JP2010166172A - 表示装置及びイルミネーション制御方法 - Google Patents

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JP2010166172A JP2009005144A JP2009005144A JP2010166172A JP 2010166172 A JP2010166172 A JP 2010166172A JP 2009005144 A JP2009005144 A JP 2009005144A JP 2009005144 A JP2009005144 A JP 2009005144A JP 2010166172 A JP2010166172 A JP 2010166172A
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達郎 井村
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Abstract

【課題】 より効果的なイルミネーションを有する表示装置及びイルミネーション制御方
法を提供することを主たる目的とする。
【解決手段】 ユーザによる電源オン動作が行われる(ステップ401)。制御部261
は、テレビジョン放送受信装置をオンの状態とさせるための電源オン信号が出力される(
ステップ402)。イルミネーション制御部261eは電源オン信号を受信し、イルミネ
ーションオン信号が出力される(ステップ403)。イルミネーション制御部261eの
制御により、イルミネーション119が点灯する。そして、所定時間経過後に映像表示部
114に映像が表示されるとともに、出画信号が出力される(ステップ405)。出画信
号がイルミネーション制御部261eに供給されることを契機として、イルミネーション
119は消灯する(ステップ406)。
【選択図】 図4

Description

この発明は、イルミネーションを備える表示装置及びイルミネーション制御方法に関す
る。
例えばテレビジョン放送受信装置の中には、特許文献1に示すように、映像を表示する
ディスプレイ部の周囲に社名等を示すイルミネーションを設け、当該イルミネーションが
点灯するようにした機種がある。かかるイルミネーションによる光の装飾によって、ユー
ザは当該装飾を楽しむことが出来るし、購買者に対して訴求効果を得ることが出来る。
また、テレビジョン放送受信装置等の電子装置では、電源状態がオンやオフであること
を示す電源インジケータ(パワーインジケータ)を備えるのが通常であり、ユーザはこの
電源インジケータの色を視認することで、当該装置の電源状態を認識することができる。
特開2001−238144号公報
ところで、上記特許文献1には、下透明部材の入光部との間にレンズシート及び拡散シ
ートが挿入されること等が開示され、つまりはイルミネーションの物理的な構成について
開示されている。
しかしながら、点灯させるタイミングや点灯状態の変え方など、イルミネーションの光
らせ方についてはこれまで十分な検討が成されていなかった。また、電源イルミネーショ
ンとイルミネーションの区別も明確でないということがあった。
そこで本発明は、ユーザや購買者に対してより効果的なイルミネーションを有する表示
装置及びイルミネーション制御方法を提供することを主たる目的とする。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、その主な特徴は以下のとおりでる。す
なわち、本発明の表示装置は、映像表示部と、前記映像表示部を収容する筐体に設けられ
たイルミネーションと、前記映像表示部に映像が表示されることを示す出画信号を出力す
る出画信号出力部と、前記出画信号を受信し、前記イルミネーションの点灯及び消灯を制
御するイルミネーション制御部とを備え、前記イルミネーション制御部は、前記出画信号
の受信に基づいて、点灯から消灯へと前記イルミネーションを制御することを特徴とする
また、本発明のイルミネーション制御方法は、イルミネーションと映像表示部とを備え
る装置のイルミネーション制御方法であって、ユーザの操作に応じて電源がオフ状態から
オン状態となるステップと、前記電源がオン状態となることに対応して、前記イルミネー
ションが消灯から点灯へと遷移する点灯ステップと、前記映像表示部に映像が表示される
