JP2010177119A - 高圧放電灯装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な構成により、作業用開口部の開成時のみならず高圧接点の不正接続時等の各種状況下においても高電圧の起動パルスの発生及び電力供給を的確に禁止することができる高圧放電灯装置を提供する。
【解決手段】高圧放電灯装置1は、筐体2に開口する作業用開口部7に対し適正な嵌合位置に蓋体8が嵌合されていないときHID11への電源供給経路30を遮断するインターロック機構34と、筐体2に固設された固定側コネクタ部36aと当該固定側コネクタ部36aに嵌脱自在な可動側コネクタ部36bとを有して電源供給経路30上に介在するコネクタ36と、固定側コネクタ部36aとの嵌脱経路上において可動側コネクタ部36bが適正な嵌合位置よりも離脱側に位置するとき、可動側コネクタ部36bによって変位して作業用開口部7に対する蓋体8の嵌合を干渉する干渉部材とを有する。
【選択図】図7

Description

本発明は、起動時に高電圧の起動パルスを要する高圧放電灯を光源として用いた高圧放電灯装置に関する。
一般に、高圧放電灯(以下、HIDともいう)への電源供給を行う点灯回路は、起動時に高電圧の起動パルスを発生させるためのイグナイタ回路を有する。従って、この種の点灯回路を備えた高圧放電灯装置には、安全上の対策として、HIDの交換等を行う際に作業用開口部が開かれたことに連動して点灯回路を非作動とするためのインターロック機構が設けられている。
加えて、HIDの不正嵌合による接点の不正接続時等に点灯回路を非作動としてアーク放電等を防止するための技術として、例えば、特許文献1には、インターロックスイッチを限流コイルとともにソケットに内蔵し、ソケットへのHIDの装着に連動してインターロックスイッチをオンする技術が開示されている。
特開2001−126887号公報
しかしながら、一般に、作業用開口部の開成時や高圧接点の不正接続時等のような異なる条件下で点灯回路の作動を禁止するためには、複数のインターロック機構を必要とし、構造の複雑化等を招く虞がある。
本発明は、簡単な構成により、作業用開口部の開成時のみならず高圧接点の不正接続時等の各種状況下においても高電圧の起動パルスの発生及び電力供給を的確に禁止することができる高圧放電灯装置を提供することを目的とする。
本発明は、起動時に高電圧の起動パルスを要する高圧放電灯と、前記高圧放電灯を収容する筐体と、前記筐体に開口する作業用開口部に嵌脱自在に嵌合する蓋体と、前記蓋体が前記作業用開口部に適正に嵌合されていないとき、前記高圧放電灯への電源供給経路を遮断するインターロック機構と、前記筐体に固設された固定側コネクタ部と当該固定側コネクタ部に嵌脱自在な可動側コネクタ部とを有して構成され前記電源供給経路上に介在するコネクタと、前記固定側コネクタ部との嵌脱経路上において前記可動側コネクタ部が適正な嵌合位置よりも離脱側に位置するとき、当該可動側コネクタ部によって変位して前記作業用開口部に対する前記蓋体の嵌合を干渉する干渉部材と、を備えたことを特徴とする。
本発明の高圧放電灯装置によれば、簡単な構成により、作業用開口部の開成時のみならず高圧接点の不正接続時等の各種状況下においても高電圧の起動パルスの発生及び電力供給を的確に禁止することができる。
高圧放電灯装置の要部を示す分解斜視図 高圧放電灯装置の要部を図1のII−II線に沿って一部破砕して示す平面図 高圧放電灯装置の要部を図1のIII−III線に沿って示す要部断面図 操作レバーによりインターロックスイッチがオフされた状態を示す説明図 コネクタの要部を示す分解斜視図 高圧放電灯装置の回路構成図 コネクタ及びインターロックスイッチの動作説明図
以下、図面を参照して本発明の形態を説明する。図面は本発明の一実施形態に係わり、図1は高圧放電灯装置の要部を示す分解斜視図、図2は高圧放電灯装置の要部を図1のII−II線に沿って一部破砕して示す平面図、図3は高圧放電灯装置の要部を図1のIII−III線に沿って示す要部断面図、図4は操作レバーによりインターロックスイッチがオフされた状態を示す説明図、図5はコネクタの要部を示す分解斜視図、図6は高圧放電灯装置の回路構成図、図7はコネクタ及びインターロックスイッチの動作説明図である。
本実施形態において、図1乃至図4に示す高圧放電灯装置1はスポット照明装置であり、この高圧放電灯装置1は、例えば、筐体2に外部接続するライトガイド50を通じて照射対象に照明光をスポット照射する。
