JP2010175985A - 転写装置及び画像形成装置 - Google Patents

転写装置及び画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2010175985A
JP2010175985A JP2009020319A JP2009020319A JP2010175985A JP 2010175985 A JP2010175985 A JP 2010175985A JP 2009020319 A JP2009020319 A JP 2009020319A JP 2009020319 A JP2009020319 A JP 2009020319A JP 2010175985 A JP2010175985 A JP 2010175985A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper
guide rib
toner
intermediate transfer
guide
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009020319A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5435975B2 (ja
Inventor
Kenichi Isomi
謙一 磯見
Noriaki Taguchi
典明 田口
Michio Tomita
教夫 冨田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2009020319A priority Critical patent/JP5435975B2/ja
Publication of JP2010175985A publication Critical patent/JP2010175985A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5435975B2 publication Critical patent/JP5435975B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)

Abstract

【課題】用紙を転写ニップ部に進入させるためのガイドリブの形状を工夫することで、二次転写部分の用紙搬送路に配置されているガイドリブへの浮遊トナーの付着を防止する。
【解決手段】ガイドリブ22は、案内板23の下端部から上方に向かって用紙搬送路側に漸次傾斜する第1傾斜面221と、案内板23の上端部近傍で第1傾斜面221から屈曲させて、用紙搬送路とは逆の方向に傾斜する第2傾斜面222と、第2傾斜面222の傾斜先端部223で案内板23の表面23a側に湾曲させて、案内板23の表面23aとほぼ面一となるように連続させた連続面224とで形成され、この連続面224側にトナーの付着を防止する防壁部26が形成されている。防壁部26は、ガイドリブ22の連続面224と案内板23の上端面23cとに接するように形成され、かつ、ガイドリブ22の連続面224の周縁部から横方向に張り出すように膨出させて形成されている。
【選択図】図7

