JP2008138977A - フィルター及びこれを用いた空気調和機 - Google Patents

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Abstract

【課題】フィルターに剛性をもたせることができると共に、移動をスムーズに行うことのできるフィルター及びこれを備えた空気調和機を提供する。
【解決手段】フィルター網101と、フィルター網101の側方縁を支持する縦枠103とを備え、縦枠103の一面側に、フィルター100を移動させる第1のギア301に噛合するための凸部107a及び凹部107bを、交互に縦枠103の長さ方向に順次形成したフィルター100であって、フィルター網101の一面側に、横方向に延びる複数の突状の横リブ106を設け、横リブ106を縦方向において凸部107aと略同一の位置に設ける。横リブ106が第1のギア301と接触したとしても噛合することができるので、縦枠103と第1のギア301との噛合を邪魔しないですみ、フィルターの移動をスムーズに行うことができる。
【選択図】図8

Description

本発明は、フィルターの清掃を行うことができる空気調和機と、これに用いるフィルターに関する。
空気調和機には、室内機のケーシングの吸込口の内面側に沿ってフィルターが設けられている。フィルターは、吸込口から吸引された空気中の塵埃を除去し、ケーシング内に塵埃が侵入するのを防ぐことができる。フィルターが汚れると、目詰まりにより空気調和機の空調能力が低下してしまうので清掃する必要がある。
そこで、駆動手段であるギアによって清掃手段に対してフィルターを移動させ、フィルター清掃を自動的に行うことのできる空気調和機がある。例えば、特許文献1には、空気吸込口と空気吹出口を備える本体キャビネット内に熱交換器と送風ファンとが収納されているとともに、空気吸込口と熱交換器との間に除塵用のフィルターが配置されている空気調和機において、本体キャビネット内に、フィルターを往復的に移動させるスライド手段(駆動手段)と、フィルターの移動経路に沿ってフィルターと接触するように配置されたフィルタ清掃部(清掃手段)とを含み、スライド手段が、本体キャビネット側に設けられた出力歯車を含むモータと、出力歯車と噛合するようにフィルタ側に設けられたラック部とからなる空気調和機が開示されている。フィルターをフィルタ清掃部に対して往復動させることにより、フィルターを本体キャビネットから取り外すことなく、フィルターに付着したゴミを除去できる。
特開2005−300154号公報
ここで、通常、フィルターには剛性をもたせるために、フィルターを縦横に横切るリブを設けるのが好ましい。特に、フィルター清掃機構が設けられた空気調和機においては、フィルターの剛性を上げることにより、フィルターを清掃手段に十分に接触させることができ、清掃能力が向上する。
しかしながら、特許文献1のようなフィルターを移動可能な空気調和機において、例えば、図10に示すように、フィルター100の横方向の全域にわたって横リブ106を設けた場合、横リブ106が、フィルター100の縦枠103の凸部107a及び凹部107bに噛合する出力歯車(ギア)に接触し、動作不良や異音を引き起こしてしまう。また、横リブ106を縦枠103間にのみ設けて、縦枠103上には設けない場合であっても、フィルター100が移動等に伴い横方向にずれたり、ギアの幅がフィルター100の縦枠103よりも大きいと、横リブ106がギアと接触するおそれがある。
また、特許文献1ではフィルターを空気調和機の内外へ移動させてフィルターの清掃を行っているが、フィルターを外部へ露出させずに、湾曲させながら空気調和機の内部でUターンさせてフィルターの清掃を行う方法もある。この場合、フィルターを湾曲させるので、その剛性を上げるとフィルターが移動しにくくなるといった問題もあった。
