JP2010181105A - フィルタ及びこれを備えた空気調和機 - Google Patents

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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)

Abstract

【課題】フィルタと駆動ギアが相対的に横方向に移動したとしても、ラックと駆動ギアが噛み合わずにフィルタが移動しないという不都合の発生を抑制するフィルタ及びこれを備えた空気調和機を提供する。
【解決手段】フィルタ50は、メッシュ部54と、メッシュ部54を支持する枠体53とを有している。枠体53は、メッシュ部54の縦方向に沿って設けられ、駆動ギアであるピニオン60に噛み合う凸部55aと凹部55bとが縦方向に交互に形成されたラック部55を有する縦枠53aと、メッシュ部54の横方向に沿って設けられ、縦枠53aに連結される横枠53bとを含んで構成されている。横枠53bには、ラック部55に近接又は連結した端部を有し且つ凸部55aと同方向に突出した横リブ64がメッシュ部54の横方向に沿って形成されている。横リブ64のラック部55に近接又は連結した端部には、切り欠きが形成されている。
【選択図】図8

Description

この発明は、エアフィルタに付着した塵埃を除去する機能を有する空気調和機および空気調和機に設けられるエアフィルタに関する。
空気調和機は、吸込口から吸い込んだ室内空気を、熱交換器を通過させることにより冷却または加熱して室内へ吹き出すものであるが、吸込口から吸い込んだ空気中に浮遊する塵埃が熱交換器を汚染することを防止するために、塵埃を除去するエアフィルタが吸込口に設けられている。このエアフィルタに塵埃が付着すると、目詰まりが生じて通風抵抗が増加し、空気調和機の空調能力が低下すると共に、消費電力が増大するという不都合が生じる。この不都合を解消するために、フィルタとブラシとを接触させた状態で両者を相対移動させ、そのエアフィルタに付着した塵埃を自動的に除去するフィルタ清掃ユニットを備えた空気調和機が種々提案されている。
このような空気調和機の一例として、例えば特許文献1には、フィルタに形成された凹凸部であるラック部と駆動ギアとを噛み合わせて、駆動ギアからフィルタへ駆動力を伝達し、フィルタを移動させ、フィルタをブラシで擦ることにより清掃するものが開示されている。
特開2008−281230号公報
上記のようなフィルタを移動させてフィルタを清掃する空気調和機に用いられる従来のフィルタ1050は、図18に示すように、全体としてほぼ平面形状に形成されている。このフィルタ1050は、メッシュ部1054と、このメッシュ部1054を支持する枠体1053とを含んで構成されているのが通例である。枠体1053は、縦枠1053aと横枠1053bとを含んでなり、縦枠1053aは、メッシュ部1054の縦方向(フィルタが移動する方向)に沿って設けられ、駆動ギアに噛み合う凸部1055aと凹部1055bとが縦方向に交互に形成されてラック部1055が形成されている。横枠1053bは、メッシュ部1054の横方向に沿って設けられ、縦枠1053aに連結されている。横枠1053bには、フィルタ1050の横方向の剛性を確保するために、メッシュ部1054の横方向に沿って、凸部1055aと同方向に突出した横リブ1062が縦枠1053a同士を連結して形成されている。
この横リブ1062は、フィルタが空気調和機の吸込口に適切に配置されるように、フィルタの横方向の剛性を確保するために必要不可欠なものである。
しかしながら、このような構成のフィルタ1050を移動させるときに、フィルタ1050が横方向にずれて移動してしまうと、ラック部1055(凸部1055a及び凹部1055b)に隣接する横リブ1062と、駆動ギアとが接触して、フィルタが駆動ギアから離れて浮いた状態になり、駆動ギアからの駆動力がフィルタに伝達されないためにフィルタを移動させることができなくなるという課題がある。
本発明の目的は、このような課題に基づいて、フィルタと駆動ギアが相対的に横方向に移動したとしても、駆動ギアと横リブとの接触を抑制して、ラックと駆動ギアが噛み合わずにフィルタが移動しないという不都合の発生を抑制するフィルタ及びこれを備えた空気調和機を提供することを目的とする。
本発明は、かかる目的を達成するために、次のような手段を講じたものである。
すなわち、第1の発明に係るフィルタは、メッシュ部と、前記メッシュ部を支持する枠体とを備えたフィルタであって、前記枠体は、前記メッシュ部の縦方向に沿って設けられ、駆動ギアに噛み合う凸部と凹部とが縦方向に交互に形成されたラック部を有する縦枠と、前記メッシュ部の横方向に沿って設けられ、前記縦枠に連結される横枠とを含んでなり、前記横枠には、前記ラック部に近接又は連結した端部を有し且つ前記凸部と同方向に突出した横リブが前記メッシュ部の横方向に沿って形成されており、前記横リブの前記ラック部に近接又は連結した端部には、切り欠きが形成されている。
