JP2010178321A - 動きベクトル補間方法および動きベクトル補間装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】著しい画質劣化の発生を低減できる動きベクトル補間方法を提供する。
【解決手段】ブロック単位で動きベクトルを検出する検出ステップと、検出されたブロックの動きベクトルの絶対値が、予め定める値よりも小さいか否かを判定する判定ステップと、判定結果に基づいて、ブロックを補間するための画素単位の動きベクトルの係数となる補間係数を選択する選択ステップと、選択された前記補間係数を用いて前記ブロックを補間するための画素単位の動きベクトルを生成する補間ステップとを含み、選択ステップでは、判定ステップにおいて前記ブロックまたは前記ブロックに近接するブロックの動きベクトルの絶対値が予め定める値よりも小さいと判定された場合、当該ブロックおよび当該近接するブロックの動きベクトルの絶対値が予め定める値よりも大きいと判定される場合に比べて小さい補間係数を含むよう重み付けされた補間係数を選択する。
【選択図】図6
【解決手段】ブロック単位で動きベクトルを検出する検出ステップと、検出されたブロックの動きベクトルの絶対値が、予め定める値よりも小さいか否かを判定する判定ステップと、判定結果に基づいて、ブロックを補間するための画素単位の動きベクトルの係数となる補間係数を選択する選択ステップと、選択された前記補間係数を用いて前記ブロックを補間するための画素単位の動きベクトルを生成する補間ステップとを含み、選択ステップでは、判定ステップにおいて前記ブロックまたは前記ブロックに近接するブロックの動きベクトルの絶対値が予め定める値よりも小さいと判定された場合、当該ブロックおよび当該近接するブロックの動きベクトルの絶対値が予め定める値よりも大きいと判定される場合に比べて小さい補間係数を含むよう重み付けされた補間係数を選択する。
【選択図】図6
Description
本発明は、動きベクトル補間方法および動きベクトル補間装置に関する。
信号処理技術の進展に伴って、映像信号から動きベクトルを検出し、検出した動きベクトルを用いて表示映像を補正することが可能になっている。そして、この補正方法により、例えば動画像のボケの低減、解像度の向上およびフレーム数の変換に伴う動きの不自然さの改善など表示映像の画質向上が可能になっている。
従来、用いられていた陰極線管(CRT:Cathode Ray Tube、以下、CRTと記載。)は、電子ビームの走査により概ねインパルス型の発光が行われることにより映像(以下、動画像と記載。)を表示する表示装置である。
それに対し、液晶ディスプレイ(以下、LCDとする。)は、次のフレームが表示されるまでの間、表示状態が維持されるホールド型の表示装置であるため、動画像の表示においてボケが発生する。これに対して、2つのフレームの間に補間フレームを生成して表示することで、ボケが低減できることが知られている(下記特許文献1)。そのため、LCDでは、動きベクトルを用いて補間フレームを生成するのが一般的である。
また、プラズマディスプレイ(以下、PDPとする。)では、サブフィールド法と呼ばれる駆動方式が採用される表示装置であり、1フレーム期間の複数のサブフィールドで階調を表しながら動画像を表示する。このため、ホールド型の表示装置であるLCDよりは小さいものの、インパルス型の表示装置であるCRTに比べて動画像の表示においてボケが発生する。これに対して、動きベクトルを用いてサブフィールドの表示位置を補正することで、動画像のボケを低減することができることが知られている(下記特許文献2)。
また、映画の24Hzの映像をNTSC方式(60Hz)で表示する場合に通常使用される2−3プルダウン方式では、映画の1枚の画像を60Hzの2フレームと3フレームで交互に表示する。この結果、映像信号のフレーム周期と異なる時間間隔での表示が行われることになるため、動きに不自然さが生じてしまう。これに対して、表示タイミングに合わせた補間フレームを生成して表示することで、不自然さのないなめらかな動きの表示が可能となることが知られている(下記特許文献3)。また、PAL(50Hz)からNTSC(60Hz)への変換においても同様である。すなわち、動きベクトルを用いた補間フレームを生成することで、動きの不自然さの改善が可能となる。
上記のような補正方法により、表示映像の画質は向上する。
また、上記のように補間フレームの生成など表示映像の補正に使用する動きベクトルは、通常、以下のように検出される。すなわち、この動きベクトルは、1フレームの画像が所定の画素数(M×N画素)からなる複数のブロックに分割され、このブロック毎に連続するフレーム間で相関が最も大きくなる位置を探索するなどの方法により検出される。そして、この時の位置の差が、そのブロックに対する動きベクトルに相当する。このようにして検出された動きベクトルは、ブロックを構成するM×N画素に対して1つに決まるものであり、結果としてM×N画素の補正または補間フレームの画素生成など表示映像の補正に使用される。
また、上記のように補間フレームの生成など表示映像の補正に使用する動きベクトルは、通常、以下のように検出される。すなわち、この動きベクトルは、1フレームの画像が所定の画素数(M×N画素)からなる複数のブロックに分割され、このブロック毎に連続するフレーム間で相関が最も大きくなる位置を探索するなどの方法により検出される。そして、この時の位置の差が、そのブロックに対する動きベクトルに相当する。このようにして検出された動きベクトルは、ブロックを構成するM×N画素に対して1つに決まるものであり、結果としてM×N画素の補正または補間フレームの画素生成など表示映像の補正に使用される。
さらに、各フレームの画像を縮小し、縮小画像内のブロックで表示映像の補正に使用される動きベクトルを検出する場合がある。この場合、縮小率に対応して処理すべき画素数が減るため、動きベクトルの検出に必要な処理量やメモリ量を削減することができる。
しかし、水平の縮小率を1/t、垂直の縮小率を1/sとすると、補正や補間フレームの生成では、M×t×N×s画素に対して1つのベクトルが使用されることになる。例えば、M=4、N=4、t=2、s=2とした場合(水平垂直とも1/2に縮小した画像を使用し、4×4画素を1つのブロックとした場合)、8×8=64画素に対して1つのベクトルが使用されることになる。
上記のように、処理量の削減に伴って、1つのベクトルを使用する画素数が増加する。表示する画面内でのブロックの大きさが大きくなると、ブロックの境界が目立ちやすくなるという弊害がある。さらに、表示する画面内での各ブロックの大きさが大きい場合、隣接するブロック間の動きベクトルの差も大きくなってしまう可能性が高くなるので、各ブロック間の境界がより一層目立つことになる。
これに対して、上記のように動きベクトルがブロック単位であってもブロック境界を目立たなくする単純な方法が知られている。それは、画素が含まれるブロックの動きベクトルのみを使用するのではなく、周囲のブロックにおける複数の動きベクトルも使用して、その画素の位置を元に補間によって求めた動きベクトルをその画素の位置の動きベクトルとして使用する方法である。すなわち、これはブロック単位で求めた動きベクトルを、フレームの画素数の各画素単位における動きベクトルに補間拡大することに相当する。
