JP2010178103A - スペクトル拡散受信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 装置規模を増大させることなく、同期追従特性の良好なM−ary/SS方式のスペクトル拡散受信装置を得ることを目的とする。
【解決手段】 送信側における拡散符号の繰返し周期に同期した再生シンボルクロックに同期した複素相関信号(CURRENT、LATE、EARLY)を生成する。ビタビ復号器10により、ビタビ復号を行うとともに実数成分の振幅が最大となるCURRENT複素相関信号に対応する第1の直交符号系列番号を検出し、最大電力検出部11により相関電力が最大となるCURRENT複素相関信号に対応する第2の直交符号系列番号を検出する。直交符号系列番号を適切に選択し、DLL12およびシンボル同期回路5により再生シンボルクロックを調整し、AFC13、CR14および同期検波部2により周波数および位相を調整する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、例えばディジタル移動体通信、ディジタル衛星通信、ディジタル移動体衛星通信等のディジタル無線通信に使用されるスペクトル拡散受信装置に関するものである。
ディジタル無線通信における伝送方式の一つとして、スペクトル拡散通信方式(以下、SS方式と呼ぶ)が多方面で実用化されており、そのSS方式のうち、伝送速度の高速化に適した方式としてM−ary/SS方式が知られている。M−ary/SS方式では、2個の互いに直交する符号系列(以下、直交符号系列と呼ぶ)を送信装置と受信装置の双方に予め記憶しておく。送信装置では、情報信号よりKビット単位(K≧2)のデータ系列を順次生成し、各データ系列を予め対応付けられた所定の直交符号系列に各々置換して伝送を行う。このM−ary/SS方式の復調回路では、受信信号のS/N比が低い場合、「受信信号の中に所定の直交符号系列が含まれているかどうかを判定する処理」において誤判定確率が高くなるため、同期追従特性が劣化するという課題がある。特許文献1に記載の従来のスペクトル拡散受信装置は、この課題を克服するため、ビタビ復号器において再符号化を行うことによって得られた直交符号系列番号と相関電力が最大となる直交符号系列番号とを適切に切り替えることにより、同期追従特性の向上を図ったものである。
特開2004−215022
従来のスペクトル拡散受信装置は、直交符号系列の誤判定確率を低く抑えて、復調回路における同期追従特性を向上させることを目的としたものである。しかしながら、従来のスペクトル拡散受信装置の構成では、ビタビ復号器において再符号化を行う必要があり、その処理により装置規模が増大するという問題点があった。
この発明は、上記のような問題点を解決するためになされたもので、装置規模を増大させることなく、同期追従特性の良好なM−ary/SS方式のスペクトル拡散受信装置を得ることを目的とする。
請求項1の発明に係るスペクトル拡散受信装置は、規定数の直交符号系列に、拡散符号を所定ビット数で分割した各部分拡散符号と複素ベースバンド信号との相関値を乗じて、前記規定数分の第1の直交相関値を算出する相関値算出手段と、前記第1の直交相関値に対して、それぞれ同一の遅延量を付加した第2の直交相関値とその半分の遅延量を付加した第3の直交相関値とを生成し、その後、前記規定数分の第1、第2および第3の直交相関値を、送信側における拡散符号の繰返し周期に同期した再生シンボルクロックを用いて標本化する標本化手段と、前記標本化後の第3の直交相関値に対する復号処理を実行し、さらに、実数成分の振幅が最大となる標本化後の第3の直交相関値に対応する直交符号系列の系列番号(第1の直交符号系列番号)を検出する第1の系列番号検出手段と、相関電力が最大となる標本化後の第3の直交相関値に対応する直交符号系列の系列番号(第2の直交符号系列番号)を検出する第2の系列番号検出手段と、前記第1または第2の直交符号系列番号のいずれか一方を選択し、当該選択結果に対応する前記標本化後の第1および第2の直交相関値に基づいて前記再生シンボルクロックを調整するクロック調整手段を備えたものである。
請求項2の発明に係るスペクトル拡散受信装置は、請求項1の発明に係るスペクトル拡散受信装置において、前記第1または第2の直交符号系列番号のいずれか一方を選択し、当該選択結果に対応する前記標本化後の第3の直交相関値を用いてキャリア周波数偏差を推定し、その推定結果に基づいてキャリア周波数同期制御を行う周波数制御手段を備えたものである。
