JP2010166706A - 充電ステーション及び充電式車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】コストがかからず、充電式車両の運転者が簡単に充電式車両を充電させることができ、さらに、メンテナンスに関する手間が要されない充電ステーション、及び、充電式車両を提供することを目的とする。
【解決手段】充電式車両の受電面と接触する接触部を通じて受電面へ電力を送電するための接触式送電手段12A,12Bであって、待機位置と充電位置との間で移動することが可能な接触式送電手段12A及び12Bと、充電式車両が適正な停止位置に停止しているか否かを判定する停止位置判定手段13と、停止位置判定手段13により、充電式車両が適正な停止位置に停止していると判定された際には、接触式送電手段12A及び12Bを待機位置から充電位置へ移動させて、接触部を受電面と接触させ、接触部へ電力を送電する充電処理を実行する充電制御手段10と、を備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、充電式車両に充電を行うための充電ステーション、及び、充電ステーションによって充電される充電式車両に関するものである。
近時において、地球温暖化防止対策として二酸化炭素を排出することが制限されることが所望されている。そのため、充電池に充電された電力を動力源として走行する充電式車両が開発されている。このような充電式車両の充電池は、電力を送電する充電器へ接続されて夜間に充電される夜間充電方式、或いは、単位時間あたりの電力送電量が大きな急速充電器へ接続されて短い充電時間で充電される急速充電方式によって充電されている。
ところが、バス等の大型車両は、走行するために大量の電力を消費するので、大型の充電池が設けられるか、充電池が複数設けられていることが通常である。このような大型車両において、夜間充電方式或いは急速充電方式では、充電池が大型であること、又は、充電池が複数設けられていることが理由となって、充電時間が長くなる。そのため、大型車両において、夜間充電方式或いは急速充電方式は実用的ではない。
大型車両への充電方式として、例えば、以下の方式がある。つまり、充電池を予め充電された充電池へ取り替える方式、充電池を大型の急速充電器へ接続して充電時間を短縮する方式、及び、車両側と充電器側とに非接触充電装置を設けて非接触で充電する非接触充電方式がある。
ところが、充電池を予め充電された充電池へ取り替える方式では、大型車両の充電池の重量が大きいため、専用の取り替え装置が必要となり、専用の取り替え装置を操作する技量を要する。そのため、充電池を取り替えるためのコストが高くなり、且つ、手間が増える。また、充電池を大型の急速充電器へ接続して充電時間を短縮する方式では、充電をする度に運転者が下車して専用のプラグを急速充電器へ接続する必要がある。また、専用のプラグが大きいため取り扱いが難しい。また、感電の危険がある。
また、車両側と充電器側とに非接触充電装置を設けて非接触で充電する非接触充電方式では、非接触充電装置の価格が高いためコストが高くなる。また、車両側にも非接触充電装置が設けられることが要されるので車両の重量が増える。
一方、特許文献1に開示されるように、充電式車両へ集電装置を設けて、架線へ送電された電力を集電することによってバッテリーへ充電する給電システムが存在する。この種の給電システムにおいて、駐車場には架線が設置されており、このような架線へ、駐車場へ停車した自動車(以下、充電式車両という)に設けられた集電装置が接触する。このように集電装置が架線へ接触した状態で、充電式車両に設けられたバッテリーが充電される。その他、特許文献2〜4には、一部の充電場所のみに架線が設けられており、充電場所へ停車した鉄道車両(以下、充電式車両という)に設けられたパンタグラフ(以下、集電装置という)が架線へ接触し、この状態で、充電式車両が充電される技術が開示されている。
特開2008−228412号公報 特開2007−68242号公報 特開2008−172857号公報 特開2002−238107号公報
ところで、上記した特許文献1乃至4に開示されている技術では、以下の問題がある。つまり、集電装置が充電式車両単位で設けられることが要されるためコストが増える。また、充電式車両単位で集電装置がメンテナンスされることが要されるため、メンテナンスを行う手間が増える。
本発明は、上記の問題を解決するためになされたもので、コストがかからず、充電式車両の運転者が簡単に充電式車両を充電させることができ、さらに、メンテナンスに関する手間が要されない充電ステーション、及び、充電式車両を提供することを目的とするものである。
本発明の一局面に係る充電ステーションは、充電池が設けられ、且つ、電力を受電するための受電面が設けられた充電式車両に充電を行うための充電ステーションであって、前記受電面と接触する接触部を備えており、前記接触部を通じて前記受電面へ前記電力を送電するための接触式送電手段であって、前記接触部が前記受電面から離れた待機位置と、前記接触部が前記受電面に接触する充電位置と、の間で移動することが可能な接触式送電手段と、前記充電式車両が適正な停止位置に停止しているか否かを判定する停止位置判定手段と、前記停止位置判定手段により、前記充電式車両が適正な停止位置に停止していると判定された際には、前記接触式送電手段を前記待機位置から前記充電位置へ移動させて、前記接触部を前記受電面と接触させ、前記接触部へ前記電力を送電する充電処理を実行する充電制御手段と、を備えることを特徴とする(請求項1)。
この構成によれば、充電ステーション側に、充電式車両に設けられた受電面と接触する接触部が設けられた接触式送電手段が設けられている。充電式車両が適正な停止位置に停止していると停止位置判定手段が判定した際には、接触式送電手段が移動して、接触部が受電面と接触する。このように、接触部が受電面と接触した状態で、充電式車両が充電される。
このように、充電ステーションに接触式送電手段が設けられている。一方、充電式車両には受電面が設けられている。また、充電ステーションに接触式送電手段が設けられている。このような充電ステーションは、あたかも、ガス・スタンドであるかのように、各所に設置されればよい。そのため、充電式車両単位で集電装置が設けられる場合と比較すると、コストが軽減される。また、メンテナンスに要される手間が軽減される。
また、充電式車両の運転手が充電式車両を充電させたい際には、充電ステーションへ充電式車両を移動させて適正な停止位置に停止させるだけでよいので、運転者が簡単に充電式車両を充電させることができる。
このように、コストがかからず、充電式車両の運転者が簡単に充電式車両を充電させることができ、さらに、メンテナンスに関する手間が要されない充電ステーションが提供されるので、低炭素社会が実現される。
上記構成において、前記充電式車両の前記受電面が、前記充電式車両の屋根部に設けられており、前記接触式送電手段の前記待機位置が、前記充電式車両の前記屋根部の上方の位置であり、且つ、前記接触式送電手段の前記充電位置が、前記待機位置よりも下方であって、前記接触部が前記充電式車両の前記受電面と接触した位置である構成とすることができる(請求項2)。
この構成によれば、充電式車両の受電面が充電式車両の屋根部に設けられている。また、接触式送電手段の待機位置が屋根部の上方の位置であり、接触式送電手段の充電位置が、待機位置よりも下方であって、接触部が充電式車両の受電面と接触した位置である。つまり、受電面及び接触部が常に人に触れられにくい高所に存在する。そのため、安全性が確保される。
上記構成において、前記充電式車両は、さらに、無線通信を行い、前記充電式車両の前記受電面の高さを表す高さデータを送信することが可能な車両側通信手段を設けており、前記車両側通信手段と無線通信を行い、前記車両側通信手段から送信された前記高さデータを受信することが可能な充電ステーション側通信手段を備えており、前記充電制御手段は、前記接触部の高さが、前記充電ステーション側通信手段が受信した前記高さデータで表される、前記充電式車両の前記受電面の高さと等しくなるように、前記接触式送電手段を移動させる構成とすることができる(請求項3)。
この構成によれば、充電制御手段は、接触式送電手段を、接触式送電手段に設けられた接触部の高さが、車両側通信手段から送信され、充電式車両の受電面の高さを表す高さデータで表される、充電式車両の受電面の高さと等しくなるように移動させる。そのため、接触式送電手段に設けられた接触部の高さを調節する人が不要となり、充電式車両の運転手だけで、簡単に、充電式車両を充電させることができる。
上記構成において、前記接触式送電手段は、前記待機位置と前記充電位置との間で伸縮することが可能である構成とすることができる(請求項4)。この構成によれば、パンタグラフ等、従来から集電装置として使用されている装置が、接触式充電手段として使用されるので、専用の接触式送電手段が開発される必要がなく、コストが軽減される。
