JP2010174528A - 引戸装置 - Google Patents

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Junichiro Yamamoto
淳一郎 山本
Mitsuaki Shoji
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Abstract

【課題】引戸装置において、分割する部屋間の開口部を自由に開閉する一方、閉時は引戸を開口部内で引通し状態に並べて段差のない壁に見えるように閉止する新たな間仕切りを実現させる。
【解決手段】引戸装置Rは、ガイド溝10を凹設した引戸A・Bを開口部S内で開閉方向Xに移動自在に引戸レールLで上吊りし、閉時は、引通し状態に並ぶ閉位置にシフトさせる一方、開時は、一方の引戸を、他方の引戸との召し合せが開口部の奥行方向にずれた引違い位置にシフトさせつつ開口部内で他方の引戸と奥行方向に重なる開位置へ移動させる構成にする。そして、両引戸が引通し状態にあるとき召し合せの真下位置に下部ガイドGを回動自在に備え、そのガイドリンク45の一端に枢支する第1ガイドローラ50を一方の引戸のガイド溝に係合し、ガイドリンクの他端に枢支する第2ガイドローラ51を他方の引戸のガイド溝に係合して両引戸を連結する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、上吊り引戸を開閉方向にスライドさせて開口部を開閉し、特に閉時には複数枚の引戸を引通し状態に並べて開口部を段差のない壁に見えるように閉止する引戸装置に関する。
従来、この種の引戸装置の中には、例えば上吊り引戸を開閉方向に案内する引戸レールの端部を、開口部の開閉方向と直交する奥行方向に向けて湾曲した形状とし、その湾曲部の案内で、閉時に引戸を戸袋壁と面一な状態で並ぶ閉位置へ誘導し、開時に引戸を閉方向へ引き戻すと、戸袋壁と重なる開位置へ誘導する構造にしたものがある(特許文献1参照)。
特開2004−225435号公報
ところで、広い会議室や病室や教室などでは、必要に応じて、間仕切りを設けて部屋を幾つかに分割して使用する場合があるが、その場合に、最近では、スライド自在の上吊り引戸を利用して分割する部屋間を自由に開閉する一方、閉時は引戸を引通し状態に並べて開口部を段差のない壁のように閉止できる、新たな間仕切りの必要性が叫ばれている。
ところが、上述した従来の誘導型引戸装置は、開時に引戸を戸袋壁と重なる開方向へ案内して開口部内から引き出す構造であるため、そのように開閉方向に沿って戸袋壁のない構造の部屋には適用することができず、即ち、仕切った部屋間の開口部を引戸で自由に開閉し、閉時には引戸を引通し状態に並べて開口部を段差のない壁のように閉止する間仕切りとして利用することができないという課題があった。
そこで、本発明の目的は、引戸装置において、分割する部屋間を自由に開閉する一方、閉時は引戸を開口部内で引通し状態に並べて段差のない面一な壁に見えるように閉止する新しい間仕切りを提供することにある。
本発明の目的を達成すべく、請求項1に記載の発明は、たとえば以下に示す図示実施の形態のとおり、ガイド溝10を下端面の長さ方向に凹設した一対の引戸A・Bを、開口部S内で開閉方向Xにスライド移動自在に上吊りし、閉時は、互いに引通し状態に並ぶ閉位置にシフトさせる一方、開時は、いずれか一方の引戸を、他方の引戸との召し合せが開口部Sの奥行方向Yにずれた引違い位置にシフトさせつつ、開口部S内で他方の引戸と奥行方向Yに重なる開位置へ移動させるフラット引戸装置Rであって、両引戸A・Bが引通し状態にあるとき召し合せの真下位置Zに下部ガイドGを回動自在に備え、該下部ガイドGが一端に枢支する第1ガイドローラ50を一方の引戸の前記ガイド溝10に係合し、他端に枢支する第2ガイドローラ51を他方の引戸の前記ガイド溝10に係合して両引戸A・Bを連結してなることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の引戸装置Rにおいて、たとえば以下に示す図示実施の形態のとおり、前記下部ガイドGは、両引戸A・Bの召し合せZの真下位置に枢軸46を立設し、該枢軸46を中心として回動自在にガイドリンク45を取り付け、該ガイドリンク45の一端に前記第1ガイドローラ50を枢支し、他端に前記第2ガイドローラ51を枢支してなることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載のフラット引戸装置Rにおいて、たとえば以下に示す図示実施の形態のとおり、前記下部ガイドGは、両引戸A・Bの召し合せZの真下位置で回転自在に枢支する中心歯車60と、該中心歯車60を間に挟んで開閉方向X両側に立設する支軸70・71と、該支軸70・71でそれぞれ基端部を回動自在に枢支する一方、前記第1ガイドローラ50および前記第2ガイドローラ51を先端部に枢支する一対の回動アーム65・66を備え、各回動アーム65・66には基端部周縁に歯車部65c・66cを形成し、それら歯車部65c・66cを前記中心歯車60に噛み合せてなることを特徴とする。
本発明によれば、ガイド溝を下端面の長さ方向に凹設した一対の引戸を、開口部内で開閉方向にスライド移動自在に上吊りし、閉時は、互いに引通し状態に並ぶ閉位置にシフトし、開時は、いずれか一方の引戸を、他方の引戸との召し合せが開口部の奥行方向にずれた引違い位置にシフトさせつつ、開口部内で他方の引戸と奥行方向に重なる開位置へ移動させる構成にする一方で、両引戸が開閉方向に引通し状態にあるとき召し合せの真下位置に、下部ガイドを回動自在に備え、下部ガイドが一端に枢支する第1ガイドローラを一方の引戸のガイド溝に係合し、他端に枢支する第2ガイドローラを他方の引戸のガイド溝に係合して両引戸を連結するため、開時に、いずれか一方の引戸が他方の引戸との召し合せが開口部の奥行方向にずれた引違い位置にシフトすると同時に、ガイド溝に係合した下部ガイドの第2ガイドローラに押されて他方の引戸が引違い位置に自動的にシフトし、以って、両引戸を開口部内で互いに引違い移動可能な状態にセットすることができ、閉時に、いずれか一方の引戸を、開位置から他方の引戸との前記引違い位置へ案内してから、その引違い位置から他方の引戸と引通し状態で並ぶ閉位置にシフトさせると同時に、ガイド溝に係合した下部ガイドの第1ガイドローラに押されて他方の引戸が開口部内で一方の引戸と引通し状態に並ぶ閉位置に自動的にシフトし開口部を閉止することができ、従って、開閉時に引戸を開口部内から引き出す必要のない構造であるため、たとえ開口部の開閉方向に沿って戸袋壁のような壁体のない構造の部屋であっても、上吊り引戸を使って間仕切りすることができる。即ち、分割する部屋の開口部を上吊り引戸で自由に開閉し、閉時に段差のない面一な壁に見えるように閉止する、新しい間仕切りを提供することができる。
更に、本発明によれば、両引戸が開閉方向に引通し状態にあるとき召し合せの真下位置に、下部ガイドを回動自在に備え、該下部ガイドが一端に枢支する第1ガイドローラを一方の引戸のガイド溝に係合し、他端に枢支する第2ガイドローラを他方の引戸のガイド溝に係合して両引戸を連結した構成であるため、それら引戸を、開閉時に下部側がフラ付いたりガタ付いたりしないように開閉方向へ下部ガイドで案内し、互いに平行なフラットな姿勢を保ちながら整然と直進させることができ、しかも、それら引戸を開閉方向と直交する奥行方向前後の閉位置や引違い位置にシフトさせるとき、下部ガイドで互いにぶつからないように案内して整然とシフトさせることができる。
