JP2010165938A - 樹脂封止装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】現状のトランスモールドの設備を流用でき、なおかつキャビティ内に未充填部分やボイドを生じることを防止した樹脂封止装置及び樹脂封止方法を提供すること。
【解決手段】上下に対をなす上金型と下金型との間に形成され、半導体チップを樹脂封止するためのキャビティ部と、前記下金型に形成され、樹脂を圧送するプランジャを備えたポット部と、前記上金型と前記下金型との間に形成され、前記ポット部に連通したカル部及びこのカル部に連通して前記ポット部から圧送される樹脂を前記キャビティ部に供給するランナー部からなる樹脂流路と、この樹脂流路と独立して前記上金型内に形成され、前記ポット部から前記カル部に加わる圧力を前記キャビティ部に伝達する圧力伝達部と、前記上下金型を加熱するヒータ部と、を備えた樹脂封止装置とした。
【選択図】図4

Description

本発明は、樹脂封止装置に関する。
図8は従来の樹脂封止金型の説明図、図9は半導体チップ封止用樹脂として用いられるエポキシ樹脂の分子イメージの説明図である。
従来、図8に示すように、上金型110と下金型120とからなる金型本体100に、キャビティ部200と、樹脂の注入口となるもので前記キャビティ部200の複数箇所に設けたゲート部300と、前記各ゲート部300毎にランナー部400を介して接続されているカル部500とを備えた樹脂封止金型が知られている。
そして、かかる樹脂封止金型を用いて、前記各ゲート部300を通して前記キャビティ部200内に樹脂を注入して半導体装置のモールドパッケージを形成する樹脂封止方法が行われていた(例えば、特許文献1参照)。
上述の半導体封止金型を用いた樹脂封止は、一般に、トランスファモールドと呼ばれている。そして、かかるトランスファモールドにおいて、金型本体100内に樹脂を注入する場合、基板600上に搭載した半導体チップ700上と、上金型110のキャビティ部200を形成する面との間に生じる極僅かな間隙(以下、「狭隘ギャップ部800」という)にまで樹脂を充填する必要がある。
しかし、今後、更なる小型、薄型化が求められる半導体パッケージにおいては、前記狭隘ギャップ部800に樹脂を十分に充填していくことが難しくなっていくことが予想される。
すなわち、一般に、トランスファモールドにおいては、図示しないポット部に樹脂塊を装填し、ヒータ等により加熱して軟化した樹脂を加圧してカル部500に溜めるとともに、ランナー部400及びゲート部300を通してキャビティ部200内に注入させている。しかし、どうしても前記狭隘ギャップ部800に樹脂の充填がうまくいかず、図示するようなボイド部900が発生し、不良品となってしまうおそれが十分に考えられる。
これまで、図8に示したゲート深さ350やゲート部300の形状などを変更することにより、ボイド発生の回避などが図られるとともに、エポキシ樹脂のフィラー粒径が大であったもの(図9(a))を、図9(b)に示すようなファイン化や、樹脂の均等な流動分布となるような調整などで対応してきたが、例えばフィラー粒径を小さくしすぎると樹脂特性が満足できなくなるし、ゲート部300の細工では限界があることも分かってきている。
特開2000−58573号公報
そこで、前記狭隘ギャップ部800への樹脂の充填性を向上させることを目的として、液状エポキシ樹脂を用いた圧縮(コンプレッション)成形が注目されている。
これは、確かに、トランスファモールドよりも狭隘ギャップ部800への樹脂の充填性は向上しており、有力な方法と認識されているものの、設備、材料共にコスト高となるため、広く普及するまでには至っていない。
そこで、市場からは、現状のトランスモールドの設備を流用でき、なおかつキャビティ内に未充填部分やボイドを生じることを防止した樹脂封止装置及び樹脂封止方法が望まれている。
本発明は、上記課題を解決することのできる樹脂封止装置および樹脂封止方法を提供することを目的としている。
