイッチ用の汎用スイッチに代わって外力による震動または傾斜によって容器の中を移動する金属球及び導電性容器及び複数の電極で構成したLED点灯回路用の円筒スイッチ及びボールスイッチ及びカード型ボールスイッチ
  5. 請求項1及び請求項2及び請求項3及び請求項4の組み合わせによる低電圧電源によるLED点灯回路及び発音タイミングを選択可能とするブザー回路付LED点灯回路
  6. 請求項5のLED点灯回路を用いたLEDが点滅又は点灯する歩行補助用の杖又はスポーツ用ステッキ又はストックに用いる杖用LED点灯回路モジュール
  7. 請求項5のLED点灯回路を用いたLEDが点滅又は点灯する光る傘及び傘用LED点灯回路モジュール
  8. 請求項5のLED点灯回路を用いた光るペンなどの文具及び光るボールなどの玩具及び光るペンダント及び光る指輪等の光るアクセサリー及び光る文具及び光る玩具用の汎用LED点灯回路モジュール
  9. 請求項5のLED点灯回路を組み込んだ二輪車用表示器及び照光器及び二輪車用LED点灯回路モジュール
  10. 請求項5のLED点灯回路を組み込んだ懐中電灯及び非常灯及び照明用LED点灯回路モジール
  11. 請求項5のLED点灯回路を組み込んだ警報発光器モジュール及び防犯用警報システム
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