JP2010182583A - 光源装置、プロジェクター - Google Patents

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Abstract

【課題】高効率であり、しかも高出力化や広域化、多波長化等に対応可能な光源装置を提供する。
【解決手段】本発明の光源装置1は、第1の光を発する光源10と、第1の光を反射させて所定の方向に進行させるリフレクター12と、リフレクター12から射出された第1の光の光束内に配置され、所定の方向に第2の光を射出する射出体11と、を含んでいる。射出体11が第1の光の光束内に配置されているので、第2の光を第1の光と略同一の方向に進行させることができる。第1の光と第2の光とを略同一の被照射領域に導くことが容易になり、光源装置から被照明領域に至る光路における光学系を簡略化することができる。光学系における光の損失を格段に低減することができ、高効率な光源装置になる。
【選択図】図1

Description

本発明は、光源装置、プロジェクターに関する。
大画面の画像を表示可能な装置の1つとしてプロジェクターが知られている。プロジェクターは、光源装置、画像形成装置、投射光学系等を備えている。光源装置から射出された光は画像形成装置により画像に形成され、形成された画像が投射光学系により拡大投射される。これにより、直視型の画像表示装置よりも容易に大画面の画像が得られる。
プロジェクター等において光源装置には、高圧水銀ランプ等のランプ光源や発光ダイオード(以下、LEDと称する場合がある)等の固体光源が用いられている。光源装置には、エネルギー効率を高めることが期待されている。高効率化を可能にする技術として、特許文献1に開示されている技術が挙げられる。
特許文献1の反射型発光ダイオード(光源装置)は、反射枠体(凹面鏡)と、凹面鏡に向けて光を発する発光素子(LED)とを含んでいる。LEDから放射状に発せられた光は、凹面鏡で反射してLEDの射出方向と反対側に射出される。LEDから発せられた光は、凹面鏡により集光され、そのほとんどが所望の方向に取り出される。したがって、表面実装型発光ダイオードよりも光の利用効率を高めることができ、エネルギー効率を高めることができる。
特開2004−6438号公報
ところで、光量を増やすことや波長域を広げること等の観点から複数の光源を有する光源装置が考案されている。このような光源装置に特許文献1の技術を適用すれば、光の利用効率が良好であり、しかも高出力化や広域化に対応可能になるようにも思われる。しかしながら、実際にエネルギー効率を良好にすることは、以下の理由により難しい。
複数の光源を用いると、光源の位置が互いにずれることにより、光源から射出される光の光軸がずれてしまう。したがって、複数の光を重畳等により合成するため、あるいは複数の光を所定の射出方向に導くためには、複数の光の光軸を調整する光学系が必要になる。このような光学系における光の損失は無視できないほど大きく、しかも光の損失を飛躍的に低減することは期待できない。例えば、2つの光線を通常の合成光学系により合成して得られる光量は、1つの光線の1.4倍程度であり、合成光学系だけで30%もの損失がある。
また、通常の合成光学系を用いると、光学部品を配置するスペースや光路長を確保するスペース等が必要になり、装置が大型になってしまう。装置の大型化を回避するために、あるいは複数の光源で光軸を近づけるために光源を高集積化すると、光源の放熱性が低くなり光源の駆動温度が上昇してしまう。これにより、光源の発光効率が低下してしまい、エネルギー効率が低下してしまう。
本発明は、前記事情に鑑み成されたものであって、高効率であり、しかも高出力化や広域化、多波長化等に対応可能な光源装置を提供することを目的の1つとする。また、光利用効率を高めたことにより低消費電力であり、しかも色域を広げたことによる高品質な画像を表示することが可能なプロジェクターを提供することを目的の1つとする。
本発明の光源装置は、第1の光を発する光源と、前記第1の光を反射させて所定の方向に進行させるリフレクターと、前記リフレクターから射出された第1の光の光束内に配置され、前記所定の方向に第2の光を射出する射出体と、を含んでいることを特徴とする。
このようにすれば、射出体が第1の光の光束内に配置されているので、第2の光を第1の光と略同一の方向に進行させることができる。したがって、第1の光と第2の光とを略同一の被照射領域に導くことが容易になり、光源装置から被照明領域に至る光路における光学系を簡略化することができる。よって、光学系における光の損失を格段に低減することができ、高効率な光源装置になる。また、光学系を簡略化することにより光源装置を小型化することができ、装置コストを下げることもできる。
また、前記射出体が拡散光を射出するものであってもよい。
このようにすれば、リフレクターから射出された第1の光に対して光源や射出体の陰になる領域に、射出体から射出された第2の光をいきわたらせることができ、被照明領域おける照度分布を均一化することができる。
また、前記射出体が、前記所定の方向において前記光源の少なくとも一部と重なるように配置されていることが好ましい。
このようにすれば、所定の方向と直交する面内において射出体や光源の陰になる領域の面積は、射出体が光源に重なる領域の面積だけ小さくなる。したがって、リフレクターで反射した第1の光の取り出し効率が高くなり、光の利用効率が高くなる。また、射出体により遮られる第1の光の光量が減るので、射出体に入射した第1の光により射出体が加熱される程度が低くなり、射出体の耐熱性が高められる。
また、前記リフレクターから射出された第1の光と前記射出体から射出された第2の光とをともに集光又は平行化する集光平行化光学系が設けられていることが好ましい。
このようにすれば、第1の光や第2の光が拡散することによる光の損失が低減され、光の利用効率が高くなる。また、第1の光と第2の光とを良好に合成することができる。
前記第1の光の波長帯域が、前記第2の光の波長帯域の少なくとも一部と重なっていてもよい。
このようにすれば、第1の光と第2の光とを同時に発せしめることにより、光源装置から取り出される光を高出力化することができる。また、光源のみにより所望の光量を得る構成と比較して、光源を低電力駆動することができるので、光源における発光効率を高めることができ、光源装置のエネルギー効率を高めることができる。
また、前記第1の光の波長帯域が、前記第2の光の波長帯域と重ならなくてもよい。
このようにすれば、光源装置から取り出される光を多波長化することができる。
また、前記光源が発光ダイオードにより構成されているとともに前記射出体が光拡散部材により構成されており、前記光拡散部材に向けて光を射出するレーザーダイオードを含んでいてもよい。この場合には、前記光拡散部材が光学回折格子であり、前記レーザーダイオードの光軸が前記所定の方向と非平行であってもよい。
レーザーダイオードによれば、発光ランプ等に比べて格段に高出力な光が得られる。レーザーダイオードから射出された光は、光拡散部材により拡散されて第2の光になる。第2の光は、発光ダイオードから射出された第1の光と合成されて光源装置から取り出されるので、光源装置から取り出される光が格段に高出力になる。また、1つのレーザーダイオードのみにより所望の出力の光を得る構成と比較して、レーザーダイオードから射出される光の出力を低くすることができる。したがって、レーザー光の取り扱いが容易になり、レーザー光の安全管理に要するコストが低くなる。
また、光拡散部材が回折光学素子であれば、レーザーダイオードから射出された光が回折光学素子で回折して拡散光になる。レーザーダイオードの光軸が所定の方向と非平行であれば、0次回折光が所定の方向と非平行な方向に進行して、第1の光や第2の光から分離される。したがって、光源装置から取り出される光において0次回折光に起因するホットスポット(異常輝点)を生じることが防止される。
また、前記光源が第1の発光ダイオードに構成されているとともに前記射出体が第2の発光ダイオードにより構成されていてもよい。
このようにすれば、光源や射出体が発光ランプにより構成される場合と比較して、光源を長寿命にすることができる。また、発光ダイオードによれば所望の波長帯域の光を選択的に生じさせることができるので、光源装置の用途に対応しない波長帯域の光を生じさせないことができ、エネルギー効率を高めることができる。
本発明のプロジェクターは、前記の本発明の光源装置と、前記光源装置から射出された光により画像を形成する画像形成装置と、前記画像形成装置によって形成された画像を投射する投射光学系と、を備えていることを特徴とする。
本発明の光源装置は高効率であり、しかも高出力化や広域化、多波長化等に対応可能であるので、本発明のプロジェクターは低消費電力であり、しかも広色域、かつ高品質な画像を表示することが可能なものになる。
第1実施形態の光源装置を示す、(a)は平面図、(b)は断面図である。 第2実施形態の光源装置を示す断面図である。 第3実施形態の光源装置を示す断面図である。 第3実施形態の光源装置の変形例を示す断面図である。 第3実施形態の光源装置の変形例を示す断面図である。 第4実施形態の光源装置を示す断面図である。 第5実施形態の光源装置を示す断面図である。 第6実施形態のプロジェクターの概略構成を示す模式図である。 第7実施形態のプロジェクターの概略構成を示す模式図である。 第8実施形態のプロジェクターの概略構成を示す模式図である。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施形態を説明する。説明に用いる図面において、特徴的な部分を分かりやすく示すために、図面中の構造の寸法や縮尺を実際の構造に対して異ならせている場合がある。また、実施形態において同様の構成要素については、同じ符号を付して図示し、その詳細な説明を省略する場合がある。
[第1実施形態]
図1(a)、(b)は、第1実施形態の光源装置1の概略構成を示す模式図である。図1(a)は光源装置1から射出される光の進行方向下流(光軸方向)から光源装置1を観察した平面図であり、図1(b)は図1(a)のB1−B1’線に沿う断面図である。