本発明の一例である引戸装置を適用した間仕切りを閉状態で示す斜視図である。 間仕切りの概略平面図である。 引戸装置に備えた引戸レールと戸車ユニットの組立斜視図である 戸車ユニットの分解斜視図である。 引戸装置に備えた下部ガイドの分解斜視図である。 (A)下部ガイドの取付状態を示す斜視図、(B)下部ガイドの組立斜視図である。 間仕切りを引戸が引違い動作途中の状態において示す斜視図である。 間仕切りを引戸の引違い状態において示す斜視図である。 (A)引戸が引違い動作途中の間仕切りを示す概略平面図、(B)引戸が引違い状態の間仕切りを示す概略平面図である。 引戸を下部ガイドで引違い位置へと案内する状態を(A)・(B)・(C)と段階的に示す部分斜視図である。 間仕切りを、引戸が引違い位置から閉位置へ向けて引き寄せ始めた状態において示す斜視図である。 間仕切りを、引戸を引違い位置から閉位置へ引き寄せる途中の状態において示す斜視図である (A)引戸を引違い位置から閉位置へ向けて引き寄せ始めた状態の間仕切りを示す概略平面図、(B)引戸を引違い位置から閉位置へ引き寄せる途中の状態の間仕切りを示す概略平面図である。 間仕切りを引戸の全開状態において示す斜視図である。 全開状態の間仕切りを示す概略平面図である。 (A)他例の下部ガイドの取付状態を示す斜視図、(B)他例の下部ガイドの組立斜視図である。 他例の下部ガイドの分解斜視図である。 引戸を引違い位置へと案内する他例の下部ガイドの動きを(A)・(B)・(C)と段階的に示す斜視図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の引戸装置を適用した間仕切りを閉状態で示す斜視図、図2は図1の間仕切りの概略平面図である。図示例の間仕切りPは、本発明の引戸装置Rにより、床面Fと矩形な戸枠Cとで囲んだ部屋の開口部S内で、一対の引戸A・Bを、開閉方向Xにスライド移動自在に上吊りし、閉時は同一直線上の引通し状態に並ぶ閉位置に案内する一方、開時は互いの召し合せZが開閉方向Xと直交する奥行方向Yにずれた引違い位置へシフトできるように吊り込んでなる。
そのため、引戸装置Rは、引戸A・Bを開閉方向Xにスライド移動自在に案内する引戸レールLと、引戸A・Bの上端面に組み付ける一対の戸車ユニットT1・T2と、引戸A・Bを連結して互いに引き違う奥行方向Yに案内する下部ガイドGを備える。
引戸A・Bは、例えば木製で、それぞれ下端面の長さ方向にガイド溝10を凹設している。ガイド溝10は、溝形状に合わせて断面コ形の細長い補強部材を嵌め込んで内壁を補強し、長さ方向両溝端にエンドキャップ10aを嵌めて塞いでなる。また、引戸A・Bは、召し合せZにおいて、互いの木口にテーパ1を付け、閉時、引通し状態にあるときに互いが密接するようになっている。
引戸レールLは、金属製で、開口部Sの幅に合わせて長尺な取付板部11を有し、取付板部11の幅方向両側には、図3に示すように、それぞれ溝開口が互いに外向きの断面E形状をなす上下2段のローラ係合部11a・11bを左右対称に並設する共に、ローラ係合部11a・11b間には、それらと平行に一対のガイドリブ11c・11cを幅方向前後に間隔をあけて立設し、ガイドリブ11c・11c間の取付板部11上に樹脂製の仕切りレール12を接着してなる。仕切りレール12は、中間にガイド凸条部12aを設け、ガイドリブ11c・11cとの間において、幅方向一側に第1軸ガイド溝13を設けると共に、第1軸ガイド溝13と平行に第2軸ガイド溝14を形成する一方、図1に示すように、両軸ガイド溝13・14間を奥行方向Yへ直角に横断する連絡通路15・16を、所定間隔をあけて設けてなる。引戸レールLは、取付板部11を戸枠Cの上枠部に固定して開閉方向Xに沿って敷設してなる。
