JP2010167524A - 電動式打込機 - Google Patents

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Abstract

【課題】安全性及び耐久性に優れた電動式打撃工具の提供。
【解決手段】
本発明はハウジング2と、ユーザが操作するトリガスイッチ24と、ハウジング2に設けられ、トリガスイッチ24の動作に連動しているモータ7と、ハウジング2内の上死点および下死点の間を移動可能に配設され、止具を打込むプランジャ8と、プランジャ8を止具の打撃方向に付勢するバネ9と、モータ7の回転により8プランジャをバネ9の蓄勢方向に移動させ、プランジャ8が該上死点に到達したときに9バネを開放する圧縮開放機構と、を備えた電動打撃工具であって、プランジャ8の該下死点から離間した直後の動作速度は、該上死点に到達する直前の速度より小さくなるよう制御する動作制御手段を有することを特徴とする電動式打撃工具を提供している。
【選択図】図1

Description

本発明は打撃工具に関し、特に電動式打込機に関する。
バネによって付勢されたプランジャをバネの付勢力に抗して押し上げた後に開放することによってプランジャを加速し、プランジャに取り付けられたブレードにより、釘を被打込み材に打ち込むバネ駆動式の打込機はすでに生産されている。この打込機では、プランジャの押上をハウジング内に内蔵されたモータによって行っている(例えば特許文献1参照)。具体的には、特許文献1に示されるようにハウジング内のモータが減速機構を介して駆動ピンを有する歯車を駆動し、駆動ピンはプランジャに形成された掛止突起と当接することによりプランジャを所定ストローク押し上げる構造となっている。
さらに、プランジャの引き上げ動作を、線材を介して牽引しバネを圧縮させることにより行う打込機が知られている。この種の打込機には圧縮開放機構が設けられており、線材は圧縮解放機構によって巻上げ及び巻戻しされる。プランジャには内部室が形成されており、線材の端部にはワイヤ係止部が設けられている。プランジャと線材とは、ワイヤ係止部がバネの伸縮方向、ねじれ方向に移動可能に内部室に封止されていることにより接続されている。線材がモータの駆動力を受けた圧縮開放機構を介して巻上げられ、ワイヤ係止部が内部室の上面に接触することで、プランジャがワイヤによって引き上げられる構造となっている。線材とプランジャとが回転自在であることにより、打込動作時に発生する屈曲及び組立時のねじりを防止している。
特公平7−115307
しかし、従来の打込機ではハウジング内で釘が詰り、プランジャが下死点まで到達できない場合がある。このとき、プランジャは通常の位置よりもバネの上死点側にあり、ワイヤ係止部と内部室の上面とが大きく離間した状態で停止する。さらに、釘が射出されるノーズで釘とブレードとが挟まってしまった場合も、プランジャが上死点と下死点との間で停止してしまい、ワイヤ係止部と内部室の上面とは大きく離間した状態となる。この状態で次の釘の打込動作を開始させると、線材が牽引されてワイヤ係止部が上死点側に移動するが、ワイヤ係止部が内部室の上面に達するまで時間がかかるため、通常の釘打込動作時よりもワイヤ係止部は加速されて速度が高まった状態で、内部室の上面に到達する。さらに釘とブレードとが挟まって固着している場合には、挟まれたプランジャが固定されている状態になる。これらの要因により、ワイヤ係止部は内部室の上面と強く衝突する。その結果、衝突時の衝撃力により、ワイヤ係止部の破損や、線材の切断などの問題が発生する。そこで本発明は、これらの破損を防止して耐久性の高い打込機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明はハウジングと、ユーザが操作するトリガスイッチと、該ハウジングに設けられ、該トリガスイッチの動作に連動しているモータと、該ハウジング内の上死点および下死点の間を移動可能に配設され、止具を打込むプランジャと、該プランジャを止具の打撃方向に付勢するバネと、該モータの回転により該プランジャを該バネの蓄勢方向に移動させ、該プランジャが該上死点に到達したときに該バネを開放する圧縮開放機構と、を備えた電動打撃工具であって、該プランジャの該下死点から離間した直後の動作速度は、該上死点に到達する直前の速度より小さくなるよう制御する動作制御手段を有することを特徴とする電動式打撃工具を提供している。
