JP2010170047A - 携帯型電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】使い勝手のよいプロジェクタモジュールを搭載した携帯型電子機器を提供する。
【解決手段】携帯型電子機器の筐体2の底面部13には、放熱兼滑り止め部21が設けられ、この放熱兼滑り止め部21は、放熱部である凹凸部22と、滑り止め部材23とから構成されている。凹凸部22は、筐体2の一部が凹凸状を成すことで形成され、凹凸部22は、プロジェクタモジュール5に対向しており、凹凸部22とプロジェクタモジュール5との間には、熱伝導部材が介在し熱接続されている。滑り止め部材23は板状部材であり細長い長方形状をしており、その長手方向を筐体2の長手方向D1に一致させて延びており、筐体2よりも大きな摩擦係数を有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、小型で持ち運び可能な携帯型電子機器に関する。
近年、プロジェクタ機能を備えた小型の携帯型電子機器が提供されている。特許文献1には、画像投影部を備えた携帯電話機が開示されている。この携帯電話機は、通信ネットワークを介して情報を受信したときに、その情報の着信を通知する着信通知画像を利用者が視認可能な投影面に投影する。
また特許文献2には、携帯電子機器を手で持ち運んで操作を行うため、電子機器の筐体の両側面に線条模様の凹凸を設け、滑り止めを計る技術が開示されている。
更に、特許文献3のように、電子機器の筐体の表面に凹凸を設けることにより、機器内部で発生した熱の放熱能力を高める技術が開示されている。
特開2004−289401号公報 特開2001−7553号公報 特開2002−344180号公報
ところで、例えばプロジェクタ機能などを有した小型の携帯型電子機器は、載置面の上に置かれた状態で使用する場合、位置がずれやすいと、ずれに対応して投射している画像もずれが生じ、使いやすいとはいえない。一方で、小型の携帯型電子機器は、衣服のポケットなどに収容されて持ち運ばれることが多い。そのため、携帯型電子機器に単純に滑り止め部材などを設けると、その携帯型電子機器がポケットなどからスムーズに取り出しにくくなり、逆に使いやすさが低下してしまう。
本発明は、使いやすさの向上を図った携帯型電子機器を提供することにある。
本発明の一つの形態に係る携帯型電子機器は、底面部を有してこの底面部と略平行な方向が長手方向となる筐体と、前記筐体に搭載されたプロジェクタモジュールと、前記筐体の底面部に取り付けられ、前記筐体の長手方向に延びた滑り止め部材とを具備している。
本発明によれば、携帯型電子機器の使いやすさが向上する。
本発明の第1の実施形態に係る携帯型電子機器の斜視図。 本発明の第1の実施形態に係る携帯型電子機器の底面部を示す斜視図。 図2中に示された携帯型電子機器のF3−F3線に沿う断面図。 本発明の第1の実施形態に係る携帯型電子機器の収容状態の一例を示す正面図。 本発明の第1の実施形態に係る凹凸部の第1の変形例を示す断面図。 本発明の第1の実施形態に係る凹凸部の第2の変形例を示す断面図。 本発明の第1の実施形態に係る凹凸部の第3の変形例を示す断面図。 本発明の第2の実施形態に係る携帯型電子機器の斜視図。 本発明の第2の実施形態に係る携帯型電子機器の底面部を示す斜視図。 本発明の第2の実施形態に係る携帯型電子機器の側面図。 本発明の第3の実施形態に係る携帯型電子機器の側面図。
以下に本発明の実施の形態を、プロジェクタ機能を備えた小型の携帯型電子機器に適用した図面に基づいて説明する。
(第1の実施形態)
図1ないし図4は、本発明の第1の実施形態に係る携帯型電子機器1を開示している。携帯型電子機器1は、例えば手の平サイズであり、図4に示すように衣服のポケットPに収容可能な大きさである。
図1に示すように、携帯型電子機器1は、筐体2、表示装置3、キー操作部4、およびプロジェクタモジュール5を備えている。筐体2は、例えば扁平な略直方体状の箱形をしている。筐体2は、例えば合成樹脂材料で形成されている。
筐体2は、上面部11、周面部12、および底面部13(下面部)を備えている。底面部13は、携帯型電子機器1を載置面S(例えば机上)に置いた時に、その載置面Sに向かい合う面である。底面部13は、載置面Sと平行になるように広がっている。図1に示すように、この底面部13(すなわち底面)と略平行な方向が、筐体2の長手方向D1になっている。上面部11は、底面部13との間に空間を空けて、底面部13と略平行に広がっている。周面部12は、底面部13に対して起立しており、底面部13の周縁部と上面部11の周縁部との間を繋いでいる。
