JP2010170275A - 取引監視装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】取引監視装置1は、取引端末に正対する利用者の正面方向を撮影するように設置された監視カメラ130から取得した画像データから利用者の顔領域を抽出する顔検出部22と、画像データから利用者の頭部を頭頂方向から見た頭部領域を抽出する頭検出部23と、顔領域が検出された場合、その顔領域を基準とする第1の探索領域から利用者の手を検出し、頭部領域が検出された場合、頭部領域を基準とする第2の探索領域から利用者の手を検出する手領域検出部25と、所定期間にわたって順次取得された画像データのそれぞれから利用者の手が検出された場合、利用者が通話中であると判定する判定部26と、通話中であると判定されると、警報を報知する異常報知部12とを有する。
【選択図】図2
Description
ところが、近年、この取引端末による送金処理を利用して、家族または親族などの身内の者を装って、取引端末の利用者に現金を送金させる詐欺行為が増加しており、社会的に問題となっている。
また、同様に、公的団体の職員を装って、医療費または税金が還付される等、払い過ぎた金銭が返金されるかのように偽り、利用者に言葉巧みに取引端末を操作させて、利用者本人が気付かないうちに、他人(詐欺行為者)の口座に金銭を振り込ませる詐欺行為も急増している。
このような問題に対して、利用者が送金処理を行うときに金銭の受取人の正当性を判別することで、詐欺行為の被害を未然に防止しようとするシステムが提案されている(例えば、特許文献1を参照)。
この取引監視装置は、ATMなど、金銭の取引を行う自動取引システムの取引端末に設置される。そしてこの取引監視装置は、取引端末の利用者を撮影した画像から利用者の顔領域を検出し、その顔領域の近傍に手が存在するか否かを調べることにより、利用者が携帯電話機を使用して通話しているか否かを判定する。そしてこの取引監視装置は、利用者が携帯電話機を使用して通話していると判定したときに、利用者に対して詐欺行為の可能性がある旨の警報を発する。特にこの取引監視装置は、利用者が取引端末の操作画面を操作するために俯いている場合のように、画像から利用者の顔を検出できない場合には、人の頭部形状に類似した領域を検出してその領域近傍で手があることを検出できると利用者が携帯電話機を使用して通話していると判定することで、高精度で携帯電話機を使用した通話の有無を判定可能とするものである。
通帳またはキャッシュカードなどの受け入れ口111、112は、筐体110の正面上方に形成されており、取引端末100は、その受け入れ口111に挿入された通帳に記帳したり、受け入れ口112に挿入されたキャッシュカードから所定の情報を取得することが可能となっている。金銭の受け入れ・払い出し口113は、筐体110の正面のテーブル状に形成された部位に形成されており、この受け入れ・払い出し口113を介して、利用者は金銭の預け入れ及び払い出しをすることが可能となっている。
監視カメラ130は、取引端末100の利用者の頭部から肩にかけての領域を正面から撮影することが可能なように、筐体110の正面上方に設置される。なお、監視カメラ130は、利用者の頭部から肩にかけての領域を正面から撮影することが可能であれば、取引端末100と別個に、例えば取引端末100の背面に隣接する壁面に設置されてもよい。また監視カメラ130は、CCDまたはC-MOSなど、可視光に感度を有する光電変換器で構成された2次元検出器と、その2次元検出器上に監視領域の像を結像する結像光学系などを有する。そして監視カメラ130は、一定の時間間隔(例えば1/5秒)ごとに撮影を行って、利用者を撮影した画像を順次取引監視装置1へ出力する。
また、オートホン制御装置151は、取引監視装置1とも接続され、利用者がオートホン150を使用している場合に、その旨を示すオートホン使用信号を取引監視装置1へ出力する。具体的には、オートホン制御装置151は、オートホン150から受話器が外れていることを示すオフフック信号を受信している間、オートホン使用信号を取引監視装置1へ出力する。
なお、オートホン150と取引監視装置1を直接接続し、取引監視装置1は、オートホン150からオフフック信号を直接受信することにより、オートホン150が使用中であることを確認できるようにしてもよい。
