JP2010175158A - 熱交換器および冷凍空調装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】生産コストを増加することなく伝熱性能を向上する熱交換器および効率の良い冷凍空調装置を得る。
【解決手段】本発明の熱交換器は、第1冷媒が流れる第1冷媒流路1aを内部に複数有する扁平状の第1扁平管1と、第2冷媒が流れる第2冷媒流路2aを有する扁平状の第2扁平管2とを備え、第1扁平管1と第2扁平管2とは冷媒の流れ方向が平行となるように配置され、第1扁平管1は、第1冷媒の流れ方向に垂直な方向の断面形状の全体が第2扁平管2の外形状に沿うように湾曲している。
【選択図】図2

Description

この発明は、低温流体と高温流体とを熱交換させて高温流体から低温流体に熱を伝える熱交換器に関するものである。
従来の熱交換器においては、第1流体が流れる第1流路を内部に有する細管状の第1伝熱管と、第2流体が流れる第2流路を内部に有する中空扁平状の第2伝熱管とを備え、第1伝熱管は複数本が互いに並び置かれて、中空扁平状の第2伝熱管の間に挟まれて配置され、第1伝熱管と第2伝熱管とは、ロウ付け処理で一体的に結合されているものがある(例えば、特許文献1)。
また、第1流体が流れる複数の第1伝熱管と、これらを内包しかつ列状に密着保持する案内管と、第2流体が流れる第2伝熱管とからなり、案内管と第2伝熱管とをこれらの外周面で密着させ、第2伝熱管および案内管が第1伝熱管の外周面に沿う形状を有する熱交換器もある(例えば、特許文献2)。
さらに、全体として扁平な本体内に多数の穴が幅方向に離間して並列され、本体の外周は、断面波形に形成された多穴管を複数用い、第1の多穴管の断面波形面の外周がそれに整合する第2の多穴管の外周に重ね合わされるとともに、その接触面が一体に接合され、第1の多穴管に第1流体が流通され、第2の多穴管に第2流体が流通して、両流体間に熱交換が行われる熱交換器もある(例えば、特許文献3)。
特開2006−234254(第4頁、図2) 特開2004−218945(第3頁、図3) 特開2004−233012(第3頁、図3)
特許文献1に記載される熱交換器においては、円管状の第1伝熱管と扁平状の第2伝熱管との間に隙間が発生し、接触面積が小さくなって伝熱性能が低下するという問題がある。また、隙間を低減するために隙間をろう材で満たすと多量のろう材が必要となり、生産コストが増加するという問題がある。
また、特許文献2に記載される熱交換器においては、第2伝熱管および案内管を第1伝熱管の外周面に沿う形状とするため、第2伝熱管を拡管する必要があり、生産工程が増加するとともに生産コストが増加するという問題がある。
特許文献3に記載される熱交換器においても、多穴管の両端に接合されるヘッダに断面波形の多穴管の形状に合わせて多穴管の挿入口を形成する必要があり、生産コストが増加するという問題がある。
本発明は、かかる問題点を解決するためになされたものであり、生産コストを増加することなく伝熱性能を向上する熱交換器および効率の良い冷凍空調装置を提供することを目的としている。
この発明による熱交換器は、第1冷媒が流れる第1冷媒流路を内部に複数有する扁平状の第1扁平管と、第2冷媒が流れる第2冷媒流路を有する扁平状の第2扁平管とを備え、前記第1扁平管と前記第2編の扁平管とは冷媒の流れ方向が平行となるように配置され、前記第1扁平管は、前記第1冷媒の流れ方向に垂直な方向の断面形状の全体が第2扁平管の外形状に沿うように湾曲している。
この発明による冷凍空調装置は、上記熱交換器を備えたものである。
この発明の熱交換器によれば、生産コストを増加することなく伝熱性能を向上することができる。また、この発明の冷凍空調装置によれば、生産コストを増加することなく効率を向上することができる。
この発明の実施の形態1による熱交換器を示す斜視図である。 この発明の実施の形態1による熱交換器の冷媒の流れ方向に垂直な断面を示す断面図である。 この発明の実施の形態1による熱交換器の第2扁平管を示す斜視図である。 この発明の実施の形態1による熱交換器の接合工程における冷媒の流れ方向に垂直な断面を示す断面図およびこの発明の実施の形態1による熱交換器の接合工程を示す概略図である。 この発明の実施の形態1による熱交換器を備えた冷凍空調装置の構成を示す図である。 この発明の実施の形態2による熱交換器の冷媒の流れ方向に垂直な断面を示す断面図である。 この発明の実施の形態3による熱交換器の冷媒の流れ方向に垂直な断面を示す断面図である。 この発明の実施の形態4による熱交換器の第2扁平管の冷媒の流れ方向に垂直な断面を示す断面図である。 この発明の実施の形態4による熱交換器の第2扁平管の他の例における冷媒の流れ方向に垂直な断面を示す断面図である。 この発明の実施の形態5による熱交換器の構成を示す斜視図である この発明の実施の形態5による熱交換器を備えた冷凍空調装置の構成を示す図である。
