JP2010171523A - 電子メール誤送信防止装置、電子メール誤送信防止方法、その方法を実行するためのプログラム及び電子メール誤送信防止システム - Google Patents

電子メール誤送信防止装置、電子メール誤送信防止方法、その方法を実行するためのプログラム及び電子メール誤送信防止システム Download PDF

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淳一 清水
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Abstract

【課題】ユーザに負担をかけずに、誤ってメールを送信することを防止できるようにする。
【解決手段】送信制御部9は、入力したメールのヘッダ情報に含まれる所属情報と制限情報記憶部11の宛先所属制限情報とを比較して、ヘッダ情報の所属が宛先所属制限情報の所属に該当するか否かを判定する。また、送信制御部9は、入力したメールのヘッダ情報に含まれる役職情報と制限情報記憶部11の宛先役職制限情報とを比較して、ヘッダ情報の役職が宛先役職制限情報の役職に該当するか否かを判定する。所属や役職が制限情報記憶部11の各制限情報に該当しない場合、端末1Aに注意喚起を示すメッセージを送信する。端末1Aは、このメッセージを受信してそのモニタ4に例えばポップアップ表示する。これにより、ユーザは、メールの送信の宛先を確認できるようになるので、組織が異なる他の所属などの意図しない宛先に、誤ってメールを送信することを防止できる。
【選択図】図2

Description

本発明は、電子メールの誤送信を防止するメールサーバ及びメール送受信システムに適用可能な電子メール誤送信防止装置、電子メール誤送信防止方法、その方法を実行するためのプログラム及び電子メール誤送信防止システムに関するものである。
従来、企業や官公庁等の組織内で使用されるイントラネットでは、メールを一度に複数の宛先に送信する機能を備えている。メールを複数の宛先に送信する場合、利便性とメールの誤送信防止の観点から、頻繁に送信する宛先を事前にアドレス帳に登録しておき、登録されたアドレスの中から宛先を選択して送信する。また、過去に送信した宛先の中から目的の宛先を選択して送信する。
しかしながら、アドレス帳などから意図しないアドレスを選択し、この誤選択に気が付かないでそのままメールを送信する場合がある。この場合、第三者に対して情報の漏洩という問題が生じる。また、誤送信したメールを受信した受信者にお詫びをすると共に当該メールを削除してもらうように要請を確実に行う必要がある。このため、メールの送信者及び受信者が業務の中断を余儀なくされるといった問題が生じていた。特に、異なる事業所間においては、迅速な対応が困難であった。
このような従来例に関連して特許文献1には、電子メール誤送信防止方法が開示されている。この電子メール誤送信防止方法によれば、端末から受け付けたメールを必要に応じて一時保留すると共に、該保留中のメールを送信者に送信する。これにより、送信者にメールの内容の確認を容易に意識させることができる。
また、特許文献2には、メール誤送信防止システムが開示されている。このメール誤送信防止システムによれば、ユーザが作成した送信メールの宛先アドレスの妥当性を、過去の送信済みメールの文書データ(件名、本文、添付ファイル名など)に基づいて解析して、送信メールの宛先アドレスの妥当性の判断を支援する。
特開2005−277976号公報 特開2007−293635号公報
ところで、特許文献1の電子メール誤送信防止方法によれば、メールを必要に応じて一時保留すると共に該保留中のメールを送信者に送信している。しかしながら、一時保留時間が経過した後に送信メールの宛先への配信が実行されるので、メールの即時性が犠牲になる点で利便性に欠ける。
また、特許文献2のメール誤送信防止システムによれば、過去の送信済みメールの文書データに基づいて宛先アドレスの妥当性を解析して、メールの誤送信を防止するための判断支援情報を作成している。しかしながら、ユーザがこの判断支援情報を閲覧してメールの宛先アドレスが正しいか否かを判断する必要があり、ユーザへの負担を要する問題がある。
そこで、本発明は、このような従来例に係る課題を解決したものであって、ユーザに負担をかけずに、誤ってメールを送信することを防止できるようにした電子メール誤送信防止装置、電子メール誤送信防止方法、その方法を実行するためのプログラム及び電子メール誤送信防止システムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明に係る電子メール誤送信防止装置は、組織の構成を示す情報に基づいて電子メールの送信を制限するための制限情報を保存する制限情報記憶部と、前記組織の構成を示す情報を含む電子メールを端末から入力してメールサーバに送信する送信制御部とを備え、前記送信制御部は、前記端末から入力した電子メールと前記制限情報記憶部に保存された前記制限情報とを比較して、該電子メールを送信するか否かを判定するものである。