以下、このことについて図を用いて説明する。
図1は、画素のフレームに対する従来の線形補間によるベクトル補間拡大の様子を説明するための図である。
図1は、画素のフレームに対する従来の線形補間によるベクトル補間拡大の様子を説明するための図である。
図1では、例えば、水平1920画素、垂直1080画素のフレームに対して、水平および垂直とも1/2に縮小した画像を使用し、4×4画素のブロックにより動きベクトルの検出を行う場合を示している。その場合、検出されるベクトルの数は水平240、垂直135の数となる。
これらの検出されるベクトルを使用して、水平および垂直ともに1/2に縮小した画像から縮小前の画像の画素数と同じ1920×1080にするには、水平、垂直ともに8倍に補間拡大(8倍にリサンプル)すればよい。ここで、リサンプルとは、画像のピクセル数を変えることによって、画像のサイズを小さくしたり大きくしたりすることである。
なお、この際に用いられる補間方法は、一般的な線形補間やキュービック・コンボリューションなどである。ここで、線形補間とは、点と点の間を直線で近似する補間方式である。
図1には、線形補間によってブロック内の一部の画素について求められた動きベクトルの例が示されている。具体的には、ブロック(i、j)のベクトル801、ブロック(i+1、j)のベクトル802、ブロック(i、j+1)のベクトル803、ブロック(i+1、j+1)のベクトル804の4つのブロックの動きベクトルがある。この4つのブロックの動きベクトルから補間拡大によって求められた画素単位の動きベクトルが8011〜8014および8021〜8024として示されている。
このように補間拡大することにより、1920×1080の各画素について、それぞれ動きベクトルを割り当てることができるので、ブロック単位での動きベクトルを使用する場合に比べて隣接するベクトルの差が小さくなる。そのため、ブロック間の境界を目立たなくすることができる。
したがって、ブロック単位で検出される動きベクトルを補間拡大して各画素に適用することにより、ブロック境界を目立たせることなく検出する動きベクトルの数を少なくすることができるので、処理量やメモリ量を削減することができる。
特許第3295437号公報
特許第3158904号公報
特許第3495485号公報
しかしながら、従来の補間方法では以下のような課題がある。
図2は、動領域となるブロックとそれに囲まれた静止領域となるブロックとが検出された場合の例を示す図である。
図2は、動領域となるブロックとそれに囲まれた静止領域となるブロックとが検出された場合の例を示す図である。
図2では、ブロック(i−1、j−1)〜ブロック(i+1、j+1)で示す9つのブロックの中に、動きベクトルの水平成分、垂直成分がともに0、すなわち動いていないと検出される静止領域となるブロック(i、j)が1つある場合を示している。さらに、静止領域となるブロック(i、j)の周りのブロックには動きベクトルが(x1、y1)として検出される動領域となる8つのブロックがある場合を示している。
ここで、動領域となるブロックは、図2に示されるブロック(i−1、j−1)〜ブロック(i−1、j)とブロック(i+1、j)〜ブロック(i+1、j+1)とである。そして、動領域となる各ブロックでは、(x1、y1)の大きさの動きベクトルがそれぞれ検出される。
そして、図2の場合において、図1と同様の補間拡大を行うと、結果として画素の動きベクトルが(0、0)となる画素はなくなってしまう。
そのことについて、図3を用いて説明する。図3は、静止領域が検出された場合に従来の線形補間により補間拡大するときの様子を説明するための図である。
図3では、動きベクトルの水平成分についての補間拡大の様子を一次元で示している。また、図3では、8倍の補間拡大を線形補間で行った場合を示している。
図3に示すように、従来の線形補間により補間されたブロック(i、j)に含まれる8画素の動きベクトルの水平成分の大きさは、元の動きベクトルの水平成分0に換えて周囲の動きベクトルの水平成分x1の7/16倍、5/16倍、3/16倍、1/16倍となる。すなわち、従来の補間方法では、ブロック(i、j)の水平成分が0である場合でも、各画素の動きベクトルの水平成分は、補間を行うことにより周囲のブロックの影響を受け、0が選択されることはない。なお、垂直成分も同様である。
ブロックの動きベクトルとして(0、0)が検出される場合、このブロックの少なくとも一部の画素が静止していることに相当する。しかしながら、上述のように従来の補間拡大方法によれば、ベクトル(0、0)が割り当てられる画素がなくなってしまうため、静止部分に間違った動きベクトルによる補正が行われてしまう。さらに、その間違った動きベクトルにより補間フレームの生成が行われてしまうことになる。これは、動きベクトルとして(0、0)が検出されたブロックと、(0、0)以外が検出されたブロックとの境界部分で発生し、特に静止部分と速い動きの境界部分とで顕著に表れる。
このように、動きベクトルを用いて補間フレームの生成など表示映像の補正を行う場合、従来の補間方法では、静止している部分を間違った動きベクトルによって補正したり、その間違った動きベクトルを用いて補間フレームを生成したりすることになる。その場合、動きベクトルにおける大きさや向きに含まれる誤差よりも大きな破綻として検知される。これは、動いている物体の速さや向きに多少の誤差があったとしても知覚されにくいが、静止しているものが動いたり、また形が崩れたりすると知覚されやすいからである。特に、文字などのように動きや変形がわかりやすいものが表示されている場合に、大きな画質劣化が発生する。
以上のように、従来の補間方法では動きベクトルを補間拡大することによって、動きベクトルの検出にかかる処理量やメモリ量を削減し、かつブロック境界を目立たなくすることができるが、静止領域と動領域の境界部分に著しい画質劣化が発生する場合がある。
そこで、本発明は、上述の事情を鑑みてなされたもので、著しい画質劣化の発生が低減できる動きベクトル補間方法および動きベクトル補間装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る動きベクトル補間方法は、ブロック単位で検出される動きベクトルからブロックを補間するための画素単位の動きベクトルを生成する動きベクトル補間方法であって、ブロック単位で動きベクトルを検出するベクトル検出ステップと、前記ベクトル検出ステップで検出されたブロックの動きベクトルの絶対値が、予め定める値よりも小さいか否かを判定するベクトル絶対値判定ステップと、前記ベクトル絶対値判定ステップにおける判定結果に基づいて、前記ブロックを補間するための画素単位の動きベクトルの係数となる補間係数を選択する補間係数選択ステップと、選択された前記補間係数を用いて前記ブロックを補間するための画素単位の動きベクトルを生成するベクトル補間ステップとを含み、前記補間係数選択ステップでは、前記ベクトル絶対値判定ステップにおいて、前記ブロックまたは前記ブロックに近接するブロックの動きベクトルの絶対値が前記予め定める値よりも小さいと判定された場合、当該ブロックおよび当該近接するブロックの動きベクトルの絶対値が前記予め定める値よりも大きいと判定される場合に比べて小さい補間係数を含むよう重み付けされた補間係数を選択することを特徴とする。