図1(a)、(b)に示すように、光源装置1は、第1光源(光源)10、第2光源(射出体)11、リフレクター12、支持部13を含んでいる。リフレクター12は、凹面状の反射面121を含んでいる。支持部13は、リフレクター12の開口122を架橋して設けられている。第1光源10は光の放射方向を反射面121に向けて配置されており、第1光源10は支持部13に当接して設けられている。第2光源11は、支持部13おいて第1光源10と反対側に当接して設けられている。第1光源10、第2光源11は、いずれも支持部13に支持されている。
本実施形態の第1光源10、第2光源11は、拡散角を有する光を発するものである。第1光源10としては、発光ランプやLED、エレクトロルミネッセンス素子(EL素子)等の直接的に拡散光を発する光源、レーザーダイオード(LD)やスーパーレーザーダイオード(SLD)が光拡散部材と組み合わされて光拡散部材を介して拡散光を発する光源等を用いることができる。本実施形態の第1光源10は、いずれもLEDにより構成されている。第2光源11から発せられる光の波長帯域の一部が、第1光源10から発せられる光の波長帯域と重なるようになっている。第1光源10及び第2光源11は、発光期間が互いに略一致するように駆動される。第1光源10の光軸、第2光源11の光軸は、いずれも光源装置1の光軸1Aと略一致している。
リフレクター12は、第1光源10から発せられた第1の光を反射させて光軸方向(所定の方向)に進行させるものである。反射面121の形状が、第1光源10の位置に焦点を有する放物線を、第1光源10の光軸を回転軸として回転させた回転放物面の一部になっている。第1光源10から発せられた光は、反射面121で反射するとともに平行化される。反射面121で反射した光L10は、リフレクター12の開口122を通って射出される。これにより、第1光源10からの第1の光のほとんどを光軸方向に取り出すことができる。なお、反射面121の形状については、光源装置1から取り出す光の配光特性に基づいて適宜選択可能である。例えば、反射面の形状が、自由曲面、略球面、略回転楕円面等の一部であってもよい。
本実施形態の支持部13は、第1光源10に対して光軸方向(第1光源10における反射面121の反対側)に配置されており、第1光源10に当接する当接部131を含んでいる。ここでは、当接部131の平面形状が略正方形になっており、当接部131が第1光源10全体と平面的に重ね合わされている。当接部131は、略角柱状の架橋部132、133と一体になって支持部13を構成している。
架橋部132は、平面視した当接部131の一辺から延びており、リフレクター12における開口122の周辺部123と接続されている。架橋部133は、前記一辺と対向する辺から架橋部132と反対側に延びており、周辺部123と接続されている。架橋部132、133は、延在方向(角柱の軸方向)が互いに略平行になっており、延在方向と直交する方向において互いの位置がずれている。架橋部132、133は、延在方向と直交する方向における寸法が光軸1Aに平行な方向における寸法がよりも小さくなっている。これにより、架橋部132、133の体積に比して、リフレクター12から架橋部132、133に光が入射する受光面積を小さくすることができる。
本実施形態の支持部13は、光反射材料からなっており、リフレクター12から支持部13に入射した光をリフレクター12に向けて反射させるようになっている。支持部13からリフレクター12に入射した光は、リフレクター12で再度反射して光軸方向に取り出される。光反射材料としては、アルミニウム、銅、真鍮、金、銀等の金属材料が挙げられる。これら金属材料は熱伝導率に優れる材質であるので、支持部13の一部又は全部が金属材料からなっていれば、第1光源10の熱が後述する冷媒Qに良好に放熱される。
支持部13の内部には、水等の冷媒Qを通す流路14が設けられている。流路14は、乱流促進部141、供給路142、排出路143を含んでいる。供給路142は架橋部132の内部に設けられており、排出路143は架橋部133の内部に設けられている。架橋部132、133の延在方向が互いにずれており、供給路142、排出路143の延在方向も互いにずれている。乱流促進部141は、当接部131の内部に設けられており、供給路142及び排出路143と連通している。
供給路142には、光源装置1の使用時に冷媒供給装置(図示略)から冷媒Qが供給される。冷媒供給装置から供給された冷媒Qは、供給路142を通って乱流促進部141に供給された後、排出路143を通って排出される。流路14を通る冷媒Qは、供給路142と排出路143との間、すなわち乱流促進部141で流線が曲がることにより乱流が促進される。第1光源10に生じた熱は、主として当接部131を介して乱流促進部141における冷媒Qに放熱される。乱流促進部141において乱流を促進する手法としては、例えば流路14内にフィンやスタッド等を設ける手法を用いることもできる。
