JP2010176451A - Rfidタグ - Google Patents

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哲史郎 鳥越
Shoichiro Ikeda
正一郎 池田
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博司 岡本
Shusuke Kuwata
秀典 桑田
Futoshi Deguchi
太志 出口
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Abstract

【課題】RFIDタグを衣類に取り付けして洗濯をした場合であっても、損傷しにくくすることを目的とする。
【解決手段】RFIDタグ1は、基板4の表面にタグ情報を記憶保持するタグICチップ2と、このタグICチップ2に接続部8を介して電気的に接続されると共に無線信号を受信するタグアンテナ部3とを備えたものであって、基板4のタグICチップ2とタグアンテナ部3との接続部8の近傍に、表面から裏面まで貫通している少なくとも2つの貫通孔部7を有し、これらの貫通孔部7を介して基板4の表裏面側に設けたモールド部6で接続部8を含むタグICチップ2を覆う構成としている。
【選択図】図4

Description

本発明は、タグ情報が記憶保持されているRFIDタグに関する。
近年、物流、物品などの管理を効率化するために、RFIDタグが利用されている。例えば、リネン業者と呼ばれる衣類洗濯業者は、ホテル、医療、介護、食品などの衛生・環境管理が必要とされる業界に洗濯サービスなどを提供していた。衣類洗濯業者は、洗濯作業工程において、洗濯の対象となる多数の衣類を管理するために、リーダライタ装置で衣類に取り付けたRFIDタグからタグ情報を読み取り、回収、洗濯工程、高温減菌処理、納品、廃棄などの管理をしていた。
RFIDタグは、タグ情報を記憶保持するタグICチップと、このタグICチップに接続されると共に無線信号を受信するタグアンテナ部とを備えている。このRFIDタグを布ラベルで覆い、この布ラベルを熱圧着または縫製で衣類に固着することにより衣類に取り付けていた(例えば、特許文献1を参照)。
特開2003−105609号公報
従来のRFIDタグは、洗濯工程において水洗い設備で水洗いされた場合には、衣類が激しく揉まれるのに伴って、タグアンテナ部とタグICチップとの接続部に繰り返し応力が加わり、この接続部が破損しやすくなるといった課題があった。
そこで本発明は、衣類に取り付けられて洗濯した場合であっても、破損しにくくすることを目的とする。
この目的を達成するために本発明のRFIDタグは、基板の表面にタグ情報を記憶保持するタグICチップと、このタグICチップに接続部を介して電気的に接続されると共に無線信号を受信するタグアンテナ部とを備えたものであって、基板のタグICチップとタグアンテナ部との接続部の近傍に、表面から裏面まで貫通している少なくとも2つの貫通孔部を有し、これらの貫通孔部を介して基板の表裏面側に設けたモールド部で接続部を含むタグICチップを覆う構成としたことを特徴とする。このような構成により、初期の目的を達成するものである。
以上のように本発明は、基板の表面にタグ情報を記憶保持するタグICチップと、このタグICチップに接続部を介して電気的に接続されると共に無線信号を受信するタグアンテナ部とを備えたものであって、基板のタグICチップとタグアンテナ部との接続部の近傍に、表面から裏面まで貫通している少なくとも2つの貫通孔部を有し、これらの貫通孔部を介して基板の表裏面側に設けたモールド部で接続部を含むタグICチップを覆う構成としたので、モールド部を2つ以上の貫通孔部により2箇所以上を基板に固定し接続部を含むタグICチップをモールドすることができ、洗濯されたときに基板にねじれ、圧縮、屈曲などの変形を生じた場合でも2つ以上の貫通孔部を介して一体化したモールド部が位置ずれを阻止し、基板の表裏面側からの力を柱として支えるので、外部からの応力による接続部の変形を抑えることができる。これにより、衣類に取り付けられて洗濯された場合であっても、損傷しにくくすることができる。
以下、本発明の一実施の形態について図面を用いて詳細に説明する。
(実施の形態)