上記構成において、前記接触式送電手段は、前記接触部が前記受電面に加える圧力値を検出する圧力値検出手段を備えており、前記充電制御手段は、前記圧力値検出手段により検出される前記圧力値が、予め定められた設定値であるか否かを判定し、前記設定値ではないと判定した際には、前記圧力値が前記設定値となるように、前記接触式送電手段を移動させる構成とすることができる(請求項5)。
この構成によれば、充電制御手段は、接触部が受電面に加える圧力値が、予め定められた設定値となるように接触式送電手段を移動させる。そのため、接触部が受電面に加える圧力値が自動的に適正な状態となる。従って、受電面に電力が効率よく送電される。
上記構成において、前記接触式送電手段は、前記接触部の温度値を検出する温度値検出手段を備えており、前記充電制御手段は、前記温度値検出手段により検出される前記温度値が、予め定められた閾値を超えているか否かを判定し、前記閾値を超えていると判定した際には、前記接触部へ前記電力を送電することを中止する構成とすることができる(請求項6)。
この構成によれば、充電制御手段は、接触部の温度値が、予め定められた閾値を超えた際には、接触部へ電力を送電することを中止する。そのため、接触部又は受電面が焼き付くことが防止される。
上記構成において、前記充電式車両は、さらに、前記接触部が前記受電面に加える圧力値を検出する圧力値検出手段、及び、前記圧力値検出手段により検出された前記圧力値を表す圧力値データを送信することが可能な車両側通信手段、を備えており、前記車両側通信手段から送信される前記圧力値データを受信することが可能な充電ステーション側通信手段を備えており、前記充電制御手段は、前記充電ステーション側通信手段が受信した前記圧力値データで表される前記圧力値が、前記予め定められた設定値であるか否かを判定し、前記設定値ではないと判定した際には、前記圧力値データに表される前記圧力値が前記設定値となるように、前記接触式送電手段を移動させる構成とすることができる(請求項7)。
この構成によれば、充電制御手段は、接触部が受電面に加える圧力値が、予め定められた設定値となるように接触式送電手段を移動させるため、受電面に電力が効率よく送電されるほか、以下の効果がある。
つまり、接触部が受電面に加える圧力値を検出する圧力値検出手段が、充電式車両側に設けられている。そのため、圧力値検出手段が接触式送電手段側に設けられる場合と比較して、圧力値検出手段を絶縁することが容易となる。
上記構成において、前記充電式車両は、さらに、前記接触部の温度値を検出する温度値検出手段、及び、前記温度値検出手段により検出された前記温度値を表す温度値データを送信することが可能な車両側通信手段、を備えており、前記車両側通信手段から送信される前記温度値データを受信することが可能な充電ステーション側通信手段を備えており、前記充電制御手段は、前記充電ステーション側通信手段が受信した前記温度値データで表される前記温度値が、予め定められた閾値を超えているか否かを判定し、前記閾値を超えていると判定した際には、前記接触部へ前記電力を送電することを中止する構成とすることができる(請求項8)。
この構成によれば、充電制御手段は、接触部の温度値が、予め定められた閾値を超えた際には、接触部へ電力を送電することを中止するので、接触部又は受電面が焼き付くことが防止されるほか、以下の効果がある。
つまり、接触部の温度値を検出する温度値検出手段が、充電式車両側に設けられている。そのため、温度値検出手段が接触式送電手段側に設けられる場合と比較して、温度値検出手段を絶縁することが容易となる。
上記構成において、前記充電式車両は、さらに、前記充電制御手段に対して前記充電処理の実行を要求するための充電処理要求データを送信することが可能な車両側通信手段を備えており、前記車両側通信手段から送信される前記充電処理要求データを受信することが可能な充電ステーション側通信手段を備えており、前記充電制御手段は、前記充電ステーション側通信手段が前記充電処理要求データを受信した際に、前記充電処理を実行する構成とすることができる(請求項9)。
この構成によれば、充電処理が、車両側通信手段から充電処理要求データを送信すれば実行される。そのため、充電式車両側において、運転者が所定の操作を行って充電処理要求データを送信させれば、充電式車両の充電池が自動的に充電される。従って、充電式車両の運転者一人で、簡単に、充電式車両を充電させることができる。
上記構成において、前記充電式車両は、さらに、前記受電面を覆うカバー、及び、前記カバーを収納して前記受電面を露出させるための収納手段、が設けられており、前記充電式車両に対して、前記カバーを収納して前記受電面を露出させることを要求するためのカバー収納要求データを送信することが可能な充電ステーション側通信手段を備えており、前記充電制御手段は、前記充電ステーション側通信手段に対して前記カバー収納要求データを送信させる構成とすることができる(請求項10)。この構成によれば、充電ステーションからカバー収納要求データを送信すれば、充電式車両の受電面を覆うカバーが収納されて受電面が露出される。そのため、充電式車両において、運転者によって、受電面を露出させるための操作が行われることが要されない。
上記構成において、前記充電式車両は、車両側通信手段と、前記充電池への充電状況を判断しながら、充電条件を表す充電条件データを生成して前記車両側通信手段を通じて送信することが可能な制御手段を備えており、前記充電制御手段は、前記充電式車両から送信された前記充電条件データに表される前記充電条件に従って、前記電力を送電する構成とすることができる(請求項11)。
この構成によれば、充電ステーションにおいて、充電制御手段は、充電式車両から送信された充電条件データに表される充電条件に従って電力を送電する。そのため、充電式車両には、充電式車両個々の充電池の充電状態に応じて、最適に送電がされる。
上記構成において、前記充電制御手段は、前記接触部へ前記電力を送電することを停止し、且つ、前記接触式送電手段を、前記充電位置から前記待機位置へ戻す充電終了処理を実行する構成とすることができる(請求項12)。
この構成によれば、充電終了処理は、接触部へ電力を送電することを停止し、且つ、接触式送電手段を、充電位置から待機位置へ戻す処理である。そのため、充電が終了すれば、接触式送電手段が高所に位置する待機位置に位置し、且つ、接触部には電力が送電されていない状態となる。従って、充電処理が終了した後において、安全性が確保される。
上記構成において、前記充電式車両は、前記充電制御手段に対して、前記充電処理の終了を要求するための充電処理終了要求データを送信することが可能な車両側通信手段を備えており、前記車両側通信手段から送信される前記充電処理終了要求データを受信することが可能な充電ステーション側通信手段を備えており、前記充電制御手段は、前記充電ステーション側通信手段が前記充電処理終了要求データを受信した際には、前記充電終了処理を実行する構成とすることができる(請求項13)。
この構成によれば、充電制御手段は、車両側通信手段から充電処理終了要求データを受信した際には充電終了処理を実行する。そのため、充電ステーションにおいて、充電終了処理を実行することを指示するオペレータが要されない。従って、充電式車両の運転者が、一人で、簡単に、充電式車両を充電させることができる。
上記構成において、前記充電ステーション側通信手段は、さらに、前記充電式車両に対して前記充電終了処理が完了したことを通知するための充電終了処理完了通知データを送信することが可能であり、前記充電制御手段は、前記充電終了処理が完了した際には、前記充電ステーション側通信手段によって、前記充電終了処理完了通知データを送信させる構成とすることができる(請求項14)。
この構成によれば、充電制御手段は、充電終了処理が完了した際には、充電式車両に対して充電終了処理完了通知データを送信する。そのため、充電終了処理完了通知データを受信した充電式車両において、受電面がカバーによって覆われる。従って、充電式車両の運転者が受電面をカバーで覆わせるための操作を行うことが要されない。
また、本発明の他の局面に係る充電式車両は、充電池が設けられ、且つ、電力を受電するための受電面が設けられ、前記受電面が受電した前記電力により前記充電池が充電される充電式車両であって、前記受電面は、請求項1又は請求項2に記載の充電ステーションが備える前記接触式送電手段の前記接触部と接触した状態で、前記接触部へ送電される電力を受電することを特徴とする(請求項15)。
この構成によれば、充電ステーションの接触式送電手段から受電面に送電された電力によって充電式車両の充電池が充電される。そのため、充電式車両の製造コストが、充電式車両の各々へ集電装置が設けられる場合と比較して軽減される。
