JP2010165244A - 会員管理を一元化したメールマガジンとsnsの融合システム - Google Patents

会員管理を一元化したメールマガジンとsnsの融合システム Download PDF

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Abstract

【課題】メールマガジンの購読会員とSNSサイトの仮想コミュニティ参加会員の管理とを一元化し、特定人物のファンクラブなど特定のグループに対して、特定人物に関連する様々な会員サービスを融合して提供することが可能なシステムを提供する。
【解決手段】特定人物のファンクラブのメンバーを特定人物が発行するメールマガジンの購読会員として購読会員リストを自動生成する手段を、発行サーバに備え、発行サーバにおける購読会員リストの生成処理と連動して、メンバーリストで示されるメンバーを特定人物が主催する仮想コミュニティの参加会員として参加会員リストを自動生成する手段を、SNSサーバに備えたシステム構成とする。さらに、メールマガジン又は仮想コミュニティの場で特定人物が紹介した商品がファンクラブのメンバーにより購入された場合、特定人物及びその所属組織若しくは統括者に対して報酬を支払う手段を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、メールマガジンの購読会員やネットワーク上の仮想コミュニティの参加会員など、複数のシステムの会員管理を一元化したコンピュータシステムに関し、特に、サービスの種類や会員の管理形態などが異なるアプリケーションシステムを融合し、タレントなど特定人物のファンクラブのグループに対して、その特定人物に関連する様々な会員サービスを提供することが可能なコンピュータネットワークシステムに関する。
近年、限られた友人同士のコミュニケーションの場や、共通の話題を持つ人達が知り合う場をインターネット上で提供するコミュニティ型のWebサイトが、数多く構築されている。それらの場を提供するサービスは、ソーシャルネットワークキングサービスと呼ばれており、ここ数年で急速に発展している。
ここで、ソーシャルネットワークキングサービス(以下「SNS」と呼ぶ)の概要を説明する。
SNSを提供するWebサイト(以下「SNSサイト」と呼ぶ)は、日記などを公開する範囲を限定するサイトが多いのが特徴である。一般の掲示板や日記風ホームページのブログ(Weblog)は、匿名の中傷コメントが多数書き込まれてトラブルとなり、閉鎖に追い込まれるページもあるのに対して、多くのSNSサイトでは、既存の会員の紹介がないと参加できないシステムを導入しており、原則としてお互いの名前や肩書などを公開し、「責任のある立場」で意見交換や交流を行う形態としている。そのため、SNSサイトでは、匿名の中傷コメントが書き込まれることがなく、安心感が演出されていると言うことができる。
SNSサイトに開設されたコミュニティ(以下「仮想コミュニティ」と呼ぶ)に参加する形態としては、既に会員からの紹介がないと登録できないクローズタイプと、自由に登録できるオープンタイプがある。どちらのタイプでも、仮想コミュニティに参加するためには、参加希望の申込みを出して仮想コミュニティの承認を受けることが必要になる(自動承認されるSNSもある)。
特定の人達に対して共通の情報を発信する有効な手段としては、上記のようなSNSの他に、いわゆるメールマガジン(mail magazine)がある。メールマガジンは、発信者が定期的に電子メールで情報を流し、読みたい人が講読するようなメール配信の一形態である。
ここで、メールマガジンによる会員管理の方法について説明する。
メールマガジンへの会員登録は“購読申込”により自動的に会員登録され、以後、会員はメールを受取ることができる。購読を辞めたい場合は“解除申込”で登録解除を行うことができる。そして、登録解除したら、その人へのメールは届かなくなる。
《SNSとメールマガジンの違いについて》
次に、SNSとメールマガジンとを比較して、両者の違いについて説明する。
(1)会員の管理形態の違い
SNSでは、オープンの場合の会員による登録、仮想コミュニティへの参加申込の流れと、クローズの場合の招待状による会員登録から、仮想コミュニティへの参加申込の2種類の流れがある。つまり、SNSではサイトへの会員登録と仮想コミュニティへの参加申込は別の次元で扱われる。
それに対して、メールマガジンでは登録は購読を希望するメールマガジンに対して行なわれるため、サイトへの登録と言う概念はない。メールマガジンの運用では、既存の会員リストをメールマガジン会員として、メールマガジン発行者が一括登録することがある。
(2)情報伝送形態の違い
SNSは、双方向の社会的コミュニティであるのに対して、メールマガジンが発行者から購読者への一方通行のメール配信による告知という点で、両者の情報伝送形態は相違する。
(3)課金形態の違い
有料メールマガジンでは、購読申込者に対して、メールマガジンへの初期登録料と毎月の購読料を、購読中の期間の間は課金処理を行うようにしている。
一方、SNSでは、会員に対して有料課金する方法は以下の3種類が考えられる。
課金方法(a):サイトの会員登録された会員に対してサービス料として初期登録料と毎月の利用料を利用期間の間、課金処理を行う方法。例えば、企業が主催するビジネス情報提供サイトでは、この課金方法を採用している。
課金方法(b):サイトで課金するのではなく、一部の特別なサービスを利用することで課金する方法。
課金方法(c):SNSサイト内の仮想コミュニティ別に、有料課金の条件を設定できるようにし、その条件に基づいて仮想コミュニティ別に課金する方法。この方法では、仮想コミュニティに参加しているメンバーだけに課金が実行される。
以上のように、特定の人達に対して共通の情報を発信する有効な手段としては、従来よりSNSやメールマガジンが知られているが、両者は、会員の管理形態、情報伝送形態、課金形態などが異なり、両者のシステムを融合し会員管理などを一元化することで、特定の人達に対して様々な会員サービスを提供可能としたコンピュータネットワークシステムは実現されていなかった(例えば、SNSシステムについては「特許文献1」、メールマガジン配信システムについては「特許文献2」を参照)。
次に、商品の宣伝告知手段として上記のようなSNSやメールマガジンを利用したコンピュータシステムについて説明する。
SNSやメールマガジンを利用したコンピュータシステムとしては、アフィリエイトプログラムを実施するASP(Affiliate Service Provider)システムが知られている。例えば、非特許文献1には、メールマガジンやブログ(Weblog)のページ上に貼付された紹介バナー(紹介リンク)を通じて商品の購入が行われた際に、アフィリエイタ(上記商品の紹介者)として登録されている会員に対して所定の報酬を支払うサービスを実行するシステムが開示されている。このようなASPシステムにおいては、紹介者と購入者の関係は、友人などの特定の関係にあるとは限らず、商品を紹介する相手は、見ず知らずの不特定多数の人となる。