本発明に係る電子メール誤送信防止装置によれば、制限情報記憶部には、組織の構成を示す情報に基づいて電子メールの送信を制限するための制限情報が保存されている。この制限情報は、送信する宛先の所属を制限するための宛先所属制限情報、又は送信する宛先の役職を制限するための宛先役職制限情報の少なくとも1つを含むものである。送信制御部は、組織の構成を示す情報を含む電子メールと制限情報記憶部に保存された制限情報とを比較して、該電子メールを送信するか否かを判定する。これにより、組織が異なる他の所属などの意図しない宛先に誤ってメールを送信することを防止できるようになる。
上述した課題を解決するために、本発明に係る電子メール誤送信防止方法は、組織の構成を示す情報に基づいて電子メールの送信を制限するための制限情報を制限情報記憶部に保存するステップと、前記組織の構成を示す情報を含む電子メールを端末から入力するステップと、前記端末から入力した電子メールと前記制限情報記憶部に保存された前記制限情報とを比較するステップと、比較後、前記電子メールを送信するか否かを判定するステップとを有するものである。本発明に係るプログラムは、電子メール誤送信防止方法を実行するためのものである。
上述した課題を解決するために、本発明に係る第1の電子メール誤送信防止システムは、組織の構成を示す情報を含む電子メールを送信する端末と、前記端末により送信された電子メールをメールサーバに送信する送信装置とを備え、前記送信装置は、前記組織の構成を示す情報に基づいて電子メールの送信を制限するための制限情報を保存する制限情報記憶部と、前記端末から入力した電子メールをメールサーバに送信する送信制御部とを有し、前記送信制御部は、前記端末から入力した電子メールと前記制限情報記憶部に保存された前記制限情報とを比較して、該電子メールを送信するか否かを判定するものである。
上述した課題を解決するために、本発明に係る第2の電子メール誤送信防止システムは、電子メールを送信する端末と、前記端末により送信された電子メールをメールサーバに送信する送信装置とを備え、前記端末は、組織の構成を示す情報に基づいて電子メールの送信を制限するための制限情報を保存する制限情報記憶部と、前記組織の構成を示す情報を含む電子メールを送信する端末送信部とを有し、前記端末送信部は、送信する電子メールと前記制限情報記憶部に保存された前記制限情報とを比較して、該電子メールを送信するか否かを判定するものである。
本発明に係る第2の電子メール誤送信防止システムによれば、端末の制限情報記憶部は、組織の構成を示す情報に基づいて電子メールの送信を制限するための制限情報を保存する。端末送信部は、組織の構成を示す情報を含む電子メールを送信する。端末送信部は、送信する電子メールと制限情報記憶部に保存された制限情報とを比較して、該電子メールを送信装置に送信するか否かを判定する。送信装置は、端末により送信された電子メールをメールサーバに送信する。
このように、本発明によれば、組織の構成を示す情報を含む電子メールと制限情報記憶部に保存された制限情報とを比較して、該電子メールを送信するか否かを判定するものである。
この構成によって、組織が異なる他の所属などの意図しない宛先に、誤ってメールを送信することを防止できるようになる。
第1の実施形態に係る電子メール誤送信防止システム100の構成例を示す概略図である。 Webメールサーバ2の構成例を示すブロック図である。 Webメールサーバ2の動作例を示す概略図である。 「送信実施」、「注意喚起」又は「送信保留」のいずれかの送信処理の設定例を示す図である。 A及びBは、所属制限テーブル15及び役職制限テーブル16の一例を示す図である。 所属制限テーブル15及び役職制限テーブル16の設定例を示す図である。 送信履歴テーブル18の一例を示す図である。 ユーザ情報登録テーブル20の一例を示す図である。 電子メール誤送信防止システム100の動作例を示すフローチャートである。 メール保留処理の動作例を示すフローチャートである。 第2の実施形態に係る電子メール誤送信防止システム200の構成例を示す概略図である。
<第1の実施形態>
続いて、図面を参照しながら本発明に係る実施の形態について説明する。図1は、第1の実施形態に係る電子メール誤送信防止システム100の構成例を示す概略図である。図1に示す電子メール誤送信防止システム100は、組織の構成を示す情報を含む電子メールと予め保存された制限情報とを比較して、該電子メールを送信するか否かを判定することで、組織が異なる他の所属などの意図しない宛先に誤ってメールを送信することを防止できるようにするものである。
電子メール誤送信防止システム100は、インターネットで用いられているTCP/IPなどの通信プロトコルにより構築されたイントラネットであり、端末1A,1B、Webメールサーバ2、ハブ3、ファイアーウォール7及びルータ8を備えている。端末1A,1B及びWebメールサーバ2はハブ3に接続され、ファイアーウォール7とルータ8を経由してインターネット通信網に接続されている。このWebメールサーバ2は、電子メール誤送信防止装置及び送信装置の一例である。