図2は、取引監視装置1の概略構成図である。図2に示すように、取引監視装置1は、画像取得部2と、音声出力部3と、通信部4と、記憶部5と、制御部6とを有する。
さらに通信部4は、センサ160から受け取った人体検知信号を制御部6へ渡す。
また取引監視装置1と取引端末100とは、通信部4を介して接続されてもよく、この場合、取引監視装置1の制御部6は、通信部4を介して警報信号などを取引端末100へ送信してもよい。
そして記憶部5は、制御部6と接続され、制御部6からの要求に応じて、所定のプログラム及びデータを出力し、あるいは所定のデータを記憶する。
エッジ画像生成部21は、抽出されたエッジ画素を表すエッジ画像を作成する。例えば、エッジ画像では、抽出されたエッジ画素に対応する画素の画素値が、水平方向のエッジであれば1、垂直方向のエッジであれば2で表され、その他の画素の画素値が0で表される。あるいは、エッジ画像生成部21は、エッジ画像とは別個に、抽出されたそれぞれのエッジ画素の向きを表すエッジ方向データを作成してもよい。
エッジ画像生成部21は、作成したエッジ画像を、頭検出部23、肩検出部24及び手領域検出部25へ渡す。また顔検出部22がエッジ画像に基づいて顔領域を検出する場合には、エッジ画像生成部21は、顔検出部22にもエッジ画像を渡す。
(1)使用可能な全ての弱識別器について、Haar-like特徴の値に基づいて、入力された画像領域に顔が写っているか否かを識別する閾値を設定する。
(2)各サンプル画像に対する重みを決定する。重みの初期値は、各サンプル画像に対して同じ値とする。
(3)全ての弱識別器に対して各サンプル画像を入力して、弱識別器ごとに識別に失敗したサンプル画像に付けられた重みを合計する。そしてその重みの合計を評価値とする。
(4)評価値が最も小さい弱識別器をAdaboost識別器で使用する弱識別器として選択する。そして評価値から選択された弱識別器の出力に付される重みを決定する。
(5)選択された弱識別器が識別に失敗したサンプル画像の重みを大きくする。
(6)(3)〜(5)の手順を繰り返す。
なお、Haar-like特徴及びAdaboost識別器の詳細については、例えば、Paul Viola and Michael Jones, "Rapid Object Detection using a Boosted Cascade of Simple Features", IEEE CVPR, vol.1, pp.511-518, 2001に開示されている。
顔検出部22は、監視画像から顔領域を検出することができた場合、その顔領域を表す情報(例えば、顔領域の外接矩形の左上端点の画素の座標と右下端点の画素の座標)を、肩検出部24及び手領域検出部25へ渡す。一方、顔検出部22は、監視画像から顔領域を検出することができなかった場合、その旨を示す顔検出不能信号を携帯使用検知部11に返す。
そこで、頭検出部23は、利用者の顔の特徴を利用せずに、頭部領域を検出する。例えば、頭検出部23は、頭頂方向から見た頭部の輪郭形状と近似したパターンである楕円形状の少なくとも1枚のテンプレートと、エッジ画像生成部21から受け取ったエッジ画像とのテンプレートマッチングを行ってテンプレートとエッジ画像との相関値を求める。そして頭検出部23は、その相関値が所定の閾値以上となる場合、その相関値に対応する監視画像内の領域を頭部領域として検出する。
頭検出部23は、頭部領域を表す情報(例えば、頭部領域の外接矩形の左上端点の画素の座標と右下端点の画素の座標)を手領域検出部25へ渡す。一方、頭検出部23は、監視画像から頭部領域を検出することができなかった場合、その旨を示す頭部検出不能信号を携帯使用検知部11に返す。
図3に、肩の輪郭の探索領域の一例を示す。図3に示すように、監視画像300において、利用者の顔領域310が検出されている場合、右肩(画像上では、向かって左側の肩)の輪郭の探索領域320は、顔領域310の外接矩形の左下角の端点に探索領域320の右上角の端点が重なるように設定される。また、左肩(画像上では、向かって右側の肩)の輪郭の探索領域330は、顔領域310の外接矩形の右下角の端点に探索領域330の左上角の端点が重なるように設定される。そして探索領域320及び330の幅及び高さは、それぞれ、顔領域310の幅の2倍及び顔領域310の高さの1/2倍に設定される(なお、図3では探索領域の大きさを簡略化して示している)。