図1は、この発明の実施の形態1による熱交換器を示す斜視図であり、図2は、この発明の実施の形態1による熱交換器の冷媒の流れ方向に垂直な断面を示す断面図である。図において、同一の符号を付したものは、同一またはこれに相当するものであり、このことは、明細書の全文において共通することである。
図1、図2に示すように、熱交換器8は、第1冷媒が流れる第1冷媒流路1aを内部に複数有する全体として扁平状(板状)の第1扁平管1と、第2冷媒である水が流れる第2冷媒流路2aを有する扁平状の第2扁平管2とを備える。第1扁平管1と複数の第2扁平管2とは、冷媒の流れ方向が平行となるように接合部7を介して接合されており、第1扁平管1の両端には1対の円筒状の第1出入口ヘッダー3,4の円筒面が接続され、第2扁平管2の両端には1対の円筒状の第2出入口ヘッダー5,6の円筒面が接続されている。熱交換器8は、全体が冷媒の流れ方向(長手方向)の2箇所で逆方向にS字状に折り曲げられている。
第1扁平管1はアルミまたはアルミ合金で構成され、第2扁平管2は銅または銅合金などの水に対して耐食性を有する材料で構成される。また、第1扁平管1に接続される第1出入口ヘッダー3,4は、第1扁平管1と同様のアルミまたはアルミ合金で製造され、第2扁平管2に接続される第2出入口ヘッダー5,6は、第2扁平管2と同様の銅または銅合金などの水に対して耐食性を有する材料で製造される。第2扁平管2は、第1扁平管1と対向する面が平面状であればよい。
第1扁平管と第2扁平管との間に設けられる接合部7は、アルミまたはアルミ合金製の第1扁平管1と銅または銅合金製の第2扁平管2とを接合させる接合板7c、第1扁平管1と接合板7cとの間に設けられる第1ろう材層7aおよび第2扁平管2と接合板7cとの間に設けられる第2ろう材層7bを備える。
第1扁平管1および接合板7cは、炭素鋼、ステンレス鋼などの鋼材で構成され第1冷媒の流れ方向に垂直な断面の形状全体が厚さ方向に一様に第2扁平管2の外形状に沿うように湾曲している。また、接合板7cには、複数の第2扁平管2の間に長手方向に延在するろう材溝7dが形成されている。
熱交換器8の製造方法について説明する。
図3は、この発明の実施の形態1による熱交換器の第2扁平管を示す斜視図である。また、図4(a)は、この発明の実施の形態1による熱交換器の接合工程における冷媒の流れ方向に垂直な断面を示す断面図である。また、図4(b)は、この発明の実施の形態1による熱交換器の接合工程を示す概略図である。
第2扁平管2は、例えば、図3に示すように、円筒の両端を除く部分を扁平に押圧成形して、形成される。第1扁平管1は、複数の第1冷媒流路を有し平坦な扁平面を持つ扁平管を押し出し成形または引き抜き成形することによって製造された後、長手方向の両端を除く部分を押圧成形して、断面形状を接合板7c及び第2扁平管2の外形状に沿うように折り曲げ成形する。また、接合板7cの形状は、例えば、平板から押圧加工などで折り曲げて製造される。なお、第1扁平管1の第1冷媒流路は、円形でも矩形でもよい。
図4(b)に示すように、熱交換器8を接合する際には、第1扁平管1、接合板7cおよび第2扁平管2をクランプジグ31によって第1扁平管1および第2扁平管2の外側から挟持する。クランプジグ31は、カーボンなどの材質からなり、第1扁平管1、接合板7cおよび第2扁平管2の長手方向に複数組に分けて取り付けられている。また、クランプジグ31は、第1扁平管1または第2扁平管2と対向する面(狭持面)と狭持面の側面との角が円弧状となっている。さらに、第2扁平管2または接合板7cの長手方向の途中には、凹みなどで構成され、第2扁平管2の扁平面に平行であって長手方向に垂直な方向に延在するろう材流れ止め部36が形成されている。
第1扁平管1、接合板7cおよび第2扁平管2は以下に示すとおり接合される。図4(a)に示すように、第2扁平管2の形状に沿うように接合板7cに形成されたガイド及びろう材溝7dにそれぞれ第2扁平管2、及び棒状の第2ろう材7bbを配置し、炉等に投入して加熱し、第2ろう材7bbを溶融し、第2扁平管2と接合板7cとの隙間に浸透させ、両者をろう付けする。一方、接合板7cの他方の面と第1扁平管1との間にシート状の第1ろう材7aaを挿入し、図4(b)に示すように、クランプジグ31で挟みこんで加熱し、接合板7cと第2扁平管2とがろう付け接合される。第1扁平管1と接合板7cとを接合する第1ろう材7aは、アルミ−シリコン系などのろう材であり、第2扁平管2と接合板7cとを接合する第2ろう材7bは銀系またはりん青銅系などのろう材である。また、第1扁平管1と第1出入口ヘッダー3,4とを接合するろう材は、アルミ−シリコン系などのろう材であり、第2扁平管2と第2出入口ヘッダー5,6とを接合するろう材は、銀系またはりん青銅系などのろう材である。