この構成によると、横方向に沿って設けられ、ラック部の凸部と同方向に突出した横リブにより、フィルタの横方向の剛性が確保される。この横リブのラック部に近接又は連結した端部には切り欠きが形成されているから、フィルタと駆動ギアとが相対的に横方向に移動しても、駆動ギアと横リブとの接触を抑制して、ラック部と駆動ギアが噛み合わずにフィルタが移動しない不都合の発生を抑制することができる。
第2の発明に係るフィルタは、第1の発明に係るフィルタにおいて、前記横リブにおいて前記切り欠きが形成された部分の高さは、前記ラック部の前記凸部の高さより低い。
このフィルタでは、フィルタと駆動ギアとが相対的に横方向にずれて移動した際に、駆動ギアが横リブよりもラック部の凸部に接触し易くなるから、駆動ギアと横リブとの接触を低減し、フィルタが移動しない不都合の発生を低減することができる。
第3の発明に係るフィルタは、第2の発明に係るフィルタにおいて、前記横リブにおいて前記切り欠きが形成された部分は、前記凸部と同方向に突出している。
このフィルタでは、切り欠きにより横リブの突出を無くさずにフィルタの横方向の剛性を適度に確保する構成と、フィルタが移動しない不都合の発生を低減する構成とを有効にバランス良く両立させることができる。
第4の発明に係るフィルタは、上記の発明に係るフィルタにおいて、前記切り欠きは、縦方向において前記凹部と同じ位置に配置されている。
このフィルタでは、横リブにおいて駆動ギアと接触し得る部分は、縦方向においてラック部の凹部と同じ位置に配置されている部分であるため、切り欠きが縦方向において凹部と同じ位置に配置されているので、駆動ギアと横リブとの接触を適切に低減し、フィルタが移動しない不都合の発生を適切に低減することができる。
第5の発明に係るフィルタは、1つの前記横リブの一部が縦方向において前記凸部と同じ位置に配置され、他部が縦方向において前記凹部と同じ位置に配置され、前記切り欠きは、縦方向において前記凹部と同じ位置にのみ配置されている。
このフィルタでは、1つの横リブにおいて、切り欠きが形成されずに剛性を確保する構成と、切り欠きが形成されてフィルタが移動しない不都合の発生を低減した構成とを両立することができる。
第6の発明に係るフィルタは、1つの前記横リブは、縦方向において前記凹部と同じ位置にのみ配置されている。
このフィルタの構成は、横リブにおいて駆動ギアと接触し得る部分が縦方向においてラック部の凹部と同じ位置に配置されている部分であるため、フィルタが移動しない不都合の発生を抑制する効果を最も良く奏する構成である。
第7の発明に係るフィルタは、前記枠体は、前記横リブがそれぞれ形成された複数の前記横枠を含んでなり、前記複数の横枠のうちの一部の前記横枠に形成された前記横リブにのみ、前記切り欠きが形成されている。
このフィルタでは、1つのフィルタにおいて、切り欠きを設ける横リブと、切り欠きを設けない横リブとを混在させて、フィルタの横方向の剛性を向上させることができる。
第8の発明に係る空気調和機は、上記のいずれかに記載のフィルタと、このフィルタの前記ラック部の前記凸部と前記凹部とに噛み合ってフィルタを移動させる駆動力を伝達する駆動ギアとを備えている。
この構成では、フィルタの横方向の剛性の確保と、フィルタが移動しない不都合の発生の低減とを両立させた空気調和機を得ることができる。
第9の発明に係る空気調和機は、第8の発明に係る空気調和機において、前記駆動ギアの幅は、前記ラック部の前記凸部の幅よりも広くされている。
この構成では、駆動ギアの幅は、ラック部の凸部の幅よりも広く設定されているので、フィルタのラック部と駆動ギアとを確実に噛み合わせて駆動力のスムーズな伝達が可能な空気調和機を得ることができる。
第10の発明に係る空気調和機は、第8又は第9の発明に係る空気調和機において、前記駆動ギアの凸部の一部は、前記ラック部の前記凹部から前記メッシュ部側へはみ出ている。
この構成では、駆動ギアの凸部の一部は、ラック部の凹部からメッシュ部側へはみ出ているので、さらに、フィルタが移動しない不都合の発生を低減させた空気調和機を得ることができる。
本発明は、以上説明した構成であるから、以下の効果が得られる。
第1の発明では、横方向に沿って設けられ、ラック部の凸部と同方向に突出した横リブにより、フィルタの横方向の剛性が確保される。この横リブのラック部に近接又は連結した端部には切り欠きが形成されているから、フィルタと駆動ギアとが相対的に横方向に移動しても、駆動ギアと横リブとの接触を抑制して、ラック部と駆動ギアが噛み合わずにフィルタが移動しない不都合の発生を抑制することができる。