ステップと、前記映像表示部に映像が表示されることに対応して、前記イルミネーション
が点灯から消灯へと遷移する消灯ステップと、を有することを特徴とする。
本発明では、映像表示部に映像が表示されることに伴い、点灯から消灯へとイルミネー
ションが制御される。かかる構成によれば、イルミネーションの明るさが映像の視聴の妨
げにならず、ユーザは映像の鑑賞に集中することが出来る。
以下、この発明の最良の実施形態について、図面を参照しながら説明する。図1は、以
下の実施形態で説明するテレビジョン放送受信装置111の外観の一例を概略的に示して
いる。
すなわち、テレビジョン放送受信装置111は、主として、薄型の筐体(以下、キャビ
ネット112)と、このキャビネット112を起立させて支持する支持台113とから構
成されている。なお、支持台113を含めてキャビネットと称してもよい。そして、キャ
ビネット112には、例えば液晶表示パネルやプラズマパネル等を備えた平面パネル型デ
ィスプレイである映像表示部114、一対のスピーカ115、操作部116、リモートコ
ントローラ117から送信される操作情報を受けるリモコン受光部118等が設置されて
いる。なお、操作部116は、キャビネット112の前面ではなく側面に配置されていて
も構わない。
また、キャビネット112の前面ほぼ中央であって、映像表示部の114下部にはイル
ミネーション119が設けられている。イルミネーション119には、例えば社名や機種
名を示す文字や記号(ロゴ部)が設けられており、後述するように例えばLEDライトを
光源としている。なお、イルミネーション119は、文字や記号以外に様々な模様が含ん
で構成されていてもよい。
また、図1に示すキャビネット112の右下部には、当該テレビジョン放送受信装置1
11の電源状態を示す電源インジケータ120がリモコン受光部118と隣り合って設け
られている。電源インジケータ120も例えばLEDを光源としている。なお、電源イン
ジケータ120がリモコン受光部118と隣り合って設けられていない構成でもよく、そ
の配置は任意である。
図2は、テレビジョン放送受信装置111の主要な信号処理系の一例を示している。す
なわち、BS/CSデジタル放送受信用のアンテナ243で受信した衛星デジタル放送信
号は、入力端子244を介して衛星デジタル放送用のチューナ245に供給されることに
より、所望のチャンネルの放送信号が選局される。
そして、このチューナ245で選局された放送信号は、PSK(Phase Shift Keying)
復調器246に供給されてTS(Transport Stream)が復調される。このTSは、TS復号
器247に供給されてデジタルの映像信号、音声信号、データ信号等に復号化された後、
信号処理部248に出力される。
また、地上波放送受信用のアンテナ249で受信した地上デジタルテレビジョン放送信
号は、入力端子250を介して地上デジタル放送用のチューナ251に供給されることに
より、所望のチャンネルの放送信号が選局される。
そして、このチューナ251で選局された放送信号は、OFDM(Orthogonal Frequen
cy Division Multiplexing)復調器252に供給されてTSが復調される。このTSは、
TS復号器253に供給されてデジタルの映像信号、音声信号、データ信号等に復号化さ
れた後、上記信号処理部248に出力される。
なお、地上波放送受信用のアンテナ249で受信した地上アナログテレビジョン放送信
号は、入力端子250を介して地上アナログ放送用のチューナ(不図示)に供給されるこ
とにより、所望のチャンネルの放送信号が選局される。そして、このチューナで選局され
た放送信号は、アナログ復調器(不図示)に供給されてアナログの映像信号及び音声信号
に復調された後、上記信号処理部248に出力される。
そして、信号処理部248は、テレビ視聴時には、TS復号器247およびTS復号器
253からそれぞれ供給されたデジタルの映像信号及び音声信号に対して、選択的に所定
のデジタル信号処理を施し、グラフィック処理部254及び音声処理部255に出力して
いる。
制御部261には、信号処理部248やTS復号器247,253から、番組を取得す
るための各種データや電子番組ガイド(EPG)情報,番組属性情報(番組ジャンル等)
,字幕情報等(サービス情報、SIやPSI)が入力されている。制御部261は、これ
ら入力された情報からEPG,字幕を表示するため画像生成処理を行い、この生成した画