本発明は、上記課題に鑑み、フィルターに剛性をもたせることができると共に、移動をスムーズに行うことのできるフィルター及びこれを備えた空気調和機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、フィルター網と、フィルター網の側方縁を支持する縦枠とを備え、縦枠の少なくとも一面側に、フィルターを移動させる駆動手段であるギアに噛合するための凸部及び凹部が交互に縦枠の長さ方向に順次形成されたフィルターであって、フィルター網の一面側に、横方向に延びる複数の突状の横リブが設けられ、横リブは縦方向(縦枠の長さ方向)において凸部と略同一の位置に設けられたことを特徴とするフィルターである。縦方向において、横リブが縦枠の凸部と同一位置に形成されている。すなわち、横リブの延長線上に凸部が形成されていることになる。横リブと凸部とが同一線上にあれば、両者を連続して形成してもよいし、不連続に形成してもよい。このような構成によれば、フィルターが横方向にずれたり、フィルターに噛合するギアの幅が大きいことにより、横リブがギアと接触する状況が起きた場合に、横リブはギアと噛合することができる。したがって、横リブが、縦枠とギアとの噛合を邪魔しないですみ、フィルターの移動をスムーズに行うことができる。
横リブは、凸部と同一ピッチで形成してもよいが、凸部ピッチの複数倍(2以上の整数倍)の間隔で設けるのが好ましい。フィルター縦方向における剛性を低くでき、フィルターを縦方向に湾曲して移動させることができる。また、横リブは、異なる間隔で設けてもよいが、等間隔で設けるのが好ましい。フィルターの剛性を全体的に均等にすることができる。
横リブの縦方向の幅は、凸部の縦方向の幅と略同一か、それよりも狭く設定することができる。このような構成によれば、横リブが縦枠とギアとの噛合を邪魔しないですみ、動作不良を発生させないですむ。
上記のようなフィルターは、フィルターを移動させるための移動経路と、フィルターを移動させる駆動手段とが設けられた空気調和機において、駆動手段であるギアに噛合させて用いることができる。また、本発明のフィルターは、湾曲しながら移動する空気調和機に用いることができる。また、空気中の塵埃を除去するフィルターの清掃手段を設けた空気調和機に好適である。例えば、清掃手段は、内部に空気の流路が形成される半割状の塵埃除去ボックス同士をその開口面が対向するように配置し、両ボックス間の隙間にフィルターを配置し、ボックス内に空気を流通させてフィルターに付着した塵埃を除去することができる。フィルターには剛性があるために撓みにくく、清掃手段による清掃能力を向上することができる。
本発明によると、横リブが縦枠の凸部と同一位置に形成されているので、縦枠とギアとの噛合を邪魔することがなく、フィルターの移動をスムーズに行い、動作不良や異音の発生を防止することができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は本実施形態のセパレート型空気調和機の室内ユニットを示す断面図であり、図2はその斜視図である。
本実施形態における室内ユニット1は、図1及び図2に示すように、ケーシング2の上面に空気の吸込口3が形成され、ケーシング2の前面下部に空気の吹出口4が形成されている。そして、吸込口3から吹出口4に至るケーシング2の内部空気流通路には、熱交換器5が配置され、熱交換器5に囲まれて、その吹出口4側にクロスフローファンからなる室内ファン6が内蔵されている。
室内熱交換器5は、逆V字状に形成され、その前方上方側に略三角形状の空間ができる。図7に示すように、この空間からケーシング2の吸込口3の内面に沿う位置にかけて、フィルター100移動のためのU字状の移動経路Bが設けられる。移動経路Bは、ガイド手段200により形成され、ガイド手段200にフィルター100の両端側が保持される。U字状の移動経路Bの内側で、フィルター100の両側端に対向する位置には駆動手段300が設けられ、フィルター100を前後方向に往復移動させる。また、移動経路Bの途中に清掃手段400が設けられ、フィルター100の清掃を行う。
ケーシング2の前面下部から前面にかけて、吹出口4及びその周辺部分を被覆する導風パネル7が設置されている。すなわち、導風パネル7は、吹出口4よりも大きく形成されており、ケーシング2の前面のほぼ全域を覆う大きさとされている。従って、後述するように、導風パネル7が回動して調和空気を前方に吹き出す姿勢をとったときには、ルーバーとして充分な長さを確保することができ、調和空気を遠方まで効率よく送ることができる。
導風パネル7は、吹出口4から吹き出す空気を通過させるための通気部9aを有し、吹出口4周辺部分を被覆する延長パネル体9と、延長パネル体9の前方から通気部9aを塞ぐカバーパネル体8とから構成されている。通気部9aは吹出口4とほぼ同じ大きさに形成されている。