請求項3の発明に係るスペクトル拡散受信装置は、請求項2の発明に係るスペクトル拡散受信装置において、前記第1または第2の直交符号系列番号のいずれか一方を選択し、当該選択結果に対応する前記標本化後の第3の直交相関値を用いてキャリア位相誤差を推定し、その推定結果に基づいてキャリア位相同期制御を行う位相制御手段を備えたものである。
請求項4の発明に係るスペクトル拡散受信装置は、請求項3の発明に係るスペクトル拡散受信装置において、前記クロック調整手段、前記周波数制御手段および前記位相制御手段は、拡散符号の初期同期完了時からの時間をカウントし、カウンタ値が拡散符号初期同期完了からキャリア位相同期成立までに要する時間より短い場合、前記第2の直交符号系列番号を選択し、一方、カウンタ値が拡散符号初期同期完了からキャリア位相同期成立までに要する時間以上の場合、前記第1の直交符号系列番号を選択するものである。
この発明によれば、ビタビ復号部において相関値の振幅が最大となる直交符号系列の系列番号を出力するようにしたことにより、装置規模を増大させることなく、復調回路における同期追従特性を向上させることができる。
この発明の実施の形態1に係るスペクトル拡散受信装置の構成を表わすブロック図である。 スペクトル拡散送信装置の構成を表わす機能ブロック図である。 この発明の実施の形態1に係るスペクトル拡散受信装置の同期検波部の一構成例を表わすブロック図である。 この発明の実施の形態1に係るスペクトル拡散受信装置のシンボル同期回路の一構成例を表わすブロック図である。 この発明の実施の形態1に係るスペクトル拡散受信装置のビタビ復号部の一構成例を表わすブロック図である。 ブランチメトリック算出部の一構成例を表わすブロック図である。 この発明の実施の形態1に係るスペクトル拡散受信装置の最大電力検出部の一構成例を表わすブロック図である。 この発明の実施の形態1に係るスペクトル拡散受信装置の遅延ロックループ(DLL)の一構成例を表わすブロック図である。 この発明の実施の形態1に係るスペクトル拡散受信装置の直交符号系列番号選択部の一構成例を表わすブロック図である。 直交符号系列番号選択部の動作を示すタイミングチャートである。 この発明の実施の形態1に係るスペクトル拡散受信装置の自動周波数制御回路(AFC)の一構成例を表わすブロック図である。 この発明の実施の形態1に係るスペクトル拡散受信装置のキャリア再生回路(CR)の一構成例を表わすブロック図である。
実施の形態1
図1はこの発明の実施の形態1に係るスペクトル拡散受信装置の構成を表わすブロック図である。図1において、1は受信アンテナ、2は同期検波部、3−1〜3−(J−1),7−1〜7−P,8−1〜8−Pは遅延器、4−1〜4−Jは部分相関器、5はシンボル同期回路、6は行列乗算部、9はラッチ回路、10はビタビ復号部、11は最大電力検出部、12は遅延ロックループ(DLL)、13は自動周波数制御回路(AFC)、14はキャリア再生回路(CR)である。ここで、Pは直交符号系列数(=2)、Jは直交符号系列の符号長を表す。
ここで、本発明に係るスペクトル拡散受信装置について説明を行う前に、スペクトル拡散送信装置側の動作を説明する。図2はスペクトル拡散送信装置の構成を表わす機能ブロック図である。スペクトル拡散送信装置では、まずデータ発生部21が2値情報データを発生する。ここで、2値情報データの発生速度を情報レートと呼び、2値情報データの発生速度の値をRと表記する。そして、畳込み符号化部22が、上記2値情報データに対して符号化率r(0<r<1)の畳込み符号化を行い、発生速度R(=R/r)で2値データを出力する。
直並列変換部23では、発生速度Rで出力される2値データをK(Kは2以上の自然数)ビットの並列2値データに変換する。ここで、Kビットの並列2値データの発生速度をシンボルレートと呼び、シンボルレートの値をR’(=R/K)と表記する。そして、シンボルレートR’を持つクロックの周期をシンボル周期T’(=1/R’)と表記する。
直交関数符号化部24では、T’ごとに、上記並列2値データに対応する長さJビットの直交符号系列を2個の中から出力する。一方、PN符号発生部26では、クロック発生部25で作成されたR’×Lのクロック速度を持つクロックの周期で、繰返し周期LチップのPN符号を生成する。ここで、クロック発生部25で作成されるクロックの速度をチップレートR’(=LR’)と呼び、チップレートR’を持つクロックの周期をチップ周期T’(=1/R’)と呼ぶ。なお、ここでは、説明の簡略化のため、PN符号の繰返し周期Lチップが、直行符号系列の繰返し周期Jビットの整数倍であると仮定して説明を行う。