ファイアーウォール7は、送信元や送信先のIPアドレス、ポート番号に基づいて、通過させるかどうかを判断する。これにより、特定のデータだけを通すことができるので外部から流れてくる不要なデータを遮断したり、内部からのデータが漏洩したりすること防ぐことができる。ルータ8は、イントラネットとインターネット通信網を相互に接続し、各ネットワーク間でIPパケットをやり取りできるようにする。
端末1A,1Bは、ブラウザを通じてWebメールサーバ2にアクセスする。端末1A,1Bには、キーボード5及びマウス6が備えられている。これらのキーボード5及びマウス6を使用して、端末1A,1Bを操作する。
Webメールサーバ2は、端末1A,1Bからのメール送信を受け付けて他のメールサーバにインターネット通信網を経由して送信する。また、Webメールサーバ2は、他のメールサーバからインターネット通信網を経由してメールを受信して端末1A,1Bに送信する。端末1A,1Bは、Webメールサーバ2から受信したメールをブラウザにより表示する。なお、端末1A,1Bは、説明の理解を容易にするために2個だけ図示したが、もちろんこれ以上設置することは可能である。
図2は、Webメールサーバ2の構成例を示すブロック図である。図2に示すWebメールサーバ2は、送信制御部9、認証部10、制限情報記憶部11、送信履歴記憶部12、保留部13、受信部14及びユーザ情報記憶部19を備えている。送信制御部9は、ハブ3に接続され端末1A,1BからHTTP(HyperText Transfer Protocol)で送信されたメールや入力IDを受け付け、入力IDを認証部10に出力する。
認証部10は、この入力IDと予め登録された登録IDとを比較して一致するか否かを判定する。認証部10は、入力IDと登録IDが一致すればメールの送信を許可する応答を送信制御部9に出力する。送信制御部9は、各IDが一致すれば端末1Aとの通信経路を確立する。
また、認証部10は、入力IDと登録IDとが一致しなければメールの送信を許可しない応答を送信制御部9に出力する。送信制御部9は、各IDが一致しなければログイン失敗を示すエラーメッセージを端末1Aに送信して、端末1Aとの通信経路を確立しない。
送信制御部9は端末1Aとの通信経路を確立した場合、ユーザ情報記憶部19からユーザ情報を取得して端末1Aのブラウザにメール送信画面を表示するように制御する。
端末1Aは、SMTP(Simple Mail Transfer Protocol)により送信制御部9にメールを送信する。SMTPは、メールの送信プロトコルである。送信制御部9は、入力したメールと組織の構成を示す情報に基づいてメールの送信を制限するための制限情報とを比較して、メールが送信可能であるか否かを判定する。制限情報記憶部11には送信メールの制限情報として、宛先所属制限情報及び宛先役職制限情報が保存されている。また、制限情報記憶部11には宛先件数制限情報が保存されている。この宛先件数制限情報は、一度に送信できる宛先数を制限する情報である。宛先所属制限情報は、送信する宛先の所属、例えば事業所及び所属課を制限する情報である。宛先役職制限情報は、送信する宛先の役職、例えば課長、係長などを制限する情報である。
送信制御部9は、入力したメールのヘッダ情報に含まれる宛先数と制限情報記憶部11の宛先件数制限情報とを比較して、ヘッダ情報の宛先数が宛先件数制限情報の宛先数の上限を超過しているか否かを判定する。送信制御部9は、ヘッダ情報の宛先数が宛先件数制限情報の宛先数の上限を超過していると判定した場合、端末1Aに注意喚起を示すメッセージを送信する。端末1Aは、このメッセージを受信してそのモニタ4に例えばポップアップ表示する。このポップアップ表示は、例えば「送信メールの宛先数が上限数を超過していますが、このままメールを送信しますか?」などの注意を喚起するメッセージである。
ユーザは、ポップアップ表示の「はい」ボタン又は「いいえ」ボタンを選択する。ポップアップ表示の「はい」ボタンが選択された場合、送信制御部9は、メールを送信するように制御する。また、ポップアップ表示の「いいえ」ボタンが選択された場合、送信制御部9は、メールを送信しないように制御する。これにより、ユーザは、メールの送信の宛先を確認できるようになるので、誤って多数の宛先に向けてメールを送信することを防止できる。
また、送信制御部9は、上述の注意喚起以外の方法として保留部13にメールを一時保留するように制御してもよい。例えば、送信制御部9は、ヘッダ情報の宛先数が宛先件数制限情報の宛先数の上限を超過していると判定した場合、入力したメールを保留部13に出力すると共に、端末1Aにメールを一時保留したことを示すメッセージを送信する。端末1Aは、このメッセージを受信してそのモニタ4に例えば「送信メールの宛先数が上限数を超過していますので、メールの送信を保留しました。」などのメッセージを表示する。これにより、ユーザは、メールの送信の宛先を確認できるようになるので、誤って多数の宛先に向けてメールを送信することを防止できる。なお、保留時間はユーザが設定可能なものとし、初期状態では保留時間を5分間〜10分間程度に設定しておく。