Description

本発明は、用紙を中間転写ベルトと二次転写部材とで形成される転写ニップ部に進入させるためのガイド部材を備えた転写装置に係り、より詳細には、ガイド部材のガイドリブにトナーが付着して用紙を汚すことを防止した転写装置及びこれを備えた画像形成装置に関する。
近年、カラー複写機やカラープリンター等の多色画像形成を可能とした電子写真方式の画像形成装置が開発されており、例えば、感光体ドラム等の潜像担持体上に各色毎のトナー像を形成し、その各色毎のトナー像を中間転写体である中間転写ベルトに順次重ね合わせて転写して多色画像を形成した後、その多色画像を転写紙である記録紙(以下、「用紙」という。)に転写し、定着して画像形成を行う中間転写方式のカラー画像形成装置がよく知られている。
このような中間転写方式のカラー画像形成装置には、転写ニップ部に用紙を進入させるためのガイド部材が設けられており、このガイド部材に形成されたガイドリブによって用紙を転写ニップ部に確実に進入させ、用紙の先端折れなどを防止している(例えば、特許文献1等参照)。
特許文献1には、中間転写方式のカラー画像形成装置において、転写ニップ部の近傍に対向ガイド板を設け、この対向ガイド板によって、搬送されてくる用紙を転写ニップ部に誘導させる構造が開示されている。この対向ガイド板は、横長に形成された長方形状の板状体のもので形成されている。
一方、このように偏平な板状体の対向ガイド板では、搬送されてくる用紙の幅方向(搬送方向と直交する方向)全体が対向ガイド板に接触することになる。そのため、用紙との接触面積を少なくするために、用紙と接触して案内するガイドリブを設けた構造のガイド部材(特許文献1の対向ガイド板に相当)も提案されている
図9は、このようなガイドリブを設けた従来のガイド部材の配置構成例を示しており、図10は、このガイド部材の全体形状を示している。
図9に示すように、中間転写方式の転写装置は、一次転写されたトナー像を担持する中間転写ベルト111と、この中間転写ベルト111を駆動する中間転写ベルト駆動ローラ112と、中間転写ベルト111と転写ニップ部Nを形成して、中間転写ベルト111に担持されたトナー像を用紙上に転写する転写ローラ113とを備えており、用紙を転写ニップ部Nに進入させるためのガイド部材101は、その先端が中間転写ベルト111のトナー担持面111aに近接させて対峙する形で配置されている。なお、図中破線で示す矢印D1,D2は用紙の搬送方向を示している。
このように配置されたガイド部材101は、図10に示すように、側面視略上向きコ字状に形成されており、その全体が、中間転写ベルト111のトナー担持面111aの幅方向W(ベルト搬送方向Zと直交する方向)全体にわたって対峙するように、幅方向に長く形成されている。
すなわち、このガイド部材101は、ガイドリブ102が形成された案内板103と、底面板104と、背面板105とによって略コ字状に一体形成されており、用紙の案内は案内板103によって行われる。すなわち、案内板103が用紙搬送路の一部を構成している。
案内板103には、図10に示すように複数本のガイドリブ102が所定の間隔を存して配置されている。
このガイドリブ102は、案内板103の用紙搬送路の一部を構成する表面103a側に形成されており、幅方向から見ると略矢尻形状となっている。すなわち、略矢尻形状に形成されたガイドリブ102の周面は、図11にその一部(先端部)を拡大して示すように、案内板103の下端部から上方に向かって用紙搬送路側に漸次傾斜する第1傾斜面1021と、案内板103の上端部近傍で第1傾斜面1021から屈曲させて、用紙搬送路とは逆の方向に傾斜する第2傾斜面1022と、第2傾斜面1022の傾斜先端部1023で案内板103の裏面(表面103aと反対側の面)103b側に湾曲(若しくは鋭角に屈曲)させて、案内板103の裏面103bとほぼ面一となるように連続させた連続面1024とで形成されており、第2傾斜面1022と連続面1024とで、案内板103の上端部から上方に突出した鋭角な三角形状のリブ突起片を形成している。
特開2008−303027号公報
上記構成において、図示しない給紙カセットから搬送されてきた用紙の先端は、転写ニップ部Nに到着する手前でガイド部材101の第1傾斜面1021に当接し、第1傾斜面1021に沿って(案内されて)、転写ニップ部Nに向かうように(正確には、転写ニップ部Nより少し手前の転写ローラ113表面に先端が当接するように)搬送される。そして、用紙の先端が転写ローラ113表面に当接すると、転写ローラ113の回転に伴って用紙が転写ニップ部Nに引き込まれ、転写ニップ部Nで中間転写ベルト111上のトナー像が用紙に二次転写される。この後、転写ニップ部Nでの二次転写を継続し、用紙の後端が第1傾斜面1021を通過すると、用紙の後端は第1傾斜面1021から第2傾斜面1022に当接するように若干中間転写ベルト111寄りに移動し、第2傾斜面1022を離れるときに中間転写ベルト111側に若干跳ねる(弾く)ようにして転写ニップ部Nに引き込まれていくことになる。
このように、用紙の後端がガイドリブ102を離れるときに若干中間転写ベルト111側に跳ねるのは、図9に示すように、第1傾斜面1021から転写ニップ部Nまでの用紙の搬送方向D1と、転写ニップ部Nで挟持された用紙のその後の搬送方向D2とが若干異なるためである。
そのため、転写ニップ部Nに用紙が挟持されると、その後は、搬送方向の違いによる応力gが用紙の後端側に作用し、用紙の後端側が常に第1傾斜面1021に若干押し付けられることになる。これにより、用紙の後端が第1傾斜面1021及び第2傾斜面1022から離れるとき、搬送方向の違いによる応力gの作用によって、用紙の後端が中間転写ベルト111側に若干跳ねることになる。