戸車ユニットT1・T2は、図3および図4に示すように、それぞれ走行フレーム20および取付プレート25と、これらに組み付ける構成部品からなる。
走行フレーム20は、金属板をコ形状に曲げて、平板部20aと一対のローラ保持片部20bとからなり、平板部20aの略中間位置に連絡通路15・16に対応させて幅方向に長くあけた軸挿通穴21を設け、ローラ保持片部20bには、長手方向両端側に平行に伸びた脚部分20cを突設して全体にH形に成形してなる。
走行フレーム20は、ローラ保持片部20bの向い合う内面側に、それぞれ戸車の走行ローラ22を縦向きに立てた状態で枢支すると共に、横振れ防止用の案内ローラ23を、L板状軸受片24を介して横向きに寝かせた状態で枢支している。平板部20aには、軸挿通穴21を間に挟んだ長手方向両端寄りに一対のスライドレール55を装着し、スライドレール55と軸挿通穴21間に一対の付勢ばね26・27を装着し、片方の付勢ばね27と軸挿通穴21間にダンパ28を装着している。
スライドレール55は、両側縁に内向きに湾曲した係合部29aを有した固定レール29と、両側縁に外向きに湾曲した係合部30aを有した可動レール30とを、互いの係合部29a・30aにおいて、図示省略するリテーナで保持した多数のボールを介し係合させて摺動自在に連結してなる。そこで、スライドレール55は、固定レール29を軸挿通穴21と平行な幅方向に向けて平板部20aに固着して走行フレーム20に装着している。
ダンパ28は、直方形のダンパケース31内に胴筒を収納し、胴筒から先端を突出させた制動軸32を軸方向に直線往復動可能に保持する一方、制動軸32と胴筒の内周面間の隙間にオイルを充填して胴筒内に密封し、先端側から制動軸32を胴筒内へ押し込むと、オイルの粘性抵抗により制動力を発生する、所謂オイルダンパからなる。そこで、ダンパ28は、制動軸32の先端を幅方向一側へ向けて平板部20aにダンパケース31を固着して走行フレーム20に装着している。付勢ばね26・27は、圧縮コイルバネで、ばね一端26a・27aを、平板部20a上の幅方向他側に突設した一対のバネ掛けピン33に掛け止め、ばね他端26b・27bは、取付プレート25の下面に突設したバネ掛けピン34に掛け止めるようにする。
一方、取付プレート25は、長さ方向両端寄りに雌ねじ穴25aを有したやや長手な矩形金属板で、雌ねじ穴25a間の中央にガイド軸35を突設する一方、雌ねじ穴25aに吊ボルト40を螺着してガイド軸35とは反対向きに突設する。更に、取付プレート25には、ガイド軸35が突出する側の下面において、幅方向他側の側縁にダンパ押圧板片36をねじ止めし、長さ方向一端の端縁にコロ支持板片37をねじ止めしてガイド軸35と同じく垂下している。コロ支持板37は、横振れ防止用のコロ38を、スライドレール55に対応させて幅方向前後へ回転可能に枢支している。
そこで、戸車ユニットT1・T2は、ガイド軸35を軸挿通穴21に挿通し、横振れ防止用コロ38を平板部20aに当接させた状態で、取付プレート25を走行フレーム20上で可動レール30に固着し、取付プレート25を走行フレーム20に対し幅方向前後に移動可能に装着する。それから、付勢ばね26・27のばね他端26b・27bを、取付プレート25側のバネ掛けピン34に掛け止めて、取付プレート25を走行フレーム20に対し幅方向一側へ向けて付勢し、図3に示すように、互いが重なり合った状態にして組み立てる。