拡散変調部27では、直交関数符号化部24から出力される直交符号系列とPN符号発生部26から出力されるPN符号とを乗算することにより、送信SS信号を生成する。そして、周波数変換部28では、拡散変調部27の出力である送信SS信号と搬送波(キャリア)とを乗算することにより周波数変換を行い、電力増幅部29で周波数変換後の送信SS信号の電力を増幅することにより生成した送信信号を送信アンテナ30から送信する。
このように、上記スペクトル拡散送信装置では、直交符号系列を用いてスペクトル拡散伝送を行うことにより、情報レートRの2値情報データを受信側の装置に対して送信する。
次に、本発明の特徴となるスペクトル拡散受信装置の動作について説明する。この実施の形態に係るスペクトル拡散受信装置では、まず、同期検波部2が、後述するAFC13から出力されるキャリア周波数誤差信号を打ち消すような周波数補正と、後述するCR14から出力されるキャリア位相誤差信号を打ち消すような位相補正とを実行することにより、受信アンテナ1で受信した信号に対して同期検波を行い、複素ベースバンド信号を出力する。
遅延器3−1〜3−(J−1)では、複素数の値を持つ入力信号に対してL/Jチップ周期時間だけ遅延を付加して出力する。すなわち、遅延器3−1から出力される複素ベースバンド信号の遅延量はL/Jチップ周期時間であり、遅延器3−(J−1)から出力される複素ベースバンド信号の遅延量は(J−1)×L/Jチップ周期時間である。
部分相関器4−j(j∈{1,2,‥,J})では、複素数の値を有する入力信号と、送信側のスペクトル拡散送信装置で用いられるPN符号の1繰り返し周期をJ等分した場合のj番目の各部分拡散符号との相関を算出し、それぞれ部分相関複素信号eを出力する。
行列乗算部6には、送信側のスペクトル拡散送信装置で用いられる全P個の直交符号系列d〜dが、所定の行列形式で保存されている。具体的には、下記(1)式で示す通り、直行符号系列d〜dを行要素とする直交符号行列D(P行J列)が予め保存されている。
Figure 2010178103
そして、行列乗算部6では、上記部分相関複素信号eと上記行列Dとを下記(2)式に従い乗算し、直交符号系列d〜dに関する直交相関複素信号i(i〜i)を算出する。
Figure 2010178103
遅延器7−p(p∈{1,2,‥,P})では、上記直交相関複素信号iに対してΔ時間だけ遅延を付加する。なお、Δは、0<Δ<2T’(T’はチップ周期)の値を有する。また、遅延器8−p(p∈{1,2,‥,P})では、上記直交相関複素信号iに対してΔ/2時間だけ遅延を付加する。
一方、シンボル同期回路5では、部分相関器4−jから出力される部分相関複素信号e〜eに基づいて、送信側のスペクトル拡散送信装置で用いられるPN符号との符号同期を行い、PN符号の発生周期に同期した再生シンボルクロックを出力する。
そして、ラッチ9では、行列乗算部6から出力された遅延が付加されていない直交相関複素信号i〜i,遅延器7−pから出力されたΔ時間だけ遅延が付加された直交相関複素信号i〜i,遅延器8−pから出力されたΔ/2時間だけ遅延が付加された直交相関複素信号i〜iをそれぞれ上記再生シンボルクロックの立ち上がりエッジでラッチして標本化しており、LATE複素相関信号LA〜LA、EARLY複素相関信号EA〜EA、CURRENT複素相関信号CU〜CUを出力する。
ビタビ復号部10では、上記CURRENT複素相関信号CU〜CUの実数成分を枝メトリックとして用いてビタビ復号を行い、その復号結果を復号データとして出力するとともに、CU〜CUの中から、実数成分の振幅が最大となるものを選択し、選択したCURRENT複素相関信号の添え字の数字を第1の直交符号系列番号として出力する。
最大電力検出部11では、上記CURRENT複素相関信号CU〜CUの中から、絶対値の二乗値が最大となるものを選択し、選択したCURRENT複素相関信号の添え字の数字を第2の直交符号系列番号として出力する。
DLL12では、上記第1の直交符号系列番号または上記第2の直交符号系列番号のいずれかに対応するLATE複素相関信号とEARLY複素相関信号とを用いて再生2倍チップクロックの進み/遅れを判定する。そして、その判定結果に基づいてクロック位相制御実施後の再生2倍チップクロックを出力する。