この発明の実施の形態1においては、第1扁平管1および接合板7cは、第1冷媒の流れ方向に垂直な方向の断面形状の全体が厚さ方向に一様に第2扁平管2の外形状に沿うように湾曲している。そのため、第2扁平管2と接合板7cとの間の隙間および第1扁平管1と接合板7cとの間の隙間が小さく均一であり、接触面積が大きく伝熱性能が向上でき、接合のためのろう材量も抑制することができ、軽量化も図ることができるので、生産コストを増大することがないという効果がある。第2ろう材7bは、第1ろう材7aに比べて比重が大きいため、第2扁平管2と接合板7cとの間のすきまを極力小さくして、第2ろう材7bの使用量を削減し、軽量化することが望ましい。
また、第2扁平管2は、流路幅の比較的小さい管を複数個並べて配置されているので、耐圧性が向上するとともに、長手方向途中でS字状に曲げる場合、曲げ内外周の伸縮差が抑制され、流路が厚み方向に反るなどの流路変形やつぶれが生じにくく、より小さな曲げ半径で曲げることができるため、熱交換器を小型することができる。
さらに、第1扁平管1は、長手方向の両端を除く部分だけを厚さ方向に一様に押圧成形して折り曲げているので、第1扁平管1の長手方向両端部の断面形状はフラットな扁平面を持つ平板の形状を保っている。そのため、第1出入口ヘッダー3,4との接続口も長辺がフラットな長穴で構成でき、穴加工の簡素化が図れ、生産性が向上し、生産コストを増大することがないという効果がある。また、第1扁平管1と第1出入口ヘッダー3,4とをろう付け接合した後、長手方向の両端を除く部分を押圧加工すれば、生産性をさらに高めることができる。
第2扁平管2の長手方向両端部の断面形状は、円筒状であるので、穴加工の簡素化が図れ、生産性が向上し、生産コストを増大することがないという効果がある。
さらに、接合板7cには、複数の第2扁平管2の間に長手方向に延在するろう材溝7dが形成されているので、分量調整が比較的容易で生産性の良い棒状のろう材7bbを用いることができる。なお、ろう材溝7dは、平坦であってもよく、ろう材を置くスペースが形成されていればよい。また、ろう材7bbを置くスペースは、接合板7cの幅方向の両端部と第2扁平管2で形成される隙間に配置しても良い。また、接合板7cの幅方向の両端を直角に折り曲げて構成する折り曲げ部と第2扁平管2との間に形成される隙間をろう材7bbを置くスペースとしても良い。また、折り曲げ部は、長手方向全体に設ける必要はなく、長手方向に部分的に設ければ、構造の簡素化を図ることができる。
また、クランプジグ31は、長手方向に複数組に分けて取り付けられているので、アルミまたはアルミ合金と線膨張係数の異なる銅及び銅合金などの材料とを接合する場合でも、熱応力等によりクランプ31に過度に曲げ応力がかかり反りなどが発生するのを抑制できる。また、クランプジグ31における第1扁平管1または第2扁平管2と対向するクランプ面の角が円弧状となっているため、接合の際の特に冷却過程において、第1扁平管1および第2扁平管2などの管材料とクランプジグ31との間の熱収縮差により、クランプジグ31の角エッジに管材料が押し付けられて変形するのを抑制することができる。
さらに、ろう材流れ止め部36の近傍に、第1扁平管1または第2扁平管2と接合板7cとが接合していない非接合部ができ、長手方向の接合長さが短くなる。そのため、接合の際にろう材層に働くせん断応力が緩和され、接合信頼性が向上する。また、熱交換器の長手方向を第1扁平管1の反対方向にS字状に曲げる場合に、曲げる箇所をろう材流れ止め部36の近傍にすると、接合部に働く曲げによるせん断応力が緩和されるので、曲げによる接合信頼性低下を抑制できる。
図5は、この発明の実施の形態1による熱交換器を備えた冷凍空調装置の構成を示す図である。
図5に示す冷凍空調装置は、温熱または冷熱を利用するヒートポンプシステムであり、第1冷媒が流れる第1冷媒回路と水である第2冷媒が流れる第2冷媒回路と第1冷媒と第2冷媒との熱交換を行う熱交換器8を有する。この例では、第1冷媒としてR410A、第2冷媒として水を用いる。また、図5に示す四方弁32の流路方向は、温熱利用・温水供給の場合を示している。