図1,6に示すように、この高圧放電灯装置1は、例えば、起動時に高電圧の起動パルスを必要とする高圧放電灯(以下、HIDともいう)10と、外部電源51からHID11までの電源供給経路30上に介装される点灯回路31とを有し、これらが筐体2内に収容されて要部が構成されている。
ここで、図3に示すように、本実施形態において、筐体2の内部は、隔壁3によって上下2室に区画されている。そして、筐体2内の上段側に画成された空間が灯室5として構成され、下段側に画成された空間が回路室6として構成されている。
また、筐体2の上部には、灯室5を外部に連通する作業用開口部7が開口され、この作業用開口部7には、当該作業用開口部7を開閉する蓋体8が嵌脱自在に嵌合されている。例えば、図1,3に示すように、本実施形態において、作業用開口部7は、筐体2の上面から左右側面にかけての所定領域を開口するものであり、この作業用開口部7の縁辺部には段部7aが周設されている。そして、蓋体8の内面が段部7aに対して嵌合(外嵌)することにより、蓋体8は作業用開口部7を閉塞する。
灯室5内には、HID11が収容されている。図1,2に示すように、本実施形態において、HID11は、灯室5外において、リフレクタ12及びソケット13と一体にモジュール化されて光源モジュール10を構成する。そして、HID11は光源モジュール10の状態で、作業用開口部7を通じて灯室5内に収容され、光源保持機構15を介して灯室5内に保持されている。
具体的に説明すると、リフレクタ12は、例えば、回転楕円の一部形状をなす反射凹面12aを備えた楕円リフレクタで構成されている。このリフレクタ12の基部にはバルブ挿通孔12bが開口され、このバルブ挿通孔12bには、HID11の先端側が挿入されている。さらに、リフレクタ12の基部にはソケット13が嵌合可能となっており、この嵌合により、ソケット13は、HID11と電気的に接続すると共に、当該HID11をリフレクタ12に保持する。このとき、HID11の発光部11aは、反射凹面12aの内部に臨まされ、当該反射凹面12aの第1焦点F1に位置決めされる。これにより、リフレクタ12は、HID11の発光部11aから放射された光を反射凹面12aで反射し、第2焦点F2に集光する。
光源保持機構15は、例えば、灯室5内の先端側に固設されたスペーサ16と、灯室5内の基端側に固設されたシリンダ17とを有する。
スペーサ16は、筐体2の先端面に開口するライトガイド挿入孔2aと同軸上に光源モジュール10を位置決めするためのもので、このスペーサ16の基端部には、リフレクタ12の先端部と嵌合可能な段部16aが周設されている。また、段部16aの内周側には、リフレクタ12で適正に集光されることなく放射された迷光を遮光するための遮光面16bが凹設され、さらに、この遮光面16bの底部にはライトガイド挿入孔2aに連通する導光孔16cが開口されている。
そして、段部16aにリフレクタ12が適正に嵌合されると、スペーサ16は、ライトガイド挿入孔2aの光軸に光軸Oを一致させると共に、ライトガイド挿入孔2aに挿入されたライトガイド50の入射面に対して第2焦点F2を一致させる位置に、リフレクタ12を位置決めする。
シリンダ17は、例えば、ライトガイド挿入孔2aと同軸上に配設された円筒部材で構成されている。このシリンダ17内には円柱状のピストン19が摺動可能に収容され、このピストン19の先端部から延出するロッド19aの先端部には、ソケット13を保持するためのソケットホルダ20が設けられている。
また、ソケットホルダ20とシリンダ17との間にはスプリング21が介装され、このスプリング21によって、ソケットホルダ20は、スペーサ16側に付勢されている。
また、シリンダ17の周部にはガイド孔18が設けられ、このガイド孔18には、ピストン19に固設された操作レバー19bが貫通されている。ここで、ガイド孔18は、シリンダ17の上部で、略光軸O方向に沿って前後に延在する前後方向孔部18aと、この前後方向孔部18aの各端部からシリンダ17の周方向に延在する周方向孔部18b,18cとを備えたクランク状のガイド孔で構成されている。