また、該動作制御手段は、該モータをソフトスタートさせるソフトスタート回路を有することが望ましい。
また、該ソフトスタート回路は、PWMによりデューティー比を上昇させる方式であることが望ましい。
また、該ソフトスタート回路は、該プランジャの上死点到達前における所定時刻後にはデューティー比が100%となることが望ましい。
また、該ソフトスタート回路がデューティー比を100%とするまでの所定時刻は、10ms以上、100ms以下であることが望ましい。
また、該動作制御手段は、該トリガスイッチの動作から所定時間経過後に、該モータへの通電を遮断するタイマ回路を有することが望ましい。
また、該動作制御手段は、該モータの回転を伝達するクラッチを有し、該クラッチはモータの回転の開始に応じて該圧縮解放機構への伝達力を増大するように構成されていることが望ましい。
また、該圧縮開放機構は、一端が該プランジャに係止し、他端が該圧縮解放機構と係止している線材を有し、該線材および該プランジャは、バネの伸縮方向に移動可能に係止されたことが望ましい。
請求項1に記載の電動式打撃工具によると、釘詰まりが発生した際に打込み動作を行った場合でも、下死点を離間した直後におけるプランジャの動作速度が上死点に到達する直前のプランジャの速度よりも小さいので、プランジャの突発的な始動動作を回避することができ、電動式打撃工具内の部品の破損を防止することができる。これにより、耐久性の優れた電動式打撃工具を提供することができる。
請求項2に記載の電動式打撃工具によると、ソフトスタート回路を組み込むという簡便な構造により、プランジャのソフトスタートを実現し、電動式打撃工具内の部品の破損を防止することができる。これにより、耐久性の優れた電動式打撃工具を提供することができる。
請求項3に記載の電動式打撃工具によると、PWM方式(Pulse Width Modulation)を用いデューティー比を時間とともに上昇させるという簡便な方式によりプランジャのソフトスタートを実現し、電動式打撃工具内の部品の破損を防止することができる。これにより、耐久性の優れた電動式打撃工具を提供することができる。
請求項4に記載の電動式打撃工具によると、所定時間経過後にはデューティー比が100%となることから、打込み時間の延長を防止することができる。
請求項6に記載の電動式打撃工具によると、釘詰まりが発生し、プランジャが動作せず、モータがロック状態を維持したままの状態でも、所定時間経過後にタイマ回路によって、モータへの通電が遮断される。これにより、モータの焼き付きを防止し、劣化防止を図ることができる。
請求項7に記載の電動式打撃工具によると、トリガスイッチ操作によるモータ始動時の回転を除々に圧縮開放機構に伝達しているので、耐久性の優れた電動式打撃工具を提供することができる。
請求項8に記載の電動式打撃工具によると、プランジャに線材を係止するという簡易な構造によって、プランジャを上死点に移動させ、バネに付勢力を蓄えることができる。さらに、請求項1に記載の効果により、電動工具内の部品である線材や係止部材の破損を防止し、耐久性の優れた電動式打撃工具を提供することができる。
プランジャが下死点到達時の本発明の実施の形態による電動式打込機を示す部分透明側面図。 本発明の実施形態に係る圧縮解放機構の斜視図。 本発明の実施形態に係る圧縮解放機構を一部展開した斜視図。 本発明の実施形態に係る圧縮解放機構を全展開した斜視図。 本発明の実施形態に係るドラムを外したバネ圧縮解放機構の初期状態における断面図。 本発明の実施形態に係るドラムを外したバネ圧縮解放機構の初期状態における断面図。 図3(a)から出力軸が180°回転したときのバネ圧縮解放機構の断面図。 図3(b)から出力軸が180°回転したときのバネ圧縮解放機構の断面図。 図3(c)から出力軸が270°回転したときのバネ圧縮解放機構の断面図。 図3(d)から出力軸が270°回転したときのバネ圧縮解放機構の断面図。 図3(e)から出力軸がさらに回転したときのバネ圧縮解放機構の断面図。 図3(f)から出力軸がさらに回転したときのバネ圧縮解放機構の断面図。 初期状態におけるプランジャとワイヤの係止状態を示す図1の部分拡大図。 プランジャ動作時のプランジャとワイヤの係止状態を示す図1の部分拡大図。 本発明の実施の形態にかかるコントローラの回路図。 本発明の実施の形態にかかるコントローラの動作タイムチャート
