JP2010176401A - ロット管理システムおよびロット管理方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】部品のロットを管理するロット管理システムAは、処理部100、記憶部110および表示部123を有するロット管理装置1と、現品票200の発行日時および回収日時に関する情報を読み取り、当該情報を情報処理装置へ送信する現品票発行装置2および現品票発行装置3と、を備え、処理部100は、現品票発行装置2および現品票発行装置3から受信した現品票200の発行日時および回収日時に関するロット情報111を管理し、記憶部110に記憶した現品票の発行日時および回収日時を、一方の軸を時間、他方の軸をロットに残っている部品数に関する軸とする座標平面上のダイヤグラムとして表示部123に表示することを特徴とする。
【選択図】図1
Description
このようなムダの排除を実現化する1つの方法として、ムダを可視化することによって、今後の生産計画に役立たせる方法が考えられる。
例えば、特許文献1には、ロット管理をガントチャートで行なう生産管理方法および生産ラインが開示されている。
まず、図1〜図6を参照して本発明に係る第1実施形態を説明する。第1実施形態では、ロットに対応する現品票200の発行日時および回収日時を基にダイヤグラムを、ロット管理装置1が生成・表示する。なお、第1実施形態および第2実施形態において、比較するロットは同じ製品に関するロットであるものとする。
図1は、本実施形態に係るロット管理システムの構成例を示す図である。
ロット管理システムAは、互いにネットワーク4を介して接続されているロット管理装置1、現品票発行装置3、現品票回収装置2を有してなる。
なお、記憶部110にはロットに関する情報であるロット情報111(図4を参照して後記)が格納されており、処理部100は、このロット情報111を加工して表示部123に表示する表示処理部101を有してなる。
図2は、本実施形態に係る現品票の説明を行うための図であり、(a)は、現品票の外形の例を示す図、(b)は、現品票が付与された収納ボックスの例である。
図2(b)に示すように、現品票200の付与は部品を収納する収納ボックス210表面のポケットなどに挿入されることによって行われる。
また、図2(a)に示すように、現品票200のシート202には、現品票番号(現品票ID)、製品名、製品番号、ロット番号(ロットID)、現品票200の発行日時などロットの管理に必要な情報が記載されている。さらに、現品票200には、現品票200の発行日時の情報などが記憶されているICタグ201を有してなる。
現品票回収装置2は、空になった収納ボックスから現品票200を回収すると共に、その回収日時や、ロットIDなどの情報が組となった回収情報をロット管理装置1へ送信する機能を有する。なお、現品票200の回収は、作業者が現品票200を回収ボックス22の中に投入することにより行われる。
なお、図1に示す現品票回収装置2は、一例であってICタグリーダライタ21と、図示しないタイマとを備えた構成であればよい。なお、ICタグリーダライタ21のライタ機能は、ICタグ201に書き込まれている情報を消去する際に使用される。
次に、図3を参照して、工場内におけるロットの流れを説明する。
まず、様々な部品がロット毎に積載されているトラックが工場に到着することにより、工場にロットの部品が着荷すると(S101)、着荷したロットの部品は、部品種類毎に工場内の資材部門に運ばれる。ここで、ロットの部品は、収納ボックス210に収納される。
次に、現品票発行装置3が、着荷したロットに関し、各々の収納ボックス210に付与する現品票200を発行すると(S102)、作業者が、この現品票200を収納ボックス210に付与し、資材部門内の倉庫に格納する。このとき、現品票発行装置3はICタグライタ31を介して、現品票200に記載された内容の情報をICタグ201へ書き込んでもよい。さらに、現品票発行装置3は、情報を書き込まれたICタグ201を現品票200に付与(貼付)する。
やがて、ロットに対応する収納ボックス210が空になると、収納ボックス210に付与されている現品票200が回収され(S104)、次に着荷したロットのために使用される。なお、このとき、収納ボックス210のICタグ201に格納されている情報が消去されてもよい。
次に、図4を参照してロット管理装置1の記憶部110に格納されているロット情報111の説明を行う。