まず、図1〜図6を参照しながら、本発明の実施の形態におけるRFIDタグついて説明する。
図1は本発明の実施の形態におけるRFIDタグ1の概観図、図2は同RFIDタグ1の分解斜視図、図3は同RFIDタグ1におけるモールド部6を説明する上面図、図4は図3のA−A線の断面を示す部分断面図、図5は図1のB−B線の断面を示す断面図、図6は上記RFIDタグ1の外装体5の外周部9を説明する分解斜視図である。
図1に示すように、RFIDタグ1は、外装体5の内部に形成された収納空間5c(図5)に、タグ情報を記憶保持しているタグICチップ2と、このタグICチップ2に電気的に接続されると共に受信した無線信号から電力を生成するタグアンテナ部3とを備えている。
このような構成により、後述するリーダライタ20(図7)で衣類、タオル、シールなどに取り付けたRFIDタグ1からタグ情報を読み取り、回収、洗濯工程、高温減菌処理、納品、廃棄などの管理を行う。例えば、パーソナルコンピュータなどの管理装置(図示せず)が備えたデータベースに衣類などのタグ情報に関係する管理情報を記憶しておき、リーダライタ20で読まれたタグ情報を記憶、検索するなどして管理する。
次に、図2に示すように、RFIDタグ1は、外装体5の内部に形成される収納空間5c(図5)に、平面形状が長方形の基板4を非接着で収納している。外装体5は基板4の表面を保護する表面外装部5aと裏面を保護する裏面外装部5bとを有し、基板4の全体を保護している。基板4の表面には2つのタグアンテナ部3が形成され、これらのタグアンテナ部3の端部の接合部である接続部にタグICチップ2が電気的に接続されている。
図3、図4に示すように、2つのタグアンテナ部3が基板4の表面の中心から長手方向にそれぞれ延び、2つのタグアンテナ部3の間のそれぞれの端部にタグICチップ2が接続されている。
ところで、洗濯工程において水洗い設備で水洗いされた場合には、衣類が激しく揉まれるのに伴って、タグICチップ2とタグアンテナ部3との接続部に繰り返し応力が加わり、この接続部が破損しやすくなる。例えば、RFIDタグ1に対する屈曲、衝撃により、RFIDタグ1の表面外装部5aと裏面外装部5bとの間に歪みが生じ、タグICチップ2とタグアンテナ部3との接続部における接合部が損傷することもある。
そこで本実施の形態のRFIDタグ1では、基板4のタグICチップ2とタグアンテナ部3との接続部8の近傍に、表面から裏面まで貫通している少なくとも2つの貫通孔部7を有し、これらの貫通孔部7を介して基板4の表裏面側に設けたモールド部6で接続部8を含むタグICチップ2を覆う構成とした。
この構成により、モールド部6を2つ以上の貫通孔部7により2箇所以上を基板4に固定し接続部8を含むタグICチップ2をモールドすることができ、洗濯されたときに基板4にねじれ、圧縮、屈曲などの変形を生じた場合でも2つ以上の貫通孔部7を介して一体化したモールド部6が位置ずれを阻止し、基板4の表裏面側からの力を柱として支えるので、外部からの応力による接続部8の変形を抑えることができる。これにより、RFIDタグ1が衣類に取り付けられて洗濯された場合であっても、損傷しにくくすることができる。
また、モールド部6は基板4より硬い樹脂により形成される。モールド部6は接続部8を含むタグICチップ2を覆い接合部の線幅が狭く損傷しやすい接続部8の強度を高めているが、比較的線幅が広い2つのタグアンテナ部3を覆うことはないのでアンテナ特性の劣化を抑えることができる。
また、2つの貫通孔部7によりモールド部6を一体化することで、基板4上の少なくとも2箇所以上でモールド部6が固定され、モールド部6が基板4から剥がれて回転するなどの位置ずれが発生しなくなる。これにより、接続部8での変形がなくなり、接合部を損傷しにくくすることができる。
また、基板4の長手方向に延びる2つのタグアンテナ部3の間にタグICチップ2を設け、タグICチップ2が接続部8を介して2つのタグアンテナ部3に接続されている。このため、基板4の伸縮により2つのタグアンテナ部3の間隔も変化し、これにより接続部8における接合部が変形して損傷する場合もある。