次いで、引戸装置Rでは、一方の戸車ユニットT1を、吊ボルト40の頭部40aを引戸Aの上端面に固着した取付金具39に係着して引戸Aに搭載する。他方の戸車ユニットT2は、付勢ばね26・27による取付プレート25の付勢方向が戸車ユニットT1に対して180度逆向きになるように反転させて配置し、吊ボルト40の頭部40aを、図1に示すように、引戸Bの上端面に固着した取付金具39に係着させて引戸Bに搭載する。このとき、戸車ユニットT1・T2は、引戸A・Bが一直線の引通し状態に並んで開口部Sを閉じた間仕切り状態にあるとき、各々のガイド軸35が引戸レールLの連絡通路15・16と対向する位置で、引戸A・Bに組み付ける。
そこで、引戸Aは、戸車ユニットT1のガイド軸35を、引戸レールLの連絡通路15と対向する位置で奥行方向手前側の軸ガイド溝13に係合し、走行ローラ22・23を第1ローラ係合部11aに係合して開口部S内に吊り込む。他方、引戸Bは、戸車ユニットT2のガイド軸35を連絡通路16と対向する位置で奥側の軸ガイド溝14に係合し、走行ローラ22・23を一段高い第2ローラ係合部11bに係合して開口部S内に吊り込む。こうして引戸A・Bは、それぞれ引戸レールLに戸車ユニットT1・T2を介して上吊りし、開口部S内で引通し状態に並べて開口部Sを閉じた間仕切り状態で戸枠Cに組み付け、開口部Sの開閉方向Xには、引戸レールLの第1ローラ係合部11a・11bを通じてスライド移動可能とする一方、開閉方向Xと直交する奥行方向Yには、連絡通路15・16を通じてシフト移動可能に構成する。
下部ガイドGは、図5に示すように、取付ベース44と、ガイドリンク45と、ガイドリンク45の回動支点の枢軸46と、第1ガイドローラ50および第2ガイドローラ51を備えてなる。取付ベース44は、細長矩形な金属板で、長さ方向中心に軸取付穴44aを設ける一方、両端にねじ止め位置調整用の長穴44bを設けてなる。ガイドリンク45は、細長い矩形の金属プレートで、長さ方向中央に軸挿通穴47を設ける一方、両端に軸受穴48・49を設けてなる。ガイドローラ50・51は、それぞれ段付きの取付軸52とゴム製円筒体53とワッシャー54とからなり、軸受穴48・49に取付軸52の一段細い下端軸部52aを通してかしめる一方、ゴム製円筒体53に一段細い上端軸部52bを嵌合させてから、上端軸部52bにワッシャー54を介してゴム製円筒体53を回転自在に連結してなる。
そこで、下部ガイドGは、図1に示すように、引戸A・Bが引通し状態に並んで閉状態にあるとき、召し合せZの真下位置に軸取付穴44aを合わせて取付べース44を床面F上に開閉方向Xに沿って載置し、図6(A)に示すように、木ネジ56を長穴44bに通して床面Fにねじ止めする。次いで、図5に示すように、枢軸46を、上ワッシャー57とガイドリンク45の軸挿通穴47と下ワッシャー58の順に挿通し、先端軸部46aを軸取付穴44aに通してかしめ、図6(B)に示すように、ガイドリンク45を枢軸46を中心として回動自在に取付ベース44に取り付ける。それから、図1に示すように引戸A・Bが引通し状態に並んで閉状態にあるとき、第1ガイドローラ50を引戸Aのガイド溝10に係合し、第2ガイドローラ51を引戸Bのガイド溝10に係合させて両引戸A・Bを連結してなる。
さて、上述した構成の引戸装置Rにおいて、間仕切Pを開ける場合は、引通し状態で閉位置にある引戸A・Bのうち、例えば図7および図8に示すように、引戸Aを図中手前から奥側へ押し込む(反対の図中奥側から引戸Aを引き寄せてもよい)。すると、引戸Aの上部では、図1に示すように、戸車ユニットT1のガイド軸35が第2軸ガイド溝14への連絡通路15の真向かいで第1軸ガイド溝13に係合しているため、図3で示す可動レール30が付勢ばね26・27に抗して摺動して取付プレート25を走行フレーム20に対し奥行方向Y奥側に移動する。すると、それに従って、ガイド軸35が第1軸ガイド溝13から連絡通路15を横断して第2軸ガイド溝14に係合し、引戸Aは、図9(A)・(B)に順に示すように、引戸Bとの引通し位置から奥行方向Y奥側の引違い位置へシフトする。