JP2009109694A - 表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】静止画の画質を維持し、動画ぼやけを簡単な回路で低減する。
【解決手段】前フレームデータと現フレームデータに基づき、表示データの時間方向の変化を強調し、また弱調した表示データの空間方向の変化を強調し、また弱調し、データがフレーム間で変化した部分に対し、時間方向、空間方向共に表示の変化を強調する画像を1描画フレーム期間に、時間方向、空間方向共に表示の変化を弱調する画像を表示する。
【選択図】図6

Description

本発明は、表示装置に係り、静止画像における表示品質を劣化させることなく動画表示における動画ぼやけの低減を簡易な回路を用いて実現した表示装置に関する。
表示装置(以下、ディスプレイとも称する)を、特に動画表示の観点で分類した場合、インパルス応答型ディスプレイとホールド応答型ディスプレイに大別される。インパルス応答型ディスプレイとは、ブラウン管が持つ残光特性のように、輝度応答が走査直後から低下するタイプのディスプレイである。これに対し、ホールド応答型ディスプレイとは、液晶ディスプレイのように、表示データに基づく輝度を次の走査まで保持し続けるタイプのディスプレイである。
ホールド応答型ディスプレイの特徴としては、静止画の場合はちらつきのない良好な表示品質を得ることができるが、動画の場合には移動する物体の周囲がぼやけて見える、所謂動画ぼやけが発生し、著しく表示品質が低下する。動画ぼやけの発生要因は、物体の移動に伴い視線を移動する際、輝度のホールドされた表示画像に対して移動前後の表示イメージを観測者が補間する、所謂網膜残像に起因するため、表示ディスプレイの応答速度をどれだけ向上させても動画ぼやけは完全に解消しないことが知られている。これを解決するためには、より短い周波数で表示画像を更新するか、黒画面の挿入によって一旦網膜残像をキャンセルすることで、インパルス応答型ディスプレイに近づける方法が有効であると知られている。
一方、動画表示が求められるディスプレイとして、テレビ受像機が代表的なものである。その走査周波数は、例えばNTSC信号では60Hzの飛び越し走査、PAL信号では50Hzの順次走査、といったように規格化された信号である。この周波数に基づき表示画像のフレーム周波数を60Hz乃至50Hzとした場合、周波数は十分高くないために動画ぼやけを生じてしまう。
この動画ぼやけを改善するための手段として、上記したようなより短い周波数で画像を更新する技術を開示したものとして特許文献1を挙げることができる。特許文献1では、走査周波数を高めると共に、フレーム間の表示データに基づき補間フレームの表示データを生成し、画像を更新速度を高める手法(以下、補間フレーム生成方法と略す)を開示する。また、黒フレームを挿入する技術としては特許文献2がある。特許文献2には、表示データの間で黒表示データを挿入する技術等が開示されている。
しかしながら、特許文献1に開示された手法は、本来存在しない表示データを生成するものであり、より正確なデータを生成しようとすると回路規模が増大してしまい、逆に回路規模を抑えると補間生成ミスが発生し、表示品質の点では著しく低下する恐れがある。
一方、特許文献2に開示された手法では、黒フレームと映像フレームで輝度差がある為に、周波数が低くなるとちらつき(フリッカ)が観測され、前記PAL圏に対して適用することが困難となる。
それ以外の手法として、簡単な回路で動画ぼやけを低減する方法が、特許文献3に開示されている。特許文献3では、入力された画像信号のフレーム周波数を整数倍し、増加したフレームに新たな画像信号を生成し、入力画像信号および生成画像信号を用いて画像表示を行う画像表示方法を開示する。この方法は、連続する入力画像信号の線形和を取って第1次中間画像信号を生成する工程と、第1次中間画像信号をローパスフィルタで処理して第2次中間画像信号を生成する工程と、連続する入力画像信号の変動領域に対応する第2次中間画像信号のみを抽出して、第3次中間画像信号を生成する工程と、連続する入力画像信号の非変動領域における画像信号のみを抽出して、共通画像信号を生成する工程と、第3次中間画像信号および共通画像信号を合成して、生成画像信号を生成する工程とを有する。
特開2005−6275号公報 特開2003−280599号公報 特開2006−259689号公報
前記特許文献3の手法は、特許文献1の手法と比較して、簡易な回路で実現できるものの、以下の課題を有している。すなわち、
第一に、増加したフレームの映像データは、フレーム間の平均値に応じて決定するとしている。しかしながら、ローパスフィルタのカットオフ周波数によっては、生成された映像データが最適とは限らない。更に表示装置として液晶表示素子を用いたディスプレイは、その応答時間が一般にmsオーダーであり、且つその応答時間は階調間で異なる。従って動画ぼやけに対しては安定した低減効果を得られない可能性がある。