第1冷媒回路は、第1冷媒を圧縮する圧縮機31、第1冷媒の流れ方向を切り替える四方弁32、第1冷媒を膨張する膨張弁33、室外の空気と第1冷媒とを熱交換する室外熱交換器34、室外熱交換器34に室外の空気を供給するファン39および第1冷媒と第2冷媒とを熱交換する熱交換器8を有する。第2冷媒回路は、第2冷媒を循環するポンプ36、第2冷媒と空気、水などの利用側の冷媒とを熱交換する利用側熱交換器35および第1冷媒と第2冷媒とを熱交換する熱交換器8を有する。また、利用側熱交換器35は、タンク38内に設置し、タンク内に給水される水を加熱・冷却して取水する給湯・冷水システムとして利用した第1の利用側熱交換器35aと、ファンコイル、床暖房ヒーターまたは輻射冷房パネルなどである第2の利用側熱交換器35bとを有する。
温熱利用・温水供給の場合には、第1冷媒回路においては、圧縮機31で高温高圧となった第1冷媒は、四方弁32を介して熱交換器8に送られる。熱交換器8の第1出入口ヘッダー3から流入した第1冷媒は、複数の第1冷媒流路1aに分流され、第2冷媒と熱交換して放熱する。第2冷媒と熱交換した第1冷媒は、第1出入口ヘッダー4で合流され、膨張弁33で減圧された後、室外熱交換器34に送られる。室外熱交換器34に送られた第1冷媒は、ファン39からの空気と熱交換して蒸発し、圧縮機31に戻る。第2冷媒回路においては、熱交換器8の第2出入口ヘッダー5で分流され、複数の第2冷媒流路2aに送られた第2冷媒は、第1冷媒と熱交換して加熱される。第1冷媒と熱交換した第2冷媒は、第2出入口ヘッダー6で合流された後、ポンプ36で利用側熱交換器35に供給されて放熱する。
冷熱利用・冷水供給の場合には、第1冷媒回路においては、圧縮機31で高温高圧となった第1冷媒は、四方弁32を介して室外熱交換器34に送られる。熱交換器34でファン39からの空気と熱交換し放熱した第1冷媒は、膨張弁33で減圧された後、熱交換器8に送られる。熱交換器8の第1出入口ヘッダー4から流入した第1冷媒は、複数の第1冷媒流路1aに分流され、第2冷媒と熱交換して蒸発する。第2冷媒と熱交換した第1冷媒は、第1出入口ヘッダー4で合流され、圧縮機31に戻る。第2冷媒回路においては、熱交換器8の第2出入口ヘッダー5で分流され、複数の第2冷媒流路2aに送られた第2冷媒は、第1冷媒と熱交換して冷却される。第1冷媒と熱交換した第2冷媒は、第2出入口ヘッダー6で合流された後、ポンプ36で利用側熱交換器35に供給されて加熱される。
熱交換器8では、第1冷媒と第2冷媒とを対向流とした方が熱交換効率はよいが、上記の冷熱利用・冷水供給の場合のとおり並行流としてもよい。
この発明の実施の形態1による熱交換器を備えた冷凍空調装置においては、生産コストを増加することなく伝熱性能を向上した熱交換器を用いるので、生産コストを増加することなく冷凍空調装置の効率を向上することができる。
なお、この発明の実施の形態1による冷凍空調装置においては、四方弁を備え、温熱利用・温水供給と冷熱利用・冷水供給とを切り替えるようにしたが、四方弁がなく、温熱利用・温水供給または冷熱利用・冷水供給のどちらかの一方の機能のみを有するものでもよい。また、また、利用側熱交換器35は、第1の利用側熱交換器35aおよび第2の利用側熱交換器35bの両方を有するものを示したが、どちらか一方の利用側熱交換器のみを有するものでもよい。
なお、この実施の形態1の熱交換器8は、1本の第1扁平管1に2本の第2扁平管2が接合された組が一組で構成されているが、複数組を並列に構成してもよく、また、第1扁平管1に接合する第2扁平管2の本数についても2本に限ったものではなく、1本でもよい。第2扁平管2が複数本ある場合は、第1扁平管1および接合板7cを第2扁平管に沿った形状にするので、複数の第2扁平管2の間も第2扁平管2に沿う形状となり、接触面積が増加し伝熱性能を向上できる。第1扁平管1および接合板7cにおいて、複数の第2扁平管2の間または両端部のいずれか一方を第2扁平管2に沿わさずフラットなままでもよいが、複数の第2扁平管2の間および両端部の両方を第2扁平管2に沿う形状とした方が接触面積が増加し伝熱性能を向上できる。
また、第1扁平管1に流れる第1冷媒としてR410A、第2扁平管2に流れる第2冷媒として水を用いた。冷媒の種類はこれに限らず、第1冷媒として他のフロン系冷媒あるいは二酸化炭素や炭化水素などの自然冷媒としても良い。また、第2冷媒である水には、水道水、蒸留水、ブラインも含まれる。第1冷媒として二酸化炭素を用いる場合は、圧力が他の冷媒よりも高くなるので、第1冷媒流路1aの形状を円形とすることにより、耐圧強度を向上することができる。
実施の形態2.