引戸Aが押されて奥行方向Y奥側へシフトすると、図10に示すように、下部ガイドGの第1ガイドローラ50が引戸Aのガイド溝10の溝側壁に押されてガイドリンク45が枢軸46を中心として図中時計方向に回動し、すると、引戸Bは、第2ガイドローラ51にガイド溝10の溝側壁を押されて奥行方向Y手前側へ押し出され、引戸Aと互いに衝突することなく整然と引違い位置へとシフトする。そのとき、引戸Bの上部では、図1に示したように、戸車ユニットT2のガイド軸35が第1軸ガイド溝13への連絡通路16の真向かいで第2軸ガイド溝14に係合しているため、可動レール30が付勢ばね26・27に抗して摺動して取付プレート25を走行フレーム20に対し奥行方向Y手前側へ移動する。すると、それに従って、図9(A)・(B)に示したように、ガイド軸35が第2軸ガイド溝14から連絡通路16を横断して第1軸ガイド溝13に係合し、引戸Bが引戸Aと引通し状態の閉位置から奥行方向Y手前側の引違い位置へとシフトする。その結果、両引戸A・Bは、互いの召し合せZが開口部Sの奥行方向Y前後にずれて引違い移動可能な状態にセットされる。
更に続けて、例えば他方の引戸Bを、図11、図12および図13(A)・(B)に示すように開方向へと引くと、戸車ユニットT2のガイド軸35が第1軸ガイド溝13に係合した状態で、図3に示す走行ローラ22と案内ローラ23を引戸レールLの第1ローラ係合部11aにて転動させながら、戸車ユニットT2が引戸レールLに沿って走行し、以って、引戸Bは、上部側において横振れすることなく開方向へと直進する。それと同時に、引戸Bの下部側は、下部ガイドGの第2ガイドローラ51がガイド溝10に係合して引戸Aに連結しているため、引戸Bは、下部側がフラ付いたりガタ付いたりしないように開方向へ下部ガイドGで案内され、引戸Aと平行なフラットな姿勢を保ちながら整然と直進する。しかる後、図14および図15に示すように、引戸Aと奥行方向前後に重なる開位置まで直進して間仕切りPの図中右側を開放する。
さて、間仕切りPの閉時は、開位置にある引戸Bを、そのまま閉方向へ引き戻す。すると、戸車ユニットT2のガイド軸35が第1軸ガイド溝13に係合した状態で、図3に示す走行ローラ22とガイドローラ23を引戸レールLの第2ローラ係合部11bにて転動させながら、戸車ユニットT2が引戸レールLに沿って走行し、以って、引戸Bは、上部側において横振れすることなく閉方向へと直進する。それと同時に、引戸Bの下部側は、下部ガイドGの第2ガイドローラ51がガイド溝10に係合して引戸Aと連結しているため、引戸Bは、下部側がフラ付いたりガタ付いたりしないように閉方向へ下部ガイドGで案内され、引戸Aと平行なフラットな姿勢を保ちながら整然と引戸Aとの引違い位置へ直進する。
しかる後、戸車ユニットT2のガイド軸35が第2軸ガイド溝14への連絡通路16の真向かい位置に至ると、付勢ばね26・27の付勢力で固定レール29に対し可動レール30が逆向きに摺動して取付プレート25を奥行方向Y奥側へ移動し、それに従って、図2に示したように、ガイド軸35が連絡通路16を横断して元の第2軸ガイド溝14に係合し、以って、引戸Bが奥行方向Y奥側へ引き寄せられて元の閉位置へと自動的にシフトする。
