JP2010175747A - レンズ鏡筒およびそれを用いた電子カメラ - Google Patents

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【課題】沈胴時のレンズ鏡筒の軸方向寸法を小さくできて、カメラ筐体を薄型化でき、製造時の歩留まりを向上できるレンズ鏡筒およびそれを用いた電子カメラを提供する。
【解決手段】固定枠2と、回転枠3と、回転規制状態で回転枠3とともに光軸方向に進退する移動枠4と、回転枠3とともに回転し、かつ相対的に進退するカム枠5と、回転規制状態でカム枠5とともに進退する直進ガイド枠6およびガイド枠7と、回転規制状態でカム枠5の回転により進退する一群レンズ21を保持する一群枠12、二群レンズ22を保持する二群枠11、三群レンズ23を保持する三群枠10を支持するシャッタ/三群ユニット8と、固定枠2に進退可能に支持された四群レンズ24を保持する四群枠13と、を有し、回転枠3が後方移動端と前方移動端との間を進退する際の回転で、沈胴状態と撮影可能状態との位置決めを実行し、前方移動端での回転枠3の定位置回転で変倍作用を実行する。
【選択図】図1

Description

本発明は、レンズ鏡筒およびそれを用いた電子カメラに関するものである。
従来、写真撮影を行うカメラ等に適用されるレンズ鏡筒として、光軸方向に伸長して当該レンズ鏡筒が適用されるカメラの筐体の前面に向けて突出した形態となる撮影可能状態と、撮影可能状態よりも光軸方向に短縮して該カメラの筐体内に収納された形態となる沈胴状態との間で、全長を伸縮自在に構成したものが実用化され、広く普及している。
このような伸縮可能なレンズ鏡筒は、一般に、沈胴状態では、撮影光学系を構成するレンズ群の一部を撮影光路から退避させることにより、レンズ鏡筒の長さを短縮化して、適用されるカメラ等の機器を薄型化し、携帯性を向上させている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に開示のレンズ鏡筒は、撮像素子を有するセンサユニットに結合される固定枠と、固定枠に支持されてズーミング時や沈胴駆動時に回転進退駆動される回転枠と、回転規制状態で回転枠とともに進退する移動枠と、回転枠とともに回転して進退移動するカム枠と、回転規制状態でカム枠とともに進退する直進ガイド枠と、回転規制状態で回転枠により進退駆動されるシャッタ/三群ユニットと、回転規制状態でカム枠によりそれぞれ進退駆動される二群枠および一群枠と、フォーカシング時や沈胴駆動時に進退駆動される四群枠とを有している。そして、一群枠および二群枠にそれぞれ一群レンズおよび二群レンズが保持され、シャッタ/三群ユニットに設けられた退避枠である三群枠に三群レンズ(退避レンズ)が保持され、四群枠にフォーカシングレンズである四群レンズが保持されている。
このレンズ鏡筒は、沈胴状態から回転枠を回転させると、回転枠およびカム枠は回転しながら撮影可能なワイド位置まで繰り出され、一群枠、二群枠およびシャッタ/三群ユニットは回転規制状態で撮影可能なワイド位置まで繰り出される。そして、このワイド位置からさらに回転枠を回転させると、回転枠は進退することなく定位置回転し、カム枠は回転しながら、また、一群枠、二群枠およびシャッタ/三群ユニットは回転規制状態で、それぞれテレ位置まで繰り出されるようになっている。
特開2008−46504号公報
しかしながら、特許文献1に開示のレンズ鏡筒においては、回転枠によって、三群レンズを有するシャッタ/三群ユニットを進退させ、回転枠により進退されるカム枠によって、一群レンズを保持する一群枠と、二群レンズを保持する二群枠とを進退させるようにしている。すなわち、回転枠には、シャッタ/三群ユニットを進退させためのカム溝と、カム枠を進退させるためのカム溝とが形成され、かつ、繰り出されたカム枠を先端部で保持するための領域が確保される。
このため、回転枠については、繰り出されたカム枠を保持する先端部領域を確保し、この先端部領域を除く領域に、シャッタ/三群ユニットを進退させるカム溝を形成することになるため、軸方向寸法が長くなって、沈胴状態でのレンズ鏡筒の長さが長くなり、適用されるカメラ等の機器の薄型化が十分に図れないことになる。また、回転枠とカム枠との組み合わせによっては、回転枠に形成されたシャッタ/三群ユニットを進退させるカム溝の加工精度と、カム枠に形成された一群枠および二群枠をそれぞれ進退させるカム溝の加工精度とよって、所要の光学特性が得られなくなり、製品の歩留まりが低下することが懸念される。
したがって、かかる点に鑑みてなされた本発明の目的は、沈胴時のレンズ鏡筒の軸方向寸法を小さくできて、カメラに適用した場合にカメラの筐体を薄型化でき、かつ製造時の歩留まりを向上できるレンズ鏡筒およびそれを用いた電子カメラを提供することにある。
上記目的を達成する請求項1に係るレンズ鏡筒の発明は、伸縮可能なレンズ鏡筒において、
固定枠と、
該固定枠に支持されて、撮影光軸方向にそれぞれ規定される前方移動端と後方移動端との間を、回転しながら撮影光軸方向に移動可能で、かつ前記前方移動端で定位置回転可能な回転枠と、
回転規制状態で前記回転枠とともに撮影光軸方向に移動する移動枠と、
前記回転枠とともに回転し、かつ前記回転枠に対して相対的に撮影光軸方向に移動するカム枠と、
回転規制状態で前記カム枠とともに撮影光軸方向に移動する直進ガイド枠と、
回転規制状態で前記カム枠とともに撮影光軸方向に移動するガイド枠と、
回転規制状態で前記カム枠の回転により撮影光軸方向に移動する一群レンズを保持する一群枠と、
回転規制状態で前記カム枠の回転により撮影光軸方向に移動する二群レンズを保持する二群枠と、
回転規制状態で前記カム枠の回転により撮影光軸方向に移動する、三群レンズを保持する三群枠およびシャッタを支持するシャッタ/三群ユニットと、
前記固定枠に撮影光軸方向に移動可能に支持された、四群レンズを保持する四群枠と、を有し、
前記回転枠が前記後方移動端と前記前方移動端との間を移動する際の回転により、沈胴状態と撮影可能状態との位置決めを実行して、前記撮影可能状態で撮影光軸の物体側から像側に順に、前記一群レンズ、前記二群レンズ、前記三群レンズ、および前記四群レンズを位置させ、前記前方移動端での前記回転枠の定位置回転により変倍作用を実行するように構成したことを特徴とするものである。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載のレンズ鏡筒において、