(1)本願発明では、上下に対をなす上金型と下金型との間に形成され、半導体チップを樹脂封止するためのキャビティ部と、前記下金型に形成され、樹脂を圧送するプランジャを備えたポット部と、前記上金型と前記下金型との間に形成され、前記ポット部に連通したカル部及びこのカル部に連通して前記ポット部から圧送される樹脂を前記キャビティ部に供給するランナー部からなる樹脂流路と、この樹脂流路と独立して前記上金型内に形成され、前記ポット部から前記カル部に加わる圧力を前記キャビティ部に伝達する圧力伝達部と、前記上下金型を加熱するヒータ部と、を備えた樹脂封止装置としている。
(2)本発明は、上記(1)の樹脂封止装置において、前記圧力伝達部は、前記カル部と前記キャビティ部とを連通させた連通路に、前記カル部と前記キャビティ部とに臨むように、フロート体をそれぞれ吊下状態に配設するとともに、両フロート体間に作動油を封入して構成されている。
(3)本発明は、上記(2)の樹脂封止装置において、前記カル部に臨設したフロート体を圧縮バネにより支持するとともに、前記キャビティ部に臨設したフロート体を引っ張りバネにより支持した。
(4)本発明は、上記(2)又は(3)の樹脂封止装置において、前記キャビティ部に臨設したフロート体は、前記半導体チップ上方の一部の領域に複数個配設されている。
(5)本発明は、上記(2)又は(3)の樹脂封止装置において、前記キャビティ部に臨設したフロート体は、前記半導体チップ上方の全領域にかけて単独で配設されている。
(6)本発明は、上記(1)〜(5)のいずれかの樹脂封止装置において、前記ヒータ部は、少なくとも前記カル部と前記キャビティ部とを個別に加熱可能であり、当該ヒータ部の温度制御を行う制御部をさらに備えている。
(7)本発明は、上記(1)〜(5)のいずれかの樹脂封止装置において、前記プランジャにピン体の基端を取り付け、当該ピン体の先端で前記カル部に臨設したフロート体を押し上げ可能としている。
(8)本発明では、下金型に形成されたポット部に樹脂塊を装填する樹脂装填工程と、前記下金型と当該下金型と対をなす上金型との間に形成されたキャビティ部内に、半導体チップを載置する半導体チップ載置工程と、ヒータにより前記ポット部内の樹脂塊を溶融させるとともに、前記ボット部に昇降自在に配設したプランジャを上昇させ、溶融した樹脂を、前記上金型と前記下金型との間に形成された樹脂流路を介して少なくとも前記キャビティ部の一部が充填されるまで供給する第一次樹脂注入工程と、前記ヒータの温度制御を行いながら、前記樹脂流路の上流部をなすカル部内の溶融樹脂の粘度が前記キャビティ部内の溶融樹脂の粘度よりも所定のレベル上昇するまで前記プランジャの上昇動作を停止する樹脂注入待機工程と、前記カル部内の溶融樹脂の粘度が前記キャビティ部内の溶融樹脂の粘度よりも所定のレベル上昇したことを条件に、前記プランジャを再上昇し、前記樹脂流路と独立して前記上金型内に形成された圧力伝達部を介して、前記カル部に加わる圧力を前記キャビティ部に伝達し、樹脂を前記キャビティ部の全体に充填する第二次樹脂注入工程と、を有する樹脂封止方法とした。
本発明によれば、一般的に採用されているトランスモールドの設備を流用しながら、キャビティ内に未充填部分やボイドを生じさせることなく樹脂を充填することができるため、コスト増を抑制しつつ半導体装置の製造歩留を大きく向上させることができる。
第1の実施形態に係る樹脂封止装置を示す説明図である。 熱硬化性樹脂(エポキシ樹脂)の硬化現象を示す説明図である。 第1の実施形態に係る樹脂封止方法を示す封止工程説明図である。 第1の実施形態に係る樹脂封止方法を示す封止工程説明図である。 第1の実施形態に係る樹脂封止方法を示す封止工程説明図である。 第1の実施形態に係る樹脂封止装置の変形例を示す説明図である。 第2の実施形態に係る樹脂封止装置の封止工程説明図である。 従来の樹脂封止装置を示す説明図である。 エポキシ樹脂の分子イメージを示す説明図である。
本実施形態に係る樹脂封止装置は、上下に対をなす上金型と下金型との間に形成され、半導体チップを樹脂封止するためのキャビティ部と、前記下金型に形成され、樹脂を圧送するプランジャを備えたポット部と、前記上金型と前記下金型との間に形成され、前記ポット部に連通したカル部及びこのカル部に連通して前記ポット部から圧送される樹脂を前記キャビティ部に供給するランナー部からなる樹脂流路と、この樹脂流路と独立して前記上金型内に形成され、前記ポット部から前記カル部に加わる圧力を前記キャビティ部に伝達する圧力伝達部と、前記上下金型を加熱するヒータ部と、を備えている。