表示装置3は、筐体2に収容されている。表示装置3は、表示画面3aを有している。筐体2の上面部11は、この表示画面3aを筐体2の外部に露出させる開口部15を有している。キー操作部4は、筐体2の上面部11に設けられている。
携帯型電子機器1は、載置面Sの上に置かれた状態で、表示画面3aおよびキー操作部4が携帯型電子機器1の上面に露出される。ユーザーは、携帯型電子機器1を載置面Sの上に置いた状態で、表示画面3aの表示内容を確認するとともに、キー操作部4を操作することができる。
図1に示すように、プロジェクタモジュール5は、筐体2に搭載されている。プロジェクタモジュール5は、例えば筐体2内に収容されている。プロジェクタモジュール5は、例えば複数のLEDを有し、動作時に発熱する。プロジェクタモジュール5は、発熱部品の一例である。なお後述の放熱兼滑り止め部21が冷却する発熱部品は、例えばICチップなど種々の発熱部品でもよい。
プロジェクタモジュール5は、筐体2内の一方の端部に配置されている。プロジェクタモジュール5は、投影レンズ16を有する。この投影レンズ16は、筐体2の周面部12に開口した開口部17に向かい合っている。プロジェクタモジュール5は、上記投影レンズ16を通じて画像を投影する。
図2は、携帯型電子機器1を裏返して見た図である。図2に示すように、筐体2の底面部13には、放熱兼滑り止め部21が設けられている。この放熱兼滑り止め部21は、放熱部である凹凸部22と、滑り止め部材23とから構成されている。
図2に示すように、凹凸部22は、例えばプロジェクタモジュール5に対応する位置(すなわちプロジェクタモジュール5の裏側)に設けられ、プロジェクタモジュール5の近傍に位置している。図3に示すように、凹凸部22は、筐体2の一部が凹凸状を成すことで形成されている。凹凸部22は、プロジェクタモジュール5に対向している。凹凸部22とプロジェクタモジュール5との間には、例えば熱伝導シートのような熱伝導部材24が介在されている。凹凸部22は、熱伝導部材24を介してプロジェクタモジュール5に熱接続されている。なお、凹凸部22は、熱伝導部材24を介さずに、プロジェクタモジュール5に直接に熱接続されてもよい。
本実施形態に係る凹凸部22は、筐体2の他の部分と一体に成形され、合成樹脂材料で形成されている。なお筐体2は、当該筐体2の他の部分とは別体として例えば金属材料で形成された金属部分を有し、この金属部分が凹凸部22を形成してもよい。金属材料は、合成樹脂材料などに比べて熱伝導率が高いため、金属材料で形成された凹凸部22は放熱面で優れている。
図2および図3に示すように、凹凸部22は、底面部13に対して筐体2の内側に窪んで形成されている。詳しく述べると、凹凸部22は、窪み部31と、複数の凸部32とを有する。窪み部31は、底面部13に対して筐体2の内側に窪んでいる。窪み部31は、例えばプロジェクタモジュール5に対向し、熱伝導部材24に接する基部33(水平部)を有する。基部33は、例えば底面部13およびプロジェクタモジュール5と略平行に広がっている。基部33は、上述の熱伝導部材24に面で接している。
図3に示すように、複数の凸部32は、例えば窪み部31の内側に設けられている。複数の凸部32は、筐体2の幅方向D2(すなわち、長手方向D1に直交する方向)に互いに離間している。凸部32と凸部32との間には、底面部13に対して窪んだ凹部34が形成されている。
凸部32は、底面部13に対して窪んだ位置にある窪み部31の基部33から、筐体2の外側に向いて突出している。本実施形態に係る凸部32は、基部33から先端面32aに近付くに従い幅が細くなる台形状に形成されている。基部33から突出した凸部32の先端面32a(突出端面)は、例えば底面部13と略同一平面上に位置している。すなわち、この凸部32の先端面32aは、筐体2の底面部13の一部を形成している。
なお、先端面32aは、底面部13に比べて僅かに低くてもよく、底面部13を下方にして携帯型電子機器1を載置面Sの上に置いたときに滑り止め部材23が載置面Sに接する高さにあればよい。