そして、操作レバー19bが前後方向孔部18aの先端部まで操作されると、ソケットホルダ20は、スペーサ16との間に光源モジュール10を保持(挟持)可能な位置まで進出される。そして、前後方向孔部18aの先端部において、操作レバー19bが周方向孔部18bにガイドされて倒伏されると、ソケットホルダ20は、光源モジュール10を保持可能な進出位置に維持される。一方、スプリング21の付勢力に抗して、操作レバー19bが前後方向孔部18aの基端部まで操作されると、ソケットホルダ20は、光源モジュール10の保持を解放する位置まで退避される。そして、前後方向孔部18aの基端部において、操作レバー19bが周方向孔部18cに沿って倒伏されると、ソケットホルダ20は、光源モジュール10の保持を解放する退避位置に維持される。
ここで、図3,4に示すように、蓋体8の内面には、操作レバー19bと干渉する干渉部材8aが設けられている。この干渉部材8aは、操作レバー19bが前後方向孔部18a上に位置して起立状態にあるとき、当該操作レバー19bと干渉するよう設定されており、この操作レバー19bとの干渉により、蓋体8が適正な嵌合位置に嵌合することを阻害する(図4参照)。一方、干渉部材8aは、操作レバー19bが周方向孔部18b,18c上に位置して倒伏状態にあるとき、当該操作レバー19bとの干渉を回避するよう設定されており、蓋体8が適正な嵌合位置に嵌合することを許容する。
回路室6内には、点灯回路31が収容されている。図6に示すように、この点灯回路31は、外部電源51からの電力供給を受け、HID11起動時に高電圧の起動パルスを発生するイグナイタ回路32と、HID11起動後(点灯後)の安定した点灯状態を維持するためのバラスト回路33と、を有する。そして、点灯回路31は、インターロックスイッチ35を介して外部電源51に接続されているとともに、電源供給経路30上に介在するコネクタ36を介してHID11に接続されている。
図1乃至図4に示すように、インターロックスイッチ35は、灯室5内に配設され、蓋体8に固設された押圧部材8bと共にインターロック機構34を構成する。具体的に説明すると、インターロックスイッチ35は、頂部にプッシュボタン35aを備えた常開のプッシュ式スイッチで構成されている。このインターロックスイッチ35は、プッシュボタン35aが筐体2の側壁2b近傍で作業用開口部7に臨まされる位置において、隔壁3上に固設されている。そして、インターロックスイッチ35は、プッシュボタン35aが押圧されたときオンされ、外部電源51側と点灯回路31側とを電気的に接続する。その一方で、インターロックスイッチ35は、プッシュボタン35aの押圧が解除されたときオフされ、外部電源51側と点灯回路31側との電気的な接続を遮断する。
押圧部材8bは、例えば、略逆L字状に折曲された板状部材で構成されている。この押圧部材8bは、蓋体8が作業用開口部7に対して適正に嵌合されているときプッシュボタン35aを押圧するよう位置決めされた状態で、蓋体8に固設されている。
図1乃至図4に示すように、コネクタ36は、灯室5内に配設されている。このコネクタ36は、灯室5内に固設された固定側コネクタ部36aと、この固定側コネクタ部36aに嵌脱自在な可動側コネクタ部36bとを有して構成されている。固定側コネクタ部36aは点灯回路31側と電気的に接続され、可動側コネクタ部36bはソケット13を介してHID11側と電気的に接続されている。そして、可動側コネクタ部36bが固定側コネクタ部36aに嵌合されることにより、HID11は点灯回路31と電気的に接続される。
ここで、固定側コネクタ部36aは、例えば、筐体2の側壁2b近傍で作業用開口部7に臨まれる位置において、隔壁3上に固設されている。図5に示すように、この固定側コネクタ部36aには、可動側コネクタ部36bとの嵌合状態を係止によって維持するための係止部材37が併設されている。
この係止部材37は、筐体2の側壁2bと固定側コネクタ部36aとの間に立設された可撓性柱部37aを有する。この可撓性柱部37aは、固定側コネクタ部36aと嵌合された状態の可動側コネクタ部36bよりも上方に突出する位置まで延設され、その上端部には固定側コネクタ部36a側に突出する係止爪37bが設けられている。
この係止爪37bは、固定側コネクタ部36aに対する可動側コネクタ部36bの嵌脱経路上に突出されている。これにより、係止爪37bは、固定側コネクタ部36aとの嵌脱作業時において可動側コネクタ部36bの側面に押圧され、可撓性柱部37aを側壁2b側に弾性変形させる。一方、可動側コネクタ部36bが固定側コネクタ部36aとの適正な嵌合位置に嵌合されると、係止爪37bは、可動側コネクタ部36bの肩部に係止される。このとき、可撓性柱部37aは、変形状態から復元される。勿論、可動側コネクタ部36bが固定側コネクタ部36aと完全に離間し、嵌脱経路から逸脱した場合にも、可撓性柱部37aは変形状態から復元される。