実施の形態1に示す熱交換器8においては、扁平状(板状)の第1扁平管1の内部に複数の第1冷媒流路1aが形成されている。この実施の形態2に示す熱交換器8の第1扁平管1においては、複数の第2扁平管2の間の部分に対向する部分または冷媒の流れ方向に垂直な方向の断面の両端部が第1冷媒流路1aのない中実である。また、冷媒の流れ方向に垂直な方向の断面において、第1扁平管1の端部は、第2扁平管2または接合板7cの端部と離間している。その他の構成および機能は、実施の形態1に示す熱交換器と同様である。
図6は、この発明の実施の形態2による熱交換器の冷媒の流れ方向に垂直な断面を示す断面図である。
図6において、第1扁平管1は、冷媒の流れ方向に垂直な方向の断面において、複数の第2扁平管2の間の部分に対向する部分および第1扁平管1の両端部(外周部)が第1冷媒流路のない幅広の中実部を持つ構成となっている。この第1扁平管1は、複数の第2扁平管2の間の部分に対向する部分および第1扁平管1の外周部が第1冷媒流路1aのない幅広の中実部を持つ扁平管を押し出し製造後、上記中実部を押圧成形して折り曲げ、第2扁平管2の外形状に沿うように形状にしたものである。この構成によれば、第1扁平管1の断面形状を折り曲げ形状に成形する際、中実部を押圧成形するので、第1冷媒流路1aの変形、つぶれを抑制することができ、第1扁平管1の第1冷媒流路1aに第1冷媒を均一に流すことができる。
また、図6に示すように、この発明の実施の形態2による熱交換器では、冷媒の流れ方向に垂直な方向の断面において、第1扁平管1の端部と接合板7の端部とが距離Lだけ離間しており、接合板7cの外周部(図示しないが長手方向の外周部も含む)には、第1扁平管1と接合していない非接合部が設けられている。この構成によれば、第1扁平管1、第2扁平管2及び接合板7cが異種金属で構成され接触電位が大きい場合でも、第1扁平管1の外周部に中実部があること、および、接合板7cに第1扁平管1と接合していない外周部を持つことより、第1扁平管1の第1冷媒流路1aの端部と第2扁平管2の第2冷媒流路2aの端部との間を所定距離以上離間できるので、外表面に水等の電解液が付着しても、電解液中を流れるイオン電流が抑制され、第1扁平管1と第2扁平管2の冷媒流路1a,2a近傍の腐食を抑制することができる。
実施の形態3.