上記構成において、前記受電面が屋根部に設けられており、無線通信を行い、前記充電式車両の前記受電面の高さを表す高さデータを送信することが可能な車両側通信手段を備えている構成とすることができる(請求項16)。この構成によれば、受電面が屋根部に設けられているので、安全性が確保される。また、充電式車両が、充電ステーションへ、受電面の高さを表す高さデータを送信することによって、接触面が受電面と同じ高さとなるように、接触式送電手段を移動させることができる。
上記構成において、前記接触部が前記受電面に加える圧力値を検出する圧力値検出手段、及び、無線通信を行い、前記圧力値検出手段により検出された前記圧力値を表す圧力値データを送信することが可能な車両側通信手段を備える構成とすることができる(請求項17)。この構成によれば、圧力値検出手段により検出された圧力値を表す圧力値データが充電ステーションへ送信される。そのため、充電ステーションにおいて、接触部が受電面に加える圧力値が予め定められた設定値となるように、接触式送電手段が移動する。また、充電ステーションにおいて、圧力値が検出されることが要されないため、充電ステーションにおける処理負担が軽減する。
上記構成において、前記接触部の温度値を検出する温度値検出手段、及び、無線通信を行い、前記温度値検出手段により検出された前記温度値を表す温度値データを送信することが可能な車両側通信手段を備える構成とすることができる(請求項18)。この構成によれば、温度値検出手段により検出された温度値を表す温度値データが充電ステーションへ送信される。そのため、充電ステーションにおいて、接触部の温度値が、温度値データで表された温度値によって判断される。また、充電ステーションにおいて、温度値が検出されることが要されないため、充電ステーションにおける処理負担が軽減する。
上記構成において、前記充電制御手段に対して前記充電処理の実行を要求するための充電処理要求データを送信することが可能な車両側通信手段を備える構成とすることができる(請求項19)。この構成によれば、充電処理要求データが充電ステーションへ送信される。その際、充電ステーションにおいて充電処理が開始される。そのため、運転者が所定の操作を行って充電処理要求データを送信させれば、充電式車両の充電池が自動的に充電される。従って、充電式車両の運転者一人で、簡単に、充電式車両を充電させることができる。
上記構成において、前記受電面を覆うカバーと、前記カバーを収納して前記受電面を露出させるための収納手段と、前記カバーを収納して前記受電面を露出させることを要求するためのカバー収納要求データを受信することが可能な車両側通信手段と、を備えており、前記収納手段は、前記車両側通信手段が前記カバー収納要求データを受信した際には、前記カバーを収納して前記受電面を露出させる構成とすることができる(請求項20)。
この構成によれば、受電面を覆うカバーが設けられているので、受電面が風雨から保護される。また、カバー収納要求データを受信した際には、自動的に、カバーが収納され受電面が露出する。そのため、充電式車両において、運転者によって、受電面を露出させるための操作が行われることが要されない。
上記構成において、前記充電制御手段に対して、前記充電処理の終了を要求するための充電処理終了要求データを送信することが可能な車両側通信手段を備える構成とすることができる(請求項21)。この構成によれば、充電処理終了要求データが充電ステーションへ送信される。そのため、充電処理終了要求データを受信した充電ステーションは、充電終了処理を自動的に実行できる。そのため、充電ステーションにおいて、充電終了処理を実行することを指示するオペレータが要されない。従って、充電式車両の運転者が、一人で、簡単に、充電式車両を充電させることができる。
上記構成において、車両側通信手段と、充電条件を表す充電条件データを生成して前記車両側通信手段を通じて送信することが可能な制御手段を備えている構成とすることができる(請求項22)。この構成によれば、充電条件を表す充電条件データを送信して、充電ステーションへ送電する。そのため、充電式車両個々の充電池の充電状態に応じて、最適に送電がされる。
上記構成において、前記制御手段は、前記充電制御手段によって送電されるべき電力量を有する前記電力が送電されたことを判定したときには、前記充電処理終了要求データを送信する構成とすることができる(請求項23)。この構成によれば、充電式車両において、目的とされる電力量の電力が送電された際には、充電ステーションに対して充電処理終了要求データが送信される。そのため、目的とされる電力量の電力が送電された際には自動的に充電処理終了要求データが送信されるため、運転者が充電処理の終了を要求するための操作を行う必要がない。
上記構成において、前記車両側通信手段は、さらに、前記充電式車両に対して前記充電終了処理が完了したことを通知するための充電終了処理完了通知データを受信することが可能であり、前記収納手段は、前記車両側通信手段が前記充電終了処理完了通知データを受信した際には、前記カバーの収納を解除して前記カバーにより前記受電面を覆う構成とすることができる(請求項24)。
この構成によれば、充電ステーションから充電終了処理完了通知データを受信した際には、カバーの収納を解除して受電面を覆う。そのため、充電式車両の運転者によって受電面を覆うことが指示されることが要されない。
本発明によれば、充電ステーションに接触式送電手段が設けられている。一方、充電式車両には受電面が設けられている。また、充電ステーションに接触式送電手段が設けられている。このような充電ステーションは、あたかも、ガス・スタンドであるかのように、各所に設置されればよい。そのため、充電式車両単位で集電装置が設けられる場合と比較すると、コストが軽減される。また、メンテナンスに要される手間が軽減される。
また、充電式車両の運転手が充電式車両を充電させたい際には、充電ステーションへ充電式車両を移動させて適正な停止位置に停止させるだけでよいので、運転者が簡単に充電式車両を充電させることができる。
本発明の一実施形態に係る充電ステーションを概念的に示す外観図である。 充電ステーションにおいて、パンタグラフが移動する態様について説明するための側面図である。 充電ステーションの機能構成の一例を示すブロック図である。 充電式車両の機能構成の一例を示すブロック図である。 充電式車両の屋根部の一例を示す平面図である。 充電ステーションにおいて実行される処理の概要を示すフローチャートである。 充電式車両において実行される処理の概要を示すフローチャートである。
以下、本発明の一実施形態に係る充電ステーション及び充電式車両について説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る充電ステーションを概念的に示す外観図である。図1に示す充電ステーション1は、制御ユニットU1、パンタグラフ(接触式送電手段)12A及び12B、及び、制御ユニットU1へパンタグラフ12A及び12Bを接続するための導線19A及び19B、を備える。
このような充電ステーション1において、制御ユニットU1は、床面3に設置されており、充電ステーション1全体を制御することが可能である。また、充電式車両2に搭載された制御ユニットU2(図4参照)と無線通信を行うことも可能である。このような制御ユニットU1に、導線19Aを通じてマイナス側のパンタグラフ12Aが接続されており、且つ、導線19Bを通じてプラス側のパンタグラフ12Bが接続されている。
このようなパンタグラフ12A及び12Bは、天井面18に取り付けられている。このようなパンタグラフ12A及び12Bは、制御ユニットU1による制御によって、床面3方向に対して上下方向に移動することが可能とされている。また、導線19A及び19Bは、天井面18、或いは、天井面18を含む天井部材の内部に設けられている。また、導線19A及び19Bは、制御ユニットU1から送信される制御信号を通すための制御線、及び、制御ユニットU1から送電される電力を通すための電力線、を含んでいる。
また、天井面18には、制御ユニットU1が、充電式車両2が適正な停止位置に停止しているか否かを判定するために受光素子13Aが取り付けられている。一方、充電式車両2の屋根部Rには、発光ダイオード(LED)、レーザダイオード(LD)等によって光を照射する発光素子27Aが取り付けられている。このような受光素子13A及び発光素子27Aが対となって光センサを構成しており、発光素子27Aから照射された光を受光した受光素子28Aの受光量に応じて、制御ユニットU1が、充電式車両2が適正な停止位置に停止しているか否かを判定する。
受光素子13Aは、充電式車両2が、充電式車両2の最前部が床面3に描かれた停止線31上に位置するように停止した際に、充電式車両2の屋根部Rに設けられた発光素子27Aと正対する。このように、受光素子13Aと発光素子27Aとが正対した際に、受光素子13Aが受光する受光量が最大となる。この状態を制御ユニットU1が判定して、充電式車両2が適正な停止位置に停止していると判定する。