前記撮影可能状態において、
前記回転枠は前記固定枠の内周側に配置され、
前記移動枠は前記回転枠の内周側に配置され、
前記ガイド枠は前記移動枠の内周側に配置され、
前記一群枠は前記ガイド枠の内周側に配置され、
前記カム枠は前記一群枠の内周側に配置され、
前記直進ガイド枠は前記カム枠の内周側に配置され、
前記二群枠および前記シャッタ/三群ユニットは前記直進ガイド枠の内周側に配置されている、
ことを特徴とするものである。
請求項3に係る発明は、請求項1または2に記載のレンズ鏡筒において、
前記一群レンズは正の屈折力を有し、
前記二群レンズは、二群物体側レンズと、該二群物体側レンズよりも外形の小さい二群像側レンズとの少なくとも二つのレンズを含む負の屈折力を有し、
前記三群レンズは正の屈折力を有し、
前記四群レンズは、前記二群物体側レンズよりも外形の小さいレンズからなる正の屈折力を有し、
前記三群枠は、さらに明るさ絞りを保持し、前記撮影可能状態では、前記明るさ絞りおよび前記三群レンズを撮影光軸上に位置させ、前記沈胴状態では、前記明るさ絞りおよび前記三群レンズを撮影光軸と直交する方向から見て、前記二群像側レンズの像側端と、前記四群レンズの像側端との間に退避させるように、前記シャッタ/三群ユニットに揺動可能に構成した、
ことを特徴とするものである。
請求項4に係る発明は、請求項1〜3のいずれか一項に記載のレンズ鏡筒において、
前記二群枠と前記シャッタ/三群ユニットとの間に配置され、前記二群枠および前記シャッタ/三群ユニットを互いに離間する方向に付勢する円錐コイルバネを有し、
前記円錐コイルバネの大径側先端部は内側に折り曲げ、小径側先端部は外側に折り曲げた、
ことを特徴とするものである。
請求項5に係る発明は、請求項1〜4のいずれか一項に記載のレンズ鏡筒において、
前記四群レンズおよび前記四群枠は、外周部に前記三群枠の外形の一部に対応するカット部を有する形状からなり、
前記三群枠は、前記沈胴状態で、前記カット部に退避させるように構成した、
ことを特徴とするものである。
請求項6に係る発明は、請求項1〜5のいずれか一項に記載のレンズ鏡筒において、
前記固定枠の外周部にフォーカスモータを設け、
前記四群枠には、撮影光軸と直交する方向に突出する短腕部および長腕部を設け、
前記短腕部の先端部は、前記固定枠の内周面に撮影光軸と平行に延在して形成した直進溝に係合させ、
前記長腕部の先端部は、前記固定枠に撮影光軸と平行に延在して設けられ、前記フォーカスモータに回転伝達機構を介して結合された回転軸に係合させて、
前記フォーカスモータにより前記回転伝達機構を介して前記回転軸を回転させることにより、前記四群枠を撮影光軸方向に移動させるように構成した、
ことを特徴とするものである。
さらに、上記目的を達成する請求項7に係る電子カメラの発明は、
請求項1〜6のいずれか一項に記載のレンズ鏡筒と、
前記レンズ鏡筒の像側に配置され、前記撮影可能状態において、前記一群レンズ、前記二群レンズ、前記三群レンズおよび前記四群レンズを経て形成される光学像を受けて画像データを生成する撮像素子と、
前記撮像素子を、当該撮像素子の受光面に平行な面内で変位させて像ぶれ補正動作を行う像ぶれ補正装置と、
を有することを特徴とするものである。
本発明によれば、伸縮可能なレンズ鏡筒において、一群枠、二群枠、およびシャッタ/三群ユニットを、カム枠の回転により撮影光軸方向に移動可能としたので、カム枠を回転させて相対的に撮影光軸方向に移動させる回転枠の軸方向寸法を小さくでき、これにより沈胴時のレンズ鏡筒の軸方向寸法を小さくできて、カメラに適用した場合にカメラの筐体を薄型化できる。また、カム枠により、一群枠、二群枠、およびシャッタ/三群ユニットを撮影光軸方向に移動させるので、レンズ鏡筒の製造時の歩留まりを向上することができる。
本発明の一実施の形態に係る電子カメラを構成するレンズ鏡筒およびセンサユニットを含む撮像ユニットの要部の構成を示す分解斜視図である。 図1に示すシャッタ/三群ユニットを後方から見た図である。 図1に示す円錐コイルバネの斜視図である。 図1に示す撮像ユニットのワイド位置における断面図である。 図1に示す撮像ユニットのテレ位置における断面図である。 図1に示す撮像ユニットの沈胴状態における断面図である。 図1に示す撮像ユニットの正面図である。 図7に示す撮像ユニットの右側面である。 図7に示す撮像ユニットの底面面である。 図7に示す撮像ユニットの背面面である。 図10のA−A線断面図である。
以下、本発明の一実施の形態として、電子カメラに適用した場合を例にとって、図1〜図11を参照して説明する。
なお、本実施の形態の説明においては、レンズ鏡筒における撮影光学系の光軸(撮影光軸)を符号Oで表すものとする。この光軸Oに沿う方向(撮影光軸方向)において、被写体側(物体側)を前方とし、当該レンズ鏡筒における各枠部材が、前方に向かう際の方向を繰り出し方向というものとする。一方、光軸Oに沿う方向において結像側(像側)を後方とし、各枠部材が後方に向かう際の方向を繰り込み方向というものとする。また、レンズ鏡筒における各構成部材の回転方向は、前方側から見た回転方向で表すものとする。
本実施の形態の電子カメラは、伸縮可能な撮影光学系、すなわちレンズ鏡筒を用いたものである。このレンズ鏡筒は、光軸Oに沿う方向に伸長して電子カメラの筐体の前方に向けて伸長し突出して撮影動作を行い得る形態、すなわち撮影動作を待機している形態の使用状態である撮影待機状態(撮影可能状態)と、光軸Oに沿う方向に伸長した状態より短縮して電子カメラの筐体内に収納されてレンズ鏡筒が撮影動作に供しない形態の非使用状態である沈胴状態との間でレンズ鏡筒の全長が伸縮自在に構成され、かつ撮影可能状態にあるときは、短焦点位置(ワイド位置)と長焦点位置(テレ位置)との間で、複数の枠部材を繰り出しまたは繰り込むことで変倍動作(ズーミング)を可能とする伸縮機構を有して構成される。
先ず、レンズ鏡筒の構成について説明する。