上述の宛先件数制限情報の他に、送信制御部9は、入力したメールのヘッダ情報に含まれる所属情報と制限情報記憶部11の宛先所属制限情報とを比較して、ヘッダ情報の所属が宛先所属制限情報の所属に該当するか否かを判定する。
また宛先所属制限情報の他に、送信制御部9は、入力したメールのヘッダ情報に含まれる役職情報と制限情報記憶部11の宛先役職制限情報とを比較して、ヘッダ情報の役職が宛先役職制限情報の役職に該当するか否かを判定する。
更に、送信制御部9は送信履歴記憶部12を備え、入力したメールとこの送信履歴記憶部12に保存された送信メール履歴情報とを比較して、メールを送信するか否かを判定する。送信履歴記憶部12には、過去に送信したメールの送信履歴情報が保存されている。この送信履歴情報は、宛先とその宛先に送信したメールの送信回数を対応付けて保存してものである。
送信制御部9は、入力したメールのヘッダ情報に含まれる宛先から送信履歴記憶部12に保存された該宛先の送信回数を検索する。送信制御部9は、該宛先の送信回数に基づいて、メールを送信するか否かを判定する。例えば、送信制御部9は、送信回数がゼロの場合、端末1Aに注意喚起を示すメッセージを送信するか、又は保留部13にメールを一時保留するように制御する。これにより、過去にメールを送信したことのない宛先を誤って選択してメールを送信することを防止できる。
受信部14は、IMAP4(Internet Message Access Protocol)により端末1Aとの通信経路を確立後、端末1Aにメールを送信する。IMAP4はメールを受信するプロトコルであり、受信メールの保存はWebメールサーバ2で行なう。メールの実体はWebメールサーバ2上にあるので、どの端末でアクセスしても同じ環境が実現する。
図3は、Webメールサーバ2の動作例を示す概略図である。送信メールの送信回数が、図3に示す制限情報記憶部11に保存された宛先件数制限情報の宛先数の上限を超過していると判定した場合、「送信実施」、「注意喚起」又は「送信保留」のいずれかの送信処理を実行する。
また、送信メールのヘッダ情報の所属が、制限情報記憶部11に保存された宛先所属制限情報の所属に該当しないと判定した場合、「送信実施」、「注意喚起」又は「送信保留」のいずれかの処理を実行する。
また、送信メールのヘッダ情報の役職が、制限情報記憶部11に保存された宛先役職制限情報の役職に該当しないと判定した場合、「送信実施」、「注意喚起」又は「送信保留」のいずれかの処理を実行する。
また、入力したメールのヘッダ情報に含まれる宛先から送信履歴記憶部12に保存された該宛先の送信回数を検索し、送信回数が多数(例えば5回以上)の場合、そのままメールを送信する。また、入力したメールの送信回数が2回程度で送信者が他の課に属する場合、端末1Aに注意喚起を示すメッセージを送信する。また、入力したメールの送信回数が2回程度で送信者が同じ課に属する場合、そのままメールを送信する。また、入力したメールの送信回数がゼロの場合、保留部13にメールを一時保留するように制御する。
もちろん、図3に示した「送信実施」、「注意喚起」又は「送信保留」の送信処理の設定は一例であり、ユーザが自由に設定可能である。例えば図4は、これらの送信処理の設定例を示す図である。
図4に示すモニタ4に表示された画面は、端末1Aのブラウザから不図示の「送信処理」タグを選択することで表示される。この画面において、「宛先件数制限」、「宛先所属制限」、「宛先役職制限」、「押す芯履歴多数あり」、「送信履歴有り(他課)」及び「送信履歴無し」の送信処理を設定する。例えば、「宛先件数制限」の項目において、送信メールの送信回数が、宛先件数制限情報の宛先数の上限を超過していると判定した際に注意喚起をモニタ4に出力させる場合、図4に示すように「注意喚起」のラジオボタンを選択する。また、送信メールの送信回数が、宛先件数制限情報の宛先数の上限を超過していると判定した際にメールをそのまま送信する場合、「送信実施」のラジオボタンを選択する。また、送信メールの送信回数が、宛先件数制限情報の宛先数の上限を超過していると判定した際に送信を保留する場合、「送信保留」のラジオボタンを選択する。
同様に、入力したメールのヘッダ情報の所属が制限情報記憶部11の宛先所属制限情報の所属に該当しない場合の処理を、「送信実施」、「注意喚起」及び「送信保留」の中からいずれかをラジオボタンにより選択する。図4では、「注意喚起」が選択されている。
また、入力したメールのヘッダ情報の役職が制限情報記憶部11の宛先役職制限情報の役職に該当しない場合の処理を、「送信実施」、「注意喚起」及び「送信保留」の中からいずれかをラジオボタンにより選択する。図4では、「注意喚起」が選択されている。