肩検出部24は、肩の輪郭が物体により隠されているか否かの判定結果を示す肩検出結果信号を携帯使用検知部11に返す。
図4(a)は、顔領域が検出されている場合に設定される、手の探索領域の一例を示し、図4(b)は、顔領域が検出されていない場合に設定される、手の探索領域の一例を示す。図4(a)に示すように、利用者の顔領域410が検出されている場合、手の探索領域420の上端は、顔領域410の高さ方向の中心に設定され、探索領域420の下端は、通話中に利用者が手を置くと考えられる位置の下端を探索領域420に含むように、例えば、監視画像400の下辺に接触するように設定される。また、探索領域420の左右端は、利用者の両肩が含まれると想定される範囲を含むように設定される。例えば、探索領域420の左右端は、それぞれ、顔領域410の水平方向の中心から、顔領域410の幅の2倍から3倍の距離だけ離れた位置に設定される(なお、図4(a)では各領域の大きさを簡略化して示している)。さらに、顔領域410の下端から下方の所定幅の領域430には、首または衣類のボタンなど、肌色かつ多数のエッジ画素が抽出される物体が存在する。そこで、肌色かつ多数のエッジ画素が抽出される物体を手として誤検出することを防止するために、この領域430は探索領域420から除外されてもよい。また、利用者は、携帯電話機を使用して通話を行う場合、顔の下方に手を持ってくる可能性は低いので、このような領域430を手の探索領域から除外しても、手の探索に失敗する可能性は低いと考えられる。なお、除外される領域430の幅は、例えば、顔領域410の幅の1/2〜1倍に設定され、除外される領域430の中心線が顔領域410の中心線と一致するように、除外される領域430の水平方向の位置が設定される。
このように手領域検出部25は、利用者の頭部領域が検出されている場合の頭部領域の高さに対する探索領域の上端の位置を、利用者の顔領域が検出されている場合の顔領域の高さに対する探索領域の上端の位置よりも上方に設定する。具体的には、頭部領域の高さをhc、頭部領域の上端から探索領域の上端までの距離をdc、顔領域の高さをhf、顔領域の上端から探索領域の上端までの距離をdfとすると、dc/hc<df/hfあるいはdc<dfとなるように探索領域は設定される。これにより、通話中の利用者の手を精度よく検出することができる。
手領域検出部25は、肌色画素についてラベリング処理を実行することにより、肌色画素が含まれる肌色領域を手候補領域として抽出する。なお、手領域検出部25は、モルフォロジーのクロージング演算などを行って、肌色領域に囲まれた非肌色画素を手候補領域に含めてもよい。これにより、影などの影響で、手の一部分に対応する画素が監視画像上では肌色でない場合も、手領域検出部25は、手の一部分に対応する非肌色の画素を手候補領域に含めることができる。また手領域検出部25は、複数の手候補領域を抽出してもよい。
一方、顔領域が検出されず、頭部領域が検出されている場合、手領域検出部25は、手候補領域の面積Shと、頭部領域の面積Sc、すなわち、頭部領域に含まれる画素数との比Sh/Scを求める。そして手領域検出部25は、手候補領域の面積と頭部領域の面積との比Sh/Scが、人の頭を頂部から見た面積と手の大きさの一般的な比に相当する所定の範囲に含まれるか否か判定する。例えば、その所定の範囲は、0.1から1までの範囲である。
手領域検出部25は、手候補領域の面積Shに対するエッジ画素の数Ehの比Eh/Shが所定の閾値以下の場合、その手候補領域は利用者の手ではないと判定する。一方、その比Eh/Shが所定の閾値よりも大きい場合には、手領域検出部25は、顔領域が検出されているか否かに応じて、その手候補領域を手領域と判定する基準を変更する。すなわち、利用者が取引端末100に対して正面を向いており、監視画像上に顔が写っている場合、図4(a)に示されるように、利用者が携帯電話機を使用して通話していれば、携帯電話機を持つ手が一方の肩の輪郭を隠すようになる。一方、利用者が取引端末100を操作またはタッチパネル120を見るために俯いていれば、利用者が携帯電話機を使用して通話していても、携帯電話機を持つ手が監視画像上で肩の輪郭よりも下方に位置するため、その手が肩の輪郭を隠さない可能性が高い。
なお、手領域検出部25は、手候補領域が存在する方の肩の輪郭が物体により隠されている場合に限り、その手候補領域を利用者の手であると判定してもよい。