それにより、ブロック単位で検出した動きベクトルを、画素単位の動きベクトルに割り当てるために補間する際、補間するブロックの動きベクトルの絶対値の大きさにより補間に使用する係数の重み付けを切り替えて、動きの小さいベクトルを優先する補間係数を選択することができる。それにより、静止領域を保護することができるので、著しい画質劣化の発生を低減することができる。
ここで、前記係数選択ステップでは、前記ベクトル絶対値判定ステップにおいて、前記ブロックまたは前記ブロックに近接するブロックの動きベクトルの絶対値が前記予め定める値よりも小さいと判定された場合、当該ブロックの動きベクトルがそのまま出力される補間係数を含む補間係数を選択してもよい。また、前記係数選択ステップでは、前記ベクトル絶対値判定ステップにおいて、前記ブロックまたは前記ブロックに近接するブロックの動きベクトルの絶対値が前記予め定める値よりも小さいと判定された場合、当該ブロックの動きベクトルがそのまま出力される補間係数を選択してもよい。
このように、動きの小さいそのブロックの動きベクトルがそのまま補間する画素のベクトルとなるようすることができる。それにより、静止領域を保護することができるので、著しい画質劣化の発生を低減することができる。
また、前記係数選択ステップでは、前記ベクトル絶対値判定ステップにおいて、前記ブロックまたは前記ブロックに近接するブロックの動きベクトルの絶対値が前記予め定める値よりも小さい場合、0ベクトルを出力する補間係数を含む補間係数を選択してもよい。また、前記係数選択するステップでは、前記ベクトル絶対値判定ステップにおいて、前記ブロックまたは前記ブロックに近接するブロックの動きベクトルの絶対値が前記予め定める値よりも小さい場合でかつ補間位置と補間位置に最も近い入力ベクトルの距離が所定の値よりも小さい場合、0ベクトルを出力する補間係数を選択してもよい。
このように、動きの小さいそのブロックの動きベクトルを補間する画素のベクトルを0となるようすることができる。それにより、静止領域を保護することができるので、著しい画質劣化の発生を低減することができる。
また、上記目的を達成するため、本発明に係る動きベクトル補間装置は、ブロック単位で検出される動きベクトルからブロックを補間するための画素単位の動きベクトルを生成する動きベクトル補間装置であって、ブロック単位で動きベクトルを検出するベクトル検出部と、前記ベクトル検出部が検出したブロックの動きベクトルの絶対値が予め定める値よりも小さいか否かを判定するベクトル絶対値判定部と、前記ベクトル絶対値判定部の判定結果に基づいて、前記ブロックを補間するための画素単位の動きベクトルの係数である補間係数を選択する補間係数選択部と、選択された前記補間係数を用いて前記ブロックを補間するための画素単位の動きベクトルを生成するベクトル補間部とを備え、前記係数選択部は、前記ベクトル絶対値判定部により、前記ブロックまたは前記ブロックに近接するブロックの動きベクトルの絶対値が前記予め定める値よりも小さいと判定された場合、当該ブロックおよび当該近接するブロックの動きベクトルの絶対値が前記予め定める値よりも大きいと判定される場合に比べて小さい補間係数を含むよう重み付けされた補間係数を選択することを特徴とする。
また、上記目的を達成するため、本発明に係る映像表示装置は、入力される映像信号から検出される動きベクトルを用いて前記映像信号を補正して表示する映像表示装置であって、前記映像信号からブロック単位で動きベクトルを検出するベクトル検出部と、前記ベクトル検出部が検出したブロックの動きベクトルの絶対値が予め定める値よりも小さいか否かを判定するベクトル絶対値判定部と、前記ベクトル絶対値判定部の判定結果に基づいて、前記ブロックを補間するための画素単位の動きベクトルの係数である補間係数を選択する補間係数選択部と、選択された前記補間係数を用いて前記ブロックを補間するための前記映像信号の画素単位の動きベクトルを生成するベクトル補間部と、前記ベクトル補間部が生成した画素単位の動きベクトルを用いて前記映像信号を画素単位で補正する映像補正部とを備え、前記係数選択部は、前記ベクトル絶対値判定部により、前記ブロックまたは前記ブロックに近接するブロックの動きベクトルの絶対値が前記予め定める値よりも小さいと判定された場合、当該ブロックおよび当該近接するブロックの動きベクトルの絶対値が前記予め定める値よりも大きいと判定される場合に比べて小さい補間係数を含むよう重み付けされた補間係数を選択することを特徴とする。
また、上記目的を達成するため、本発明に係る映像表示装置は、入力される映像信号から検出される動きベクトルを用いて補間フレームを生成して表示する映像表示装置であって、前記映像信号からブロック単位で動きベクトルを検出するベクトル検出部と、前記ベクトル検出部が検出したブロックの動きベクトルの絶対値が予め定める値よりも小さいか否かを判定するベクトル絶対値判定部と、前記ベクトル絶対値判定部の判定結果に基づいて、前記ブロックを補間するための画素単位の動きベクトルの係数である補間係数を選択する補間係数選択部と、選択された前記補間係数を用いて前記ブロックを補間するための前記映像信号の画素単位の動きベクトルを生成するベクトル補間部と、前記ベクトル補間部が生成した画素単位の動きベクトルを用いて補間フレームを生成する補間フレーム生成部と、前記映像信号に加えて前記補間フレーム生成部が生成した補間フレームを表示することで前記映像信号のフレーム周期と異なるフレーム周期の表示を行う表示部とを備え、前記係数選択部は、前記ベクトル絶対値判定部により、前記ブロックまたは前記ブロックに近接するブロックの動きベクトルの絶対値が前記予め定める値よりも小さいと判定された場合、当該ブロックおよび当該近接するブロックの動きベクトルの絶対値が前記予め定める値よりも大きいと判定される場合に比べて小さい補間係数を含むよう重み付けされた補間係数を選択することを特徴とする。
なお、本発明は、装置として実現するだけでなく、このような装置が備える処理手段を備える集積回路として実現したり、その装置を構成する処理手段をステップとする方法として実現したり、それらステップをコンピュータに実行させるプログラムとして実現したりすることもできる。
本発明によれば、著しい画質劣化の発生を低減できる動きベクトル補間方法および動きベクトル補間装置を実現することができる。
具体的には、ブロック単位で検出した動きベクトルを、画素単位の動きベクトルに割り当てるために補間する際に、補間に使用するブロックの動きベクトルの絶対値の大きさにより補間に使用する係数の重み付けを切り替えて、動きの小さいベクトルを優先する補間係数を選択することができる。それにより、静止領域を保護することができるので著しい画質劣化の発生を低減することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