第2の発明では、フィルタと駆動ギアとが相対的に横方向にずれて移動した際に、駆動ギアが横リブよりもラック部の凸部に接触し易くなるから、駆動ギアと横リブとの接触を低減し、フィルタが移動しない不都合の発生を低減することができる。
第3の発明では、切り欠きにより横リブの突出を無くさずにフィルタの横方向の剛性を適度に確保する構成と、フィルタが移動しない不都合の発生を低減する構成とを有効にバランス良く両立させることができる。
第4の発明では、横リブにおいて駆動ギアと接触し得る部分は、縦方向においてラック部の凹部と同じ位置に配置されている部分であるため、切り欠きが縦方向において凹部と同じ位置に配置されているので、駆動ギアと横リブとの接触を適切に低減し、フィルタが移動しない不都合の発生を適切に低減することができる。
第5の発明では、1つの横リブにおいて、切り欠きが形成されずに剛性を確保する構成と、切り欠きが形成されてフィルタが移動しない不都合の発生を低減した構成とを両立することができる。
第6の発明では、横リブにおいて駆動ギアと接触し得る部分が縦方向においてラック部の凹部と同じ位置に配置されている部分であるため、フィルタが移動しない不都合の発生を抑制する効果を最も良く奏することができる。
第7の発明では、1つのフィルタにおいて、切り欠きを設ける横リブと、切り欠きを設けない横リブとを混在させて、フィルタの横方向の剛性を向上させることができる。
第8の発明では、フィルタの横方向の剛性の確保と、フィルタが移動しない不都合の発生の低減とを両立させた空気調和機を得ることができる。
第9の発明では、駆動ギアの幅は、ラック部の凸部の幅よりも広く設定されているので、フィルタのラック部と駆動ギアとを確実に噛み合わせて駆動力のスムーズな伝達が可能な空気調和機を得ることができる。
第10の発明では、駆動ギアの凸部の一部は、ラック部の凹部からメッシュ部側へはみ出ているので、さらに、フィルタが移動しない不都合の発生を低減させた空気調和機を得ることができる。
本発明の実施形態に係る空気調和機の室内機を示す模式的斜視図。 図1に示す室内機の正面図。 図2に示す室内機のA−A断面図。 図2に示す室内機の前面パネルを取り外した図。 フィルタユニットの斜視図。 エアフィルタのラック部とピニオンとの噛合状態を示した斜視図。 フィルタの正面図。 フィルタの背面図。 図8に示すフィルタのB−B断面図。 フィルタユニットの移動機構を示した正面図。 フィルタユニットの移動機構とフィルタの嵌合状態を示す、図10のC−C断面図。 エアフィルタ及び清掃ユニットの分解斜視図。 エアフィルタ、ブラシ、圧縮ロッド、及び、軸受部材の位置関係を示した模式図。 本発明の別の実施形態に係るフィルタの背面拡大図。 図15の(a)は、図14に示すフィルタのD−D断面図。図15の(b)は、図14に示すフィルタのE−E断面図。 本発明のさらに別の実施形態に係るフィルタの背面拡大図。 本発明のさらに別の実施形態に係るフィルタの背面図。 従来のフィルタを示す模式的背面図。
〔基本構成〕
図1に示すように、本実施形態の室内機1は、全体として一方向に細長い形状を有しており、その長手方向が水平となるように室内の壁面に取り付けられるものである。尚、以下の説明において、室内機1の長手方向を単に「長手方向」と称する。また、室内機1が取り付けられる壁から突出する方向を「前方」と称し、その反対の方向を「後方」と称する。
この室内機1は、本体ユニット10(本体)と、本体ユニット10の前面に取り付けられる前面パネル20とを有して構成される。
〔本体ユニット〕
図3に示すように、本体ユニット10は、本体ケーシング11と、室内熱交換器12と、クロスフローファン13と、電装品ユニット14と、フィルタユニット15と、清掃ユニット16と、前面グリル17とを有して構成される。
室内熱交換器12、クロスフローファン13、電装品ユニット14、及びフィルタユニット15は、本体ケーシング11に取り付けられている。
電装品ユニット14は、商用電源(交流100V又は交流200V)に接続される電源入力部としての端子盤、交流回路部、直流高圧回路部、直流低圧回路部、CPU制御部等の電装品と、当該電装品を内部に収容する電装品箱41と、当該電装品箱41の前面に取り付けられた発光表示部42(図4参照)とを有して構成される。
電装品箱41は、本体ユニット10の長手方向に細長く延びる略直方体状の外形を有しており、内部に収容された電装品の周囲を覆うケースである。当該電装品箱41は、ドレンパン11cの前方の位置において、本体ユニット10の長手方向に延びるドレンパン11cと略平行に並んだ状態で、発光表示部42を前方に向けて配置されている。