また、入力したメールのヘッダ情報に含まれる宛先から送信履歴記憶部12に保存された該宛先の送信回数を検索し、送信回数が多数(例えば5回以上)の場合の処理を、「送信実施」、「注意喚起」及び「送信保留」の中からいずれかをラジオボタンにより選択する。図4では、「送信実施」が選択されている。
また、入力したメールの送信回数が2回程度で送信者が他の課に属する場合の処理を、「送信実施」、「注意喚起」及び「送信保留」の中からいずれかをラジオボタンにより選択する。図4では、「注意喚起」が選択されている。
また、入力したメールの送信回数がゼロの場合の処理を、「送信実施」、「注意喚起」及び「送信保留」の中からいずれかをラジオボタンにより選択する。図4では、「送信保留」が選択されている。
なお、図4に示す各ラジオボタンの選択は、初期状態の設定である。ユーザは、これらの初期状態の設定から自分の好みに合わせて送信処理を変更できる。
図5Aは、所属制限テーブル15の一例を示す図である。図5Bは、役職制限テーブル16の一例を示す図である。図5Aに示す所属制限テーブル15は図2に示した制限情報記憶部11に保存され、「制限の有無」及び「所属」の項目から構成されている。「所属」の項目には、会社の事業所の種類及び該事業所の所属課の種類が登録されている。また、「制限の有無」の項目には、事業所や所属課の各々に対して、メールを送信する際に制限を設定するか否かが登録されている。例えば、図5Aに示す「A事業所(a1課)」、「A事業所(a2課)」には、メールを送信する際の制限が設定されておらず、他の所属にはメールを送信する際の制限が設定されている。
図5Bに示す役職制限テーブル16は図2に示した制限情報記憶部11に保存され、「制限の有無」及び「役職」の項目から構成されている。「役職」の項目には、会社の役職の種類、例えば社長や専務、担当などが登録されている。また、「制限の有無」の項目には、役職の各々に対して、メールを送信する際に制限を設定するか否かが登録されている。例えば、図5Bに示す「担当」には、メールを送信する際の制限が設定されておらず、他の役職にはメールを送信する際の制限が設定されている。これらの所属制限テーブル15及び役職制限テーブル16に基づいて、メールを送信する際の制限を実施する。
図6は、所属制限テーブル15及び役職制限テーブル16の設定例を示す図である。図6に示すモニタ4に表示された画面は、端末1Aのブラウザから不図示の「メール送信制限」タグを選択することで表示される。この画面において、メールを送信する際の所属及び役職の制限を設定する。例えば、「所属制限の設定」の項目において、メールを送信する際の所属制限を設定する場合、各項目の隣接するチェックボックスにチェックを設定する。例えば、「A事業所」、「A事業所(a3課)」などに送信するメールを制限する場合、図5Aに示すように「A事業所」及び「A事業所(a3課)」のチェックボックスにチェックを設定する。また、メールを送信する際の所属制限を解除する場合、チェックボックスにチェックを削除する。例えば、「A事業所(a1課)」及び「A事業所(a2課)」に送信するメールを制限しない場合、図5Aに示すようにチェックボックスのチェックを解除する。
「役職制限の設定」の項目において、メールを送信する際の役職制限を設定する場合、例えば「社長」、「専務」などに送信するメールを制限する場合、図5Aに示すように「社長」、「専務」のチェックボックスにチェックを設定する。また、メールを送信する際の役職制限を解除する場合、チェックボックスのチェックを解除する。例えば、「担当」に送信するメールを制限しない場合、図6に示すようにチェックボックスのチェックを解除する。
このように、端末1Aのブラウザを操作してメールを送信する際の所属及び役職の制限を設定する。これにより、図5A及び図5Bに示した所属制限テーブル15及び役職制限テーブル16を作成する。なお、図6に示すスクロールバー17を操作して「所属制限の設定」項目の表示をスクロールする。
図7は、送信履歴テーブル18の一例を示す図である。図7に示す送信履歴テーブル18は、図2に示した送信履歴記憶部12に保存され、送信者のメール送信の履歴を記録している。送信履歴テーブル18は、所属組織、役職及び氏名の項目に分類したマトリックス図であり、誰がどの事業所の如何なる所属課の誰に対して送信したメールの送信回数を記録するテーブルである。
図7に示す送信履歴テーブル18によれば、例えば送信者であるA事業所のa1課のA課長は、同じ所属課のB係長やC担当に対してメールを多数送信していることが分かる。また、A課長は、B事業所のb1課に対してメールの送信履歴がないことが分かる。このように、メールの送信履歴を送信履歴テーブル18に記録しおく。この送信履歴テーブル18を参照して、上述したようにメールの送信制限を設定する。
なお、メールの送信履歴を記録する時期を限定するようにしてもよい。例えば、過去1年間に送信したメールの履歴のみを記録してもよい。この場合、1年以上前に送信したメールは履歴に含まれないので、最近の送信メールの動向に基づいて制限を設定できる。