像情報をグラフィック処理部254へ出力する。
グラフィック処理部254は、信号処理部248から供給されるデジタルの映像信号に
OSD(On Screen Display)信号生成部257で生成されるOSD信号を重畳して出力
する機能を有する。また、このグラフィック処理部254は、信号処理部248の出力映
像信号と、OSD信号生成部257の出力OSD信号とを選択的に出力することや、両出
力をそれぞれ画面の半分を構成するように組み合わせて出力することができる。
グラフィック処理部254から出力されたデジタルの映像信号は、映像処理部258に
供給される。この映像処理部258は、入力されたデジタルの映像信号を、前記映像表示
部114で表示可能なフォーマットのアナログ映像信号に変換した後、映像表示部114
に出力して映像表示させるとともに、出力端子259を介して外部に導出させる。
また、上記音声処理部255は、入力されたデジタルの音声信号を、前記スピーカ11
5で再生可能なフォーマットのアナログ音声信号に変換した後、スピーカ115に出力し
て音声再生させるとともに、出力端子260を介して外部に導出させる。また、テレビジ
ョン放送受信装置111は、現在時刻を計測する時計280を備えている。
ここで、このテレビジョン放送受信装置111は、上記した各種の受信動作を含むその
全ての動作を制御部261によって統括的に制御されている。この制御部261は、CP
U(Central Processing Unit)やマイコン等を内蔵しており、前記操作部116からの
操作情報を受け、または、リモートコントローラ117から前記受光部118を介して受
信した操作情報を受けて、その操作内容が反映されるように各部をそれぞれ制御している
この場合、制御部261は、主として、そのCPUが実行する制御プログラムを格納し
たROM(Read Only Memory)261aと、該CPUに作業エリアを提供するRAM(Ra
ndom Access Memory)261bと、オンタイマー時刻や各種の設定情報及び制御情報等が
格納される不揮発性メモリ261cとを利用している。
また、制御部261には電源制御部261dが含まれている。電源制御部261dは、
ユーザの操作部116やリモートコントローラ117の操作に応じて、テレビジョン放送
受信装置111の電源状態を制御するとともに、電源インジケータ120の点灯/消灯を
制御する。具体的には例えば以下に説明するように、電源インジケータ120の点灯/消
灯を制御する。すなわち、操作部116に設けられた主電源ボタンを押すと、電源がオン
状態であることを示す電源オン信号が所定回路に対して出力され、電源「入」の状態(オ
ン状態)となり、電源インジケータ120が例えば緑色に点灯する。なお、電源がオン状
態になったとしても、起動時間が必要なために即座には映像表示部114に映像が表示な
されず、音声もスピーカー115から出力されない。つまり、パネル電源や種々の信号処
理回路が立ち上がるための起動時間(例えば5秒〜7秒程度)の経過後に映像表示部11
4に所定の映像が表示されたり、スピーカ115から音声が出力される。主電源ボタンを
更にもう一度押すと、電源がオフ状態であることを示す電源オフ信号が所定回路に対して
出力され、電源「切」の状態となり、映像表示や音声出力が止まるとともに、電源インジ
ケータ120は消灯する。
また、電源「入」の状態で、リモートコントローラ117の電源ボタンを押すと、映像
表示や音声出力が止まるとともに、電源インジケータ120が緑色から赤色や黄色等に変
化し、一部の内部回路のみが動作したいわゆる待機状態となる。さらに、待機状態で、リ
モートコントローラ117の電源ボタンを押すと、上記と同様に電源オン信号が出力され
、電源インジケータ120が赤色から緑色に変化し、映像表示部114に所定の映像が表
示されるとともに音声出力される。なお、本実施形態では、映像や音声が出力される状態
を電源オン状態(動作状態)とし、映像や音声が出力されない状態を電源オフ状態とする
。電源オフ状態には、主電源が入っていない状態だけに限らず、上記待機状態(本実施形
態では、リモートコントローラ117の電源ボタンでテレビジョン放送受信装置111の
電源を切った状態)も含むとする。このように電源インジケータ120は、電源がオフ状
態であることを示す態様(上記例では、消灯、赤、黄)と電源がオン状態であることを示