以上のような構成の光源装置1にあっては、第2光源11が、第1光源10からリフレクター12を経て射出される光L10の光束の内側に配置されており、第2光源11が光L10と同じ方向(光軸方向)に向けて光を発するようになっている。したがって、第1の光が第2の光と合成されて取り出され、高出力な光が得られる。第1の光の波長帯域の一部が、第2の光の波長帯域と重なっているので、取り出される光全体としての波長帯域が広域化される。例えば、時分割で発光光線に対応した光線を光変調素子で変調することにより、変調された光による画像等の色再現性が高くなる。第1の光を第2の光と合成するための合成光学系を格段に簡略化あるいは省略することができ、合成光学系における光の損失を格段に低減することができる。したがって、光の利用効率が格段に改善され、光エネルギー効率が格段に改善される。
第1光源10に重なるとともに第2光源11と重なる部分の流路14に乱流促進部141が設けられており、乱流促進部141において冷媒Qの乱流が促進されるので、冷却機構を複雑化することなく第1光源10と第2光源11とを良好に冷却することができる。冷却機構をシンプルな構成にすることができるので、光源装置1を小型にすることができる。第1光源10と第2光源11とを良好に冷却することができるので、第1光源10の発光効率と第2光源11の発光効率とを高めることができ、光源装置1を高効率にすることができる。第1光源10や第2光源11の駆動電力を高くすると、第1光源10や第2光源11の発熱量が増加する。通常であれば、光源の温度上昇に伴って発光効率が低下するので、駆動電力に見合った出力を得ることが難しい。一方、光源装置1にあっては、第1光源10や第2光源11を良好に冷却することができるので、発光効率の低下を招くことなく、駆動電力を増加させることができる。したがって、駆動電力の増加分に応じて取り出される光の総光量が増加し、格段に高出力な光が得られる。
[第2実施形態]
次に、本発明に係る光源装置の第2実施形態を説明する。第2実施形態が第1実施形態と異なる点は、射出体が回折光学素子により構成されている点、射出体に向けて光を射出するLDを含んでいる点、第2の光の波長帯域全体が、第1の光の波長帯域と重なる点である。
図2は、第2実施形態の光源装置2の概略構成を模式的に示す断面図である。図2に示すように、光源装置2は、第1光源10、リフレクター12、第2光源20、回折光学素子(射出体)21を含んでいる。第2光源20は、第1実施形態と同様の支持部の当接部131(図1(a)、(b)参照)に当接しており、当接部131に支持されている。第2光源20は、光軸方向に向けて光L20を射出するように配置されている。回折光学素子21は、第2光源20の光軸方向において、第1光源10からリフレクター12を経て射出される光L10の光束の内側に配置されている。
第2光源20は、例えばLDやSLDにより構成される。第2光源20は、略平行光を射出するものであり、射出する光の波長帯域全体が第1の光の波長帯域と重なるようになっている。第1光源10及び第2光源20は、発光期間が互いに略一致するように駆動される。第1光源10の光軸、第2光源20の光軸は、いずれも光源装置2の光軸2Aと略一致している。
回折光学素子21は、CGH等により構成され、第2光源20から射出された光L20を回折させるものである。回折光学素子21で回折した光L21には、回折角が異なる複数のモードの回折光が含まれており、光L21全体としての広がり角(拡散角)が光L20よりも大きくなる。このように、回折光学素子21は、光L20を拡散して射出するようになっている。光L21は、リフレクター12で反射した光L10とともに、光軸方向取り出される。なお、回折光学素子21に、光L20のスポット形状を整形する機能を持たせてもよい。
以上のような構成の光源装置2にあっては、第1実施形態と同様に格段に高出力することや高効率にすることが可能になっている。また、第2光源20が、LDやSLD等により構成されているので、第1実施形態よりも高出力な光を取り出すことが可能になっている。また、第2光源20から射出される光L20の波長帯域が、光L10の波長帯域の一部になっているので、光源装置2から取り出される光全体としての可干渉性が低下し、スペックルノイズが格段に低減される。また、LED等を併用せずにLDのみで同様の総出力を得る構成にする場合に比べて、レーザー光の取り扱いが容易になり、レーザー光の安全管理に要するコストが低くなる。
[第3実施形態]
次に、本発明に係る光源装置の第3実施形態を説明する。第3実施形態が第2実施形態と異なる点は、第1光源からリフレクターを経て射出される光束の外側に第2光源が配置されている点である。
図3は、第3実施形態の光源装置3の概略構成を模式的に示す断面図である。図3に示すように、光源装置3は、第1光源10、リフレクター12、第2光源30、ミラー31、回折光学素子(射出体)32を含んでいる。ミラー31は、第1実施形態と同様の支持部の当接部131(図1(a)、(b)参照)に当接しており、当接部131に支持されている。回折光学素子32は、第2実施形態と同様のものであり、ミラー31の光軸方向に配置されている。
第2光源30は、略平行光を射出するものであり、射出する光の波長帯域全体が第1光源10の第1の光の波長帯域と重なるようになっている。第2光源30は、第1光源10と発光期間が略一致するように駆動される。第2光源30は、当接部131の光軸方向における光L10の光束の外側に配置されており、ミラー31に向けて光L30を射出するようになっている。第2光源30は、ミラー31で反射した光L30の光軸が光源装置3の光軸3Aと非平行になるように、配置されている。ここでは、第2光源30の光軸が、光軸3Aと非平行になっている。