本発明の実施の形態による打込機1について図1乃至図5に基づき説明する。図1は打込機1の断面図であり、外殻となるハウジング2と、ハンドル3と、電池4と、ノーズ5と、マガジン6とから主に構成されている。後述のプランジャ8が移動する方向を上下方向と定義し、プランジャ8が後述のバネ9により付勢されて釘23を打撃する方向を下方向として定義する。さらに、ノーズ5側を前方、電池4側を後方と定義する。
ハウジング2内には、モータ7と、プランジャ8と、バネ9と、減速機構11と、ギヤ14と、ガイドプレート18と、ドラム13と、ワイヤ16とが備えられている。
プランジャ8は、ハウジング2の上死点側と下死点側との間で移動可能に配置されている。プランジャ8はブレード8Aを有し、ブレード8A先端はノーズ5内に画成された後述の内部通路5aまで延びている。また、プランジャ8端部の下側には円盤形状のプランジャ大径部8Bが設置され、その略中心に、ブレード8Aが接続されている。釘23は、プランジャ8が上死点に位置する状態で後述の内部通路5aに配置されたブレード8Aが下死点側に移動した際に、ブレード8Aによってノーズ5先端から射出され、被打込部材に打ち込まれる。プランジャ8には内部室8cが形成されており、内部室8cの上部はプランジャ蓋部8Eによって閉止されている。プランジャ蓋部8Eの下部には、弾性体であるワイヤダンパ8Dが設けられている。プランジャ蓋部8Eは、その略中心に孔が形成されており、ワイヤ16が挿入される。ワイヤ16は、複数の金属線材を束ねて構成されており、しなやかさと強度を兼ね備えている。また、孔との接触による磨耗を防止するため、ワイヤ16の表面には樹脂がコーティングされていて、ワイヤ16と接触する部材の磨耗を防いでいる。
ワイヤ16の一端にはワイヤ16がプランジャ蓋部8Eの孔を貫通した状態でワイヤ係止部16Aが設けられている。この状態でプランジャ蓋部8Eがプランジャ8に装着されることにより、ワイヤ係止部16Aは内部室8c内で上下方向に移動可能になる。このような構成により、プランジャ8に対してワイヤ16は、上下方向、ねじれ方向に移動可能となっている。プランジャ8の下部には弾性体であるダンパ12が配置されている。ダンパ12はプランジャ大径部8Bと当接可能に設けられており、釘打ち動作時の衝撃を緩和している。
バネ9は、下端がプランジャ大径部8Bと当接し、上方に向かって配置されている。モータ7は、回転軸71を備えており、電池4から供給された電力により回転し、減速機構11に回転力を供給する。減速機構11は、モータ7、モータ7の回転軸71の一端に取り付けられた複数のプーリー、ベルトおよび複数のギヤからなり、ギヤ14に回転力を伝達している。減速機構11によってモータ7のトルクを増幅できるため、小型のモータ7をバネ9の圧縮機構に用いることが可能である。
ドラム13は、モータ7から減速機構11を介して供給された回転力により、後述する圧縮開放機構の動作に基づいて回転する。ドラム13は、ワイヤ16によってワイヤ係止部16Aと接続されている。ドラム13の詳細な構造を図2(c)に基づいて説明する。ドラム13は円環形状をなしており、ドラム13の略中心には孔13cが形成されている。ドラムダンパ衝突部13Aが、ドラム13の周縁から出力軸19の軸方向に突出して設けられている。ドラムダンパ衝突部13Aは図示せぬドラムダンパと係合可能となっている。ドラム13の円周面にはドラム谷部13bが形成されており、ドラム谷部13b内にワイヤ16を巻き込んでいる。従って、ドラム13の回転に応じて、ドラム谷部13bにワイヤ16が巻回又は巻戻されプランジャ8を上下方向に移動させる。
