JP2010168867A - プラグ装置 - Google Patents

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Toshikazu Kiso
寿和 木曽
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Abstract

【課題】ロック装置本体への格別のがたつき防止手段を要することなくロック装置本体への装着時のがたつきを防止できるプラグ装置を提供することを目的とする。
【解決手段】ロック装置本体1に形成される筒状装着部2に挿入して該ロック装置本体1に回転操作部を提供するプラグ装置であって、
プラグ3と、
プラグ3に空転自在、かつ、軸長方向移動自在に外嵌合されるスリーブ4と、
前記プラグ3とスリーブ4との間に介装され、プラグ3の筒状装着部2への装着時にプラグ3に押し戻し方向の弾性的付勢力を与える弾性付勢部5と、を有する。
【選択図】 図1

Description

本発明はプラグ装置に関するものである。
ロック装置本体に装着することにより該ロック装置本体に簡易な回転操作機能をもたせるためのプラグ装置としては、特許文献1に記載のものが知られている。この従来例において、プラグ装置は、キー挿入孔が開設されたキーシリンダ(プラグ)の後端に抜け止め用タンブラを装着して形成され、本体部(ロック装置本体)に開設された取付孔に挿入することにより、ロック装置本体に解錠キーを使用した回転操作手段を付与する。
ロック装置本体への装着状態において、プラグ終端にはロック装置本体に装着されるレバーが圧接し、プラグとロック装置本体との間のがたつきが防止される。
特開平8-189237号公報
しかし、上述した従来例は、プラグのがたつき防止をロック装置本体側からの付勢力付与によって行うものであるため、ロック装置本体の設計に際して付勢力付与手段の配置を考慮する必要が生じ、設計の自由度が低下する上に、ロック装置本体の構造上、付勢力付与手段の配置が困難な場合もあり、汎用性に欠けるという問題もある。
本発明は、以上の欠点を解消すべくなされたものであって、ロック装置本体への格別のがたつき防止手段を要することなくロック装置本体への装着時のがたつきを防止できるプラグ装置を提供することを目的とする。
プラグ装置は、プラグ3にスリーブ4を空転自在、かつ軸長方向への移動自在に外嵌合して形成され、ロック装置本体1の筒状装着部2に挿入されて装着される。ロック装置本体1は、装着されたプラグ装置のプラグ3に対する回転操作によりロック、ロック解除操作を行うものであれば種々の構造をとることが可能であり、例えば、車両のグローブボックスのリッドロックとして構成されたものを使用できる。
プラグ3への操作を操作権限者に限定するために、プラグ3には適正な解錠キーによってのみ回転操作が可能になるように、適数のタンブラ3aを装着することができる。
プラグ3とスリーブ4との間には、弾性付勢部5が介装され、プラグ3とスリーブ4とが軸長方向に相対移動した際に、プラグ3とスリーブ4とに押し戻し方向の付勢力を付与する。弾性付勢部5は、プラグ3とスリーブ4とのいずれか一方に形成される周方向に所定長を有する支承面5aと、他方に形成され、上記支承面5aに弾性的に圧接可能な弾性変形部5bとから構成することが可能で、例えば、プラグ3の前端に膨隆される拡径頭部10の裏面と、拡径頭部10に正対するスリーブ4の前端面との間に形成することができる。
プラグ装置は、プラグ3とスリーブ4とを筒状装着部2に挿入し、プラグ3を適宜手段により抜け止めすることによりロック装置本体1に装着され、上記弾性変形部5bに初期撓みが発生する位置でプラグ3を抜け止めし、さらに、スリーブ4の抜け止め手段側への移動を適宜手段により規制すると、上記弾性付勢部5によってプラグ3には抜去方向の力が、スリーブ4には反対方向の力が付与される。この結果、プラグ3、およびスリーブ4の双方が筒状装着部2に圧接した状態となるために、がたつきが完全に規制される。
したがってこの発明において、筒状装着部2には、抜け止め手段の係止部、およびスリーブ4の係止部のみを設定するだけで格別の付勢力付与手段を要しないために、設計の自由度が高くなり、かつ、安定したがた防止性能を発揮させることができる。
また、
ロック装置本体1に形成される筒状装着部2に挿入して該ロック装置本体1に回転操作部を提供するプラグ装置であって、
プラグ3と、
プラグ3に軸長方向移動自在に外嵌合されるスリーブ4と、
前記プラグ3とスリーブ4との間に介装され、プラグ3のスリーブ4への装着時にプラグ3に押し戻し方向の弾性的付勢力を与える弾性付勢部5と、
を有するプラグ装置を構成した場合には、プラグ装置をビス等を使用して筒状装着部2に固定するだけで、プラグ3への回転操作が確保され、かつ、がた止めされた操作機構を付与することができる。
本発明によれば、ロック装置本体への格別のがたつき防止手段を要することなくロック装置本体への装着時のがたつきを防止できる。
プラグ装置を示す図で、(a)は側面図、(b)は正面図、(c)は平面図である。 プラグ装置の断面図で、(a)は図1(b)の2A-2A線断面図、(b)は図2(a)の2B-2B線断面図である。 ロック装置を示す断面図である。 図1の変形例を示す図である。 本発明の他の実施の形態を示す図で、(a)は平面図、(b)は(a)の5B-5B線断面図である。
図1、2に示すように、プラグ装置は、スリーブ4にプラグ3を空転自在、かつ軸長方向に移動自在に挿入して形成される。プラグ3には、施錠状態においてスリーブ4の内壁に形成されるタンブラ嵌合部4aに嵌合してスリーブ4に対する相対回転を規制し、解錠状態において嵌合状態が解除される適数のタンブラ3aが装着される。