ミラー31は、第2光源30から射出された光L30を回折光学素子32に向けて反射させるものである。本実施形態のミラー31は、板状の反射部材により構成されており、反射面が光軸3Aと略直交している。回折光学素子32に入射した光L30は、回折光学素子32で回折する。回折光のうちの0次回折光は、回折光学素子32に入射する光L30の光軸と略一致する方向に進行して、光L10と分離される。0次回折光を除いた回折光L32は、光軸方向に進行して光L10と合成されて光源装置3から取り出される。
以上のような構成の光源装置3にあっては、第1、2実施形態と同様に格段に高出力することや高効率にすることが可能になっている。また、第2光源30を第1光源10と独立した冷却機構により冷却することができ、LDに適した温度管理を行うことが可能になる。また、0次回折光を光源装置3の出力光から分離することができ、0次回折光に起因してホットスポットを生じることが防止される。また、リフレクター12から射出される光束の内側に第2光源を配置する場合に比べて、第2光源の寸法に対する制約が緩和される。また、リフレクター12から射出された光の一部が第2光源に遮られることによる光の損失や第2光源の昇温が格段に低減される。
なお、第2光源30の配置については、以下のように様々な変更が可能である。
図4は、変形例1の光源装置3Bの概略構成を模式的に示す断面図である。図4に示すように、光源装置3Bは、第3実施形態と異なりミラー31が配置されていない。光源装置3Bにおいて、第2光源30は、当接部131の光軸方向と反対側における光L10の光束の外側に配置されている。第ここでは、リフレクター12に、光L30を通す貫通孔124が設けられている。第2光源30から射出された光L30は、貫通孔124を通って回折光学素子32に入射する。
図5は、変形例2の光源装置3Cの概略構成を模式的に示す断面図である。図5に示すように、光源装置3Cにおいて、ミラー31は、光軸3Aに対して傾斜して(ここでは略45度)配置されている。第2光源30は、ミラー31に対して光軸3Aと略直交する方向に配置されている。第2光源30から射出される光L30の光軸は、光軸3Aと略直交している。光L30は、ミラー31に入射してミラー31で反射し、光軸が略90°折れ曲がって回折光学素子32に入射する。
[第4実施形態]
次に、本発明に係る光源装置の第4実施形態を説明する。第4実施形態が第3実施形態と異なる点は、互いに異なる波長の光を射出する複数(ここでは2つ)のLDを含んでいる点、複数のLDからの光を反射させるとともに拡散する反射型の光拡散部材42を含んでいる点である。
図6は、第4実施形態の光源装置4の概略構成を模式的に示す断面図である。図6に示すように、光源装置4は、第1光源10、リフレクター12、第2光源40、第3光源41、光拡散部材42を含んでいる。第2光源40、第3光源41は、いずれも当接部131の光軸方向における光L10の光束の外側に配置されている。光拡散部材42は、当接部131の光軸方向に配置されており、当接部131に当接して設けられている。
第2光源40、第3光源41は、いずれも略平行光を射出するものである。第1光源10、第2光源40、第3光源41は、射出光の波長帯域が互いに重ならないようになっている。ここでは、第1光源10が緑色光を発するようになっており、第2光源40が赤色光を、第3光源41が青色光を、それぞれ射出するようになっている。第1光源10、第2光源40、第3光源41は、発光期間を互いにずらして駆動される。第2光源40は、光拡散部材42に向けて光L40を射出するようになっている。第3光源41は、光拡散部材42に向けて光L41を射出するようになっている。
光拡散部材42は、拡散板等により構成されており、光L40又は光L41を反射させるとともに拡散させるようになっている。光拡散部材42には、光L40又は光L41に起因する二次光源が形成される。光L40に起因する二次光源は、光軸方向に光L42(ここでは赤色光)を射出する。また、光L41に起因する二次光源は、光軸方向に光L43(ここでは青色光)を射出する。
以上のような構成の光源装置4は、取り出される光の波長帯域が時間的に切り替わるようになっており、多波長に対応したものになっている。取り出される光は、いずれの波長帯域の光も光軸が光軸4Aと略一致しており光軸方向に進行する。したがって、取り出される光を被照射領域に導く光学系が格段に簡略化あるいは省略され、光の利用効率が高くなる。
[第5実施形態]
次に、本発明に係る光源装置の第5実施形態を説明する。第5実施形態が第2実施形態と異なる点は、第1光源を支持する支持部がリフレクターから入射する光の一部をリフレクターと異なる方向に反射させる点、支持部で反射した光を所定の方向(光軸方向)に反射させる反射部材が配置されている点、第1光源由来の光と第2光源由来の光をともに集光又は平行化する集光光学系が設けられている点である。