実施の形態1に示す熱交換器8においては、第1扁平管1と第2扁平管2との間に接合板7cを備えている。この実施の形態3に示す熱交換器においては、第1扁平管1と第2扁平管2とが接合板7cを介さず直接接合されている点が実施の形態1に示す熱交換器8と異なっている。
図7は、この発明の実施の形態3による熱交換器の冷媒の流れ方向に垂直な断面を示す断面図である。
図7において、熱交換器8は、第1扁平管1と第2扁平管2とがろう材7eにより直接接合されている。ここで、第1扁平管1、第2扁平管2、第1出入口ヘッダー3,4および第2出入口ヘッダー5,6はすべてアルミ、アルミ合金、銅または銅合金で形成されている。この発明の実施の形態3による熱交換器においても、実施の形態1と同様の効果を得ることができる。なお、第1扁平管1がアルミまたはアルミ合金で構成され、第2扁平管2が銅または銅合金で構成されている場合には、第1扁平管1と第2扁平管2とは、接着剤等によって直接接合されていてもよい。
また、この実施の形態3に示す第1扁平管1と第2扁平管2とを直接接合する熱交換器8の場合でも、実施の形態2に示す熱交換器8と同様に、第1扁平管1は、冷媒の流れ方向に垂直な断面において、複数の第2扁平管2の間の部分に対向する部分および第1扁平管1の両端部(外周部)が第1冷媒流路1aのない幅広の中実部を持つ構成としてもよい。これにより、実施の形態2に示す熱交換器8と同様に、第1扁平管1の断面形状を折り曲げ形状に成形する際、中実部を押圧成形するので、第1冷媒流路1aの変形、つぶれを抑制することができ、第1扁平管1に第1冷媒流路に第1冷媒1aを均一に流すことができる。
また、この実施の形態3に示す第1扁平管1と第2扁平管2とを直接接合する熱交換器8の場合でも、実施の形態2に示す熱交換器8と同様に、第1扁平管1の外周部を第1冷媒流路1aのない中実部とし、第1扁平管1の外周部を第2扁平管2と接合していない非接合部としてもよい。これにより、第1扁平管1の第1冷媒流路1aの端部と第2扁平管2の第2冷媒流路2aの端部との間を所定距離以上離間できるので、外表面に水等の電解液が付着しても、電解液中を流れるイオン電流が抑制され、第1扁平管1と第2扁平管2の冷媒流路1a,2a近傍の腐食を抑制することができる。
なお、第1扁平管1と第2扁平管2とをろう材で接合する場合には、第1扁平管1にろう材溝を、第1扁平管1または第2扁平管2にろう材流れ止め部を設ければよい。
実施の形態4.
実施の形態4に示す熱交換器8は、実施の形態1〜3に示す熱交換器8の第2扁平管2にスペーサ20を設けたものである。その他の構成および機能は、実施の形態1〜3に示す熱交換器8と同様である。
図8は、この発明の実施の形態4による熱交換器の第2扁平管の冷媒の流れ方向に垂直な断面を示す断面図である。図8(a)は、この発明の実施の形態4による熱交換器の第2扁平管の一例であり、図8(b)は、この発明の実施の形態4による熱交換器の第2扁平管の他の例である。
図8(a)において、熱交換器8の第2扁平管2は、内部に第2扁平管2の短軸方向に配置され、長手方向に延在するスペーサ20を有する。スペーサ20の高さを第2扁平管2の短軸方向の略内寸法にし、管を押圧成形する際にスペーサ20を内挿すれば、第2扁平管2を所定の内寸法に調整できるとともに、第2扁平管2の内側への変形を防止できる。さらに、スペーサ20が伝熱面を拡大する機能を有するので、伝熱性能が向上する。また、スペーサ20を長手方向に波型に屈曲させた形状にすれば、伝熱面積がさらに増加するとともに、第2冷媒流路2aを流れる第2冷媒の流れを乱すことができ、伝熱性能がさらに向上する。
また、図8(b)のように、スペーサ20に、扁平面に垂直であって長手方向に直交するように切り起こし21を設け、矢印に示すとおり、第2冷媒の流れを蛇行させれば、増速、衝突、攪拌等により伝熱性能がさらに向上する。
図9は、この発明の実施の形態4による熱交換器の第2扁平管の他の例における冷媒の流れ方向に垂直な断面を示す断面図である。
図9において、第2扁平管2は、短軸方向に凹むように接合板7または第1扁平管1と接合面する面と反対側の面に設けられた凹み22を有する。この凹み22は、半球状であって、第2扁平2管の長手方向に点在するように配置されている。凹み22により、第2冷媒流路2aを流れる第2冷媒の流れに増速、衝突、攪拌などが生じ、流れが乱され、伝熱性能がさらに向上する。この凹み22は、第2扁平管2を押圧加工により形成する際に、管を扁平にするのと同時に形成することができる。また、凹み22の高さを第2扁平管2の短軸方向の略内寸法にして、管を押圧成形すれば、第2扁平管2の所定の内寸法への調整も同時に行うことができる。凹み22は、第2扁平管2の長手方向に沿って、千鳥状に配置すれば、伝熱性能がさらに向上する。なお、凹み22は、半球状に限らず、長手方向に延在するV字状、U字状、矩形状でもよい。
このように、図8、図9に示した第2扁平管2の構成により、第2扁平管2の伝熱性能を向上させることができるが、伝熱性能は同等に維持したまま、第2扁平管2の本数を減らして構造の簡素化を図ることもできる。
なお、これらの第2扁平管2として、内周に長手方向に沿った溝が形成された内面溝付き管を用いると、さらに伝熱性能が向上する。
実施の形態5.