レンズ鏡筒1は、センサユニット100のベース部材101に固定される固定枠2と、固定枠2に支持されてズーミング動作時や沈胴動作時に回転駆動されるとともに、光軸Oに沿う方向に進退駆動される回転枠3と、回転規制状態で回転枠3とともに進退する移動枠4と、回転枠3とともに回転し、かつ回転枠3に対して相対的に光軸Oに沿う方向に進退するカム枠5と、回転規制状態でカム枠5とともに光軸Oに沿う方向に進退する直進ガイド枠6と、回転規制状態でカム枠5とともに光軸Oに沿う方向に進退するガイド枠7と、回転規制状態でカム枠5の回転により光軸Oに沿う方向に進退する一群レンズ21を保持する一群枠12と、回転規制状態でカム枠5の回転により光軸Oに沿う方向に進退する二群レンズ22を保持する二群枠11と、回転規制状態でカム枠5の回転により光軸Oに沿う方向に進退する、三群レンズ23を保持する三群枠10およびシャッタを支持するシャッタ/三群ユニット8と、固定枠2に光軸Oに沿う方向に進退可能に支持された、四群レンズ24を保持する四群枠13と、を有している。
このレンズ鏡筒1は、回転枠3が後方移動端と前方移動端との間を移動する際の回転により、沈胴状態と撮影可能状態との位置決めが実行されて、撮影可能状態で光軸Oの物体側から像側に順に、一群レンズ21、二群レンズ22、三群レンズ23、および四群レンズ24が位置し、さらに、前方移動端での回転枠3の定位置回転により変倍作用が実行されるようになっている。
固定枠2は、円筒状に形成されており、その内周部に光軸Oに対して傾斜する方向に形成された複数の傾斜カム溝部と円周に沿う方向に形成される円周溝部とが連接してなるカム溝2aと、光軸方向に形成された複数の直進溝2b,2c(2cは図4、図5参照)とを有している。この固定枠2の外周部には、撮影光学系のズーミング動作を行うためのズーミングユニット17と、撮影光学系のフォーカシング動作を行うためのフォーカスユニット18とが配設されている。
ズーミングユニット17は、図7および図8に示すように、光軸Oに直交して配置されたズーム駆動源であるズームモータ17a、ズームモータ17aの駆動力を伝達するギヤ列(回転伝達機構)17b、回転枠3の位置を検出する位置センサ17c、およびロングギヤ17d(17dは、図1参照)等を含んでいる。そして、ズームモータ17aにより、レンズ鏡筒1の撮影光学系のうちズーミング動作に寄与するズーム光学系(一群レンズ21、二群レンズ22、三群レンズ23)を光軸Oに沿う方向に駆動するズーミング動作を行うとともに、レンズ鏡筒1を撮影可能状態から沈胴状態へと駆動させる沈胴動作をも行う。なお、ズーミングユニット17のロングギヤ17dは、光軸Oに平行に配置されて、固定枠2の内周部に露呈した状態で回動自在に支持されている。ズームモータ17aおよび位置センサ17cには、図示しないベース回路基板に接続され、固定枠2の外周面に配設されたFPC(フレキシブルプリント基板)60から分岐されたFPC61aおよびFPC61bがそれぞれ接続される。
フォーカシングユニット18は、光軸Oに平行に配置されたフォーカス駆動源であるフォーカスモータ18a、フォーカスモータ18aの駆動力を伝達するギヤ列(回転伝達機構)18b、送りねじ18c、ガイド軸18d、および、レンズ鏡筒1の撮影光学系のうちフォーカシング動作に寄与するフォーカシング光学系(四群レンズ24)の原点位置を検出するフォトインタラプタからなる位置センサ18e等を含んでいる(図7、図10、図11参照)。そして、フォーカスモータ18aにより、四群レンズ24を光軸Oに沿う方向にフォーカス駆動する。フォーカスモータ18aおよび位置センサ18eには、FPC60から分岐されたFPC61cおよびFPC61dがそれぞれ接続される。
回転枠3は円筒状に形成されており、固定枠2の内周部に回動および進退自在な状態で嵌入している。回転枠3の外周後方部には、固定枠2のカム溝2aに摺動自在に嵌入するカムフォロワ3aと、ズーミングユニット17のロングギヤ17dに噛合するギヤ部3bとが形成されている。
また、回転枠3の内周部には、光軸Oに沿う方向に形成されたカム枠用直進溝3cを有している。このカム枠用直進溝3cは、後述するカム枠5のカムフォロア5aの先端が係合することで、カム枠5と回転枠3とがともに回転しながら、カム枠5が回転枠3に対して光軸Oに沿う方向に移動可能とするものである。
さらに、回転枠3の内周後端部には、カム枠用直進溝3cを挟むようにバヨネット突起(図示せず)が配設されている。このバヨネット突起は、後述するように移動枠4の円周溝4eに嵌入することによって、回転枠3と移動枠4とをバヨネット結合させるために設けられるものである。したがって、回転枠3と移動枠4とがバヨネット結合した状態では、移動枠4は回転枠3の内周部において回転自在となっているとともに、移動枠4は回転枠3に対して光軸Oに沿う方向への進退移動が規制されている。
上述したように、回転枠3のカムフォロワ3aは、固定枠2のカム溝2aに摺動自在に嵌入しており、ギヤ部3bは、ロングギヤに噛合している。したがって、ズーミングユニット17のズームモータ17aが駆動されてロングギヤが回転駆動されると、その駆動力がギヤ部3bを介して回転枠3に伝達されて、当該回転枠3を回転させるようになっている。こうして回転枠3が回転すると、当該回転枠3のカムフォロワ3aが固定枠2の傾斜したカム溝2aの傾斜カム溝部に沿って移動することで、回転枠3は、回転しながら沈胴状態にある位置(後方移動端)から撮影可能状態における短焦点位置であるワイド位置(前方移動端)にまで前方に繰り出される。そして、レンズ鏡筒1が撮影可能状態にあるときには、短焦点位置であるワイド位置から長焦点位置であるテレ位置までの間におけるズーミング動作中には、当該回転枠3は、カムフォロワ3aとカム溝2aの円周溝部とによって光軸Oに沿う方向には進退することなく、前方移動端において回転方向にのみ駆動されるようになっている。
移動枠4は、円筒形状に形成されており、回転枠3の内周部において相対的に回転自在に嵌入している。移動枠4の後端外周部には、固定枠2の直進溝2bに嵌入するガイド突起部4aが外方に向けて突設されている。これにより、当該移動枠4は、固定枠2によって回転規制された状態で、回転枠3とともに光軸Oに沿う方向への進退移動が可能となっている。
また、移動枠4には、光軸Oに沿う方向に形成され、後述の直進ガイド枠6のガイド突起部6aおよびガイド枠7のガイド突起部7aが嵌入することで直進ガイド枠6およびガイド枠7の回転規制を行う直進溝4bと、光軸Oに対して傾斜する方向に形成されるカム枠用カム溝4cと、外周後方部に形成される有底の円周溝4eとが設けられている。なお、カム枠用カム溝4cは、内外周が貫通した溝部となっている。