第二に、第3次中間画像信号および共通画像信号を合成しているが、合成部分は必ずしも連続性を有せず、合成画像は高周波成分が含まれる事となる。この高周波成分が動いた場合にぼやけとして視認され、動画ぼやけに対しては十分な低減効果を得られない可能性がある。
第三に、生成した画像信号と、入力画像信号を交互に表示するとしているが、この場合、生成画像に対しては時間方向に平均処理、空間方向にローパスフィルタ処理を行うものの、一方の入力信号には何ら変換を行わない為、動画ぼやけに対しては十分な低減効果を得られない可能性がある。
本発明は、上記課題を鑑み、簡易な回路でより効果の高い動画ぼやけ低減を図った表示装置を提供することにある。
以下、本発明を整理する為に、外部システムから1画面分の表示データが転送されてくる期間を1入力フレーム期間とし、マトリックス型の表示ディスプレイの1画面分の書き換えが行われる期間を1描画フレーム期間とする。前記特許文献3の場合、1入力フレーム期間は2描画フレーム期間から成っている。
本発明の表示装置は、少なくとも1入力フレーム分の表示データを記憶するメモリを有する。このメモリからの出力表示データは、入力フレーム周波数に対しn倍速(nは1以上の整数)とし、同期した2フレーム分の表示データを生成する。n=1の場合は、現フレームの表示データはメモリから出力する必要はない。又、前フレームの表示データは、変化を調べる為の比較データとする為、全てのビットを必要とする訳ではない。なお、n=2の場合の例を実施例1に、n=1の場合の例を実施例2に示す。
このような2フレーム分の表示データから、該当画素近傍における表示データの時間方向の変化に基づき、その変化を強調するように変換する工程と、該当画素近傍における表示データの空間方向の変化に基づき、その変化を強調するように変換する工程を1描画フレーム期間行う。この工程はどちらを先に行っても良く、初めに時間方向の強調工程を行い、次に空間方向の強調工程を行う例を実施例1に、初めに空間方向の強調工程を行い、次に時間方向の強調工程を行う例を実施例3に示す。
次の(m−1)描画フレーム期間では、該当画素近傍における表示データの時間方向の変化に基づき、その変化を弱調するように変換する工程と、該当画素近傍における表示データの空間方向の変化に基づき、その変化を弱調するように変換する工程を(m−1)描画フレーム期間行う。
一方、表示データが入力フレーム間で変化していない場合は、入力された表示データを変換する事なく描画用のデータとする。同じ演算となる繰り返し周期は、m描画フレーム期間となる。動画ぼやけは、1描画フレーム期間が支配的である為、その周波数は、通常の1描画フレーム周期である、50Hz乃至60Hz以上とする事が望ましい。更に繰り返し周期が長い場合は、強調フレームと弱調フレームの違いがジャダーとして視認される可能性がある為、映画等で採用されているように、人間の視覚ではジャダー(画像の振動)として視認される可能性が無視できるとされる24Hz以上とする事が望ましい。
上記本発明を適用した場合、静止画像部分に対しては、何ら変換がなされない為に、従来と同様の画質を維持することができる。動画像部分に対しては、m×n描画フレームのうち、1描画フレームで空間方向、時間方向に1描画フレームの輪郭部分が視認される為、動画ぼやけが減少し、高画質の表示が可能となる。
本発明の表示装置は、現フレームをMフレームとしたとき、M−1フレーム(すなわち、1フレーム前)の入力表示データと現フレームMの入力表示データに基づき表示データの時間方向の変化を強調および弱調すると共に、表示データの空間方向の変化を強調および弱調し、入力フレーム間での映像内容が変化した近傍画素に対し、時間方向、空間方向共に表示の変化を強調する画像を1描画フレーム期間に、時間方向、空間方向共に表示の変化を弱調する画像をその1つ前の描画フレーム期間に表示を行う。描画フレーム期間の合計は1入力フレーム期間内に収まる。
以下、1入力フレームを2描画フレームで駆動した場合の本発明の実施例について、図1〜図10を用いて説明する。図1は、本発明の実施例1における表示装置の構成を示すブロック図である。符号101は入力表示データ、同102は入力制御信号であり、入力表示データ101、入力制御信号102は図示しない外部システム(ホストコンピュータ、映像信号処理回路等の表示信号源)から入力されるものとする。符号103は制御信号生成回路、同104は列電極制御信号、同105は行電極制御信号、同106はメモリ制御信号、同107は演算制御信号である。
符号104〜107の各制御信号は、制御信号生成回路103において入力制御信号102に基づき生成されるものとする。符合108はフレームダブラ、同109は現フレーム表示データ、同110は前フレーム表示データである。フレームダブラ108は、メモリ制御信号106に基づき、入力表示データ101の書き込みがなされると共に、入力表示データの、ある画面の表示領域先頭から次の画面の表示領域先頭までの期間(フレーム期間)に対して、2倍の速度で2回の読み出しが行われる。