発光表示部42は、複数並べて設置されたLEDを有し、これらのLEDが発光して所定の文字等を表示することが可能な表示部である。当該発光表示部42の前方は前面パネル20により覆われることになるが、当該前面パネル20を透過する光を発することで、外部から発光表示部42の表示を視認することが可能である。
尚、この発光表示部42は、電装品箱41の前面よりも前方に突出するように設けられている。即ち、発光表示部42の表示面が電装品箱41の前面よりも前方に配置される。これにより、前面パネル20の裏面を当該発光表示部42の表示面に確実に密着させることができ、結果として発光表示部42の表示が外部から視認しやすくなる。
前面グリル17は、室内熱交換器12、クロスフローファン13、電装品ユニット14、及びフィルタユニット15等の構成部材を覆うように本体ケーシング11の前面に取り付けられている。
室内熱交換器12は、本体ケーシング11に対して、前側熱交換器12aと後側熱交換器12bとを逆V字状に配置して構成されたプレートフィン形の熱交換器である。尚、本実施形態の室内機1においては、前側熱交換器12aの前面に補助熱交換器12cが取り付けられている。また、後側熱交換器12bの後面に補助熱交換器12dが取り付けられている。補助熱交換器12c及び補助熱交換器12dは、冷媒と空気との熱交換を助長するためのものである。
図1に示すように、前面グリル17には、天井部分に天面吸込口17aが形成されている。当該天面吸込口17aは、前面グリル17の天井部分を格子状にして形成されている。
また、図4に示すように、前面グリル17の前側上部には、前側開口17b、17cが形成されている。前側開口17b、17cは、それぞれ一の開口として形成されている。
また、前面グリル17には、これらの前側開口17b、17cの下方に室内機1の長手方向と平行に延びる開口部17dが形成されている。この開口部17dには、清掃ユニット16が嵌め込まれている。
また、前面グリル17には、長手方向中央部において、開口部17dの下方に、発光表示部42を前方に露出させるための開口部17eが形成されている。当該開口部17eは、発光表示部42の前面形状と略対応する形状で形成され、当該発光表示部42が、前面グリル17の内側から外側に向かって挿入されている。
図1に示すように、前面パネル20を閉じた状態で、前面グリル17の天面吸込口17a、及び、前面パネル20の上部に位置する前側吸込口20aから、外部の空気が当該前面グリル17の内部へ吸い込まれる。
図3に示すように、室内熱交換器12の逆V字状の内側には、クロスフローファン13が設けられている。このクロスフローファン13は軸流ファンと呼ばれているもので、その軸方向が室内機1の長手方向に沿うように配置されている。本体ケーシング11には、クロスフローファン13の背後において、湾曲した壁面を有して構成されるスクロール部11aが形成されている。当該スクロール部11aにより、クロスフローファン13から前面グリル17の前面側下部に開口する吹出口17fへ空気を滑らかに導くことができる。
本体ケーシング11は、吹出口17fの上側に位置するように上側壁面11bを有する。当該上側壁面11bは、前側熱交換器2の下方に位置するドレンパン11cと一体に成形されている。
ドレンパン11cと前面パネル20との間の位置には、電装品ユニット14が配置されている。また、後側熱交換器12bの下方には、後側ドレンパン11dが配置されている。
本体ケーシング11、前面グリル17、及び前面パネル20は、横長のものである。また、吹出口17fは、前面グリル17の長手方向に沿って延びるように形成されている。
室内機1においては、上面の天面吸込口17a及び前面吸込口20aからクロスフローファン13によって吸い込まれた室内空気を室内熱交換器12に通過させ冷媒との間で熱交換させることにより、当該空気の冷却又は加熱が行われる。熱交換後の当該空気は、下面の吹出口17fから室内へと吹出される。
〔フィルタユニット〕
フィルタユニット15は、天面吸込口17a及び前面吸込口20aから吸い込まれた室内空気に含まれる塵埃を除去するためのユニットであって、図5に示すように、2台のフィルタユニット15が長手方向に沿って並んでいる。各フィルタユニット15は、当該室内空気に含まれる塵埃を捕集するエアフィルタ50と、エアフィルタ50を移動可能に収納する枠ユニット51と、枠ユニット51の内部においてエアフィルタ50を所定の移動方向に移動させる移動機構52とを含んでいる。
