JP2010182591A - 燃料電池及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】燃料電池を構成するセパレータにゴムシールを形成する際、バリが発生することを回避して燃料電池を効率よく製造する。
【解決手段】射出成形機70を構成する下型72及び上型74によって形成されるキャビティ76には、樹脂フィルム40が予め接合された第1セパレータ16がセットされる。下型72に対して上型74を接近させて型締めを行う際、樹脂フィルム40と第1セパレータ16との合計厚みが予め規定された所定の設定寸法に比して大きい場合、前記樹脂フィルム40が下型72ないし上型74から押圧力を受け、これに伴って弾性変形域内で圧縮変形する。このために十分な型締めがなされ、下型72及び上型74にクリアランスが生じることが回避される。
【選択図】図6

Description

本発明は、アノード側電極とカソード側電極の間に電解質を介装した電解質・電極構造体を1組のセパレータで挟持して構成される燃料電池及びその製造方法に関する。
燃料電池の1種である固体高分子型燃料電池は、高分子イオン交換膜からなる固体高分子電解質膜を採用している。この種の固体高分子型燃料電池では、前記固体高分子電解質膜の各端面に、電極触媒層とガス拡散層を有するアノード側電極及びカソード側電極がそれぞれ設けられて電解質・電極構造体が構成される。この電解質・電極接合体は、1組のセパレータ(バイポーラ板)によって挟持され、これにより単位セルが設けられる。一般的には、この単位セルが所定数だけ積層され、燃料電池スタックとして使用されている。
前記セパレータにおけるアノード側電極に対向する面には、燃料ガス(例えば、水素)を流通するための流路が形成され、一方、カソード側電極に対向する面には、酸化剤ガス(例えば、空気等の酸素を含有するガス)を流通するための流路が形成される。なお、以下においては、燃料ガス及び酸化剤ガスを反応ガスと表記することもある。さらに、各単位セル毎、あるいは所定数の単位セル毎に、セパレータ間に冷却媒体を流通するための流路が形成される。
周知の通り、燃料電池の運転に際しては、上記した各流路を介してスタックの内部に反応ガス及び冷却媒体が流通される。そこで、セパレータの両面縁部や流路の近傍にシールを形成し、このシールにより、反応ガスや冷却媒体がスタックの外部に漏出することを防止している。
シールは、セパレータが腐食することを防止するための絶縁皮膜としての機能を併せ持つ。すなわち、シールは、絶縁性を有する材質で構成される。
このようなシールの材質としては、シリコーンゴムが広汎に採用されている。シリコーンゴムからなるこの種のシールは、例えば、予めシール部材を形成し、その後、セパレータにシール部材を貼付することによって設けることも可能ではあるが、特許文献1に記載されるように、好ましくは射出成形によって形成される。この場合、セパレータの所定の箇所に対してシールを精度よく設けることができるからである。換言すれば、シールの位決め精度に優れるという利点があるからである。
特開平11−309746号公報
射出成形を行うに際しては、図7に示すように、先ず、セパレータ1が一方の成形型2の所定位置に配置され、この状態で、残余の成形型3が成形型2に向かって接近する、いわゆる型締めが行われ、これによりキャビティ4が形成される。次いで、流動性が付与されたゴム(例えば、溶融物)5が前記キャビティ4に導入される。このゴム5が硬化することにより、セパレータ1の縁部の両面にシールが形成される。
この場合、寸法バラツキに起因してセパレータ1が厚めであった場合、該セパレータ1が成形型3を堰止してしまうので、十分な型締めがなされない場合が生ずる。その結果、図7に示すように、成形型2、3同士に僅かな隙間6が生じてしまう。この状態でゴム5がキャビティ4に導入されると、該ゴム5が前記隙間6に充填され、この隙間6内で硬化したゴム5は、いわゆるバリ7となり、型開きを行った際、成形型2ないし成形型3に残留することがある。このことから諒解されるように、射出成形でゴムシールを形成しようとする場合、残留したバリ7のため成形型2、3が汚れてしまうという不具合が発生する。従って、バリ7による金型の汚れを除去するために、その都度、射出成形機を停止しなければならず、生産効率が低下するという不具合がある。