また、上記ヒータ部は、少なくとも前記カル部と前記キャビティ部とを個別に加熱可能であり、当該ヒータ部の温度制御を行う制御部をさらに備えた構成としている。
こうして、上金型内に圧力伝達部を形成すれば、既設のトランスファモールド装置と、従来から広く使用されているエポキシ樹脂とを、そのまま流用することが可能である。そのため、コスト増を抑制しつつ、半導体装置の樹脂封止時におけるボイドの発生を可及的に防止することが可能となる。
上記圧力伝達部は、前記カル部と前記キャビティ部とを連通させた連通路に、前記カル部と前記キャビティ部とに臨むように、フロート体をそれぞれ吊下状態に配設するとともに、両フロート体間に作動油を封入して構成することができる。
すなわち、あたかも油圧装置のように、カル部に加わる圧力を樹脂流路とは独立した経路でキャビティ部に伝達することができ、キャビティ部、特に半導体チップと上金型との間に形成される狭隘ギャップ間に樹脂を効果的に注入することが可能となっている。
この場合、前記カル部に臨設したフロート体を圧縮バネにより支持するとともに、前記キャビティ部に臨設したフロート体を引っ張りバネにより支持するとよい。このとき、ポット部に配設したプランジャの押上力>圧縮バネのバネ定数>引っ張りバネのバネ定数とすることが肝要である。
上記構成の樹脂封止装置を用いることにより、下金型に形成されたポット部に樹脂塊を装填する樹脂装填工程と、前記下金型と当該下金型と対をなす上金型との間に形成されたキャビティ部内に、半導体チップを載置する半導体チップ載置工程と、ヒータにより前記ポット部内の樹脂塊を溶融させるとともに、前記ボット部に昇降自在に配設したプランジャを上昇させ、溶融した樹脂を、前記上金型と前記下金型との間に形成された樹脂流路を介して少なくとも前記キャビティ部の一部が充填されるまで供給する第一次樹脂注入工程と、前記ヒータの温度制御を行いながら、前記樹脂流路の上流部をなすカル部内の溶融樹脂の粘度が前記キャビティ部内の溶融樹脂の粘度よりも所定のレベル上昇するまで前記プランジャの上昇動作を停止する樹脂注入待機工程と、前記カル部内の溶融樹脂の粘度が前記キャビティ部内の溶融樹脂の粘度よりも所定のレベル上昇したことを条件に、前記プランジャを再上昇し、前記樹脂流路と独立して前記上金型内に形成された圧力伝達部を介して、前記カル部に加わる圧力を前記キャビティ部に伝達し、樹脂を前記キャビティ部の全体に充填する第二次樹脂注入工程と、を有する樹脂封止方法が実現される。
(第1の実施形態)
以下、第1の実施形態に係る樹脂封止装置について、図面に基づき具体的に説明する。
(樹脂封止装置の構成)
図1は本実施形態に係る樹脂封止装置を示す説明図であり、図1(a)は断面視による説明図、図1(b)は平面視による説明図である。
図示するように、本実施形態に係る樹脂封止装置は、上下に対をなす上金型2と下金型3を備える金型本体1により主たる構成がなされている。そして、上金型2と下金型3には、それぞれヒータ部4が配設されており、金型本体1を加熱可能に構成している。
また、本実施形態に係る樹脂封止装置は、図示しないが、ヒータ部4の温度制御を行う制御部を備えており、金型本体1を加熱するに際し、部分的な温度制御を可能としている。なお、制御部は、CPUやROM、RAMなどのメモリ装置を備えたコンピュータなどから構成されるもので、ROMに記憶されたプログラムに従って、ヒータ部4への通電を所定の条件に応じて制御している。
金型本体1は、ペレット状の樹脂塊5を装填可能な空間を設けたポット部10を下金型3に形成し、上金型2の下面には断面視略台形の凹状空間を形成し、下金型3と付き合わせたときに、両者2,3の間にポット部10に連通するカル部11を形成している。また、上金型2の下面には、このカル部11に連通するように複数のランナー部12をそれぞれ形成している。
各ランナー部12の終端部には、樹脂の注入口となるゲート部15をそれぞれ形成しており、各ゲート部15に連通する断面視略台形のチップ収容空間を上金型2の下面に形成して、これを樹脂封止する半導体装置7を収納するキャビティ部17としている。図中、符号71で示したものは半導体チップ70を搭載した基板であり、この基板71上に複数の個の半導体チップ70を搭載しており、同時に複数の樹脂封止した半導体パッケージを製造可能としている。なお、72で示したものは半導体チップ70と基板71の端子(図示せず)との間を導通させるボンディングワイヤである。