ロット情報111の一例としてのロット情報111aは、図4(a)に示すように現品票200を一意に識別するための現品票ID、ロット毎に一意に付されるロットID、現品票200の発行日時および現品票200の回収日時が対応付けられて格納されている。なお、回収日時が空欄であることは、このロットに対応する現品票200が未回収であることを示している。
また、図4(c)に示すロット情報111cのように、図4(b)の情報に部品1個の単価に関する情報がさらに加わってもよい。なお、図4(c)の単価はロット全体の価格(ロットの単価)でもよい。
さらに、図4(b)の仕入れ時部品数が、部品の単価や、ロット全体の価格や、メーカ名などで置き換えられてもよい。また、図4(c)に示す情報に、メーカ名が加わってもよい。また、ロット情報111におけるロットIDは、発注ID(発注番号)でもよい。
次に、図5A〜図5Eを参照して、本実施形態に係るダイヤグラム例を説明する。
なお、すべてのダイヤグラムにおいて上の横軸は現品票200の発行日時を示し、下の横軸は現品票200の回収日時を示している。また、縦軸は、ロットに残っている部品の全体に対する割合を示す。なお、原則として上下の時間軸は揃えられているものとする。
図5Aに示す表示画面500には、ダイヤグラムと表示ボタンが表示されている。
表示ボタンが選択入力されると、ロット管理装置1の表示処理部101が、図4(a)のロット情報111aにおける発行日時を上の横軸にプロットし、回収日時を下の横軸にプロットすると、双方のプロット点をロット毎に結んだ線を表示部123に表示することによってダイヤグラムを表示する。
なお、初期段階では、表示画面500には表示ボタンの他、何も表示されていない。また、表示ボタンが選択入力される毎に表示処理部101は記憶部110のロット情報111を参照してダイヤグラムを更新する。
つまり、符号501に示すロットや、符号504や、符号505に示すロットのロット回転率はほぼ同様であり、符号503に示すロットのロット回転率は比較的低いことがわかる。さらに、符号502に示すロットは未回収の状態であることがわかる。
なお、図5Aのダイヤグラムにおける上部の三角形は省略可能である。
しかも、図5Aのダイヤグラムを表示するために用いられる情報は、少なくともロットID、現品票の発行日時の情報、回収日時の情報があればよい。
図5Bでは、ユーザがダイヤグラムの線やダイヤグラム上部の三角形にマウスポインタをあてるか、クリックすると、その線やダイヤグラム上部の三角形に相当するロットの仕入れ時部品数が吹き出しで表示される。
図5Cでは、図4(b)における仕入れ時部品数を線の太さで示し(破線は、最も細い線であることを示している)、図5Dでは仕入れ時部品数を上部の三角形の大きさで示している。
なお、図4(c)に示す情報にメーカ名が加えられている場合、図5Eにおけるダイヤグラムの線やダイヤグラム上部の三角形にマウスポインタを重ねるか、クリックするとメーカ名が表示されるようにしてもよい。
次に、図1を参照しつつ図6に沿って第1実施形態に係るロット管理システムの動作手順を説明する。
まず、着荷したロットに対し、現品票発行装置3が現品票200を発行する(S201)。
ステップS201において、現品票発行装置3は、現品票IDや、ロットIDや、製品名や、ロットにおける仕入れ時部品数が図示しない入力部を介して入力されると、ICタグライタ31を介して現品票200のICタグ201に、前記入力された情報を書き込む。このとき、着荷時におけるロット内の部品数(仕入れ時部品数)や、部品の単価や、メーカ名に関する情報などが現品票発行装置3に入力されてもよい。そして、現品票発行装置3は、図示しないタイマから発行日時に関する情報を取得すると、現品票ID、ロットIDや、発行日時に関する情報をロット毎に組の情報とした発行情報をロット管理装置1へ送信する。
ステップS203の結果、ダイヤグラムの表示が指示されていない場合(S203→No)、処理部100は、ステップS205へ処理を進める。
ステップS203の結果、ダイヤグラムの表示が指示された場合(S203→Yes)、表示処理部101は、記憶部110のロット情報111を基に図5A〜図5Eに示すようなダイヤグラムを表示する(S204)。このとき、処理の対象となっている現品票200は未回収であるので、図5Aにおける符号502のようにダイヤグラムの線は表示されない。他の現品票200においても、回収されてロット情報111に回収日時の情報が格納されているロットはダイヤグラムの線が表示されるが、未回収のロットは表示されない。