手領域検出部25は、利用者の手が検出されたか否かの判定結果を示す手領域検出結果信号を携帯使用検知部11に返す。
次に、顔検出部22は、取引端末100に対して正面を向いた利用者の顔領域を検出する処理を実行し、顔領域が検出できたか否か判定する(ステップS102)。ステップS102において、顔領域が検出できなかった場合、顔検出部22は、顔検出不能信号を携帯使用検知部11に返す。そして頭検出部23は、監視画像から頭部領域を検出する処理を実行し、頭部領域が検出できたか否か判定する(ステップS103)。ステップS103において、頭部領域が検出できなかった場合、その旨を表す頭検出不能信号を携帯使用検知部11に返す。そして携帯使用検知部11は、制御をステップS107に移行する。一方、ステップS103において、頭部領域が検出された場合、手領域検出部25は、頭部領域の近傍に設定された探索領域内で手領域を検出する処理を実行し、手領域が検出できたか否か判定する(ステップS104)。ステップS104において、手領域が検出できなかった場合、手領域検出部25は、利用者の手が検出されなかったことを示す手領域検出結果信号を携帯使用検知部11に返す。そして携帯使用検知部11は、制御をステップS107に移行する。一方、ステップS104において、手領域が検出できた場合、手領域検出部25は、利用者の手が検出されたことを示す手領域検出結果信号を携帯使用検知部11に返す。そして携帯使用検知部11は、制御をステップS109に移行する。
ステップS107では、判定部26は、カウンタを0にリセットする。そして携帯使用検知部11は、記憶部5に記憶されている人体検知フラグがONか否か判定する(ステップS108)。ステップS108において、人体検知フラグがOFFであれば、携帯使用検知部11は通話検知処理を終了する。一方、ステップS108において、人体検知フラグがONであれば、携帯使用検知部11は制御をステップS101に戻し、新たに取得された監視画像に対して通話検知処理を実行する。
一方、ステップS110において、カウンタの値が所定値に到達している場合、判定部26は、利用者が携帯電話機を用いて通話中であると判定する(ステップS111)。そして判定部26は、通話中であることが検知されたことを示す通話検出信号を携帯使用検知部11に返し、携帯使用検知部11は、その通話検出信号を制御部6に通知する。そして判定部26は、カウンタを0にリセットし(ステップS112)、その後、携帯使用検知部11は通話検知処理を終了する。
なお、各ステップにおける処理の詳細は、携帯使用検知部11の各部の説明において説明したので、ここではその説明を省略する。
一方、オートホン使用フラグがONに設定されていれば、利用者がオートホン150を用いてオペレータと通話していることを携帯電話機を用いた通話と誤認識して警報を発することがないように、異常報知部12は警報音声データをスピーカ140へ出力しない。
具体的には、フラグ処理部13は、センサ160から、取引端末100を操作する利用者が検知されたことを示す人体検知信号を受信している間、記憶部5に記憶されている人体検出フラグをONに設定する。一方、フラグ処理部13は、人体検知信号を受信しなくなると、人体検出フラグをOFFに書き換える。
また、フラグ処理部13は、オートホン制御装置151からオートホン150が使用されていることを示すオートホン使用信号を受信している間、あるいは、オートホン150からオフフック信号を受信している間、記憶部5に記憶されているオートホン使用フラグをONに設定する。一方、フラグ処理部13は、オートホン使用信号及びオフフック信号を受信しなくなると、オートホン使用フラグをOFFに書き換える。
取引端末100が起動されたとき、取引監視装置1も起動され、処理が開始される。そして、制御部6は、記憶部5に記憶された人体検知フラグがONに設定されているか否か判定する(ステップS201)。ステップS201において、人体検知フラグがOFFであれば(ステップS201−No)、制御部6は、制御をステップS206に進める。一方、ステップS201において、人体検知フラグがONであれば(ステップS201−Yes)、制御部6の携帯使用検知部11は、通話検知処理を実行する(ステップS202)。なお、通話検知処理の詳細手順は、図5とともに上述したとおりである。そして制御部6は、携帯使用検知部11からの通話検出信号を参照して、利用者が携帯電話を使用して通話しているか否かを判定する(ステップS203)。