図8は、ユーザ情報登録テーブル20の一例を示す図である。図8に示すユーザ情報登録テーブル20は、図2に示したユーザ情報記憶部19に保存されている。ユーザ情報登録テーブル20は、「コード」、「名前」、「メールアドレス」、「所属」及び「役職」の項目から構成されている。「コード」の項目には、固有のコード番号が設定されている。「所属」の項目には、図5Aに示した所属の中から該当する所属が設定されている。「役職」の項目には、図5Bに示した役職の中から該当する役職が設定されている。
例えば、ユーザ情報登録テーブル20の第1行目には、コード「1000201」、名前「○○○○」、メールアドレス「1000201@xxxxx.co.jp」、所属「A事業所(a1課)」、役職「担当」のように設定されている。これらの設定は、通常のアドレス帳の項目に「所属」及び「役職」の項目が新たに追加されたものである。このユーザ情報登録テーブル20に基づいて、送信するメールの宛先における所属及び役職を決定する。
図9は、電子メール誤送信防止システム100の動作例を示すフローチャートである。この例で、図2に示した制限情報記憶部11には、図5A及び図5Bに示した所属制限テーブル15及び役職制限テーブル16が保存されている。また、送信履歴記憶部12には、図7に示した送信履歴テーブル18が保存されている。ユーザ情報記憶部19には、図8に示したユーザ情報登録テーブル20が保存されている。これらを条件として、図9に示すステップST1で、ユーザは、端末1Aを操作してWebメールサーバ2にログインしてステップST2に移行する。
ステップST2で、ユーザは、端末1Aを操作して送信メールの宛先を選択する。例えば、アドレス帳や送信済みの一覧から送信メールの宛先を選択してステップST3に移行する。
ステップST3で、ユーザは、端末1Aを操作してメールをWebメールサーバ2に送信してステップST4に移行する。ステップST4で、図2に示したWebメールサーバ2の送信制御部9は、入力したメールのヘッダ情報に含まれる宛先数と制限情報記憶部11の宛先件数制限情報とを比較して、ヘッダ情報の宛先数が宛先件数制限情報の宛先数の上限を超過しているか否かを判定する。送信制御部9は、ヘッダ情報の宛先数が宛先件数制限情報の宛先数の上限(例えば10件)を超過していると判定した場合、ステップST7に移行する。
ステップST7で、送信制御部9は、端末1Aに注意喚起を示すメッセージを送信する。端末1Aは、このメッセージを受信してそのモニタ4に例えばポップアップ表示する。このポップアップ表示は、例えば「送信メールの宛先数が上限数を超過していますが、このままメールを送信しますか?」などの注意を喚起するメッセージである。続いてステップST8に移行する。
ステップST8で、送信制御部9は、ユーザによりメールの送信がなされた否かを判定する。例えば、ポップアップ表示の「はい」ボタンがユーザにより選択された場合、送信制御部9は、ステップST9に移行する。また、ポップアップ表示の「いいえ」ボタンがユーザにより選択された場合、送信制御部9は、ステップST2に戻って、ユーザに送信メールの宛先を見直して再選択するように促す。
上述のステップST4で、送信制御部9は、ヘッダ情報の宛先数が宛先件数制限情報の宛先数の上限を超過していないと判定した場合、ステップST5に移行する。
ステップST5で、送信制御部9は、入力したメールのヘッダ情報に含まれる所属情報と制限情報記憶部11の所属制限テーブル15とを比較して、ヘッダ情報の所属が所属制限テーブル15で制限されているか否かを判定する。例えば、図8に示したユーザ情報登録テーブル20に基づいて作成されたメールのヘッダ情報に含まれる所属情報が「B事業所」の場合、図5Aの所属制限テーブル15の「所属」のB事業所は、制限が「有り」に設定されている。この場合、所属の制限が設定されているので、ステップST7に移行して上述したように注意喚起を実施する。
また、ヘッダ情報に含まれる所属情報が「A事業所(a1課)」の場合、図5Aの所属制限テーブル15の「所属」項目のA事業所(a1課)は、制限が「無し」に設定されている。この場合、所属の制限が設定されていないので、ステップST6に移行する。
ステップST6で、送信制御部9は、入力したメールのヘッダ情報に含まれる役職情報と制限情報記憶部11の役職制限テーブル16とを比較して、ヘッダ情報の役職が役職制限テーブル16で制限されているか否かを判定する。例えば、図8に示したユーザ情報登録テーブル20に基づいて作成されたメールのヘッダ情報に含まれる役職情報が「課長」の場合、図5Bの役職制限テーブル16の「役職」項目の課長は、制限が「有り」に設定されている。この場合、役職の制限が設定されているので、ステップST7に移行して上述したように注意喚起を実施する。
また、ヘッダ情報に含まれる役職情報が「担当」の場合、図5Bの役職制限テーブル16の「役職」項目の担当は、制限が「無し」に設定されている。この場合、役職の制限が設定されていないので、ステップST9に移行する。