このキャビティ部17の前記ゲート部15とは反対側端部には、当該キャビティ部17と連通する所定の容積の空間からなるダミーキャビティ18を形成している。
本実施形態では、前記カル部11とランナー部12とから樹脂流路14を形成しており、この樹脂流路14がポット部10からキャビティ部17に溶融樹脂を流すための通路となる。なお、カル部11は、ポット部10に装填した樹脂塊5をヒータ部4により溶解させたときに溶融樹脂を一時滞留させる機能を有する。
また、図示するように、ポット部10内には、樹脂塊5を上面に載置可能としたプランジャ6を昇降自在に配設している。符号60で示したものは、プランジャ6の下面に一端を連接し、他端を図示しない昇降駆動装置に連動連結した連結杆である。
また、本実施形態に係る樹脂封止装置は、前記樹脂流路14と独立して前記上金型2内に形成された圧力伝達部8を備えている。この圧力伝達部8により、ヒータ部4で樹脂塊5を溶融させた後、前記プランジャ6を上昇させたときにポット部10からカル部11に加わる圧力をキャビティ部17に伝達することができる。
圧力伝達部8は、図示するように、カル部11とキャビティ部17とを連通させた略逆U字状の連通路80の両端に、それぞれ、カル部11とキャビティ部17とに臨むように、第1のフロート体81と第2のフロート体82とを吊下状態に配設し、これら第1、第2のフロート体81,82の間に作動油83を封入して構成している。
本実施形態では、キャビティ部17に臨設した前記第2のフロート体82は、図1(b)に示すように、半導体チップ70の上方の一部の領域に複数個配設しているが、その数などは特に限定されるものではない。
こうして、圧力伝達部8は、あたかも油圧装置のように機能し、カル部11に加わる圧力を、樹脂流路14とは独立した経路でキャビティ部17に伝達することができる。
ところで、カル部11に臨設する第1のフロート体81は、圧縮バネ91により支持する一方、キャビティ部17に臨設した第2のフロート体82は、引っ張りバネ92により支持している。
しかも、ここでは、ポット部10に配設した前記プランジャ6の押上力は、第1のフロート体81を支持する圧縮バネ91のバネ定数よりも大きく、かつこの圧縮バネのバネ定数は、第2のフロート体82を支持する引っ張りバネ92のバネ定数よりも大きくしている。
すなわち、以下の関係式が成立するようにしている。
プランジャ6の押上力>圧縮バネ91のバネ定数>引っ張りバネ92のバネ定数
また、図示するように、キャビティ部17に半導体装置7が収容された場合、上金型2の下面と半導体装置の半導体チップ70の上面との間には狭隘なギャップ部17aが形成される。
半導体装置7の樹脂封止を行う場合、このギャップ部17aへ樹脂を十分に充填させることが肝要である。そこで、本実施形態では、第2のフロート体82は、初期状態においては、図示するように、連通路80内に引き込まれた状態に位置させており、第2のフロート体82の下方に、ギャップ部17aの容積を拡大する拡張空間19を形成している。
樹脂封止装置を上述した構成とすることにより、かかる状態で樹脂塊5を溶融し、溶融樹脂をプランジャ6で押し込んだ場合、樹脂流路14を通過した溶融樹脂はギャップ部17aへも回り込みやすくなる。
そして、その上で、樹脂の硬化現象を利用し、圧力伝達部8によってキャビティ部17に二次的な圧力を加えることにより、金型本体1を用いた圧縮成型が可能となる。そのため、キャビティ部17における、特に半導体チップ70と上金型2との間に形成される狭隘なギャップ部17aに、樹脂を効果的に注入することが可能となり、ボイドなどが発生することを可及的に防止することが可能となる。
(樹脂封止方法)
ここで、上述した樹脂封止装置を用いた樹脂封止方法について、図2〜図5を参照しながら説明する。図2は熱硬化性樹脂(エポキシ樹脂)の硬化現象を示す説明図、図3〜図5は本実施形態における樹脂封止方法を示す封止工程の説明図である。なお、図3〜図5でドットで表わされた樹脂の粘度の状態は、図2で示した粘度のレベルと対応している。
先ず、図2を参照して、半導体装置7の封止用樹脂として用いる熱硬化性樹脂であるエポキシ樹脂の熱による粘度の挙動を説明する。