このような充電ステーション1は、充電式車両2と組み合わせて使用される。つまり、充電式車両2が、充電式車両の最前部が床面3に描かれた停止線31上に位置するように停止した際に、制御ユニットU1が、充電式車両2が適正な停止位置に停止していると判定する。このように、充電式車両2が適正な停止位置に停止している状態において、制御ユニットU1が、パンタグラフ12A及び12Bを床面3の方向に移動させて、接触部122A及び122Bを、充電式車両2の屋根部Rに設けられた受電面29A及び29Bと接触させる。
このように、接触部122Aが受電面29Aと接触し、且つ、接触部122Bが受電面29Bと接触した状態で、制御ユニットU1が、接触部122Aへマイナス電圧を印加し、且つ、接触部122Bへプラス電圧を印加する。すると、受電面29Aへ印加されたマイナス電圧が、充電式車両2に搭載された充電池Bのマイナス極へ印加される。且つ、受電面29Bへ印加されたプラス電圧が充電池Bのプラス極へ印加される。
その結果、制御ユニットU1から、導線19B、接触部122B、受電面29B、充電池Bのプラス電極、充電池Bのマイナス電極、受電面29A、接触部122A、及び、導線19Aを通って、制御ユニットU1へ通じるループを、電流が流れる。
このように、充電ステーション1において、パンタグラフ12A及び12Bが待機位置P1から充電位置P2へ移動して、接触部122A及び122Bが受電面29A及び29Bに接触した状態で、直流電圧が接触部122A及び122Bへ印加されて、電流が接触部122A及び122Bを流れる。
そのため、充電ステーション1において、パンタグラフ12A及び12Bが待機位置P1から充電位置P2へ移動して、接触部122A及び122Bが受電面29A及び29Bに接触し、接触部122A及び122Bへ、直流電圧の値に電流の値を乗じた値で表される電力が送電される充電処理が実行される。その結果、充電池Bが充電される。
尚、充電ステーション1において、接触部122A及び122Bへ交流電力が送電されてもよい。この場合、受電面29A及び29Bを通じて交流電力を受け付けた充電式車両2において、交流電力が整流されて直流電力とされて、充電池Bが充電される。
図1に示される充電ステーション1において、充電池Bを充電するためのパンタグラフ12A及び12Bが、充電用車両2側ではなく、充電ステーション1側に設けられている。そのため、従来のように、充電式車両2へパンタグラフなどの集電装置が設けられることを要しない。従って、コストが軽減される。また、パンタグラフ12A及び12Bが充電ステーション1側に設けられているので、パンタグラフ12A及び12Bをメンテナンスする手間が軽減される。
更に、運転手が充電式車両2を充電させたい際には、運転者は充電ステーション1へ充電式車両2を移動させて適正な停止位置に停止させるだけでよいので、運転者が簡単に充電式車両2を充電させることができる。
図2は、充電ステーション1において、パンタグラフ12A及び12Bが移動する態様について説明するための側面図である。パンタグラフ12A及び12Bは、天井面18に設けられた取付部材124A及び124Bに取り付けられている。このようなパンタグラフ12A及び12Bは、待機位置P1と充電位置P2との間で、上下方向に伸縮することが可能である。ここに、待機位置P1は、充電式車両2の屋根部Rの上方の位置であり、且つ、接触部122A及び122Bが受電面29A及び29Bから離れた位置である。また、充電位置P2は、充電位置P1よりも下方であって、接触部122A及び122Bが受電面29A及び29Bと接触した位置である。
このようなパンタグラフ12A及び12Bは、待機位置P1と充電位置P2との間で、上下方向に伸縮することによって、待機位置P1において接触部122A及び122Bを受電面29A及び29Bから離した状態とすること、及び、充電位置P2において接触部122A及び122Bを受電面29及び29Bへ接触させること、ができる。
このように、パンタグラフ12A及び12Bが、待機位置P1と充電位置P2との間で上下方向に伸縮するため、パンタグラフ12A及び12Bは、以下に示される構成とされている。
パンタグラフ12A及び12Bは、上枠125A及び125B、下枠120A及び120B、舟体123A及び123B、及び、すり板で構成される接触部122A及び122B、を備える。このようなパンタグラフ12A及び12Bにおいて、上枠125A及び125Bは、取付部材124A及び124Bで一端が支持された状態で上下方向に揺動することが可能である。
また、パンタグラフ12A及び12Bにおいて、上枠125A及び125Bには、下枠120A及び120Bが、ヒンジ121A及び121Bによって取り付けられている。このような下枠120A及び120Bは、取付部材124A及び124Bと下枠120A及び129Bとの間に取り付けられた釣合棒126A及び126Bによって、上枠125A及び125Bが、取付部材124A及び124Bで一端が支持された状態で上下方向に揺動することに伴って、上枠125A及び125Bが揺動する方向とは逆の方向へ揺動する。
このように、上枠125A及び125Bが、取付部材124A及び124Bを支点として揺動することに伴って、下枠120A及び120Bが、釣合棒126A及び126Bによって、上枠125A及び125Bが揺動する方向とは逆の方向へ揺動する。そのため、パンタグラフ12A及び12Bが、待機位置P1と充電位置P2との間で上下方向に伸縮することができる。
また、パンタグラフ12A及び12Bにおいて、下枠120A及び120Bには、下面に接触部122A及び122Bが設けられた舟体123A及び123Bが設けられている。このような舟体123A及び123Bは、下枠120A及び120Bが揺動することに伴って、待機位置P1と充電位置P2との間を上下方向に移動する。そのため、舟体123A及び123Bの下面に設けられた接触部122A及び122Bも、待機位置P1と充電位置P2との間を上下方向に移動する。
図2において、2点鎖線で示されるパンタグラフ12A及び12Bが、待機位置P1に位置しているパンタグラフ12A及び12Bである。一方、実線で示されるパンタグラフ12A及び12Bが、充電位置P2に位置しているパンタグラフ12A及び12Bである。
図1及び図2から理解されるように、充電ステーション1において、充電式車両2の受電面29A及び29Bが屋根部Rに設けられている。また、パンタグラフ12A及び12Bの待機位置P1が、屋根部Rの上方の位置であって、受電面29A及び29Bから離れた位置であり、パンタグラフ12A及び12Bの充電位置P2が、屋根部Rに設けられた受電面29A及び29Bに接触した位置である。そのため、受電面29A及び29B、及び、接触部122A及び122Bが常に人に触れられにくい高所に存在する。そのため、安全性が確保される。
ここで、図2において、S1は、パンタグラフ12A及び12Bの接触部122A及び122Bに設けられた圧力センサを示している。また、S1’は、受電面29A及び29Bに設けられた圧力センサを示している。さらに、S2は、接触部122A及び122Bに設けられた温度センサを示している。また、S2’は、受電面29A及び29Bに設けられた温度センサを示している。これらの圧力センサS1及びS1’、温度センサS2及びS2’の機能は後述される。
尚、図1及び図2に示される充電ステーション1において、接触式送電手段が、シングルアーム形のパンタグラフ12A及び12Bで構成されているが、このような例には限られない。例えば、菱形、下枠交差形、翼形のパンタグラフで構成されてもよい。
また、接触式送電手段が、例えば、トロリーポール、ビューゲルで構成されてもよい。また、接触式送電手段が上下方向に移動するのではなく、天井面18に固定された一端を中心として、接触部122A及び122Bが設けられた他端が回転することによって、接触部122A及び122Bが設けられた他端が、待機位置P1と充電位置P2との間を移動する装置で構成されてもよい。つまり、接触式送電手段は、待機位置P1と充電位置P2との間で移動することが可能であって、受電面29A及び29Bと接触した状態で、受電面29A及び29Bへ電力を送電できる装置で構成される。
また、図1及び図2に示される充電ステーション1において、パンタグラフ12A及び12Bが天井面18に取り付けられているが、この例には限られない。例えば、パンタグラフ12A及び12Bが、アーチ状の支柱に取り付けられていてもよい。つまり、屋根部Rの上方を待機位置P1とし、且つ、受電面122A及び122Bの高さを待機位置P2とする限り、パンタグラフ12A及び12Bが取り付けられる場所は限定されない。