ハンドル3は、ハウジング2の側面を基端部としてハウジング2の表面から後方に向かって延出されており、その基端部にはモータ7の駆動を制御するトリガ10が設けられている。トリガ10にはトリガスイッチ24が連動している。ハンドル3の後方にはコントローラ100が配置されており、配線によってトリガスイッチ24及びモータ7と接続されている。電池4はコントローラ100の後方に取り外し可能に設けられている。電池4はハンドル3内に配された配線により、モータ7に電力を供給している。
ノーズ5は、打込機1の前方下部に設けられており、マガジン6と連結している。ノーズ5には内部通路5aが設けられていて、ブレード8Aが内部通路5a内を移動して釘23を射出することにより、釘23が被打込み部材に打込まれる。
マガジン6は、ノーズ5とハウジング2の先端部分とに跨って設けられている。マガジン6内に釘23が束状に複数本内蔵されており、内部通路5aに釘を供給している。内部通路5aの距離は釘長さより大きく確保されて、釘が被打込み部材と接触するまでにプランジャ8を加速するための助走区間が設けられている。
次に、バネ9の圧縮開放機構の構成を、図2(a)〜図2(c)の展開図を用いて説明する。バネ9の圧縮開放機構は、減速機構11、出力軸19、ギア14、ガイドプレート18、ピン支持プレート21、ドラムフック22、ドラム13、移動部たる動力伝達ピン17、ワイヤ16、および停止スイッチ25を有する構成となっている。
図2(c)に示すように、ギヤ14は、略円盤形状であり、中心部は二面幅形状の嵌合孔14bが形成されている。嵌合孔14bの周囲には、複数の貫通孔14cが形成されている。また、延出部14Aは、ギヤ14の図2(c)における上面の周縁に円周に沿って嵌合孔14bの中心を基準として約270度に亘り設けられている。ギヤ14は、出力軸19に設けられた二面幅状に切り欠いた不図示の二面幅部が嵌合孔14bと嵌合することによって、出力軸19に固定されている。貫通孔14cは、ギヤ14の軽量化と、イナーシャの軽減のために形成されている。
ガイドプレート18には、ガイド溝18aと、ガイド突起18Bと、図示せぬ貫通孔とが形成されている。貫通孔は、ガイドプレート18の略中心に形成されており、出力軸19が挿入されている。ガイド溝18aは、貫通孔に隣接して形成されており、ガイド突起18Bは、ある一部分で貫通孔からガイド溝18aまでの距離が長くなるように、貫通孔の周囲に形成されている。詳細には、ガイド突起18Bは、貫通孔の中心から径方向に約5〜15mmふくらんだ形状を有している。ガイド突起18Bの図2(c)における上部には、出力軸19に固定されたキー20が設けられている。キー20は、外形が二面幅状に切り欠かれており、後述するピン支持プレート21の貫通孔21bと係合する形状である。
停止スイッチ25は、略直方体形状で、開閉することによってオフ・オンする開閉部25Aを有している。停止スイッチ25は、図2(a)〜図2(c)におけるギヤ14の外周部上面とガイドプレート18の下面に挟まれるようにしてガイドプレート18に対し固定されている。停止スイッチ25の出力軸19方向の厚みは、ギヤ14の延出部14Aの高さとほぼ同等である。開閉部25Aの開閉は、開閉部25Aと延出部14Aとの接触の有無によって行われる。停止スイッチ25は、後述のコントローラ100と接続していて、開閉部25Aが閉(オン)のときは、電池4からモータ7への電力の供給が行われ、開閉部25Aが開(オフ)のときは、電池4からモータ7への電力の供給が遮断される。
ピン支持プレート21は、本体部に二面幅状に切り欠いた貫通孔21bが形成されており、開口部が出力軸19の半径方向に向いている略U字状のピン支持スライド部21Aが延出している。貫通孔21bは、貫通孔21bに挿通された出力軸19のキー20と係合することによって、ピン支持プレート21を出力軸19に固定している。
動力伝達ピン17は、ピンスライド部17aと、ピン引掛け部17Bとピン係合部17Cとを備えている。ピンスライド部17aは、ピン支持スライド部21A内に嵌入され、ピン支持スライド部21Aの延出方向に移動可能となっている。ピン係合部17Cは、ガイドプレート18のガイド溝18aと係合可能である。従って、動力伝達ピン17の移動量は、ガイド溝18aの形状によって規制され、動力伝達ピン17の移動方向は、ピン支持スライド部21Aによって規制される。図2(b)に示すように、ピン引掛け部17Bは圧縮開放機構が組み合わされた状態で、後述するドラムフック22のフック部22Aと同じ高さとなるように設置されている。