元々、アフィリエイトプログラムは、人と人との口コミによる波及効果を活用しようとして考えられたものであると思われるが、現在実行されているアフィリエイト販売の形態は、上記のように、アフィリエイタが自分のサイト(ブログなど)に紹介バナーを貼り付けて、サイトへのアクセスを増やす努力を行うことで、露出度を高めて、紹介リンクの誘導を増やすと言う行動が主となっている。つまり、現在のアフィリエイト販売は、人と人との口コミによる波及効果と言うよりは、大規模なマスコミュニケーション告知宣伝活動の形態が変わっただけの仕組みだと言っても過言ではないと言える。
特願2006−023876号公報 特許第4173650号公報 株式会社ツタヤオンライン、"アフィリエイトプログラムの仕組み"、[online]、[2009年1月7日検索]、インターネット〈URL:http://www.tsutaya.co.jp/affiliate/index.zhtml〉
上述したように、特定の人達に対して共通の情報を発信する有効な手段としては、SNSやメールマガジンが従来より知られているが、両者は、会員の管理形態、情報伝送形態、課金形態などが異なり、両者を融合したシステムは実現されていなかった。
また、メールマガジンやブログを利用してアフィリエイトプログラムを実施するシステムは従来より提案されているが、現在、アフィリエイタが行っている「大規模なマスコミュニケーション告知宣伝活動」は、SPAM行為に代表されるような無差別無承認告知活動を実戦させる元凶となっている。このような元凶ともいえる告知活動を防止するための解決策は、単純であり、人と人との口コミの原点に戻すことである。
本発明は、上述のような事情より成されたものであり、本発明の目的は、メールマガジンの購読会員の管理とSNSサイトの仮想コミュニティ参加会員の管理とを含む複数の会員管理を一元化すると共に、特定人物のファンクラブなど特定のグループに対して、その特定人物に関連する様々な会員サービスを融合して提供することが可能なコンピュータネットワークシステムを提供することにある。
また、本発明の更なる目的は、例えばファンクラブを持つタレントなどの著名人とそのファンから構成される組織的なグループを対象として、メールマガジンとSNSを活用した組織的なアフィリエイト販売サービスを提供することが可能なコンピュータネットワークシステムを提供することにある。さらに、本発明の更なる目的は、アフィリエイタによる商品の宣伝広告に関する無差別無承認の告知活動を抑止し、本来の口コミによる商品販売の告知活動を自然に活性化することが可能なコンピュータネットワークシステムを提供することにある。
本発明は、メールマガジンの購読会員やネットワーク上の仮想コミュニティの参加会員など、複数のシステムの会員管理を一元化したコンピュータシステムに関するものであり、本発明の上記目的は、メールマガジンの購読会員の情報を示す購読会員リストを記憶する購読会員データベースと、前記購読会員リストに基づき前記購読会員に対してメールマガジンを発行する発行サーバと、SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)サイトに開設される仮想コミュニティの参加会員の情報を示す参加会員リストを記憶する参加会員データベースと、前記参加会員リストに基づき前記参加会員に対してソーシャルネットワーキングサービスを提供するSNSサーバと、を含むシステムであって、
前記発行サーバは、ファンクラブを持つ特定人物からメールマガジン発行の登録要求を受付けた際に、前記ファンクラブのメンバーリストで示される各メンバーを前記特定人物が発行するメールマガジンの購読会員として設定して前記購読会員リストを自動生成する購読会員リスト生成手段と、前記メンバーリストで示される各メンバーの本人認証情報を前記購読会員及び前記参加会員の共通認証情報として、前記生成された購読会員リストを前記共通認証情報及び前記特定人物の認証情報と関連付けて前記購読会員データベースに格納し管理する購読会員管理手段と、を有し、
前記SNSサーバは、前記発行サーバにおける前記購読会員リストの生成処理と連動して、前記ファンクラブのメンバーリストで示される各メンバーを前記特定人物が主催する仮想コミュニティの参加会員として設定して前記参加会員リストを自動生成する参加会員リスト生成手段と、前記生成された参加会員リストを前記共通認証情報と関連付けて前記参加会員データベースに格納し管理する参加会員管理手段と、を有することによって達成される。
さらに、本発明の上記目的は、
前記発行サーバは、所定の通信端末から受信した前記ファンクラブのメンバーリストを記憶手段に記憶するメンバーリスト記憶手段と、前記登録要求を受付けた際に、前記通信端末から受信したメンバーリストを前記SNSサーバにリアルアタイムに送信するメンバーリスト送信手段と、を有し、前記SNSサーバは、前記メンバーリストを前記発行サーバから受信した時点で前記参加会員リスト生成手段による前記参加会員リストの生成処理をリアルアタイムに実行する構成としていること、
前記発行サーバは、前記メールマガジン発行の登録要求を受付ける際に、前記メールマガジンの発行に必要な第1情報と前記仮想コミュニティの開設に必要な第2情報とを融合した情報を登録情報として、その登録情報入力画面を前記登録要求元の通信端末の表示部に表示し、前記登録情報入力画面上で入力された前記登録情報を受信する登録情報受信手段を有し、前記メンバーリスト送信手段は、前記登録要求を受付けた際に、前記通信端末から受信した前記登録情報に含まれる前記第2情報を前記メンバーリストとともに前記SNSサーバに送信する機能を有すること、
前記SNSサーバは、前記仮想コミュニティへアクセスする際に入力された当該ユーザの本人認証情報と前記参加会員データベースに格納されている前記共通認証情報とを照合し、両者が一致した場合にのみ当該ユーザの前記仮想コミュニティへの参加を許可すること、
前記SNSサーバは、前記特定人物が主催する仮想コミュニティへの入会を申請する入会要求を通信端末から受けた際に、入会申請者が前記仮想コミュニティの既存会員から紹介されたユーザの場合に入会を許可して当該ユーザを前記仮想コミュニティの参加会員として前記参加会員リストを自動的に更新する処理を実行すると共に、前記メールマガジンの購読会員としての会員登録に必要な前記入会申請者の情報を前記発行サーバに送信する参加会員追加登録手段を有し、前記発行サーバは、前記SNSサーバにおける前記参加会員の追加登録処理と連動して、前記SNSサーバから受信した前記入会申請者の情報に基づき、当該ユーザを前記特定人物が発行するメールマガジンの購読会員として前記参加会員リストを自動的に更新する購読会員追加登録手段を有すること、
前記発行サーバは、前記メールマガジンの購読解除要求を通信端末から受けた際に、前記購読会員リストに登録されている当該ユーザの前記購読会員としての会員登録を自動的に解除する処理を実行すると共に、当該ユーザの前記共通認証情報を含む退会要求を前記SNSサーバに送信する購読会員登録解除手段を有し、前記SNSサーバは、前記発行サーバにおける前記購読会員の登録解除処理と連動して、前記発行サーバから受信した前記退会要求に基づき、前記参加会員リストに登録されている当該ユーザの前記参加会員としての会員登録を自動的に解除する参加会員登録解除手段を有すること、