そこで、タグICチップ2とタグアンテナ部3との接続部8近傍に、2つの貫通孔部7を接続部8より大きな間隔で基板4の長手方向に設けている。これにより、基板4が長手方向に変形(伸縮)しても基板4より硬いモールド部6の変形は小さく、これにより2つの貫通孔部7の間隔は一定に維持されるのでモールド部6の内部にモールドされている接続部8における接合部の変形が抑えられるので、接合部を損傷しにくくすることができる。なお、貫通孔部7は少なくとも2つあればよく、これにより接続部8における接合部の距離を一定に維持できる。
また、基板4の伸縮は基板4の長手方向と直交する方向にもある。そこで、2つの貫通孔部7を基板4の長手方向と直交する方向の接続部8の両側に設けている。これにより、基板4が長手方向と直交する方向に変形(伸縮)しても基板4より硬いモールド部6の変形は小さく、これにより2つの貫通孔部7の間隔は一定に維持されるのでモールド部6の内部にモールドされている接続部8における接合部での変形が抑えられるので、接合部を損傷しにくくすることができる。なお、貫通孔部7は少なくとも2つあればよく、これにより接続部8における接合部の距離を一定に維持できる。
基板4は、例えばプラスチックシートで形成される。また外装体5は柔らかい材質の材料で形成する。例えばポリエステルで形成する。これにより衣類などを傷つけない。
図5、図6に示すように、表面外装部5aと裏面外装部5bのそれぞれの外周部9(基板4より大きく設定された破線5dより外側の領域)を互いに接着して密閉した収納空間5cを形成し、この収納空間5cに基板4を非接着で収納する。すなわち、基板4は破線5dの領域より小さいので収納空間5cに収めることができ、密閉により耐水性を高めている。これにより、タグICチップ2とタグアンテナ部3とを湿気などから守ることができる。
また、基板4と外装体5の収納空間5cに非接着で収納しているので、外部からRFIDタグ1を160℃〜200℃で高温加熱しても、外装体5の伸び縮みによる影響を受けにくくし、基板4の変形による回路の損傷(タグアンテナ部3の断線など)をなくすことができる。
次に、図7を参照しながら、RFIDタグ1の動作について説明する。図7は、本発明の実施の形態におけるRFIDタグ1を含むRFIDシステム10の構成を示すブロック図である。
図7に示すように、RFIDシステム10は、RFIDタグ1とこのRFIDタグ1のタグ情報を読み取るリーダライタ20とを備えている。この構成により、衣類に取り付けられたRFIDタグ1のタグ情報をリーダライタ20で読み取り、所在など管理する。
まず、リーダライタ20はRFIDタグ1と交信を開始する。リーダライタ20は、送信アンテナ21を介して質問信号をRFIDタグ1に送信し、RFIDタグ1からの応答信号を受信アンテナ22で受信し、後述するように復調してタグ情報を読み取る。
まずリーダライタ20は、RFIDタグ1に、例えば「管理番号100は存在するか?」という問い合わせをする。
この問い合わせは、変調回路23により、所定の搬送波を変調し、送信回路24、送信アンテナ21を介して、RFIDタグ1に向けて出力される。所定の搬送波として、UHF帯(例えば、952MHz〜955MHz)やマイクロ波帯(例えば、2.45GHz)の周波数を利用することができる。
RFIDタグ1は、タグアンテナ部3で質問信号(無線信号)を受信すると共に、受信した無線信号から生成した電力をダイオード11で整流し、直流電圧(以下、「DC電圧」と記す)を生成する。このDC電圧をコンデンサ12に充電すると共に、このDC電圧をタグICチップ2に供給し、タグICチップ2を起動する。これにより、タグICチップ2の復調回路13、制御回路14、メモリ15、変調回路16が起動する。これにより、RFIDタグ1では電池などの電源を搭載しなくてもタグICチップ2を動作させることができる。
次に、制御回路14からの指示で復調回路13は、受信した無線信号から上記「管理番号100は存在するか?」という問い合わせを復調する。
また、制御回路14は、上記した復調回路13への指示と同時にメモリ15に記憶保持している個別情報を読み出している。
メモリ15に記憶保持されたタグ情報、すなわち、個別識別情報が「管理番号100」であった場合には、制御回路14は、その問い合わせに対して「管理番号100」が存在することを、変調回路16を介してスイッチ17をON、OFFさせて応答する。