ここで、1入力フレーム期間に対し、前半の読み出しデータに基づき表示される期間を前半フィールド、後半の読み出しデータに基づき表示される期間を後半フィールドとする。又、現フレーム表示データ109と前フレーム表示データ110は1フレーム分の位相差を有するものとする。符号111は演算パラメータ格納部、同112は演算パラメータであり、演算パラメータ格納部111は演算回路制御信号107に基づき、格納されたパラメータの読み出しが行われる。符号113は演算回路、同114は時間・空間変換表示データである。同115は列電極駆動回路、同116は列電極駆動信号、同117は行電極駆動回路、同118は行電極駆動信号である。符号119は行方向と列方向の構成からなるマトリックス型の表示ディスプレイである。
図2は、図1における演算回路113の構成を示すブロック図である。符号200はフレーム解析範囲取り出し回路で、同201は現フレーム解析範囲取り出し回路、同202は前フレーム解析範囲取り出し回路である。演算パラメータ112は符号205と209によって構成している。符号205は時間方向演算パラメータ、同209は空間方向演算パラメータで、両演算パラメータは図1の演算パラメータ格納部111に格納されている。また、符号109は現フレーム表示データ、110は前フレーム表示データである。符号203は現フレーム解析範囲取り出し表示データ、同204は現フレーム取り出し表示データ、同206は時間方向データ変換回路、同207は時間方向データ一致フラグ、同208は時間方向変換データ、210は空間方向変換回路、114は、時間・空間方向変換表示データである。
図3は、本表示装置に対する表示データの入力から列電極駆動回路までのタイミング関係を示す図である。図において、nフレーム目の入力表示データ101をDI(n)と表す。現フレーム表示データ109において、DI(n)と表した部分は入力表示データ101におけるDI(n)と等しいことを示している。前フレーム表示データ110において、DI‘(n)は、入力表示データ101におけるDI(n)と等しいか若しくは表示データのビット数を削減したデータである事を示している。
時間方向データ変換パラメータ205において、ODO(i,j)は前半フィールドの時間方向データ変換パラメータであることを、ODE(i,j)は後半フィールドの時間方向データ変換パラメータであることを示している。時間方向変換表示データ109において、DTO(n)はnフレーム目前半フィールドの時間方向変換表示データである事を、DTE(n)はnフレーム目後半フィールドの時間方向変換表示データであることを示している。
空間方向データ変換パラメータ209において、CVO(d,i,j)は前半フィールドの空間方向データ変換パラメータであることを、CVE(d,i,j)は後半フィールドの時間方向データ変換パラメータであることを示している。時間・空間方向変換表示データ114において、DSO(n)はnフレーム目前半フィールドの時間・空間方向変換表示データであることを、DSE(n)はnフレーム目後半フィールドの時間・空間方向変換表示データであることを示している。
図4は、本発明の実施例1における時間方向データ変換回路における動作の流れを示すフローチャートである。図5は、本発明の実施例1における空間方向データ変換回路における動作の流れを示すフローチャートである。図6は、本発明の実施例1におけるデータ変換の概略を示す図である。図7は、本発明の実施例1における演算パラメータの例を説明する図で、図7(A)は時間方向データ演算パラメータの例、図7(B)は空間方向演算パラメータの例である。図8は、本発明の実施例1の結果得られる表示データの出力画像の例である。図9は、本発明の実施例1の結果得られる動画特性を示す図である。図10は、本発明の実施例1における時間方向データ一致フラグ207と変換データの関係を示す図であり、各フレームにおける輝度を示しており、斜線部分はデータの変換がなされる領域である。
以上の図4乃至図10を参照して、本発明の実施例1の動作について詳細に説明する。図示しない外部システムから入力する入力制御信号102に基づき、制御信号生成回路103においては、フレームダブラ108を制御するメモリ制御信号106、演算パラメータ格納部111と演算回路113を制御する演算制御信号107、並びに列電極制御信号104、行電極制御信号105を生成する。フレームダブラ108はメモリ制御信号106に基づき、外部システムから転送されるマトリックスディスプレイの各画素に対応した入力表示データ101の書き込み動作を行う共に、現フレーム表示データ109、前フレーム表示データ110として読み出し動作を行う。