前記SNSサーバは、前記仮想コミュニティに前記特定人物の記事が投稿された場合、その旨を示す投稿通知メッセージを前記発行サーバに送信する投稿通知手段を有し、前記発行サーバは、前記SNSサーバから受信した前記投稿通知メッセージに基づき、前記特定人物が発行するメールマガジンの購読会員を対象として、前記購読会員が属する仮想コミュニティに前記特定人物の記事が投稿された旨を示す投稿通知メールを自動的に配信する投稿通知メール配信手段を有すること、
前記発行サーバは、前記特定人物が過去に発行したメールマガジンのデータをバックナンバーとして蓄積して記憶するメールマガジン蓄積手段と、前記バックナンバーの購入要求を通信端末から受けた際に、購入要求者により入力された本人認証情報と前記共通認証情報とを照合し、両者が一致した場合にのみ、前記バックナンバーの購入を許可して当該バックナンバーのメールマガジンを前記購入要求者に対して送信するバックナンバー発行手段とを有すること、
によってそれぞれ一層効果的に達成される。
さらに、本発明の上記目的は、
前記メールマガジン又は前記SNSサイトの仮想コミュニティのページ上に貼付された誘導用リンクを通じて顧客による商品の購入が行われた際に、前記誘導用リンクに含まれる紹介者IDで特定される紹介者に対して所定の報酬を支払うアフィリエイトサービスを提供するASP(Affiliate Service Provider)サーバを更に備え、前記ASPサーバは、前記商品の購入が行われた際に、前記誘導用リンク内の紹介者IDと前記特定人物の認証情報とが一致し且つ前記商品を購入した顧客の本人認証情報と前記共通認証情報とが一致すると判定した場合は、前記特定人物に対して支払うアフィリエイト報酬と前記特定人物の所属組織若しくは統括者として予め設定されている当該エイジェンシーに対して支払うエイジェント報酬とを発生させて、それらの報酬の支払いに関する課金情報を生成する報酬料課金手段を有すること、
前記ASPサーバは、前記エイジェント報酬が発生した時点又は所定期間が経過した時点で、前記報酬料課金手段により生成された課金情報に基づいて、前記特定人物及び前記エイジェンシーを含む当該報酬享受者に対する報酬料金の決済処理を外部コンピュータとの間でネットワークを介して自動的に実行する報酬料金決済手段を有すること、
前記報酬料金決済手段は、前記エイジェント報酬が発生した時点で前記報酬料金の決済処理をリアルタイムに実行する機能を有すること、
前記ASPサーバは、前記発行サーバ側で課金された前記メールマガジンの購読料の課金情報及び前記SNSサーバ側で課金された前記仮想コミュニティの参加料の課金情報に基づいて、当該ユーザの前記購読料及び前記参加料の決済処理を外部コンピュータとの間でネットワークを介して自動的に実行する会員料金決済手段を有すること、
前記特定人物がタレントを含む著名人であること、
によってそれぞれ一層効果的に達成される。
本発明では、メールマガジンの発行サーバとSNSサーバとを連動させて、ファンクラブを持つ特定人物が発行するメールマガジンの購読会員リストと、その特定人物が主催するSNS・仮想コミュニティの参加会員リストとを、ファンクラブのメンバーリスト(会員リスト)に基づいて自動生成する構成としている。また、メールマガジンの購読会員および仮想コミュニティの参加会員である本人を、共通の人認証情報によって認証し得るようにしている。言い換えると、本発明では、サービスの種類や会員の管理形態などが異なるアプリケーションシステムを融合して実質的に1つのシステムとし、特定のグループ(ファンクラブのメンバー)に対して、タレント等の特定人物に関連する様々な会員サービスを提供し得るようにしている。例えば、仮想コミュニティの内部だけで得ることができるレア情報を仮想コミュニティの場に掲載したり、一般の人に公開されるブログでは見られない特定人物2の写真などを仮想コミュニティの場で公開したりするなど、ファンクラブの会員専用のサービスを提供することが可能となる。また、ファンクラブのメンバーは、購読会員及び参加会員としての登録を個別に行うなどの手間に煩わされることなく、様々なサービスを享受することが可能となる。
さらに、特定人物のファンクラブを対象としてアフィリエイトサービスを提供するASPサーバを備えた構成とすることにより、SNSやメールマガジンを商品の宣伝告知手段として、ファンクラブの会員のみを対象としたアフィリエイト販売サービスを提供することが可能となる。それにより、無差別無承認の商品告知による情報伝達ではなく、特定の関係にある人と人との口コミによる情報伝達を原点としてアフィリエイトプログラムを実施し、本来の口コミによる商品販売の告知活動を自然に活性化することが可能となる。
本発明に係る会員管理を一元化したメールマガジンとSNSの融合システムの基本構成の一例を示す模式図である。 本発明に係る発行サーバの構成例を示す機能ブロック図である。 本発明に係るSNSサーバの構成例を示す機能ブロック図である。 本発明に係るアフィリエイトサービスの機能を有する融合システムの構成例を示す模式図である。 ファンクラブを持つエイジェントの組織の構成例を示す模式図である。 エイジェント機能を持った組織的アフィリエイト販売の手法を説明するための模式図である。 本発明に係る組織的アフィリエイト販売サービスの機能を有する融合システムの構成例を示す模式図である。 本発明に係るASPサーバの主要部の構成例を示す機能ブロック図である。 本発明に用いる組織構成情報の一例を示す模式図である。 本発明に係るASPサーバの動作例を示すフローチャートである。 本発明に係る口コミによる組織的アフィリエイト販売の仕組みを説明するための模式図である。
以下、本発明の好適な実施の形態について図面を参照して説明する。
《本発明に係るメールマガジンとSNSの融合システムの基本構成について》
先ず、本発明に係るメールマガジンとSNSの融合システムの基本構成について、図1の模式図を参照して説明する。なお、「SNS」の用語は、「ソーシャルネットワークキングサイト」のことを指すこともあるが、本発明においては、「SNS」は「ソーシャルネットワークキングサービス」のことを言い、そのサービスを提供するウェブサイトを「SNSサイト」と称している。
本発明に係るメールマガジンとソーシャルネットワークキングサービス(SNS)の融合システム(以下「融合システム」と略称する)は、複数のメンバーから構成される特定のグループ(特定人物のファンクラブの会員など)に対して、メールマガジンの配信サービス及びソーシャルネットワークキングサービスを含む様々な会員サービスを提供することが可能なコンピュータネットワークシステムである。ここで言う「特定のグループ」とは、例えば、ファンクラブを持つ特定人物(例えばタレントなどの著名人)とそのメンバー(ファン)から構成されるグループである。以下、図1中に示されるメンバー(ファン)1と特定人物(タレント)2から構成される会員制グループを会員サービスの提供対象とした場合を例として説明する。
