JP2010169601A - 厚さ測定治具 - Google Patents

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Abstract

【課題】凹状の狭い空間内の測定点間の厚さを精度よく実測する厚さ測定治具を提供する。
【解決手段】一端部において、第1測定点11厚さ測定治具に当てられる第1測定部4を有し、他端部において、目盛7が表示された厚さ表示部6を有する第1測定片2と、一端部において、第2測定点11bに当てられる第2測定部5を有し、他端部において、第1測定片2の目盛7を指示する厚さ指示部8を有する第2測定片3と、第1測定片2に設けられた第1支点孔9と第2測定片3に設けられた第2支点孔19とに挿入され、第1測定片2と第2測定片3とを回転自在に連結する締結具10と、を備え、各測定点11厚さ測定治具,11bに当てられた第1測定部4及び第2測定部5の幅が、第2測定片3の厚さ指示部8により指示された第1測定片2の目盛7に物の厚みとして表示される。
【選択図】図1

Description

本発明は、厚さ測定治具に係り、特に、凹部内の測定点間の幅を実測し、凹部内に占める物の厚さを測定する厚さ測定治具に関する。
凹状の狭い空間にある測定点間の厚さを測定する場合として、例えば、巻上機のブレーキシューのライニング厚さを測定する場合がある。ブレーキシューのライニングは、磨耗により厚さが減少していくため、定期的にその厚さを実測してメンテナンスをしなければならない。従って、0.1mm単位の精度でのライニング厚さの実測が要求される。その測定方法としては、例えば、鋼尺による測定方法、建築現場で使用されている「内パス」を使用する測定方法などがある。
図4に、鋼尺によるライニング厚さの測定方法を断面図で示す。巻上機(図示せず)のブレーキシュー20とディスク21からなる凹状の狭い空間内にあるライニング22の厚さを実測するために、鋼尺24をセットし、ライニング厚さの数値を読み込むことが行われている。
図5に、内パスによるライニング厚さの測定方法を断面で示す。建築現場で使用されている内パスをブレーキシュー20とそれに対向するディスク21のそれぞれの測定点にセットし、ライニング厚さを一旦内パスの幅に移し替え、その幅をノギス等により実測することが行われている。
特開2002−211871号公報
ライニング厚さを鋼尺により測定する方法では、0.1mm単位の精度を出すことが難しい。また、内パスによるライニング厚さの測定方法では、一旦内パスにより測定したものをノギス等で測り直さなければならず、測定精度が低くなる虞がある。
また、ノギスの内径測定側を用いたノギス自体による測定では、測定片の長さが不足しているためにライニングの部分まで届かないという問題がある。
本願の目的は、かかる課題を解決し、凹状の狭い空間内の測定点間の厚さを精度良く実測する厚さ測定治具を提供することである。
上記目的を達成するため、本発明に係る厚さ測定治具は、凹部内の測定点間の幅を実測し、凹部内に占める物の厚さを測定する厚さ測定治具において、一端部において、一方の測定点に当てられる第1の測定部を有し、他端部において、目盛が表示された厚さ表示部を有する第1の測定片と、一端部において、他方の測定点に当てられる第2の測定部を有し、他端部において、第1の測定片の目盛を指示する厚さ指示部を有する第2の測定片と、第1の測定片に設けられた支点孔と第2の測定片に設けられた支点孔とに挿入され、第1の測定片と第2の測定片とを回転自在に連結する締結具と、を備え、各測定点に当てられた第1の測定部及び第2の測定部の幅が、第2の測定片の厚さ指示部により指示された第1の測定片の目盛に物の厚みとして表示されることを特徴とする。
この構成により、締結具により連結された第1の測定片と第2の測定片のそれぞれの測定部を測定点に当てることで、第1の測定片に設けられた厚さ表示部の目盛に、第2の測定片の厚さ指示部により厚さが指示される。従って、測り直しをすることなく物の厚さが精度よく実測できる。
また、厚さ測定治具は、第1の測定部及び第2の測定部が、それぞれの測定片の長さ方向に交差して外側に突出することが好ましい。これにより、凹状の狭い空間内の測定点間に測定部を当てることができ、その幅を精度よく実測できる。
また、厚さ測定治具は、第1の測定片の支点孔の中心点と目盛の位置との距離が、第1の測定部により当てられる一方の測定点と第1の測定片の支点孔の中心点との距離に対して所定の倍率であることが好ましい。これにより、狭い空間内の測定点間の幅について倍率を掛けて実測でき、精度の高い計測ができる。
また、厚さ測定治具は、第1の測定片又は第2の測定片が、長さ方向に複数の支点孔を有することが好ましい。また、厚さ測定治具は、第1の測定片が、締結具により連結された第1の測定片及び第2の測定片の支点孔に連動した複数の目盛を有することが好ましい。これらにより、測定される対象の測定条件に合わせて測定倍率を選択することができる。
以上のように、本発明に係る厚さ測定治具によれば、凹状の狭い空間内の測定点間の厚さを精度良く実測することが可能となる。
本発明に係る厚さ測定治具の1つの実施形態の概略構成を示す断面図である。 厚さ測定治具の拡大平面図である。 複数の支点孔を有する実施例について、第1測定片及び第2測定片を分離して示す正面図である。 鋼尺によるライニング厚さの測定方法を示す断面図である。 内パスによるライニング厚さの測定方法を示す断面図である。
以下に、図面を用いて本発明に係る厚さ測定治具の実施の形態につき、詳細に説明する。
図1に、厚さ測定治具の1つの実施形態の概略構成を示す。また、図2に、厚さ測定治具の拡大図を示す。厚さ測定治具1は、第1測定片2、第2測定片3、及び締結具10から構成される。
第1測定片2は、実測されるライニング22側の端部に、ブレーキシュー20の第1測定点11厚さ測定治具に当てられる第1測定部4を有する。また、その他端には目盛7が表示された厚さ表示部6を有する。また、第2測定片3は、実測されるライニング22側の端部に、ディスク21の第2測定点11bに当てられる第2測定部5を有する。また、その他端には第1測定片2の目盛7を指示する厚さ指示部8を有する。
そして、締結具10は、第1測定片2に設けられた支点孔9と第2測定片3に設けられた支点孔19とに挿入される。この第1測定片2及び第2測定片3は、締結具10で交差し、それぞれ第1測定部4及び第2測定部5と反対側に延長される。また、第1測定片2の厚さ表示部6の目盛7は、第2測定片3の厚さ指示部8の先端に表示される。そして、締結具10は、第1測定片2と第2測定片3とを回転自在に連結する。
従って、第1測定点11厚さ測定治具に当てられた第1測定部4と、第2測定点11bに当てられた第2測定部5との幅が、第2測定片3の厚さ指示部8により指示された第1測定片2の目盛7にライニング22の厚みとして表示される。
図1及び図2に示すように、第1測定部4は、第1測定片2の長さ方向に交差して外側に突出する。同様に、第2測定部5は、第2測定片3の長さ方向に交差して外側に突出する。そして、第1測定部4及び第2測定部5の先端部は鋭角になっている。これにより、凹状の狭い空間内の第1測定点11厚さ測定治具及び第2測定点11bの間に、それぞれ第1測定部4及び第2測定部5を当てることができ、その幅を精度よく実測できる。
図2に示すように、第1測定片2の支点孔9の中心点と目盛7の位置との距離(L1)は、第1測定部4により当てられるブレーキシュー20の第1測定点11厚さ測定治具と第1測定片2の支点孔9の中心点との距離(L2)に対して所定の倍率を有する。同様に、第2測定片3の支点孔19の中心点との位置と、厚さ指示部8の先端との距離(L1´)は、第1測定部4により当てられるディスク21の第2測定点11bと第1測定片2の支点孔19の中心点との距離(L2´)に対して所定の倍率を有する。これらの倍率により、実測された厚みを所定の倍率により拡大して厚さ表示部6の目盛7に表示することができる。
図3に、複数の支点孔9,19を有する実施例について、第1測定片2及び第2測定片3を分離して示す。本実施例では、第1測定片2は、長さ方向に複数の支点孔9厚さ測定治具,9b、9cを有する。また、同様に、第2測定片3は、長さ方向に複数の支点孔19厚さ測定治具,19b、19cを有する。そして、第1測定片2は、締結具10により連結された第1測定片2及び第2測定片3の支点孔9,19に連動した複数の目盛7厚さ測定治具,7b,7cを有する。
これにより、測定される対象の測定条件に合わせて支点孔9,19を選択し、測定倍率を変え、その支点孔9,19に基づいて目盛7により精度良く測定することができる。
1 厚さ測定治具、2 第1測定片、3 第2測定片、4 第1測定部、5 第2測定部、6 厚さ表示部、7 厚さ測定治具,7b,7c 目盛、8 厚さ指示部、9 厚さ測定治具,9b,9c,19 厚さ測定治具,19b,19c 支点孔、10 締結具、11厚さ測定治具 第1測定点,11b 第2測定点、20 ブレーキシュー、21 ディスク、22 ライニング、23 内パス、24 鋼尺。

