JP2010179039A - 処方薬調剤支援システム及び方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】陰圧状態の作業空間10を有する安全キャビネット1と、作業空間10内に設けられ、第1容器から液体を抜き取るためのシリンジ2の空重量を測定する計量手段30と、空重量を記憶する記憶手段61と、空重量測定後に第1容器から液体を所定目盛分だけ吸入したシリンジ2の吸入後重量と空重量との差から吸入量を求める演算手段62と、求めた吸入量が、作業空間10内の第2容器に注入すべき適正量か否かを、判定する判別手段63と、判別結果を表示すると共に作業空間10内に設けられる表示手段50と、を備える。
【選択図】図1
Description
また、予め用意した液体(液状薬剤や生理食塩水等)が調剤に用いるのに適正か否かを判別し、その後、適正であるならば、調剤の手順をモニター等の表示手段に表示させて処方薬の調剤を支援するシステムが知られている。
図1は本発明のシステムの実施の一形態を示す正面図である。
本発明のシステムは、処方薬の調剤に用いる液体が入った第1容器から、シリンジ2を介して、第1容器とは別の容器である第2容器に液体を注入するまでの間に、液体注入前のシリンジ2の重量と液体注入後のシリンジ2の重量とを測定して、差から求めた吸入量が第2容器に注入すべき適正量か否かを判定し表示するシステムである。
また、紙やシール等の媒体に調剤履歴や処方内容が印字されたレシートを出力するプリンタ等の出力手段70と、音声出力可能なスピーカ等の音声出力手段(図示省略)と、を備えている。計量手段30と読取手段40と表示手段50と出力手段70と音声出力手段は、コンピュータからなる情報処理手段60に接続されている。
なお、情報処理手段60は、入力手段20、計量手段30、読取手段40、表示手段50と情報の送受信が可能であれば、クリーンルーム内のどこに設けても良い。
ここで、記憶手段61が予め保持する情報、他のコンピュータが保持する情報、読取手段40にて得られた情報、とは、電子カルテ等の患者情報(氏名、ID、病名、治療履歴、処方履歴等)、調剤指示情報、処方薬調剤手順情報(調剤パターン、薬名、種類、薬剤容器の形状、粉状や液状等の状態、容量、比重、調合率等、調合順序)、調製・監査履歴情報(調剤内容、調製量、調製時間、調製者、監査者等)等の情報である。
即ち、記憶手段61と演算手段62を有する情報処理手段60は、記憶手段61と演算処理手段62の共働きによって、求めた吸入量が適正量か否かを判別する判別手段63である。また、判別手段63は、判別結果を表示手段50に表示させる。
実施例として、例えば、アンプル等の薬剤容器B(第1容器)に収容された液状薬剤を、生理食塩水やブドウ糖又は蒸留水等のベース輸液を収容した輸液バックY(第2容器)に注入して処方薬をつくる場合を説明する。図2は、その処方薬調剤支援方法を説明するフローチャートである。
なお、輸液バックY、薬剤容器B、シリンジ2は、予め薬剤管理・保管室からクリーンルーム(無菌室)に搬入されたものである。
判定結果が適合しない(否)であれば、ステップS12に進み、表示手段50は、「NG」や「不適合」等を表示する。作業者に、シリンジ2内の液体(液状薬剤)を適正量とするように指示(支援)する。この際、不足量又は超過量を体積で表示するのが望ましい。
図3は、別の実施例の処方薬調剤支援方法を説明するフローチャートである。
判定結果が適合しない(否)であれば、ステップS111 に進み、表示手段50は、「NG」や「不適合」等を表示する。作業者に、シリンジ2A内の液体(ベース輸液)を適正量とするように指示する。この際、不足量又は超過量を体積で表示手段50に表示するのが望ましい。
判定結果が適合しない(否)であれば、ステップS119 に進み、表示手段50は、「NG」や「不適合」等を表示する。作業者に、シリンジ2B内の液体(液状薬剤)が適正量となるように指示(支援)する。この際、不足量又は超過量を体積で表示するのが望ましい。
また、上述の実施例以外にも、第1容器を輸液バックY、第2容器を廃液用容器として、余分なベース輸液を正確に抜き取るために用いるも自由である。
2(2A,2B) シリンジ
10 作業空間
30 計量手段
50 表示手段
61 記憶手段
62 演算手段
63 判別手段
B 薬剤容器
Wa(Wa’) 空重量
Wb(Wb’) 吸入後重量
Y 輸液バック
Claims (6)
- 陰圧状態の作業空間(10)を有する安全キャビネット(1)と、
上記作業空間(10)内に設けられ、第1容器から液体を抜き取るためのシリンジ(2)の空重量(Wa)を測定する計量手段(30)と、