この移動枠4は、回転枠3のバヨネット突起が円周溝4eに嵌入した状態で、回転枠3の内周部に嵌入するように配設されている。これにより、移動枠4は、回転枠3に対して相対的に回転が可能で、かつ回転枠3に対して光軸Oに沿う方向には相対的に進退移動しないようにバヨネット結合されている。
カム枠5は、円筒状に形成されており、移動枠4の内周側に配置されている。このカム枠5の外周後方部には、外方に向けて突設されたカムフォロワ5aを有するとともに、カムフォロワ5aを形成した突起部に、ガイド枠7のバヨネット突起7bが嵌入する結合溝5bが形成されている。また、カム枠5の外周部には、光軸Oに対して傾斜する方向に一群用カム溝5cが形成されており、内周部には、光軸Oに対して傾斜する方向に二群用カム溝5dおよび三群用カム溝5eが形成されている。また、カム枠5の前端側には、バリア駆動レバー(図示せず)を駆動する切り欠き状カム部5fが形成されている。
カム枠5のカムフォロワ5aは、移動枠4のカム枠用カム溝4cに摺動自在に係合しており、その係合状態で貫通し、さらにカムフォロワ5aの先端部が回転枠3のカム枠用直進溝3cに嵌入して支持されている。これにより、カム枠5は、回転枠3と一体的に回動し、かつ回転枠3に対して相対的に光軸Oに沿う方向に進退移動可能に支持されている。
直進ガイド枠6は、円筒状に形成されており、後端外周部に移動枠4の直進溝4bに嵌入するガイド突起部6aを有している。また、直進ガイド枠6は、光軸Oに沿う方向に内外周を貫通するように形成された二群用直進溝6bおよび三群用直進溝6cを有している。
直進ガイド枠6は、カム枠5の内周部に嵌入した状態で、カム枠5とバヨネット結合されて配置される。このとき、直進ガイド枠6のガイド突起部6aが移動枠4の直進溝4bに嵌入している。これにより、直進ガイド枠6は、移動枠4により進退自在に支持されるとともに回転規制されている。また、直進ガイド枠6の二群用直進溝6bに二群枠11のガイド突起部11aが嵌入し、三群用直進溝6cにシャッタ/三群ユニット8のガイド突起部30aが嵌入している。これにより、直進ガイド枠6は、二群枠11およびシャッタ/三群ユニット8を進退自在に支持するとともに回転規制している。
なお、直進ガイド枠6は、移動枠4に対して回転規制された状態で、光軸Oに沿う方向に対しては、移動枠4によりカム枠5と一体に移動するようになっている。
ガイド枠7は、円筒状に形成されており、後端内周部にカム枠5の結合溝5bに嵌入するバヨネット突起7bを有している。また、ガイド枠7の内周部には、光軸Oに沿う方向に、一群枠12の後方外周部に形成されたカムフォロワ12aが嵌合する直進溝7cが形成されている。
そして、ガイド枠7は、移動枠4の内周部に嵌入した状態で、カム枠5とバヨネット結合されて配置される。このとき、ガイド枠7のガイド突起部7aが移動枠4の直進溝4bに嵌入している。これにより、ガイド枠7は、直進ガイド枠6と同様に、移動枠4に対して回転規制された状態で、光軸Oに沿う方向に対しては、移動枠4によりカム枠5と一体に移動するようになっている。
二群枠11は、円筒状に形成されており、直進ガイド枠6の内周部に嵌入された状態に配置されている。この二群枠11のほぼ中央部には二群レンズ22が保持されており、外周部には外方に突設されるガイド突起部11aと、このガイド突起部11a上において外方に突設されるカムフォロワ11bとを有している。
ガイド突起部11aは、直進ガイド枠6の二群用直進溝6bに嵌入し、カムフォロワ11bは、二群用直進溝6bを挿通して、その外方に設けられるカム枠5の二群用カム溝5dに摺動可能に嵌入する。これにより、二群枠11は、直進ガイド枠6により回転規制された状態で、カム枠5によって進退駆動されるようになっている。
一群枠12は、円筒状に形成されており、カム枠5とガイド枠7との間に嵌入された状態で配置されている。この一群枠12のほぼ中央部には、一群レンズ21が保持されており、前面内側には、一群レンズ21の前面を開閉自在とするレンズバリア27が配置されている。また、一群枠12の内周部には、カム枠5の外周部に形成された一群用カム溝5cに嵌合するように、内周方向において等間隔に内方に向けて複数(例えば三つ)のカムフォロワ12c(図4、図6参照)が配設されている。
上述したように、一群枠12の後端外周部に形成されたカムフォロワ12aは、ガイド枠7の内周部に形成された直進溝7cに嵌合し、一群枠12の内周部に形成されたカムフォロワ12cは、カム枠5の外周部に形成された一群用カム溝5cに嵌合する。これにより、一群枠12は、ガイド枠7により回転規制された状態で、カム枠5によって進退駆動されるようになっている。
レンズバリア27は、一群枠12の前端部において回動自在に支持されており、バネ付勢された状態で回動自在に支持されるバリア駆動レバー(図示せず)によって開閉駆動されるようになっている。このバリア駆動レバーは、レンズ鏡筒1の沈胴動作時にカム枠5の切り欠き状カム部5fによって回動駆動されるのに連動してレンズバリア27を閉方向に駆動するようになっている。
シャッタ/三群ユニット8は、図2、図4〜図6に詳細に示すように、後方側に配設される三群用直進枠30と、この三群用直進枠30の前方側に嵌入されたシャッタ機構を保持するシャッタ枠31と、シャッタ枠31の後方側で三群用直進枠30に支持された三群レンズ23を保持する三群枠10とを含んで構成されている。
三群用直進枠30は、ほぼ円筒状に形成されており、そのほぼ中央部分には撮影用の光束が通過する開口が穿設されている。また、三群用直進枠30には、前方外周部に外周方向において等間隔に外方に向けて複数(例えば三つ)のガイド突起部30aが設けられており、それらのガイド突起部30aには、さらに外方に向けてカムフォロワ30bがそれぞれ突設されている。
三群用直進枠30は、直進ガイド枠6の内部に嵌入した状態で配置され、ガイド突起部30aが直進ガイド枠6の三群用直進溝6cに嵌入し、これを貫通してカムフォロワ30bがカム枠5の三群用カム溝5eに嵌入されるようになっている。これにより、三群用直進枠30は、直進ガイド枠6によって回転規制された状態で、カム枠5によって進退駆動されるようになっている。