ところで、中間転写ベルト111には各色のトナーが一次転写されているが、全てのトナーが必ずしもしっかりと吸着されているわけではなく、僅かなトナーが吸着力不足等から浮遊している。この浮遊トナーは、中間転写ベルト111の搬送方向Zに沿って流れ、中間転写ベルト111に近接配置されているガイド部材101に到達して付着することになる。
この場合、ガイド部材101のガイドリブ102は、用紙が擦れることによって多少電荷を帯びることになり、この電荷が浮遊トナーを引き寄せてしまう一因にもなっている。
さらに、ガイド部材101の内部には、図示は省略しているが、Cu等の1本の導線が中間転写ベルト111に並行に配置されており、この導線に、トナーの帯電極性とは逆極性のバイアス電圧を印加することで、中間転写ベルト111に転写されているトナーを離れやすくし、二次転写を確実に行えるようにしている。従って、この導線に逆極性のバイアス電圧を印加することによって中間転写ベルト111に転写されているトナーの一部が浮遊する可能性があり、これもガイド部材101のガイドリブ102にトナーが付着する一因となっている。
図12は、浮遊トナーがガイド部材101に付着した状態を示している。浮遊トナーは、ガイド部101の案内板103の裏面103b及びガイドリブ102の連続面1024だけでなく、ガイドリブ102の左右両側面、及び傾斜先端部1023を乗り越えて第2傾斜面1022まで回り込むように付着する。図中、付着トナー120を破線で示す。
一方、用紙Pは、上記したように、用紙Pの後端がガイドリブ102を離れるときに若干中間転写ベルト111側に跳ねるため、この用紙Pの跳ねる経路が、図12に二点鎖線で示すように、ガイドリブ102の付着トナー120部分と重なる場合には、この用紙Pの後端に付着トナー120が転移(再付着)して、用紙後端を汚してしまうといった問題があった。すなわち、用紙後端のうち、各ガイドリブ102に当接する部分にトナーが付着することになる。
この問題は、上記特許文献1に記載の対向ガイド板についても同様に発生する問題である。ただし、対向ガイド板の場合には、上端部が直線状となっており、その全体に浮遊トナーが回り込んで付着することから、用紙後端の幅方向全体にトナーが付着することになり、その汚れがより目立つことになる。
本発明はかかる問題点を解決すべく創案されたもので、その目的は、ガイドリブの形状を工夫することで、二次転写部分の用紙搬送路に配置されているガイドリブへの浮遊トナーの付着を防止した転写装置及びそれを備えた画像形成装置を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明の転写装置は、一次転写されたトナー像を担持する中間転写ベルトと、前記中間転写ベルトと転写ニップ部を形成して前記中間転写ベルトに担持されたトナー像を用紙上に転写する二次転写部材と、用紙を前記転写ニップ部に進入させるためのガイドリブを有するガイド部材と、を備えた転写装置において、前記ガイドリブに、前記トナーの付着を防止する防壁部が設けられていることを特徴としている。また、前記ガイドリブは、その先端が前記中間転写ベルトのトナー担持面に対峙する形で設けられており、前記防壁部は、前記ガイドリブの用紙当接面から反対の面側に凹んだ段差を有して設けられている。
より具体的に説明すると、ガイドリブ自体の形状は、上記した従来のガイドリブ102の形状とほぼ同じであるが、本発明では、図7に示すように、このガイドリブ22の連続面224の周囲、すなわちガイドリブ22の屈曲先端部223及び左右両側部226,226から、横方向に張り出すようにして防壁部26を設けたものである。すなわち、防壁部26は、ガイドリブ22の用紙当接面である第1傾斜面221及び第2傾斜面222側(用紙搬送路側)から見ると、ガイドリブ22の連続面224側に凹んだ段差を有して設けられている。
このように、防壁部26をガイドリブ22の屈曲先端部223及び左右両側部226、226から横方向に張り出すように設けることで、図8に示すように、浮遊トナーは防壁部26の裏面側である裏側傾斜面263及び平行面264に付着するとともに、防壁部26の周縁部を乗り越えて表面側である搬送路側防壁面261aまで回り込むように付着(付着トナー30)することになるが、用紙Pが当接する第1傾斜面221及び第2傾斜面222までは達していないため、用紙後端が跳ねても、用紙後端が付着トナー30に触れることがない。
すなわち、浮遊トナーを防壁部26に付着させることによって、用紙が接触する部分であるガイドリブ22の第1傾斜面221及び第2傾斜面222から付着トナー30を離すことができる。つまり、防壁部26を設けることで、付着トナー30とガイドリブ22の第1傾斜面221及び第2傾斜面222との間の距離を長くとることが可能となるものである。これにより、転写装置での用紙後端のトナー汚れを確実に防止することができる。
本発明によれば、ガイドリブにトナーの付着を防止する防壁部を設けたので、ガイドリブの用紙当接面にトナーが付着することがないため、転写工程での用紙のトナー汚れを確実に防止することができる。
本発明に係る転写装置を搭載した画像形成装置の全体構成を示す正面側からみた概略断面図である。 転写装置部分を拡大して示す概略断面図である。 本実施形態に係るガイド部材の全体形状を示す斜視図である。 本実施形態に係るガイドリブの形状を示す用紙搬送路側から見た斜視図である。 本実施形態に係るガイドリブの形状を示すリブ先端側から見た平面図である。 本実施形態に係るガイドリブの形状を示す中間転写ベルト側から見た斜視図である。 本実施形態に係るガイドリブを横から見た拡大断面図である。 本実施形態に係るガイドリブに浮遊トナーが付着した状態を示す説明図である。 従来のガイド部材の配置構成例を示す説明図である。 従来のガイド部材の全体形状を示す斜視図である。 従来のガイドリブを横から見た拡大断面図である。 従来のガイドリブに浮遊トナーが付着した状態を示す説明図である。
