JP2010178694A - 緑化装置及び建物緑化構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】設置にあたり占有領域の省スペース化を図った緑化装置及びそれを用いた建物緑化構造を提供する。
【解決手段】緑化装置10は、立設された複数の支柱20と、立設された複数の支柱20の上部に跨って設けられた横材25と、横材25から側方に張り出すように設けられ、伸長する植物50を支持するための支持体40と、横材25の上に設置され、植物50を植えるための栽培槽30と、を備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、屋外を植物で緑化する緑化装置及びそれを用いた建物緑化構造に係り、特に、設置にあたり占有領域の省スペース化を図った技術に関する。
近年、ヒートアイランド化の抑制や大気浄化などの環境対策のために、都心部における緑化量の増加の必要性が高まっており、これら要求に対する緑化技術の一つとして、従来より建物の屋上を緑化する技術が提案されている。
例えば、特許文献1には、屋根の上に複数の支柱を立てるとともに、それら支柱間に骨組材を架け渡し、当該骨組材に、設置対象場所である屋根の上に複数設置したプランターに植えたつる性植物を絡ませて植栽を施した緑化装置が開示されている。
特開2002−38663号公報
しかしながら、特許文献1では、緑化装置の支柱の配置等については、考慮されてない。そして、植物を繁茂させるために用いられるパーゴラや藤棚等の支柱は、一般的に設置対象場所に面的な配置で立設されるが、このような配置で支柱を立設すると、支柱により設置対象場所の空間的な利用用途が制限されるおそれがある。
また、特許文献1では、設置対象場所にプランターを直接設置していることから、さらに屋根上のスペースが占有されるおそれがあった。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、設置にあたり占有領域の省スペース化を図った緑化装置及びそれを用いた建物緑化構造を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明は、屋外を植物で緑化する装置であって、
設置対象場所に略直線状に並ぶように立設された複数の支柱と、
前記立設された複数の支柱の上部に跨って設けられた横材と、前記横材から側方に張り出すように設けられ、植物を支持するための支持体と、
前記横材の上に設置され、前記支持体に支持させる前記植物を植えるための栽培槽と、を備えることを特徴とする。
本発明に係る緑化装置によれば、横材は立設された複数の支柱の上部に跨って設けられ、支持体は横材から側方に設けられ、栽培槽は横材の上に設置されるので、本緑化装置の構成のうち、設置対象場所に直接設置されてスペースを占有するのは、立設された複数の支柱のみである。したがって、特許文献1に記載される緑化装置のように、設置対象場所にプランターが直接設置されているのと比べて、占有領域が小さい。
また、植物を繁茂させるために一般的に用いられるパーゴラや藤棚等のように、設置対象場所に支柱が面的に配置しておらず、略直線状に並ぶように配置されているので、さらに占有領域の省スペース化を図ることができ、設置対象場所の利用用途の拡大に寄与する。
また、本発明において、前記支柱と前記横材と前記支持体とからなる構成として、カーポート又はサイクルポートの骨組みを用いたこととしてもよい。
本構成によれば、支柱と横材と支持体とからなる構成に、市販のカーポート又はサイクルポートの骨組みを利用することにより、施工時間を短縮できるとともに施工コストも低減することができる。
また、本発明は、建物を植物で緑化した構造であって、建物の屋上の縁部に沿って複数の支柱を立設し、前記立設した複数の支柱の上部を跨ぐように横材を設け、前記横材から側方に張り出すように、植物を支持するための支持体を設け、前記横材の上に植物が植えられた栽培槽を設置して、前記栽培槽から前記植物を前記支持体に支持させるように伸長させたことを特徴とする。
本発明に係る建物緑化構造によれば、建物の屋上を緑化できるとともに、屋上に直接設置されてスペースを占有するのは、屋上の縁部に沿って立設された複数の支柱のみであることから、屋上にはほとんど障害物が存在しないので、屋上のスペースを有効に活用できる。
また、本発明において、前記栽培槽から前記植物を前記支持体に支持させるとともに、前記建物の屋上の外側に垂下させて、前記建物の壁を緑化したこととしてもよい。本構成によれば、建物の屋上だけでなく壁面も緑化することができる。