また、AFC13では、上記第1の直交符号系列番号または上記第2の直交符号系列番号のいずれかに対応するCURRENT複素相関信号を用いてキャリア周波数偏差を推定する。そして、その推定結果に基づいてキャリア周波数誤差信号を更新する。
また、CR14では、上記第1の直交符号系列番号または上記第2の直交符号系列番号のいずれかに対応するCURRENT複素相関信号を用いてキャリア位相を推定する。そして、その推定結果に基づいてキャリア位相誤差信号を更新する。
次に、スペクトル拡散受信装置を構成する各回路の動作を詳細に説明する。図3はこの発明の実施の形態1に係るスペクトル拡散受信装置の同期検波部2の一構成例を表わすブロック図である。本実施の形態の同期検波部2は、搬送波発生器31と、移相器(π/2)32と、乗算器33,34と、ローパスフィルタ(LPF)35,36と、アナログ/ディジタル変換器(A/D)37,38と、位相回転部39から構成される。
図3に示す同期検波部2では、搬送波再生器31が、送信側のスペクトル拡散送信装置にて用いられる搬送波とほぼ等しい周波数を有する正弦波を発生する。そして、乗算器33にて搬送波発生器31から出力される正弦波とアンテナ1で受信した信号とを乗算し、LPF35にてこの乗算により生成された信号の高調波成分を除去し、さらに、A/D37にてサンプリングする。これにより、複素スペクトル拡散信号の同相成分を生成する。同様に、乗算器34にて、移相器32でπ/2だけ移相された搬送波発生器31出力の正弦波とアンテナ1で受信した信号とを乗算し、LPF36にてこの乗算により生成された信号の高調波成分を除去し、さらに、A/D38にてサンプリングする。これにより、複素スペクトル拡散信号の直交成分を生成する。また、位相回転部39が、複素スペクトル拡散信号に対する位相回転処理として、後述する高精度に生成されたキャリア周波数誤差信号に基づく周波数補正と、後述する高精度に生成されたキャリア位相誤差信号に基づく位相補正とを行うことにより、複素ベースバンド信号を生成する。
このように本実施の形態の同期検波部2では、AFC13から出力されたキャリア周波数誤差信号およびCR14から出力されたキャリア位相誤差信号を用いて同期検波を行うことにより、高精度なキャリア周波数同期特性およびキャリア位相同期特性が得られる。
図4はこの発明の実施の形態1に係るスペクトル拡散受信装置のシンボル同期回路5の一構成例を表わすブロック図である。本実施の形態のシンボル同期回路5は、ラッチ41と電力算出回路(|・|)42−1〜42−Jと、第1の加算器(Σ)43と、第2の加算器44と、フレームメモリ45と、ピーク検出部46と、遅延器(Δ/2)47から構成される。
図4に示すシンボル同期回路5では、まずラッチ41が、後述するDLL12から出力される再生2倍チップクロックの立ち上がりエッジで、部分相関器4−1〜4−Jから出力される信号をラッチする。そして、電力算出回路42−1〜42−Jが、ラッチ41から出力されるJ個の信号の絶対値の二乗値を算出し、その算出結果として部分相関電力信号を出力する。次に、第1の加算器43が、上記部分相関電力信号の総和として相関電力信号を算出し、出力する。そして、第2の加算器44とフレームメモリ45が、相関電力信号に対して、受信側で用いたPN符号の1繰返し周期で累積加算(巡回加算)を行う。次に、ピーク検出部46が、巡回加算結果がPN符号の1繰返し周期内で最大となる位置に立ち上がりエッジを持つクロックを生成する。そして、遅延器47が、受け取ったクロックに対してΔ/2だけ遅延を付加する。これにより、PN符号の1繰返し周期と同じ周期を持ち、かつCURRENT複素相関信号のピークタイミングに高精度に同期した再生シンボルクロックを生成できる。
図5はこの発明の実施の形態1に係るスペクトル拡散受信装置のビタビ復号部10の一構成例を表わすブロック図である。本実施の形態のビタビ復号部10は、ブランチメトリック算出部51と、パスメトリック算出部52と、パスメモリ53と、パスメトリックメモリ54と、最尤状態検出部55と、トレースバック部56から構成される。
