JP2010181105A - フィルタ及びこれを備えた空気調和機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】フィルタ50は、メッシュ部54と、メッシュ部54を支持する枠体53とを有している。枠体53は、メッシュ部54の縦方向に沿って設けられ、駆動ギアであるピニオン60に噛み合う凸部55aと凹部55bとが縦方向に交互に形成されたラック部55を有する縦枠53aと、メッシュ部54の横方向に沿って設けられ、縦枠53aに連結される横枠53bとを含んで構成されている。横枠53bには、ラック部55に近接又は連結した端部を有し且つ凸部55aと同方向に突出した横リブ64がメッシュ部54の横方向に沿って形成されている。横リブ64のラック部55に近接又は連結した端部には、切り欠きが形成されている。
【選択図】図8
Description
すなわち、第1の発明に係るフィルタは、メッシュ部と、前記メッシュ部を支持する枠体とを備えたフィルタであって、前記枠体は、前記メッシュ部の縦方向に沿って設けられ、駆動ギアに噛み合う凸部と凹部とが縦方向に交互に形成されたラック部を有する縦枠と、前記メッシュ部の横方向に沿って設けられ、前記縦枠に連結される横枠とを含んでなり、前記横枠には、前記ラック部に近接又は連結した端部を有し且つ前記凸部と同方向に突出した横リブが前記メッシュ部の横方向に沿って形成されており、前記横リブの前記ラック部に近接又は連結した端部には、切り欠きが形成されている。
図1に示すように、本実施形態の室内機1は、全体として一方向に細長い形状を有しており、その長手方向が水平となるように室内の壁面に取り付けられるものである。尚、以下の説明において、室内機1の長手方向を単に「長手方向」と称する。また、室内機1が取り付けられる壁から突出する方向を「前方」と称し、その反対の方向を「後方」と称する。
図3に示すように、本体ユニット10は、本体ケーシング11と、室内熱交換器12と、クロスフローファン13と、電装品ユニット14と、フィルタユニット15と、清掃ユニット16と、前面グリル17とを有して構成される。
また、図4に示すように、前面グリル17の前側上部には、前側開口17b、17cが形成されている。前側開口17b、17cは、それぞれ一の開口として形成されている。
また、前面グリル17には、これらの前側開口17b、17cの下方に室内機1の長手方向と平行に延びる開口部17dが形成されている。この開口部17dには、清掃ユニット16が嵌め込まれている。
また、前面グリル17には、長手方向中央部において、開口部17dの下方に、発光表示部42を前方に露出させるための開口部17eが形成されている。当該開口部17eは、発光表示部42の前面形状と略対応する形状で形成され、当該発光表示部42が、前面グリル17の内側から外側に向かって挿入されている。
フィルタユニット15は、天面吸込口17a及び前面吸込口20aから吸い込まれた室内空気に含まれる塵埃を除去するためのユニットであって、図5に示すように、2台のフィルタユニット15が長手方向に沿って並んでいる。各フィルタユニット15は、当該室内空気に含まれる塵埃を捕集するエアフィルタ50と、エアフィルタ50を移動可能に収納する枠ユニット51と、枠ユニット51の内部においてエアフィルタ50を所定の移動方向に移動させる移動機構52とを含んでいる。
エアフィルタ50は、天面吸込口17a及び前面吸込口20aと室内熱交換器12との間に配置されており、天面吸込口17a及び前面吸込口20aから室内熱交換器12に至る流路上で室内空気に含まれる塵埃を捕集する。このエアフィルタ50は、全体としてほぼ平面状に形成されており、平面状のメッシュ部54と、このメッシュ部54の周端に設けられ、メッシュ部54を支持する枠体53とを有している。枠体53は、エアフィルタ50の移動方向(メッシュ部54の縦方向、又は、フィルタの縦方向ともいう)に沿って形成された縦枠53aと、その縦枠53aに直交する方向(メッシュ部54の横方向、又は、フィルタの横方向ともいう)に沿って設けられた横枠53bとが格子状に組み付けられている。具体的には、メッシュ部54は三行三列のマトリックス状に配置されており、枠体53は、これら九個のメッシュ部54の周囲に沿って配置された四つの縦枠53a及び四つの横枠53bを含んで構成されている。なお、横方向及び縦方向はいずれも平面状のメッシュ部54(フィルタ50)の同一平面上にある。
清掃ユニット16は、エアフィルタ50に付着した塵埃を除去するために設けられており、図12及び図13に示すように、ブラシ70とこのブラシ70を回転させる回転機構(図示せず)を含んでいる。ブラシ70は、回転軸70bと、その回転軸70bの周囲に放射状に設けられたブラシ毛70aとを含んでなり、エアフィルタ50の幅方向に沿って配置され、その幅方向を軸方向として回転可能に軸支され、エアフィルタ50に接触した状態で配置され、エアフィルタ50の表面に付着した塵埃を掻き取るものである。