枠ユニット51には、その内部に収容されるエアフィルタ50の移動経路(通常ガイド経路50a、折返しガイド経路50b、及び、退避ガイド経路50c)が形成されている。ここでは、通常ガイド経路50aが前面パネル20側に設けられると共に、退避ガイド経路50cが室内熱交換器12側に設けられる。そして、折返しガイド経路50bは、枠ユニット51の下部において、上記した通常ガイド経路50aと退避ガイド経路50cとを連結している。空調運転時には、エアフィルタ50は、通常ガイド経路50aに配置され、後述する清掃ユニット16によるエアフィルタ50の自動清掃時には、エアフィルタ50は、通常ガイド経路50aと退避ガイド経路50cとの間を移動する。
移動機構52は、エアフィルタ50の自動清掃時に、エアフィルタ50の全領域が後述する清掃ユニット16のブラシ70に接触するように、エアフィルタ50を上記した通常ガイド経路50aと退避ガイド経路50cとの間を移動させる。この移動機構52は、駆動源となるモータ61と、そのモータの駆動力を伝達する複数の中間ギア(図示せず)と、図6に示すようにエアフィルタ50のラック部55に噛み合うピニオン60とを有している。このピニオン60は、回転軸が水平方向となるように配置されており、駆動源であるモータ61の回転駆動力を受けて、エアフィルタ50を当該水平方向に直交する方向に移動させる。
〔エアフィルタ〕
エアフィルタ50は、天面吸込口17a及び前面吸込口20aと室内熱交換器12との間に配置されており、天面吸込口17a及び前面吸込口20aから室内熱交換器12に至る流路上で室内空気に含まれる塵埃を捕集する。このエアフィルタ50は、全体としてほぼ平面状に形成されており、平面状のメッシュ部54と、このメッシュ部54の周端に設けられ、メッシュ部54を支持する枠体53とを有している。枠体53は、エアフィルタ50の移動方向(メッシュ部54の縦方向、又は、フィルタの縦方向ともいう)に沿って形成された縦枠53aと、その縦枠53aに直交する方向(メッシュ部54の横方向、又は、フィルタの横方向ともいう)に沿って設けられた横枠53bとが格子状に組み付けられている。具体的には、メッシュ部54は三行三列のマトリックス状に配置されており、枠体53は、これら九個のメッシュ部54の周囲に沿って配置された四つの縦枠53a及び四つの横枠53bを含んで構成されている。なお、横方向及び縦方向はいずれも平面状のメッシュ部54(フィルタ50)の同一平面上にある。
枠体53の横方向(幅方向)の両端部である縦枠53aの一面側には、移動機構52のピニオン60(駆動ギア)に噛み合う凸部55aと凹部55bとが縦方向に交互に形成され、凸部55a及び凹部55bからなるラック部55が形成されている。
横枠53bには、ラック部55の凸部55aと同方向に突出した横リブ62がメッシュ部54の横方向に沿って形成されている。横リブ62の端部は、縦枠53aに近接又は連結しており、この横リブ62によりフィルタの横方向の剛性を確保している。縦枠53aにもラック部55の凸部55aと同方向に突出した縦リブ(図示しない)が形成されており、この縦リブによりフィルタの縦方向の剛性を確保している。エアフィルタ50の剛性は、メッシュ部54を弛ませないようにしつつ、エアフィルタ50が吸込口(天面吸込口17aや前面吸込口20a等)に適切に配置されるように、これら縦枠53a及び横枠53bの寸法により設定される。
図8及び図9に示すように、四つの横枠53bのうちの内側2つの横枠53bに形成された横リブ63(62)は、その一部が縦方向においてラック部55の凸部55aと同じ位置に配置されているとともに、他部が縦方向においてラック部55の凹部55bと同じ位置に配置されている。この横リブ63(62)のラック部55に近接した端部63aには、その高さH2を横リブの高さH4より低くした切り欠きが形成されており、その切り欠きは、縦方向においてラック部55の凸部55a及び凹部55bと同じ位置に形成されている。これにより、フィルタ50とピニオン60(駆動ギア)とが相対的に横方向に移動しても、ピニオン60(駆動ギア)と横リブ63との接触が抑制される。
横リブ63(62)において、切り欠きが形成された端部63aの高さH2は、ラック部55の凸部55aの高さH1より低く形成されている。これにより、フィルタ50とピニオン60とが相対的に横方向に移動した際に、ピニオン60(駆動ギア)が横リブ63(62)よりもラック部55の凸部55aに接触し易くなり、駆動ギア(ピニオン60)と横リブ62との接触が低減する。
さらに、横リブ63(62)において、切り欠きが形成された端部63aの高さH2は、ラック部55の凸部55aの高さH1より低く、かつ、縦枠53a及び横枠53bの高さH3より高く設定している。すなわち、切り欠きが形成された部位の横リブ67を全て切り欠かず、ラック部55の凸部55aが突出する方向と同方向に向かって高さ(H2−H3)分突出させている。横リブ67の突出が無くなってしまうと、フィルタ50の横方向の剛性を確保できないため、このようにすると、フィルタ50の横方向の剛性を適度に確保する構成と、フィルタ50が移動しない不都合の発生を低減する構成と1つの横リブで有効にバランス良く両立させることができる。