Claims (5)

  1. 凹部内の測定点間の幅を実測し、凹部内に占める物の厚さを測定する厚さ測定治具において、
    一端部において、一方の測定点に当てられる第1の測定部を有し、他端部において、目盛が表示された厚さ表示部を有する第1の測定片と、
    一端部において、他方の測定点に当てられる第2の測定部を有し、他端部において、第1の測定片の目盛を指示する厚さ指示部を有する第2の測定片と、
    第1の測定片に設けられた支点孔と第2の測定片に設けられた支点孔とに挿入され、第1の測定片と第2の測定片とを回転自在に連結する締結具と、を備え、
    各測定点に当てられた第1の測定部及び第2の測定部の幅が、第2の測定片の厚さ指示部により指示された第1の測定片の目盛に物の厚みとして表示されることを特徴とする厚さ測定治具。
  2. 請求項1に記載の厚さ測定治具であって、第1の測定部及び第2の測定部は、それぞれの測定片の長さ方向に交差して外側に突出することを特徴とする厚さ測定治具。
  3. 請求項1又は2に記載の厚さ測定治具であって、第1の測定片の支点孔の中心点と目盛の位置との距離は、第1の測定部により当てられる一方の測定点と第1の測定片の支点孔の中心点との距離に対して所定の倍率であることを特徴とする厚さ測定治具。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1に記載の厚さ測定治具であって、第1の測定片又は第2の測定片は、長さ方向に複数の支点孔を有することを特徴とする厚さ測定治具。
  5. 請求項4に記載の厚さ測定治具であって、第1の測定片は、締結具により連結された第1の測定片及び第2の測定片の支点孔に連動した複数の目盛を有することを特徴とする厚さ測定治具。
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