さらに、可撓性柱部37aの上端部には、側壁2b側に突出する干渉部材38が設けられている。ここで、この干渉部材38に対応し、側壁2bには、作業用開口部7に連続する切欠部7bが形成されている。干渉部材38は、可撓性柱部37aの変形状態に応じて変位することにより、切欠部7bに対して進退移動する。そして、干渉部材38は、可撓性柱部37aの弾性変形に伴い、切欠部7b内に侵入されて蓋体8と干渉することにより、当該蓋体8が筐体2との適正な嵌合位置に嵌合することを阻害する。
次に、上述の構成によるインターロック機構34及び干渉部材38の作用について、図7を参照して説明する。
図7(a)に示すように、可動側コネクタ部36bが固定側コネクタ部36aに対して完全に離脱しているとき、すなわち、可動側コネクタ部36bが固定側コネクタ部36aの係脱経路から逸脱しているとき、係止部材37の可撓性柱部37aは弾性変形されることなく側壁2bに沿って起立されている。従って、干渉部材38は、切欠部7bから退避されている。このような場合、蓋体8は作業用開口部7に対して適正な嵌合位置に嵌合することが可能となり、この嵌合が成立すると、押圧部材8bによってプッシュボタン35aが押圧され、インターロックスイッチ35がオンする。これにより、外部電源51側と点灯回路31側とが電気的に接続される。但し、図7(a)の例では、固定側コネクタ部36aと可動側コネクタ部36bとの嵌合が成立していないので、HID11が点灯されることはない。
図7(b)に示すように、可動側コネクタ部36bが固定側コネクタ部36aの嵌脱経路上に位置するとき、すなわち、固定側コネクタ部36aとの嵌脱経路上において可動側コネクタ部36bが適正な嵌合位置よりも離脱側に位置するとき、可撓性柱部37aは係止爪37bを通じて可動側コネクタ部36bの側面に押圧され、側壁2b側に弾性変形されている。これに伴い、干渉部材38は、側壁2b側に変位され、切欠部7b内に侵入される。このような場合、蓋体8は作業用開口部7に対して適正な嵌合位置に嵌合することが不能となる。従って、仮に、作業用開口部7に対する蓋体8の嵌合作業が行われた場合にも、適正な嵌合位置での嵌合が成立しないため、押圧部材8bによってプッシュボタン35aが押圧されず、インターロックスイッチ35がオフする。すなわち、コネクタ36が不正嵌合等されている場合には、インターロックスイッチ35のオフ状態が維持される。これにより、点灯回路31の作動が禁止される。従って、イグナイタ回路32及びバラスト回路33による高電圧パルスの発生及び電力供給が禁止され、コネクタ36におけるアーク放電の発生等が的確に回避される。
図7(c)に示すように、可動側コネクタ部36bが固定側コネクタ部36aとの適正な嵌合位置に嵌合されているとき、係止爪37bは可動側コネクタ部36bの肩部に係止されることにより、可動側コネクタ部36bの側面による押圧から解放される。これにより、可撓性柱部37aは、弾性変形された状態から側壁2bに沿う起立状態へと復元されている。従って、干渉部材38は、切欠部7bから退避されている。このような場合、蓋体8は作業用開口部7に対して適正な嵌合位置に嵌合することが可能となり、この嵌合が成立すると、押圧部材8bによってプッシュボタン35aが押圧され、インターロックスイッチ35がオンする。これにより、外部電源51側と点灯回路31側とが電気的に接続され、HID11を点灯させることが可能となる。すなわち、HID11に対し、イグナイタ回路32及びバラスト回路33による高電圧パルスの発生及び電力供給が許容される。
なお、図示しないが、蓋体8が離脱されて作業用開口部7が開放されている場合、プッシュボタン35aが押圧されることはなく、インターロックスイッチ35のオフ状態が維持される。従って、ユーザがHID11の交換作業等を行う場合にも、外部電源51側と点灯回路31側との電気的な接続が遮断される。
ここで、上述のように、光源保持機構15の操作レバー19bが前後方向孔部18a上で起立状態にある場合には、操作レバー19bが蓋体8の干渉部材8aと干渉する構成とすることにより、光源モジュール10が灯室5内の適正な保持位置に保持されていない場合にも、インターロックスイッチ35のオフ状態が維持される(図4参照)。従って、HID11が適正な保持位置に保持されていない場合には、外部電源51側と点灯回路31側との電気的な接続が遮断される。