このような構成により、ギヤ14と、ピン支持プレート21と、動力伝達ピン17と、出力軸19とは一体回転する。
ドラムフック22は、円筒状の本体部22Cと、本体部22Cの側面から延出したフック部22Aと、本体部22Cの内周面に配置されたベアリング22Bとを備えている。出力軸19は、ベアリング22Bを介してドラムフック22により回転可能に支承されるため、出力軸19とドラムフック22とは、必ずしも同期して回転しない。フック部22Aは、本体部22Cから出力軸19の軸方向と略垂直な方向に延出しており、動力伝達ピン17のピン引掛け部17Bと当接可能である。動力伝達ピン17はピン支持プレート21と同軸一体回転しているが、ドラムフック22は、動力伝達ピン17のピン引掛け部17Bがフック部22Aと当接した場合にのみ、ピン支持プレート21及び動力伝達ピン17と同軸一体回転する。ドラムフック22の本体部22Cは孔13cに圧入されることにより、ドラム13とドラムフック22とは、同軸一体回転する。
次に、釘打ち時の動作について、圧縮開放機構の動作図である図3〜図5を用いて説明する。打込機1の初期状態では、プランジャ8は下死点に位置している。作業者がトリガ10を引くとトリガスイッチ24とコントローラ100により電池4からモータ7へと電力が供給され、モータ7が回転する。その回転力は、減速機構11および出力軸19を介してピン支持プレート21および動力伝達ピン17へ伝達される。
圧縮開放機構の初期状態は図3(a)及び 図3(b)に示す。図3(b)のように、ピン引掛け部17Bとフック部22Aとが互いに当接することにより、動力伝達ピン17とドラムフック22とが係合し、同時に動くようになっている。そのため、ピン支持プレート21が回転に応じてドラムフック22およびドラム13も回転する。停止スイッチ25の開閉部25Aは、初期状態におけるピン引掛け部17Bとフック部22Aとの当接面に対し、嵌合孔14bの中心を基準に時計回りに約90度の位置に設けられている。また、初期状態においてギヤ14の延出部14Aは、上記当接面から反時計回りに約270度に亘って配置された状態にある。停止スイッチ25の開閉部25Aは、ギヤ14の延出部14Aと接触して閉じた状態にある。このとき、図4に示すようにプランジャ大径部8Bはダンパ12と接触しており、内部室8c内のワイヤ係止部16Aとワイヤダンパ8Dとの間には隙間が設けられている。
図3(c)及び 図3(d)は、ピン支持プレート21が図3(a)及び 図3(b)の状態から反時計回りに約180度回転した状態である。図3(d)に示すようにピン支持プレート21の回転に同期してドラム13も180度回転し、ドラム谷部13bにワイヤ16の他端を巻込む。そうすると、図5に示すように、ワイヤ16の一端に係止されたワイヤ係止部16Aがワイヤダンパ8Dと接触し、さらにドラム谷部13bにワイヤ16が巻回されることによりバネ9の付勢力に抗してプランジャ8がバネ9を圧縮する。このとき、停止スイッチ25は変わらずオン状態である(図3(c))。
図3(c)及び 図3(d)から図3(e)及び 図3(f)へとピン支持プレート21が回転するに従い、ガイド溝18aに設置されたガイド突起18Bと動力伝達ピン17の端部が接触する。ガイド突起18Bは回転軸中心から径方向に約5〜15mm程度ふくらむ形状を有しているので、ピン支持プレート21が回転するに従い、動力伝達ピン17はガイド突起18Bの形状にならい、かつピン支持スライド部21Aに沿って径方向外側へと移動する。この間停止スイッチ25の開閉部25Aは、延出部14Aとの接触を維持しておりオン状態である。
ピン支持プレート21、すなわちドラム13が図3(b)状態より約270度回転して図3(f)の状態となったとき、プランジャ8は上死点まで移動し、バネ9が最も圧縮された状態となる。このとき、マガジン6に収納されている先頭の釘が、不図示の給送部材により押圧されることにより射出路内に装填される。また同時に、動力伝達ピン17が径方向外側に約5〜15mm移動し、動力伝達ピン17とフック部22Aの引掛りが外れる。このとき、停止スイッチ25は延出部14Aとの接触によりオン状態である。