上記空重量(Wa)を記憶する記憶手段(61)と、
該空重量(Wa)測定後に上記第1容器から液体を所定目盛分だけ吸入した上記シリンジ(2)の吸入後重量(Wb)と上記空重量(Wa)との差から吸入量を求める演算手段(62)と、
求めた吸入量が、上記作業空間(10)内の第2容器に注入すべき適正量か否かを、判定する判別手段(63)と、
判別結果を表示すると共に上記作業空間(10)内に設けられる表示手段(50)と、を備えたことを特徴とする処方薬調剤支援システム。 - 陰圧状態の作業空間(10)を有する安全キャビネット(1)と、
上記作業空間(10)内に設けられ、薬剤容器(B)から液状薬剤を抜き取るためのシリンジ(2)の空重量(Wa)を測定する計量手段(30)と、
上記空重量(Wa)を記憶する記憶手段(61)と、
該空重量(Wa)測定後に液状薬剤を所定目盛分だけ吸入した上記シリンジ(2)の吸入後重量(Wb)と上記空重量(Wa)との差から吸入量を求める演算手段(62)と、 求めた吸入量が、ベース輸液を収容して上記作業空間(10)内に設けた上記輸液バック(Y)に注入すべき適正量か否かを、判別する判別手段(63)と、
判別結果を表示すると共に上記作業空間(10)内に設けられる表示手段(50)と、を備えたことを特徴とする処方薬調剤支援システム。 - 陰圧状態の作業空間(10)を有する安全キャビネット(1)と、
上記作業空間(10)内に設けられ、輸液バック(Y)からベース輸液を抜き取るためのシリンジ(2)の空重量(Wa)を測定する計量手段(30)と、
上記空重量(Wa)を記憶する記憶手段(61)と、
該空重量(Wa)測定後にベース輸液を所定目盛分だけ吸入した上記シリンジ(2)の吸入後重量(Wb)と上記空重量(Wa)との差から吸入量を求める演算手段(62)と、 求めた吸入量が、液状薬剤をつくるために粉状薬剤を予め収容して上記作業空間(10)内に設けた薬剤容器(B)に注入すべき適正量か否かを、判別する判別手段(63)と、
判別結果を表示すると共に上記作業空間(10)内に設けられる表示手段(50)と、を備えたことを特徴とする処方薬調剤支援システム。 - 安全キャビネット(1)の陰圧状態の作業空間(10)内に、第1容器を設置し、さらに、空のシリンジ(2)の空重量(Wa)を上記作業空間(10)内の計量手段(30)にて計測して記憶手段(61)に記憶し、次に、第1容器から液体を所定目盛分だけ吸入した上記シリンジ(2)の吸入後重量(Wb)と上記記憶手段(61)にて記憶した上記空重量(Wa)との差を演算して、上記作業空間(10)内の第2容器に注入すべき適正量か否かを判別手段(63)にて判別し、判別結果を上記作業空間(10)内の表示手段(50)に表示することを特徴とする処方薬調剤支援方法。
- 安全キャビネット(1)の陰圧状態の作業空間(10)内に液状薬剤を収容した薬剤容器(B)を設置し、さらに、空のシリンジ(2)の空重量(Wa)を上記作業空間(10)内の計量手段(30)にて計測して記憶手段(61)に記憶し、次に、液状薬剤を所定目盛分だけ吸入した上記シリンジ(2)の吸入後重量(Wb)と上記記憶手段(61)にて記憶した上記空重量(Wa)との差を演算して、ベース輸液が収容され上記作業空間(10)内に設けられた輸液バック(Y)に注入すべき適正量か否かを判別手段(63)にて判別し、上記作業空間(10)内の判別結果を表示手段(50)に表示することを特徴とする処方薬調剤支援方法。
- 安全キャビネット(1)の陰圧状態の作業空間(10)内にベース輸液を収容した輸液バック(Y)を設置し、さらに、空のシリンジ(2)の空重量(Wa)を上記作業空間(10)内の計量手段(30)にて計測して記憶手段(61)に記憶し、次に、ベース輸液を所定目盛分だけ吸入した上記シリンジ(2)の吸入後重量(Wb)と上記記憶手段(61)にて記憶した上記空重量(Wa)との差を演算して、液状薬剤をつくるために粉状薬剤が予め収容され上記作業空間(10)内に設けられた薬剤容器(B)に注入すべき適正量か否かを判別手段(63)にて判別し、判別結果を上記作業空間(10)内の表示手段(50)に表示することを特徴とする処方薬調剤支援方法。
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JP2014008322A (ja) * | 2012-07-02 | 2014-01-20 | Tosho Inc | 調剤支援システム |
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2009
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