す態様(上記例では、緑)とを有している。
また、制御部261にはイルミネーション制御部261eが含まれている。イルミネー
ション制御部261eは、イルミネーション119の点灯/消灯を制御する。
図3はイルミネーション制御部261eによるイルミネーション119の点灯制御のた
めの構成例を概略的に示すブロック図である。
イルミネーション制御部261eは、例えばPWM(Pulse Width Modulation)制御回
路(不図示)を含んで構成されている。PWM制御回路はPWM制御信号を生成し、電源
がオフ状態からオン状態に変化した際(オン状態になった後)、PWM制御信号を後段の
LEDユニット300へ出力する。本実施形態のイルミネーション制御部261eは、電
源がユーザ操作に応じてオフ状態からオン状態になった際に、例えば電源制御部261d
から電源オン信号を受信し、この電源オン信号の受信をトリガーにして、イルミネーショ
ン119の点灯制御を開始する。つまり、電源がオン状態であることを示す信号をイルミ
ネーション制御部261eが受信すると、イルミネーション制御部261e(PWM制御
回路)からPWM制御信号が出力されて、イルミネーション119が点灯するように構成
されている。
また、イルミネーション制御部261eは、映像表示部に映像が表示されていない状態
から、映像表示部に映像が表示される状態に遷移することに応じて、イルミネーション1
19が消灯するよう制御する。具体的には例えば、映像表示部に映像が表示されることを
示す信号(出画信号と称する)を受信し、この出画信号の受信に基づいて、点灯から消灯
へとイルミネーション119を制御する。
例えば、映像表示がなされることを制御部261で検知し、この検知に基づいて261
のいずれかの回路(出画信号出力回路とする)が、イルミネーション制御部261eに対
して当該出画信号を出力する構成であっても良い。つまり、ここでいう出画信号とは、映
像表示部に映像が表示されることを示す信号であれば、出力源は特に限定されない。
LEDユニット300には、幾つかのLED素子が備えられており、電源供給によって
点灯する。ロゴ部301は、透明なアクリル樹脂材料等から成り、社名や機種名を示す文
字や記号、模様等が印刷されて施されている。
また、イルミネーション制御部261eは、映像視聴の際に、イルミネーション119
が常に消灯または点灯になるように制御してもよい。すなわち、映像視聴の際に、ユーザ
がイルミネーションの点灯を望むときには、リモートコントローラ117等で映像表示部
114上にメニュー画面を表示し、当該メニュー画面を操作することで、イルミネーショ
ン119のオン設定の選択が可能である。このように本実施形態では、電源がオン状態で
あって映像表示中においてもイルミネーション119が点灯するモード(オンモード)と
、電源がオン状態であって映像表示中においてイルミネーション119が点灯しないモー
ド(オフモード)をユーザ操作に応じて選択できる。なお、オンモードでは、通常よりも
低い輝度でイルミネーション119を点灯させるモードを更に設けることもできる。
また、本実施形態では、テレビジョン放送受信装置111の待機状態において、電源イ
ンジケータ120は点灯色を例えば赤色に変えて点灯し続けるが、省エネルギーの観点か
らイルミネーション119は消灯する構成であってもよい。
次に、本実施形態に係るテレビジョン放送受信装置111のイルミネーション119の
点灯動作及び消灯動作について、図4のフローチャート及び図5のタイミングチャートを
参照して説明する。
まず、ユーザの操作部116やリモートコントローラ117による電源オン動作(例え
ば、操作部116に設けられた主電源ボタンを押す、あるいは待機状態でリモートコント
ローラ117の電源ボタンを押す)が行われる(ステップ401)。
そうすると、制御部261は、テレビジョン放送受信装置111の電源をオン状態とさ
せるための制御信号(電源オン信号)を液晶パネルや種々の信号処理回路に出力する(ス
テップ402)。なお、電源オン信号は、テレビジョン放送受信装置111の電源がオン
状態であることを示す信号と呼ぶことも出来る。
当該電源オン信号が供給されることによって、液晶パネルや信号処理部248等の所定
の回路は動作を開始し、映像出力や音声出力のための処理が実行されることにある。なお
、この電源オン信号が出力されると同時にテレビジョン放送受信装置111はオン状態と