三群枠10は、三群レンズ23を保持する円筒形状の保持部の前端部に形成された明るさ絞り10aを有している。この三群枠10には、図2に明瞭に示すように、アーム部10bが設けられており、このアーム部10bの基端部は、三群用直進枠30上において光軸Oに沿う方向に向けて植設される支持軸10cに軸支されている。これにより、三群枠10は、支持軸10cによって、図2の実線で示す光軸O上に三群レンズ23を配置する位置(図4、図5の状態)と、仮想線で示す光軸O上から三群レンズ23を光軸外へと退避させる位置(図6の状態)との間で、回動自在(揺動可能)となるように軸支されている。
そのため、三群用直進枠30には、三群枠10を光軸上から光路外へと回動させた際に、三群枠10が撮影光束の光路外に退避するのに充分な退避空間を内部に有して形成されている。なお、支持軸10cには、三群枠10を光軸O上に位置させるように付勢するバネ10dが設けられている。
シャッタ枠31は、ほぼ中央部に開口を有するほぼ円形状の板部材に、中央開口を開閉するシャッタ羽根や、このシャッタ羽根を回動駆動させるシャッタアクチュエータ等を含むシャッタ機構等を保持した形態で構成されている。
二群枠11とシャッタ/三群ユニット8との間には、円錐コイルバネ35が配設されている。これにより、二群枠11およびシャッタ/三群ユニット8は、互いに離間する方向に付勢されている。円錐コイルバネ35は、大径部がシャッタ/三群ユニット8のシャッタ枠31の内周部に嵌合するように挿入され、小径部は二群枠11のレンズホルダ部分の外周部に嵌合するように挿入されている。また、図3に明瞭に示すように、円錐コイルバネ35の大径側先端部35aは、内側に折り曲げられており、小径側先端部35bは、外側に折り曲げられている。
四群枠13は、四群レンズ24を保持する枠部材である。四群レンズ24および四群枠13は、二群枠11が退避する位置側の外周部に、三群枠10の円筒形状の一部に対応する形状の円弧状のカット部13aを有している。また、四群枠13の後方側の面上には、カット部13aからセンサユニット100に設けられている撮像素子110への迷光の入射を防止するとともに、撮像素子110の形状に合わせた矩形の視野を形成するための開口を有する黒色の可撓性部材からなる遮光シート13bが貼着されている。
さらに、四群枠13には、外方に向けて延出する長腕部13cおよび短腕部13dが設けられている。長腕部13cの先端部近傍には、フォーカシングユニット18のガイド軸18dが挿通される軸穴13eと、送りねじ18cに係合する係合部13fと、位置センサ18eに進入するフラグ13gとが形成されている。また、短腕部13dの先端部近傍には、固定枠2の直進溝2cに摺動自在に係合されるガイド突起部13hが形成されている。
この四群枠13は、固定枠2の内部における後方に挿入配置されており、固定枠2に対して光軸Oに沿う方向に進退自在となっている。
すなわち、四群枠13は、フォーカシングユニット18のフォーカスモータ18aの駆動力によってギヤ列18bを介して送りネジ18cが回動されると、このガイド軸18dに沿う方向、すなわち光軸Oに沿う方向に進退駆動される。これにより、撮影可能状態にあるときには適切なフォーカシング位置に、また沈胴動作時には所定の沈胴位置に位置決めされるようになっている。
次に、撮影光学系のレンズ構成について説明する。
本実施の形態に係る電子カメラは、上述したように、撮影光学系として、物体側から順に、一群レンズ21、二群レンズ22、三群レンズ23および四群レンズ24を有している。ここで、一群レンズ21は正の屈折力を有し、二群レンズ22は負の屈折力を有し、三群レンズ23および四群レンズ24はそれぞれ正の屈折力を有している。
各群のレンズは、図5に詳細に示すように、例えば、以下のように構成されている。正の屈折力を有する一群レンズ21は、物体側から順に、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズ21aと両凸正レンズ21bとを接合して構成されている。負の屈折力を有する二群レンズ22は、物体側から順に、両凹負レンズ22aと、像側に凸面を向けた、すなわち物体側面が凹面で像側面が凸面である正メニスカスレンズ22bと、物体側凹面を向けた負メニスカスレンズ22cとを有し、正メニスカスレンズ22bと負メニスカスレンズ22cとが接合されて構成されている。正の屈折力を有する三群レンズ23は、物体側から順に、両凸正レンズ23aと、両凸正レンズ23bと、両凹負レンズ23cとを有し、両凸正レンズ23bと両凹負レンズ23cとが接合されて構成されている。正の屈折力を有する四群レンズ24は、両凸正レンズの単レンズで構成されている。
また、一群レンズ21を構成する両凸正レンズ21bの像側の面、二群レンズ22を構成する両凹負レンズ22aの両面および負メニスカスレンズ22cの像側の面、三群レンズ23を構成する両凸正レンズ23aの両面、および四群レンズ24の両面は、それぞれ非球面からなっている。
そして、短焦点位置であるワイド位置から長焦点位置であるテレ位置への変倍に際して、一群レンズ21は物体側に移動し、二群レンズ22は物体側に移動した後に像側へ移動し、三群レンズ23は物体側へ移動し、四群レンズ24は像側へ移動した後に物体側へ移動し、その後像側へ移動するようになっている。
なお、これらのレンズ構成は一例であって、一群レンズ21が正の屈折力、二群レンズ22が負の屈折力、三群レンズ23が正の屈折力、四群レンズ24が正の屈折力をそれぞれ有すれば、種々のレンズ構成が可能である。したがって、例えば、二群レンズ22が、二群物体側レンズと二群像側レンズとの二枚のレンズで構成される場合もある。
ここで、撮影光路から退避可能な三群レンズ23は、明るさ絞り10aが形成された三群枠10に保持されることから、他のレンズ群と比較して口径が小さくなっている。したがって、三群枠10のレンズ保持部も小さくなっている。他のレンズ群については、明るさ絞り10aから離れて位置するレンズ群ほど口径が大きくなっている。なお、本実施の形態では、二群レンズ22の両凹負レンズ22aが二群物体側レンズを構成し、正メニスカスレンズ22bおよび負メニスカスレンズ22cの接合レンズが二群像側レンズを構成している。また、四群レンズ24は、二群レンズ22の二群物体側レンズよりも口径が小さくなっている。