ステップS205の結果、現品票200が回収された場合(S205→Yes)、処理部100は、例えば回収情報に含まれているロットIDをキーとして、ロット情報111における該当するレコードに回収日時の情報を加えることによって、回収日時の情報をロット情報111に格納する(S206)。
ステップS207の結果、ダイヤグラムの表示が指示されていない場合(S207→No)、処理部100は、ステップS207へ処理を戻す。
ステップS207の結果、ダイヤグラムの表示が指示された場合(S207→Yes)、表示処理部101は、記憶部110のロット情報111を基に図5A〜図5Eに示すようなダイヤグラムを表示する(S208)。
ステップS209の結果、終了指示が入力されていない場合(S209→No)、処理部100はステップS207へ処理を戻す。
ステップS209の結果、終了指示が入力されている場合(S209→Yes)、処理部100は処理を終了する。
なお、終了指示は、ステップS209のタイミングだけでなく、各ステップ間で割込入力可能であり、その場合、終了指示が入力されたタイミングで図6の処理を終了させることができる。
また、図5B〜図5Eに示すダイヤグラムを表示することによって、利用者は、図5Aで説明した効果に加えて、ロット回転率や、先入先出などと、仕入れ時部品数や、部品の単価や、メーカ名との関係を容易に把握することが可能となる。
このようなダイヤグラムを表示することにより、利用者は、ロットの買いすぎの防止や、購入タイミングなどの購入計画の参考に利用したり、未回収ロットの倉庫における保管場所を工夫するなどの倉庫管理の参考にしたりすることができ、作業におけるムダを減らすための参考とすることができる。
また、ダイヤグラムは、発行日時および回収日時の2つの時間軸と、ロットに残っている部品の全体に対する割合の軸とを有するため、ガントチャートと比較して、利用者は多くの情報を得ることができる。
次に、図7〜図10を参照してピッキングを行った日時と、そのときのロットの部品数をロット管理装置1がロット情報111として格納し、これらの情報をダイヤグラムとして表示するロット管理システムを提示する。
図7に第2実施形態に係るロット管理システムBの構成例を示す。
図7に示すロット管理システムBが、図1に示すロット管理システムAと異なる点は、ピッキング時(図3のステップS103)におけるピッキング日時や、ピッキングした部品数を取得し、通信機60を介して、取得したピッキング日時や、ピッキングした部品数の情報をロット管理装置1へ送信するピッキング情報入力装置5が存在する点である。通信機60と、ピッキング情報入力装置5とは無線通信を行い、通信機60はネットワーク4を介してロット管理装置1へ情報を送信する。
作業者がロットから部品をピッキングする際には、まずピッキング情報入力装置5のICタグリーダ51を現品票200のICタグ201に近づけてタグ情報読取ボタン54を押下する。すると、ICタグリーダ51を介して、ICタグ201に格納されている現品票IDや、ロットIDが読み取られる。読み取られた現品票IDや、ロットIDは、表示部52に表示されてもよい。そして、作業者がロットから部品をピッキングすると、作業者は入力ボタン53を操作してピッキング個数を入力する。すると、表示部52に入力されたピッキング個数が表示されるので、作業者は確認後、送信ボタン55を押下する。すると、ピッキング情報入力装置5は、内蔵されている図示しないタイマからピッキング日時を取得し、通信機60およびネットワーク4を介して現品票ID、ロットID、ピッキング日時およびピッキング個数が組となったピッキング内容情報をロット管理装置1へ送信する。
次に、図8(a)および図8(b)を参照して、第2実施形態に係るロット情報111の構成例を示す。
図8(a)に示すロット情報111dは、図4(b)に示す各情報に加えてピッキング情報が格納されている。ピッキング情報は、ピッキング日時と、ロットに残っている部品数である残個数の情報からなる。なお、残個数は、最初のピッキング時であれば仕入れ時部品数から、2回目以降のピッキング時であれば前回のピッキング後における残個数から、送信されたピッキング内容情報に含まれるピッキング個数を、処理部100が減算することによって算出される。