なり、電源インジケータ120の色が例えば緑色に点灯する。
次に、電源オン信号がイルミネーション制御部261eに供給される。そして、イルミ
ネーション制御部261eからはイルミネーション119をオンにするための制御信号(
イルミネーションオン信号と称する)が出力され、当該イルミネーションオン信号はLE
Dユニット300に供給される(ステップ403)。そして、LEDユニット300内の
LED素子に電流が流れ、これに合わせてLED素子が徐々にあるいは急激に明るくなり
、その後一定の明るさとなる。当該LED素子の光によって、ロゴ部301が照らされて
明るくなる。このようにして、イルミネーション119は点灯し、目的の装飾効果を得る
事ができる(ステップ404、図5(d))。
テレビジョン放送受信装置111がオン状態になった直後から映像が映し出されるまで
には、記述のとおり、所定の起動時間(例えば5秒〜7秒程度)が必要である。そして、
当該起動時間が経過すると、映像表示部114に映像表示がなされると同時に、映像表示
部に映像が表示されたことを示す出画信号が制御部261で生成され、イルミネーション
制御部261eに対して出力される(ステップ405、図5(b)(c))。
そして、出画信号が、イルミネーション制御部261eに供給されると、イルミネーシ
ョン制御部261eは、イルミネーション119を点灯から消灯へと制御する。すなわち
、イルミネーション119は消灯する(ステップ406、図5(d))。
なお、例えば液晶TVの場合にはバックライトが点灯された時点であり、かつパネルへ
映像信号が供給された時点でイルミネーション制御部261eが出画信号を受信し、これ
に応じてLEDユニット300に対する制御信号(例えばPWM制御信号)の出力が制御
されて、イルミネーション119の消灯がなされる構成でもよい。
なお、イルミネーション119の輝度のレベルは、操作メニュー画面上等においてユー
ザの好みに応じて設定変更できてもよい。
また、ユーザ操作によってイルミネーション119が常時オフに設定されている場合に
は、電源状態の如何に関わらず、イルミネーション119は常時点灯しない。
以上説明したように本実施形態では、映像表示部114に映像が表示される前に、イル
ミネーション119が点灯し始める構成になっている。そして、映像の表示を契機として
イルミネーションが消灯制御される。このため、イルミネーションは電源の状態を示す電
源インジケータとは明確に区別され、イルミネーションの明るさが、映像視聴の妨げには
ならない。従って、ユーザはイルミネーション119が目障りになったり、眩しく感じる
ことが無くなるため、映像の鑑賞に集中することが出来る。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要
旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。例えば、本実施形態では、映像
表示部114に映像が表示される際に出力される出画信号を、イルミネーション制御部2
6eが受信することを契機として、イルミネーション119を消灯するようにしている。
これに対して、電源オンから映像が表示されるまでの起動時間を予め想定し、発振回路(
例えば、RC発振回路)を用いて、当該起動時間経過後にイルミネーション119を消灯
させることによって、上記と同様の効果を得ることも出来る。ただし、この場合は発振回
路を設ける必要があるため、上記実施形態で述べた構成に比べればコストや回路規模を増
えることになる。
また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々
の発明を形成できる。例えば、上記実施形態では、イルミネーション制御部261eにP
WM制御回路が含まれる構成であると説明したが、PWM制御回路の後段に積分回路を設
け、積分回路によって制御信号を遅延させて、点灯動作の際にはイルミネーション119
が徐々に明るくなるように構成されていてもよい。また、上記実施形態では、イルミネー
ション119の点灯動作後、明るさが一定なっているが、電源がオン状態の際にイルミネ
ーション119の明るさを動的に変化させることも可能である。また、イルミネーション
や電源インジケータの点灯色は使用する発効素子により変えることが可能である。
また、上記実施形態では待機状態においてイルミネーション119はオフの状態であっ