図示するように、エポキシ樹脂は、例えば加熱を開始して所定温度で熱分解し、溶融したコロイド状態から時間が経過するに従い粘度が高まって行き、例えば40秒程度経過するとゲル化し、流動性を失って固化する。
かかる性質を利用して、本実施形態では、少なくとも、カル部11とキャビティ部17とで独立した状態でヒータ部4の温度制御を行いながら、プランジャ6を上昇させて溶融樹脂を樹脂流路14からキャビティ部17へ注入するようにしている。
そして、カル部11内における溶融樹脂の粘度とキャビティ部17内における溶融樹脂の粘度との差により、圧力伝達部8によってキャビティ部17内において溶融樹脂を圧縮し、狭隘なギャップ部17aにまで確実に溶融樹脂を注入可能としている。
半導体装置7の樹脂封止の工程は、先ず、上金型2と下金型3とを分離した状態で、下金型3に形成されたポット部10に、半導体装置7を封止するに適量なエポキシ樹脂を予めタブレット状にした樹脂塊5を装填する樹脂装填工程を実行する。
次に、下金型3における所定位置に半導体チップ7を載置する半導体チップ載置工程を実行し、図3(a)に示すように、上金型2と下金型3とを閉型する。こうして、下金型3と上金型2との間に形成されたキャビティ部17内に、半導体チップ7が載置された状態となる。なお、半導体チップ載置工程と樹脂装填工程とは順序を入れ替えてもよい。
次に、図3(b)に示すように、ヒータ部4によりポット部10内の樹脂塊5を加熱して軟化するまで待機する。図3(b)では、樹脂塊5が溶融開始して軟化した状態を示している。
そして、図4(a)に示すように、樹脂塊5が溶融した状態で、ポット部10に昇降自在に配設したプランジャ6を上昇させ、溶融した樹脂(以下「溶融樹脂50」とする)を樹脂流路14を介してキャビティ部17の一部に供給する第一次樹脂注入工程を実行する。このとき、溶融樹脂50が少なくとも拡張空間19にまで充填される程度、すなわち、キャビティ部17の約2/3程度充填されるまで供給するとよい。なお、このときの溶融樹脂50は最低溶融粘度となっており(図2参照)、極めて流動性に富んだ状態である。
また、この第一次樹脂注入工程において、キャビティ部17では、第2のフロート体82が連通路80内に引き込まれた状態に位置し、第2のフロート体82の下方にはギャップ部17aの容積を拡大する拡張空間19が形成されているため、従来、溶融樹脂50が充填されにくかった狭隘なギャップ部17aにまで溶融樹脂50が充填される。
次に、図4(b)に示すように、前記制御部(図示せず)によりヒータ部4の温度制御を行い、樹脂流路14の上流部をなすカル部11内の溶融樹脂50の粘度がキャビティ部17内の溶融樹脂50の粘度よりも所定のレベル上昇するまでプランジャ6の上昇動作を停止する樹脂注入待機工程を実行する。
すなわち、例えば、キャビティ部17に配設したヒータ部4を停止するか出力を低減し、カル部11内においてはヒータ部4の加熱状態を維持して硬化を進行させることにより、キャビティ部17内の溶融樹脂50の粘度よりも、カル部11における溶融樹脂50の粘度が高い状態にする。
次に、カル部11内の溶融樹脂50の粘度がキャビティ部17内の溶融樹脂50の粘度よりも所定のレベル上昇したことを条件に、図5に示すように、プランジャ6を再上昇し、樹脂流路14と独立して上金型2内に形成された圧力伝達部8を介して、カル部11に加わる圧力をキャビティ部17に伝達し、溶融樹脂50をキャビティ部17の全体に充填する第二次樹脂注入工程を実行する。
すなわち、キャビティ部17内にはプランジャ6による押圧力でカル部11内の溶融樹脂50が樹脂流路14から供給される。
同時に、カル部11内の溶融樹脂50の粘度がキャビティ部17内の溶融樹脂50の粘度よりも高くなっているため、カル部11内の溶融樹脂50を介して圧力伝達部8の第1のフロート体81が圧縮バネ91のバネ力に抗して連通路80内に押し込まれる。
圧力伝達部8内の作動油83を介して押圧力が第2のフロート体82に伝達される。すると、引っ張りバネ92の所定のバネ力に抗して第2のフロート体82は上金型2の下面と面一状態になるまで拡張空間19を下降し、拡張空間19内の溶融樹脂50が全て押し出される。このとき、キャビティ部17にはダミーキャビティ18が形成されているため、溶融樹脂50は円滑にキャビティ部17に充填され、従来、ボイドが形成されやすかった狭隘なギャップ部17aまで十分に溶融樹脂50が行き渡る。
