JP2010180635A - 電柱用梯子 - Google Patents

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賢二 藤井
Yutaka Saeki
豊 佐伯
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Abstract

【課題】電柱への安定した掛止を可能とすることにより、昇降時における安全性を向上させた電柱用梯子を提供する。
【解決手段】本発明は、電柱Dの水平方向における一方側に突設される第1足場ボルトD1と、水平方向における他方側に突設され、第1足場ボルトD1と異なる高さに設けられる第2足場ボルトD2と、を有する電柱Dに掛止可能な電柱用梯子1であって、一対の支柱の間に複数の踏桟が横架された梯子本体2と、基端部が一対の支柱の一方の支柱の上端部に回動自在に連結されると共に、先端部が第1足場ボルトD1に係止可能な第1フック部6と、第1フック部6の長さと異なる長さに形成され、基端部が一対の支柱の他方の支柱の上端部に回動自在に連結されると共に、先端部が第2足場ボルトD2に係止可能な第2フック部7と、を備えることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、電柱に掛止可能な電柱用梯子に関し、特に、電柱に突設される足場ボルトに係止可能なフック部を有する電柱用梯子に関する。
従来より、電線等が架設されている電柱には、作業者が電柱に登って電線の点検や修理等を行うことが出来るように、電柱の外周面に足場ボルトが突設されている。足場ボルトは、低位置に設けられると通行人等に接触するおそれがあるため危険であると共に、作業者以外の者が勝手に電柱に登ることを防止するために、通常、地面から2m位の高さから設けられていることが多い。そのため、例えば、作業者は、電柱に梯子を立て掛け、梯子を登って足場ボルトが突設されている高さまで移動することとなるが、足場ボルトが突設されている高さまで梯子で移動するには、2m以上の梯子が必要となる。
一方、電柱は、略円柱状に形成されている。そのため、電柱に梯子を立て掛け、作業者が電柱に登ると、梯子は非常に不安定になる。特に、大型の梯子を用いて高所に登るのは非常に危険である。そのため、従来、電柱に立て掛けて梯子を使用する場合には、梯子が倒れないように作業補助者に下部を支えてもらい、作業補助者に梯子を支えてもらった状態で昇降を行っていた。つまり、梯子を使用するためだけに、作業補助者を連れてこなければならない場合が生じていた。
これに対しては、かかる梯子の上端部に足場ボルト等に係止させることが可能なフック部が取り付けられた梯子が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に開示の梯子は、上端部に足場ボルト等に係止可能なフック部を取り付けることにより、梯子を支える作業補助者がいなくても、梯子の昇降を行うことを可能としている。
特開2001−182467号公報
しかしながら、特許文献1に記載のフック部をはじめ、従来の梯子に取り付け可能なフック部は、それぞれが同じ長さに形成されている。これに対して、電柱に突設される足場ボルトは、作業者が電柱を昇降しやすいように左右の足場ボルトそれぞれが所定のピッチで上下方向に互い違いになるように設けられている。そのため、フック部を足場ボルトに係止させて梯子を電柱に立て掛けようとしても、梯子の一方側のフック部しか足場ボルトに掛止させることができなかった。これにより、例えば、梯子を登る作業者の荷重が梯子に対して偏荷重になった場合等に、梯子がねじれるように反転したり、倒れてしまうおそれがあった。
本発明は、電柱への安定した掛止を可能とすることにより、昇降時における安全性を向上させた電柱用梯子を提供することを目的とする。
本発明に係る電柱用梯子は、電柱の水平方向における一方側に突設される第1足場ボルトと、前記水平方向における他方側に突設され、前記第1足場ボルトと異なる高さに設けられる第2足場ボルトと、を有する電柱に掛止可能な電柱用梯子であって、一対の支柱の間に複数の踏桟が横架された梯子本体と、基端部が前記一対の支柱の一方の支柱の上端部に回動自在に連結されると共に、先端部が前記第1足場ボルトに係止可能な第1フック部と、前記第1フック部の長さと異なる長さに形成され、基端部が前記一対の支柱の他方の支柱の上端部に回動自在に連結されると共に、先端部が前記第2足場ボルトに係止可能な第2フック部と、を備えることを特徴とする。