入力表示データ101、現フレーム表示データ109、前フレーム表示データ110の関係は、図3に示したように、ある画面の表示領域先頭から次の画面の表示領域先頭までの期間(入力フレーム期間)に対して、2倍(n=2)の速度(2倍の周波数)で2回の読み出しを行う。ここで、1フレーム期間に対し、前半の読み出しデータに基づく期間を前半フィールド、後半の読み出しデータに基づく期間を後半フィールドとする。又、現フレーム表示データ109と前フレーム表示データ110は図示したように1フレーム分の位相差を有するものとする。
このようなタイミングとなる現フレーム表示データ109、前フレーム表示データ110は演算回路113に転送される。演算回路113は図2に示すような構成となり、現フレーム表示データ109は現フレーム解析範囲取り出し回路201に転送される。現フレーム解析範囲取り出し回路201はラッチ回路並びにラインメモリ回路によって構成される。これによって、M行(例えば768行)N列(例えば、1366×RGB列)で構成されるマトリックス型の表示ディスプレイのm行n列目の現フレーム表示データをDN(m,n)とする。現フレーム解析範囲取り出し回路201はDN(m,n)を中心とする2×I行2×J列分の表示データ:DN(m−I,n−J)〜DN(m+I,n+J)を出力する。
尚、m、nの値によっては表示データが存在しない場合があるが、その場合は存在する表示画面淵部分、即ちm=1若しくはM、或いはn=1若しくはNにおける表示データを当てはめれば良い。同様に、前フレーム表示データ110は前フレーム解析範囲取り出し回路202によって、m行n列目の前フレーム表示データDP(m,n)に対して、2×I行2×J列分の表示データ:DP(m−I,n−J)〜DP(m+I,n+J)を出力する。ここで、I=1、J=1の場合に対するDN(m−I,n−J)〜DN(m+I,n+J)とDP(m−I,n−J)〜DP(m+I,n+J)は、図6に示すような関係となる。
このようにして生成された現フレーム表示データ109、前フレーム表示データ110は、時間方向データ変換回路206によってデータ変換がなされる。時間方向データ変換回路206のアルゴリズムは図4のフローチャートに示す流れで示すものとなる。即ち、m行n列目の表示データに対して、iを−Iから+Iまで、jを−JからJまでとした解析範囲内の現フレーム表示データ:DN(m+i,n+j)と前フレーム表示データ:DP(m+i,n+j)のデータ比較を行う。ここで、DP(m+i,n+j)は表示すべき全てのビットデータを保持する必要はない為、DN(m+i,n+j)に対しても同様のアルゴリズムでビット削減したものを用いる。
比較した結果が、一致した場合、m行n列目に対応し、その表示位置から+i行+j列目の時間軸変換データ:DT(m+i,n+j)として、該当箇所の現フレーム表示データ:DN(m+i,n+j)を代入すると共に、時間方向データ一致フラグ:FLAGはその論理を保持する。一方、DP(m+i,n+j)とDN(m+i,n+j)が一致しない場合、FLAGを論理1とすると共に、両者のデータ量と、時間方向データ変換パラメータ201の値に応じたデータ変換を行う。この変換パラメータは、前半フィールドか後半フィールドかで異なる。
図4のフローチャートでは理解しやすくする為に前半フィールドと後半フィールドで場合分けを行うと示しているが、実際の回路では、図1で示した演算制御信号107に基づき、図3に示すように前半フィールドと後半フィールドで時間方向変換パラメータの値を変化させて行うことができる。この時間方向変換パラメータを、前半フィールドでは、ODO[i,j](DN(m+i,n+j),DP(m+i,n+i)、後半フィールドではODE[i,j](DN(m+i, n+j),DP(m+i,n+i)と表現している。
これは最終的にm行n列目の表示に係るデータに対し、その表示位置から+i行+j列目の現フレーム表示データ:DN(m+i,n+j)と前フレーム表示データ:DP(m+i,n+j)入力基づき変換する事を示している。より具体的にi=0、j=0の場合の例としては、図7(A)入力示すようなテーブル形状となり、例えば、DN(m,n)が64、DP(m,n)が192である場合、前半フィールドであれば、両者の交差部に位置する7をODO[0,0](DN(m,n),DP(m,n))の値とし、後半フィールドであれば、−16をODE[0,0](DN(m,n),DP(m,n))の値とする。尚、図7(A)では64階調毎に設定してあるが、これは全ての階調間で設定しても、又、テーブルとして存在しない階調間を補間しても良い。
又、図ではi=0、j=0の場合についてのみ示しているが、i、jの値に応じて加算テーブルの値を適宜変化させることも、任意のi、jに対して同じ設定とする事も可能である。i、jに応じて加算テーブルの値を変えた場合はそれだけ高精度な設定が可能であり、i、jに拠らず同じ加算値とした場合は、m行n列に対応した表示データを生成における、その位置から+i行+j列目の表示データの演算結果は、(m−1)行n列に対応した表示データを生成する際に、その位置から+i+1行+j列目の表示データの演算結果と等しい為、演算回路規模を削減する事が可能となる。