以下、本発明の実施形態に係る転写装置を搭載した画像形成装置について、図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態に係る画像形成装置の全体構成を示す正面側からみた概略断面図、図2は、図1に示す転写装置部分を拡大して示す概略断面図である。
本実施形態の画像形成装置Aは、外部から伝達された画像データに応じて、所定の記録用紙に対して多色及び単色の画像を形成するもので、装置本体A1と、自動原稿処理装置A2とにより構成されている。
装置本体A1は、露光ユニット1、現像器2、感光体ドラム3、クリーナユニット4、帯電器5、中間転写ベルトユニット6、定着ユニット7、給紙カセット81、排紙トレイ91等を有して構成されている。
装置本体A1の上部には、原稿が載置される透明ガラスからなる原稿載置台92が設けられ、原稿載置台92の上側には自動原稿処理装置A2が取り付けられている。自動原稿処理装置A2は、原稿載置台92の上に自動で原稿を搬送する。また原稿処理装置A2は矢印M方向に回動自在に構成され、原稿載置台92の上を開放することにより原稿を手置きで置くことができるようになっている。
本画像形成装置Aにおいて扱われる画像データは、ブラック(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の各色を用いたカラー画像に応じたものである。従って、現像器2、感光体ドラム3、帯電器5、クリーナユニット4は、各色に応じた4種類の潜像を形成するようにそれぞれ4個ずつ設けられ、それぞれブラック、シアン、マゼンタ、イエローに設定され、これらによって4つの画像ステーションが構成されている。
帯電器5は、感光体ドラム3の表面を所定の電位に均一に帯電させるための帯電手段であり、図1に示すようなチャージャ型の他、接触型のローラ型やブラシ型の帯電器が用いられることもある。
露光ユニット1は、レーザ出射部及び反射ミラー等を備えたレーザスキャニングユニット(LSU)として構成される。露光ユニット1は、レーザビームを走査するポリゴンミラーと、ポリゴンミラーによって反射されたレーザ光を感光体ドラム3に導くためのレンズやミラー等の光学要素が配置されている。また、露光ユニット1としては、この他にも発光素子をアレイ状に並べた例えばELやLED書込みヘッドを用いる手法も採用できる。
露光ユニット1は、帯電された感光体ドラム3を入力された画像データに応じて露光することにより、その表面に、画像データに応じた静電潜像を形成する機能を有する。現像器2は、それぞれの感光体ドラム3上に形成された静電潜像を4色(Y,M,C,K)のトナーにより顕像化するものである。また、クリーナユニット4は、現像・画像転写後における感光体ドラム3上の表面に残留したトナーを、除去・回収する。
感光体ドラム3の上方に配置されている中間転写ベルトユニット6は、中間転写ベルト61、中間転写ベルト駆動ローラ62、中間転写ベルト従動ローラ63、中間転写ローラ64、及び中間転写ベルトクリーニングユニット65を備えている。中間転写ローラ64は、Y,M,C,Kの各色に対応して4本設けられている。
中間転写ベルト駆動ローラ62、中間転写ベルト従動ローラ63、及び中間転写ローラ64は、中間転写ベルト61を張架して回転駆動させる。また、各中間転写ローラ64は、感光体ドラム3のトナー像を、中間転写ベルト61上に転写するための転写バイアスを与える。
中間転写ベルト61は、各感光体ドラム3に接触するように設けられている、そして、感光体ドラム3に形成された各色のトナー像を中間転写ベルト61に順次的に重ねて転写することによって、中間転写ベルト61上にカラーのトナー像(多色トナー像)を形成する機能を有している。中間転写ベルト61は、例えば厚さ100μm〜150μm程度のフィルムを用いて無端状に形成されている。
感光体ドラム3から中間転写ベルト61へのトナー像の転写は、中間転写ベルト61の裏側に接触している中間転写ローラ64によって行われる。中間転写ローラ64には、トナー像を転写するために高電圧の転写バイアス(トナーの帯電極性(−)とは逆極性(+)の高電圧)が印加されている。中間転写ローラ64は、直径8〜10mmの金属(例えばステンレス)軸をベースとし、その表面が導電性の弾性材(例えばEPDM,発泡ウレタン等)により覆われているローラである。この導電性の弾性材により、中間転写ベルト61に対して均一に高電圧を印加することができる。本実施形態では転写電極としてローラ形状を使用しているが、それ以外にブラシなども用いることが可能である。
上述の様に各感光体ドラム3上で各色相に応じて顕像化された静電像は、中間転写ベルト61で積層される。このように積層された画像情報は、中間転写ベルト61の回転によって、後述の用紙と中間転写ベルト61の接触位置に配置される二次転写部材である転写ローラ10によって用紙上に転写される。ただし、二次転写部材としては、転写ローラに限らず、コロナチャージャや転写ベルトを用いることも可能である。
このとき、中間転写ベルト61と転写ローラ10は所定ニップで圧接されるとともに、転写ローラ10にはトナーを用紙に転写させるための電圧が印加される(トナーの帯電極性(−)とは逆極性(+)の高電圧)。さらに、転写ローラ10は、上記ニップ(転写ニップ部)を定常的に得るために、転写ローラ10若しくは中間転写ベルト駆動ローラ62の何れか一方を硬質材料(金属等)とし、他方を弾性ローラ等の軟質材料(弾性ゴムローラ、または発泡性樹脂ローラ等々)としている。