なお、図7に示す例では、キャビティ4の容積に対応する量のゴムの全量を1回の射出で導入することによってセパレータ1の両面にシールを形成しているが、この場合、セパレータ1がゴムの流動圧を受けて変形することもある。そこで、射出成形によってセパレータ1の一方の面にシールを形成した後、2回目の射出成形によって他方の面にシールを形成する方法も知られている。しかしながら、この方法では、セパレータ1の変形を抑制することが可能ではあるものの、射出成形を2回行う必要があるために生産性が低下するという不都合を招く。
さらに、シールに用いられるシリコーンゴム等のゴムは高価であり、なるべく使用量を低減することが望ましい。
本発明は上記した問題を解決するためになされたものであり、効率よく製造することが可能な燃料電池、及び、ゴムシールを容易に形成し得る燃料電池の製造方法を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明は、アノード側電極とカソード側電極の間に電解質を介装した電解質・電極構造体を1組のセパレータで挟持して構成される燃料電池であって、
前記セパレータは、前記アノード側電極又はカソード側電極に供給されるガスを流通させるための流路が形成された金属プレートを有し、
前記金属プレートの一端面に、弾性変形が可能であり、且つシールとして機能する樹脂フィルムが設けられるとともに、他端面にゴムシールが設けられることを特徴とする。なお、前記ゴムシールの「ゴム」とは、絶縁性と、シールに必要な弾力性とを十分に有する材質であることを意味する。
従来、金属プレートの両端面にゴムシールが形成されてセパレータが構成されるが、本発明者らの鋭意検討によれば、ゴムシールをセパレータの一端面に配置し、他端面に樹脂フィルムを配置することでもシールは可能である。すなわち、本発明においては、金属プレートの一面にのみゴムシールが形成される。従って、ゴムシールの量が低減され、セパレータを低コストで生産することができる。
しかも、樹脂フィルムは、例えば、熱溶着や接着剤により貼付するという簡素な作業を行うのみで金属プレートに接合することができるので、作製も容易である。
また、本発明は、アノード側電極とカソード側電極の間に電解質を介装した電解質・電極構造体を1組のセパレータで挟持して構成される燃料電池の製造方法であって、
前記セパレータを構成し、前記アノード側電極又はカソード側電極に供給されるガスを流通させるための流路が形成された金属プレートの一端面に、弾性変形が可能である樹脂フィルムを配置する工程と、
前記樹脂フィルムが一端面に配置された前記金属プレートを成形型に挿入し、射出成形によって前記金属プレートの他端面にゴムシールを設ける工程と、
を有することを特徴とする。
射出成形により金属プレートの両端面にゴムシールを形成する場合にセパレータの変形を抑制するべく一端面ずつゴムシールを形成する従来技術では、上記したように、2回の射出成形を行う必要がある。これに対し、本発明によれば、射出成形を1回行うのみでゴムシールを形成することができる。このため、セパレータを作製するのに要する時間が大幅に短縮されるので、セパレータ、ひいては燃料電池の生産効率が向上する。
なお、射出成形を行う際、型締めした成形型で前記樹脂フィルムを押圧することが好ましい。
例えば、樹脂フィルムとセパレータとの合計厚みが寸法バラツキに起因して厚めであった場合、型締めを行うと、樹脂フィルムが成形型から押圧されることに伴って、該成形型に対する反発力が生じる。この反発力により、樹脂フィルムと成形型の間、又は樹脂フィルムとセパレータの間が十分型締めされる。
これにより、成形型同士の間に隙間が生じることが防止される。従って、ゴムシールを形成するために射出成形を行う際、隙間にゴムが充填されることが回避され、その結果、バリが生じることも回避される。これにより、成形型にバリが残留することが回避されるので、バリを除去するために射出成形機を停止する必要もなくなり、燃料電池の生産効率が一層向上する。