図4は、本発明の実施の形態における表示装置の主要な構成を示すブロック図である。
図4は、本発明の実施の形態における表示装置の主要な構成を示すブロック図である。
図4に示す表示装置10は、動きベクトル補間装置100と表示部200とを備える。
表示装置10では、動きベクトル補間装置100に映像信号が入力され、動きベクトル補間装置100で補間された動きベクトルにより補正した映像信号が表示部200で表示される。
表示装置10では、動きベクトル補間装置100に映像信号が入力され、動きベクトル補間装置100で補間された動きベクトルにより補正した映像信号が表示部200で表示される。
以下、動きベクトル補間装置100に入力される映像信号を、水平1920画素、垂直1080ラインからなる映像信号として説明する。
また、動きベクトル補間装置100は、映像遅延部101、映像補正部102、映像縮小部104、フレームメモリ105、ベクトル検出部106およびベクトル拡大部107を備える。動きベクトル補間装置100に入力される映像信号は、映像遅延部101および映像縮小部104に入力される。
映像縮小部104は、入力される映像信号を水平、垂直とも1/2に縮小して、フレームメモリ105およびベクトル検出部106に出力する。すなわち、映像縮小部104は、入力される映像信号を縮小して、水平960画素、垂直540ラインの映像信号として出力する。
なお、映像信号の縮小は水平、垂直とも帯域制限フィルタを通過後の画素を間引くことで実現可能である。
フレームメモリ105は、映像縮小部104によって縮小された映像信号が入力される。フレームメモリ105は、入力された映像信号を一定時間保持してから出力する。具体的には、入力された映像信号を1フレーム期間遅延させた後にベクトル検出部106に出力する。
ベクトル検出部106には、映像縮小部104から入力される映像信号と、フレームメモリ105から入力される1フレーム期間遅延された映像信号とが入力される。そして、ベクトル検出部106は、入力された映像信号に基づいて動きベクトルの検出を行う。
ここで、動きベクトルの検出について説明する。以下、映像縮小部104から入力される映像信号をフレーム(F)とし、フレームメモリ105から入力される1フレーム期間遅延された映像信号をフレーム(F−1)として説明する。なお、動きベクトルの検出は、4×4画素の複数のブロックに分解されたフレーム(F)におけるそれぞれのブロックについて行われるとする。
図5は、動きベクトルの検出方法の概念を説明するための図である。
例えば、図5に示すフレーム(F)の対象ブロック501の動きベクトルを求める場合、フレーム(F−1)上で対象ブロック501のフレーム(F)と同じ位置を中心とする所定の探索範囲503の範囲内で、フレーム(F)における対象ブロック501と最も相関の高いブロックの位置を求める。この位置の差が対象ブロック501の動きベクトル502となる。なお、ブロックの相関の大きさは、輝度値の差分の絶対値和または輝度値の差分の2乗和などによって求めることができる。
例えば、図5に示すフレーム(F)の対象ブロック501の動きベクトルを求める場合、フレーム(F−1)上で対象ブロック501のフレーム(F)と同じ位置を中心とする所定の探索範囲503の範囲内で、フレーム(F)における対象ブロック501と最も相関の高いブロックの位置を求める。この位置の差が対象ブロック501の動きベクトル502となる。なお、ブロックの相関の大きさは、輝度値の差分の絶対値和または輝度値の差分の2乗和などによって求めることができる。
このように、ベクトル検出部106は、入力されるフレームに含まれるすべてのブロックについて動きベクトルを検出する。
そして、ベクトル検出部106は、検出したブロック単位の動きベクトルをブロック単位ベクトルとしてベクトル拡大部107に出力する。具体的には、ベクトル検出部106は、検出したブロック単位ベクトルとして240×135の動きベクトルをベクトル拡大部107に出力する。
ベクトル拡大部107は、本発明における特徴的な構成部である。ベクトル拡大部107は、ベクトル検出部106によりブロック単位の動きベクトル(ブロック単位ベクトル)が入力される。ベクトル拡大部107は、入力されたブロック単位ベクトルから補間する画素単位の動きベクトルを生成し、画素単位ベクトルとして映像補正部102に出力する。すなわち、ベクトル拡大部107は、入力されたブロック単位の動きベクトルを補間により水平、垂直とも8倍に拡大した1920×1080の動きベクトルを画素単位ベクトルとして映像補正部102に出力する。
映像遅延部101は、動きベクトル補間装置100に入力される映像信号を、映像縮小部104、ベクトル検出部106およびベクトル拡大部107の処理に要する時間分、遅延させる。すなわち、映像遅延部101は、ベクトル拡大部107が映像補正部102に入力する画素単位ベクトルに同期したタイミングで、遅延させた映像信号を映像補正部102に出力する。
映像補正部102は、ベクトル拡大部107により補間された画素単位ベクトルを用いて映像信号を補正し、補正した映像信号を表示部200に出力する。映像補正部102は、例えば表示装置10がLCDの場合には、ベクトル拡大部107で補間された画素単位ベクトルを用いて補間フレームの生成を行う。また、例えば表示装置10がPDPの場合には、ベクトル拡大部107で補間された画素単位ベクトルを用いてサブフィールドの表示位置を補正する。
表示部200は、映像補正部102から受け取る映像信号を表示するものであり、例えばPDPやLCDに相当する。
以上のように、表示装置10は構成される。
次に、動きベクトル補間装置100において、特徴的な構成部であるベクトル拡大部107について詳細に説明する。
次に、動きベクトル補間装置100において、特徴的な構成部であるベクトル拡大部107について詳細に説明する。
図6は、本発明におけるベクトル拡大部107の詳細な構成を示すブロック図である。
図6に示すベクトル拡大部107は、ライン遅延部1071、垂直絶対値判定部1072、垂直補間係数選択部1073、垂直補間係数保持部1074、垂直補間拡大部1075、水平絶対値判定部1076、水平補間係数選択部1077、水平補間係数保持部1078および水平補間拡大部1079を備える。
図6に示すベクトル拡大部107は、ライン遅延部1071、垂直絶対値判定部1072、垂直補間係数選択部1073、垂直補間係数保持部1074、垂直補間拡大部1075、水平絶対値判定部1076、水平補間係数選択部1077、水平補間係数保持部1078および水平補間拡大部1079を備える。
ベクトル拡大部107では、ベクトル検出部106から入力される240×135の動きベクトルが含まれるブロック単位ベクトルが、ライン遅延部1071、垂直絶対値判定部1072および垂直補間拡大部1075に入力される。
ライン遅延部1071は、入力されるブロック単位ベクトルを1ライン分遅延させて、垂直絶対値判定部1072および垂直補間拡大部1075に出力する。
垂直絶対値判定部1072は、ベクトル検出部106から入力されたブロック単位ベクトルと、ライン遅延部1071から入力された1ライン分遅延されたブロック単位ベクトルとが入力される。すなわち、垂直絶対値判定部1072は、2ライン分の動きベクトルが入力される。