上記のエアフィルタ50は、図10及び図11に示すように、移動機構52のピニオン60(駆動ギア)とエアフィルタ50のラック部55が噛み合った状態で、移動機構52に対して対向かつ近接して配置されている。ピニオン60は、このようにエアフィルタ50のラック部55(凸部55a及び凹部55b)に噛み合った状態で回転することにより、フィルタ50を移動させる駆動力をフィルタ50に伝達するものである。ピニオン60のギア幅はW1であり、ラック部55の幅W2より大きく形成され、かつ、ピニオン60のギアの一部は、フィルタ50のラック部55からフィルタ50のメッシュ部54側へ向かって幅差(W2−W1)分はみ出ているため、フィルタ50のラック部55とピニオン60とを確実に噛み合わせて、フィルタに対する駆動力のスムーズな伝達を実現することができる。
〔清掃ユニット〕
清掃ユニット16は、エアフィルタ50に付着した塵埃を除去するために設けられており、図12及び図13に示すように、ブラシ70とこのブラシ70を回転させる回転機構(図示せず)を含んでいる。ブラシ70は、回転軸70bと、その回転軸70bの周囲に放射状に設けられたブラシ毛70aとを含んでなり、エアフィルタ50の幅方向に沿って配置され、その幅方向を軸方向として回転可能に軸支され、エアフィルタ50に接触した状態で配置され、エアフィルタ50の表面に付着した塵埃を掻き取るものである。
[エアフィルタの自動清掃作業]
本実施形態の室内機1では、空調運転終了後に、エアフィルタ50の自動清掃作業を行う。以下、エアフィルタ50の自動清掃作業について説明する。
空調運転が終了すると、フィルタユニット15の移動機構52のモータを駆動してピニオン60を回転させると共に、回転機構のモータを駆動してブラシ70を回転させる。これにより、図8に示すように、ピニオン60に噛み合うラック部55を有するエアフィルタ50が、通常ガイド経路50aから折返しガイド経路50bに向かって移動を開始する。そして、折返しガイド経路50bに到達したエアフィルタ50は、ガイド経路50b内でUターンを行い、退避ガイド経路50cに向かって移動し、エアフィルタ50が退避ガイド経路50cに配置される。この際、ブラシ70は、エアフィルタ50の表面に接触することによって、その表面に付着した塵埃を掻き取る。エアフィルタ50が通常ガイド経路50aから退避ガイド経路50cに至るまでの間、ブラシ70の回転駆動は継続され、エアフィルタ50が退避ガイド経路50cに完全に収納された時点で、ピニオン60及びブラシ70の回転が停止され、往路の清掃作業が完了する。上記した往路の清掃作業が完了すると、ピニオン60及びブラシ70の回転方向を往路の清掃作業時とは反対にして、復路の清掃作業を行う。
これら往路及び復路の清掃作業中において、仮に、エアフィルタ50が横方向にずれて移動したとしても、横リブ63の縦枠53aに近接している端部63aには、切り欠きが形成されているから、ピニオン60の凸部と横リブ63とが接触することを防止することができる。
以上のように、本実施形態に係るエアフィルタ50は、メッシュ部54と、メッシュ部54を支持する枠体53とを備えたフィルタ50であって、枠体53は、メッシュ部54の縦方向に沿って設けられ、駆動ギア(ピニオン60)に噛み合う凸部55aと凹部55bとが縦方向に交互に形成されたラック部55を有する縦枠53aと、メッシュ部54の横方向に沿って設けられ、縦枠53aに連結される横枠53bとを含んでなり、横枠53bには、ラック部55に近接又は連結した端部を有し且つ凸部55aと同方向に突出した横リブ63(62)がメッシュ部54の横方向に沿って形成されており、横リブ63(62)のラック部55に近接又は連結した端部63aには、切り欠きが形成されている。
このような構成によれば、横方向に沿って設けられ、縦枠53aの凸部と同方向に突出した横リブ63(62)により、フィルタ50の横方向の剛性が確保される。この横リブ63(62)のラック部55に近接又は連結した端部63aには切り欠きが形成されているから、フィルタ50と駆動ギア(ピニオン60)とが相対的に横方向に移動しても、駆動ギア(ピニオン60)と横リブ62との接触が抑制され、ラック部55と駆動ギア(ピニオン60)が噛み合わずにフィルタ50が移動しない不都合の発生を抑制することができる。