動力伝達ピン17とフック部22Aとの引掛りが解除されると、圧縮されたバネ9が開放されてプランジャ8が下死点側へ移動する。プランジャ8が下死点側へ移動すると、ワイヤ16に引張られてドラム13およびドラムフック22が逆回転を開始する(図3(h))。一方、ギヤ14は出力軸19と共にさらに図3(h)の反時計回り方向に回転するため、停止スイッチ25の開閉部25Aは、延出部14Aが配置されていない部分に達することにより両者が非接触状態となり(図3(g))、停止スイッチ25はオフ状態となる。
圧縮されたバネ9の付勢力によってプランジャ8が下死点へ到達すると、ブレード8Aによってノーズ5の射出路内にある釘23はノーズ5先端より押し出され、被打込み材へと打込まれる。釘が打込まれたあと、上記のように停止スイッチ25がオフすることによってコントローラ100によって電池4からモータ7への電力供給が停止し、モータ7が停止する。ドラム13は初期状態へ戻るとドラムダンパ衝突部13Aと図示せぬドラムダンパとが係合し、ドラム13およびドラムフック22が初期位置で固定される。そして、回転惰性により、ギヤ14はさらに回転し、0度近辺まで回転して図3(b)の状態に戻る。このとき、図3(a)のように停止スイッチ25は再び延出部14Aと接触するため、オン状態となる。
停止スイッチ25の動作をまとめて説明すると、初期状態では、ギヤ14の延出部14Aと当接して開閉部25bは閉じた状態であり、トリガスイッチ24がオンした直後に停止スイッチ25はオンする。停止スイッチ25がオン状態を維持したまま、ドラム13が約270度まで回転すると、動力伝達ピン17とフック部22Aの引掛りが外れて、ドラム13が逆回転を開始し打ち込み動作を行う。さらにギヤ14が回転して、ギヤ14の延出部14Aと停止スイッチ25の係合が外れてオフ状態となる。その後、初期状態となったときは停止スイッチは再び延出部14Aと接触するため、オン状態となる。
次にコントローラ100の制御回路についてブロック図である図6を用いて説明する。図6に示す点線で囲まれた部分がコントローラ100の制御回路である。コントローラ100は、FET101と、駆動回路102と、AND回路103と、ソフトスタート回路104と、単発制御回路105と、タイマ回路106と、電源110とを備える。
図6において、動力源となる電池4と、トリガスイッチ24と、モータ7とFET101とが直列に接続されている。トリガスイッチ24とモータ7との間にコントローラ電源110のプラス側が接続されていて、この電源110から供給される電力でコントローラ100の回路は駆動する。
そして、FET101のゲート端子には、入力に基づいてFET101のゲートへ電圧を印加するFET101の駆動回路102が接続されている。駆動回路102の入力にはAND回路103の出力が接続されており、AND回路103の入力にはソフトスタート回路104、単発制御回路105、タイマ回路106それぞれの出力が接続されている。単発制御回路105は、圧縮解放機構に設けられた停止スイッチ25と接続されており、停止スイッチ25の入力に基づいてFETオンオフ信号をAND回路103に出力する回路である。タイマ回路106はトリガスイッチ24がオンしてコントローラ電源110が起動してから一定時間後にFET101をオフする信号をAND回路103へ出す回路である。ソフトスタート回路104は、PWM(Pulse Width Modulation)制御を行うことによりパルス幅の変調が可能な回路である。ソフトスタート回路104は、トリガスイッチ24がオンしてコントローラ電源110が起動した時からPWMのデューティー比をゼロから徐々に大きくしていくPWM信号を出して、所定時間経過、または所定デューティーに達すると、連続したFETオン信号を出力する。PWMのデューティー比の増加率は時間に対して一定でもよいし、増加率を時間と共に変化させてよい。AND回路103は、各入力がすべてオン信号の場合にのみ、FET101の駆動回路102にオン信号を出力する。