一方、引戸Bが奥行方向Y奥側へ引き寄せられると、下部側では(図10参照)、下部ガイドGの第2ガイドローラ51が引戸Bのガイド溝10の溝側壁に押されてガイドリンク45が枢軸46を中心として図中反時計方向に回動し、すると、引戸Aは、第1ガイドローラ50にガイド溝10の溝側壁を押されて奥行方向Y手前側へ引き寄せられ、引戸Bと互いに衝突することなく整然と元の閉位置へシフトする。そのとき、引戸Aの上部では(図1参照)、戸車ユニットT1のガイド軸35が第1軸ガイド溝13への連絡通路15の真向かいで第2軸ガイド溝14に係合しているため、付勢ばね26・27の付勢力で可動レール30が逆向きに摺動して取付プレート25を奥行方向手前側へ移動する。すると、それに従って、図2に示したように、ガイド軸35が第2軸ガイド溝14から連絡通路15を横断して元の第1軸ガイド溝13に係合し、引戸Aは、奥行方向Y手前へ引き寄せられ、開口部S内で引戸Bと引通し状態に並んだ元の閉位置へと自動的にシフトする。こうして開口部S内で引通し状態に並んだ両引戸A・Bで開口部Sを全閉して屋を間仕切りする。
なお、この閉時に、両引戸A・Bの上部側では、戸車ユニットT1・T2に備えたダンパ28の制動軸32の先端に、取付プレート25側のダンパ押圧板片36が当たり、引戸A・Bがそれぞれ奥行方向Y前後に引き寄せられるに従い、制動軸32が胴筒内に押し込まれる。すると、引戸A・Bの引寄せ動作に対しオイルの粘性抵抗による制動力が作用し、引戸A・Bが一気に閉位置へ引き寄せられてバターンという衝突音を発生することがなく、閉位置の直前では、ゆっくり引き寄せられて整然と閉位置へとそれぞれシフトする。
ところで、本発明の引戸装置Rにおいて、下部ガイドGは、上記実施例に限らず、例えば図16、図17および図18に示すように構成することもできる。なお、図示他例において、上記実施例中の構成部品と同一のものには同じ符号を付して説明する。
図示他例の下部ガイドGは、取付ベース59と、中心歯車60と、中心歯車60の回動支点の枢軸46と、一対の回動アーム65・66と、回動アーム65・66の回転支点の支軸70・71と、回動アーム65・66でそれぞれ枢支する一対の第1ガイドローラ50および第2ガイドローラ51を備える。取付ベース59は、細長矩形な金属板で、長さ方向中心に軸取付穴59aを設け、両端にねじ止め穴59bを設けてなる。中心歯車60は、中心に軸挿通穴60aを有した平歯車からなる。回動アーム65・66は、短尺な金属板で、両端に軸取付穴65a・65b、66a・66bを有し、基端部周縁に扇形の歯車部65c・66cを刻設してなる。
そこで、図示他例の下部ガイドGは、引戸A・Bが引通し状態に並んで開口部Sを閉じた状態にあるとき、召し合せZの真下位置に軸取付穴59aを合わせて取付べース59を床面F上に開閉方向Xに沿って載置し、図16(A)に示す木ネジ56をねじ止め穴59bに通して床面Fにねじ止めする。中心歯車60は、軸挿通穴60aに枢軸46を通して先端軸部46aを軸取付穴59aに通してかしめ、枢軸46を中心として回動自在に取付ベース59に取り付ける。ガイドローラ50・51は、それぞれ取付軸52の下部軸部52aを軸取付穴65a・66aに通してかしめて回動アーム65・66の先端部に立設する。回動アーム65・66は、それぞれ歯車部65c・66cを中心歯車60に噛み合せる一方、支軸70・71の先端70a・71aをワッシャー69に通してから軸取付穴65b・66bでかしめ、図16(B)に示すように、取付べース59上で支軸70・71を中心として回動自在に取り付けて下部ガイドGを組み立ててなる。そして、下部ガイドGは、前述のように引戸A・Bが引通し状態に並んで開口部Sを閉じた状態にあるとき、第1ガイドローラ50を引戸Aのガイド溝10に係合し、第2ガイドローラ51を引戸Bのガイド溝10に係合して両引戸A・Bを連結してなる。