延長パネル体9は、下端に形成された回動軸10の軸線10a周りにケーシング2に対して回動可能とされている。図5及び図6に示すように、導風パネル7として、カバーパネル体8と延長パネル体9とが一体的に回動軸線10a周りに回動して吹出口4を開放することができる。
カバーパネル体8は、延長パネル体9とほぼ同じ幅で、通気部9aとほぼ同じ長さに形成されている。カバーパネル体8は、延長パネル体9に対して、カバーパネル体8の上端に設けられた回動軸11の軸線11a回りに回動可能に取り付けられている。図3及び図4に示すように、カバーパネル体8が回動して通気部9aを開放することができる。
次に、フィルター100の具体的構成について説明する。図8はフィルターを示す図であって、(a)は正面図、(b)は(a)の一部拡大図、(c)はラック部107の構成を示す図である。図8に示すように、フィルター100は、矩形状のフィルター網101と、フィルター網101を補強すべく、その周囲を支持する合成樹脂製のフィルター枠102とを備えている。フィルター網101は、ポリプロピレン樹脂やポリエチレンテレフタレート樹脂の織地からなる。
フィルター枠102は、ポリプロピレン製であり、縦枠103及び横枠104から構成されている。縦枠2の外縁部には縦方向(縦枠2の長さ方向)にラック部107が設けられている。ラック部107は、凸部107aと凹部107bとが縦方向に交互に等間隔で形成されてなる。ラック部107は、後述する駆動手段300である第2のギア302に噛合してフィルター100を縦方向に往復移動させるものであり、帯状材を波形に成形した形状を有し、一面側からみて、この山部が凸部107aとなり、谷部が凹部107bとなる。凹部107bはフィルター100と同一高さに位置しており、フィルター面に対して一面側にのみ凸部107aが突出する。なお、凸部107aと凹部107bとの間の高さに、フィルター100が位置するようにしてもよい。
また、フィルター100は、フィルター枠102内を縦横に横切る合成樹脂製で直線状の縦リブ105及び横リブ106で補強されている。縦リブ105及び横リブ106は、ポリプロピレン製でそれぞれフィルター網101の一面側の表面に等間隔に複数形成されている。ポリプロピレンは、ポリエチレンテレフタレート樹脂よりも剛性が低いため、フィルター100に柔軟性を持たせることができる。
また、横枠104及び横リブ106がフィルター100の反りや波うちを防止するために突状に、すなわち、厚肉に形成されているのに対して、縦枠103及び縦リブ105は、横枠104及び横リブ106に比べて薄肉に形成されている。これにより、フィルター100は、横方向の剛性を維持しつつ、縦方向には容易に屈曲可能とされている。また、横リブ106の突状の厚みは、後述のように、清掃手段400の表側ボックス401と裏側ボックス402との間に形成される2ヶ所の隙間を塞ぐ役目もある。
また、横リブ106は、縦枠の凸部107aの突出方向と同じ側に突状に形成される。その高さは、凸部107aと同一か、それよりも低く設定される。この構成によれば、フィルター全体としての厚みが大きくならないですむ。また、横リブ106の縦方向の幅は、凸部107aの縦方向の幅と略同一か、それよりも狭く設定される。
さらにまた、横リブ106は、縦方向において凸部107aと略同一位置に形成され、横リブ106は凸部107aと連続的に形成されている。言い換えれば、横リブ106の延長線上に凸部107aが位置することになる。横リブ106は、凸部107aのピッチP1の複数倍の間隔P2で、かつ等間隔に配置される。本実施形態においては、凸部107aのピッチP1の4倍の間隔(凸部107aを3つおき)で配置される。
このような構成により、横リブ106によってフィルター100の剛性を保つことができると共に、横リブ106が凸部107aとフィルター100の高さ方向において同一位置に設けられているので、横リブ106がラック部107と駆動手段300との噛合を邪魔することなく、スムーズにフィルター100を移動させることができる。
フィルター枠102に張設されるフィルター網101のうち上部は、吸込口4から吸込まれた空気を通過させる空気流通部108とされ、下部は、空気を通過させない空気非流通部109とされる。