本発明によれば、設置にあたり占有領域の省スペース化を図った緑化装置及びそれを用いた建物緑化構造を提供できる。
本実施形態に係る緑化装置10の外観を示す斜視図である。 図2は、栽培槽30の詳細な構造を示し、同図(a)は断面図、同図(b)は同図(a)のA−A断面図である。 ビル70の屋上に本実施形態に係る緑化装置10を設置した例である。 支柱20から2つの支持体40が夫々反対方向に設けられた緑化装置100の側面図である。
以下、本発明の好ましい実施形態について図面に基づき詳細に説明する。
図1は、本実施形態に係る緑化装置10の外観を示す斜視図である。
図1に示すように、緑化装置10は、立設された複数の支柱20と、立設された複数の支柱20の上部に跨って設けられた横材25と、横材25から側方に張り出すように設けられ、伸長する植物50を支持するための支持体40と、横材25の上に設置され、支持体40に支持させる植物50を植えるための栽培槽30と、を備える。
支柱20は、一般的に植物を支持するのに用いられるパーゴラや藤棚等の支柱のように、設置対象場所に面的に配置されるものとは異なり、略直線状に並ぶように立設されている。
支柱20としては、その上部に設けられる横材25、栽培槽30、及び支持体40を、支持可能な強度及び寸法を有するものであれば、金属、木製等の材質は問わない。
支柱20の底部には、例えば、十分な面積の板材22を設け、設置対象場所の面に、アンカーボルト24等でしっかり固定することが好ましい。
横材25も同様に、栽培槽30及び支持体40を、支持可能な強度及び寸法であれば材質は問わない。
また、支柱20の本数及び支柱20間の間隔も緑化領域又は屋上領域によってその設計を変更してもよい。
支持体40は、例えば、その一端が横材25に固定され、該横材25から側方に張り出すように設けられる片持ち梁42と、片持ち梁42と直交する方向に片持ち梁42間を跨って接続するつなぎ梁44とから構成される。
支持体40も、支柱20と同様に、栽培槽30から伸長する植物50を支持可能な強度及び寸法を有するものであれば、その材質は問わない。また、片持ち梁42又はつなぎ梁44の本数及びこれら梁間の間隔も緑化領域の設計によって変更してもよい。
支持体40の上面には、例えば金網やネットなどの網材46を設けてもよい。これにより、各梁間にも植物50を伸長させて緑化面積を増大させることができる。
なお、このような支持体40又は網材46に、栽培槽30から伸長した植物50が固定されていない場合には、ワイヤや縄等で植物50のつるなどを適宜留めておくことが好ましい。
上記支柱20と横材25と支持体40とからなる構成として、カーポート又はサイクルポートの骨組みを用いることができる。ただし、本緑化装置10は屋外に設置するので、積雪や強風などによる荷重にその構造が十分耐久しうるようにするため、カーポートの部材のうち骨組みのみを使用する。なお、骨組みのみを使用することにより、骨組みの下部から植物50の手入れもできるようになる。
植物50としては、常緑性を有し、生長とともに屋根全体に伸長するような、例えばつる性植物を用いることが好ましい。具体的には、耐暑性及び耐寒性に優れるヘデラ類のへリックス、カナリエンシス、コルシカ等を用いることができる。このようなつる性植物は、栽培槽30から片持ち梁42や網材46に自然につたって伸長していくので、支持体40全体に容易に緑化することができる。
植物50の栽培方法には、例えば、管理が容易な水耕栽培を採用する。この場合、栽培槽30には、例えば、その内部に植物50の根を固定するための培地35が充填され、外部から培養液60を栽培槽30内に供給するための供給管37と、栽培槽30内から余剰な培養液60を排出するための排液管38とが接続され、供給管37と排液管38との他端は培養液60を循環させるユニット(図示しない)に接続される。
図2は、栽培槽30の詳細な構造を示し、同図(a)は断面図、同図(b)は同図(a)のA−A断面図である。
図2に示すように、栽培槽30としては、例えば、上面31が取り外し可能である角筒形の硬質塩化ビニル製の管を用いることができる。かかる栽培槽30を用いることで、栽培槽30内への植物50の定植の際に、該上面31を取り外すことにより植物50の定植を容易に行える。
栽培槽30内には、植物50が、例えばペーパーポット32に植え込まれた状態で定植されている。かかる植物50は、水耕育苗に適した環境下(例えば、水耕育苗専用の施設等)で、同ペーパーポット32内で水耕育苗され、その後培地35に定植されたものである。