そして、垂直絶対値判定部1072は、入力された2ライン分の動きベクトルに基づき、例えば隣接する上下のブロックにおける2つの動きベクトルの水平成分、垂直成分それぞれの絶対値を算出し、算出した絶対値がともに予め定める所定の値よりも小さいか否かを判定し、その判定結果を垂直補間係数選択部1073に出力する。
すなわち、垂直絶対値判定部1072は、2つの動きベクトルのそれぞれが、ほぼ静止を示しているか否かの判定結果を垂直補間係数選択部1073に出力する。例えば、垂直絶対値判定部1072は、それら2つの動きベクトルのそれぞれに対して、ベクトルの水平成分と垂直成分とがともに1以下であることを判定し、その判定結果を垂直補間係数選択部1073に出力する。
垂直補間係数選択部1073は、垂直絶対値判定部1072から入力される2つのベクトルに対しての判定結果に基づいて、垂直補間係数保持部1074が予め保持している補間係数の組み合わせから、この2つの動きベクトルの間に補間する8ライン分の重みづけられた補間係数を選択する。ここで、垂直補間係数保持部1074が予め保持している補間係数の組み合わせから、重みづけられた補間係数を選択するのが好ましい。これは、補間係数を演算する処理の負担を軽減できるからである。
なお、垂直補間係数選択部1073は、垂直補間係数保持部1074を用いずに、補間係数を演算し、演算した補間係数を選択してももちろん構わない。
垂直補間係数保持部1074は、補間係数の組み合わせを保持している。垂直補間係数保持部1074は、例えば動きベクトルの絶対値が予め定める値より大きい場合と小さい場合と、2つの動きベクトルの絶対値の関係に基づき、重みづけられた補間係数の組み合わせを保持している。
ここで、垂直補間係数選択部1073が補間係数の選択する方法の1例を説明する。
図7は、本発明における補間係数の選択方法の例を示す図である。
図7は、本発明における補間係数の選択方法の例を示す図である。
ここで例えば隣接する上下のブロックにおける2つの動きベクトルをそれぞれVa、Vbとする。
図7(a)は、Va、Vbの絶対値がともに予め定める値よりも大きい場合に、補間係数の選択方法の例を示す図である。図7(a)に示すように、Va、Vbの絶対値がともに予め定める値よりも大きい場合、垂直補間係数選択部1073は、8ライン分の補間係数として、例えば(15/16、1/16)、(13/16、3/16)、(11/16、5/16)、(9/16、7/16)、(7/16、9/16)、(5/16、11/16)、(3/16、13/16)および(1/16、15/16)と重みづけられた補間係数を選択する。ここで、(Vaの補間係数、Vbの補間係数)としている。
また、図7(b)は、Vaの絶対値のみが予め定める値よりも小さい場合に、補間係数の選択方法の例を示す図である。図7(b)に示すように、Vaの絶対値のみが予め定める値よりも小さい場合、垂直補間係数選択部1073は、8ライン分の補間係数として、例えば(16/16、0/16)、(16/16、0/16)、(16/16、0/16)、(16/16、0/16)、(14/16、2/16)、(10/16、6/16)、(6/16、10/16)および(2/16、14/16)と重みづけられた補間係数を選択する。
また、図7(c)は、Vbの絶対値のみが予め定める値よりも小さい場合に、補間係数の選択方法の例を示す図である。図7(c)に示すように、Vbの絶対値のみが予め定める値よりも小さい場合、垂直補間係数選択部1073は、8ライン分の補間係数として、例えば(14/16、2/16)、(10/16、6/16)、(6/16、10/16)、(2/16、14/16)、(0/16、16/16)、(0/16、16/16)、(0/16、16/16)、(0/16、16/16)と重みづけられた補間係数を選択する。
また、図7(d)は、Va、Vbともに絶対値が予め定める値よりも小さい場合に、補間係数の選択方法の例を示す図である。図7(d)に示すように、Va、Vbともに絶対値が予め定める値よりも小さい場合、垂直補間係数選択部1073は、8ライン分の補間係数として、例えば(16/16、0/16)、(16/16、0/16)、(16/16、0/16)、(16/16、0/16)、(0/16、16/16)、(0/16、16/16)、(0/16、16/16)、(0/16、16/16)と重みづけられた補間係数を選択する。
この例のように、垂直補間係数選択部1073は、垂直絶対値判定部1072の判定結果により、動きの小さいベクトルを優先するように重み付けられた補間係数を選択する。
垂直補間拡大部1075は、垂直補間係数選択部1073から入力される重みづけられた補間係数を使用し、垂直方向に8倍の補間拡大を行う。そして垂直補間拡大部1075は、ブロック単位ベクトルに対して垂直方向に重みづけられた補間拡大を行った中間ベクトルを水平絶対値判定部1076および水平補間拡大部1079に出力する。なお、この中間ベクトルは、入力されたブロック単位ベクトルが垂直方向に8倍に拡大されて垂直方向では画素単位ベクトルとなっているが、水平方向には未だ拡大されていないブロック単位ベクトルとなっているものであり、そこには240×1080のベクトルが含まれている。
ここで、垂直補間係数選択部1073で選択された重みづけられた補間係数を用いて垂直補間拡大部1075が垂直方向に補間拡大する動きベクトルの様子の例について説明する。
図8は、本発明における選択された補間係数によって補間拡大される動きベクトルの様子を示す図である。図8では、上記の図7(a)〜図7(d)で示した補間係数によって補間される動きベクトルの様子を一次元で示している。
図8(a)は、Va、Vbの絶対値がともに予め定める所定の値よりも大きな場合に対応し、補間されるベクトルは2つのベクトルの間を直線でつないだ大きさとなる。
また、図8(b)は、Vaの絶対値のみが予め定める値よりも小さい場合の特にVaが0である場合に対応し、0ベクトルであるVaに近い4ラインが0ベクトルとなっている。
また、図8(c)は、Vbの絶対値のみが予め定める値よりも小さい場合の特にVbが0である場合に対応し、0ベクトルであるVbに近い4ラインが0ベクトルとなっている。
さらに図8(d)は、Va、Vbともに絶対値が予め定める値よりも小さい場合の特にVaが0、Vbが予め定める値よりも小さな0以外の値である場合を示している。
これらの例のように、垂直補間拡大部1075は、動きベクトルの絶対値が予め定める値よりも小さいか否かの判定結果により選択された重みづけられた補間係数を用いて補間拡大する。
なお、図8(b)および図8(c)では、算出した絶対値の一方が予め定める値よりも小さい場合に、その一方の動きベクトルに近い補間ベクトルの補間係数が2つのベクトルの間を直線でつないだ大きさの補間係数より小さくなるように重み付けられた補間係数が選択される例を示している。
以上のように、垂直補間拡大部1075は、動きベクトルの絶対値によって重み付けられた補間係数を選択することにより、垂直方向において0ベクトルを保存する拡大が可能となる。