図1において、本発明に係る融合システムは、メールマガジンの発行サーバ31及び購読会員データベース32を有するアプリケーションシステム(第1システム)3と、ソーシャルネットワーキングサービスを提供するSNSサーバ41及び参加会員データベース42を有するアプリケーションシステム(第2システム)4と、を備えており、第1システム3と第2システム4は、インターネット等のネットワークを介して相互に通信可能に接続されている。本発明では、これらのサービスの種類や会員の管理形態などが異なるアプリケーションシステムを融合して実質的に1つのシステムとし、特定のグループ(ファンクラブのメンバー)に対して、タレント等の特定人物に関連する様々な会員サービスを提供し得るようにしている。
第1システム内の購読会員データベース32は、メールマガジンの購読会員の情報(以下「購読会員リスト」と呼ぶ)を記憶するデータベースである。第1システム内の発行サーバ31は、その購読会員リストに基づき、購読会員に対してメールマガジンを発行する機能を備えている。本実施の形態では、メールマガジンは、特定人物2が発行するメールマガジンであり、発行サーバ31から各メンバー1に対して電子メールによって配信される。
一方、第2システム内の参加会員データベース42は、SNSサイト43に開設される仮想コミュニティ20aの参加会員の情報(以下「参加会員リスト」と呼ぶ)を記憶するデータベースである。第2システム内のSNSサーバ41は、その参加会員リストに基づき、参加会員に対してソーシャルネットワーキングサービスを提供する機能を備えている。本実施の形態では、SNSサーバ41が提供するSNSサイト43内の仮想コミュニティ20aは、特定人物2が主催する仮想コミュニティであり、その仮想コミュニティは、特定人物2とそのメンバー1から構成される。メンバー1は、仮想コミュニティ20aに参加することによって、特定人物2が投稿した記事を閲覧したり、メンバー間でコミュニケーションをしたり、特定人物2とコミュニケーションをしたりするなど、所定のサービスを享受することができる。
SNSやメールマガジンの配信サービスを享受することができるメンバー1の通信端末は、Webブラウザを実装した情報処理端末であり、クッキー機能を有する通信端末(以下「パソコン」とする)1aの他に、クッキー機能を持たない携帯電話機、PDA(Personal Digital Assistants)等の通信端末1b(以下「携帯端末」とする)など、インターネット接続機能を有する任意の情報処理装置を利用することができる。また、仮想コミュニティ43の開設や運営などの主催者向けのサービス、及びメールマガジンの発行サービスを享受することができる特定人物2の通信端末も、同様に、パソコン1aや携帯端1bなどの情報処理装置を利用することができる。
《融合システムの主な機能について》
上述のような構成において、本実施形態における融合システムは、主に次のような機能を提供するようにしている。なお、ここでは、説明の便宜上、図1中の特定人物2=タレントとして説明する。
機能1.タレントがメールマガジン発行の登録を行った場合、その登録処理と連動して、第2システム側でSNSサイト43の仮想コミュニティ20aが自動的に生成される機能。
機能2.メールマガジンに購読登録した会員が、同じ登録情報(メールアドレスとパスワード)にて、タレント主催の仮想コミュニティ20aの会員として自動的に登録される機能。逆に言えば、タレント主催の仮想コミュニティ20aにメールマガジン登録者以外を参加不能とする機能。
機能3.通常のSNSの招待状などの仕組みをメールマガジンの購読登録処理に連動させ、仮想コミュニティ20aに新たに参加した会員をメールマガジンの購読者として自動的に登録する機能。
機能4.メールマガジンの購読解除と仮想コミュニティの退会とを連動させる機能。
機能5.メールマガジンの購読者として登録された会員に対しては、購読料として初期登録料と毎月の購読料を購読期間の間、課金処理を行う機能。
機能6.メールマガジンの購読者のみを対象として、仮想コミュニティにタレントが記事投稿したという電子メールを届ける機能。
機能7.メールマガジンの購読者(=仮想コミュニティの会員)のみを対象として、メールマガジンのバックナンバーを購入可能とする機能。
次に、上述のような機能を提供するための発行サーバ31とSNSサーバの構成について説明する。なお、各サーバのハードウェア構成については一般的なサーバの構成と同様のため、説明を省略する。
《発行サーバの構成》
先ず、本発明に係る発行サーバ31の構成について、図2の機能ブロック図を参照して説明する。
図2において、発行サーバ31は、主要な構成として、メールマガジンの購読会員リストを生成する購読会員リスト生成手段31aと、生成された購読会員リストを購読会員データベース32に格納する購読会員管理手段31bと、メールマガジン発行の登録要求に応じて当該メールマガジンの発行の際に必要な情報(発行者,購読者等の初期登録情報)を受信する登録情報受信手段31cと、ファンクラブのメンバーリストを記憶するメンバーリスト記憶手段31dと、ファンクラブのメンバーリストをSNSサーバ41に送信するメンバーリスト送信手段31eと、メールマガジンを購読会員に配信するメールマガジン配信手段31fと、メールマガジンのバックナンバーを蓄積して記憶するメールマガジン蓄積手段31gと、メールマガジンのバックナンバーを発行するバックナンバー発行手段31hと、特定人物の記事が仮想コミュニティ20aに投稿された旨を示す電子メールを購読会員に通知する投稿通知メール配信手段31iと、を備えている。
以下に、それらの手段31a〜31iについて、より詳しく説明する。
(1)購読会員リスト生成手段31a
購読会員リスト生成手段31aは、ファンクラブを持つ特定人物2からメールマガジン発行の登録要求を受付けた際に、ファンクラブのメンバーリストで示される各メンバー1を当該メールマガジンの購読会員として設定し、それらの購読会員の情報を示す購読会員リストを自動生成する。
(2)購読会員管理手段31b
購読会員管理手段31bは、メンバーリストで示される各メンバーの本人認証情報(メールアドレスとパスワード)をメールマガジンの購読会員及び仮想コミュニティの参加会員の共通認証情報として、購読会員リスト生成手段31aによって生成された購読会員リストを購読会員データベース32に格納し、上記共通認証情報及び特定人物2の本人認証情報と関連付けて管理する。
さらに、購読会員管理手段31bは、メールマガジンの購読登録・購読解除と仮想コミュニティの入会・退会とを連動させるための手段として、購読会員追加登録手段と購読会員登録解除手段とを備えている。購読会員追加登録手段では、SNSサーバ41における仮想コミュニティの参加会員の追加登録処理と連動して、SNSサーバから受信した入会申請者の情報に基づき、当該ユーザ(仮想コミュニティの参加会員)を、特定人物2が発行するメールマガジンの購読会員として設定し、購読会員データベース32に記憶されている参加会員リストを自動的に更新する処理を実行する。一方、購読会員登録解除手段では、メールマガジンの購読解除要求を通信端末から受けた際に、購読会員リストに登録されている当該ユーザの購読会員としての会員登録を自動的に解除する処理を実行すると共に、当該ユーザの前記共通認証情報を含む退会要求をSNSサーバ41に送信し、当該ユーザの仮想コミュニティからの退会処理を実行させる。
(3)登録情報受信手段31c