なお、図8(a)において、現品票ID「003」のピッキング情報が空欄となっているが、これは現品票ID「003」が付された収納ボックス210からのピッキングが行われていないことを示している。現品票ID「002」,「003」が付された収納ボックス210から並行してピッキングが行われれれば、処理部100は、両方のピッキングをロットID「002」のロットに対するピッキングと判定する。
また、図8(a)および図8(b)の情報に、メーカ名に関する情報がさらに加わってもよい。
次に、図9A〜図9Gを参照して、第2実施形態に係るダイヤグラムの例を示す。
図9A〜図9Gに示すダイヤグラムも、図5A〜図5Eに示すダイヤグラム同様、上の横軸は現品票200の発行日時を示し、下の横軸は現品票200の回収日時を示している。また、縦軸は、ロットに残っている部品の全体に対する割合を示す。なお、原則として上下の時間軸は揃えられているものとする。
図9A〜図9Dに示すダイヤグラムは、図8(a)に示すロット情報111dを用いて表示されるダイヤグラムの例である。図9Aのダイヤグラムは、表示処理部101が、ピッキング日時を上または下の時間軸を基にプロットし、ロット内に残っている部品割合を縦軸に対応してプロットし、各点を結ぶことによって生成される。
なお、図9C、図9E〜図9Gにおける破線は最も細い線であることを示している。
次に、図7を参照しつつ図10に沿って第2実施形態に係るロット管理システムの動作手順を説明する。
なお、図10において、図6と同様の処理に関しては同一のステップ番号を付して説明を省略する。
ステップS202の処理後、ロット管理装置1の処理部100は、ピッキングが行われたか否かを判定する(S301)。ステップS301の判定は、例えば、ピッキング情報入力装置5からピッキング内容情報が送信されたか否かを処理部100が判定することによって行われる。ピッキング内容情報送信の手順は、前記して説明した通りである。
ステップS301の結果、ピッキングが行われていない場合(S301→No)、処理部100は、ステップS203へ処理を進める。
ステップS301の結果、ピッキングが行われた場合(S301→Yes)、処理部100は、経過部品情報からピッキング情報を生成すると、このピッキング情報を記憶部110のロット情報111に加えることによりロット情報111に格納した(S302)後、処理部100は、ステップS203へ処理を進める。ピッキング情報の生成は、処理部100が残個数を算出することによって行われる。
図11において、上下の横軸は時間軸を示し、縦軸はJIT生産方式における各段階を示している。
図11において、一点鎖線はフォーキャスト確定からJITかんばん発行までのダイヤグラムを示し、仕入れるロットの部品数が確定していないことを示す。実線はJITかんばん発行から現品票200の回収までを示し、ロットの部品数が確定していることを示す。また、破線は、2つ前に仕入れたロットの部品が空になってから、次のロットを仕入れるまでのタイムラグを示している。
また、本実施形態では、仕入れ時部品数や、部品の単価をダイヤグラムにおける線の太さで表現したが、色で表現してもよい。
さらに、本実施形態では、現品票発行装置3と、現品票回収装置2とを別の装置としているが、一体としてもよい。
そして、図4および図8で示すロット情報111の各々に部品の消費期限に関する情報を加え、未回収でかる現在日時が消費期限から所定日数以内のロットのダイヤグラムを強調表示してもよい。
さらに、発行日時や、回収日時は現品票発行装置3や現品票回収装置2から送信されたデータの送信日時や、ロット管理装置1におけるデータの受信日時としてもよい。同様に、ピッキング日時はピッキング情報入力装置5から送信されたデータの送信日時や、ロット管理装置1におけるデータの受信日時としてもよい。
また、本実施形態では、現品票200にICタグ201を備えなくてもよいが、ICタグ201を用いた方が多くの情報を格納できたり、格納されている情報を書き換えることができて、再利用が可能なため、バーコードや2次元バーコードよりも、はるかに優れている。
2 現品票回収装置(日時情報送信装置)
3 現品票発行装置(日時情報送信装置)
4 ネットワーク
5 ピッキング情報入力装置
21 ICタグリーダライタ
22 回収ボックス
31 ICタグライタ
51 ICタグリーダ
52 表示部
53 入力ボタン
54 タグ情報読取ボタン
55 送信ボタン