図2に示すように、凹凸部22は、筐体2の長手方向D1には形状が一定である。詳しく述べると、複数の凸部32および凹部34は、互いに平行に、筐体2の長手方向に延びている。凸部32および凹部34は、それぞれ筐体2の長手方向D1には形状が一定であり、筐体2の長手方向D1には高さが変化していない。凸部32および凹部34は、筐体2の長手方向D1にて、例えば凹凸部22の全長に亘って設けられている。
図2および図3に示すように、筐体2の底面部13には、複数の滑り止め部材23が取り付けられている。滑り止め部材23は、例えば板状部材であり、細長い長方形状をしている。滑り止め部材23は、その長手方向を筐体2の長手方向D1に一致させ、筐体2の長手方向に沿って延びている。滑り止め部材23は、例えば合成ゴム等の材料で形成されており、筐体2よりも大きな摩擦係数を有する。
本実施形態に係る滑り止め部材23は、各凸部32の先端面32aにそれぞれ取り付けられている。滑り止め部材23は、例えば凸部32の全長に亘って延びている。換言すると、滑り止め部材23は、凹凸部22の領域内に収まっている。滑り止め部材23は、例えば凸部32の先端面32aの幅と略同じ幅を有する。滑り止め部材23は、例えば筐体2よりも熱伝導性が低い材料で形成されている。
次に、上記構成の携帯型電子機器1の作用について説明する。
携帯型電子機器1は、底面部13を下にして載置面Sの上に置かれる。この状態で、ユーザーは、筐体2の上面側に露出された表示画面3aの表示内容を確認するとともに、キー操作部4を操作することができる。
携帯型電子機器1は、筐体2の底面部13に滑り止め部材23を備えている。この滑り止め部材23により、携帯型電子機器1は載置面Sの上に置かれた状態で位置がずれにくい。携帯型電子機器1の位置がずれにくいと、プロジェクタモジュール5により投影される映像の位置もずれにくく、ユーザーは映像を快適に見ることができる。また滑り止め部材23が設けられていると、表示画面3aを見る時や、キー操作部4を操作する時にも携帯型電子機器1がずれにくい。
図4に示すように、携帯型電子機器1は、例えば衣服のポケットPに収容されて持ち運ばれることがある。ユーザーは、一般的に、携帯型電子機器1の長手方向(すなわち、筐体2の長手方向D1)に沿って、携帯型電子機器1をポケットPに収容する傾向にある。
本実施形態に係る滑り止め部材23は、筐体2の長手方向D1に延びている。そのため、滑り止め部材23は、筐体2の幅方向D2のずれに対しては比較的大きな摩擦力を作用させるとともに、筐体2の長手方向D1のずれに対しては比較的小さな摩擦力を作用させる。したがって、ユーザーが携帯型電子機器1をポケットPから取り出す時には、滑り止め部材23はそれほど大きな摩擦力を作用させない。その結果、ユーザーは、携帯型電子機器1をポケットPからスムーズに取り出すことができる。
プロジェクタ機能を使用すると、プロジェクタモジュール5が発熱する。この熱の一部は、熱伝導部材24を介して筐体2の凹凸部22に伝わる。凹凸部22は、凹凸形状を有することで、表面積が比較的大きく確保されている。凹凸部22に伝えられた熱は、この比較的大きな放熱面積を通じて筐体2の外部に放出される。
このような構成によれば、携帯型電子機器1の使いやすさが向上する。すなわち、携帯型電子機器1の底面部13に滑り止め部材23が設けられていると、載置面Sの上に置かれた状態で携帯型電子機器1の位置がずれにくい。さらに滑り止め部材23が筐体2の長手方向D1に延びていると、筐体2の長手方向D1には比較的滑りやすく、筐体2の幅方向D2には比較的滑りにくい構造が実現されている。このため、筐体2の長手方向D1に沿ってポケットPに収容された携帯型電子機器1は、ポケットPからスムーズに取り出しやすい。これらにより、携帯型電子機器1の使いやすさが向上している。
凹凸部22の凸部32が筐体2の長手方向D1に一定の形状を有し、上記滑り止め部材23が凸部32の先端面32aに取り付けられていると、放熱機能を担う凹凸部22と滑り止め機能を担う滑り止め部材23とを一つの領域内に併せて設けることができる。これにより、底面部13のなかで放熱部および滑り止め部が占める面積の大きさを小さくし、底面部13の領域の有効活用や筐体2内のデッドスペースの低減を図ることができる。これらにより、携帯型電子機器1は、小型化を図ることができる。
特に、滑り止め部材23が、凹凸部22の領域内に収まっていると、底面部13のなかで放熱部および滑り止め部が占める面積の大きさがさらに小さくなり、携帯型電子機器1の小型化を図りやすくなる。