空気非流通部109は、図7に示すように、フィルター100を上流位置におき、清掃手段400を前面側に設けた場合に、清掃手段400よりも下側部分に形成される。このような構成であれば、清掃手段400よりも下側の清掃することができないフィルター部分を空気非流通部109としているので、その部分に空気が流通せず、塵埃が付着するのを防止することができる。
また、空気非流通部109は、空気流通部108と同一のフィルター網101を、フィルター網101を構成する繊維を押圧及び/又は加熱溶融して偏平化することにより、空気流通部108のメッシュよりも細かく設定したものである。このような構成によると、メッシュを細かくしても空気非流通部109の剛性は低く保たれるため、U字状の移動経路Bを湾曲させながら走行させることができる。
ガイド手段200は、ケーシング2の両側壁の内面に設けられ、フィルター100の左右両端部を保持可能とされている。ガイド手段200は、移動経路Bの内周側をガイドする内レール201と、移動経路Bの外周側をガイドする外レール202とから構成される。ガイド手段200は、ケーシング2の吸込口4に沿って設けられており、吸込口4よりも前方側でゆるやかに下方に傾斜しつつ、表側ボックス401及び裏側ボックス402の間を通過し、そこから前面パネル7に沿って湾曲しながら下降した後に、内側にUターンして吸込口に向って上昇するように、U字状に形成される。ガイド手段200の前面パネル2b側の一部が開閉自在となっており(不図示)、誘導パネル7を取り外した後、その開口からフィルター100を移動経路B内に挿入することができる。
フィルター100を縦方向に往復移動させる駆動手段300は、U字状の移動経路の折り返し部分の内側位置で、かつ、フィルター100のラック部107に対向する位置であって、清掃手段400よりも下流側に設けられる。駆動手段300は、モータ(不図示)と、モータに連結された第1のギア301と、第1のギア301に噛合する第2のギア302とから構成されている。
第2のギア302は、ボックス体403の下流側近くのガイド手段200の内レール201から移動経路Bに一部露出して、フィルター100に設けられたラック部107に噛合するように配置される。
次に、清掃手段400について説明する。清掃手段400は、フィルター100の表面を覆う塵埃除去ボックス(表側ボックスという)401及びフィルター100の裏面を覆う塵埃除去ボックス(裏側ボックスという)402と、吸引手段としての吸引ファン(不図示)とを備えている。両ボックス401及び402は、ケーシング2の吸込口4よりもやや前方、すなわち、吸込口4が形成された上面パネル2aと、前面パネル2bとの境界付近のフィルター100部分を挟んで対向配置されており、これにより吸込口4から吸込んだ空気がフィルター100を通過するのを妨げないようにしている。また、吸込口4に対向するフィルター100の全面を清掃することができる。
表側ボックス401及び裏側ボックス402は細長い形状に形成されており、フィルター100を横切るように長手方向をフィルター横方向に配向させて設置され、フィルター100を挟んで両ボックス401及び402の開口端面同士が対向するように間隔をあけて配置されている。両ボックス401及び402の間隔は、フィルター100の横リブ106の厚さとフィルター網101の厚さを合せた厚さよりも若干大きくなるように設定される。これはフィルター100に生じる若干の反り等を考慮してフィルター100の挿入をスムーズにするためであり、吸引ファンを稼動させると、流路403内が負圧になり、塵埃除去ボックス同士が密着するため、実質的には両者をほぼ同じに設定した場合と同じ吸引力を得ることができる。
表側ボックス401及び裏側ボックス402の長手方向一端側の開口は通気口(不図示)とされ、他端側は配管(不図示)に嵌合保持されている。配管の他端側は、吸引ファン(不図示)に接続されている。この構成により、通気口を入口とし、この入口から吸引ファンまで空気を吸引することで空気流を発生させる流路403が形成される。
図9は、室内機本体1にフィルター4をセットしたときの両ボックスとフィルターの状態を示す概略断面図である。フィルター100は、両ボックス401及び402の間を、横リブ106が形成された面を裏面(下流側)として走行し、流路403に空気流を発生させ、ボックス401及び402間に収容されたフィルター100の側方からフィルター100と略平行方向に空気を流すことでフィルター100に付着した塵埃を除去することができる。塵埃除去ボックス401内にフィルター100の表面(上流側)に接触する回転ブラシを設ければ、さらに塵埃を効率よく除去することができる。