また、一方側の端部に前記電柱に当接可能に湾曲した湾曲部を有し、他方側の端部が前記梯子本体の下端部の近傍に回動自在に連結される電柱支持部を更に備えることが好ましい。
また、前記電柱支持部は、前記湾曲部に連結され、前記電柱を巻装可能な巻装部を更に備えることが好ましい。
本発明によれば、電柱への安定した掛止を可能とすることにより、昇降時における安全性を向上させた電柱用梯子を提供することができる。
本実施形態に係る電柱用梯子を伸張させた状態を示す外観斜視図である。 本実施形態に係る電柱用梯子の外観を示す外観斜視図である。 本実施形態に係る電柱用梯子の側面を示す側面図である。 (a)は、本実施形態に係る電柱用梯子の第1フック部の側面を示す外観側面図であり、(b)は、本実施形態に係る電柱用梯子の第2フック部の側面を示す外観側面図である。 (a)は、本実施形態に係る電柱支持部の外観を示す外観斜視図であり、(b)は、電柱巻装部を開放した状態の電柱支持部の外観を示す外観斜視図である。 本実施形態に係る電柱用梯子の使用状態を示す外観斜視図である。
以下、本発明を実施するための形態について図面を参照しながら説明する。
図1は、本実施形態に係る電柱用梯子1を伸張させた状態を示す外観斜視図である。図2は、本実施形態に係る電柱用梯子1を示す外観斜視図である。図3は、本発明の実施形態に係る電柱用梯子の側面を示す側面図である。
図1に示すように、電柱用梯子1は、電柱Dに立て掛けて使用される。
図1から図3に示すように、電柱用梯子1は、梯子本体2と、第1フック部6と、第2フック部7と、電柱支持部8と、を備えて構成されている。
梯子本体2は、梯子本体2のベース用梯子となる下段梯子3と、梯子本体2の伸縮用梯子となる上段梯子4と、を備えて構成されている。また、梯子本体2は、下段梯子3に上段梯子4を伸縮自在に連結し、不図示の操作綱を操作することにより多段に伸長自在となるように構成されている。
下段梯子3は、互いに対向するように配設された一対の支柱30,30と、一対の支柱30,30それぞれの下端部に設けられる一対の接地部34,34と、支柱30と支柱30との間において、上下方向に所定の間隔で横架される第1踏桟31a、第2踏桟31b、第3踏桟31c、第4踏桟31d及び第5踏桟31eと、を備えて構成されている。
一対の支柱30,30それぞれは、断面視略L字状に形成されており、梯子本体2の両側に配置される第1の面32,32と、梯子本体2の正面側に第1の面32,32と直交して配置される第2の面33,33と、を備えて構成されている。
一対の接地部34,34それぞれは、一対の支柱30,30の端部に回動自在に連結されている。また、一対の接地部34,34それぞれは、滑り止め部38,38を有して構成されている。滑り止め部38,38は、接地部34,34の底部に設けられており、滑り止め部38,38には、梯子本体2を地面に設置した際に、電柱D(後述の図6参照)に対して梯子本体2が滑ることを防止する溝部(図示せず)が形成されている。
第1踏桟31a、第2踏桟31b、第3踏桟31c、第4踏桟31d及び第5踏桟31eは、支柱30,30の間において、それぞれが上下方向に所定の間隔で横架されている。第1踏桟31a、第2踏桟31b、第3踏桟31c、第4踏桟31d及び第5踏桟31eは、直方体状に形成されており、一の面が上方を向くように配設されている。また、一の面には、作業者の靴底の滑りを防止する滑止部(図示せず)が形成されている。
上段梯子4は、互いに対向するように配設された一対の支柱40,40と、一対の支柱40,40の間において、上下方向に所定の間隔で横架される第6踏桟41a、第7踏桟41b、第8踏桟41c及び第9踏桟41dと、当接部42と、上段梯子4を下段梯子3に係止させるストッパ部44と、を備えて構成されている。上段梯子4は、下段梯子3の上方に引き出し可能に下段梯子3に連結されている。
一対の支柱40,40それぞれは、断面視略コ字状に形成されており、コ字の凹部同士が対向するように、一対の支柱30,30それぞれの内面側に配置されている。また、一対の支柱40,40の上端部には、合成樹脂により形成されたキャップ部43,43が取り付けられている。キャップ部43,43は、一対の支柱40,40の上端部を保護すると共に、立て掛けられる電柱Dの外周面を傷つけることを防止する(後述の図6参照)。
また、一対の支柱40,40それぞれの下端部の近傍には、後述の係止部89,89を係止可能な係止孔48,48が設けられている。