施錠状態におけるスリーブ4のプラグ3に対する軸長方向への移動を可能にするために、タンブラ嵌合部4aは全タンブラ3aに対応する単一の矩形穴として形成される。
また、上記プラグ3の前端部には一般軸部3bに比して大径の拡径頭部10が形成される。拡径頭部10は、スリーブ4の外径とほぼ等しい径に形成されてスリーブ4の前端面に対峙し、これら拡径頭部10の裏面とスリーブ4の前端面との間に弾性付勢部5が形成される。
弾性付勢部5は、プラグ3側に形成される弾性変形部5bと、この弾性変形部5bの受け面となる支承面5aとしてのスリーブ4の前端面とから構成される。この実施の形態においてプラグ3は合成樹脂材を射出成形して形成され、弾性変形部5bは、合成樹脂材の弾性変形能を利用してプラグ3に一体形成される。
また、上記プラグ3の後端部には抜け止め用タンブラ6が装着される。図2(b)に示すように、抜け止め用タンブラ6は、プラグ3の一般軸部3bに装着されるタンブラ3aと同様に板材を打ち抜いて形成され、プラグ3のタンブラ装着溝3cに装着される。この抜け止め用タンブラ6の両端間の間隔は、プラグ3の軸部の径に比してやや小寸とされてプラグ3内に収容される大きさに形成され、スプリング3dにより飛び出し方向に付勢される。
一方、スリーブ4の前端には、斜面4bが形成されており、プラグ3を押し込むと、斜面4bの作用により抜け止め用タンブラ6はプラグ3内に没入し、さらにプラグ3を押し込み、抜け止め用タンブラ6がスリーブ4の後端に達すると、スプリング3dの復元力により飛び出し位置に復帰し、以後、プラグ3の抜去が規制される。
以上のように構成されるプラグ装置は、図3に示すように、ロック装置本体1の筒状装着部2に挿入されて装着され、該ロック装置本体1に施解錠操作が可能な操作部を提供する。この実施の形態において、ロック装置本体1は、プラグ3の後端に突設される作動突部11の回転により図外のロック体を動作させてロック対象との係脱操作を行うように構成される。
上記筒状装着部2の後端部内周壁には周方向に所定長を有する抜け止め突条12が突設されており、プラグ装置を差し込むと、上記抜け止め用タンブラ6がプラグ3内に没入して抜け止め突条12を通過した後突出し、以後、プラグ装置の筒状装着部2からの脱離が規制される。
また、抜け止め突条12は、スリーブ4のストッパとしても機能し、プラグ装置の装着状態において、プラグ装置は、図1に示す初期状態に比して、プラグ3が後方に抜け止め突条12の厚さ(δ)分引き出された状態となるために、弾性変形部5bには所定の撓み量が与えられる。
したがってこの実施の形態において、筒状装着部2にプラグ装置の弾性変形部5bの撓み量を考慮した抜け止め突条12を設けておくだけで、プラグ装置の装着に際して弾性変形部5bが所定量撓んでプラグ3、およびスリーブ4が抜け止め突条12に圧接した状態となり、がたつきの発生が完全に防止できる。
なお、図1において弾性変形部5bは、プラグ3を合成樹脂材により形成することを条件にプラグ3に一体に形成する場合を示したが、スリーブ4を合成樹脂材により形成し、弾性変形部5bをスリーブ4に一体に形成することも可能である。
また、プラグ3を亜鉛ダイカスト合金等により形成する場合には、図4(a)に示すように、プラグ3の拡径頭部10にステンレス薄板等の金属薄板材により形成されるキャップ13を固定し、当該キャップ13から弾性変形部5bを切り起こしたり、あるいは図4(b)に示すように、キャップ13を合成樹脂材により形成し、該キャップ13に弾性変形部5bを一体形成することができる。
図5に本発明の他の実施の形態を示す。なお、本実施の形態の説明において、上述した実施の形態と実質的に同一の構成要素は図中に同一符号を付して説明を省略する。
上述した実施の形態において、プラグ装置のがたつきは、ロック装置本体1側に形成される抜け止め突条12の存在を前提に実現されるものであるのに対し、本実施の形態は、自己完結的にプラグ装置内にがたつき防止の機能を付与したもので、プラグ3の後端部には、上述した実施の形態に使用される抜け止め用タンブラ6と同等の連結用タンブラ8が装着され、スリーブ4には連結用タンブラ8が係止してプラグ3の抜け止めを行うための係止溝7が凹設される。
係止溝7は、外周に開放されたスリット形状に形成され、連結用タンブラ8が係止した状態でプラグ3の回転を可能にするために、円周方向に所定長延設される。
さらに、上記係止溝7には連結用タンブラ8の突出を規制するように傾斜面9が庇状に張り出される。図5(b)に示すように、傾斜面9は、中心方向に行くに従って漸次後方に移動する方向に傾いており、スプリング3dによる付勢力で圧接する連結用タンブラ8に前方への操作力を付与する。前方への操作力により連結用タンブラ8はタンブラ装着溝3cの前方壁面に押し付けられて可動部が圧接状態となり、がたつきが規制される。
したがって、本実施例によるプラグ装置は、ビス、止め輪、押しねじ等を使用してロック装置本体1の筒状装着部2に固定するだけで、プラグ3の可動状態が確保され、かつ、がた止めも行われた操作部を装備することができる。
なお、図5においては、連結用タンブラ8を利用してがた止めに必要な付勢力を得る場合を示したが、図1に示す実施の形態における抜け止め用タンブラ6を、弾性変形部5bが十分な初期撓みを得ることができる位置に配置したものであってもよい。この場合、プラグ装置は、ビス等を使用してロック装置本体1に組み付けられ、ロック装置本体1の抜け止め突状12は取り除かれる。
1 ロック装置本体
2 筒状装着部
3 プラグ
4 スリーブ
5 弾性付勢部
6 抜け止め用タンブラ
7 係止溝
8 連結用タンブラ
9 傾斜面
10 拡径頭部