登録情報受信手段31cは、ファンクラブを持つ特定人物2からメールマガジン発行の登録要求を受付ける際に、例えば、メールマガジンの発行に必要な第1情報と仮想コミュニティの開設に必要な第2情報とを融合した情報を登録情報として、その登録情報入力画面を登録要求元の通信端末の表示部に表示し、登録情報入力画面上で入力された登録情報を受信する。前述の購読会員リスト生成手段31aでは、上記第1情報に基づいてメールマガジンの発行に必要な発行者の情報(及び購読者の情報)等の登録処理を実行すると共に、購読会員リストの生成処理を実行する。
(4)メンバーリスト記憶手段31d
メンバーリスト記憶手段31dは、所定の通信端末から受信したファンクラブのメンバーリストを記憶手段に記憶する。このメンバーリストは、登録情報受信手段31cが、登録情報と同時に受信する形態としても良く、電子メールにより別途受信する形態としても良い。
(5)メンバーリスト送信手段31e
メンバーリスト送信手段31eは、メールマガジン発行の登録要求を受付けた際に、通信端末から受信したファンクラブのメンバーリストをSNSサーバ41にリアルアタイムに送信する手段であり、登録情報受信手段31cによって受信した登録情報に含まれる第2情報をメンバーリストとともにSNSサーバ41に送信する機能を備えている。
なお、本実施の形態では、登録情報受信手段31c、メンバーリスト記憶手段31d、及びメンバーリスト送信手段31eを第1システム3に備えた構成としているが、第1システム3と第2システム4にネットワークを介して受付ける会員受付サーバを設け、その会員受付サーバ側に上記の各手段を備える構成としても良い。
(6)メールマガジン配信手段31f
メールマガジン配信手段31fは、特定人物(以下「タレント」とする)2が発行するメールマガジンを電子メールにより定期的に発行する機能を備えており、メールマガジン配信手段31fでは、その発行スケジュールに基づいて、購読会員データベース32に格納されている購読会員リストを読み出し、その購読会員リストに含まれる各メンバー1のパソコン1a又は携帯端末1bのメールアドレス宛に、特定人物2の情報が掲載されたメールマガジンを自動的に配信する。
(7)メールマガジン蓄積手段31g
特定人物が過去に発行したメールマガジンのデータをバックナンバーとしてデータベースに蓄積して記憶する。例えば、メールマガジン配信手段31fがメールマガジンを配信した際に、配信済みのメールマガジンのナンバーを購読会員の購読情報として記録しておき、どのユーザにどのメールマガジンを配信したかを認識できるようにしている。
(8)バックナンバー発行手段31h
バックナンバー発行手段31hは、メールマガジンのバックナンバー(例えば購読会員が会員登録する以前のメールマガジン)を発行する手段である。バックナンバー発行手段31hでは、バックナンバーの購入要求を通信端末(パソコン1a又は携帯端末1b)から受けた際に、購入要求者により入力された本人認証情報とシステム側に記憶されている共通認証情報とを照合し、両者が一致した場合にのみ、バックナンバーの購入を許可して当該バックナンバーのメールマガジンを購入要求者に対して送信する。
(9)投稿通知メール配信手段31i
投稿通知メール配信手段31iは、第2システム内のSNSサーバ41から受信した投稿通知メッセージに基づき、購読会員リストに示されるメールマガジンの購読会員(本例ではファンクラブのメンバー1)を対象として、予め登録されている当該メンバー1の通信端末(本例ではパソコン1a又は携帯端末1b)の電子メールアドレスを宛先として、「購読会員が属する仮想コミュニティに特定人物2の記事が投稿された」旨を示す“投稿通知メール”を自動的に配信する。
《SNSサーバの構成》
次に、本発明に係るSNSサーバ41の構成について、図3の機能ブロック図を参照して説明する。
図3において、SNSサーバ41は、主要な構成として、仮想コミュニティの参加会員リストを生成する参加会員リスト生成手段41aと、生成された参加会員リストを参加会員データベース42に格納する参加会員管理手段41bと、特定人物の記事が仮想コミュニティ20aに投稿された場合に、その旨を示す投稿通知メッセージを発行サーバ31に送信する投稿通知手段41cと、を備えている。
以下に、それらの手段41a〜41cについて、より詳しく説明する。
(1)参加会員リスト生成手段41a
参加会員リスト生成手段41aは、第1システム内の発行サーバ31側における購読会員リストの生成処理と連動して、ファンクラブのメンバーリストで示される各メンバーを特定人物が主催する仮想コミュニティの参加会員として設定し、それらの参加会員の情報を示す参加会員リストを自動生成する。本実施の形態では、参加会員リスト生成手段41aは、メンバーリストを第1システム内の発行サーバ31から受信した時点で、上記参加会員リストの生成処理をリアルアタイムに実行する形態としている。そして、参加会員リストで示される会員1と特定人物2から構成される仮想コミュニティ20aを生成してSNSサイト43に自動的に開設する形態としている。
また、本実施の形態では、SNSサーバ41は、仮想コミュニティ20aへアクセスする際に入力された当該ユーザの本人認証情報と参加会員データベース42に格納されている共通認証情報とを照合し、両者が一致した場合にのみ当該ユーザの仮想コミュニティ20aへの参加を許可する形態としている。なお、SNSサーバ41における仮想コミュニティ20aへの記事の掲載処理など、SNSの基本的な仕組みは公知の技術のため、ここでは説明を省略する。
(2)参加会員管理手段41b
参加会員管理手段41bは、参加会員リスト生成手段41aによって生成された参加会員リストを参加会員データベース42に格納し、共通認証情報と関連付けて管理する。さらに、参加会員管理手段41bは、仮想コミュニティの入会・退会とメールマガジンの購読登録・購読解除とを連動させるための手段として、参加会員追加登録手段と参加会員追加登録手段とを備えている。
参加会員追加登録手段は、特定人物2が主催する仮想コミュニティへの入会を申請する入会要求をパソコン1a又は携帯端末1bから受けた際に、入会申請者が仮想コミュニティの既存会員から紹介されたユーザか否かを判定し、既存会員から紹介されたユーザと判定した場合に、入会申請者の入会を許可して当該ユーザを仮想コミュニティの参加会員として設定し、参加会員データベース42に記憶されている参加会員リストを自動的に更新する処理を実行する。それと同時に、参加会員追加登録手段41bは、メールマガジンの購読会員としての会員登録に必要な上記入会申請者の情報を、第1システム内の発行サーバ31に送信する処理を実行する。
参加会員追加登録手段は、第1システム内の発行サーバ31がメールマガジンの購読解除要求を通信端末から受けた際に、その発行サーバ31側での購読会員の登録解除処理と連動して、発行サーバ31から受信した退会要求に基づき、参加会員リストに登録されている当該ユーザの参加会員としての会員登録を自動的に解除する処理を実行する。
(3)投稿通知手段41c
投稿通知手段41cは、SNSサイトの仮想コミュニティ20aに特定人物1の記事が投稿された場合、その旨を示す投稿通知メッセージを第1システム内の発行サーバ31に送信する処理を実行する。
《アフィリエイトサービスの機能を有する融合システムの構成について》