図5に示すビタビ復号部10では、まずブランチメトリック算出部51が、ラッチ9から出力されるCURRENT複素相関信号(CU〜CUのいずれか)の実数成分の最大値を検出し、その最大値に対応する直交符号系列の系列番号を第1の直交符号系列番号として出力するとともに、CURRENT複素相関信号の実数成分と上記最大値との差からブランチメトリックをそれぞれ算出する。次に、パスメトリック算出部52が、各状態遷移における1シンボル前のパスメトリック値と各状態遷移に対応するブランチメトリック値とを加算し、1シンボル前の状態から遷移するパスの中から最尤パスを選択し、その最尤パスの各状態のパスメトリック値をパスメトリックメモリ54に格納する。また、各々の状態で選択された最尤パスへ到達するためのパス情報をパスメモリ53に格納する。次に、最尤状態検出部55が、全状態に対するパスメトリック値に基づいて最尤状態を検出する。そして、トレースバック部56が、最尤状態検出部55にて検出された最尤状態を起点として、パスメモリ53内のパス情報を用いてQシンボル分のトレースバックを行い、復号データを出力する。なお、Qは1以上の自然数であり、送信側のスペクトル拡散送信装置で畳込み符号化する際の拘束長の4〜5倍程度の値である。
図6はブランチメトリック算出部51の一構成例を表わすブロック図である。本実施の形態のブランチメトリック算出部51は、実数成分抽出部(Re(・))61−1〜61−Pと、最大値検出部62と、減算器63−1〜63−Pから構成される。
図6に示すブランチメトリック算出部51では、まず実数成分抽出部61−1〜61−Pが、CURRENT複素相関信号(CU〜CUのいずれか)の実数成分を算出した後、最大値検出部62でCURRENT複素相関信号の実数成分の最大値を検出するとともに、その最大値に対応する直交符号系列の系列番号を第1の直交符号系列番号として出力する。一方、減算器63−1〜63−Pでは、実数成分抽出部61−1〜61−Pで求めたCURRENT複素相関信号の実数成分と、最大値検出部62で求めたCURRENT複素相関信号の実数成分の最大値との差を求め、ブランチメトリックとして出力する。
このように本実施の形態のビタビ復号器10は、CURRENT複素相関信号からビタビ復号を行って復号データを得るとともに、ブランチメトリック算出の過程で、CURRENT複素相関信号の実数成分の振幅が最大となる直交符号系列の系列番号を得ることができる。なお、上記のようにCURRENT複素相関信号の実数成分とそれらの最大値との差をブランチメトリックとする構成は、ブランチメトリックおよびパスメトリックの大きさを抑えることにより、ビタビ復号部10のハードウェア規模を抑えることを目的としたものである。
図7はこの発明の実施の形態1に係るスペクトル拡散受信装置の最大電力検出部11の一構成例を表わすブロック図である。本実施の形態の最大電力検出部11は、電力算出回路(|・|)71−1〜71−Pと、最大状態番号検出部72から構成される。
図7に示す最大電力検出部11では、まず電力算出回路71−1〜71−Pが、ラッチ9から出力されるCURRENT複素相関信号(CU〜CUのいずれか)の絶対値の二乗値を算出し、その算出結果としてCURRENT相関電力信号を出力する。次に、最大状態番号検出部72が、電力算出回路71−1〜71−Pにて算出されたP個のCURRENT相関電力信号から相関電力が最大となる信号を検出し、その最大信号に対応する直交符号系列の系列番号を第2の直交符号系列番号として出力する。
このように本実施の形態の最大電力検出部11では、CURRENT複素相関信号CU〜CUから相関電力が最大となる信号を検出し、その信号に対応する直交符号系列の系列番号を出力することにより、前述のビタビ復号部10とは異なる処理で、受信信号に乗算されている直交符号系列の系列番号を得ることができる。
図8はこの発明の実施の形態1に係るスペクトル拡散受信装置の遅延ロックループ(DLL)12の一構成例を表わすブロック図である。本実施の形態の遅延ロックループ12は、直交符号系列番号選択部81と、電力算出回路(|・|)82−1〜82−P,83−1〜83−Pと、セレクタ84,85と、減算器86と、ループフィルタ87と電圧制御発振器(VCO)88から構成される。
図8に示すDLL12では、まず直交符号系列番号選択部81が、ビタビ復号部10から出力される第1の直交符号系列番号、または最大電力検出部11から出力される第2の直交符号系列番号のいずれか一方を適切に選択し、選択した番号を選択直交符号系列番号として出力する。一方、電力算出回路82−1〜82−Pが、ラッチ9から出力されるLATE複素相関信号(LA〜LAのいずれか)の絶対値の二乗値を算出し、その算出結果としてLATE相関電力信号を出力する。同様に、電力算出回路83−1〜83−Pが、ラッチ9から出力されるEARLY複素相関信号(EA〜EAのいずれか)の絶対値の二乗値を算出し、その算出結果としてEARLY相関電力信号を出力する。次に、セレクタ84が、直交符号系列番号選択部81から出力される選択直交符号系列番号に対応するLATE相関電力信号を選択して出力する。同様に、セレクタ85が、上記選択直交符号系列番号に対応するEARLY相関電力信号を選択して出力する。