横リブ63(62)において切り欠きが形成された部分の高さH2を、ラック部55の凸部55aの高さH1より低くすると、フィルタ50と駆動ギア(ピニオン60)とが相対的に横方向にずれて移動した際に、駆動ギア(ピニオン60)が横リブ63(62)よりもラック部55の凸部55aに接触し易くなるから、駆動ギア(ピニオン60)と横リブ62との接触を低減し、フィルタ50が移動しない不都合の発生を低減することができる。
横リブ63(62)の突出が無くなってしまうと、フィルタ50の横方向の剛性を確保できないため、切り欠きにより横リブ62の突出を無くさずに、横リブ63(62)において切り欠きが形成された部分(端部63a等)が、ラック部55の凸部55aと同方向に突出していると、フィルタ50の横方向の剛性を適度に確保する構成と、フィルタ50が移動しない不都合の発生を低減する構成とを有効にバランス良く両立させることができる。
特に、横リブ63(62)において駆動ギア(ピニオン60)と接触し得る部分は、縦方向においてラック部55の凹部55bと同じ位置に配置されている部分であるため、切り欠きが縦方向において凹部55bと同じ位置に配置されていると、駆動ギア(ピニオン60)と横リブ62との接触を適切に低減し、フィルタが移動しない不都合の発生を適切に低減することができる。
本実施形態の空気調和機1は、上記のフィルタ50と、このフィルタ50のラック部55の凸部55aと凹部55bとに噛み合ってフィルタ50を移動させる駆動力を伝達する駆動ギア(ピニオン60)とを備えているので、フィルタ50の横方向の剛性の確保とフィルタ50が移動しない不都合の発生の低減とを両立させた空気調和機を得ることができる。
この駆動ギア(ピニオン60)の幅W2は、ラック部55の凸部55aの幅W1よりも広く設定されているので、フィルタ50のラック部55と駆動ギア(ピニオン60)とを確実に噛み合わせて駆動力のスムーズな伝達が可能な空気調和機を得ることができる。
この駆動ギア(ピニオン60)の凸部55aの一部は、ラック部55の凹部55bからメッシュ部54側へはみ出ているので、さらに、フィルタ50が移動しない不都合の発生を低減させた空気調和機を得ることができる。
以上、本発明の実施形態について図面に基づいて説明したが、具体的な構成は、これらの実施形態に限定されるものでないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明だけではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
例えば、別の実施形態であるフィルタ150について説明すると、上記の実施形態の横リブ63(62)は、ラック部55に近接する端部63aの縦方向全ての部位に切り欠きが形成されている。しかし、図14に示すように、横リブ63と同位置に配置された横リブ64では、縦方向においてラック部55の凹部55bと同じ位置の部位の端部64aのみに切り欠きが形成され、縦方向においてラック部55の凸部55aと同じ位置の部位の端部64bに切り欠きを形成しないようにしてもよい。すなわち、切り欠きが形成された端部64aの高さH3は、ラック部55の凹部55bの厚みと同じであり、切り欠きによりその全ての横リブ64が切り欠かれている。一方、切り欠きが形成されていない端部64bの高さはH4で、横リブ62の高さそのものである。
このように、1つの横リブ64の一部が縦方向においてラック部55の凸部55aと同じ位置に配置され、他部が縦方向においてラック部55の凹部55bと同じ位置に配置され、切り欠きが縦方向において凹部55bと同じ位置にのみ配置されていると、切り欠きが形成されずに剛性を確保する構成と、切り欠きが形成されてフィルタ50が移動しない不都合の発生を低減した構成とを両立することができる。
なお、切り欠きが形成された端部64aは、その横リブ64が切り欠かれているが、上記の端部63aと同様に全て切り欠かずに横リブ64を、横リブの高さH4とラック部の凹部55bのH3との間の範囲内において突出させてもよい。
さらに別の実施形態であるフィルタ250について説明すると、図16に示すように、縦方向においてラック部55の凹部55bと同じ位置のみに横リブ65(62)を配置し、この横リブ65のラック部55に近接ないし連結した端部65aに、横リブ65の高さH4より低く、横枠53bの厚さH3より高い高さH2になるように切り欠きを設けてもよい。
このように、1つの横リブ66は、縦方向において凹部55bと同じ位置にのみ配置され、切り欠きが縦方向において凹部55bと同じ位置に配置されている構成は、横リブ66において駆動ギア(ピニオン60)と接触し得る部分が縦方向においてラック部55の凹部55bと同じ位置に配置されている部分であるため、フィルタ50が移動しない不都合の発生を抑制する効果を最も良く奏する構成である。