また、水平絶対値判定部1076は、垂直補間拡大部1075より中間ベクトルが入力される。そして、水平絶対値判定部1076は、垂直絶対値判定部1072と同様に、入力される中間ベクトルにおいて水平方向の2つの連続する動きベクトルの絶対値が予め定める所定の値よりも小さいか否かを判定し、その判定結果を水平補間係数選択部1077に出力する。出力する。
水平補間係数選択部1077は、垂直補間係数選択部1073と同様に、水平絶対値判定部1076の判定結果に基づいて、水平補間係数保持部1078が予め保持している補間係数の組み合わせから、2つの動きベクトルの間を補間する8画素分の重み付けられた補間係数を選択する。
水平補間係数保持部1078は、垂直補間係数保持部1074同様に、重み付けられた補間係数の組み合わせを保持している。
水平補間拡大部1079は、水平補間係数選択部1077から入力される重み付けられた補間係数を使用し、垂直補間拡大部1075と同様に水平方向に8倍の補間拡大を行う。そして、水平補間拡大部1079は、中間ベクトルに対して水平方向に補間拡大を行った画素単位ベクトルを映像補正部102に出力する。この結果、この画素単位ベクトルには、1920×1080のベクトルが含まれる。
以上のように、ベクトル拡大部107では、上述したような垂直および水平の補間拡大を行う。
それにより、例えば図2に示す例の場合、ブロック(i、j)に含まれる64画素の動きベクトルは、0ベクトルのまま保存されて補間拡大される。すなわち、静止部分に間違った動きベクトルによる補正が行われたり、その間違った動きベクトルにより補間フレームの生成が行われたりすることを防ぐことが可能となる。
次に、動きベクトル補間装置100の特徴的な構成要素であるベクトル拡大部107の動きについて説明する。
図9は、本発明におけるベクトル拡大部の動きベクトル補間の処理を説明するためのフローチャートである。
まず、ベクトル拡大部107には、ベクトル検出部106からブロック単位ベクトルが入力される。ベクトル拡大部107は、入力されたブロック単位ベクトルに基づき、例えば隣接する上下のブロックにおける2つの動きベクトルの水平成分、垂直成分それぞれの絶対値を算出する(S101)。
次に、ベクトル拡大部107は、算出した絶対値がともに予め定める値よりも小さいか否かを判定する(S102)。
次に、ベクトル拡大部107は、その判定結果に基づき、予め保持している重み付けられた補間係数の組み合わせから、補間する動きベクトルに対する補間係数を選択する(S103)。
ここで、例えば、ベクトル拡大部107は、算出した絶対値の一方が予め定める値よりも小さい場合、その一方の動きベクトルに近い補間ベクトルの補間係数が2つのベクトルの間を直線でつないだ大きさの補間係数より小さくなるように、重み付けられた補間係数を選択する。
次に、ベクトル拡大部107は、選択した補間係数によりブロック単位ベクトルに対して垂直方向に動きベクトルを補間する(S104)。
以上のように、ベクトル拡大部107は、垂直方向で動きベクトルを補間する処理を行う。
なお、水平方向で動きベクトルを補間する処理も同様であるので、説明を省略する。
以上、本発明によればブロック単位で検出する動きベクトルを補間拡大して各画素に適用する場合でも、ブロック境界を目立たせることなく検出する動きベクトルの数を少なくすることができる。そのため、処理量やメモリ量を削減することができるとともに、静止領域と動領域の境界部分に発生する画質劣化を低減することができる。このようにして、著しい画質劣化の発生を低減できる動きベクトル補間方法および動きベクトル補間装置を実現することができる。
以上、本発明によればブロック単位で検出する動きベクトルを補間拡大して各画素に適用する場合でも、ブロック境界を目立たせることなく検出する動きベクトルの数を少なくすることができる。そのため、処理量やメモリ量を削減することができるとともに、静止領域と動領域の境界部分に発生する画質劣化を低減することができる。このようにして、著しい画質劣化の発生を低減できる動きベクトル補間方法および動きベクトル補間装置を実現することができる。
なお、垂直補間係数選択部1073および水平補間係数選択部1077が選択する重み付けられた補間係数は、上記の例に限るものではなく、静止に近い動きベクトルが入力される場合に、これを優先する係数が選択されるものであればよい。また優先するライン数/画素数も上記の例に限るものではない。
また、映像縮小部104およびベクトル拡大部107は、本発明において必須の構成要素ではなく、これらの構成要素を備えていない場合でも本発明は成立する。
また、垂直補間係数保持部1074および水平補間係数保持部1078は、必須の構成要素ではなく、これらの構成要素を備えていない場合でも本発明は成立するが、補間係数を演算する処理の負担を軽減するために備えるのが好ましい。
さらに、上述した本発明における動きベクトルの補間方法は、本実施例の画像の縮小率やブロックの大きさに限るものではなく、ブロック単位のベクトルを画素単位のベクトルに補間拡大する際に使用できるものである。
(変形例)
変形例では、垂直補間拡大部1075が垂直方向に補間拡大する動きベクトルの様子の図8とは別の例について説明する。
変形例では、垂直補間拡大部1075が垂直方向に補間拡大する動きベクトルの様子の図8とは別の例について説明する。
図10および図11は、本発明の変形例における選択された補間係数によって補間拡大される動きベクトルの様子を示す図である。
図10および図11では、Va、Vbの絶対値のうち一方の絶対値が予め定める値よりも小さい場合を示している。
図10(a)は、Vaの絶対値のみが予め定める値よりも小さい場合の特にVaが0である場合に対応し、0ベクトルであるVaに近い3ラインが0ベクトルとなっている。
また、図10(b)は、Vbの絶対値のみが予め定める値よりも小さい場合の特にVbが0である場合に対応し、0ベクトルであるVbに近い3ラインが0ベクトルとなっている。
ここで、図10(a)では、垂直補間係数選択部1073は、Vaの絶対値のみが予め定める値よりも小さい場合、8ライン分の補間係数として、例えば(16/16、0/16)、(16/16、0/16)、(16/16、0/16)、(15/16、1/16)、(12/16、4/16)、(9/16、7/16)、(6/16、10/16)および(3/16、13/16)と重みづけられた補間係数を選択している。
また、図10(b)では、垂直補間係数選択部1073は、Vbの絶対値のみが予め定める値よりも小さい場合、8ライン分の補間係数として、例えば(13/16、3/16)、(10/16、6/16)、(7/16、9/16)、(4/16、12/16)、(1/16、15/16)、(0/16、16/16)、(0/16、16/16)および(0/16、16/16)と重みづけられた補間係数を選択している。
また、図11(a)は、Vaの絶対値のみが予め定める値よりも小さい場合の特にVaが0である場合に対応し、0ベクトルであるVaに近い2ラインが0ベクトルとなっている。
また、図11(b)は、Vbの絶対値のみが予め定める値よりも小さい場合の特にVbが0である場合に対応し、0ベクトルであるVbに近い2ラインが0ベクトルとなっている。