たが、待機状態においてイルミネーション119を点灯させてもよく、あるいは通常より
も輝度が低いモードを更に設けるなどしてもよい。また、電源がオンの状態においてイル
ミネーション119を点滅させるように構成することも可能である。
また、リモートコントローラ117にイルミネーションの点灯・消灯を制御する専用ボ
タンを設け、この専用ボタンを押下げている最中はイルミネーション119が点灯し、押
下げを止めるとイルミネーション119が消灯するように構成することもできる。かかる
構成によれば、リモートコントロール117があれば、暗い室内において、イルミネーシ
ョン117を点灯させて放送受信装置111の位置をすばやく確認できる。
本実施形態に係るテレビジョン放送受信装置の外観を説明するための図である。 本実施形態に係るテレビジョン放送受信装置の主要な信号処理系を示す図である。 本実施形態に係るイルミネーション119の点灯制御のための構成例を概略的に示すブロック図である。 本実施形態に係るテレビジョン放送受信装置のイルミネーションの点灯動作を示すフローチャート図である。 本実施形態に係るテレビジョン放送受信装置のイルミネーションの点灯動作を示すタイミングチャート図である。
111…テレビジョン放送受信装置、112…キャビネット、113…支持台、114
…映像表示部、115…スピーカ、116…操作部、117…リモートコントローラ、1
18…受光部、119…イルミネーション、120…電源インジケータ、243…アンテ
ナ、244…入力端子、245…チューナ、246…PSK復調器、247…TS復号器
、248…信号処理部、249…アンテナ、250…入力端子、251…チューナ、25
2…OFDM復調器、253…TS復号器、254…グラフィック処理部、255…音声
処理部、257…OSD信号生成部、258…映像処理部、259…出力端子、260…
出力端子、261…制御部、261a…ROM、261b…RAM、261c…不揮発性
メモリ、261d…電源制御部、261e…イルミネーション制御部、300…LEDユ
ニット、301…ロゴ部

Claims (4)

  1. 映像表示部と、
    前記映像表示部を収容する筐体に設けられたイルミネーションと、
    前記映像表示部に映像が表示されることを示す出画信号を出力する出画信号出力部と、
    前記出画信号を受信し、前記イルミネーションの点灯及び消灯を制御するイルミネーシ
    ョン制御部とを備え、
    前記イルミネーション制御部は、前記出画信号の受信に基づいて、点灯から消灯へと前
    記イルミネーションを制御することを特徴とする表示装置。
  2. 電源がオン状態であることを示す電源オン信号を前記イルミネーション制御部に出力す
    る電源信号出力部を更に備え、
    前記イルミネーション制御部は、前記電源オン信号の受信に基づいて、消灯から点灯へ
    と前記イルミネーションを制御することを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 電源がオン状態のときであって、前記映像表示部に映像が表示されている状態で前記イ
    ルミネーションが点灯する第1の動作モードと、
    電源がオン状態のときであって、前記映像表示部に映像が表示されている状態で前記イ
    ルミネーションが点灯しない第2の動作モードを有し、
    前記第1の動作モードと前記第2の動作モードのいずれかをユーザの操作に応じて選択す
    る選択手段を更に備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の表示装置。
  4. イルミネーションと映像表示部とを備える装置のイルミネーション制御方法であって、
    ユーザの操作に応じて電源がオフ状態からオン状態となるステップと、
    前記電源がオン状態となることに対応して、前記イルミネーションが消灯から点灯へと
    遷移する点灯ステップと、
    前記映像表示部に映像が表示されるステップと、
    前記映像表示部に映像が表示されることに対応して、前記イルミネーションが点灯から
    消灯へと遷移する消灯ステップと、を有することを特徴とするイルミネーション制御方法
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