次に、コントローラ100の制御回路の動作を図7の動作タイムチャートに基づいて説明する。トリガスイッチ24をオンすると(図7、t0)、コントローラ100の電源110に電池電圧が印加されて、電源が起動する。すると、タイマ回路106は、FETオン信号を出力すると共にタイマの計時を開始し、単発制御回路105は停止スイッチ25の出力より、FETオン信号を出力する。ソフトスタート回路104はデューティー比の小さいパルス信号を出力し始める。すると、AND回路103は、ソフトスタートの回路104の出力と同じ信号を駆動回路102へ出力し、この信号に従いFET101は所定のデューティー比のPWMパルスでオンオフを行い、モータ7に流れる電流を制御する。一般にモータ7のスタート時にはモータ7の回転が停止していることによる逆起電圧がないことにより大きい突入電流が流れるが、この場合、モータ7のインダクタンス分により電流の立ち上がりが制限され、短い時間でオンオフすることにより、突入電流を抑制することができる。
ソフトスタート回路104の出力デューティー比は時間と共に増加していくので、モータ7にはより多くの電流が徐々に流れ始め、モータ7が回転することによりドラム13が回転し、ワイヤ係止部16Aがワイヤダンパ8Dと接触した後にプランジャ8がバネ9の付勢力に抗して上側へ変位を始める。所定時間経過すると(図7、t1)、ソフトスタート回路は連続的なオン信号を出力するので、モータ7には連続的に電流が流れるようになる(図7、t1〜t3)。本実施の形態では、t0からt1までの時間を10ms以上100ms以下に設定している。これは、ソフトスタートの効果を確実なものとしつつ、打込み時間の延長を防止するためである。
さらにプランジャ8はバネ9を圧縮しながら上側へ移動する。そして、ピン支持プレートが270度回転し、図3(f)に示す状態になると、動力伝達ピン17とドラムフック22との係合がはずれ、バネ9が開放されてブレード8Aが釘23の打込みを行う(図7、t2)。そして、図3(g)に示すようにギヤ14の延出部と開閉部25Aとの係合が外れ、停止スイッチ25はオフとなる(図7、t3)。停止スイッチ25がオンからオフに変化したことを単発制御回路105が検知し、FETオフ信号をAND回路103へ出力する。すると、AND回路103は駆動回路にオフ信号を出力し、FET101はオフ状態となり、モータ7は停止する。その後、作業者によってトリガスイッチ24がオフにされる(図7、t4)。このようにして1回の釘打ちサイクルが終了する。
本発明の実施の形態の打込機1によると、モータ7の回転をソフトスタートさせてゆっくりドラム13を巻き上げていくので、プランジャ8のワイヤダンパ8Dとワイヤ係止部16Aとを軟接触させることができる。これにより、ワイヤ係止部材16Aやワイヤダンパ8D、プランジャ8の破損を防止することができる。所定時間経過後は、モータ7に連続的に通電することにより、素早くバネ9を圧縮し打込み時間の延長を防止することができる。
さらに、内部通路5a内に木片などのごみが進入してプランジャ8aと噛込んでしまった場合にも、プランジャ8のワイヤダンパ8Dワイヤ係止部16Aを軟接触させ、所定時間経過後連続通電することにより、大きいトルクを与えることができるので、プランジャ8の噛込を解消することができる場合もある。また、噛んだプランジャ8を解除できなかった場合、モータ7はロック状態を継続する。しかし、このときには、所定時間経過後、タイマ回路106がオフ信号を出力するので、AND回路103は駆動回路102へオフ信号を出力し、FET101はオフ状態になり、モータ7の通電を停止することができる。これにより、モータの焼き付きを防止し、モータの劣化防止を図ることができる。上述のように構成することにより、特別な機構を設けることなく、故障を防止することができる。つまり、簡便で、信頼性の高い、安価な電動打ち込み機を提供することができる。
本発明による打込機は上述した実施の形態に限定されず、特許請求の範囲に記載された発明の要旨の範囲内で種々の変更が可能である。例えば、図7に示した一連の動作の制御をマイクロコンピュータでその機能を代用させてもよい。また、本発明の実施の形態では、ワイヤによってプランジャを押上げる方式による打込機にソフトスタート回路を組み込んだが、駆動ピンによりプランジャを押上げる方式の打込機にソフトスタート回路を組み込んでもよい。