この演算においては、図7に示すように、奇数フィールドでは、前フレーム表示データから現フレーム表示データへの変化が正である場合は、現フレーム表示データに対してテーブル値に基づき加算動作を行い、逆に変化が負である場合は減算動作を行う。これに対し、偶数フィールドではデータの変化が正である場合には減算動作を行い、負である場合には加算動作を行う。
以上の動作を2I×2Jの範囲に対して行う。以上の演算の結果、m行n列目の表示データを生成する為の、2I×2Jの範囲からなる時間軸変換データ208、及び時間方向データ一致フラグ207を生成する。時間方向データ一致フラグ207は上記演算の結果、解析範囲内で前フレームと現フレームで全ての表示データが一致すれば論理0、一致しないデータがあれば論理1となる。
このような動作に基づき生成された時間方向データ一致フラグ207及び時間方向変換データ208は空間方向データ変換回路210に転送され、空間方向データ変換パラメータ209に基づき変換がなされ、時間・空間変換表示データ114を生成する。
この変換アルゴリズムは図5に示す流れとなる。初めに時間方向データ一致フラグ:FLAGが論理0であれば、解析範囲内にフレーム間で異なる表示データが存在しないことを意味する。この場合、m行n列目の時間・空間方向変換表示データ:DS(m,n)として、同じくm行n列目に対応した時間方向変換表示データ:DT(m,n)を転送する。この場合、前述した時間方向データ変換回路206では変換がなされていない為、DS(m,n)としては、入力表示データDN(m,n)と同値となる。
これに対し、フラグ:FLAGが論理1である場合、前半フィールドであれば2×I行2×J列の構成からなる変換パラメータ:CVO(DTO(m,n),i,j)と、同じく2×I行2×J列の構成となる前半フィールドの時間方向データ変換データ:DTO(m−i,n−j)との間で畳み込み演算を行い、時間・空間変換表示データ:DS(m, n)を生成する。ここで、CVO(DTO(m,n),i,j)は、解析画素の時間方向データ変換データDTO(m,n)と、その画素からの位置関係i、jによって決定する値であり、具体的には図7(B)で示すようなテーブルとなる。図7(B)は、I=2、J=2の例であり、高域強調フィルタとなっている。
同様に、後半フィールドの場合には、変換パラメータ:CVE(DTE(m,n),i,j)と後半フィールドの時間方向データ変換データ:DTE(m−i,n−j)との間で畳み込み演算を行い、時間・空間変換表示データ:DS(m,n)を生成する。この場合の変換パラメータCVE(DTE(m,n),i,j)は、前半フィールドと同じように、DTE(m,n)、i、jにて決定するテーブルにて構成され、具体的には図7(B)に示すような低域強調フィルタとなっている。
以上の動作に基づき生成された時間・空間変換表示データ114がマトリックス型表示ディスプレイ119に転送され、そのm行n列目に対しては、入力表示データDN(m,n)から変換されたDS(m,n)入力基づき表示を行う。
以上の動作の概要は、図6に示すようにm行n列に対して、その画素位置を中心とする前フレームデータ:DP(m−I,n−J)〜DP(m+I,n+J)と、現フレームデータ:DN(m−I,n−J)〜DP(m+I,n+J)の各々の値と、フィールド毎に異なる変換パラメータに基づき、時間方向の変換処理を行う。これにより、時間方向変換データ:DT(m−I,n−J)〜DT(m+I,n+J)を生成し、生成された時間方向変換データと、フィールド毎に異なる変換パラメータに基づき、畳み込み演算を行う事で、空間方向の変換を行い、時間・空間方向変換データ:DS(m,n)を生成する。
以上の動作の結果、フレーム間で近傍画素の表示データが変化しなければ、時間・空間方向変換データ114は、入力表示データ101と等しくなり、従って静止画表示では従来と同等の表示品質を保つ事が可能となる。これに対して、フレーム間で映像が変化した場合を図8に示す。
図8(A)は、マトリックス型表示ディスプレイ119を観測した場合を示す図であり、暗い網掛けをした背景領域に対して、明るい網掛けをした領域が画面左から右へと水平方向に移動していることを示す。ここで、画面中央部分を水平方向に記した場合、図8(B)に示すように、フレーム番号が増えると共に、輝度の異なるエッジ部分が移動することとなる。これに対して、本実施例の駆動方式を行った場合、エッジ部分を中心とし、奇数フィールドでは、時間方向、空間方向共に、画像の差分を強調した画像となり、偶数フィールドでは逆に、時間方向、空間方向共に、画像の差分を低減した画像となる。
この結果、表示に対する影響を図9に示す。入力画像を直接表示した場合、仮にマトリックス表示ディスプレイの応答時間が0であると仮定しても、図9(A)の斜め方向の矢印(白抜き)に示す視線追随によって、フレーム間の移動距離に応じ、図9(B)に両矢印で示した領域分のぼやけ幅を有する。これに対し、本実施例においては、図9(B)で示すように、入力とは異なる輝度を有する斜線部分の輝度を有することとなる。この場合、図9(B)の(a)の領域では表示データが変化しない為、図9(A)の(a)の領域と同様の輝度となる。