次に、アフィリエイトサービスの機能を有する融合システムの構成について、図4の模式図を参照して説明する。
図4において、第3システム5は、アフィリエイトサービスを提供するアプリケーションシステムであり、ASP(Affiliate Service Provider)サーバ51と、アフィリエイト販売の処理に必要な情報を格納したASPデータベース52と、を備えている。そして、第3システム5は、図1に示した第1システム3及び第2システム4と、インターネット等のネットワークを介して相互に通信可能に接続されている。
第3システム内のASPサーバ51は、商品やサービスの宣伝告知手段(アフィリエイトサイト装置)20として、SNSサイト内の仮想コミュニティ20aとメールマガジン20bとを利用している。具体的には、ASPサーバ51は、仮想コミュニティ20aのページ上(仮想コミュニティ20a内のブログを含むウェブページ上)、又はメールマガジンのページ上に貼付された誘導用リンクを通じて、顧客による紹介商品21aの購入が行われた際に、誘導用リンクに含まれる紹介者IDで特定される紹介者に対して所定の報酬を支払うアフィリエイトサービスを提供する機能を備えている。
本実施の形態では、上記仮想コミュニティ20は、特定人物2が主催する仮想コミュニティ(図1の仮想コミュニティ20a)であり、メールマガジンは、特定人物2が発行するメールマガジンである。仮想コミュニティ20aには、例えば、コミュニティ内部だけで得ることができるレア情報や、一般の人に公開されるブログでは見られない特定人物2の写真などが掲載され、また、仮想コミュニティ20aの場だけで購入することができるレア商品の販売サービスなどが提供される。さらに、仮想コミュニティの場だけで購入することができるレア商品を販売するサービスや、タレントが紹介した商品21aが購入された場合に、そのタレントに対するアフィリエイト報酬だけでなく、タレントの所属組織や統括者に対してエイジェント報酬を自動的に支払うサービスが提供される。
第3システム内のASPサーバ51は、主要な手段として、特定人物2が仮想コミュニティ又はメールマガジンで紹介した商品21aの購入が行われた際に、特定人物2とその所属組織(若しくは統括者)に支払う報酬と発生させて、それらの課金情報を生成する報酬料課金手段51aと、その課金情報に基づいて当該報酬享受者に対する報酬料金の決済処理を実行する報酬料金決済手段51bと、を備えている。さらに、第1システム3から受信した購読料課金情報、及び第2システム4から受信した参加料課金情報に基づいて、当該ユーザの会員料金(購読料及び仮想コミュニティの参加料)の決済処理を実行する会員料金決済手段51cを備えている。
以下に、それらの手段51a〜51cについて、より詳しく説明する。
(1)報酬料課金手段51a
報酬料課金手段51aは、仮想コミュニティ20aやメールマガジン20bのページ上に貼付された誘導用リンクを通じて紹介商品21aの購入が行われた際に、誘導用リンク内の紹介者IDと特定人物の認証情報(紹介者を特定する紹介者ID)とが一致し、且つ、紹介商品を購入した顧客の本人認証情報とシステム側に記憶されているユーザの共通認証情報とが一致するか否かを判定し、両者とも一致すると判定した場合は、特定人物に対して支払うアフィリエイト報酬と特定人物の所属組織若しくは統括者として予め設定されている当該エイジェンシーに対して支払うエイジェント報酬とを発生させて、それらの報酬の支払いに関する課金情報を生成する。なお、上記特定人物の認証情報とユーザの共通認証情報は、ファンクラブのメンバーリストに含まれる特定人物の認証情報とメンバーの本人認証情報であり、例えば、第1システム内の発行サーバ31(メンバーリスト送信手段31e)からメンバーリストを受信して、それらの認証情報が紹介者ID(アフィリエイタを特定する識別情報)と関連付けられてASPデータベース52に格納されている。
言い換えると、本実施の形態では、ファンクラブのメンバーは、メールマガジン20bの購読会員、及び仮想コミュニティ20aの参加会員として登録されると共に、アフィリエイシステムの会員(アフィリエイタ)として登録され、特定人物は、メールマガジン20bの発行者、及び仮想コミュニティ20aの主催者として登録されると共に、アフィリエイシステムの会員(アフィリエイタ:後述するエイジェント)として登録される形態としている。そして、特定人物(タレント等の著名人)によって紹介され商品21aをメンバー(ファン)1が購入した場合、特定人物2にアフィリエイト報酬が支払われると共に、その特定人物2のエイジェンシー(所属組織若しくは統括者)に対してエイジェント報酬が支払われる形態としている。また、メンバー(ファン)1によって仮想コミュニティ20a内の個人ブログ等によって紹介され商品21aを他のメンバー(ファン)1が購入した場合、その商品を紹介したメンバー(ファン)1に対してアフィリエイト報酬が支払われる形態としている。
(2)報酬料金決済手段51b
報酬料金決済手段51bは、口座振込や電子マネーのチャージ、クレジットカード決済等によって、アフィリエイト販売に伴う報酬料金を当該報酬享受者に支払う処理を実行する手段である。報酬料金決済手段51bは、エイジェント報酬が発生した時点(又は所定期間が経過した時点)で、報酬料課金手段51aにより生成された課金情報に基づいて、特定人物及びエイジェンシーを含む当該報酬享受者に対する報酬料金の決済処理を外部コンピュータとの間でネットワークを介してリアルタイムに実行する機能を備えている。
(3)会員料金決済手段51c
会員料金決済手段51cは、第1システム3側(発行サーバ31)で課金されたメールマガジン20aの購読料の課金情報及び第2システム4側(SNSサーバ41)で課金された仮想コミュニティ20bの参加料の課金情報に基づいて、当該ユーザの購読料及び参加料(仮想コミュニティの会員費用)の決済処理を外部コンピュータとの間でネットワークを介して自動的に実行する機能を備えている。この決済処理は、口座振込やクレジットカード決済、コンビに決済等により行われる。通常、普通のファンクラブでは、クレジットカード決済が適用できないケースが多いが、会員料金決済手段51cを有するASPサーバを備えた構成とすることにより、有料メールマガジンの購読会員であればクレジットカード決済などを利用することが可能となる。それによりファンクラブの会員課金を継続することが難しかったという問題を解消することができる。
なお、本実施の形態では、3つのシステムに分散した形態を例としているが、3つのアプリケーションシステムが融合されて、実質的には1つのシステムとして動作するように構成されている。例えば、3つのアプリケーションソフトウェアを1つのコンピュータシステムに搭載することもでき、3つのコンピュータシステムを連動させることで、実質的に1つのコンピュータシステムとして動作させることもできる。また、例えば、第1システム3と第3システム5(又は第2システム4)とを1つのコンピュータシステムとした形態、各データベース32,42,52(又はいずれか2つ以上のデータベース)を有するデータベースサーバをいずれかのシステム(又は独立したシステム)に備えた形態など、様々な構成を採用することができる。言い換えると、図2〜図4に示した各システムの手段をいずれかのコンピュータに備えたシステム構成とすれば良い。いずれの形態でも、ユーザからのログインは、1つのコンピュータシステム(ファンクラブのメンバー専用サイト)で受付け、ログイン後のユーザがメニュー画面上で該当のサービスを選択するというように、ユーザから見た場合には1つのシステムと見なされるシステム構成とするのが好ましい。