次に、減算器86が、セレクタ84出力のLATE相関電力信号からセレクタ85出力のEARLY相関電力信号を減算し、その結果としてクロック誤差信号を生成する。例えば、フェージングや熱雑音がないという条件において、クロック誤差信号の値が0より大きい場合は、VCO88が出力した再生2倍チッククロックのクロック位相が進んでいることを表し、クロック誤差信号の値が0より小さい場合は、VCO88が出力した再生2倍チッククロックのクロック位相が遅れていることを表し、また、クロック誤差信号の値が0の場合は、再生2倍チップクロックのクロック位相が受信信号に乗算されている直交符号系列周期に対して完全に同期していることを表す。次に、ループフィルタ87が、上記のような特性を有するクロック誤差信号の平均化を行い、上記再生2倍チップクロックのクロック位相の進みまたは遅れを高精度に求める。次に、VCO88が、高精度に求められたクロック位相の進みまたは遅れに基づいて、再生2倍チップクロックが受信信号に乗算されている直交符号系列周期に同期するようにクロック位相制御を行う。そして、その結果として、チップクロックの2倍のクロック速度を有する再生2倍チップクロックを出力する。
このように本実施の形態のDLL12では、適切に選択された選択直交符号系列番号のLATE相関電力信号とEARLY相関電力信号とを用いて再生2倍チップクロックのクロック位相の進みまたは遅れを算出することにより、高精度に符号同期追従を行うことができ、良好な復調特性を得ることができる。
図9はこの発明の実施の形態1に係るスペクトル拡散受信装置の直交符号系列番号選択部81の一構成例を表わすブロック図である。本実施の形態の直交符号系列番号選択部81は、カウンタ91と、しきい値比較部92と、セレクタ93から構成される。
図9に示す直交符号系列番号選択部81では、まずカウンタ91が、シンボル同期回路5における拡散符号初期同期完了時からの時間をカウントする。次に、しきい値比較部92は、カウンタ値がしきい値Tthより小さい場合、最大電力検出部11から出力される第2の直交符号系列番号を選択するための選択信号を出力し、一方、カウンタ値がしきい値Tth以上の場合は、ビタビ復号部10から出力される第1の直交符号系列番号を選択するための選択信号を出力する。すなわち、第1の直交符号系列番号は、キャリア位相同期が確立されるまで正しい出力結果が得られないため、キャリア位相非同期時は、キャリア位相の同期/非同期に関係なく直交符号系列の推定が可能な第2の直交符号系列番号を選択する。また、キャリア位相同期時は、CURRENT複素相関信号の実数成分のみを比較して直交符号系列番号を求めることによって、第1の直交符号系列番号の方が第2の直交符号系列番号よりもノイズによる誤判定確率が小さくなるため、第1の直交符号系列番号を選択する。従って、しきい値Tthは、シンボル同期回路5における拡散符号初期同期完了からCR14におけるキャリア位相同期成立までに要する時間程度が適切である。最後に、セレクタ93が、しきい値比較部92から出力される選択信号に従い、第1の直交符号系列番号または第2の直交符号系列番号のいずれか一方を選択して出力する。
図10は直交符号系列番号選択部81の動作を示すタイミングチャートである。図10で示されるように、直交符号系列番号選択部81は、拡散符号初期同期完了時を起点としたしきい値Tthを用いて、第1の直交符号系列番号と第2の直交符号系列番号の出力を切り替える。
このように本実施の形態の直交符号系列番号選択部81では、拡散符号初期同期完了からキャリア位相同期成立までに要する時間を所定のしきい値とし、このしきい値に基づいて第1の直交符号系列番号と第2の直交符号系列番号の出力を切り替えることとした。これにより、常に適切な直交符号系列番号を選択することができる。
図11はこの発明の実施の形態1に係るスペクトル拡散受信装置の自動周波数制御回路(AFC)13の一構成例を表わすブロック図である。本実施の形態のAFC13は、先に説明した直交符号系列番号選択部81と、セレクタ111と、遅延器(T’)112と、複素共役算出部(*)113と、複素乗算器114と、ループフィルタ115と、逆正接部(Tan−1)116から構成される。