ところで、第2のフロート体82が拡張空間19を下降するとき、拡張空間19よりも下方へは突出することがないようにするため、本実施形態では第2のフロート体82の下降量を規制するストッパ部を設けている。なお、ストッパ部の構造は特に限定するものではない。
こうして、溶融樹脂50は、カル部11、ランナー部12及びキャビティ部17内全てに充填された状態となり、その後、例えば160〜180℃で数時間のキュアを行うことにより、溶融樹脂50が安定した状態で硬化し、樹脂封止工程が終わる。
その後、脱型するとともに、ランナー部12やカル部11で硬化した不要な樹脂を除去し、さらにダイシングして所定数の半導体パッケージを同時に得ることができる。
以上、説明してきたように、本実施形態によれば、薄型化された半導体パッケージであっても、樹脂封止時においてボイドの発生が抑制され、半導体パッケージの製造歩留を著しく向上させることができる。
(樹脂封止装置の変形例)
図6に本実施形態に係る樹脂封止装置の変形例を示す。図示するように、変形例に係る樹脂封止装置が図1に示した樹脂封止装置と異なる点は、キャビティ部17に臨設した第2のフロート体82’を大型にして、これを半導体チップ70の上方の全領域にかけて単独で配設した点にある。
図示するように、第2のフロート体82’は、キャビティ部17の平面投影面積と略等しい面積を有し、キャビティ部17の略全領域の広さと同等としている。
このように、大型の第2のフロート体82’を備えた圧力伝達部8であっても、上述してきた樹脂封止装置と同じように、樹脂封止時においてボイドの発生が抑制され、半導体パッケージの製造歩留を著しく向上させることができる。
しかも、この場合、仮に第2のフロート体82’の下降量が大きくなりすぎても、モールド樹脂の凹み自体がキャビティ部17の略全領域の広さと同等であるため、ダイシングして個々の半導体パッケージを得る際にはモールド樹脂が凹んでいた痕跡などは残らず、製品の仕上がりに問題を生じない。
(第2の実施形態に係る樹脂封止装置及び同樹脂封止装置による樹脂封止方法)
図7に第2の実施形態に係る樹脂封止装置の封止工程説明図を示す。
第2の実施形態に係る樹脂封止装置が第1の実施形態に係る樹脂封止装置と異なるのは、図示するように、下金型3に形成したポット部10に昇降自在に配設されたプランジャ6に所定長さのピン体61の基端を取り付け、当該ピン体61の先端でカル部11に臨設した第1のフロート体81を押し上げ可能に構成した点にある。
かかる構成の樹脂封止装置を用いた樹脂封止方法によれば、以下の工程で半導体パッケージを製造することができる。
すなわち、第1の実施形態で説明したように、先ず、上金型2と下金型3とを分離した状態で、下金型3に形成されたポット部10に、半導体装置7を封止するに適量なエポキシ樹脂を予めタブレット状にした樹脂塊5を装填する樹脂装填工程を実行する。なお、この場合の樹脂塊5には、ピン体61を挿通するためのピン挿通部をその中心に貫通状態に形成しておくものとする。
次に、下金型3における所定位置に半導体チップ7を載置する半導体チップ載置工程を実行し、上金型2と下金型3とを閉型する(図7(a))。この場合も、半導体チップ載置工程と樹脂装填工程とは順序を入れ替えても構わない。
次に、ヒータ部4によりポット部10内の樹脂塊5を加熱して軟化するまで待機し、樹脂塊5が溶融するとプランジャ6を上昇させる(図7(b))。
すると、溶融樹脂50が樹脂流路14を介してキャビティ部17に供給される。この場合も、第2のフロート体82は、連通路80内に引き込まれた状態に位置して第2のフロート体82の下方にはギャップ部17aの容積を拡大する拡張空間19が形成されているため、狭隘なギャップ部17aにまで溶融樹脂50は円滑に充填される。
そして、やがてプランジャ6に突設されたピン体61の先端が第1のフロート体81に当接すると、プランジャ6の押し上げ力が直接第1のフロート体81に作用して、これを連通路80内に押し込んでいく(図7(b))。
この第1のフロート体81が、これを支持する圧縮バネ91のバネ力に抗して連通路80内に押し込まれると、圧力伝達部8内の作動油83を介して押圧力が第2のフロート体82に伝達される。