図7は、第5実施形態の光源装置5の概略構成を模式的に示す断面図である。図7に示すように、光源装置5は、第1光源10、リフレクター12、第2光源20、回折光学素子21、反射部材51、当接部52、集光平行化光学系54を含んでいる。当接部52は、第1実施形態と同様の架橋部(図1(a)、(b)参照)と一体になって支持部を構成している。第2光源20は、当接部52の光軸方向に配置されている。第2光源20は、当接部52と当接しており、当接部52に支持されている。回折光学素子21は、第2光源20の光軸方向に配置されている。第2光源20から射出された光L20は、回折光学素子21により拡散され、拡散された光L21が光軸方向に射出される。
当接部52は、光源装置5の光軸5Aを中心軸とする略円錐台状のものである。当接部52は、底面52aと、底面52aよりも径が小さい頂面52bとを有しており、底面52aを光軸方向に向けて配置されている。頂面52bの一部が第1光源10と当接しており、第1光源10全体が平面視した頂面52bと重ね合わされている。底面52aの一部が第2光源20と当接しており、第2光源20全体が平面視した頂面52bと重ね合わされている。
底面52a及び頂面52bに対する側面52cはテーパー状になっている。当接部52は、第1実施形態と同様の光反射材料からなっている。リフレクター12で反射した光の一部は、側面52cに入射して側面52cで反射する。側面52cで反射した光は、反射部材51に入射する。
当接部52の内部に乱流促進部53が設けられている。乱流促進部53は、架橋部の内部に設けられた供給路、排出路とそれぞれ連通している。乱流促進部53、供給路、排出路を含んで冷媒の流路が構成されている。乱流促進部53には供給路を介して冷媒が供給され、第1光源10、第2光源20に生じた熱を冷媒に良好に放熱することが可能になっている。
本実施形態の反射部材51は、リフレクター12と一体に設けられている。反射部材51は、光軸5Aを中心軸として光軸5Aを環状に囲むテーパー状の反射面511を有している。当接部52の側面52cで反射した光L12は、反射面241に入射して反射面241で反射する。これにより、光L12は、光L10と同様に光軸方向に取り出される。光L10、L12は、回折光学素子21から射出された光L21とともに光軸方向に進行して、集光平行化光学系54に入射する。集光平行化光学系54は、光L10、L12、L21を集光又は平行化して合成するようになっている。
以上のような構成の光源装置5にあっては、第1、2実施形態と同様に格段に高出力することや高効率にすることが可能になっている。また、リフレクター12で反射した光のうちの当接部52に入射する光L12を、反射部材51を介して光軸方向に取り出すことができ、光の利用効率が高められる。また、光の利用効率を低下させることなく当接部の底面52aを大きくすることができ、リフレクター12で反射した光が第2光源20に入射しないようにすることができる。これにより、第2光源20に光が入射することによる光の損失や第2光源20の昇温が防止される。
以上のように本発明の光源装置にあっては、複数の光源からの光を被照射領域に導くことが容易になるので、高出力化や広域化、多波長化等に対応可能であり、しかも格段に高効率なものになっている。
なお、本発明の技術範囲は、第1〜第5実施形態に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で様々な変更が可能である。
第1光源、射出体としては、略平行光を発するものを用いてもよい。この場合には、第1光源から発せられる光のスポットサイズが、光軸に直交する面における第1光源の面積以上になり、リフレクターの開口面積以下になるように第1光源を選択するとよい。また、射出体から射出される光のスポットサイズが、リフレクターから射出される光に対して第1光源や射出体の陰となる領域の光軸に直交する面における面積と同程度(例えば、0.1倍〜1.0倍)になるように、射出体を選択するとよい。このような第1光源や射出体としては、LDやSLDにホログラフィック光学素子を組み合わせた光源を用いるとよい。このような光源によれば、LD等から発せられた光のスポット形状がホログラフィック光学素子により調整され、所望のスポットサイズの略平行光が得られる。
また、第1光源10の全体が当接部と当接するのではなく、第1光源10の一部が当接部と当接するものでもよい。第1〜第5実施形態において第2光源としては、第1光源と略同一の波長帯域の光を発するもの、第1光源と一部の波長帯域が重なる光を発するもの、第1光源と波長帯域が重ならない光を発するもののいずれを用いてもよい。第1光源と一部の波長帯域が重なる光を発する第2光源を採用すれば、光源装置から取り出される光全体の波長帯域を広域化することができ、色再現性を高めることができる。第1光源と波長帯域が重ならない第2光源を採用すれば、多波長に対応した光源装置にすることができる。このような光源装置において、光源が光を発する期間と、第2光源が光を発する期間とをずらすことにより、光源装置から異なる色光を時分割して射出させることができる。