また、上記のように、感光体ドラム3に接触することにより中間転写ベルト61に付着したトナー、若しくは転写ローラ10によって用紙上に転写が行われず中間転写ベルト61上に残存したトナーは、次工程でトナーの混色を発生させる原因となるために、中間転写ベルトクリーニングユニット65によって除去・回収されるように設定されている。中間転写ベルトクリーニングユニット65には、中間転写ベルト61に接触する例えばクリーニング部材としてクリーニングブレードが備えられており、クリーニングブレードが接触する中間転写ベルト61は、裏側から中間転写ベルト従動ローラ63で支持されている。
給紙カセット81は、画像形成に使用する記録用紙(以下、単に用紙という。)を蓄積しておくためのトレイであり、装置本体A1の露光ユニット1の下側に設けられている。また、手差し給紙カセット82にも画像形成に使用する用紙を置くことができる。装置本体A1の上方に設けられている排紙トレイ91は、印刷済みの用紙をフェイスダウンで集積するためのトレイである。
また、装置本体A1には、給紙カセット81及び手差し給紙カセット82の用紙を転写ローラ10や定着ユニット7を経由させて排紙トレイ91に送るための、略垂直方向に形成された用紙搬送路Sが設けられている。給紙カセット81ないし手差し給紙カセット82から排紙トレイ91までの用紙搬送路Sの近傍には、ピックアップローラ11a,11b、複数の搬送ローラ12a〜12d,レジストローラ13、転写ローラ10、定着ユニット7等が配されている。
搬送ローラ12a〜12dは、用紙の搬送を促進・補助するための小型のローラであり、用紙搬送路Sに沿って複数設けられている。また、ピックアップローラ11aは、給紙カセット81の端部近傍に備えられ、給紙カセット81から用紙を1枚ずつピックアップして用紙搬送路Sに供給する。同様に、ピックアップローラ11bは、手差し給紙カセット82の端部近傍に備えられ、手差し給紙カセット82から用紙を1枚ずつピックアップして用紙搬送路Sに供給する。
また、レジストローラ13は、用紙搬送路Sを搬送されている用紙を一旦保持するものである。そして、感光体ドラム3上のトナー像の先端と用紙の先端を合わせるタイミングで用紙を転写ローラ10に搬送する機能を有している。
定着ユニット7は、ヒートローラ71及び加圧ローラ72を備えており、ヒートローラ71及び加圧ローラ72は、用紙を挟んで回転するようになっている。またヒートローラ71は、図示しない温度検出器からの信号に基づいて制御部によって所定の定着温度となるように設定されており、加圧ローラ72とともにトナーを用紙に熱圧着することにより、用紙に転写された多色トナー像を溶融・混合・圧接し、用紙に対して熱定着させる機能を有している。また、ヒートローラ71を外部から加熱するための外部加熱ベルト73が設けられている。
次に、用紙搬送路Sについて詳細に説明する。
上述のように、画像形成装置Aには、予め用紙を収納する給紙カセット81、及び手差し給紙カセット82が設けられている。これら給紙カセット81,82から用紙を給紙するために、各々ピックアップローラ11a,11bが配置され、用紙を1枚ずつ用紙搬送路Sに導くようになっている。
各給紙カセット81,82から搬送される用紙は、用紙搬送路Sの搬送ローラ12aによってレジストローラ13まで搬送され、用紙の先端と中間転写ベルト61上の画像情報の先端を整合するタイミングで転写ローラ10に搬送され、用紙上に画像情報が書き込まれる。このとき、図2に示すように、中間転写ベルト61近傍の用紙搬送路Sには、用紙を転写ニップ部Nに進入させるためのガイドリブ22を備えたガイド部材21が設けられており、レジストローラ13から送り出された用紙の先端は、このガイド部材21のガイドリブ22に案内されて転写ニップ部Nに向かって搬送されるようになっている。
この後、転写ニップ部Nを通過した用紙は、次に定着ユニット7を通過することによって用紙上の未定着トナーが熱で溶融・固着され、その後に配置された搬送ローラ12bを経て排紙トレイ91上に排出される。
上記の搬送経路は、用紙に対する片面印字要求のときのものであるが、これに対して両面印字要求のときは、上記のように片面印字が終了し定着ユニット7を通過した用紙の後端が最終の搬送ローラ12bで把持されたときに、搬送ローラ12bが逆回転することによって用紙を搬送ローラ12c,12dに導く。そして、その後レジストローラ13を経て用紙裏面に印字が行われた後に、用紙が排紙トレイ91に排出される。
以上が画像形成装置の全体構成の説明であるが、次に本発明の特徴部分であるガイド部材21について詳細に説明する。
図3は、本実施形態のガイド部材21の全体形状を示している。
図3に示すように、用紙を転写ニップ部Nに進入させるためのガイド部材21は、その先端が中間転写ベルト61のトナー担持面61aに近接させて対峙する形で配置されている。
このように配置されたガイド部材21は、側面視略上向きコ字状に形成されており、その全体が、中間転写ベルト61のトナー担持面61aの幅方向W(ベルト搬送方向Zと直交する方向)全体にわたって対峙するように、幅方向に長く形成されている。
すなわち、このガイド部材21は、ガイドリブ22が形成された案内板23と、底面板24と、背面板25とによって略コ字状に一体形成されており、用紙の案内は案内板23によって行われる。すなわち、案内板23が用紙搬送路Sの一部を構成している。
案内板23には、複数本(本実施形態では9本)のガイドリブ22が所定の間隔を存して配置されている。ただし、ガイドリブ22の配置本数、配置位置及び配置間隔はこれに限定されるものではなく、ガイド部材21としての強度や用紙の搬送効率等を考慮して適宜設計すればよい。