また、図1及び図2に示される充電ステーション1において、パンタグラフ12A及び12Bが上下方向に移動することができ、待機位置P1が、屋根部Rの上方であって受電面29A及び29Bから離れた位置であり、充電位置P2が、接触部122A及び122Bが受電面29A及び29Bに接触する位置である。しかしながら、この例には限られない。例えば、パンタグラフ12A及び12Bが、壁面に近づく方向及び壁面から離れる方向に移動することが可能なように壁面に取り付けられることが挙げられる。この場合、壁面側の位置が待機位置P1とされ、壁面から離れた位置であって接触部122A及び122Bが受電面29A及び29Bに接触する位置が充電位置P2となる。この場合、受電面29A及び29Bが充電式車両2の側面に設けられることが要される。
図3は、充電ステーション1の機能構成の一例を示すブロック図である。図3に示す充電ステーション1は、充電制御部(充電制御手段)10、送電部11、パンタグラフ12A及び12B、受光素子13Aを有する停止位置判定部(停止位置判定手段)13、充電ステーション側通信部(充電ステーション側通信手段)14、圧力センサS1を有する圧力値検出部(圧力値検出手段)15、温度センサS2を有する温度値検出部(温度値検出手段)16、及び、パンタグラフ移動部17、を備える。
このような充電ステーション1において、制御ユニットU1は、充電制御部10、送電部11、停止位置判定部13、充電ステーション側通信部14、圧力値検出部15、温度値検出部16、及び、パンタグラフ移動部17、から構成されている。このような制御ユニットU1において、充電制御部10は、CPU(Central Processing Unit)等を備えている。
このような充電制御部10は、コントロールバス(例えば、CPUバス)及びデータバスを通じて制御信号及びデータの転送を行うことにより、充電ユニットU1を制御する。特に、充電制御部10は、後述される充電処理及び充電終了処理を行うほか、充電ステーション1が充電式車両2を充電するために、後述される各種の処理を行う。
送電部11は、導線19A及び19Bを通じて、パンタグラフ12A及び12Bへ電力を送電する。つまり、先述されたように、パンタグラフ12Aの接触部122Aへマイナス電圧を印加し、且つ、パンタグラフ12Bの接触部122Bへプラス電圧を印加することによって、接触部122A及び122Bへ電流を流す。
停止位置判定部13は、受光素子13Aが発光素子27Aから受光した光の光量を測定しており、前記光量が、予め設定された設定値となった際には、充電式車両2が適正な停止位置に停止していると判定する。停止位置判定部13は、充電式車両2が適正な停止位置に停止していると判定したことを充電制御部10に通知する。
充電ステーション側通信部14は、車両側通信部21(図4参照)と無線通信を行うことが可能であり、車両側通信部21との間で、後述される各種のデータを送信及び受信する。圧力値検出部15は、圧力センサS1を備える。このような圧力センサS1は、接触部122A及び122Bが受電面29A及び29Bに加える圧力値を検出する。圧力値検出部15は、圧力センサS1が検出した圧力値を充電制御部10へ出力する。
温度値検出部16は、温度センサS2を備える。このような温度センサS2は、接触部122A及び122Bの温度値を検出する。温度値検出部16は、温度センサS2が検出した温度値を充電制御部10へ出力する。
パンタグラフ移動部17は、導線19A及び19Bを通じて制御信号を送信することによって、パンタグラフ12A及び12Bを伸縮させて、待機位置P1と充電位置P2との間で上下方向に移動させる。尚、パンタグラフ12A及び12Bを移動させるための手段として、例えば、上枠125A及び125Bを、取付部材124A及び124Bを支点として揺動させるためのモータ、コンプレッサ、バネが挙げられる。
図4は、本発明の一実施形態に係る充電式車両2の機能構成の一例を示すブロック図である。図4に示される充電式車両2は、制御部(制御手段)20、車両側通信部(車両側通信手段)21、圧力値検出部(圧力値検出手段)22、温度値検出部(温度値検出手段)23、カバー24A及び24Bを収納するためのカバー収納部(収納手段)25、データ記憶部26、音出力部27、位置検出用発光部28、充電池B、及び、受電面29A及び29B(図1及び図2参照)、を備える。
このような充電式車両2において、制御部20、車両側通信部21、圧力値検出部22、温度値検出部23、カバー収納部25、データ記憶部26、音出力部27、及び、位置検出用発光部28が、制御ユニットU2を構成している。
このような制御ユニットU2において、制御部20は、CPU(Central Processing Unit)等を備える。このような制御部20は、コントロールバス(例えば、CPUバス)及びデータバスを通じて制御信号及びデータの転送を行うことにより、充電式車両2を制御する。特に、制御部20は、充電式車両2が充電ステーション1によって充電されるために、後述される各種の処理を行う。
車両側通信部21は、充電ステーション側通信部14(図3参照)と無線通信を行うことが可能であり、充電ステーション側通信部14との間で、後述される各種のデータを送信及び受信する。
圧力値検出部22は、受電面29A及び29Bの各々に設けられた圧力センサS1’を備える。このような圧力センサS1’は、接触部122A及び122Bが受電面29A及び29Bに加える圧力値を検出する。圧力値検出部22は、圧力センサS1’が検出した圧力値を制御部20へ出力する。温度値検出部23は、受電面29A及び29Bの各々に設けられた温度センサS2’を備える。このような温度センサS2’は、接触部122A及び122Bの温度値(正確には、接触部122A及び122Bから受電面29A及び29Bに伝導される熱の温度値)を検出する。温度値検出部23は、温度センサS2’が検出した温度値を制御部20へ出力する。
カバー24A及び24Bは、受電面29A及び29Bを覆うために設けられており、カバー収納部25は、カバー24A及び24Bを収納して受電面29A及び29Bを露出させる。また、カバー収納部25は、カバー24A及び24Bの収納を解除して、カバー24A及び24Bによって受電面29A及び29Bを覆う。尚、カバー24A及び24Bを移動させるための手段として、例えば、モータが挙げられる。
データ記憶部26は、充電式車両2の受電面29A及び29Bの高さを表す高さデータの他、後述される各種の音声メッセージを表す音声メッセージデータを記憶している。音出力部27は、各種の音声メッセージを出力する。位置検出用発光部28は発光素子28Aを備えており、充電ステーション1が充電式車両2が適正な停止位置に停止しているか否かを判定するために、発光素子28Aを発光させる。
充電池Bは、例えば、ニッケル水素電池、リチウムイオン電池、ニカド電池、鉛蓄電池等、公知の充電池である。また、充電池Bは、複数のコンデンサを組み合わせた充電池でもある。このような充電池Bは、プラス極及びマイナス極のそれぞれへ、プラス電圧、マイナス電圧が印加されて充電される。一方、放電時には、プラス極から負荷(例えばモーターなど)を通じてマイナス極へ電流が流れて、負荷が作動する。
図5は、充電式車両2の屋根部Rの一例を示す平面図である。尚、図5において、受電面29Aの半分がカバー24Aによって覆われた状態とされており、受電面29Bの全体がカバー24Bによって覆われた状態とされている。
図5に示される受電面29A及び29Bには、受電面29A及び29Bを覆うためのカバー24A及び24Bが設けられている。そして、カバー24A及び24Bのそれぞれは、カバー収納部25によって、屋根部R上を充電用車両Rの前後方向(図5に示される矢印方向)に移動して、カバー収納スペース25A及び25Bへ収納され、又は、カバー収納スペース25A及び25Bへの収納が解除される。
受電面29A及び29Bは、カバー24A及び24Bがカバー収納スペース25A及び25Bへ収納された際には露出した状態となる。一方、受電面29A及び29Bは、カバー24A及び24Bがカバー収納スペース25A及び25Bへの収納が解除された際には、カバー24A及び24Bによって覆われた状態となる。
以下に示される一連の処理が、充電ステーション1及び充電式車両2が行う処理の大まかな概略である。
1)充電式車両2が停止線31で停止し、充電処理を開始することを充電ステーション1へ要求する。
2)充電ステーション1が、充電式車両2が停止線31で停止していることを判定する。
3)充電式車両2が、カバー24A及び24Bを収納して、受電面29A及び29Bを露出させる。
4)充電ステーション1が、パンタグラフ12A及びパンタグラフ12Bを待機位置P1から充電位置P2へ移動させて、接触部122A及び122Bを充電式車両2の受電面29A及び29Bへ接触させる。
5)充電ステーション1が、接触部122A及び122Bへ電力を送電して、充電式車両2の受電面29A及び29Bに受電させる。
6)充電式車両2の充電池Bが、受電面29A及び29Bが受電した電力によって充電される。
7)充電ステーション1は、充電式車両2から充電処理を終了することを要求されたことを判定する。