ステップST9で、送信制御部9は、入力したメールと送信履歴記憶部12に保存された送信履歴テーブル18(図7参照)とを比較してメールを送信するか否かを判定する。例えばA事業所のa1課のA課長が同じ所属課のC担当に対してメールを送信する場合、送信履歴テーブル18によれば、メールの送信履歴が有るのでステップST10に移行する。
ステップST10で、送信制御部9は、送信者と受信者の所属課が同一か否かを判定する。例えば、A事業所のa1課のA課長がA事業所のa1課のC担当に対してメールを送信する場合、送信履歴テーブル18によれば、所属課が同一だと判定してステップST11に移行する。なお、所属課が異なっても、送信回数が多数(例えば5回以上)の場合も、ステップST11に移行する。ステップST11で、送信制御部9は、他のメールサーバにインターネット通信網を経由してメールを送信する。
また、上述のステップST10で、送信制御部9は、送信者と受信者の所属課が同一でなく送信回数が少ないと判定した場合、ステップST12に移行する。ステップST12で、送信制御部9は、端末1Aに注意喚起を示すメッセージを送信してステップST13に移行する。ステップST13で、送信制御部9は、ユーザによりメールの送信がされなかった場合、ステップST2に戻ってユーザに送信メールの宛先を見直して再選択するように促す。また、ユーザによりメールの送信がされた場合、ステップST11に移行して送信制御部9は、他のメールサーバにインターネット通信網を経由してメールを送信する。
また、上述のステップST9で、送信制御部9は、入力したメールと送信履歴記憶部12に保存された送信履歴テーブル18とを比較してメールの送信履歴が無いと判定した場合、ステップST12に移行する。
ステップST12で、送信制御部9は、送信メールを保留する。例えば、図10に示すフローチャートのステップ120で、送信制御部9は、図2に示した保留部13に送信メールを一時保存すると共に、端末1Aにメールを一時保留したことを示すメッセージを送信してステップST121に移行する。
ステップST121で、送信制御部9は、メール削除要求を端末1Aから受け付けたか否かを判定する。メール削除要求を受け付けた場合、ステップST122に移行する。ステップST122で、送信制御部9は、図2に示した保留部13に保存されたメールを削除する。この場合、ユーザは、送信メールが不適と判断してメールの送信を中止することになる。
また、上述のステップST121で、送信制御部9は、メール削除要求を端末1Aから受け付けなかった場合、ステップST123に移行する。ステップST123で、送信制御部9は、一定時間(例えば10分間)経過したか否かを判定する。一定時間経過していない場合、ステップST121に戻る。また、一定時間経過した場合、ステップST124に移行する。ステップST124で、送信制御部9は、他のメールサーバにインターネット通信網を経由してメールを送信して図9に戻って処理の終了となる。
このように、本発明に係る電子メール誤送信防止システム100よれば、所属や役職などの組織の構成を示す情報を含むメールと、制限情報記憶部11に保存された所属制限テーブル15及び役職制限テーブル16とを比較して、該メールを送信するか否かを判定する。また、送信メールと送信履歴記憶部12に保存された送信履歴テーブル18とを比較して、メールを送信するか否かを判定する。
これにより、メールの送信が制限された場合に、ユーザはメールの送信の宛先を確認できるようになる。従って、組織が異なる他の所属などの意図しない宛先に、誤ってメールを送信することを防止できるようになる。
なお、メールを送信する機能自体を制限することで、誤った宛先にメールを送信することを防止するようにしてもよい。例えば、アドレス帳などの一括全選択機能を利用不可にする。
<第2の実施形態>
なお、上述の実施形態では、電子メール誤送信防止システム100をイントラネットで説明したが、これに限られずにインターネットを用いたクライアントサーバの形態でも適用できる。すなわち、クライアント(端末)側に、制限情報記憶部11及び送信履歴記憶部12を持たせる。例えば、図11は、第2の実施形態に係る電子メール誤送信防止システム200の構成例を示す概略図である。
図11に示す電子メール誤送信防止システム200は、端末1C,1D、送信装置の一例であるメールサーバ2A、ハブ3、ファイアーウォール7及びルータ8を備えている。なお、図1に示した電子メール誤送信防止システム100と同一の構成要素には同じ符号を付し、その詳細な説明は省略する。
端末1C,1Dは、端末送信部21、制限情報記憶部11及び送信履歴記憶部12を備えている。端末送信部21は、送信するメールと制限情報記憶部11に保存された送信メールの制限情報とを比較して、メールを送信するか否かを判定する。この制限情報記憶部11には、宛先件数制限情報、宛先所属制限情報及び宛先役職制限情報が保存されている。
また、端末送信部21は、送信するメールと送信履歴記憶部12に保存された送信メール履歴情報とを比較して、メールを送信するか否かを判定する。このように、端末側で送信メールの制限を判定するようにしても良い。従って、メールサーバ2Aの送信制御部9Aは、端末1Cから入力したメールを他のメールサーバにインターネット通信網を経由してそのまま送信する。