このガイドリブ22は、案内板23の用紙搬送路Sの一部を構成する表面23a側に形成されており、幅方向Wから見ると略矢尻形状となっている。すなわち、略矢尻形状に形成されたガイドリブ22の周面は、図4及び図7にその一部(先端部)を拡大して示すように、案内板23の下端部から上方に向かって用紙搬送路側に漸次傾斜する第1傾斜面221と、案内板23の上端部近傍で第1傾斜面221から屈曲させて、用紙搬送路とは逆の方向に傾斜する第2傾斜面222と、第2傾斜面222の傾斜先端部223で案内板23の裏面23b側に湾曲(若しくは鋭角に屈曲)させて、案内板23の表面23aとほぼ面一となるように連続させた連続面224(図7参照)とで形成されており、第2傾斜面222と連続面224とで、案内板23の上端部から上方に突出した鋭角な三角形状のリブ突起片225を形成している。
上記構成のガイドリブ22において、本実施形態では、ガイドリブ22の連続面224側に、トナーの付着を防止する防壁部26を形成したものである。すなわち、この防壁部26は、ガイドリブ22の用紙当接面である第1傾斜面221及び第2傾斜面222とは反対の連続面224側に凹んだ段差を有する形状となっている。以下、防壁部26について、図4ないし図7を参照して具体的に説明する。
上記したように、ガイドリブ22自体の形状は、連続面224が案内板23の表面23a側に連続しているのか、図11に示す裏面103b側に連続しているのかの違いを除けば、上記した従来のガイドリブ102の形状と同じである。
そして、図7に示すように、防壁部26は、ガイドリブ22の連続面224と案内板23の上端面23cとに接するように形成されており、かつ、図4ないし図6に示すように、ガイドリブ22の連続面224の周縁部(すなわち、ガイドリブ22の屈曲先端部223及び左右両側部226,226)からそれぞれ横方向(幅方向W)の3方向に張り出すように膨出させて形成されている。これにより、ガイドリブ22の第2傾斜面222側から見たとき、図4に示すように、ガイドリブ22の連続面224の周縁部(屈曲先端部223及び左右両側部226,226)から横方向に張り出すように形成された3方向の搬送路側防壁面261a,261b,261bが形成されている。
また、防壁部26の横から見た形状、すなわち厚み形状は、図7に示すように、搬送路側防壁面261aの先端部262から案内板23の上端面23cに向かって漸次拡開するように傾斜した三角形状に形成され、このように三角形状に形成された裏側傾斜面263の下端部から案内板23の上端面23cまでが同じ厚みとなるように連続面224と平行な平行面264に形成されている。
また、防壁部26の先端部262側(上側)からみた形状は、図5に示すように、左右の搬送路側防壁面261b,261bの両端部から、平行面264の両端部に向かって漸次拡開するように傾斜した横側傾斜面265,265が形成された台形形状となっている。
本実施形態の防壁部26は、このような形状とすることで、ガイドリブ22の強度を補強しつつ、浮遊トナーのガイドリブ22側への回り込みを確実に防止することができるものである。ただし、防壁部26の形状については、少なくともガイドリブ22の連続面224の周縁部(屈曲先端部223及び左右両側部226,)から横方向に張り出すように形成された3方向の搬送路側防壁面261a,261b,261bが形成されていればよく、その他の箇所の形状については上記形状に限定されるものではない。
このように、防壁部26をガイドリブ22の屈曲先端部223及び左右両側部226,226から横方向に張り出すように設けることで、図8に示すように、浮遊トナーは防壁部26の裏面側である裏側傾斜面263及び平行面264に付着するとともに、防壁部26の周縁部(すなわち、裏側傾斜面263及び平行面264の周縁部)を乗り越えて、表面側である搬送路側防壁面261a,261b,261bまで回り込むように付着(付着トナー30)することになるが、用紙が当接する第1傾斜面221及び第2傾斜面222までは達していないため、図8に示すように、用紙Pの後端が跳ねても、用紙後端が付着トナー30に触れることがない。
すなわち、浮遊トナーを防壁部26に集中的に付着させることによって、用紙Pが接触する部分であるガイドリブ22の第1傾斜面221及び第2傾斜面222を付着トナー30から離すことができる。つまり、防壁部26を設けることで、付着トナー30とガイドリブ22の第1傾斜面221及び第2傾斜面222との間の距離を長くとることが可能となるものである。これにより、転写装置での用紙後端のトナー汚れを確実に防止することができる。
なお、図示は省略しているが、本実施形態においても、ガイド部材21の内部に、Cu等の1本の導線が中間転写ベルト61に並行に配置されており、この導線に、トナーの帯電極性とは逆極性のバイアス電圧を印加することで、中間転写ベルト61に転写されているトナーを離れやすくし、二次転写を確実に行えるようにしている。
A 画像形成装置
A1 装置本体
A2 自動原稿処理装置
1 露光ユニット
2 現像器
3 感光体ドラム
4 クリーナユニット
5 帯電器
6 中間転写ベルトユニット
7 定着ユニット
10 転写ローラ
11a,11b ピックアップローラ
12a〜12d 搬送ローラ
13 レジストローラ
21 ガイド部材
22(22a〜22c) ガイドリブ
221 第1傾斜面
222 第2傾斜面
223 傾斜先端部
224 連続面
225 リブ突起片
226 側部
23 案内板
23a 表面
23b 裏面
23c 上端面
24 底面板
25 背面板
26 防壁部
261a,261b 搬送路側防壁面
262 先端部
263 裏側傾斜面
264 平行面
265 横側傾斜面
30 付着トナー
61 中間転写ベルト
61a トナー担持面
62 中間転写ベルト駆動ローラ
63 中間転写ベルト従動ローラ
64 中間転写ローラ
65 中間転写ベルトクリーニングユニット
71 ヒートローラ
72 加圧ローラ
81 給紙カセット
91 排紙トレイ
92 原稿載置台