ここで、図11(a)では、垂直補間係数選択部1073は、Vbの絶対値のみが予め定める値よりも小さい場合、8ライン分の補間係数として、例えば(16/16、0/16)、(16/16、0/16)、(15/16、1/16)、(13/16、3/16)、(10/16、6/16)、(7/16、9/16)、(4/16、12/16)および(1/16、15/16)と重みづけられた補間係数を選択している。
また、図11(b)では、垂直補間係数選択部1073は、Vbの絶対値のみが予め定める値よりも小さい場合、8ライン分の補間係数として、例えば(15/16、1/16)、(12/16、4/16)、(9/16、7/16)、(6/16、10/16)、(3/16、13/16)、(1/16、15/16)、(0/16、16/16)および(0/16、16/16)と重みづけられた補間係数を選択している。
以上のように、Va、Vbの絶対値のうち一方の絶対値が予め定める値よりも小さい場合、一方の動きベクトルに近い補間ベクトルの補間係数が2つのベクトルの間を直線でつないだ大きさの補間係数より小さくなるように重み付けられた補間係数を用いて補間ベクトルが生成される。
以上のように、補間するブロックの動きベクトルの絶対値の大きさにより補間に使用する補間係数の重み付けを切り替えて、動きの小さいベクトルを優先する補間係数を選択することができる。それにより、静止領域を保護することができるので、著しい画質劣化の発生を低減することができる動きベクトル補間方法および動きベクトル補間装置を実現することができる。
以上、本発明の動きベクトル補間方法および動きベクトル補間装置について、実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、この実施の形態に限定されるものではない。本発明の趣旨を逸脱しない限り、当業者が思いつく各種変形を本実施の形態に施したものや、異なる実施の形態における構成要素を組み合わせて構築される形態も、本発明の範囲内に含まれる。
本発明は、動きベクトル補間方法および映像表示装置に利用でき、特に映像信号から動きベクトルを検出し、検出した動きベクトルを使用して、映像の補正や補間フレームを生成する動きベクトル補間方法および映像表示装置に利用することができる。
10 表示装置
100 動きベクトル補間装置
101 映像遅延部
102 映像補正部
104 映像縮小部
105 フレームメモリ
106 ベクトル検出部
107 ベクトル拡大部
200 表示部
501 対象ブロック
502 動きベクトル
503 探索範囲
801 ブロック(i、j)の動きベクトル
802 ブロック(i+1、j)の動きベクトル
803 ブロック(i、j+1)の動きベクトル
804 ブロック(i+1、j+1)の動きベクトル
1071 ライン遅延部
1072 垂直絶対値判定部
1073 垂直補間係数選択部
1074 垂直補間係数保持部
1075 垂直補間拡大部
1076 水平絶対値判定部
1077 水平補間係数選択部
1078 水平補間係数保持部
1079 水平補間拡大部
100 動きベクトル補間装置
101 映像遅延部
102 映像補正部
104 映像縮小部
105 フレームメモリ
106 ベクトル検出部
107 ベクトル拡大部
200 表示部
501 対象ブロック
502 動きベクトル
503 探索範囲
801 ブロック(i、j)の動きベクトル
802 ブロック(i+1、j)の動きベクトル
803 ブロック(i、j+1)の動きベクトル
804 ブロック(i+1、j+1)の動きベクトル
1071 ライン遅延部
1072 垂直絶対値判定部
1073 垂直補間係数選択部
1074 垂直補間係数保持部
1075 垂直補間拡大部
1076 水平絶対値判定部
1077 水平補間係数選択部
1078 水平補間係数保持部
1079 水平補間拡大部
Claims (12)
- ブロック単位で検出される動きベクトルからブロックを補間するための画素単位の動きベクトルを生成する動きベクトル補間方法であって、
ブロック単位で動きベクトルを検出するベクトル検出ステップと、
前記ベクトル検出ステップで検出されたブロックの動きベクトルの絶対値が、予め定める値よりも小さいか否かを判定するベクトル絶対値判定ステップと、
前記ベクトル絶対値判定ステップにおける判定結果に基づいて、前記ブロックを補間するための画素単位の動きベクトルの係数となる補間係数を選択する補間係数選択ステップと、
選択された前記補間係数を用いて前記ブロックを補間するための画素単位の動きベクトルを生成するベクトル補間ステップとを含み、
前記補間係数選択ステップでは、前記ベクトル絶対値判定ステップにおいて、前記ブロックまたは前記ブロックに近接するブロックの動きベクトルの絶対値が前記予め定める値よりも小さいと判定された場合、当該ブロックおよび当該近接するブロックの動きベクトルの絶対値が前記予め定める値よりも大きいと判定される場合に比べて小さい補間係数を含むよう重み付けされた補間係数を選択する
ことを特徴とする動きベクトル補間方法。 - 前記係数選択ステップでは、
前記ベクトル絶対値判定ステップにおいて、前記ブロックまたは前記ブロックに近接するブロックの動きベクトルの絶対値が前記予め定める値よりも小さいと判定された場合、当該ブロックの動きベクトルがそのまま出力される補間係数を含む補間係数を選択する
ことを特徴とする請求項1記載の動きベクトル補間方法。 - 前記係数選択ステップでは、
前記ベクトル絶対値判定ステップにおいて、前記ブロックまたは前記ブロックに近接するブロックの動きベクトルの絶対値が前記予め定める値よりも小さいと判定された場合、当該ブロックの動きベクトルがそのまま出力される補間係数を選択する
ことを特徴とする請求項1記載の動きベクトル補間方法。 - 前記係数選択ステップでは、
前記ベクトル絶対値判定ステップにおいて、前記ブロックまたは前記ブロックに近接するブロックの動きベクトルの絶対値が前記予め定める値よりも小さい場合、0ベクトルを出力する補間係数を含む補間係数を選択する
ことを特徴とする請求項1記載の動きベクトル補間方法。 - 前記係数選択するステップでは、
前記ベクトル絶対値判定ステップにおいて、前記ブロックまたは前記ブロックに近接するブロックの動きベクトルの絶対値が前記予め定める値よりも小さい場合でかつ補間位置と補間位置に最も近い入力ベクトルの距離が所定の値よりも小さい場合、0ベクトルを出力する補間係数を選択する
ことを特徴とする請求項1記載の動きベクトル補間方法。 - 前記ベクトル検出ステップでは、
入力された映像信号が縮小された映像信号を用いて、ブロック単位で動きベクトルを検出する
ことを特徴とする請求項1記載の動きベクトル補間方法。 - ブロック単位で検出される動きベクトルからブロックを補間するための画素単位の動きベクトルを生成する動きベクトル補間装置であって、
ブロック単位で動きベクトルを検出するベクトル検出部と、
前記ベクトル検出部が検出したブロックの動きベクトルの絶対値が予め定める値よりも小さいか否かを判定するベクトル絶対値判定部と、
前記ベクトル絶対値判定部の判定結果に基づいて、前記ブロックを補間するための画素単位の動きベクトルの係数である補間係数を選択する補間係数選択部と、