すなわち、スイッチ17がONすれば、タグアンテナ部3の端子aと端子bとが短絡され、スイッチ17がOFFされれば、タグアンテナ部3の端子aと端子bとが開放される。これによって、リーダライタ20から送信された電波を反射するか否かをタグ情報に応じて制御し、そのタグ情報の内容を伝達することができる。すなわち、タグ情報の「1」、「0」に対応させてスイッチ17をON、OFFさせ、このスイッチ17のON、OFFの繰り返しパターンにより、タグアンテナ部3からリーダライタ20に応答信号を出力し、「管理番号100」が存在することが報告される。例えば、タグ情報の「1」のときはスイッチ17をONにし、タグ情報の「0」のときはスイッチ17をOFFにする。なお、RFIDタグ1ではインピーダンスをマッチングさせるコンデンサ18を有している。
リーダライタ20では、受信アンテナ22で受信した応答信号が受信回路25を介して復調回路26に伝達され、復調回路26で復調された信号により制御回路27は、「管理番号100」の存在を確認する。リーダライタ20は、この「管理番号100」の情報を、例えば、制御回路27を介してメモリ28に記憶する。メモリ28はメモリカードを備え、このメモリカードを、例えばネットワークに接続されているパーソナルコンピュータなどの管理装置(図示せず)に接続し、メモリカードに記憶されている「管理番号100」の情報を読み取らせる。管理装置では、読み取りした「管理番号100」の情報に基づいて内部の記憶装置(例えば、ハードディスクなど)に記憶されているデータベース(図示せず)から衣類情報を検索し、回収日、納品日などを管理する。なお、データベースには衣類に係る情報が管理情報として記憶されており、洗濯作業での洗濯管理情報、納品情報、貸与先からの回収、貸与、廃棄などの情報が記憶されている。
また、リーダライタ20は、制御回路27からRFIDタグ1に、「管理番号100は存在するか?」と、問い合わせが行われたにも係わらず、「管理番号100」を記憶したRFIDタグ1が存在しない場合には、応答がないので、制御回路27は、この「応答なし」から「管理番号100」は存在しないことを確認する。
なお、図7において、リーダライタ20は、変調、同期を行うためのクロック回路29と各回路にDC電圧を供給するための電源部30とを備えている。電源部30は、例えばDC電圧を発生させる電池などで構成される。
以上のように本実施の形態におけるRFIDタグ1によれば、基板4の表面にタグ情報を記憶保持するタグICチップ2とこのタグICチップ2に接続部8を介して電気的に接続されると共に無線信号を受信するタグアンテナ部3とを備えたものであって、基板4のタグICチップ2とタグアンテナ部3との接続部8の近傍に、表面から裏面まで貫通している少なくとも2つの貫通孔部7を有し、これらの貫通孔部7を介して基板4の表裏面側に設けたモールド部6で接続部8を含むタグICチップ2を覆う構成とした。
これにより、モールド部6を2つ以上の貫通孔部7により2箇所以上を基板4に固定し接続部8を含むタグICチップ2をモールドすることができ、洗濯されたときに基板4にねじれ、圧縮、屈曲などの変形を生じた場合でも2つ以上の貫通孔部7を介して一体化したモールド部6が位置ずれを阻止し、基板4の表裏面側からの力を柱として支えるので、外部からの応力による接続部8の変形を抑えることができる。これにより、RFIDタグ1が衣類に取り付けられて洗濯された場合であっても、損傷しにくくすることができる。
なお、図8に示すように、RFIDタグ40は外装体5の内部に基板4より大きい網状の繊維41を設け、繊維41と外装体5とを接着している。また、外周部9の接着により基板4を収納空間5cに密封する。繊維41は表面外装部5aと裏面外装部5bのそれぞれの内側に接着されている。繊維41としては、長手方向、長手方向と直交する方向に編み状に編まれたものを用い、屈曲性、剛性、強度に優れている化学繊維から構成される。例えば、化学繊維としてガラス繊維(シリコーン繊維を含む)や炭素繊維などがある。これにより、外装体5の基板4の長手方向、長手方向と直交する方向の伸びを抑え、接続部8での変形を抑えて接合部を損傷しにくくすることができる。