Claims (7)

  1. 一次転写されたトナー像を担持する中間転写ベルトと、前記中間転写ベルトと転写ニップ部を形成して前記中間転写ベルトに担持されたトナー像を用紙上に転写する二次転写部材と、用紙を前記転写ニップ部に進入させるためのガイドリブを有するガイド部材と、を備えた転写装置において、
    前記ガイドリブに、前記トナーの付着を防止する防壁部が設けられていることを特徴とする転写装置。
  2. 請求項1に記載の転写装置において、
    前記ガイドリブは、その先端が前記中間転写ベルトのトナー担持面に対峙する形で設けられていることを特徴とする転写装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の転写装置において、
    前記防壁部は、前記ガイドリブの用紙当接面から反対の面側に凹んだ段差を有して設けられていることを特徴とする転写装置。
  4. 請求項3に記載の転写装置において、
    前記防壁部は、前記ガイドリブの先端部に設けられていることを特徴とする転写装置。
  5. 請求項3または請求項4に記載の転写装置において、
    前記防壁部は、前記ガイドリブの両側部に設けられていることを特徴とする転写装置。
  6. 請求項3から請求項5までのいずれか1項に記載の転写装置において、
    前記防壁部は、前記ガイドリブの用紙当接面とは反対側の面の周面部から突出して設けられていることを特徴とする転写装置。
  7. 請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載の転写装置を備えた画像形成装置。
JP2009020319A 2009-01-30 2009-01-30 転写装置及び画像形成装置 Active JP5435975B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009020319A JP5435975B2 (ja) 2009-01-30 2009-01-30 転写装置及び画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009020319A JP5435975B2 (ja) 2009-01-30 2009-01-30 転写装置及び画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010175985A true JP2010175985A (ja) 2010-08-12
JP5435975B2 JP5435975B2 (ja) 2014-03-05