また、図5に示した通話検知処理の動作手順において、携帯使用検知部11は、ステップS105の処理とステップS106の処理の順序を入れ換えてもよい。この場合、手領域検出部25は、顔領域の左右の何れかにおいて手領域を検出すると、顔領域の左または右側の何れにおいて手領域が検出されたかを肩検出部24に通知する。そして、肩検出部24は、通知された側の探索領域でのみ、肩の輪郭が物体により隠されているか否かの判定を行えばよい。この場合、携帯使用検知部11は、手領域検出部25により手領域が検知され、かつ、肩検出部24により手領域が検出された側の探索領域内で肩の輪郭が物体により隠されていると判定された場合、制御をステップS109に進める。一方、携帯使用検知部11は、手領域検出部25により手領域が検出されなかったか、または、肩検出部24により手領域が検知された側の探索領域内で肩の輪郭が物体により隠されていないと判定された場合、制御をステップS107に進める。
さらに、必要とする手領域の検出精度に応じて、肩検出部24は省略されてもよい。この場合、顔領域が検出された場合でも、手領域検出部25は、ステップS106において、肩の輪郭についての判定結果を参照することなく手領域が検出されたか否か判定する。また、携帯使用検知部11は、ステップS102、S105及びS106の処理と、ステップS103及びS104の処理の順序を入れ換えてもよい。
以上のように、当業者は、本発明の範囲内で、実施される形態に合わせて様々な変更を行うことができる。
110 筐体
120 タッチパネルディスプレイ
130 監視カメラ
140 スピーカ
150 オートホン
151 オートホン制御装置
1 取引監視装置
2 画像取得部
3 音声出力部
4 通信部
5 記憶部
6 制御部
11 携帯使用検知部
12 異常報知部
13 フラグ処理部
21 エッジ画像生成部
22 顔検出部
23 頭検出部
24 肩検出部
25 手領域検出部
26 判定部
Claims (4)
- 送金処理が可能な自動取引端末の利用者の行動を監視する取引監視装置であって、
前記自動取引端末に正対する利用者の正面方向を撮影するように設置された監視カメラから取得した画像データから利用者の顔に対応する顔領域を抽出する顔検出部と、
前記画像データから利用者の頭部を頭頂方向から見た頭部領域を抽出する頭検出部と、
前記顔検出部により前記顔領域が検出された場合、当該顔領域を基準として設定された第1の探索領域から利用者の手を検出し、前記頭検出部により前記頭部領域が検出された場合、当該頭部領域を基準として設定された第2の探索領域から利用者の手を検出する手領域検出部と、
所定期間中に順次取得された前記画像データのそれぞれから、前記手領域検出部が利用者の手を検出した場合、利用者が携帯電話機を使用して通話中であると判定する判定部と、
前記判定部により、利用者が携帯電話機を使用して通話中であると判定されると警報を報知する異常報知部と、
を有することを特徴とする取引監視装置。 - 前記手領域検出部は、前記頭部領域の上端から前記第2の探索領域の上端までの距離を、前記顔領域の上端から前記第1の探索領域の上端までの距離よりも小さくなるように設定する、請求項1に記載の取引監視装置。
- 前記画像データから利用者の肩の輪郭が物体により隠れているか否かを判定する肩検出部をさらに有し、
前記手領域検出部は、利用者の手を検出する判定条件として、前記顔検出部により前記顔領域が検出された場合には、前記肩検出部により肩の輪郭が物体に隠されていると判定されたことを含み、前記頭検出部により前記頭部領域が検出された場合には、前記肩検出部により肩の輪郭が物体に隠されていると判定されたことを当該判定条件に含まない、請求項1または2に記載の取引監視装置。 - 前記肩検出部は、前記画像データから抽出されたエッジ画素が、前記顔領域方向または水平方向に連続するエッジ線を抽出し、当該エッジ線の長さが所定長未満であるか、または、当該エッジ線の端部が垂直方向に連続するエッジ線と接触している場合、肩の輪郭が物体により隠されていると判定する、請求項3に記載の取引監視装置。
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