このようにして植物50を定植することにより、植物50が水耕育苗時に水耕栽培に適した根を形成するので、培地35に定植後も植物50は水耕環境に順応して生長することができる。また、ペーパーポット32に植え込んだまま培地35に定植できるので、移設設置作業が簡単であり、また、定植時に根を傷めてしまうこともない。
また、栽培槽30の側面34には、栽培槽30内に植え込まれた植物50を外部に引き出すための切り欠き33が長手方向に複数形成されている。これにより、栽培槽30の内部への雨水・種等の異物の進入や日光の入射経路が側面34の切り欠き33のみに制限されるので、培養液60の肥料成分が希釈されたり、栽培槽30内の培地35や培養液60中に雑草若しくは病原菌が繁殖したり、アオコが発生したりするのを抑制することができる。
栽培槽30の内部には、強風や自重等により植物50が栽培槽30から脱落するのを防止するため、例えば、栽培槽30の長手方向に伸張し植物50のつるを固定する縄を結束するための固定用ワイヤ39が設けられている。
培地35としては、水耕栽培を実施するため、保水性及び排水性の良好な無機質土が好ましく、例えば、ゼオライトと日向軽石を混合したものを用いている。
ここで、ゼオライトは、栽培槽30内に供給される培養液60中の肥料成分を吸着するとともに、吸着した肥料成分を放出する性質を有する。ゼオライトによる肥料成分の吸着と放出は、培養液60中の肥料成分の量とゼオライトに吸着した肥料成分の量との不均衡によって生じる。すなわち、培養液60中の肥料成分の量の方がゼオライトに吸着した肥料成分の量よりも多い場合、肥料成分がゼオライトに吸着され、一方、培養液60中の肥料成分の量の方がゼオライトに吸着した肥料成分の量よりも少ない場合、ゼオライトから肥料成分が放出される。
したがって、あらかじめ充分に肥料成分を吸着させたゼオライトを栽培槽30内に充填した場合は、栽培槽30内の肥料成分の量が減少したときに、肥料成分がゼオライトから放出されて栽培槽30内の培養液60中に補給される。
一方、肥料成分が充分に吸着されていないゼオライトを栽培槽30内に充填した場合(例えば、培養液60の循環の初期段階)には、栽培槽30内に供給された培養液60に含まれる肥料成分は植物50に行き渡る前にゼオライトに吸着されてしまうことにより、植物50の生育に影響を与えるおそれがある。
そこで、培地35として、ゼオライトのみを充填するのではなく、日向軽石を混合しているのである。日向軽石は、培養液60中の肥料成分を吸着する性質を有さないので、栽培槽30内に供給された培養液60のうち日向軽石に浸透した培養液60の肥料成分は適度に植物50に供給される。また、ゼオライトに浸透した培養液60の肥料成分は吸着され、培養液60中の肥料成分が減少した際に、ゼオライトから放出されて植物50に供給されることになる。
また、軽石はゼオライトと比べて比重が軽いので、栽培槽30全体の軽量化が図れる。
なお、ゼオライトと混合する石として、日向軽石の代わりに珪藻土を焼き固めたイソライトを用いてもよい。
栽培槽30内に充填された培地35上には、供給管37に接続し、供給管37から供給された培養液60を培地35の表面に滴下するドリップチューブ36が敷設されている。
ドリップチューブ36の滴下口は、ドリップチューブ36の内部に所定の水圧がかかると滴下がなされるようになっており、滴下量は、培養液60を循環させるユニットにより供給管37内の圧力調節を行うことにより調整できるようになっている。
なお、本実施形態では、植物50を水耕栽培する場合の栽培槽30の構成を説明したが、特に水耕栽培に限定するものではない。
単に、栽培槽30内に培地35を充填して定期的に水や培養液60を手作業で供給する構成としてもよい。
次に、栽培装置の施工例について説明する。
図3は、ビル70の屋上に本実施形態に係る緑化装置10を設置した例である。
図3に示すように、緑化装置10の複数の支柱20を、ビル70の屋上の縁部に沿って立設するように設置している。
このように緑化装置10の支柱20を設置することによって、建物の屋上を緑化できるとともに、屋上において占有するスペースは屋上の縁部に沿って立設された複数の支柱20のみであることから、屋上領域にはほとんど障害物が存在しない。
また、同図に示すように、植物50を支持体40に支持させるとともに、建物の屋上の外側に垂下させて、建物の壁を緑化してもよい。これにより、ビル70の屋上面だけでなく壁面も緑化することができる。
以上説明したように、本実施形態に係る緑化装置10は、設置対象場所に略直線状に並ぶように立設された複数の支柱20と、立設された複数の支柱20の上部に跨って設けられた横材25と、横材25から側方に張り出すように設けられ、伸長する植物50を支持するための支持体40と、横材25の上に設置され、支持体40に支持させる植物50を植えるための栽培槽30と、を備える。