図10は、この発明の実施の形態5による熱交換器の構成を示す斜視図である。
図10において、熱交換器18は、第1扁平管11は、第2扁平管2と同じ流路長さを有する第1扁平管11bと、第2扁平管2と同じ長さの部分でUベンド40を介して折り返され第2扁平管2の2倍の流路長さを有し第1扁平管11bよりも流路断面積が小さい第1扁平管11aとの2つの扁平管で構成されている。したがって、熱交換器18の第1扁平管11は、第1出入口ヘッダー13a、第1扁平管11a、第1出入口ヘッダー14aと、第1出入口ヘッダー13b、第1扁平管11b、第1出入口ヘッダー14bの2つの並列回路で構成されている。Uベンド40は、断面が略円管の曲がり管部と、扁平状に開口した端部を有しており、端部で第1扁平管11aの端部(流路の中間部分)と接続されている。その他の構成および機能は、実施の形態1に示す熱交換器8と同様である。
なお、熱交換器18は、長手方向の2箇所で曲げて、Uの字状になっており、例えばユニット等の壁に貼り付けて実装される。
図11は、この発明の実施の形態5による熱交換器を用いた冷凍空調装置の構成を示す図である。
この発明の実施の形態5に示す熱交換器18は、温熱や冷熱を利用する冷凍空調装置に搭載される。図11に示すとおり、冷凍空調装置は、第1冷媒が流れる第1冷媒回路、第2冷媒が流れる第2冷媒回路および第1冷媒と第2冷媒との熱交換を行うこの発明の実施の形態5に示す熱交換器18を有する。この例では、第1冷媒としてR410A、第2冷媒として水を用いている。第1冷媒回路は、第1冷媒を圧縮する圧縮機31、第1冷媒の流れ方向を切り替える四方弁32、第1冷媒を膨張する第1膨張弁33a,第2膨張弁33b、室外の空気と第1冷媒とを熱交換する室外熱交換器34、室外熱交換器34に室外の空気を供給するファン39および第1冷媒と第2冷媒とを熱交換する熱交換器8を有する。第2冷媒回路は、第2冷媒を循環するポンプ36、第2冷媒と空気、水などの利用側の冷媒とを熱交換する利用側熱交換器35および第1冷媒と第2冷媒とを熱交換する熱交換器8を有する。また、利用側熱交換器35は、タンク38内に設置し、タンク内に給水される水を加熱・冷却して取水する給湯・冷水システムとして利用した第1の利用側熱交換器35aと、ファンコイル、床暖房ヒーターまたは輻射冷房パネルなどである第2の利用側熱交換器35bとを有する。
温熱利用・温水供給の場合には、第1冷媒回路においては、圧縮機31で高温高圧となった第1冷媒は、四方弁32を介して熱交換器8の2つの並列した第1扁平管11a,11bに分流し、第2冷媒と熱交換して凝縮される。次に、第1冷媒は、第1膨張弁33a、第2膨張弁33bで減圧され、室外熱交換器34でファン39からの空気と熱交換して蒸発し、圧縮機31に戻る。第2冷媒回路においては、熱交換器8で加熱された第2冷媒は、ポンプ36で利用側熱交換器35に供給されて放熱する。
冷熱利用・冷水供給の場合には、第1冷媒回路においては、圧縮機31で高温高圧となった第1冷媒は、四方弁32を介して室外熱交換器34に送られる。熱交換器34でファン39からの空気と熱交換し放熱した第1冷媒は、第1膨張弁33a、第2膨張弁33bで減圧された後、熱交換器8に送られる。熱交換器8の2つの並列した第1扁平管11a,11bに分流した第1冷媒は、第2冷媒と熱交換して蒸発し、圧縮機31に戻る。第2冷媒回路においては、熱交換器8で冷却された第2冷媒は、ポンプ36で利用側熱交換器35に供給されて加熱される。
この発明の実施の形態5においては、利用側の温熱及び冷熱負荷が低下するに応じて、第1冷媒回路の能力を低下させるために、第1冷媒の流量を低下させる。この際、第1膨張弁33aを全閉にして第1扁平管11bだけに第1冷媒を流通させることで、第1冷媒の流速の低下を抑制することができ、効率良く熱交換を行うことできる。さらに、利用側の温熱及び冷熱負荷が低下すれば、第2膨張弁33bを全閉にして第1扁平管11aだけに第1冷媒を流通させて、第1冷媒のさらなる流速低下を抑制できる。このように、熱交換器18を複雑な配管の取り回しなど組立て性を悪化させることなく、2つの並列回路で構成できる。このため、熱交換器18を用いた冷凍空調装置は、温熱負荷および冷熱負荷の変化に応じて効率の良い運転ができる。また、熱交換器18は、Uの字状など種々の形状に折り曲げて、冷凍空調装置のユニットの内壁に貼り付けて設置することができ、また、配管を取り回すための余分なスペースが不要のため、冷凍空調装置のユニット全体を小型化することができる。
この実施の形態5においては、熱交換器18は、第1扁平管11を冷媒の流れ方向に分割し、それぞれ1対の出入口ヘッダーと複数の第1冷媒流路を有するブロックである回路を2つ並列に有しているが、この例に限らず、並列回路数、並列回路毎の折り返し数および流路断面積を任意に選び、並列回路毎に開閉弁を設けそれぞれの並列回路に流れる冷媒流量を調整することで、複雑な配管をすることなく、コンパクトな配置および効率のよい運転を行うことができる。