凹凸部22が底面部13に対して窪んで形成されるとともに、凸部32の先端面32aが前記筐体の底面部13と略同一平面上に位置していると、滑り止め部材23が底面部13に対して大きく突出しない。これにより、携帯型電子機器1を載置面Sの上に安定して置きやすい。
凹凸部22は、プロジェクタモジュール5に熱接続されているため、底面部13に比べて温度が高くなりやすい。凹凸部22が底面部13に対して窪んだ位置に形成されていると、温度が比較的高くなりやすい凹凸部22に対してユーザーが触れにくい。例えば凸部32は、基部33に近付くほど温度が高く、反対に先端面32aに近付くほど温度が低くなる。すなわち、ユーザーが触れる可能性がある先端面32a付近は、十分に温度が低い状態になる。そのため、ユーザーは、比較的高温の箇所に触れることなく、携帯型電子機器1を快適に使用することができる。
さらに、滑り止め部材23が筐体2よりも熱伝導性が低い材料で形成されていると、ユーザーが触れる可能性がある凸部32の先端面32aが、温度上昇しにくい滑り止め部材23によって保護されることになる。このような構成によれば、ユーザーはさらに快適に携帯型電子機器1を使用することができる。
なお、凹凸部22の形状は、上記説明した形状に限定されるものではない。凹凸部22は、例えば図5ないし図7に示されるような第1ないし第3の変形例を含む種々のバリエーションに係る形状が適用可能である。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態に係る携帯型電子機器1について、図8および図10を参照して説明する。なお上記第1の実施形態の構成と同一または類似の機能を有する構成は、同一の符号を付してその説明を省略する。また下記に説明した以外の構成は、上記第1の実施形態と同じである。
図8に示すように、本実施形態に係る携帯型電子機器1は、例えば携帯電話機であり、衣服のポケットPに収容可能な大きさである。携帯型電子機器1は、本体部41、表示部42、およびヒンジ部43を有する。ヒンジ部43は、表示部42を本体部41に回動可能に連結している。携帯型電子機器1は、表示部42が本体部41に重なるように2つ折りに折り畳まれた第1の姿勢と、表示部42が本体部41に対して開かれた第2の姿勢との間で変形可能である。
図8に示すように、携帯型電子機器1は、筐体2を備えている。筐体2は、本体部41の外壁を形成する第1の部分51と、表示部3の外壁を形成する第2の部分52とを含む。すなわち、筐体2は、ヒンジ部4を介して互いに開閉可能に連結された第1および第2の部分51,52を有し、2つ折りに折り畳み可能になっている。
本体部41は、上述の筐体2の第1の部分51と、キー操作部4とを備えている。筐体2の第1の部分51は、扁平な略直方体状の箱形をしている。筐体2は、底面部13と略平行な方向が長手方向D1になっている。キー操作部4は、筐体2の第1の部分51の上面部11に設けられている。
表示部42は、上述の筐体2の第2の部分52、表示装置3、およびプロジェクタモジュール5を備えている。筐体2の第2の部分52の前面部45は、表示装置3の表示画面3aを筐体2の第2の部分52の外部に露出させる開口部15を有している。本実施形態に係るプロジェクタモジュール5は、表示部42に搭載されている。プロジェクタモジュール5は、例えば筐体2の第2の部分52内に収容されている。
図9は、携帯型電子機器1を裏返して見た図である。図9に示すように、筐体2の第1の部分51の底面部13には、複数の滑り止め部材23が取り付けられている。滑り止め部材23は、筐体2の長手方向D1に沿って延びている。
このような構成によれば、上記第1の実施形態と同様に、携帯型電子機器1の使いやすさが向上する。すなわち、底面部13に滑り止め部材23が設けられていると、載置面Sの上に置かれた状態で携帯型電子機器1の位置がずれにくい。
特に、携帯型電子機器1が携帯電話の場合は、携帯電話本来の通信機能を有するため、画像を投影中であっても、突然、着信(音声の電話、またはメール受信のいずれの場合も)を受ける場合がある。着信時の設定としていわゆるマナーモードのように、機器の振動で着信を報知するモードに設定されていた場合、この振動により電子機器自体がずれてしまう恐れがあるが、滑り止め部材23を設けておくことにより、マナーモード時の着信により機器のぶれも防止できる。さらに滑り止め部材23が筐体2の長手方向D1に延びていると、携帯型電子機器1をポケットPからスムーズに取り出しやすい。