選択された前記補間係数を用いて前記ブロックを補間するための画素単位の動きベクトルを生成するベクトル補間部とを備え、
前記係数選択部は、前記ベクトル絶対値判定部により、前記ブロックまたは前記ブロックに近接するブロックの動きベクトルの絶対値が前記予め定める値よりも小さいと判定された場合、当該ブロックおよび当該近接するブロックの動きベクトルの絶対値が前記予め定める値よりも大きいと判定される場合に比べて小さい補間係数を含むよう重み付けされた補間係数を選択する
ことを特徴とする動きベクトル補間装置。 - 入力される映像信号から検出される動きベクトルを用いて前記映像信号を補正して表示する映像表示装置であって、
前記映像信号からブロック単位で動きベクトルを検出するベクトル検出部と、
前記ベクトル検出部が検出したブロックの動きベクトルの絶対値が予め定める値よりも小さいか否かを判定するベクトル絶対値判定部と、
前記ベクトル絶対値判定部の判定結果に基づいて、前記ブロックを補間するための画素単位の動きベクトルの係数である補間係数を選択する補間係数選択部と、
選択された前記補間係数を用いて前記ブロックを補間するための前記映像信号の画素単位の動きベクトルを生成するベクトル補間部と、
前記ベクトル補間部が生成した画素単位の動きベクトルを用いて前記映像信号を画素単位で補正する映像補正部とを備え、
前記係数選択部は、前記ベクトル絶対値判定部により、前記ブロックまたは前記ブロックに近接するブロックの動きベクトルの絶対値が前記予め定める値よりも小さいと判定された場合、当該ブロックおよび当該近接するブロックの動きベクトルの絶対値が前記予め定める値よりも大きいと判定される場合に比べて小さい補間係数を含むよう重み付けされた補間係数を選択する
ことを特徴とする映像表示装置。 - 前記映像表示装置は、サブフィールド法により多階調表示をする映像表示装置であり、
前記映像補正部は、前記ベクトル補間部が生成した動きベクトルを用いてサブフィールドの発光パターンを補正することにより前記映像信号を画素単位で補正する
ことを特徴とする請求項8記載の映像表示装置。 - 入力される映像信号から検出される動きベクトルを用いて補間フレームを生成して表示する映像表示装置であって、
前記映像信号からブロック単位で動きベクトルを検出するベクトル検出部と、
前記ベクトル検出部が検出したブロックの動きベクトルの絶対値が予め定める値よりも小さいか否かを判定するベクトル絶対値判定部と、
前記ベクトル絶対値判定部の判定結果に基づいて、前記ブロックを補間するための画素単位の動きベクトルの係数である補間係数を選択する補間係数選択部と、
選択された前記補間係数を用いて前記ブロックを補間するための前記映像信号の画素単位の動きベクトルを生成するベクトル補間部と、
前記ベクトル補間部が生成した画素単位の動きベクトルを用いて補間フレームを生成する補間フレーム生成部と、
前記映像信号に加えて前記補間フレーム生成部が生成した補間フレームを表示することで前記映像信号のフレーム周期と異なるフレーム周期の表示を行う表示部とを備え、
前記係数選択部は、前記ベクトル絶対値判定部により、前記ブロックまたは前記ブロックに近接するブロックの動きベクトルの絶対値が前記予め定める値よりも小さいと判定された場合、当該ブロックおよび当該近接するブロックの動きベクトルの絶対値が前記予め定める値よりも大きいと判定される場合に比べて小さい補間係数を含むよう重み付けされた補間係数を選択する
ことを特徴とする映像表示装置。 - ブロック単位で検出される動きベクトルからブロックを補間するための画素単位の動きベクトルを生成する集積回路であって、
ブロック単位で動きベクトルを検出するベクトル検出部と、
前記ベクトル検出部が検出したブロックの動きベクトルの絶対値が予め定める値よりも小さいか否かを判定するベクトル絶対値判定部と、
前記ベクトル絶対値判定部の判定結果に基づいて、前記ブロックを補間するための画素単位の動きベクトルの係数である補間係数を選択する補間係数選択部と、
選択された前記補間係数を用いて前記ブロックを補間するための画素単位の動きベクトルを生成するベクトル補間部とを備え、
前記係数選択部は、前記ベクトル絶対値判定部により、前記ブロックまたは前記ブロックに近接するブロックの動きベクトルの絶対値が前記予め定める値よりも小さいと判定された場合、当該ブロックおよび当該近接するブロックの動きベクトルの絶対値が前記予め定める値よりも大きいと判定される場合に比べて小さい補間係数を含むよう重み付けされた補間係数を選択する
ことを特徴とする集積回路。 - ブロック単位で検出される動きベクトルからブロックを補間するための画素単位の動きベクトルを生成するためのプログラムであって、
ブロック単位で動きベクトルを検出するベクトル検出ステップと、
前記ベクトル検出ステップで検出されたブロックの動きベクトルの絶対値が、予め定める値よりも小さいか否かを判定するベクトル絶対値判定ステップと、
前記ベクトル絶対値判定ステップにおける判定結果に基づいて、前記ブロックを補間するための画素単位の動きベクトルの係数となる補間係数を選択する補間係数選択ステップと、
選択された前記補間係数を用いて前記ブロックを補間するための画素単位の動きベクトルを生成するベクトル補間ステップとを含み、
前記補間係数選択ステップでは、前記ベクトル絶対値判定ステップにおいて、前記ブロックまたは前記ブロックに近接するブロックの動きベクトルの絶対値が前記予め定める値よりも小さいと判定された場合、当該ブロックおよび当該近接するブロックの動きベクトルの絶対値が前記予め定める値よりも大きいと判定される場合に比べて小さい補間係数を含むよう重み付けされた補間係数を選択する
ことをコンピュータに実行させるためのプログラム。
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009022054A Pending JP2010178321A (ja) | 2009-02-02 | 2009-02-02 | 動きベクトル補間方法および動きベクトル補間装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2010178321A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011027539A1 (ja) | 2009-09-01 | 2011-03-10 | パナソニック株式会社 | 膜電極接合体及びその製造方法、並びに燃料電池 |
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2009
- 2009-02-02 JP JP2009022054A patent/JP2010178321A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011027539A1 (ja) | 2009-09-01 | 2011-03-10 | パナソニック株式会社 | 膜電極接合体及びその製造方法、並びに燃料電池 |
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