上述した撮影光学系を保持するレンズ鏡筒1は、固定枠2がセンサユニット100のベース部材101に位置決めされてビス止め固定される。これにより、レンズ鏡筒1とセンサユニット100とが結合された撮像ユニットが形成される。このため、固定枠2の後方端面の2箇所には、位置決め用のピン(図示せず)が後方に突出して植設されており、センサユニット100のベース部材101には、位置決めピンが係合する位置決め穴101a,101b(図10参照)が穿設されている。なお、一方の位置決め穴101aは、公差を吸収するため楕円形状を有している。
次に、センサユニット100の構成について説明する。
センサユニット100は、像ぶれ補正装置を有するユニットであり、ベース部材101と、ベース部材101にY方向(第1の方向)に延在して支持されるYガイド軸109,111、Y送りねじ112およびX方向(第2の方向)に延在して支持されるX送りねじ113と、Yガイド軸111およびY送りねじ112によりY方向に移動可能に支持されるスライダ114と、スライダ114にX方向に延在して支持されるXガイド軸115,116と、X送りねじ113およびXガイド軸115,116によりX方向に摺動可能に支持されるセンサ保持枠117と、センサ保持枠117に取り付けられる光学ローパスフィルタ118および撮像素子110と、ベース部材101に支持されるYモータ(第1モータ)120およびXモータ(第2モータ)130とを有している。
なお、X方向およびY方向は、互いに直交し、かつ光軸Oに直交する方向であって、撮像素子110の横方向(X方向)および縦方向(Y方向)に沿った方向である。
Yモータ120は、ギヤ列121を介してY送りねじ112を回転させてスライダ114のY方向の駆動を行う。また、Xモータ130は、ギヤ列131を介してX送りねじ113を回転させてセンサ保持枠117のX方向の駆動を行う。Yモータ120およびXモータ130には、ベース回路基板に接続されるFPC135から分岐されたFPC135aおよび135bが接続されて駆動される。これにより、センサ保持枠117は、Yモータ120およびXモータ130により撮像素子110の受光面と平行な面に沿って駆動されて、レンズ鏡筒1を介して撮像素子110に形成される光学像の像ずれを補正するようになっている。
なお、Yガイド軸111およびXガイド軸115には、それぞれ圧縮コイルバネ122,132が巻装されている。また、ベース部材101とスライダ114およびセンサ保持枠117とのそれぞれの間には、引張コイルバネ123,133が懸架されている。これにより、スライダ114およびセンサ保持枠117は、それぞれ原点位置に付勢されている。
撮像素子110は、FPC141に接続されて、センサ保持枠117に搭載されている。この撮像素子110の裏面側には、FPC141を挟むように、センサ保持枠117に放熱板142が取り付けられている。
ここで、センサユニット100のベース部材101は、レンズ鏡筒1側から見た概略投影形状が第1隅部151、第2隅部152、第3隅部153および第4隅部154を有する矩形をなしている。そして、第1隅部151に、Yモータ120およびギヤ列121を含む第1駆動部161が搭載され、隣接する第2隅部152にXモータ130およびギヤ列131を含む第2駆動部162が搭載されている。
また、第1隅部151と光軸Oを介して反対側に位置する第3隅部153には、きり欠き部155が形成されている。そして、レンズ鏡筒1のフォーカシングユニット18は、切り欠き部155に対応するように固定枠2に設けられて、固定枠2から突出するフォーカシングユニット18のギヤ列18b、送りねじ18cおよびガイド軸18dの一部が切り欠き部155に進入している。
レンズ鏡筒1のズーミングユニット17は、ズームモータ17aが第1駆動部161と第2駆動部162との間に位置するように、固定枠2に設けられている。そして、ズーミングユニット17のギヤ列17bは、第1駆動部161よりも物体側で、光軸O方向に第1駆動部161と重なるように配置されている。
ベース部材101の第2隅部152と光軸Oを介して反対側に位置する第4隅部154は、面取りするように切り欠かれて、該切り欠き部の近傍に開口部156が形成されているとともに、この開口部156の外縁部に物体側に向けて平坦部を有する立ち上がり部157が形成されている。
撮像素子110が接続されたFPC141は、図10に明瞭に示されているように、ベース部材101の裏面側において、撮像素子110からY方向およびX方向に対して45度の方向に延在している。そして、第4隅部154において、FPC141a,141bに分岐されて開口部156内にU字状に湾曲進入され、さらに、図7に示されているように、立ち上がり部157の外壁の平坦面に接着されている。これにより、撮像素子110は、FPC141とともにベース部材101に対して変位可能となっている。
このFPC141は、ベース回路基板に接続されて、撮像素子110により撮像された画像が、図示しない液晶パネル等の表示装置に表示されるとともに、記録媒体に記録されるようになっている。
なお、上記構成において、レンズ鏡筒1の各枠部材およびセンサユニット100のベース部材101は、外装色が黒色となっており、ズームモータ17a、フォーカスモータ18a、Yモータ120およびXモータ130は、黒色とは異なる外装色、例えばシルバー色となっている。
以下、以上のように構成された本実施の形態に係る電子カメラの作用について、説明する。
先ず、レンズ鏡筒1が、沈胴状態から、回転枠3が右回りに回転されて撮影可能状態になったとき、すなわち回転枠3が前方移動端に位置して短焦点位置であるワイド位置となったときは、図4に示すように、各枠部材が光軸Oに沿う方向であって前方に向けて移動して、レンズ鏡筒1は全体として伸長した状態となっている。このワイド位置においては、二群枠11とシャッタ/三群ユニット8とは、互いに離間した位置に配置されている。
このワイド位置から、回転枠3を前方移動端でさらに右回りに回転させると、その回転に伴って、一群レンズ21は物体側に移動し、二群レンズ22は物体側に移動した後に像側へ移動し、三群レンズ23は物体側へ移動し、四群レンズ24は像側へ移動した後に物体側へ移動し、その後像側へ移動して変倍動作が行われる。そして、レンズ鏡筒1が最大限に繰り出された長焦点位置であるテレ位置においては、図5に示すように、二群レンズ22と三群レンズ23とが接近した状態となる。