図11に示すAFC回路13では、まず直交符号系列番号選択部81が、ビタビ復号部10から出力される第1の直交符号系列番号、または最大電力検出部11から出力される第2の直交符号系列番号のいずれか一方を適切に選択し、選択した番号を選択直交符号系列番号として出力する。次に、セレクタ111が、CURRENT複素相関信号CU〜CUの中から、直交符号系列番号選択部81より出力される選択直交符号系列番号に対応するCURRENT複素相関信号を選択して出力する。次に、遅延器112が、セレクタ111から出力される信号に対して1シンボルに相当する遅延を付加する。そして、複素共役算出部113が、1シンボル遅延付加後の信号の複素共役を出力する。次に、複素乗算器114が、セレクタ111から出力される現在の信号と、1シンボル前の信号の複素共役値とを複素乗算することにより、1シンボル遅延検波を行う。なお、1シンボル遅延検波結果である遅延検波複素信号の位相は、周波数偏差による1シンボル当たりの位相回転量を意味する。次に、ループフィルタ115が、複素乗算器114から出力される遅延検波複素信号の平均化を行い、更に逆正接部116が、平均化後の遅延検波複素信号の位相を算出することにより、周波数偏差による1シンボル当たりの位相回転量を示すキャリア周波数誤差信号を高精度に求める。
このように本実施の形態のAFC13では、適切に選択された選択直交符号系列番号に対応するCURRENT複素相関信号を用いて周波数誤差推定を行うことにより、高精度にキャリア周波数誤差信号を算出することができる。また、同期検波部2が、この高精度なキャリア周波数誤差信号を用いて周波数同期制御を行っているため、良好な周波数同期特性を得ることができ、良好な復号特性を得ることができる。
図12はこの発明の実施の形態1に係るスペクトル拡散受信装置のキャリア再生回路(CR)14の一構成例を表わすブロック図である。本実施の形態のCR14は、先に説明した直交符号系列番号選択部81およびセレクタ111と、ループフィルタ121と、逆正接部(Tan−1)122から構成される。
図12に示すCR14では、まず直交符号系列番号選択部81が、ビタビ復号部10から出力される第1の直交符号系列番号、または最大電力検出部11から出力される第2の直交符号系列番号のいずれか一方を適切に選択し、選択した番号を選択直交符号系列番号として出力する。次に、セレクタ111が、CURRENT複素相関信号CU〜CUの中から、直交符号系列番号選択部81から出力される選択直交符号系列番号に対応するCURRENT複素相関信号を選択して出力する。なお、このセレクタ111から出力される複素信号の位相は、同期検波部2で用いているキャリア位相に対する位相誤差を意味する。次に、ループフィルタ121が、セレクタ111から出力される複素信号の平均化を行い、逆正接部122が、平均化後の複素信号の位相を算出することにより、キャリア位相誤差を示すキャリア位相誤差信号を高精度に求める。
このように本実施の形態のCR14では、適切に選択された選択直交符号系列番号に対応するCURRENT複素相関信号を用いてキャリア位相推定を行う。これにより、高精度にキャリア位相誤差信号を算出することができる。また、同期検波部2がこの高精度なキャリア位相誤差信号を用いてキャリア位相同期を行っているため、良好なキャリア位相同期特性を得ることができ、更に、良好な復号特性を得ることができる。
以上、本実施の形態においては、実数成分の振幅が最大となるCURRENT複素相関信号に対応する直交符号系列の系列番号(第1の直交符号系列番号)と、相関電力が最大となるCURRENT複素相関信号に対応する直交符号系列の系列番号(第2の直交符号系列番号)とのいずれか一方を適切に選択して、符号同期追従処理、周波数同期制御、キャリア位相同期制御を行うこととした。これにより、高精度な同期追従特性、高精度なキャリア周波数同期特性および高精度なキャリア位相同期特性を得ることができる。
なお、本実施の形態のスペクトル拡散受信装置においては、各直交符号系列番号d〜dについて特定していないが、例えば、Walsh関数によって特定されるWalsh系列を適用することとしてもよい。これにより、行列乗算部6における行列演算に高速アダマール変換を適用することが可能となり、スペクトル拡散受信装置の回路規模を削減することができる。