また、Uベンド40は、円管から構成されるため、流速を上げて、混合を促進し、分配性能を向上することができる。
さらに、この実施の形態5の熱交換器18においては、第1冷媒側を並列回路とする例を示したが、第2冷媒側を同様に並列回路とすれば、冷凍空調装置は、負荷の低下に応じて、効率の良い運転ができる。
なお、この発明の実施の形態1による冷凍空調装置においては、四方弁を備え、温熱利用・温水供給と冷熱利用・冷水供給とを切り替えるようにしたが、四方弁がなく、温熱利用・温水供給または冷熱利用・冷水供給のどちらかの一方の機能のみを有するものでもよい。また、また、利用側熱交換器35は、第1の利用側熱交換器35aおよび第2の利用側熱交換器35bの両方を有するものを示したが、どちらか一方の利用側熱交換器のみを有するものでもよい。
1,11a,11b 第1扁平管、1a 第1冷媒流路、2 第2扁平管、2a 第2冷媒流路、3,4,13a,13b,14a,14b 第1出入口ヘッダー、5,6 第2出入口ヘッダー、7a 第1ろう材、7b 第2ろう材、7bb 棒状の第2ろう材、7c 接合板、7d ろう材溝、7e ろう材、8,18 熱交換器、20 スペーサ、21 切り起し、22 凹み、31 圧縮機、32 四方弁、33,33a,33b 膨張弁、34 室外熱交換器、35 利用側熱交換器、35a 第1の利用側熱交換器、35b 第2の利用側熱交換器、36 ポンプ、38 タンク、39 ファン、40 Uベンド。

Claims (12)

  1. 第1冷媒が流れる第1冷媒流路を内部に複数有する扁平状の第1扁平管と、
    第2冷媒が流れる第2冷媒流路を有する扁平状の第2扁平管とを備え、
    前記第1扁平管と前記第2編の扁平管とは冷媒の流れ方向が平行となるように配置され、
    前記第1扁平管は、前記第1冷媒の流れ方向に垂直な方向の断面形状の全体が第2扁平管の外形状に沿うように湾曲していることを特徴とする熱交換器。
  2. 第2扁平管を複数備え、
    第1扁平管は、第1冷媒の流れ方向に垂直な方向の断面形状が複数の前記第2扁平管の外形状に沿うように湾曲していることを特徴とする請求項1に記載の熱交換器。
  3. 第1扁平管と第2扁平管との間に、前記第2扁平管の外形状に沿うように湾曲した接合板を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の熱交換器。
  4. 接合板は、複数の第2扁平管の間にろう材を設置するろう材溝を有することを特徴とする請求項3に記載の熱交換器。
  5. 第1扁平管は、第1冷媒の流れ方向に垂直な方向の断面の端部が第2扁平管または接合板の端部と離間していることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の熱交換器。
  6. 第1扁平管は、複数の第2扁平管の間の部分に対向する部分が中実であることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の熱交換器。
  7. 第1扁平管は、第1冷媒の流れ方向に垂直な方向の断面の両端部が中実であることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の熱交換器。
  8. 第1扁平管の第1冷媒の流れ方向の両端に第1冷媒を分流または合流する第1ヘッダーを備え、
    第1扁平管は、冷媒の流れ方向の両端部が平板状であることを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の熱交換器。
  9. 第2扁平管の第2冷媒の流れ方向の両端に第2冷媒を分流または合流する第2ヘッダーを備え、
    第2扁平管は、冷媒の流れ方向の両端部が円管状であることを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の熱交換器。
  10. 第2扁平管は、内部に短軸方向に配置されたスペーサを有することを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載の熱交換器。
  11. 第2扁平管は、第1扁平管と対向する面と反対側の面に短軸方向に凹んだ凹みを有することを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載の熱交換器。
  12. 請求項1から11のいずれか1項に記載の熱交換器を備えた冷凍空調装置。
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