すると、引っ張りバネ92の所定のバネ力に抗して第2のフロート体82は上金型2の下面と面一状態になるまで拡張空間19を下降し、拡張空間19内の溶融樹脂50が全て押し出される。このときも、先の実施形態同様に、キャビティ部17にはダミーキャビティ18が形成されているため、溶融樹脂50は円滑にキャビティ部17に充填され、狭隘なギャップ部17aまで十分に溶融樹脂50が行き渡ることになる。
また、勿論この場合についても、第2のフロート体82が拡張空間19を下降するときに当該拡張空間19よりも下方へは突出することがないようにするためのストッパ部を設けておくこととする。
このようにして、溶融樹脂50は、カル部11、ランナー部12及びキャビティ部17内全てに充填された状態となり、その後、例えば160〜180℃で数時間のキュアを行うことにより、溶融樹脂50が安定した状態で硬化し、樹脂封止工程が終わる。
上述してきたように、本実施形態によれば、以下の樹脂封止装置が実現できるとともに、以下の効果が期待できる。
すなわち、上下に対をなす上金型2と下金型3との間に形成され、半導体チップ70を樹脂封止するためのキャビティ部17と、前記下金型3に形成され、樹脂を圧送するプランジャ6を備えたポット部10と、前記上金型2と前記下金型3との間に形成され、前記ポット部10に連通したカル部11及びこのカル部11に連通して前記ポット部10から圧送される樹脂を前記キャビティ部17に供給するランナー部12からなる樹脂流路14と、この樹脂流路14と独立して前記上金型2内に形成され、前記ポット部10から前記カル部11に加わる圧力を前記キャビティ部17に伝達する圧力伝達部8と、前記上下金型2,3を加熱するヒータ部4と、を備えた樹脂封止装置。
かかる樹脂封止装置によれば、キャビティ部17内に未充填部分やボイドを生じさせることなく封止用樹脂を充填することができるため、コスト増を抑制しつつ半導体装置の製造歩留を大きく向上させることができる。また、半導体パッケージ製造検討時の自由度が高まり、余計な開発工数を減じることができる。
前記圧力伝達部8が、前記カル部11と前記キャビティ部17とを連通させた連通路80に、前記カル部11と前記キャビティ部17とに臨むように、フロート体(例えば、第1のフロート体81及び第2のフロート体82)をそれぞれ吊下状態に配設するとともに、両フロート体間に作動油83を封入して構成した樹脂封止装置。
かかる樹脂封止装置によれば、上金型内に圧力伝達部を形成すれば、既設のトランスファモールド装置と、従来から広く使用されているエポキシ樹脂とを、そのまま流用することが可能となる。
上記樹脂封止装置において、前記カル部11に臨設したフロート体(例えば、第1のフロート体81)を圧縮バネ91により支持するとともに、前記キャビティ部17に臨設したフロート体(例えば、第2のフロート体82)を引っ張りバネ92により支持した樹脂封止装置。
かかる樹脂封止装置によれば、あたかも油圧倍力装置のように、簡単な構成で効果的にキャビティ部17内の樹脂を圧縮でき、トランスファモールド装置を用いながら、樹脂の圧縮成型を簡便に実現することが可能となる。
上記樹脂封止装置において、前記キャビティ部17に臨設したフロート体(例えば、第2のフロート体82)は、前記半導体チップ70上方の一部の領域に複数個配設されている樹脂封止装置。
かかる樹脂封止装置によれば、特に薄型大面積のキャビティ部17を有する樹脂封止装置であっても、未充填部分やボイドのないモールドパッケージを形成することができる。
上記樹脂封止装置において、前記キャビティ部に臨設したフロート体(例えば、第2のフロート体82)は、前記半導体チップ70上方の全領域にかけて単独で配設されている樹脂封止装置。
かかる樹脂封止装置によれば、仮に第2のフロート体82’の下降量が大きくなりすぎても、モールド樹脂の凹み自体がキャビティ部17の略全領域の広さと同等であるため、ダイシングして個々の半導体パッケージを得る際にはモールド樹脂が凹んでいた痕跡などは残らず、製品の仕上がりに問題を生じない。また、第2のフロート体82’を単一で構成できるため、樹脂封止装置の製造が容易である。
上記樹脂封止装置において、前記ヒータ部4は、少なくとも前記カル部11と前記キャビティ部17とを個別に加熱可能であり、当該ヒータ部4の温度制御を行う制御部をさらに備えた樹脂封止装置。
かかる樹脂封止装置によれば、樹脂の粘度挙動や圧力挙動を予め取得しておき、これに基づいた制御を実行することで、樹脂封止時に、キャビティ部17内に未充填部分やボイドの発生をより確実に防止できる。