また、本実施の形態のスペクトル拡散受信装置においては、符号同期追従を行うクロックとして、チップクロックの2倍のクロック速度を有する再生2倍チップクロックを用いたが、これに限らず、チップレートの2倍以上のクロック速度であれば、他のクロックを用いてもよい。
また、本実施の形態のスペクトル拡散受信装置の遅延ロックループ12においては、LATE複素相関信号LA〜LAとEARLY複素相関信号EA〜EAの絶対値の二乗を算出後に選択直交符号系列番号に対応したLATE相関電力信号とEARLY相関電力信号を選択しているが、これに限らず、選択直交系列番号に対応するLATE複素相関信号とEARLY複素相関信号を選択した後に、選択された信号の絶対値の二乗値を算出することとしてもよい。
また、本実施の形態のスペクトル拡散受信装置のAFC13においては、遅延器102の遅延量を1シンボルとしたが、これに限らず、例えば遅延量をhシンボル(hは2以上の自然数または分数)としてもよい。この場合は、hシンボル遅延検波を行った結果からキャリア周波数誤差信号を生成する。
また、本実施の形態のスペクトル拡散受信装置においては、ビタビ復号部10でCURRENT複素相関信号の実数成分の振幅が最大となる直交符号系列番号を検出する構成としたが、これに限らず、例えば試験用に硬判定データを求めるための回路でCURRENT複素相関信号の実数成分の振幅が最大となる直交符号系列番号を検出する構成としてもよい。
2 同期検波部
3−1、3−2、3−(J−1)、7−1、7−2、7−P、8−1、8−2、8−P 遅延器
4−1、4−(J−1)、4−J 部分相関器
5 シンボル同期回路
6 行列乗算部
9 ラッチ
10 ビタビ復号部
11 最大電力検出部
12 遅延ロックループ(DLL)
13 自動周波数制御回路(AFC)
14 キャリア再生回路(CR)
62 最大値検出部
81 直交符号系列番号選択部
91 カウンタ
92 しきい値比較部
93 セレクタ

Claims (4)

  1. 規定数の直交符号系列に、拡散符号を所定ビット数で分割した各部分拡散符号と複素ベースバンド信号との相関値を乗じて、前記規定数分の第1の直交相関値を算出する相関値算出手段と、前記第1の直交相関値に対して、それぞれ同一の遅延量を付加した第2の直交相関値とその半分の遅延量を付加した第3の直交相関値とを生成し、その後、前記規定数分の第1、第2および第3の直交相関値を、送信側における拡散符号の繰返し周期に同期した再生シンボルクロックを用いて標本化する標本化手段と、前記標本化後の第3の直交相関値に対する復号処理を実行し、さらに、実数成分の振幅が最大となる標本化後の第3の直交相関値に対応する直交符号系列の系列番号(第1の直交符号系列番号)を検出する第1の系列番号検出手段と、相関電力が最大となる標本化後の第3の直交相関値に対応する直交符号系列の系列番号(第2の直交符号系列番号)を検出する第2の系列番号検出手段と、前記第1または第2の直交符号系列番号のいずれか一方を選択し、当該選択結果に対応する前記標本化後の第1および第2の直交相関値に基づいて前記再生シンボルクロックを調整するクロック調整手段を備えたことを特徴とするスペクトル拡散受信装置。
  2. 前記第1または第2の直交符号系列番号のいずれか一方を選択し、当該選択結果に対応する前記標本化後の第3の直交相関値を用いてキャリア周波数偏差を推定し、その推定結果に基づいてキャリア周波数同期制御を行う周波数制御手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載のスペクトル拡散受信装置。
  3. 前記第1または第2の直交符号系列番号のいずれか一方を選択し、当該選択結果に対応する前記標本化後の第3の直交相関値を用いてキャリア位相誤差を推定し、その推定結果に基づいてキャリア位相同期制御を行う位相制御手段を備えたことを特徴とする請求項2に記載のスペクトル拡散受信装置。
  4. 前記クロック調整手段、前記周波数制御手段および前記位相制御手段は、拡散符号の初期同期完了時からの時間をカウントし、カウンタ値が拡散符号初期同期完了からキャリア位相同期成立までに要する時間より短い場合、前記第2の直交符号系列番号を選択し、一方、カウンタ値が拡散符号初期同期完了からキャリア位相同期成立までに要する時間以上の場合、前記第1の直交符号系列番号を選択することを特徴とする請求項3に記載のスペクトル拡散受信装置。
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