これに対して、図9(B)の(c)の領域では輝度が変化しつつある領域となる。これは時間方向、空間方向に変換を行っている為であるが、この変化の割合は前半フィールドの高域強調と、後半フィールドの低域強調が互いに相殺する為、なだらかな変化となる。これに対して、図9(B)の(d)の領域では、高域強調した後半フィールドに係る輝度変化がエッジとして観測されることとなる。観測者の目には、図9(B)の(c)の領域や、前半フィールドの低域を強調した映像に係る輝度変化は、エッジが判別し難いのに対し、高域側の輝度変化のみが認識されることとなる。従って、ぼやけ幅は図9(B)の(d)の範囲となり、これは図9(A)の(b)の範囲よりも小さくなる為、結果としてぼやけの少ない望ましい映像として認識される。
尚、本実施例において、時間方向データ一致フラグ207の算出範囲は、次のステップである空間方向データ変換回路210における一画素分のデータ変換範囲と同一としたが、これに限る必要はない。例えば、該当画素における現フレーム表示データ203と前フレーム表示データ204の比較のみから算出する方法や、或いはその間の範囲とすることも可能である。この場合、入力表示データ101と時間・空間変換表示データ114が異なる範囲は、図10に示すように異なることとなるが、本発明発明者の評価では、元々の解像度が低くSN比が悪い信号、例えばNTSC信号を拡大して高解像度のディスプレイに表示する場合は、1画素のみの比較から時間方向データ一致フラグ207を生成した場合が望ましく、ハイビジョン信号を表示する場合は、より広い範囲から時間方向データ一致フラグ207を生成した場合が望ましい表示品質を得ることができる。
実施例1により、静止画像における表示品質を劣化させることなく動画表示における動画ぼやけの低減を簡易な回路を用いて実現できる。
次に、入力表示データに対してメモリ読み出し周波数の変換を行わず、直接表示する場合の実施例を図11、12を用いて説明する。図11は、本発明の実施例2の構成を示すブロック図である。実施例1と機能的に同様である場合は、タイミング仕様等が異なる場合も同じ符号としている。符号1101はメモリコントロール信号、同1102はフレームメモリ、同1103は前フレーム表示データである。また、図12は、本実施例の表示装置に対する表示データの入力から列電極駆動回路までのタイミング関係を示す図である。以上の図面に基づき、実施例2の動作について詳細に説明する。
外部システムから入力する入力表示データ101は、同じく外部システムから入力する制御信号102に基づき制御信号生成回路103で生成されるメモリコントロール信号1101に基づきデータの書き込み、読み出し動作が行われる。実施例1ではフレームダブラを用いて、書き込みの倍速で読み出しを行っていたが、実施例2においては、図12に示すようにフレームメモリ1102を用いて、書き込みと等速で読み出しを行う。この場合、マトリックス表示ディスプレイの走査速度は入力の走査速度と等しくなるが、その周波数は60Hzは勿論の事、120Hz等といった周波数でも何ら問題は無い。
実施例2によっても、静止画像における表示品質を劣化させることなく動画表示における動画ぼやけの低減を簡易な回路を用いて実現できる。
次に、本発明の実施例3として、実施例1とは異なる演算方法を用いた場合の例を図13、図14を用いて説明する。図13は、本発明の実施例3における演算回路113の構成を示す図であり、実施例1と機能的に同様である場合は、タイミング仕様等が異なる場合も同じ符号としている。符号1300は空間方向データ変換回路で、符号1301は現空間方向データ変換回路、同1302は現空間方向データ変換回路1301で生成された現空間方向変換表示データ、同1303は前空間方向データ変換回路、同1304は前空間方向データ変換回路1303で生成された前空間方向変換表示データ、同1305は時間方向データ変換回路、同1306は時間方向データ変換回路1305で生成された空間・時間方向変換表示データである。また、図14は、本発明の実施例3におけるデータ変換の概略を示す図である。
以上の図面に基づき、本発明の実施例3の構成と動作について説明する。初めに、現フレーム表示データ109から現フレーム解析範囲取り出し回路201によって現フレーム取り出しデータ203を生成し、前フレーム表示データ110から前フレーム解析範囲取り出し回路202によって前フレーム取り出しデータ204を生成する。ここまでは実施例1と同じである。
次に、各々の表示データは現空間方向データ変換回路1301、前空間方向データ変換回路1303によって、フィールド毎に異なる変換パラメータに基づき、現空間方向変換データ1302、前空間方向変換データ1304を生成する。空間方向データ変換回路1301と1302のアルゴリズム並びに変換パラメータは同等である為、フレーム間で表示データが変化していない場合は、両者の出力は等しくなる。