第6踏桟41a、第7踏桟41b、第8踏桟41c及び第9踏桟41dは、直方体状に形成されており、一の面が上方を向くように配設されている。また、一の面には、作業者の靴底の滑りを防止する滑止部(図示せず)が形成されている。
当接部42は、第9踏桟41dの上方において、一対の支柱40,40の間に横架されている。当接部42は、弾性材料により帯状に形成されており、電柱Dの外周面と当接可能に形成されている。当接部42は、電柱Dの外周面と接触すると、弾性変形により延伸し、外周面との接触面積が大きくなるように形成されている(後述の図6参照)。
ストッパ部44は、支柱40の下端部の近傍に設けられている。ストッパ部44は、係止爪部45を有して構成されている。係止爪部45は、下段梯子3に設けられる第2踏桟31b、第3踏桟31c、第4踏桟31d及び第5踏桟31eの上部に係止可能な係止部46と、第3踏桟31c、第4踏桟31d及び第5踏桟31eの下部と摺動可能な摺動部47と、を有して構成されている。
更に、ストッパ部44は、不図示の付勢部により梯子本体2の正面側に付勢されると共に、前後方向に所定量傾動可能に形成されている。具体的には、ストッパ部44は、上段梯子4が引き出され、第3踏桟31c、第4踏桟31d又は第5踏桟31eの下部と摺動部47とが接触したときは、付勢部による付勢力に反して、摺動部47の形状に沿って梯子本体2の背面側に所定量傾動するように形成されている。これにより、ストッパ部44は、上段梯子4が引き出された場合に、第3踏桟31c、第4踏桟31d及び第5踏桟31eを超えて移動することが可能となると共に、付勢部の付勢力により超えた後の第3踏桟31c、第4踏桟31d又は第5踏桟31eと係合することが可能になる。
次に、第1フック部6及び第2フック部7について説明する。
図4(a)は、本実施形態に係る電柱用梯子1の第1フック部6の側面を示す外観側面図である。図4(b)は、第2フック部7の側面を示す外観側面図である。
図4(a)に示すように、第1フック部6は、第1アーム部61と、第1鈎部60と、を備えて構成されている。
第1アーム部61は、所定の長さを有するように縦長状に形成されており、基端部65が支柱40の上端部近傍に回動自在に連結されている。
第1鈎部60は、第1アーム部61の先端に設けられており、第1足場ボルトD1と係合可能に形成されている。
図4(b)に示すように、第2フック部7は、第2アーム部71と、第2鈎部70と、を備えて構成されている。
第2アーム部71は、第1アーム部61よりも短くなるように形成されており、基端部75が支柱40の上端部近傍に回動自在に連結されている。具体的には、第2アーム部71は、電柱Dの外周面に突設される第1足場ボルトD1と第1足場ボルトD1よりも低い位置に突設される第2足場ボルトD2の間隔(第1足場ボルトD1と第2足場ボルトD2との高さの差)と同じ長さだけ第1アーム部61よりも短くなるように形成されている。例えば、第1足場ボルトD1が第2足場ボルトD2よりも45cm高い位置に設置されている場合には、第2フック部7は、第1フック部6よりも45cm短くなるように形成される。
第2鈎部70は、第2アーム部71の先端に設けられており、第2足場ボルトD2と係合可能に形成されている。
次に、電柱支持部8について説明する。電柱支持部8は、下段梯子3の第1の面32,32の下端部近傍に連結されている。
図5(a)は、本実施形態に係る電柱支持部8の外観を示す外観斜視図である。図5(b)は、電柱巻装部84を開放した状態の電柱支持部8の外観を示す外観斜視図である。
図5(a)及び図5(b)に示すように、電柱支持部8は、一対の連結部80a,80bと、支持棒88と、湾曲部83と、電柱巻装部84と、を備えて構成されている。
一対の連結部80a,80bは、一対の第1連結部81a,81bと、一対の第2連結部82a,82bと、を有して構成されている。
一対の第1連結部81a,81bは、長尺の板状に形成されている。一対の第1連結部81a,81bの長手方向における一端部は、第1の面32,32の下端部近傍に連結されており、第1の面32,32の延びる方向と長手方向とが直交するように第1の面32,32に固定されている。一方、一対の第1連結部81a,81bの長手方向における他端部は、一対の第2連結部82a,82bと連結される。
一対の第2連結部82a,82bは、長尺の板状に形成されている。一対の第2連結部82a,82bの長手方向における一端部は、一対の第1連結部81a,81bの他端部に回動自在に連結されている。一方、一対の第2連結部82a,82bの他端部は、湾曲部83の両端部それぞれに連結されている。