本発明によれば、金属プレートの一端面に樹脂フィルムを設けるようにしたので、ゴムシールのゴム量を低減することができ、このためにコストを低減できる。また、ゴムシールを形成するための射出成形を、金属プレート(セパレータ)の変形を伴わず、1回で済ませることができる。従って、セパレータ、ひいては燃料電池を効率よく製造することができる。
なお、ゴムシールを形成する射出成形時、型締めした成形型で前記樹脂フィルムを押圧することにより、樹脂フィルムと成形型の間、又は樹脂フィルムと金属プレートの間が十分に型締めされ、バリが発生することが防止される。よって、成形型にバリが残留することが回避され、バリの除去のため射出成形機を停止する必要がなくなり、燃料電池の生産効率が一層向上する。
本実施の形態に係る燃料電池を構成する単位セルの分解斜視説明図である。 前記単位セルを構成する第1セパレータの正面説明図である。 図1のIII−III線矢視断面説明図である。 図1のIV−IV線矢視断面説明図である。 図1のV−V線矢視断面説明図である。 図6Aは、図2に示す第1セパレータを製造する過程の一例を示す射出成形機の要部縦断面図であり、図6Bは、別の一例を示す射出成形機の要部縦断面図である。 従来技術に係るセパレータを製造するための射出成形機の要部縦断面図である。
以下、本発明に係る燃料電池及びその製造方法につき好適な実施の形態を挙げ、添付の図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本実施の形態に係る燃料電池10を構成する単位セル12の分解斜視説明図である。この燃料電池10は、複数個の単位セル12を矢印A方向に積層して構成される。なお、各単位セル12は、電解質膜・電極構造体14を第1セパレータ16及び第2セパレータ18で挟持することで構成されている。
電解質膜・電極構造体14は、例えば、パーフルオロスルホン酸の薄膜に水が含浸された固体高分子電解質膜(電解質)20と、前記固体高分子電解質膜20を挟持するカソード側電極22及びアノード側電極24とを備える。
カソード側電極22及びアノード側電極24は、カーボンペーパ等からなるガス拡散層(図示せず)と、白金合金が表面に担持された多孔質カーボン粒子を前記ガス拡散層の表面に一様に塗布して形成された電極触媒層(図示せず)とを有する。このようなカソード側電極22及びアノード側電極24の構成は公知であることから、ここでは図示を省略するとともにその詳細な説明を省略する。なお、この場合、アノード側電極24の表面積は、カソード側電極22及び固体高分子電解質膜20に比して小さく設定されている。
第1セパレータ16及び第2セパレータ18における矢印B方向の一端縁部には、矢印A方向に互いに連通して、酸化剤ガスを供給するための酸化剤ガス入口連通孔26a、冷却媒体を供給するための冷却媒体入口連通孔28a、及び燃料ガスを排出するための燃料ガス出口連通孔30bが、矢印C方向(鉛直方向)に配列して設けられる。
第1セパレータ16及び第2セパレータ18の矢印B方向の他端縁部には、積層方向である矢印A方向に互いに連通して、燃料ガスを供給するための燃料ガス入口連通孔30a、冷却媒体を排出するための冷却媒体出口連通孔28b、及び酸化剤ガスを排出するための酸化剤ガス出口連通孔26bが、矢印C方向に配列して設けられる。
図2に示すように、第1セパレータ16の電解質膜・電極構造体14に向かう面16aには、酸化剤ガス流路32が形成される。酸化剤ガス流路32は、面16a側に突出して矢印B方向に延在する凸部32aと、凹部32bとを、矢印C方向に交互に設けることにより、矢印B方向に直線状に形成されるとともに、前記酸化剤ガス流路32の両側には、エンボス部32cが形成される。
図1に示すように、第2セパレータ18の電解質膜・電極構造体14に向かう面18aには、燃料ガス流路34が形成される。燃料ガス流路34は、面18a側に突出して矢印B方向に延在する凸部34aと、凹部34bとを、矢印C方向に交互に設けることにより、矢印B方向に直線状に形成されるとともに、前記燃料ガス流路34の両側には、エンボス部34cが形成される。
第1セパレータ16の面16bと第2セパレータ18の面18bとには、それぞれ酸化剤ガス流路32及び燃料ガス流路34を構成する凹凸形状部が反転することによって、冷却媒体流路36が一体に形成される。