時間方向データ変換回路1305は、このように生成された現空間方向変換データ1302と前空間方向変換データ1304、並びに現フレーム表示データ109の間で時間方向の変換を行い、空間・時間方向変換データ1306を生成する。ここで、空間・時間方向変換データ1306は、現空間方向変換データ1302と前空間方向変換データ1304が一致する場合は、現フレーム表示データ109を出力し、一致しない場合は、現空間方向変換データ1302と前空間方向変換データ1304の間で、実施例1において説明した時間方向データ変換回路210のアルゴリズムに基づき、空間・時間方向変換データ1305を生成、マトリックス型表示ディスプレイに転送し、表示を行う。
以上の変換の概念は、図14に示すように、初めに現フレーム表示データと前フレーム表示データ各々に対して該当画素近傍のマトリックスからなる表示データから、空間方向変換処理を行う事で該当画素の変換データを生成し、各々の変換データから空間・時間方向変換データを生成する。
以上説明した実施例3の動作においても、実施例1と同じく、画面の複雑さに関わらず、静止画の場合には入力画像と同等の表示品質を保ちつつ、フレーム間で映像が動いた場合の動画性能を向上させることが可能となる。
本発明を適用することによって、液晶表示装置のような表示特性を有するマトリックス方の表示装置において、静止画像の表示品質を保ったまま、動画表示における動画ぼやけを低減せしめることが可能となる。従って、液晶表示パネルを用いたTV受像機や、パソコン(PC)等の表示モニタ、更に携帯電話やゲーム機等にも適用することが可能である。更に本発明は、画素部発光素子に有機EL(Electro Luminescence)を用いた有機ELディスプレイや反射層の下に画素部制御素子を用いたLCOS(Liquid Crystal On Silicon)ディスプレイ、といったホールド型ディスプレイのみならず、PDP(plasma display panel)等に対しても適用することが可能である。
本発明の実施例1の構成を示すブロック図である。 図1における演算回路の構成を示すブロック図である。 本発明の実施例1におけるフレーム単位でのデータの流れを示すタイミング図である。 図1における時間方向データ変換回路の動作を示すフローチャートである。 図1における空間方向データ変換回路210の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施例1におけるデータ変換の概念を示す図である。 本発明の実施例1における演算パラメータの設定例を示す図である。 本発明の実施例1における動画表示における変換画像の例を説明する図である。 本発明の実施例1による動画品質改善の効果を示す図である。 本発明の実施例1における時間方向データ一致フラグと変換データの関係を示す図である。 本発明の実施例2の構成を示すブロック図である。 本発明の実施例2のフレーム単位でのデータの流れを示すタイミング図である。 本発明の実施例3における演算回路の構成を示すブロック図である。 本発明の実施例3におけるデータ変換の概念を示す図である。
符号の説明
101…入力表示データ
102…入力制御信号
103…制御信号生成回路
104…列電極制御信号
105…行電極制御信号
106…メモリ制御信号
107…演算制御信号
108…フレームダブラ
109…現フレーム表示データ
110…前フレーム表示データ
111…演算パラメータ格納部
112…演算パラメータ
113…演算回路
114…時間・空間変換表示データ
115…列電極駆動回路
116…列電極駆動信号
117…行電極駆動回路
118…行電極駆動信号
119…マトリックス表示ディスプレイ
200…フレーム解析範囲取り出し回路
201…現フレーム解析範囲取り出し回路
202…前フレーム解析範囲取り出し回路
203…現フレーム取り出し表示データ
204…前フレーム取り出し表示データ
205…時間方向演算パラメータ
206…時間方向データ変換回路
207…時間方向データ一致フラグ
208…時間方向変換データ
209…空間方向演算パラメータ
210…空間方向変換回路
1101…メモリコントロール信号
1102…フレームメモリ
1103…前フレーム表示データ
1300…データ変換回路
1301…現空間方向データ変換回路
1302…現空間方向データ変換表示データ
1303…前空間方向データ変換回路
1304…前空間方向データ変換表示データ
1305…空間・時間方向変換表示データ

Claims (11)

  1. 複数の画素を行方向と列方向のマトリクスに配置した画面を有する表示ディスプレイから構成され、入力した表示データに対応して前記画面の輝度を変化させることで階調表示を行うマトリックス型の表示装置であって、