また、第2連結部82aの他端部の近傍には、外側に突出する突起部87が形成されている。突起部87は、後述の調整部85に形成された嵌挿孔85a,85b,85c,85dに嵌挿可能に形成されている。
支持棒88は、第2連結部82a及び第2連結部82bと直交する方向に配置され、第2連結部82aと第2連結部82bとを連結する。
湾曲部83は、帯状に形成されると共に、一端部が第2連結部82aと連結され、他端部が第2連結部82bと連結されている。また、湾曲部83は、支持する電柱D(図6参照)の外周面と当接可能に湾曲した状態に形成されている。
電柱巻装部84は、帯状に形成されている。電柱巻装部84は、一端部が湾曲部83の端部に、ヒンジ部86により回動自在に連結されている。一方、電柱巻装部84の他端部には、調整部85が設けられている。調整部85は、外径の異なる電柱Dに電柱巻装部84を巻装可能にするために設けられている。調整部85には、複数の嵌挿孔85a,85b,85c,85dが形成されている。複数の嵌挿孔85a,85b,85c,85dそれぞれは、電柱Dの外径に合わせて上述の突起部87を嵌挿可能に形成されている。
次に、本実施形態に係る電柱用梯子1の使用方法について説明する。
図6は、本実施形態に係る電柱用梯子1の使用状態を示す外観斜視図である。
作業者は、まず、上段梯子4の係止孔48,48に係止された係止部89a,89bの係止を解除し、梯子本体2を伸縮可能な状態にする。
次いで、作業者は、不図示の操作綱を操作して、上段梯子4を下段梯子3から引き出し、梯子本体2を伸長させる。作業者により梯子本体2が所定の長さに伸長されると、作業者は、操作綱の操作をやめて、操作綱を固定する。このとき、上段梯子4に設けられるストッパ部44は、上段梯子4が止められた位置における踏桟の上部と係止する。例えば、梯子本体2が最長になるように伸長された場合には、ストッパ部44は、第5踏桟31eの上部と係止する。梯子本体2は、ストッパ部44が踏桟(例えば、第5踏桟31e等)に係止されることにより、梯子本体2の長さが固定されると共に、上段梯子4が下段梯子3の方に不用意に落下することを防止する。
作業者により梯子本体2が適当な長さに調節されると、作業者は、電柱用梯子1を電柱Dに立て掛ける準備を行う。まず、作業者は、第1フック部6を第1足場ボルトD1に係止させる。次いで、作業者は、第2フック部7を第2足場ボルトD2に係止させる。
ここで、第1足場ボルトD1と第2足場ボルトD2とは、それぞれが異なる高さに設置されているが、第1フック部6が第2フック部7よりも、第1足場ボルトD1と第2足場ボルトD2との高さの差の分だけ長くなるように形成されている。そのため、第1フック部6の基端部65と第2フック部7の基端部75は、同じ高さになる。つまり、電柱用梯子1は、踏桟等の水平状態が保たれた状態になる。
次いで、梯子本体2の位置が確定すると、作業者は、電柱支持部8の湾曲部83を電柱Dの外周面に当接させる。湾曲部83を電柱Dの外周面に当接すると、次いで、作業者は、湾曲部83にヒンジ部86により連結された電柱巻装部84を電柱Dに巻装させる。電柱巻装部84を電柱Dに巻装させると、作業者は、連結部80aに形成される突起部87を適当な位置の嵌挿孔85a,85b,85c,85dに嵌挿させて、電柱巻装部84を電柱Dに固定する。
これにより、電柱用梯子1は、上部側では、第1フック部6及び第2フック部7により支持され、下部側では、電柱支持部8に支持された状態になる。これにより、作業者の安定した昇降が可能になる。
以上のような構成を有する本実施形態に係る電柱用梯子1によれば、以下のような効果が奏される。
本実施形態に係る電柱用梯子1は、第1フック部6と、第1フック部6と長さの異なる第2フック部7と、を有する。具体的には、第1フック部6は、第2フック部7よりも第1足場ボルトD1及び第2足場ボルトD2それぞれが設けられる高さ方向における間隔の分長くなるように形成されている。そのため、電柱用梯子1は、例えば、第1フック部6及び第2フック部7それぞれの基端部65,75が同じ高さになるように、第1足場ボルトD1及び第2足場ボルトD2に係止させることが可能となる。つまり、第1フック部6及び第2フック部7を第1足場ボルトD1及び第2足場ボルトD2に係止させても、電柱用梯子1を水平にすることが可能になる。これにより、例えば、梯子を登る作業者の荷重が偏荷重になった場合等に、梯子がねじれるように反転したり、倒れてしまうことを防止することが可能になる。つまり、作業者は、安全に電柱用梯子1を昇降することが可能になる。