8)充電ステーション1は、接触部122A及び122Bへの電力の送電を停止し、且つ、パンタグラフ12A及び12Bを充電位置P2から待機位置P1へ移動させる。
9)充電式車両2は、カバー24A及び24Bの収納を解除して、受電面29A及び29Bをカバー24A及び24Bによって覆う。
10)充電用車両2は、充電ステーション1から離れる。
このような1)〜10)に示される処理が、円滑、迅速、安全に行われるために、充電ステーション1及び充電式車両2において、以下の処理が実行される。
図6は、充電ステーション1において実行される処理の概要を示すフローチャートである。充電ステーション1において、充電制御部10は、充電ステーション側通信部14が車両側通信部21から送信された充電処理要求データを受信しているか否かを判定する(ステップS1)。このような充電処理要求データは、例えば、充電式車両2において図示しない操作ボタンが運転手によって操作された際に、車両側通信部21から送信される。
充電制御部10は、充電ステーション側通信部14が車両側通信部21から送信された充電処理要求データを受信していると判定した際には(ステップS1のYES)、充電用車両2が適正な停止位置に停止しているか否かを判定する(ステップS2)。つまり、充電制御部10は、停止位置判定部13から、充電式車両2が適正な停止位置に停止していると判定したことが通知されているか否かを判定する。
充電制御部10は、充電式車両2が適正な停止位置に停止していると判定した際には(ステップS3のYES)、充電ステーション側通信部14が、車両側通信部21から高さデータを受信しているか否かを判定する(ステップS4)。
充電制御部10は、充電ステーション側通信部14が車両側通信部21から高さデータを受信していると判定した際には(ステップS4のYES)、受信した高さデータを記憶する(ステップS5)。一方、充電制御部10は、充電ステーション側通信部14が車両側通信部21から高さデータを受信していないと判定した際には(ステップS4のNO)、充電ステーション側通信部14が車両側通信部21から高さデータを受信していると判定できるまで待機する。
一方、充電制御部10は、充電式車両2が適正な停止位置に停止していないと判定した際には(ステップS3のNO)、充電式車両2が適正な停止位置に停止していると判定できるまで待機する。尚、充電制御部10は、充電式車両2が適正な停止位置に停止していると判定できるまで待機している間に、充電式車両2の音出力部27から、例えば、「停止線に止めてください」といった音声メッセージが繰り返し出力されるように、充電ステーション側通信部14から車両側通信部21へ制御信号を出力することができる。
ついで、充電制御部10は、充電ステーション側通信部14からカバー収納要求データを送信させる(ステップS6)。そして、充電制御部10は、パンタグラフ12A及び12Bを待機位置P1から充電位置P2へ移動させて、接触部122A及び122Bを受電面29A及び29Bに接触させる(ステップS7)。つまり、この時点で、充電ステーション1において充電処理が実行される。このような充電処理は、先述されたように、パンタグラフ12A及び12Bが待機位置P1から充電位置P2へ移動して、接触部122A及び122Bが受電面29A及び29Bに接触し、接触部122A及び122Bへ電力が送電される処理である。
この際、充電制御部10は、接触部122A及び122Bの床面3からの高さが、高さデータで表される、充電式車両2の受電面29A及び29Bの床面3からの高さと等しくなるように、パンタグラフ12A及び12Bを移動させる。このような充電制御部10が行う制御によって、充電位置P2の床面3からの高さが、接触部122A及び122Bが受電面29A及び29Bに接触する位置となる。
その後、充電制御部10は、接触部122A及び122Bが受電面29A及び29Bへ加える圧力値が適正か否かを判定する(ステップS8)。つまり、充電制御部10は、圧力センサS1が検出した圧力値が、予め定められた設定値であるか否かを判定する。
尚、充電制御部10は、ステップS10に示される処理の代わりに、以下の処理を行ってもよい。つまり、充電制御部10が、充電ステーション側通信部14によって、充電式車両2の車両側通信部21から送信される圧力値データを受信する。そして、充電制御部10が、充電ステーション通信部14によって受信した圧力値データで表される圧力値が、予め定められた設定値であるか否かを判定する。以上の処理によっても、接触部122A及び122Bが受電面29A及び29Bへ加える圧力値が適正か否かが判定される。
また、充電制御部10は、ステップS8と並行して、以下の処理を行ってもよい。つまり、充電制御部10が、温度センサS2が検出した温度値が、予め定められた閾値を超えているか否かを判定し、閾値を超えている際には、送電(ステップS10)を行わない処理である。以上の処理が実行されると以下の効果がある。つまり、充電式車両2側の充電系統がショートして受電面29A及び29Bが発熱している際に、送電されないので、安全性が向上する、という効果である。また、このような処理の代わりに、充電制御部10が、以下の処理を行ってもよい。
つまり、充電処理部10が、車両側通信部21から充電ステーション側通信部14が受信した温度値データで表される温度値が、予め定められた閾値を超えているか否かを判定し、閾値を超えている際には、送電(ステップS10)を行わない処理である。このような処理によっても、受電面29A及び29Bが発熱している際には、充電制御部10が送電を行わないので、安全性が向上する。
充電制御部10は、圧力値が設定値ではないと判定した際には(ステップS8のNO)、圧力値が設定値となるように、パンタグラフ12A及び12Bを上下に移動させて、接触部122A及び122Bが受電面29A及び29Bに加える圧力値を調節する(ステップS9)。
一方、充電制御部10は、圧力値が設定値であると判定した際には(ステップS8のYES)、充電制御部10は、接触部122A及び122Bへの送電を行う(ステップS10)。つまり、充電制御部10は、送電部11によって、接触部122A及び122Bのそれぞれへ、マイナス電圧、プラス電圧を印加して、接触部122A及び122Bへ電流を流す処理を開始する。
このような送電は、充電式車両2から送信される充電条件データに表される充電条件に従って行われる。充電条件として、例えば、充電開始電流値、充電電圧値、及び、充電終了電流値が挙げられる。
以上の充電条件に従って行われる送電の一例が、以下の通りである。尚、充電池Bにおいて、プラス電極とマイナス電極との電位差、プラス電極からマイナス電極へ流れる電流の電流値が、以下の特性を示すことが前提である。
つまり、充電池Bにおいて、プラス電極からマイナス電極へ充電開始電流値を有する電流が流されることが開始された際には、プラス電極からマイナス電極へ流れる電流の電流値が漸減する。一方、プラス電極とマイナス電極との電位差は、一定の比率で大きくなってゆく。そして、前記電位差が一定の電位差に達すると、前記一定の電位差で平衡状態となるように一定の値を有する電流値を有する電流が、プラス電極からマイナス電極へ流される。その後も、プラス電極からマイナス電極へ流れる電流の電流値は、充電池Bが充電されるに従って漸減してゆく。
以上のような特性を示す充電池Bへの充電は、充電制御部10によって以下のように行われる。つまり、充電制御部10は、充電条件として送信された充電開始電流値を有する電流を充電池Bのプラス電極からマイナス電極へ流す。その結果、充電池Bのプラス電極と充電池Bのマイナス電極との間の電位差が一定の比率で上昇する。そして、充電池Bのプラス電極と充電池Bのマイナス電極との間の電位差が充電電圧値に達した際には、充電制御部10は、その電圧で充電電圧を保持する。そして、充電値Bのプラス電極からマイナス電極へ流れる電流の電流値が前記充電終了電流値に達すれば、充電制御部10は送電を終了することができる。
充電制御部10は、接触部122A及び122Bへの送電を継続した状態で、接触部122A及び122Bの温度値が適正であるか否かを判定する(ステップS11)。つまり、充電制御部10は、温度センサS2が検出した温度値が、予め定められた閾値を超えているか否かを判定する。
尚、充電制御部10は、ステップS11に示される処理の代わりに、以下の処理を行ってもよい。つまり、充電制御部10が、充電ステーション側通信部14によって、充電式車両2の車両側通信部21から送信される温度値データを受信する。そして、充電制御部10が、充電ステーション通信部14によって受信した温度値データで表される温度値が、予め定められた閾値を超えているか否かを判定する。以上の処理によっても、接触部122A及び122Bの温度値が適正であるか否かが判定される。
充電制御部10は、接触部122A及び122Bの温度値が適正である限り(ステップS11のYES)、送電を継続する。一方、充電制御部10は、接触部122A及び122Bの温度値が適正ではないと判定した際には(ステップS11のNO)、後述される充電終了処理を行う。