射出体として回折光学素子を用いる場合には、レーザーダイオードから射出された光のスポット形状やスポットサイズを調整する機能を回折光学素子に持たせてもよい。また、回折光学素子と独立して、射出体とレーザーダイオードの間の光路に、スポット形状やスポットサイズを調整するビーム整形光学系を配置してもよい。特に、第3実施形態のようにリフレクターから射出される光束の外側にレーザーダイオードが配置される構成の場合には、ビーム整形光学系を配置するスペースを確保することが容易である。
[第6実施形態]
次に、図8を参照しつつ、本発明に係る第6実施形態のプロジェクター6を説明する。図8に示すように、プロジェクター6は、光源装置60a〜60c、フィールドレンズ61a〜61c、画像形成装置62a〜62c、色合成素子63、投射光学系64を含んでいる。光源装置60a〜60cは、本発明の光源装置により構成されている。ここでは、光源装置60a〜60cが、それぞれ赤色の光Lr、緑色の光Lg、青色の光Lbを射出するようになっている。フィールドレンズ61a〜61cは、それぞれ光源装置60a〜60cと1対1で対応している。フィールドレンズ61a〜61cは、いずれも入射した光を平行化するものである。
画像形成装置62a〜62cは、それぞれ光源装置60a〜60cと1対1で対応している。画像形成装置62a〜62cは、例えば透過型の液晶ライトバルブ等の光変調装置により構成される。画像形成装置62a〜62cは、画像情報を含んだ画像信号を供給するPC等の信号源(図示略)と電気的に接続される。画像形成装置62a〜62cは、供給された画像信号に基づいて、入射光を画素ごとに変調して画像を形成する。画像形成装置62a〜62cは、それぞれ赤色画像、緑色画像、青色画像を形成する。画像形成装置62a〜62cにより変調(形成)された光(画像)は、色合成素子63に入射する。
色合成素子63は、ダイクロイックプリズム等により構成される。ダイクロイックプリズムは、4つの三角柱プリズムが互いに貼り合わされた構造になっている。三角柱プリズムにおいて貼り合わされる面は、ダイクロイックプリズムの内面になる。ダイクロイックプリズムの内面に、赤色光が反射し緑色光が透過するミラー面と、青色光が反射し緑色光が透過するミラー面とが互いに直交して形成されている。ダイクロイックプリズムに入射した緑色光は、ミラー面を通ってそのまま射出される。ダイクロイックプリズムに入射した赤色光、青色光は、ミラー面で選択的に反射あるいは透過して、緑色光の射出方向と同じ方向に射出される。このようにして3つの色光(画像)が重ね合わされて合成され、合成された色光が投射光学系64によって、壁やスクリーン等の被投射面9に拡大投射される。これにより、フルカラーの投射画像が表示される。
以上のような構成のプロジェクター6にあっては、光源装置60a〜60cが本発明の光源装置により構成されており、格段に高出力化や高効率化に対応可能になっている。したがって、プロジェクター6を格段に高輝度にすることや格段に低消費電力にすることが可能になっている。
[第7実施形態]
図9は、第7実施形態のプロジェクター7の概略構成を示す模式図である。図9に示すようにプロジェクター7は、光源装置70、カラーホイール71、照度均一化素子72、画像形成装置73、投射光学系74を含んでいる。光源装置70は、本発明の光源装置を適用したものであり、ここでは白色の光L70を射出するようになっている。
カラーホイール71は、円板部と、円板部を回転可能に支持する回転支持機構を含んでいる。円板部は、扇状の複数のカラーフィルターにより構成されている。複数のカラーフィルターは、入射光のうちの所定の波長帯域の色光を選択的に通すようになっている。カラーフィルターに対応する波長帯域は、複数のカラーフィルターで互いに異なっている。円板部を回転させると、光源装置70から光が入射する領域に、異なる波長帯域に対応する複数のカラーフィルターが時間的に切り替えられて配置されるようになっている。これにより、カラーホイール71から射出される光L71の波長帯域が時間的に切り替えられる。
照度均一化素子72は、ロッドレンズ等により構成されており、カラーホイール71から射出された光L71が入射する位置に配置されている。照度均一化素子72に入射した光は、強度分布が均一化されて射出され、画像形成装置73に入射する。
画像形成装置73は、画素ごとに独立して駆動される複数の可動ミラーを含んでいる。可動ミラーは、照度均一化素子72からの入射光の光軸に対する角度が可変になっている。可動ミラーの角度をスイッチングさせて可動ミラーを駆動すると、可動ミラーで反射した光の進行方向がスイッチングされ、可動ミラーから投射光学系74に向かって進行する光により画素が形成される。1画素において、入射光を投射光学系74に向けて反射させる期間が1フレームの表示期間に対して占める割合が高くなるほど、この画素が明表示になる。このように、画像形成装置73は、画素ごとに入射光を変調することが可能になっている。