また、レンズ鏡筒1がワイド位置にある状態から、回転枠3を左回りに回転させると、回転枠3の回転に伴って、各枠部材が光軸Oに沿う後方に移動し、さらに、三群枠10が光軸O上の位置から光軸外へと移行して光路上から退避する。これにより、レンズ鏡筒1は、図6に示すように、沈胴状態となる。そして、この沈胴状態では、三群枠10は、二群レンズ22を構成する両凹負レンズ22bと両凸正レンズ22cとの接合レンズからなる二群像側レンズの像側端と、四群レンズ24の像側端との間で、四群枠13に形成された円弧状のカット部13aに位置するように退避される。
以上のように、本実施の形態によれば、レンズ鏡筒1の一群枠12、二群枠11、およびシャッタ/三群ユニット8を、一つのカム枠5の回転により光軸Oに沿う方向に進退させるようにしたので、カム枠5を回転させて相対的に光軸Oに沿う方向に進退させる回転枠3の軸方向寸法を小さくできる。これにより、沈胴時のレンズ鏡筒1の軸方向寸法を小さくできて、電子カメラに適用した場合にカメラ筐体を薄型化できる。また、一つのカム枠5により、一群枠12、二群枠11、およびシャッタ/三群ユニット8を進退させるので、レンズ鏡筒1の製造時の歩留まりを向上することができる。
また、テレ位置においては、二群レンズ22と三群レンズ23とが接近するので、レンズ鏡筒1の全長を短くでき、電子カメラのより薄型化が可能となる。しかも、二群枠11とシャッタ/三群ユニット8との間に円錐コイルバネ35を介在させて、互いに離間する方向に付勢するようにしたので、変倍動作において、二群レンズ22が物体側に移動した後に像側へ移動する変曲点を有していても、二群レンズ22をガタなくスムーズに進退させることができる。さらに、円錐コイルバネ35は、その大径側先端部35aは内側に折り曲げられ、小径側先端部35bは外側に折り曲げられているので、圧縮による座巻きと1巻き目との逆転を防止でき、変倍動作時の巻き逆転に伴う異音等の不具合の発生を有効に防止することができる。
また、レンズ鏡筒1の沈胴状態では、三群枠10を、四群枠13に形成された円弧状のカット部13aに位置するように退避させるので、レンズ鏡筒1の径方向寸法の小型化が測れ、これにより電子カメラのより小型化が期待できる。しかも、四群枠13の像側には、円弧状のカット部13aを覆うように遮光シート13bが設けられているので、撮影可能状態での、撮像素子110への迷光の侵入を有効に防止することができる。
さらに、固定枠2の外周部にフォーカシングユニット18を設けて四群枠13をフォーカス駆動するようにしたので、固定枠2の外径を小さくでき、これに伴って、固定枠2に収納される他の枠部材の外径も小さくできる。
また、センサユニット100は、そのベース部材101の外観形状をほぼ矩形として、撮像素子110をY方向に駆動するYモータ120を含む第1駆動部161を第1隅部151に搭載し、撮像素子110をX方向に駆動するXモータ130を含む第2駆動部162を第2隅部152に搭載している。そして、第3隅部153には、切り欠き部155を形成して、この切り欠き部155に、レンズ鏡筒1に設けられたフォーカシングユニット18の固定枠2から突出するギヤ列(回転伝達機構)18b、送りねじ18cおよびガイド軸18dの一部を進入させて、レンズ鏡筒1をベース部材101に結合している。また、レンズ鏡筒1に設けられたズーミングユニット17は、ズームモータ17aが第1駆動部161と第2駆動部162との間に位置し、ギヤ列(回転伝達機構)17bが、第1駆動部161よりも物体側で、光軸O方向に第1駆動部161と重なるように配置されている。これにより、円筒状のレンズ鏡筒1と、矩形状のベース部材101を有するセンサユニット100とで囲まれたスペースを有効に利用することができるので、レンズ鏡筒1とセンサユニット100とを結合した撮像ユニットの光軸方向の投影面積を小さくでき、電子カメラの小型化が図れる。
また、撮像素子110が接続されたFPC141は、Y方向およびX方向に対してほぼ45度の方向から第4隅部154に延在させてベース基板101から取り出すようにしている。したがって、FPC141を、撮像素子110からX方向に延在させた後、Y方向に屈曲させて第4隅部154を経て取り出したり、撮像素子110からY方向に延在させた後、X方向に屈曲させて第4隅部154を経て取り出したり、する場合と比較して、ベース部材101の裏面に延在するFPC141の長さを短くできる。これにより、FPC141にノイズが重畳されるのを防止することができる。
しかも、第4隅部154は、面取りするように切り欠かれて、該切り欠き部の近傍に開口部156が形成されているとともに、この開口部156の外縁部に物体側に向けて平坦部を有する立ち上がり部157が形成されている。そして、撮像素子110が接続されたFPC141は、第4隅部154において、FPC141a,141bに分岐されて開口部156内にU字状に湾曲進入され、さらに、立ち上がり部157の外壁の平坦面に接着される。これにより、撮像素子110を、FPC141によりY方向およびX方向の変位が妨げられることなく駆動でき、像ずれを補正することができる。また、第4隅部154を面取りすることにより、この面取りしたスペースに、例えばカメラ用三脚を螺合する雌ネジ部を配置することができ、電子カメラのより小型化が可能となる。
また、上記実施の形態では、レンズ鏡筒1およびセンサユニット100のベース部材101の外装色を黒色とし、ズームモータ17a、フォーカスモータ18a、Yモータ120およびXモータ130は、黒色とは異なる外装色としたので、レンズ鏡筒1とセンサユニット100とを結合する撮像ユニットの組立作業時に、Yモータ120およびXモータ130の間にズームモータ17aが位置し、かつ第3隅部153のきり欠き部155にフォーカスモータ18aが位置するように視認できる。これにより、固定枠2の後方端面に植設された図示しない位置決め用のピンを、ベース部材101に穿設された位置決め穴101a,101bに容易に係合させることができ、撮像ユニットの組立作業の効率を向上することができる。
なお、本発明は、前記実施の形態にのみ限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で、種々の変形または変更が可能である。例えば、本発明に係るレンズ鏡筒は、CCDを有するセンサユニットに限らず、CMOSを有するセンサユニットに結合して電子カメラを構成することもできるし、銀塩フィルムを使用するカメラに適用することもできる。
1 レンズ鏡筒
2 固定枠
2a カム溝
2b、2c 直進溝