充電制御部10は、このような送電を継続している間に、充電ステーション側通信部14が車両側通信部21から充電処理終了要求データを受信したと判定した際には(ステップS12)、充電終了処理を行う(ステップS13)。尚、ステップS12に示される「充電処理終了要求データ」は、充電式車両2の制御部20が目的とする電力量の電力が送電されたと判断した際に送信されるデータである。また、このような充電処理終了要求データは、充電式車両2において、運転手が、充電終了処理を実行することを指示する操作を行った際に送信されるデータであってもよい。
尚、充電制御部10は、充電池Bのプラス電極から充電池Bのマイナス電極へ流れる電流値が、前記充電終了電流値に達した際にも、充電終了処理を行うことができる。
また、ステップS13で示される充電終了処理は、充電制御部10が、接触部122A及び122Bへ電力を送電することを停止し、且つ、パンタグラフ12A及び12Bを、充電位置P2から待機位置P1へ戻す処理である。つまり、充電終了処理は、接触部122A及び122Bへ直流電圧を印加することを停止し、パンタグラフ12A及び12Bを、充電位置P2から待機位置P1へ戻す処理である。このような充電終了処理が完了した際には、充電制御部10は、充電式車両2に対して充電終了処理が完了したことを通知するための充電終了処理完了通知データを、車両側通信部21へ送信する。
図7は、充電式車両2において実行される処理の概要を示すフローチャートである。充電式車両2において、制御部20は、車両側通信部21から、充電ステーション1の充電制御部10に対して充電処理の実行を要求するための充電処理要求データを送信する(ステップS20)。このような充電処理要求データは、例えば、運転手が、充電処理を実行することを指示する操作を行った際に、送信される。このような充電処理要求データを受信した充電ステーション1では、ステップS2(図6参照)に示される処理が実行される。
制御部20は、車両側通信部21から高さデータを送信する(ステップS21)。このような高さデータを受信した充電ステーション1では、ステップS5(図6参照)に示される処理が実行される。
ついで、制御部20は、充電ステーション1からカバー収納要求データを受信しているか否かを判定する(ステップS22)。つまり、車両側通信部21が充電ステーション側通信部14からカバー収納要求データを受信しているか否かを判定する。制御部20は、充電ステーション1からカバー収納要求データを受信していると判定した際には(ステップS22のYES)、カバー収納部25によって、カバー24A及び24Bを収納して、受電面29A及び29Bを露出させる(ステップS23)。その後、充電ステーション1において、ステップS7以降に示される処理が実行されて、充電式車両2への充電処理が実行される。
一方、制御部20は、充電ステーション1からカバー収納要求データを受信していないと判定した際には(ステップS22のNO)、充電ステーション1からカバー収納要求データを受信していると判定できるまで待機する。
ついで、制御部20は、目的とされる電力量の電力が充電ステーション1から送電されたか否かを判定する(ステップS24)。この処理において、例えば、充電池Bのプラス電極からマイナス電極へ流れる電流の電流値が、一定の閾値以下となっているか否かを判定することが挙げられる。この場合、前記電流値が前記閾値以下となっている際には、目的とされる電力量の電力が送電されたと判定する。一方、前記電流値が前記閾値以下となっていない際には、目的とされる電力量の電力が送電されていないと判定する。このようなステップS24に示される処理を行う際には、既に、制御部20は、先述したような充電条件を充電ステーション1へ送信することによって、先述した送電を開始させている。
ステップS24に示される処理において、制御部20は、目的とされる電力量の電力が充電ステーション1から送電されたと判定した際には、車両側通信部21から、充電終了処理の実行を要求するための充電処理終了要求データを送信する(ステップS25)。尚、このような充電処理終了要求データは、先述されたように、充電式車両2において、運転手が、充電終了処理を実行することを指示する操作を行った際に、送信されてもよい。このような充電処理終了要求データを受信した充電ステーション1において、ステップS13(図6参照)に示される処理が実行される。
ついで、制御部20は充電終了処理が完了したことを通知するための充電終了処理完了通知データを受信したか否かを判定する(ステップS26)。つまり、制御部20は、車両側通信部21が充電ステーション側通信部14から送信された充電終了処理完了通知データを受信したか否かを判定する。
制御部20は、充電終了処理完了通知データを受信したと判定した際には(ステップS26のYES)、カバー収納部25によって、カバー24A及び24Bの収納を解除して、カバー24A及び24Bによって受電面29A及び29Bを覆う(ステップS27)。一方、充電終了処理完了通知データを受信していないと判定した際には(ステップS26のNO)、充電終了処理完了通知データを受信したと判定できるまで待機する。尚、制御部20は、ステップS27に示される処理を行った後に、音出力部27によって、例えば、「充電が完了しました」といった音声メッセージを繰り返し出力させてもよい。運転手が、この音声メッセージを聞くことによって、充電池Bへの充電が完了したことを確認することができるからである。
尚、本実施形態において、充電ステーション1による送電は、先述したように、充電式車両2から送信された充電条件に従って行われている。しかしながら、この例には限定されない。例えば、充電式車両2が、充電池Bの残容量を参照して、目的とされる容量が補充されるように、充電ステーション1が送電すべき電力の電力量を判定して充電ステーション1へ送信する。そして、充電ステーション1が前記電力量の電力を送電したことを判定して、前記充電終了処理を実行する。以上の処理によっても、本発明が実現される。
1 充電ステーション
2 充電式車両
10 充電制御部
12A,12B パンタグラフ
13 停止位置判定部
14 充電ステーション側通信部
15,22 圧力値検出部
16,23 温度値検出部
21 車両側通信部
24A,24B カバー
25 カバー収納部
29A,29B 受電面
122A,122B 接触部
B 充電池
P1 待機位置
P2 充電位置
R 屋根部

Claims (24)

  1. 充電池が設けられ、且つ、電力を受電するための受電面が設けられた充電式車両に充電を行うための充電ステーションであって、
    前記受電面と接触する接触部を備えており、前記接触部を通じて前記受電面へ前記電力を送電するための接触式送電手段であって、前記接触部が前記受電面から離れた待機位置と、前記接触部が前記受電面に接触する充電位置と、の間で移動することが可能な接触式送電手段と、
    前記充電式車両が適正な停止位置に停止しているか否かを判定する停止位置判定手段と、
    前記停止位置判定手段により、前記充電式車両が適正な停止位置に停止していると判定された際には、前記接触式送電手段を前記待機位置から前記充電位置へ移動させて、前記接触部を前記受電面と接触させ、前記接触部へ前記電力を送電する充電処理を実行する充電制御手段と、
    を備えることを特徴とする充電ステーション。
  2. 前記充電式車両の前記受電面が、前記充電式車両の屋根部に設けられており、
    前記接触式送電手段の前記待機位置が、前記充電式車両の前記屋根部の上方の位置であり、且つ、前記接触式送電手段の前記充電位置が、前記待機位置よりも下方であって、前記接触部が前記充電式車両の前記受電面と接触した位置であることを特徴とする請求項1に記載の充電ステーション。
  3. 前記充電式車両は、さらに、無線通信を行い、前記充電式車両の前記受電面の高さを表す高さデータを送信することが可能な車両側通信手段を設けており、
    前記車両側通信手段と無線通信を行い、前記車両側通信手段から送信された前記高さデータを受信することが可能な充電ステーション側通信手段を備えており、
    前記充電制御手段は、
    前記接触部の高さが、前記充電ステーション側通信手段が受信した前記高さデータで表される、前記充電式車両の前記受電面の高さと等しくなるように、前記接触式送電手段を移動させることを特徴とする請求項2に記載の充電ステーション。
  4. 前記接触式充電手段は、前記待機位置と前記充電位置との間で伸縮することが可能であることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の充電ステーション。
  5. 前記接触式送電手段は、前記接触部が前記受電面に加える圧力値を検出する圧力値検出手段を備えており、