(第3の実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態に係る携帯型電子機器1について、図11を参照して説明する。なお上記第1および第2の実施形態の構成と同一または類似の機能を有する構成は、同一の符号を付してその説明を省略する。また下記に説明した以外の構成は、上記第1の実施形態と同じである。
図11に示すように、本実施形態に係る携帯型電子機器1は、例えば携帯電話であり、衣服のポケットPに収容可能な大きさである。携帯型電子機器1は、本体部41、表示部42、およびヒンジ部43を有する。
本体部41は、筐体2の第1の部分51、キー操作部4、およびプロジェクタモジュール5を備えている。筐体2の第1の部分51は、扁平な略直方体状の箱形をしている。筐体2は、底面部13と略平行な方向が長手方向D1になっている。キー操作部4は、筐体2の第1の部分51の上面部11に設けられている。プロジェクタモジュール5は、本体部41に搭載されている。
図11に示すように、筐体2の第1の部分51の底面部13には、凹凸部22と滑り止め部材23とから構成された放熱兼滑り止め部21が設けられている。放熱兼滑り止め部21の具体的な構成は、上記第1の実施形態と同じである。
このような構成の携帯型電子機器1によれば、上記第1の実施形態と同様に、携帯型電子機器1の使いやすさが向上する。すなわち、底面部13に滑り止め部材23が設けられていると、載置面Sの上に置かれた状態で携帯型電子機器1の位置がずれにくい。特に、携帯型電子機器1が携帯電話の場合は、上記第2の実施形態と同様に、マナーモード時の着信により機器のぶれも防止できる。さらに滑り止め部材23が筐体2の長手方向D1に延びていると、携帯型電子機器1をポケットPからスムーズに取り出しやすい。
凹凸部22の凸部32が筐体2の長手方向D1に一定の形状を有し、上記滑り止め部材23が凸部32の先端面32aに取り付けられていると、底面部13のなかで放熱部および滑り止め部が占める面積の大きさを小さくし、底面部13の領域の有効活用や筐体2内のデッドスペース低減などを図ることができる。これにより、携帯型電子機器1の小型化を図ることができる。
以上、本発明の第1ないし第3の実施形態に係る携帯型電子機器1ついて説明したが、本発明はこれらに限られるものではない。各実施形態に係る構成要素は、適宜組み合わせて実施することができる。また、本発明は、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。本発明は、プロジェクタ機能を有しない携帯型電子機器にも広く一般に適用することができる。
上記第1ないし第3の実施形態では、プロジェクタモジュール5が筐体2に内蔵された携帯型電子機器について説明した。なお本発明はこれに限られるものではなく、プロジェクタモジュール5は、筐体2に対して外付けで搭載されてもよい。
P…ポケット、S…載置面、D1…長手方向、1…携帯型電子機器、2…筐体、5…プロジェクタモジュール、13…底面部、22…凹凸部、23…滑り止め部材、32…凸部、32a…先端面。

Claims (5)

  1. 底面部を有し、この底面部と略平行な方向が長手方向となる筐体と、
    前記筐体に搭載されたプロジェクタモジュールと、
    前記筐体の底面部に取り付けられ、前記筐体の長手方向に延びた滑り止め部材と、
    を具備したことを特徴とする携帯型電子機器。
  2. 請求項1の記載において、
    前記底面部には、前記プロジェクタモジュールに熱接続された凹凸部が設けられ、この凹凸部は、前記筐体の外側に向いて突出するとともに、前記筐体の長手方向には形状が一定な凸部を有し、前記滑り止め部材は、前記凸部の先端面に取り付けられていることを特徴とする携帯型電子機器。
  3. 請求項2の記載において、
    前記凹凸部は、前記底面部に対して前記筐体の内側に窪んで形成されており、前記凸部の先端面は、前記筐体の底面部と略同一平面上に位置したことを特徴とする携帯型電子機器。
  4. 請求項3の記載において、
    前記滑り止め部材は、前記凹凸部の領域内に収まっていることを特徴とする携帯型電子機器。
  5. 請求項4の記載において、
    前記滑り止め部材は、前記筐体よりも熱伝導性が低い材料で形成されていることを特徴とする携帯型電子機器。
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