3 回転枠
4 移動枠
5 カム枠
6 直進ガイド枠
7 ガイド枠
8 シャッタ/三群ユニット
10 三群枠
10a 明るさ絞り
10b アーム部
10c 支持軸
11 二群枠
12 一群枠
13 四群枠
13a カット部
13b 遮光シート
13c 長腕部
13d 短腕部
13e 軸穴
13f 係合部
13h ガイド突起部
17 ズーミングユニット
17a ズームモータ
17b ギヤ列(回転伝達機構)
18 フォーカシングユニット
18a フォーカスモータ
18b ギヤ列(回転伝達機構)
18c 送りねじ
18d ガイド軸
21 一群レンズ
22 二群レンズ
23 三群レンズ
24 四群レンズ
30 三群用直進枠
31 シャッタ枠
35 円錐コイルバネ
100 センサユニット
101 ベース部材
110 撮像素子
120 Yモータ
130 Xモータ
141 FPC(フレキシブルプリント基板)
151 第1隅部
152 第2隅部
153 第3隅部
154 第4隅部
155 切り欠き部
156 開口部
157 立ち上がり部
161 第1駆動部
162 第2駆動部

Claims (7)

  1. 伸縮可能なレンズ鏡筒において、
    固定枠と、
    該固定枠に支持されて、撮影光軸方向にそれぞれ規定される前方移動端と後方移動端との間を、回転しながら撮影光軸方向に移動可能で、かつ前記前方移動端で定位置回転可能な回転枠と、
    回転規制状態で前記回転枠とともに撮影光軸方向に移動する移動枠と、
    前記回転枠とともに回転し、かつ前記回転枠に対して相対的に撮影光軸方向に移動するカム枠と、
    回転規制状態で前記カム枠とともに撮影光軸方向に移動する直進ガイド枠と、
    回転規制状態で前記カム枠とともに撮影光軸方向に移動するガイド枠と、
    回転規制状態で前記カム枠の回転により撮影光軸方向に移動する一群レンズを保持する一群枠と、
    回転規制状態で前記カム枠の回転により撮影光軸方向に移動する二群レンズを保持する二群枠と、
    回転規制状態で前記カム枠の回転により撮影光軸方向に移動する、三群レンズを保持する三群枠およびシャッタを支持するシャッタ/三群ユニットと、
    前記固定枠に撮影光軸方向に移動可能に支持された、四群レンズを保持する四群枠と、を有し、
    前記回転枠が前記後方移動端と前記前方移動端との間を移動する際の回転により、沈胴状態と撮影可能状態との位置決めを実行して、前記撮影可能状態で撮影光軸の物体側から像側に順に、前記一群レンズ、前記二群レンズ、前記三群レンズ、および前記四群レンズを位置させ、前記前方移動端での前記回転枠の定位置回転により変倍作用を実行するように構成したことを特徴とするレンズ鏡筒。
  2. 前記撮影可能状態において、
    前記回転枠は前記固定枠の内周側に配置され、
    前記移動枠は前記回転枠の内周側に配置され、
    前記ガイド枠は前記移動枠の内周側に配置され、
    前記一群枠は前記ガイド枠の内周側に配置され、
    前記カム枠は前記一群枠の内周側に配置され、
    前記直進ガイド枠は前記カム枠の内周側に配置され、
    前記二群枠および前記シャッタ/三群ユニットは前記直進ガイド枠の内周側に配置されている、
    ことを特徴とする請求項1に記載のレンズ鏡筒。
  3. 前記一群レンズは正の屈折力を有し、
    前記二群レンズは、二群物体側レンズと、該二群物体側レンズよりも外形の小さい二群像側レンズとの少なくとも二つのレンズを含む負の屈折力を有し、
    前記三群レンズは正の屈折力を有し、
    前記四群レンズは、前記二群物体側レンズよりも外形の小さいレンズからなる正の屈折力を有し、
    前記三群枠は、さらに明るさ絞りを保持し、前記撮影可能状態では、前記明るさ絞りおよび前記三群レンズを撮影光軸上に位置させ、前記沈胴状態では、前記明るさ絞りおよび前記三群レンズを撮影光軸と直交する方向から見て、前記二群像側レンズの像側端と、前記四群レンズの像側端との間に退避させるように、前記シャッタ/三群ユニットに揺動可能に構成した、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のレンズ鏡筒。
  4. 前記二群枠と前記シャッタ/三群ユニットとの間に配置され、前記二群枠および前記シャッタ/三群ユニットを互いに離間する方向に付勢する円錐コイルバネを有し、
    前記円錐コイルバネの大径側先端部は内側に折り曲げ、小径側先端部は外側に折り曲げた、
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のレンズ鏡筒。
  5. 前記四群レンズおよび前記四群枠は、外周部に前記三群枠の外形の一部に対応するカット部を有する形状からなり、
    前記三群枠は、前記沈胴状態で、前記カット部に退避させるように構成した、
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載のレンズ鏡筒。
  6. 前記固定枠の外周部にフォーカスモータを設け、
    前記四群枠には、撮影光軸と直交する方向に突出する短腕部および長腕部を設け、
    前記短腕部の先端部は、前記固定枠の内周面に撮影光軸と平行に延在して形成した直進溝に係合させ、
    前記長腕部の先端部は、前記固定枠に撮影光軸と平行に延在して設けられ、前記フォーカスモータに回転伝達機構を介して結合された回転軸に係合させて、
    前記フォーカスモータにより前記回転伝達機構を介して前記回転軸を回転させることにより、前記四群枠を撮影光軸方向に移動させるように構成した、
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載のレンズ鏡筒。
  7. 請求項1〜6のいずれか一項に記載のレンズ鏡筒と、
    前記レンズ鏡筒の像側に配置され、前記撮影可能状態において、前記一群レンズ、前記二群レンズ、前記三群レンズおよび前記四群レンズを経て形成される光学像を受けて画像データを生成する撮像素子と、
    前記撮像素子を、当該撮像素子の受光面に平行な面内で変位させて像ぶれ補正動作を行う像ぶれ補正装置と、
    を有することを特徴とする電子カメラ。
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