    前記充電制御手段は、
    前記圧力値検出手段により検出される前記圧力値が、予め定められた設定値であるか否かを判定し、前記設定値ではないと判定した際には、前記圧力値が前記設定値となるように、前記接触式送電手段を移動させることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の充電ステーション。
  6. 前記接触式送電手段は、前記接触部の温度値を検出する温度値検出手段を備えており、
    前記充電制御手段は、
    前記温度値検出手段により検出される前記温度値が、予め定められた閾値を超えているか否かを判定し、前記閾値を超えていると判定した際には、前記接触部へ前記電力を送電することを中止することを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載の充電ステーション。
  7. 前記充電式車両は、さらに、前記接触部が前記受電面に加える圧力値を検出する圧力値検出手段、及び、前記圧力値検出手段により検出された前記圧力値を表す圧力値データを送信することが可能な車両側通信手段、を備えており、
    前記車両側通信手段から送信される前記圧力値データを受信することが可能な充電ステーション側通信手段を備えており、
    前記充電制御手段は、
    前記充電ステーション側通信手段が受信した前記圧力値データで表される前記圧力値が、前記予め定められた設定値であるか否かを判定し、前記設定値ではないと判定した際には、前記圧力値データに表される前記圧力値が前記設定値となるように、前記接触式送電手段を移動させることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の充電ステーション。
  8. 前記充電式車両は、さらに、前記接触部の温度値を検出する温度値検出手段、及び、前記温度値検出手段により検出された前記温度値を表す温度値データを送信することが可能な車両側通信手段、を備えており、
    前記車両側通信手段から送信される前記温度値データを受信することが可能な充電ステーション側通信手段を備えており、
    前記充電制御手段は、
    前記充電ステーション側通信手段が受信した前記温度値データで表される前記温度値が、予め定められた閾値を超えているか否かを判定し、前記閾値を超えていると判定した際には、前記接触部へ前記電力を送電することを中止することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の充電ステーション。
  9. 前記充電式車両は、さらに、前記充電制御手段に対して前記充電処理の実行を要求するための充電処理要求データを送信することが可能な車両側通信手段を備えており、
    前記車両側通信手段から送信される前記充電処理要求データを受信することが可能な充電ステーション側通信手段を備えており、
    前記充電制御手段は、
    前記充電ステーション側通信手段が前記充電処理要求データを受信した際に、前記充電処理を実行することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の充電ステーション。
  10. 前記充電式車両は、さらに、前記受電面を覆うカバー、及び、前記カバーを収納して前記受電面を露出させるための収納手段、が設けられており、
    前記充電式車両に対して、前記カバーを収納して前記受電面を露出させることを要求するためのカバー収納要求データを送信することが可能な充電ステーション側通信手段を備えており、
    前記充電制御手段は、
    前記充電ステーション側通信手段に対して前記カバー収納要求データを送信させることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の充電ステーション。
  11. 前記充電式車両は、車両側通信手段と、前記充電池への充電状況を判断しながら、充電条件を表す充電条件データを生成して前記車両側通信手段を通じて送信することが可能な制御手段を備えており、
    前記充電制御手段は、
    前記充電式車両から送信された前記充電条件データに表される前記充電条件に従って、前記電力を送電することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の充電ステーション。
  12. 前記充電制御手段は、
    前記接触部へ前記電力を送電することを停止し、且つ、前記接触式送電手段を、前記充電位置から前記待機位置へ戻す充電終了処理を実行することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の充電ステーション。
  13. 前記充電式車両は、前記充電制御手段に対して、前記充電処理の終了を要求するための充電処理終了要求データを送信することが可能な車両側通信手段を備えており、
    前記車両側通信手段から送信される前記充電処理終了要求データを受信することが可能な充電ステーション側通信手段を備えており、
    前記充電制御手段は、
    前記充電ステーション側通信手段が前記充電処理終了要求データを受信した際には、前記充電終了処理を実行することを特徴とする請求項12に記載の充電ステーション。
  14. 前記充電ステーション側通信手段は、さらに、前記充電式車両に対して前記充電終了処理が完了したことを通知するための充電終了処理完了通知データを送信することが可能であり、
    前記充電制御手段は、
    前記充電終了処理が完了した際には、前記充電ステーション側通信手段によって、前記充電終了処理完了通知データを送信させることを特徴とする請求項12又は請求項13のいずれか一項に記載の充電ステーション。
  15. 充電池が設けられ、且つ、電力を受電するための受電面が設けられ、前記受電面が受電した前記電力により前記充電池が充電される充電式車両であって、
    前記受電面は、請求項1又は請求項2に記載の充電ステーションが備える前記接触式送電手段の前記接触部と接触した状態で、前記接触部へ送電される電力を受電することを特徴とする充電式車両。
  16. 前記受電面が屋根部に設けられており、
    無線通信を行い、前記充電式車両の前記受電面の高さを表す高さデータを送信することが可能な車両側通信手段を備えていることを特徴とする請求項15に記載の充電式車両。
  17. 前記接触部が前記受電面に加える圧力値を検出する圧力値検出手段、及び、無線通信を行い、前記圧力値検出手段により検出された前記圧力値を表す圧力値データを送信することが可能な車両側通信手段を備えることを特徴とする請求項15に記載の充電式車両。
  18. 前記接触部の温度値を検出する温度値検出手段、及び、無線通信を行い、前記温度値検出手段により検出された前記温度値を表す温度値データを送信することが可能な車両側通信手段を備えることを特徴とする請求項15に記載の充電式車両。
  19. 前記充電制御手段に対して前記充電処理の実行を要求するための充電処理要求データを送信することが可能な車両側通信手段を備えることを特徴とする請求項15に記載の充電式車両。
  20. 前記受電面を覆うカバーと、
    前記カバーを収納して前記受電面を露出させるための収納手段と、
    前記カバーを収納して前記受電面を露出させることを要求するためのカバー収納要求データを受信することが可能な車両側通信手段と、
    を備えており、
    前記収納手段は、
    前記車両側通信手段が前記カバー収納要求データを受信した際には、前記カバーを収納して前記受電面を露出させることを特徴とする請求項15に記載の充電式車両。
  21. 前記充電制御手段に対して、前記充電処理の終了を要求するための充電処理終了要求データを送信することが可能な車両側通信手段を備えることを特徴とする請求項15に記載の充電式車両。
  22. 車両側通信手段と、充電条件を表す充電条件データを生成して前記車両側通信手段を通じて送信することが可能な制御手段を備えていることを特徴とする請求項15に記載の充電式車両。
  23. 前記制御手段は、
    前記充電制御手段によって送電されるべき電力量を有する前記電力が送電されたことを判定したときには、前記充電処理終了要求データを送信することを特徴とする請求項21又は請求項22に記載の充電式車両。
  24. 前記車両側通信手段は、さらに、前記充電式車両に対して前記充電終了処理が完了したことを通知するための充電終了処理完了通知データを受信することが可能であり、
    前記収納手段は、
    前記車両側通信手段が前記充電終了処理完了通知データを受信した際には、前記カバーの収納を解除して前記カバーにより前記受電面を覆うことを特徴とする請求項15に記載の充電式車両。
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