また、上記の繊維41と同じ素材のものを表面外装部5aおよび裏面外装部5bの少なくとも一方の内部に予め組み込んでもよい。例えば、図9に示すように、RFIDタグ50は基板4より大きい網状の繊維52(例えば、化学繊維であるガラス繊維、炭素繊維など)を外装体51の表面外装部51aおよび裏面外装部51bの内部に予め組み込み、表面外装部51aの外周部9と裏面外装部51bの外周部9とを接着して基板4を収納空間5cに密封する。これにより、外装体51は繊維52により伸びにくくなり、基板4の伸びが抑えられ、これにより接続部8での変形が抑えられるので接合部を損傷しにくくすることができる。このため、RFIDタグ50を衣類に取り付けして洗濯し、激しく揉んでも損傷しにくくすることができる。
以上のように本発明は、基板の表面にタグ情報を記憶保持するタグICチップとこのタグICチップに接続部を介して電気的に接続されると共に無線信号を受信するタグアンテナ部とを備えたものであって、基板のタグICチップとタグアンテナ部との接続部の近傍に、表面から裏面まで貫通している少なくとも2つの貫通孔部を有し、これらの貫通孔部を介して基板の表裏面側に設けたモールド部で接続部を含むタグICチップを覆う構成としたので、モールド部を2つ以上の貫通孔部により2箇所以上を基板に固定し接続部を含むタグICチップをモールドすることができ、洗濯されたときに基板にねじれ、圧縮、屈曲などの変形を生じた場合でも2つ以上の貫通孔部を介して一体化したモールド部が位置ずれを阻止し、基板の表裏面側からの力を柱として支えるので、外部からの応力による接続部の変形を抑えることができる。
これにより、衣類、タオル、シーツなどに取り付け、洗濯した場合でも損傷しにくくすることを可能とするRFIDタグなどに有用である。
本発明の実施の形態におけるRFIDタグの概観図 同RFIDタグの分解斜視図 同RFIDタグにおけるモールド部を説明する上面図 図3のA−A線の断面を示す部分断面図 図1のB−B線の断面を示す断面図 本発明の実施の形態におけるRFIDタグの外装体の外周部を説明する分解斜視図 同RFIDタグを含むRFIDシステムの構成を示すブロック図 同RFIDタグの他の例を示す断面図 同RFIDタグのさらに他の例を示す断面図
1,40,50 RFIDタグ
2 タグICチップ
3 タグアンテナ部
4 基板
5,51 外装体
5a,51a 表面外装部
5b,51b 裏面外装部
5c 収納空間
6 モールド部
7 貫通孔部
8 接続部
9 外周部
10 RFIDシステム
11 ダイオード
12,18 コンデンサ
13,26 復調回路
14,27 制御回路
15,28 メモリ
16,23 変調回路
17 スイッチ
20 リーダライタ
21 送信アンテナ
22 受信アンテナ
24 送信回路
25 受信回路
29 クロック回路
30 電源部
41,52 繊維

Claims (6)

  1. 基板の表面にタグ情報を記憶保持するタグICチップと、このタグICチップに接続部を介して電気的に接続されると共に無線信号を受信するタグアンテナ部とを備えたRFIDタグであって、
    前記基板の前記タグICチップと前記タグアンテナ部との前記接続部の近傍に、表面から裏面まで貫通している少なくとも2つの貫通孔部を有し、これらの貫通孔部を介して前記基板の表裏面側に設けたモールド部で前記接続部を含む前記タグICチップを覆う構成としたことを特徴とするRFIDタグ。
  2. 前記少なくとも2つの貫通孔部を前記基板の長手方向と直交する方向の前記接続部の両側に設けたことを特徴とする請求項1に記載のRFIDタグ。
  3. 前記少なくとも2つの貫通孔部を前記接続部より大きい間隔で前記基板の長手方向に設けたことを特徴とする請求項1に記載のRFIDタグ。
  4. 外装体の内部に前記基板を非接着で収納したことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のRFIDタグ。
  5. 前記外装体の内部に前記基板より大きい網状の繊維を設け、前記繊維と前記外装体とが接着されていることを特徴とする請求項4に記載のRFIDタグ。
  6. 前記外装体は前記基板の表面を保護する表面外装部と裏面を保護する裏面外装部とを有し、
    前記表面外装部および前記裏面外装部の少なくとも一方の内部に前記基板より大きい網状の繊維を設け、前記表面外装部と前記裏面外装部との周辺部が接着されていることを特徴とする請求項4に記載のRFIDタグ。
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