図2及び図3に示すように、第1セパレータ16は、所定形状に成形された金属プレート38を有し、この金属プレート38の一方の面(面16a側)に、前記金属プレート38の端部を覆う樹脂フィルム40が設けられるとともに、前記金属プレート38の他方の面(面16b側)に、ゴムシール42が設けられる。
樹脂フィルム40の材質は、十分な弾性を示す軟質体であり、且つ耐熱性、耐酸性、耐スチーム性に優れたものであることが好ましい。このような樹脂の好適な例としては、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)等のフッ素樹脂、ポリアミド(PA)、ポリカーボネート(PC)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)等のエンジニアリングプラスチックや、ポリアミドイミド(PAI)、ポリフィニレンスルフィド(PPS)、ポリエーテルイミド(PEI)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、又は液晶ポリマー(LCP)等のスーパーエンジニアリングプラスチックが挙げられる。場合によっては、ポリエチレン(PE)やポリプロピレン(PP)等の汎用プラスチックを用いることもできる。
この樹脂フィルム40は、金属プレート38の一方の面側(面16a側)に接合(例えば、熱溶着)されることによって該金属プレート38と一体化される。なお、樹脂フィルム40は、十分な弾性を示す軟質体である。
一方、ゴムシール42は、例えば、シリコーンゴムからなるが、例えば、エチレン−プロピレンゴム(EPDM)、天然ゴム(NBR)、フッ素ゴム、フロロシリコーンゴム、ブチルゴム、スチレンゴム、クロロプレーン又はアクリルゴム等のその他のゴムであってもよい。
図2に示すように、樹脂フィルム40は、酸化剤ガス流路32を囲繞して第1セパレータ16の面16aに設けられるとともに、該樹脂フィルム40を貫通するように、酸化剤ガス入口連通孔26a及び酸化剤ガス出口連通孔26bに向かって延在する入口流路44a及び出口流路44bが形成される。
ゴムシール42は、図1に示すように、酸化剤ガス入口連通孔26a、酸化剤ガス出口連通孔26b、燃料ガス入口連通孔30a及び燃料ガス出口連通孔30bを囲繞するとともに、冷却媒体入口連通孔28a及び冷却媒体出口連通孔28bを冷却媒体流路36に連通させる凸状シール部46を有する。
第1セパレータ16では、酸化剤ガス入口連通孔26a、冷却媒体入口連通孔28a、燃料ガス出口連通孔30b、燃料ガス入口連通孔30a、冷却媒体出口連通孔28b及び酸化剤ガス出口連通孔26bが、金属プレート38、樹脂フィルム40及びゴムシール42を貫通して形成される。なお、以下に説明する第2セパレータ18においても同様である。
第2セパレータ18は、所定形状に成形された金属プレート48を備える。この金属プレート48の一方の面(面18b側)に、樹脂フィルム50が設けられるとともに、前記金属プレート48の他方の面(面18a側)に、ゴムシール52が設けられる(図1及び図3参照)。樹脂フィルム50は樹脂フィルム40と同様に構成され、ゴムシール52はゴムシール42と同様に構成される。
ゴムシール52は、図1に示すように、燃料ガス流路34を囲繞して設けられるとともに、前記燃料ガス流路34と燃料ガス入口連通孔30a及び燃料ガス出口連通孔30bとを連通する第1凸状シール部54aと、酸化剤ガス入口連通孔26a、酸化剤ガス出口連通孔26b、冷却媒体入口連通孔28a及び冷却媒体出口連通孔28bを囲繞してシールする第2凸状シール部54bとを有する。
燃料ガス入口連通孔30aと燃料ガス流路34との間には、入口流路56aが形成されるとともに、燃料ガス出口連通孔30bと前記燃料ガス流路34との間には、出口流路56bが形成される。
次に、上記したように構成される燃料電池10の製造方法につき説明する。
図6Aは、射出成形機70の要部縦断面説明図である。この射出成形機70は、下型72と上型74とを有し、これら下型72と上型74との間にキャビティ76が形成される。