本実施形態の室内機1では、空調運転終了後に、エアフィルタ50の自動清掃作業を行う。以下、エアフィルタ50の自動清掃作業について説明する。
このように、1つの横リブ64の一部が縦方向においてラック部55の凸部55aと同じ位置に配置され、他部が縦方向においてラック部55の凹部55bと同じ位置に配置され、切り欠きが縦方向において凹部55bと同じ位置にのみ配置されていると、切り欠きが形成されずに剛性を確保する構成と、切り欠きが形成されてフィルタ50が移動しない不都合の発生を低減した構成とを両立することができる。
なお、切り欠きが形成された端部64aは、その横リブ64が切り欠かれているが、上記の端部63aと同様に全て切り欠かずに横リブ64を、横リブの高さH4とラック部の凹部55bのH3との間の範囲内において突出させてもよい。
このように、1つの横リブ66は、縦方向において凹部55bと同じ位置にのみ配置され、切り欠きが縦方向において凹部55bと同じ位置に配置されている構成は、横リブ66において駆動ギア(ピニオン60)と接触し得る部分が縦方向においてラック部55の凹部55bと同じ位置に配置されている部分であるため、フィルタ50が移動しない不都合の発生を抑制する効果を最も良く奏する構成である。
また、同フィルタ350において、四つの横枠53bのうち別の横枠53bに形成された横リブ67(62)の端部67aは、ラック部55の凸部55aに連結しており、切り欠きが形成されていない。この横リブ67のG−G断面図は、図15の(b)に示す断面図とほぼ同様の構成で、横リブ67が高さH4を維持した状態でラック部55の凸部55aに連結されている。また、横リブ67のラック部55に連結した端部67aには切り欠きが形成されていないため、この部分の剛性を損なわずに確保することができる。
このように、枠体53は、横リブ62(66、67)がそれぞれ形成された複数の横枠53bを含んでなり、複数の横枠53bのうちの一部の横枠53bに形成された横リブ66にのみ切り欠きが形成されていると、切り欠きを設ける横リブ66と、切り欠きを設けない横リブ67とを混在させて、フィルタ50の横方向の剛性を向上させることができる。
15 フィルタユニット
51 枠ユニット
52 移動機構
50、150、250、350 エアフィルタ
53 枠体
54 メッシュ部
53a 縦枠
53b 横枠
55 ラック部
55a ラック部の凸部
55b ラック部の凹部
62、63、64、65、66、67 横リブ
63a、64a、65a、66a 切り欠きが形成された端部
60 ピニオン(駆動ギア)
Claims (10)
- メッシュ部と、前記メッシュ部を支持する枠体とを備えたフィルタであって、
前記枠体は、
前記メッシュ部の縦方向に沿って設けられ、駆動ギアに噛み合う凸部と凹部とが縦方向に交互に形成されたラック部を有する縦枠と、
前記メッシュ部の横方向に沿って設けられ、前記縦枠に連結される横枠とを含んでなり、
前記横枠には、前記ラック部に近接又は連結した端部を有し且つ前記凸部と同方向に突出した横リブが前記メッシュ部の横方向に沿って形成されており、
前記横リブの前記ラック部に近接又は連結した端部には、切り欠きが形成されていることを特徴とするフィルタ。 - 前記横リブにおいて前記切り欠きが形成された部分の高さは、前記ラック部の前記凸部の高さより低い請求項1に記載のフィルタ。
- 前記横リブにおいて前記切り欠きが形成された部分は、前記凸部と同方向に突出している請求項2に記載のフィルタ。
- 前記切り欠きは、縦方向において前記凹部と同じ位置に配置されている請求項1〜3のいずれかに記載のフィルタ。
- 1つの前記横リブの一部が縦方向において前記凸部と同じ位置に配置され、他部が縦方向において前記凹部と同じ位置に配置され、
前記切り欠きは、縦方向において前記凹部と同じ位置にのみ配置されている請求項4に記載のフィルタ。 - 1つの前記横リブは、縦方向において前記凹部と同じ位置にのみ配置されている請求項4に記載のフィルタ。
- 前記枠体は、前記横リブがそれぞれ形成された複数の前記横枠を含んでなり、
前記複数の横枠のうちの一部の前記横枠に形成された前記横リブにのみ、前記切り欠きが形成されている請求項1〜6のいずれかに記載のフィルタ。 - 請求項1〜7のいずれかに記載のフィルタと、
このフィルタの前記ラック部の前記凸部と前記凹部とに噛み合ってフィルタを移動させる駆動力を伝達する駆動ギアとを備えた空気調和機。 - 前記駆動ギアの幅は、前記ラック部の前記凸部の幅よりも広い請求項8に記載の空気調和機。
- 前記駆動ギアの凸部の一部は、前記ラック部の前記凹部から前記メッシュ部側へはみ出ている請求項8又は9に記載の空気調和機。
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