また、本発明の実施例ではコントローラ内にソフトスタート回路を組み込む事によりプランジャのソフトスタートを実現したが、モータからの動力を伝達する減速機構の内部にすべりクラッチ組み込み、モータの駆動力をドラムに除々に伝達する構成によりプランジャのソフトスタートを実現しても良い。そうすると、すべりクラッチを設けるという簡便な構成により、本発明と同様の効果を実現することができる。
1・・打込機 2・・ハウジング 3・・ハンドル 4・・電池 5・・ノーズ 5a・・内部通路 6・・マガジン 7・・モータ 8・・プランジャ 8A・・ブレード 8B・・プランジャ大径部 8c・・内部室 8D・・ワイヤダンパ 8E・・プランジャ蓋部 9・・バネ 10・・トリガ 11・・減速機構 12・・ダンパ 13・・ドラム 13A・・ドラムダンパ衝突部 13b・・ドラム谷部 13c・・孔 14・・ギヤ 14A・・延出部 14b・・嵌合孔 14c・・貫通孔 16・・ワイヤ 16A・・ワイヤ係止部 17・・動力伝達ピン 17a・・ピンスライド部 17B・・ピン引掛け部 17C・・ピン係合部 18・・ガイドプレート 18a・・ガイド溝 18B・・ガイド突起 19・・出力軸 20・・キー 21・・ピン支持プレート 21A・・ピン支持スライド部 21b・・キー溝 22・・ドラムフック 22A・・フック部 22B・・ベアリング 22C・・本体部 23・・釘 24・・トリガスイッチ 25・・停止スイッチ 71・・回転軸 100・・コントローラ 101・・FET 102・・ FET駆動回路 103・・AND回路 104・・ソフトスタート回路 105・・単発制御回路 106・・タイマ回路


Claims (8)

  1. ハウジングと、
    ユーザが操作するトリガスイッチと、
    該ハウジングに設けられ、該トリガスイッチの動作に連動しているモータと、
    該ハウジング内の上死点および下死点の間を移動可能に配設され、止具を打込むプランジャと、
    該プランジャを止具の打撃方向に付勢するバネと、
    該モータの回転により該プランジャを該バネの蓄勢方向に移動させ、該プランジャが該上死点に到達したときに該バネを開放する圧縮開放機構と、を備えた電動打込機であって、
    該プランジャの該下死点から離間した直後の動作速度は、該上死点に到達する直前の速度より小さくなるよう制御する動作制御手段を有することを特徴とする電動式打込機。
  2. 該動作制御手段は、該モータをソフトスタートさせるソフトスタート回路を有することを特徴とする請求項1に記載の電動式打込機。
  3. 該ソフトスタート回路は、PWMによりデューティー比を上昇させる方式であることを特徴とする請求項2に記載の電動式打込機。
  4. 該ソフトスタート回路は、該プランジャの上死点到達前における所定時刻後にはデューティー比が100%となることを特徴とする請求項2または3に記載の電動式打込機。
  5. 該ソフトスタート回路がデューティー比を100%とするまでの所定時刻は、10ms以上、100ms以下であることを特徴とする請求項4に記載の電動式打込機。
  6. 該動作制御手段は、該トリガスイッチの動作から所定時間経過後に、該モータへの通電を遮断するタイマー回路を有することを特徴とする請求項5に記載の電動式打込機。
  7. 該動作制御手段は、該モータの回転を伝達するクラッチを有し、該クラッチはモータの回転の開始に応じて該圧縮解放機構への伝達力を増大するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の電動式打込機。
  8. 該圧縮開放機構は、一端が該プランジャに係止し、他端が該圧縮解放機構と係止している線材を有し、該線材および該プランジャは、バネの伸縮方向に移動可能に係止されたことを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の電動式打込機。



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