また、本実施形態に係る電柱用梯子1は、第1フック部6及び第2フック部7が回動自在に連結されている。そのため、例えば、梯子本体2の下端側を電柱Dと離れる方向にずらし、各踏桟が略水平になるように梯子本体2の位置を調整することが容易になる。これにより、例えば、第1フック部6及び第2フック部7を第1足場ボルトD1及び第2足場ボルトD2に確実に係止させるように調整することが可能になり、作業の安全性を向上させることが可能になる。また、第1フック部6及び第2フック部7の連結部における負荷を軽減させることが可能になる。
また、本実施形態に係る電柱用梯子1は、電柱Dの外周面に当接可能に湾曲した湾曲部83と、湾曲部83と下段梯子3とを連結させる連結部80a,80bとを、有する電柱支持部8を備える。そのため、例えば、電柱Dに当接させた状態の湾曲部83と下段梯子3とを当接させた状態で連結することが可能になる。これにより、梯子本体2が電柱Dに近づくように移動することを防止することが可能になる。つまり、梯子本体2が電柱Dに近づくことにより、梯子本体2の上端部が上昇し、第1フック部6及び第2フック部7が第1足場ボルトD1及び第2足場ボルトD2から不用意に外れることを防止することが可能になる。
また、湾曲部には、電柱Dを巻装可能な電柱巻装部84が連結されている。そのため、下段梯子3と電柱Dとを連結させることが可能になる。これにより、電柱用梯子1は、上部で第1フック部6及び第2フック部7により電柱Dと係合させると共に、下部で電柱Dと連結させることが可能になり、電柱Dに安定的に掛止させることが可能になる。
なお、本発明は、上記実施形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲はこれらに限定されるものではない。
例えば、本実施形態においては、下段梯子3と上段梯子4とを有する、いわゆる二連式の電柱用梯子1の支柱に第1フック部6及び第2フック部7を設ける構成としたが、本発明においてはこれに限定されない。例えば、電柱用梯子1は、伸縮しない一の梯子体からなる、いわゆる一本梯子の支柱に第1フック部6及び第2フック部7を設ける構成であってもよい。また、複数の梯子体が伸縮自在に連結された多段式梯子の最上段の梯子体の支柱に第1フック部6及び第2フック部7を設ける構成であってもよい。
1 電柱用梯子
2 梯子本体
3 下段梯子
4 上段梯子
5 フック部
6 第1フック部
7 第2フック部
8 電柱支持部
60 第1鈎部
61 第1アーム部
70 第2鈎部
71 第2アーム部
84 電柱巻装部(巻装部)
D 電柱
D1 第1足場ボルト
D2 第2足場ボルト

Claims (3)

  1. 電柱の水平方向における一方側に突設される第1足場ボルトと、前記水平方向における他方側に突設され、前記第1足場ボルトと異なる高さに設けられる第2足場ボルトと、を有する電柱に掛止可能な電柱用梯子であって、
    一対の支柱の間に複数の踏桟が横架された梯子本体と、
    基端部が前記一対の支柱の一方の支柱の上端部に回動自在に連結されると共に、先端部が前記第1足場ボルトに係止可能な第1フック部と、
    前記第1フック部の長さと異なる長さに形成され、基端部が前記一対の支柱の他方の支柱の上端部に回動自在に連結されると共に、先端部が前記第2足場ボルトに係止可能な第2フック部と、
    を備えることを特徴とする電柱用梯子。
  2. 一方側の端部に前記電柱に当接可能に湾曲した湾曲部を有し、他方側の端部が前記梯子本体の下端部の近傍に回動自在に連結される電柱支持部を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の電柱用梯子。
  3. 前記電柱支持部は、前記湾曲部に連結され、前記電柱を巻装可能な巻装部を更に備えることを特徴とする請求項2に記載の電柱用梯子。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103255998A (zh) * 2013-04-26 2013-08-21 河南省电力公司信阳供电公司 便携式吊梯
KR101602615B1 (ko) * 2015-10-27 2016-03-14 새신정보기술 주식회사 안전 사다리
CN110984834A (zh) * 2019-12-03 2020-04-10 贵州电网有限责任公司 一种地桩式杆上作业平台

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