なお、図2〜図4中の各手段の名称は、説明の便宜上で付与した名称であり、ソフトウェアの構成や処理の順序を限定するものではない。また、上述の各手段における処理を自動的に遂行する手順をコンピュータ(CPU)に実行させるためのプログラム及び制御データ類は、外部記憶媒体に格納されていると共に、第1〜第3システム内の当該コンピュータの記憶手段に格納されている。
《組織的アフィリエイト販売機能を有する融合システムについて》
次に、図4に示した融合システムが有する組織的アフィリエイト販売の機能について、図5〜図11を参照して詳細に説明する。
先ず、本発明に係るエイジェント機能を持った組織的アフィリエイト販売の手法について、その概要を説明する。
背景技術で述べたように、現在のアフィリエイト販売は、人と人との口コミによる波及効果と言うよりは、大規模なマスコミュニケーション告知宣伝活動の形態が変わっただけの仕組みだと言っても過言ではないと言える。人と人との口コミの原点は、基点となる人がいたとすると、その人の家族・親族、友人関係など1対Nの関係で、口伝えにて情報が伝達される仕組みである。その基点となる人は、例えば、タレントやアーティスト、スポーツ選手、読者モデルなど、熱心な愛好者や後援者、信望者などの集団を持っている人、複数の人たちに信望のある特定の人(以下、それらの人物を「著名人と呼ぶ」)が好ましい。本発明では、上記のような熱心な愛好者や後援者、信望者などを「ファン」と呼び、その集団を「ファンクラブ」と呼ぶものとする。
ここで、タレントを著名人の例とし、100名のタレントが所属するタレント事務所を例にとって説明する。
説明の前に、本発明に係るエイジェント機能を持ったアフィリエイト販売手法は、単純に従来のアフィリエイト販売の仕組みに、エイジェント機能(代理店制度)を加えたものではない。この仕組みの最大のポイントは、例えば、図5の組織構成図の一例に示すように、ファンC3と言う超優良な濃いリストを持ったタレントC2を頂点とした集団(図5中のファンクラブFCのメンバー)が存在していて、そのファンC3はタレントC2に妄信的に従う集団であり、アルバムを販売した場合や、イベントやライブを開催した場合に、必ず(ほぼ確実に)購入や参加する人達であると言うことである。
そのようなタレントC2が100名所属するタレント事務所C1で、ファンC3の平均数が1千名だとすれば、100名×1千名で合計10万人の集団からなるファンクラブFCを持つことになる。
通常のコミュニティサイトやショッピングサイトでは、会員数が10万人であっても、その会員から、ある商品を購入してくれる人達は、0.数%から数%の世界だと言われている。仮に、1%の購入率だとすれば、図5の例のような、タレントC2に妄信的に従うファンC3の集団で構成されるファンクラブFCのリストは、全員が購入をしてくれる極めて濃いリストなので、同じ10万人でも、タレント事務所C1の10万人は、上記のようなサイトの会員10万人と比較して、例えば100倍の1千万人規模に匹敵するパワーを持っていることになる。
ところで、これまで、ファンクラブの運営は、ファンクラブ事務局からのオフィシャル通信などがメインであり、ファンクラブの会員には、アルバムの発売告知やイベントやライブ開催情報などを、お知らせすることが主体になっているケースがほとんどである。
タレントは、ブログ(Weblog)に日記のようなイメージで、自分の思ったことを書いたりしてファンサービスを行っているが、もしも、同じように日記のような内容で、タレントが、ファンクラブの会員全員に、ファンの名前付の文面にてメールマガジンを発行した場合、ファンはタレントから、ファンの名前入のメールを受取ることで、特別で、且つ最高な満足度を得ることができると思われる。そして、ファンはタレントが薦める商品なら買ってみたいと思うに違いない。
タレント事務所のタレントでも、1〜2流クラスは、メーカからのCMの依頼などが来るので、商品価値は高く、事務所も儲けを得るが、ランク下の3、4流クラスや新人などは、余程運が良いか事務所または広告代理店の努力によりCM等が取れる場合を除き、商品価値は高くない。
しかし、本発明に係る“エイジェント機能を持ったアフィリエイト販売手法”を用いた場合、メーカ側もほとんどコストをかけずに、広告告知活動ができて、且つ確実にファンクラブには商品を訴求することができる。
ここで、タレント事務所やタレントに対して報酬が発生するまでの流れについて、図6を用いて説明する。
図6は、本発明に係るエイジェント機能を持った組織的アフィリエイト販売の手法を説明するための模式図である。図6中の符号“C1”は、エイジェント統括者若しくはタレント事務所(以下「エイジェンシー」と呼ぶ)を示し、符号“C2”は、商品広告に関する口コミの基点となるエイジェント(本例ではタレント)を示し、符号“C3”は、そのエイジェントのファンクラブに属する各ファン(メンバー)を示している。また、符号“1”は購入者、符号“2”はアフィリエイタ、符号“3”は商品の発行者(メーカ,輸入品の販売者,広告主等)を示している。そして、図6中の(1)〜(5)は、組織的アフィリエイト販売の流れの一例を示している。
図6において、例えば、発行者3から商品広告の依頼を受けたエイジェンシーC1が、エイジェント(タレント)C2を使って商品21aの商品広告をする場合を想定する。
その場合、(1)エイジェンシーC1から商品21aの商品広告の仕事を受けたエイジェントC2は、前述のメールマガジン配信機能を利用して、(2)ファンクラブの会員C3の全員に、例えば、その商品21aの紹介メッセージ(商品広告)121を掲載したメールマガジンを発行する。また、エイジェントC2は、例えば、ファンクラブ内のファン同士のコミュニケーションを図るローカルSNS(Social Network Service)のコミュニティ機能を使った口コミ機能によって、商品21aの紹介メッセージ(商品広告)121を日記のような内容で、前述のSNSサイトの仮想コミュニティに掲載する。
紹介メッセージ121が掲載されるメールマガジンやSNSサイトのページには、当該商品の販売店舗のサイト等への誘導用リンク(以下「紹介リンク」若しくは「誘導リンク」と呼ぶ)が貼付されている。その誘導用リンクは、本実施の形態では、例えば、後述するアフィリエイト販売システム内のWebサーバをアクセス先ホストとして、商品または発行者を特定するIDと紹介者を特定する紹介者ID(アフィリエイト会員の場合は、紹介者ID=アフィリエイタを特定するアフィリエイトID)と含むURL(Uniform Resource Locator)情報で構成される。
そして、(3)ファンクラブの会員C3が購入者1となって、紹介リンクを通じて商品21aを買ってくれた場合は、(4)エイジェントC2に対するアフィリエイト報酬が発生し、エイジェント(タレント)C2は、アフィリエイタ2として、アフィリエイト報酬を受取ることができる。