また、フィルター100には、ボックス401及び402の幅(塵埃除去ボックスの開口端面401a及び401b間の距離)とほぼ同じ間隔zで横リブ106が形成されている。これにより、ボックス401及び402に形成される2ヶ所の隙間に横リブ106を位置させて隙間を塞ぐことが可能となる。このように、表側ボックス401、裏側ボックス402及びその間に介在する横リブ106とで隙間のない筒状のボックス体を形成することが可能となる。
以上の構成によると、横リブ106が縦枠103の凸部107aと同一位置に形成されている。すなわち、横リブ106の延長線上に凸部107aが形成されているので、フィルター100が横方向にずれることにより、第2のギア302が横リブ106に接触したとしても、横リブ106は第2のギア302に噛合することができる。したがって、横リブ106が縦枠103と第2のギア302との噛合を邪魔することなく、フィルター100の移動をスムーズに行うことができる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内で多くの修正・変更を加えることができるのは勿論である。例えば、上記実施形態では、フィルターを空気調和機の室内ユニットに搭載したが、本発明は、空気清浄機や除湿機、加湿機などの空気調節装置やその他の電気機器にも適用することができる。
本実施形態を示す空気調和機の室内ユニットの断面図 図1の室内ユニットの外観を示す斜視図 図1における室内ユニットのカバーパネル体が回動した状態を示す断面図 図3の室内ユニットの外観を示す斜視図 図1における室内ユニットの導風パネルが回動した状態を示す断面図 図5の室内ユニットの外観を示す斜視図 フィルター、清掃手段及び駆動手段の配置関係を示す概略断面図 フィルターを示す図であって、(a)は正面図、(b)は(a)の一部拡大図、(c)はラック部の構成を示す図 塵埃除去ボックスとフィルターの状態を示す概略断面図 従来のフィルターを示す図であって、(a)は正面図、(b)は(a)の一部拡大図、(c)はラック部の構成を示す図
符号の説明
1 室内ユニット
2 ケーシング
3 吸込口
4 吹出口
5 熱交換器
6 室内ファン
7 導風パネル
8 カバーパネル体
9 延長パネル体
101 フィルター網
102 フィルター枠
103 縦枠
104 横枠
105 縦リブ
106 横リブ
107 ラック部
107a 凸部
107b 凹部
200 ガイド手段
300 駆動手段
301 第2のギア
400 清掃手段

Claims (7)

  1. フィルター網と、該フィルター網の側方縁を支持する縦枠とを備え、該縦枠の少なくとも一面側に、フィルターを移動させるギアに噛合するための凸部及び凹部が交互に縦枠の長さ方向に順次形成されたフィルターであって、
    前記フィルター網の一面側に、横方向に延びる複数の突状の横リブが設けられ、該横リブは縦方向において前記凸部と略同一の位置に設けられたことを特徴とするフィルター。
  2. 前記横リブは、凸部ピッチの複数倍の間隔で設けられたことを特徴とする請求項1に記載のフィルター。
  3. 前記横リブは、等間隔で設けられたことを特徴とする請求項2に記載のフィルター。
  4. 前記横リブの縦方向の幅は、前記凸部の縦方向の幅と略同一か、それよりも狭く設定されたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のフィルター。
  5. フィルターを移動させるための移動経路と、フィルターを移動させる駆動手段とが設けられた空気調和機であって、請求項1〜4のいずれかに記載のフィルターが前記駆動手段であるギアに噛合されたことを特徴とする空気調和機。
  6. 前記フィルターは、湾曲しながら移動することを特徴とする請求項5に記載の空気調和機。
  7. 前記フィルターに付着した塵埃を除去する清掃手段をさらに備え、前記フィルターが移動しながら前記清掃手段にて前記フィルターを清掃することを特徴とする請求項5または6に記載の空気調和機。
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