下型72及び上型74には、前記キャビティ76に連通し、ゴムシール42となる溶融物78を充填するための図示しないゲートが設けられている。勿論、このゲートの近傍には、前記溶融物78を射出するためのランナ(図示せず)が形成されている。
以上のような構成において、先ず、キャビティ76に、金属プレート38及び樹脂フィルム40をセットする。ここで、樹脂フィルム40は、例えば、熱溶着等によって金属プレート38の一端面(面16a側)に予め接合されている。この樹脂フィルム40の端部は、キャビティ76から下型72及び上型74の外方に向かって延出しており、この端部で上型74を受けるように配される。
そして、図6Aに示すように型締めを行う。この型締めの際、金属プレート38と樹脂フィルム40の厚みがバラツキに起因して大きめとなった場合、柔軟な樹脂フィルム40の端部が上型74から押圧力を受け、これにより上型74に対する反発力を生ずる。このため、上型74と樹脂フィルム40の端部の間で型が締まり、隙間が生じることが回避される。
すなわち、この場合においては、型締め時に上型74で樹脂フィルム40を押圧して型締めするようにしているため、下型72と上型74の間に隙間が生じることが防止され、十分に型締めを行うことができる。なお、上型74で樹脂フィルム40を押圧した場合、樹脂の弾性変形域を超え、塑性変形してしまう場合もあるが、この場合でも十分型締めは行われる。
次いで、ゴムシール52となる溶融物78を供給する。溶融物78は、前記ランナ及び前記ゲートを介してキャビティ76に射出される。なお、射出条件は、例えば、射出成形型温度を373〜473K(100〜200℃)、溶融物78の射出圧力を15〜100MPa(150〜1000kg/cm2)とすればよい。
溶融物78が固化した後、上型74から下型72を離間させる。すなわち、型開きを行う。これにより、一端面に樹脂フィルム40が配置されるとともに、他端面にゴムシール42が形成された金属プレート38、すなわち、第1セパレータ16が露呈する。この後、ゴムシール52から露呈した樹脂フィルム40の端部は切断により除去され、第1セパレータ16の形状に対応する所定の形状となる。
図6Bは、別の実施の形態による押圧を示す。すなわち、図6Aに示す実施の形態においては、樹脂フィルム40の端部を外方向に向け延出させて上型74を受けるようにしていたが、図6Bに示す実施の形態では、樹脂フィルム40を下型72及び上型74の内方に延出させている。この場合、金属プレート38と樹脂フィルム40の厚みがバラツキにより大きめとなったとき、上型74の内側端部が、金属プレート38を介して樹脂フィルム40の延出部分を押圧することになる。すなわち、樹脂フィルム40の延出部分が圧縮されて厚みが減少し、これにより型締めが行われる。従って、この場合においても、下型72と上型74の間に隙間を生じさせることなく型締めを行うことができる。
上記したように、本実施の形態によれば、下型72と上型74との間に隙間が生じることが困難である。従って、クリアランスに溶融物78が充填されることが回避されるとともに、このことに起因してバリが残留することが回避される。従って、バリを除去するために射出成形機70を停止する必要がない。よって、射出成形機70の稼動効率が向上し、第1セパレータ16、ひいては燃料電池10の生産効率が向上する。
さらに、金属プレートの両端面に射出成形によりゴムシールを設ける場合、金属プレートの変形を抑制するためには、一端面にゴムシールを設けるための射出成形を行った後、残余の他端面にゴムシールを設けるための射出成形を行う必要があるが、本実施の形態によれば、第1セパレータ16を作製する際、金属プレート38の1つの面にのみゴムシール42を設けるようにしているため、射出成形の回数を1回にすることもできる。
しかも、本実施の形態によれば、ゴムシールの量を低減することができ、このために低コストで燃料電池を製造することができる。
以上のように、本実施の形態によれば、バリが残留することが回避されるために射出成形機70の稼動効率が向上することに加え、射出成形回数が低減するので第1セパレータ16、ひいては燃料電池10を効率よく製造することが可能となる。しかも、ゴムシールの量が低減されるので、燃料電池を低コストで製造することができる。
勿論、第2セパレータ18も上記と同様にして得られる。