信号源から画像形成装置73に供給される画像信号には、赤色画像、緑色画像、青色画像のそれぞれに対応した階調情報が含まれている。画像形成装置73は、入射光の波長帯域に対応させて、すなわちカラーホイール71の回転に同期させて赤色画像、緑色画像、及び青色画像を時分割して形成する。赤色画像、緑色画像、及び青色画像は、時間順次で投射光学系74により被投射面9に投射される。赤色画像、緑色画像、及び青色画像が合成されて視認されることにより、フルカラーの投射画像が表示される。
以上のような構成のプロジェクター7にあっては、光源装置70が本発明の光源装置により構成されており、格段に高出力化や高効率化に対応可能になっている。したがって、プロジェクター7を格段に高輝度にすることや格段に低消費電力にすることが可能になっている。
[第8実施形態]
図10は、第8実施形態のプロジェクター8の概略構成を示す模式図である。図10に示すようにプロジェクター8は、光源装置80、フィールドレンズ81、画像形成装置82、投射光学系83を含んでいる。光源装置80は、本発明を適用したものであり、第3〜第5実施形態のように複数(ここでは3つ)の光源を含んで構成されている。複数の光源は、発する光の波長帯域が互いに異なっており、光を発する期間をずらして駆動される。これにより、光源装置80から赤色光、緑色光、青色光が時間的に切り替えられて射出されるようになっている。
光源装置80から射出された光L8は、フィールドレンズ81により平行化されて、画像形成装置82に入射する。画像形成装置82は、液晶ライトバルブにより構成されている。画像形成装置82は、光源装置80における複数の光源の駆動と同期させて、すなわち光源装置80から射出される光L8の波長帯域に対応させて、画像を形成するようになっている。これにより、画像形成装置82は、赤色画像、緑色画像、及び青色画像を時分割して形成する。赤色画像、緑色画像、及び青色画像は、時間順次で投射光学系83により被投射面9に投射される。赤色画像、緑色画像、及び青色画像が合成されて視認されることにより、フルカラーの投射画像が表示される。
以上のような構成のプロジェクター8にあっては、光源装置80が本発明の光源装置により構成されており、格段に高出力化や高効率化に対応可能になっている。したがって、プロジェクター8を格段に高輝度にすることや格段に低消費電力にすることが可能になっている。
1〜3、3B,3C、4、5、60a〜60c、70、80・・・光源装置、6〜8・・・プロジェクター、10・・・第1光源、11・・・第2光源(射出体)、21、32・・・回折光学素子(射出体)、42・・・光拡散部材(射出体)、20、30、40、41・・・第2光源(レーザーダイオード)、12・・・リフレクター、54・・・集光平行化光学系、62a〜62c、73、82・・・画像形成装置、64・・・投射光学系

Claims (10)

  1. 第1の光を発する光源と、
    前記第1の光を反射させて所定の方向に進行させるリフレクターと、
    前記リフレクターから射出された第1の光の光束内に配置され、前記所定の方向に第2の光を射出する射出体と、を含んでいることを特徴とする光源装置。
  2. 前記射出体が拡散光を射出することを特徴とする請求項1に記載の光源装置。
  3. 前記射出体が、前記所定の方向において前記光源の少なくとも一部と重なるように配置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の光源装置。
  4. 前記リフレクターから射出された第1の光と前記射出体から射出された第2の光とをともに集光又は平行化する集光平行化光学系が設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の光源装置。
  5. 前記第1の光の波長帯域が、前記第2の光の波長帯域の少なくとも一部と重なることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の光源装置。
  6. 前記第1の光の波長帯域が、前記第2の光の波長帯域と重ならないことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の光源装置。
  7. 前記光源が発光ダイオードにより構成されているとともに前記射出体が光拡散部材により構成されており、前記光拡散部材に向けて光を射出するレーザーダイオードを含んでいることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の光源装置。
  8. 前記光拡散部材が回折光学素子であり、前記レーザーダイオードの光軸が前記所定の方向と非平行であることを特徴とする請求項7に記載の光源装置。
  9. 前記光源が第1の発光ダイオードに構成されているとともに前記射出体が第2の発光ダイオードにより構成されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の光源装置。
  10. 請求項1〜9のいずれか1項に記載の光源装置と、
    前記光源装置から射出された光により画像を形成する画像形成装置と、
    前記画像形成装置によって形成された画像を投射する投射光学系と、を備えていることを特徴とするプロジェクター。
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