60 通信機
100 処理部
101 表示処理部
110 記憶部
111,111a〜111e ロット情報
121 送受信部
122 入力部
123 表示部
200 現品票
201 ICタグ
210 収納ボックス
A,B ロット管理システム
Claims (8)
- 部品のロットを管理するロット管理システムであって、
処理部、記憶部および表示部を有する情報処理装置と、
現品票の発行日時および回収日時に関する情報を、前記現品票からリーダを介して読み取り、当該読み取った情報を前記情報処理装置へ送信する日時情報送信装置、を備え、
前記処理部は、
前記日時情報送信装置から受信した前記ロット毎における現品票の発行日時および回収日時に関するロット情報を管理し、
前記記憶部に記憶した前記現品票の発行日時および回収日時を、一方の軸を時間、他方の軸をロットに残っている部品数に関する情報とする座標平面上のダイヤグラムとして前記表示部に表示する
ことを特徴とするロット管理システム。 - 前記処理部は、
前記時間の軸を、第1の時間軸および第2の時間軸として、平行に前記表示部に表示させ、
前記ロット情報に格納されている前記発行日時を第1の点として前記第1の時間軸にプロットし、
前記ロット情報に格納されている前記回収時刻を第2の点として前記第2の時間軸にプロットし、
前記第1の点と、前記第2の点とを結んだ線を、前記ロット毎に前記表示部に表示させることによって、前記ダイヤグラムを表示する
ことを特徴とする請求項1に記載のロット管理システム。 - 前記ロット情報には、前記ロットの部品における仕入れ時の部品数が、さらに前記ロット毎に対応付けられて、格納されており、
前記処理部は、
前記プロットした点および線に、前記仕入れ時の部品数に関する情報を対応付けて、前記表示部に表示させる
ことを特徴とする請求項2に記載のロット管理システム。 - 前記ロット情報には、前記ロットの購入金額に関する情報が、さらに前記ロット毎に対応付けられて、格納されており、
前記処理部は、
前記プロットした点および線に、前記購入金額に関する情報を対応付けて、前記表示部に表示させる
ことを特徴とする請求項2に記載のロット管理システム。 - 前記ロット情報には、前記ロットのメーカに関する情報が、さらに前記ロット毎に対応付けられて、格納されており、
前記処理部は、
前記線に、前記メーカに関する情報を対応付けて、前記表示部に表示させる
ことを特徴とする請求項2に記載のロット管理システム。 - 前記ロットから部品をピッキングした日時およびピッキングした部品の個数を取得し、前記情報処理装置へ送信するピッキング情報入力装置をさらに含み、
前記ロット情報は、前記ピッキング情報入力装置から受信したピッキング日時および当該ピッキング日時におけるロットの部品数に関する情報を、前記ロット毎に対応付けて、さらに格納しており、
前記処理部は、
前記ピッキング日時を前記第1の時間軸もしくは前記第2の時間軸に対応させ、ロットの部品数を、前記ロットに残っている部品数に関する軸に対応させた第3の点としてプロットし、
前記線は、第1の点、第3の点および第2の点を結んだ線
ことを特徴とする請求項2に記載のロット管理システム。 - 前記現品票には、前記ロットの識別情報を含む部品のロットに関する情報が格納されたICタグを有しており、
前記ロットに関する情報は、ICタグリーダを介して前記日時情報送信装置に取得され、
前記日時情報送信装置は、
前記取得したロットに関する情報を前記ロット管理装置へ送信する
ことを特徴とする請求項1に記載のロット管理システム。 - 部品のロットを管理するロット管理システムによるロット管理方法であって、
前記ロット管理システムは、
処理部、記憶部および表示部を有する情報処理装置と、
現品票の発行日時および回収日時に関する情報を、前記現品票からリーダを介して読み取り、当該読み取った情報を前記情報処理装置へ送信する日時情報送信装置、を備え、
前記処理部は、
前記日時情報送信装置から受信した前記ロット毎における現品票の発行日時および回収日時に関するロット情報を管理し、
前記記憶部に記憶した前記現品票の発行日時および回収日時を、一方の軸を時間、他方の軸をロットに残っている部品数に関する情報とする座標平面上のダイヤグラムとして前記表示部に表示する
ことを特徴とするロット管理方法。
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