Family

ID=42707007

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009020319A Active JP5435975B2 (ja) 2009-01-30 2009-01-30 転写装置及び画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5435975B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016038526A (ja) * 2014-08-08 2016-03-22 キヤノン株式会社 画像形成装置

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7014011B2 (ja) 2018-03-30 2022-02-01 株式会社アイシン サンルーフ装置

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0436768A (ja) * 1990-06-01 1992-02-06 Canon Inc 画像形成装置
JPH10116012A (ja) * 1996-08-23 1998-05-06 Mita Ind Co Ltd 画像形成機およびそれに適用するプロセスユニット
JP2008003449A (ja) * 2006-06-26 2008-01-10 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置
JP2010085491A (ja) * 2008-09-29 2010-04-15 Canon Inc 画像形成装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0436768A (ja) * 1990-06-01 1992-02-06 Canon Inc 画像形成装置
JPH10116012A (ja) * 1996-08-23 1998-05-06 Mita Ind Co Ltd 画像形成機およびそれに適用するプロセスユニット
JP2008003449A (ja) * 2006-06-26 2008-01-10 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置
JP2010085491A (ja) * 2008-09-29 2010-04-15 Canon Inc 画像形成装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016038526A (ja) * 2014-08-08 2016-03-22 キヤノン株式会社 画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP5435975B2 (ja) 2014-03-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5179441B2 (ja) 転写装置及びこれを用いる画像形成装置
JP5263773B2 (ja) カラー画像形成装置
US9037070B2 (en) Cleaning device and image forming apparatus using same
JP2005234144A (ja) 現像装置および印刷装置
JP2009122221A (ja) 画像形成装置
JP4510899B2 (ja) シート搬送装置、これを用いた原稿処理装置および画像形成装置
JP5435975B2 (ja) 転写装置及び画像形成装置
JP5611165B2 (ja) ベルト搬送体および画像形成装置
JP2009258483A (ja) クリーニング装置及びこれを用いた画像形成装置
JP2000172083A (ja) 画像形成装置
JP5342753B2 (ja) 帯電装置および画像形成装置
JP2006251371A (ja) 画像形成装置
JP2005283848A (ja) 帯電器及び画像形成装置
JP2009145469A (ja) 画像形成装置
JP2004117643A (ja) 画像形成装置
JP2009151091A (ja) 画像形成装置
JP2007226165A (ja) 搬送装置、画像形成装置及びトナー
WO2012005047A1 (ja) 露光装置用シャッタ機構および画像形成装置
JP2016114714A (ja) 搬送案内部材及び転写装置及び画像形成装置
JPH11102125A (ja) 画像形成装置
US8055172B2 (en) Fusing device with a web end detector and image forming apparatus incorporating same
JP5171499B2 (ja) シール構造及びこれを備えたクリーニング装置、画像形成装置
JP4612854B2 (ja) 画像形成装置
JP2009215003A (ja) シート搬送装置及び画像形成装置
JP2005128087A (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110223

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120910

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121002

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121108

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130521

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130710

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131119

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131210

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5435975

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150