Claims (5)

  1. ロック装置本体に形成される筒状装着部に挿入して該ロック装置本体に回転操作部を提供するプラグ装置であって、
    プラグと、
    プラグに空転自在、かつ、軸長方向移動自在に外嵌合されるスリーブと、
    前記プラグとスリーブとの間に介装され、プラグの筒状装着部への装着時にプラグに押し戻し方向の弾性的付勢力を与える弾性付勢部と、
    を有するプラグ装置。
  2. 前記プラグには、筒状装着部への挿入操作によって筒状装着部に弾発的に係止してプラグの抜け止めを行う抜け止め用タンブラが装着される請求項1記載のプラグ装置。
  3. ロック装置本体に形成される筒状装着部に挿入して該ロック装置本体に回転操作部を提供するプラグ装置であって、
    プラグと、
    プラグに軸長方向移動自在に外嵌合されるスリーブと、
    前記プラグとスリーブとの間に介装され、プラグのスリーブへの装着時にプラグに押し戻し方向の弾性的付勢力を与える弾性付勢部と、
    を有するプラグ装置。
  4. 前記弾性付勢部は、
    飛び出し方向に付勢されてプラグ内に装着され、プラグのスリーブへの挿入操作時に飛び出し方向に移動してスリーブの係止溝に弾発係止する連結用タンブラと、
    スリーブに形成され、前記連結用タンブラの飛び出し側端縁に当接して該連結用タンブラからの付勢力からプラグの挿入方向への分力を得る傾斜面により構成される請求項3記載のシリンダ錠。
  5. 前記弾性付勢部が、プラグの前端に膨隆される拡径頭部の裏面と、該拡径頭部に正対するスリーブの前端面との間に形成される請求項1、2または3記載のプラグ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017040084A (ja) * 2015-08-19 2017-02-23 株式会社東海理化電機製作所 シリンダ錠装置

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