したがって、本緑化装置10によれば、横材25は立設された複数の支柱20の上部に跨って設けられ、支持体40は横材25から側方に設けられ、栽培槽30は横材25の上に設置されるので、本緑化装置10の構成のうち、設置対象場所に直接設置されてスペースを占有するのは、立設された複数の支柱20のみである。したがって、特許文献1に記載される緑化装置のように、設置対象場所にプランターが直接設置されているのと比べて、占有領域が小さい。
また、植物50を繁茂させるために一般的に用いられるパーゴラや藤棚等のように、設置対象場所に支柱20が面的に配置しておらず、略直線状に並ぶように配置されているので、さらに占有領域の省スペース化を図ることができ、設置対象場所の利用用途の拡大に寄与する。
また、支柱20と横材25と支持体40とからなる構成として、カーポート又はサイクルポートの骨組みを用いることにより、施工時間を短縮できるとともに施工コストも低減することができる。
また、本実施形態に係るビル70を緑化した構造は、ビル70の屋上の縁部に沿って複数の支柱20を立設し、立設した複数の支柱20の上部を跨ぐように横材25を設け、横材25から側方に張り出すように支持体40を設け、横材25の上に、植物50が植えられた栽培槽30を設置して、栽培槽30から植物50を支持体40に支持させるように伸長させている。
これにより、ビル70の屋上を緑化できるとともに、屋上に直接設置されてスペースを占有するのは、屋上の縁部に沿って立設された複数の支柱20のみであることから、屋上領域にはほとんど障害物が存在しないので、屋上のスペースを有効に活用できる。
また、ビル70の屋上の縁部に沿って立設された支柱20に架設された栽培槽30から植物50を支持体40に支持させるとともに、ビル70の屋上の外側に垂下させて、ビル70の壁を緑化することにより、ビル70の屋上だけでなく壁面も緑化することができる。
なお、本実施形態に係る緑化装置10では、支持体40を支柱20から略水平方向のうち一方向に張り出すように設けていたが、これに限らず、2つの支持体40を支柱20から夫々反対方向に張り出すように設けてもよい。
図4は、支柱20から2つの支持体40が夫々反対方向に設けられた緑化装置100の側面図である。
かかる緑化装置100によれば、設置の際の占有スペースは支柱20のみであるので緑化装置10と同様だが、緑化面積を支持体40が1つ分増大することができる。
また、2つの支持体40は、支柱20の夫々反対方向に張り出すように設けられていることから、両支持体40から支柱20に作用する荷重は支柱20の両側から均等にかかるので、構造的にも安定している。
10,100 緑化装置
20 支柱
22 板材
24 アンカーボルト
25 横材
30 栽培槽
31 上面
32 ペーパーポット
33 切り欠き
34 側面
35 培地
36 ドリップチューブ
37 供給管
38 排液管
39 固定用ワイヤ
40 支持体
42 片持ち梁
44 つなぎ梁
46 網材
50 植物
60 培養液
70 ビル

Claims (4)

  1. 屋外を植物で緑化する装置であって、
    設置対象場所に略直線状に並ぶように立設された複数の支柱と、
    前記立設された複数の支柱の上部に跨って設けられた横材と、前記横材から側方に張り出すように設けられ、植物を支持するための支持体と、
    前記横材の上に設置され、前記支持体に支持させる前記植物を植えるための栽培槽と、を備えることを特徴とする緑化装置。
  2. 前記支柱と前記横材と前記支持体とからなる構成として、カーポート又はサイクルポートの骨組みを用いたことを特徴とする請求項1に記載の緑化装置。
  3. 建物を植物で緑化した構造であって、
    建物の屋上の縁部に沿って複数の支柱を立設し、
    前記立設した複数の支柱の上部を跨ぐように横材を設け、
    前記横材から側方に張り出すように、植物を支持するための支持体を設け、
    前記横材の上に植物が植えられた栽培槽を設置して、前記栽培槽から前記植物を前記支持体に支持させるように伸長させたことを特徴とする建物緑化構造。
  4. 前記栽培槽から前記植物を前記支持体に支持させるとともに、前記建物の屋上の外側に垂下させて、前記建物の壁を緑化したことを特徴とする建物緑化構造。
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