さらに別の実施形態であるフィルタ350について説明すると、図17に示すように、四つの横枠53bのうち1つの横枠53bに形成された横リブ66(62)のラック部55に近接した端部63aには、横リブ65の高さH4より低く、横枠53bの厚さH3より高い高さH2になるように切り欠きが形成されており、その切り欠きは、縦方向においてラック部55の凸部55a及び凹部55bと同じ位置に形成されている。この横リブ66のF−F断面図は、図9に示す断面図とほぼ同様の構成である。
また、同フィルタ350において、四つの横枠53bのうち別の横枠53bに形成された横リブ67(62)の端部67aは、ラック部55の凸部55aに連結しており、切り欠きが形成されていない。この横リブ67のG−G断面図は、図15の(b)に示す断面図とほぼ同様の構成で、横リブ67が高さH4を維持した状態でラック部55の凸部55aに連結されている。また、横リブ67のラック部55に連結した端部67aには切り欠きが形成されていないため、この部分の剛性を損なわずに確保することができる。
このように、枠体53は、横リブ62(66、67)がそれぞれ形成された複数の横枠53bを含んでなり、複数の横枠53bのうちの一部の横枠53bに形成された横リブ66にのみ切り欠きが形成されていると、切り欠きを設ける横リブ66と、切り欠きを設けない横リブ67とを混在させて、フィルタ50の横方向の剛性を向上させることができる。
なお、ラック部55は、横方向の両端に配置された縦枠53aにそれぞれ形成しているが、これに特に限定されるものではなく、例えば、横方向の中央側の縦枠53aに形成してもよい。また、ラック部55を2つ形成しているが、少なくとも1つ形成すればよいものである。
本発明を利用すれば、フィルタと駆動ギアが相対的に横方向に移動したとしても、駆動ギアと横リブとの接触を抑制して、ラック部と駆動ギアが噛み合わずにフィルタが移動しないという不都合の発生を抑制するフィルタ及びこれを備えた空気調和機を得ることができる。
1 室内機(空気調和機)
15 フィルタユニット
51 枠ユニット
52 移動機構
50、150、250、350 エアフィルタ
53 枠体
54 メッシュ部
53a 縦枠
53b 横枠
55 ラック部
55a ラック部の凸部
55b ラック部の凹部
62、63、64、65、66、67 横リブ
63a、64a、65a、66a 切り欠きが形成された端部
60 ピニオン(駆動ギア)

Claims (10)

  1. メッシュ部と、前記メッシュ部を支持する枠体とを備えたフィルタであって、
    前記枠体は、
    前記メッシュ部の縦方向に沿って設けられ、駆動ギアに噛み合う凸部と凹部とが縦方向に交互に形成されたラック部を有する縦枠と、
    前記メッシュ部の横方向に沿って設けられ、前記縦枠に連結される横枠とを含んでなり、
    前記横枠には、前記ラック部に近接又は連結した端部を有し且つ前記凸部と同方向に突出した横リブが前記メッシュ部の横方向に沿って形成されており、
    前記横リブの前記ラック部に近接又は連結した端部には、切り欠きが形成されていることを特徴とするフィルタ。
  2. 前記横リブにおいて前記切り欠きが形成された部分の高さは、前記ラック部の前記凸部の高さより低い請求項1に記載のフィルタ。
  3. 前記横リブにおいて前記切り欠きが形成された部分は、前記凸部と同方向に突出している請求項2に記載のフィルタ。
  4. 前記切り欠きは、縦方向において前記凹部と同じ位置に配置されている請求項1〜3のいずれかに記載のフィルタ。
  5. 1つの前記横リブの一部が縦方向において前記凸部と同じ位置に配置され、他部が縦方向において前記凹部と同じ位置に配置され、
    前記切り欠きは、縦方向において前記凹部と同じ位置にのみ配置されている請求項4に記載のフィルタ。
  6. 1つの前記横リブは、縦方向において前記凹部と同じ位置にのみ配置されている請求項4に記載のフィルタ。
  7. 前記枠体は、前記横リブがそれぞれ形成された複数の前記横枠を含んでなり、
    前記複数の横枠のうちの一部の前記横枠に形成された前記横リブにのみ、前記切り欠きが形成されている請求項1〜6のいずれかに記載のフィルタ。
  8. 請求項1〜7のいずれかに記載のフィルタと、
    このフィルタの前記ラック部の前記凸部と前記凹部とに噛み合ってフィルタを移動させる駆動力を伝達する駆動ギアとを備えた空気調和機。
  9. 前記駆動ギアの幅は、前記ラック部の前記凸部の幅よりも広い請求項8に記載の空気調和機。
  10. 前記駆動ギアの凸部の一部は、前記ラック部の前記凹部から前記メッシュ部側へはみ出ている請求項8又は9に記載の空気調和機。

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