なお、端末1C,1Dは、メールサーバ2の受信部14AからPOP(Post Office Protocol)3プロトコルにより受信したメールをメールソフトにより表示する。
本発明は、電子メールの誤送信を防止するメールサーバ及びメール送受信システムに適用して極めて好適である。
1A〜1D 端末
2 Webメールサーバ(電子メール誤送信防止装置、送信装置)
2A メールサーバ(送信装置)
9 送信制御部
11 制限情報記憶部
12 送信履歴記憶部
21 端末送信部
100,200 電子メール誤送信防止システム

Claims (9)

  1. 組織の構成を示す情報に基づいて電子メールの送信を制限するための制限情報を保存する制限情報記憶部と、
    前記組織の構成を示す情報を含む電子メールを端末から入力してメールサーバに送信する送信制御部とを備え、
    前記送信制御部は、
    前記端末から入力した電子メールと前記制限情報記憶部に保存された前記制限情報とを比較して、該電子メールを送信するか否かを判定することを特徴とする電子メール誤送信防止装置。
  2. 前記制限情報は、
    送信する宛先の所属を制限するための宛先所属制限情報、又は送信する宛先の役職を制限するための宛先役職制限情報の少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項1に記載の電子メール誤送信防止装置。
  3. 前記制限情報記憶部には、一度に送信できる宛先数を制限するための宛先件数制限情報が保存され、
    前記送信制御部は、
    前記端末から入力した電子メールの宛先件数と前記制限情報記憶部に保存された前記宛先件数制限情報とを比較して、該電子メールを送信するか否かを判定することを特徴とする請求項2に記載の電子メール誤送信防止装置。
  4. 過去に送信した電子メールの送信履歴情報が保存されている送信履歴記憶部を備え、
    前記送信制御部は、
    前記端末から入力した電子メールと前記送信履歴記憶部に保存された送信履歴情報とを比較して、電子メールを送信するか否かを判定することを特徴とする請求項3に記載の電子メール誤送信防止装置。
  5. 前記送信制御部は、
    前記電子メールを送信しないと判定した場合、前記端末に注意喚起を示すメッセージを送信するか、又は該電子メールを一時保留することを特徴とする請求項1に記載の電子メール誤送信防止装置。
  6. 組織の構成を示す情報に基づいて電子メールの送信を制限するための制限情報を制限情報記憶部に保存するステップと、
    前記組織の構成を示す情報を含む電子メールを端末から入力するステップと、
    前記端末から入力した電子メールと前記制限情報記憶部に保存された前記制限情報とを比較するステップと、
    比較後、前記電子メールを送信するか否かを判定するステップとを有することを特徴とする電子メール誤送信防止方法。
  7. 組織の構成を示す情報に基づいて電子メールの送信を制限するための制限情報を制限情報記憶部に保存するステップと、
    前記組織の構成を示す情報を含む電子メールを端末から入力するステップと、
    前記端末から入力した電子メールと前記制限情報記憶部に保存された前記制限情報とを比較するステップと、
    比較後、前記電子メールを送信するか否かを判定するステップとを有することを特徴とする電子メール誤送信防止方法を実行するためのプログラム。
  8. 組織の構成を示す情報を含む電子メールを送信する端末と、
    前記端末により送信された電子メールをメールサーバに送信する送信装置とを備え、
    前記送信装置は、
    前記組織の構成を示す情報に基づいて電子メールの送信を制限するための制限情報を保存する制限情報記憶部と、
    前記端末から入力した電子メールをメールサーバに送信する送信制御部とを有し、
    前記送信制御部は、
    前記端末から入力した電子メールと前記制限情報記憶部に保存された前記制限情報とを比較して、該電子メールを送信するか否かを判定することを特徴とする電子メール誤送信防止システム。
  9. 電子メールを送信する端末と、
    前記端末により送信された電子メールをメールサーバに送信する送信装置とを備え、
    前記端末は、
    組織の構成を示す情報に基づいて電子メールの送信を制限するための制限情報を保存する制限情報記憶部と、
    前記組織の構成を示す情報を含む電子メールを送信する端末送信部とを有し、
    前記端末送信部は、
    送信する電子メールと前記制限情報記憶部に保存された前記制限情報とを比較して、該電子メールを前記送信装置に送信するか否かを判定することを特徴とする電子メール誤送信防止システム。
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