    書き込まれた前記表示データを、前記書き込み速度のn倍の速度でn個のフレームに読み出しを行う少なくとも1フレーム分の表示データを記憶するメモリと、前記n回読み出した入力表示データ間の時間方向の変化と空間方向の変化を演算する演算回路を備え、
    外部システムから1画面分の表示データが転送されてくる期間を1入力フレーム期間とし、前記表示ディスプレイの1画面分の書き換えが行われる期間を1描画フレーム期間としたとき、
    前記演算回路は、外部システムから1入力フレーム期間でそれぞれ入力する表示データの前入力フレームと現入力フレームの表示データの画素の各々に関する近傍画素の表示データが略一致した場合は、外部システムから要求された階調に従った前記外部システムから入力する表示データを1入力フレーム期間にそのまま前記表示ディスプレイに表示データとして出力し、一致しない場合は、前記近傍画素の前記n回読み出した各々のフレーム間の表示データに応じて、表示データの時間的な変化と空間的な変化を強調するべく変換した描画フレームと表示データの時間的な変化と空間的な変化を弱調するべく変換した描画フレームとからなるn個の描画フレームの表示データを1入力フレーム期間で前記表示ディスプレイに出力することを特徴とする表示装置。
  2. 請求項1において、
    前記1描画フレーム期間の繰り返し周波数が24Hz以上である事を特徴とする表示装置。
  3. 請求項1において、
    少なくとも1フレーム期間分の表示データを保持するメモリと、少なくとも2フレーム期間分の該当画素近傍の表示データを取り出す解析範囲取出し回路と、
    前記2フレーム期間分の該当画素近傍の各表示データに対し、2フレーム期間の映像データから時間方向の変化に応じて表示データを強調若しくは弱調する時間方向データ変換回路と、前記強調若しくは弱調した表示データに空間方向の変化を強調若しくは弱調する空間方向データ変換回路を具備することを特徴とする表示装置。
  4. 請求項1において、
    少なくとも1フレーム期間分の表示データを保持するメモリと、少なくとも2フレーム期間分の該当画素近傍の表示データを取り出す解析範囲取出し回路と、
    前記2フレーム期間分の該当画素近傍の各表示データに対し、2フレーム期間の映像データから空間方向の変化に応じて表示データを強調若しくは弱調する空間方向データ変換回路と、前記強調若しくは弱調した表示データに時間方向の変化を強調若しくは弱調する時間方向データ変換回路を具備することを特徴とする表示装置。
  5. 請求項3又は4において、
    前記時間方向データ変換回路は、前記解析範囲取出し回路の前記2フレームの表示データの差分に基づく出力を、現フレームと前フレームの一方のフレームに加算し、他方のフレームから減算することを特徴とする表示装置。
  6. 請求項5において、
    前記空間方向データ変換回路は、前記解析範囲取出し回路の前記2フレームの表示データの一方の低周波成分を除去し、他方の高周波成分を除去することを特徴とする表示装置。
  7. 入力された1フレーム分の表示データを複数のフィールドの表示データに分割する分割回路と、
    複数フレーム間の表示データの差分に応じた第1の補正データを、複数のフィールドの少なくとも1つのフィールドの表示データに加算し、複数フレーム間の表示データの差分に応じた第2の補正データを、複数のフィールドの他の少なくとも1つのフィールドの表示データから減算する演算回路と、
    複数のフィールドの表示データを表示する表示パネルとを備えたことを特徴とする表示装置。
  8. 請求項7において、
    前記演算回路は、加算後の前記少なくとも1つのフィールドの表示データの低周波成分を除去し、減算後の前記他の少なくとも1つのフィールドの表示データの高周波成分を除去することを特徴とする表示装置。
  9. 請求項8において、
    前記演算回路は、ハイパスフィルタを用いて前記少なくとも1つのフィールドの表示データの低周波成分を除去し、ローパスフィルタを用いて前記他の少なくとも1つのフィールドの表示データの高周波成分を除去することを特徴とする表示装置。
  10. 請求項7から9の何れかにおいて、
    前記分割回路は、1フレーム分の表示データを2つフィールドの表示データに分割し、
    前記表示パネルは、2つフィールドの表示データを交互に表示することを特徴とする表示装置。
  11. 請求項7において、
    入力された1フレーム分の表示データを複数のフィールドの表示データに分割する分割回路と、
    複数のフィールドの少なくとも1つのフィールドの表示データの低周波成分を除去し、複数のフィールドの他の少なくとも1つのフィールドの表示データの高周波成分を除去する演算回路と、
    複数のフィールドの表示データを表示する表示パネルとを備えたことを特徴とする表示装置。
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