上記樹脂封止装置において、前記プランジャ6にピン体61の基端を取り付け、当該ピン体61の先端で前記カル部11に臨設したフロート体(例えば、第1のフロート体81)を押し上げ可能とした樹脂封止装置。
かかる樹脂封止装置によれば、コンピュータなどからなる制御部による精緻な制御を行うことなく、ボイドの発生のない樹脂封止を簡便に行える。
以上、本発明の実施形態について具体的に説明してきたが、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術思想に基づく各種の変形が可能である。
1 金型本体
2 上金型
3 下金型
4 ヒータ
5 樹脂塊
6 プランジャ
7 半導体装置
8 圧力伝達部
10 ポット部
11 カル部
12 ランナー部
14 樹脂流路
15 ゲート部
17 キャビティ部
17a ギャップ部
70 半導体チップ
80 連通路
81 第1のフロート体
82 第2のフロート体
83 作動油
91 圧縮バネ
92 引っ張りバネ

Claims (8)

  1. 上下に対をなす上金型と下金型との間に形成され、半導体チップを樹脂封止するためのキャビティ部と、
    前記下金型に形成され、樹脂を圧送するプランジャを備えたポット部と、
    前記上金型と前記下金型との間に形成され、前記ポット部に連通したカル部及びこのカル部に連通して前記ポット部から圧送される樹脂を前記キャビティ部に供給するランナー部からなる樹脂流路と、
    この樹脂流路と独立して前記上金型内に形成され、前記ポット部から前記カル部に加わる圧力を前記キャビティ部に伝達する圧力伝達部と、
    前記上下金型を加熱するヒータ部と、
    を備えた樹脂封止装置。
  2. 前記圧力伝達部は、
    前記カル部と前記キャビティ部とを連通させた連通路に、前記カル部と前記キャビティ部とに臨むように、フロート体をそれぞれ吊下状態に配設するとともに、両フロート体間に作動油を封入して構成されている請求項1に記載の樹脂封止装置。
  3. 前記カル部に臨設したフロート体を圧縮バネにより支持するとともに、前記キャビティ部に臨設したフロート体を引っ張りバネにより支持している請求項2に記載の樹脂封止装置。
  4. 前記キャビティ部に臨設したフロート体は、前記半導体チップ上方の一部の領域に複数個配設されている請求項2又は3に記載の樹脂封止装置。
  5. 前記キャビティ部に臨設したフロート体は、前記半導体チップ上方の全領域にかけて単独で配設されている請求項2又は3に記載の樹脂封止装置。
  6. 前記ヒータ部は、少なくとも前記カル部と前記キャビティ部とを個別に加熱可能であり、当該ヒータ部の温度制御を行う制御部をさらに備える請求項1〜5のいずれか1項に記載の樹脂封止装置。
  7. 前記プランジャにピン体の基端を取り付け、当該ピン体の先端で前記カル部に臨設したフロート体を押し上げ可能とした請求項1〜5のいずれか1項に記載の樹脂封止装置。
  8. 下金型に形成されたポット部に樹脂塊を装填する樹脂装填工程と、
    前記下金型と当該下金型と対をなす上金型との間に形成されたキャビティ部内に、半導体チップを載置する半導体チップ載置工程と、
    ヒータにより前記ポット部内の樹脂塊を溶融させるとともに、前記ボット部に昇降自在に配設したプランジャを上昇させ、溶融した樹脂を、前記上金型と前記下金型との間に形成された樹脂流路を介して少なくとも前記キャビティ部の一部が充填されるまで供給する第一次樹脂注入工程と、
    前記ヒータの温度制御を行いながら、前記樹脂流路の上流部をなすカル部内の溶融樹脂の粘度が前記キャビティ部内の溶融樹脂の粘度よりも所定のレベル上昇するまで前記プランジャの上昇動作を停止する樹脂注入待機工程と、
    前記カル部内の溶融樹脂の粘度が前記キャビティ部内の溶融樹脂の粘度よりも所定のレベル上昇したことを条件に、前記プランジャを再上昇し、前記樹脂流路と独立して前記上金型内に形成された圧力伝達部を介して、前記カル部に加わる圧力を前記キャビティ部に伝達し、樹脂を前記キャビティ部の全体に充填する第二次樹脂注入工程と、
    を有する樹脂封止方法。
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