従って、図示他例の下部ガイドGは、間仕切りPの開時、引戸Aが引戸Bと引通し状態の閉位置から奥行方向Y奥側に押されてシフトすると、図18(A)・(B)・(C)に順に示すように、第1ガイドローラ50が引戸Aのガイド溝10の溝側壁に押されて回動アーム65が支軸70を中心として図中時計方向に回動し、すると、歯車部65cが噛み合う中心歯車60を反時計方向に回転し、中心歯車60に歯車部66cが噛み合う回動アーム66を時計方向に回動する。すると、引戸Bが回動アーム66の第2ガイドローラ51にガイド溝10の溝側壁を押されて奥行方向Y手前側の引違い位置に押し出すことができる。
一方、間仕切りPの閉時に、付勢ばね26・27の付勢力で引戸Bが引違い位置から奥行方向Y奥側へ引き寄せられ閉位置に自動的にシフトすると、第2ガイドローラ51が引戸Bのガイド溝10の溝側壁に押されて回動アーム66が支軸71を中心として反時計方向に回動する。すると、歯車部66cと噛み合う中心歯車60が時計方向に回転し、中心歯車60と歯車部65cが噛み合った回動アーム65が反時計方向に回動する。すると、図示他例では、引戸Aが回動アーム65の第1ガイドローラ50にガイド溝10の溝側壁を押され、奥行方向Y手前側の引戸Bと引通し状態の元の閉位置へ引き寄せられて自動的にシフトする。そして、開口部S内で引通し状態に並んだ両引戸A・Bで開口部Sを閉止して部屋を間仕切りする。
以上の図示実施の形態では、一対の引戸A・Bを下部ガイドGで連結して部屋の開口部Sに開閉自在の間仕切Pを形成した例を示したが、開口部が更に開閉方向左右に広い場合は、その開口幅に応じて、下部ガイドGでそれぞれ連結した複数対の引戸を開口部内に引通し状態で配列して間仕切りを形成する。
本発明の引戸装置は、一般住宅、オフィスビル、病院、学校等の部屋の間仕切りに適用する場合に限らず、クローゼット、家具、物置などの開口部の開閉用扉などにも広く適用することができる。
A・B 引戸
G 下部ガイド
F 床面
L 引戸レール
P 間仕切
R 引戸装置
S 開口部
T1・T2 戸車ユニット
10 引戸のガイド溝
13 第1軸ガイド溝
14 第2軸ガイド溝
15・16 連絡通路
20 走行フレーム
25 取付プレート
26・27 付勢ばね
45 ガイドリンク
50 第1ガイドローラ
51 第2ガイドローラ
55 スライドレール
60 中心歯車
65・66 回動アーム
65c・66c 歯車部

Claims (3)

  1. ガイド溝を下端面の長さ方向に凹設した一対の引戸を、開口部内で開閉方向にスライド移動自在に上吊りし、閉時は、互いに引通し状態に並ぶ閉位置にシフトさせる一方、開時は、いずれか一方の引戸を、他方の引戸との召し合せが開口部の奥行方向にずれた引違い位置にシフトさせつつ、開口部内で他方の引戸と奥行方向に重なる開位置へ移動させる引戸装置であって、
    両引戸が引通し状態にあるとき召し合せの真下位置に下部ガイドを回動自在に備え、該下部ガイドが一端に枢支する第1ガイドローラを一方の引戸の前記ガイド溝に係合し、他端に枢支する第2ガイドローラを他方の引戸の前記ガイド溝に係合して両引戸を連結してなることを特徴とする、引戸装置。
  2. 前記下部ガイドは、両引戸の召し合せの真下位置に枢軸を立設し、該枢軸を中心として回動自在にガイドリンクを取り付け、該ガイドリンクの一端に前記第1ガイドローラを枢支し、他端に前記第2ガイドローラを枢支してなることを特徴とする、請求項1に記載の引戸装置。
  3. 前記下部ガイドは、両引戸の召し合せの真下位置で回転自在に枢支する中心歯車と、該中心歯車を間に挟んで開閉方向両側に立設する支軸と、該支軸でそれぞれ基端部を回動自在に枢支する一方、前記第1ガイドローラおよび前記第2ガイドローラを先端部に枢支する一対の回動アームを備え、各回動アームには基端部周縁に歯車部を形成し、それら歯車部を前記中心歯車に噛み合せてなることを特徴とする、請求項1に記載の引戸装置。
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