このような実施形態によれば、筐体2に開口する作業用開口部7に対し適正な嵌合位置に蓋体8が嵌合されていないときHID11への電源供給経路30を遮断するインターロック機構34と、筐体2に固設された固定側コネクタ部36aと当該固定側コネクタ部36aに嵌脱自在な可動側コネクタ部36bとを有して電源供給経路30上に介在するコネクタ36と、固定側コネクタ部36aとの嵌脱経路上において可動側コネクタ部36bが適正な嵌合位置よりも離脱側に位置するとき、可動側コネクタ部36bによって変位して作業用開口部7に対する蓋体8の嵌合を干渉する干渉部材とを設けたことにより、単一のインターロック機構34により、作業用開口部7が開放されているときは勿論のこと、コネクタ36の不正接続時においても高電圧の起動パルスの発生及び電力供給を的確に禁止することができる。
この場合において、固定側コネクタ部36aとの適正な嵌合位置に位置するときの可動側コネクタ部36bを係止する係止部材37と一体に干渉部材38を変位させることにより、部品点数の増加等を招くことなく、簡単な構成で干渉部材38を変位させることができる。
さらに、HID11を筐体2内に保持する光源保持機構15によってHID11(光源モジュール10)が適正な保持位置に保持されていない場合には、蓋体8との干渉によってHID11の点灯を禁止することにより、HID11を常に適正な保持位置にて点灯させることができる。
なお、上述の実施形態においては、干渉部材38を係止部材37と一体に変位させた構成の一例について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、干渉部材38を変位させる構成を係止部材37と別体とすることも可能である。
1…高圧放電灯装置、2…筐体、2a…ライトガイド挿入孔、2b…側壁、3…隔壁、5…灯室、6…回路室、7…作業用開口部、7a…段部、7b…切欠部、8…蓋体、8a…干渉部材、8b…押圧部材、10…光源モジュール、10…高圧放電灯、11a…発光部、12…リフレクタ、12a…反射凹面、12b…バルブ挿通孔、13…ソケット、15…光源保持機構、16…スペーサ、16a…段部、16b…遮光面、16c…導光孔、17…シリンダ、18…ガイド孔、18a…前後方向孔部、18b…周方向孔部、18c…周方向孔部、19…ピストン、19a…ロッド、19b…操作レバー、20…ソケットホルダ、21…スプリング、30…電源供給経路、31…点灯回路、32…イグナイタ回路、33…バラスト回路、34…インターロック機構、35…インターロックスイッチ、35a…プッシュボタン、36…コネクタ、36a…固定側コネクタ部、36b…可動側コネクタ部、37…係止部材、37a…可撓性柱部、37b…係止爪、38…干渉部材、50…ライトガイド、51…外部電源

Claims (3)

  1. 起動時に高電圧の起動パルスを要する高圧放電灯と、
    前記高圧放電灯を収容する筐体と、
    前記筐体に開口する作業用開口部に嵌脱自在に嵌合する蓋体と、
    前記蓋体が前記作業用開口部に適正に嵌合されていないとき、前記高圧放電灯への電源供給経路を遮断するインターロック機構と、
    前記筐体に固設された固定側コネクタ部と当該固定側コネクタ部に嵌脱自在な可動側コネクタ部とを有して構成され前記電源供給経路上に介在するコネクタと、
    前記固定側コネクタ部との嵌脱経路上において前記可動側コネクタ部が適正な嵌合位置よりも離脱側に位置するとき、当該可動側コネクタ部によって変位して前記作業用開口部に対する前記蓋体の嵌合を干渉する干渉部材と、を備えたことを特徴とする高圧放電灯装置。
  2. 前記干渉部材は、前記固定側コネクタ部との適正な嵌合位置に位置するときの前記可動側コネクタ部を係止する係止部材と一体に変位することを特徴とする請求項1記載の高圧放電灯装置。
  3. 前記高圧放電灯を前記筐体内に保持する光源保持機構を有し、
    前記光源保持機構は前記高圧放電灯が前記筐体内の適正な保持位置に保持されていないとき、前記作業用開口部に対する前記蓋体の嵌合を干渉することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の高圧放電灯装置。
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