以上のようにして得られた燃料電池10は、以下のように動作する。
図1に示すように、酸化剤ガス入口連通孔26aに対して空気等の酸化剤ガスが供給されるとともに、燃料ガス入口連通孔30aに対して水素等の燃料ガスが供給される。さらに、冷却媒体入口連通孔28aに対し、純水やエチレングリコール等の冷却媒体が供給される。
酸化剤ガス入口連通孔26aに供給された酸化剤ガスは、図3に示すように、第1セパレータ16に設けられている入口流路44aを通って酸化剤ガス流路32に供給される。酸化剤ガスは、酸化剤ガス流路32に沿って矢印B方向に移動した後、出口流路44bから酸化剤ガス出口連通孔26bに排出される(図1参照)。
燃料ガス入口連通孔30aに供給された燃料ガスは、図4に示すように、第2セパレータ18に設けられている入口流路56aを通って燃料ガス流路34に供給される。燃料ガスは、燃料ガス流路34に沿って矢印B方向に移動した後、出口流路56bから燃料ガス出口連通孔30bに排出される(図1参照)。
これに伴い、電解質膜・電極構造体14では、カソード側電極22に供給される酸化剤ガスと、アノード側電極24に供給される燃料ガスとが、電極触媒層内で電気化学反応により消費され、発電が行われる。
また、冷却媒体入口連通孔28aに供給された冷却媒体は、第1セパレータ16と第2セパレータ18との間に形成される冷却媒体流路36に導入される(図5参照)。このため、冷却媒体は、矢印B方向に移動しながら電解質膜・電極構造体14を冷却した後、冷却媒体出口連通孔28bに排出される(図1参照)。
なお、上記した実施の形態においては、樹脂フィルム40を第1セパレータ16の面16aに形成するとともに、樹脂フィルム50を第2セパレータ18の面18bに形成するようにしているが、樹脂フィルム40を第1セパレータ16の面16bに形成するとともに、樹脂フィルム50を第2セパレータ18の面18aに形成するようにしてもよい。又は、樹脂フィルム40、50を第1セパレータ16、第2セパレータ18の面16a、18aに形成したり、第1セパレータ16、第2セパレータ18の面16b、18bに形成したりするようにしてもよい。
10…燃料電池 12…単位セル
14…電解質膜・電極構造体 16、18…セパレータ
20…固体高分子電解質膜 22…カソード側電極
24…アノード側電極 26a…酸化剤ガス入口連通孔
26b…酸化剤ガス出口連通孔 28a…冷却媒体入口連通孔
28b…冷却媒体出口連通孔 30a…燃料ガス入口連通孔
30b…燃料ガス出口連通孔 32…酸化剤ガス流路
34…燃料ガス流路 36…冷却媒体流路
38…金属プレート 40、50…樹脂フィルム
42、52…ゴムシール 46、54a、54b…凸状シール部
70…射出成形機 72…下型
74…上型 76…キャビティ
78…溶融物

Claims (3)

  1. アノード側電極とカソード側電極の間に電解質を介装した電解質・電極構造体を1組のセパレータで挟持して構成される燃料電池であって、
    前記セパレータは、前記アノード側電極又はカソード側電極に供給されるガスを流通させるための流路が形成された金属プレートを有し、
    前記金属プレートの一端面に、弾性変形が可能であり、且つシールとして機能する樹脂フィルムが設けられるとともに、他端面にゴムシールが設けられることを特徴とする燃料電池。
  2. アノード側電極とカソード側電極の間に電解質を介装した電解質・電極構造体を1組のセパレータで挟持して構成される燃料電池の製造方法であって、
    前記セパレータを構成し、前記アノード側電極又はカソード側電極に供給されるガスを流通させるための流路が形成された金属プレートの一端面に、弾性変形が可能である樹脂フィルムを配置する工程と、
    前記樹脂フィルムが一端面に配置された前記金属プレートを成形型に挿入し、射出成形によって前記金属プレートの他端面にゴムシールを設ける工程と、
    を有することを特徴とする燃料電池の製造方法。
  3. 請求項2記載の製造方法において、前記射出成形を行う際、型締めした前記成形型で前記樹脂フィルムを押圧することを特徴とする燃料電池の製造方法。
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