本発明に係るエイジェント機能を持ったアフィリエイト販売手法では、その場合、(5)エイジェンシー(タレント事務所)C1に対してエイジェント報酬が発生し、エイジェンシーC1には、販売した売上からエイジェント報酬が入るようにしている。また、商品の発行者3も、商品21aが売れてから報酬を支払うため、損は生じない。
もしも、ファンクラブの会員C2が、家族や知人・友人に商品を薦めて売れた場合、ファンクラブの会員C2にもアフィリエイト登録をしておけば、ファンクラブの会員C2がアフィリエイタ2になり、エイジェント(タレント)C2は自分が売った訳ではないのに、2ティア報酬(間接的な報酬)が入ることになる。その場合でも、エイジェンシーであるタレント事務所C1にはエイジェント報酬が入るようにしている。
この様に、今までは3,4流や新人タレントなどは育成する費用がかかるばかりだったのが、これからはファンクラブを持たせて会員を増やすことで、今まで売上が発生しなかった、または売上になりにくかった1〜2流以下のタレントでも稼いでくれる仕組みが完成するので、事務所は収益が格段に向上して潤うことになる。
次に、上述したエイジェント機能を持った組織的アフィリエイト販売の手法を適用したコンピュータシステムの構成について説明する。
《アフィリエイトシステムの全体構成について》
図7は、本発明に係る組織的アフィリエイト販売サービスの機能を有する融合システムの構成例を示す模式図である。なお、本発明で言う「アフィリエイトシステム」とは、狭義の意味では、ASP(Affiliate Service Provider)のシステムのことを言うが、広義の意味では、図7に示される全体のコンピュータネットワークシステムのことを言う。以下、システムの中核となるASPのコンピュータシステムを「アフィリエイト販売システム」(又は「ASP」)と呼び、全体のシステムを「アフィリエイトシステム」と呼んで説明する。
本発明に係るアフィリエイトシステムは、販売対象の商品(デジタルコンテンツや物品)を電子ショッピングモール等のネットワーク上の仮想店舗に出品するEC(Electronic Commerce)サイト装置(ECサイトのコンピュータ、以下「販売サイト」と呼ぶ)110と、アフィリエイタ2が上記商品を紹介告知するための宣伝告知手段としてのアフィリエイトサイト装置20(メールマガジン、SNSサイト内の仮想コミュニティ等)と、メールマガジンの自動配信サービスや商品紹介ページの作成支援サービスを含むアフィリエイトサービス、及び前述の特定グループから構成される仮想コミュニティの自動開設やその仮想コミュニティにおけるソーシャルネットワークキングサービスを提供するアフィリエイト販売システム130と、各カード会社のコンピュータや銀行側のコンピュータとの間で決済処理を行う決済システム140とを備えており、これらは、インターネット等のネットワークを介して相互に通信可能に接続されている。
なお、図7中のアフィリエイト販売システム130は、図4に示した第3システム5を少なくとも備えたコンピュータシステムである。以下、図4に示した第1システム〜第3システムを包含したシステムをアフィリエイト販売システム130として説明し、既に説明した構成については、説明を省略若しくは簡略化して説明する。
本実施の形態では、アフィリエイタ2は、主に、商品広告に関する口コミの基点となる著名人(あるいはそのファン)である。また、販売対象の商品を購入するユーザ1(本実施の形態では著名人のファン等)の通信端末は、クッキー機能を有する通信端末(以下「パソコン」とする)1aの他に、クッキー機能を持たない携帯電話機、PDA等の通信端末1b(以下「携帯端末」とする)など、インターネット接続機能を有する任意の情報処理装置を利用することができる。
なお、販売サイト110の仮想店舗に出品される商品(コンテンツ)は、ネットワークを利用して販売される商品全般のことを言い、デジタル化された情報で構成されるデジタルコンテンツ(電子書籍、音楽データ、映像データ、メールマガジン等)の他に実際の物品(デジタルコンテンツを記憶した記憶媒体、印刷物、飲食物、鉱物など)を含んでおり、販売形態としては、ダウンロード販売、有料メールマガジン、物品販売に大別される。上記デジタルコンテンツは、例えば電子書籍の場合は、小説、ビジネス書、教科書、漫画本、写真集、趣味・実用書など、書籍をデジタルデータにし、ユーザが所有する購入者端末で読める形にしたものであり、デジタル化されたテキスト情報、音声情報、画像情報、又は映像情報のいずれか1つ以上の組み合わせで構成される電子書籍である。
アフィリエイト販売システム130は、ASP(Affiliate Service Provider)が運営管理する情報処理システムであり、報酬料金の課金処理,決済システムとの連携による決済処理など、アフィリエイトサービスに係る情報処理全般を行う中核のコンピュータシステムである。アフィリエイト販売システム130は、Webサーバ、データベースサーバ、メールサーバ、及び運営管理用サーバなど、アフィリエイトプログラムを実現するための複数のコンピュータと、データベース136とを備えている。
主要なデータベース136としては、販売サイト(店舗サイト)110に出品される商品の情報(デジタルコンテンツのデータ,解説文,商品画像など、アフィリエイタの商品紹介ページに貼付される誘導リンク(紹介リンク)で誘導される販売サイトのWebページ)を、商品ID及び当該商品のカテゴリを示すカテゴリID等で対応付けて格納する商品データベースと、アフィリエイタ2の情報(名前,住所,電子メールアドレス,報酬の支払形態,報酬の振込先口座、広告主から商品紹介の承認を受けた商品カテゴリのID等)をアフィリエイトID(紹介者を特定する紹介者ID)等で対応付けて格納するアフィリエイタ・データベースと、店舗(販売者)の情報(販売サイトのURL,商品の売上代金の振込先口座等)を店舗IDに対応付けて格納する店舗データベースと、決済会社の情報(決済システムとのAPIプロトコル等)を決済会社ID等で対応付けて格納する決済会社データベースと、ユーザ1の名前、住所、電子メールアドレス、商品購入代金のオンライン決済のための認証情報,カード情報等のユーザ情報をユーザID等で対応付けて格納する購入者データベースと、を備えている。
なお、アフィリエイタ・データベースには、会員登録された親アフィリエイタとその親アフィリエイタの紹介によって会員登録された子アフィリエイタ(子会員)とが関連付けられて、アフィリエイタの情報が格納されており、アフィリエイタ・データベースと販売実績データベースを参照することで、子アフィリエイタの数や、2ティア報酬による報酬率を算出できるようにしている。
アフィリエイト販売システム130は、更に、本発明に係るエイジェント機能を持った組織的アフィリエイト販売の仕組みを実現するためのデータベース136として、後述する組織構成情報データベースと、広告代理店の情報を格納する代理店情報データベースとを備えている。
また、アフィリエイト販売システム130は、アフィリエイトプログラムを実施するための主要な情報処理手段として、本発明に係るエイジェント機能を持った組織的アフィリエイト販売の処理を実行するための組織的アフィリエイト販売処理部132と、アフィリエイト販売処理に必要なデータ(特に、どの商品または販売者の何を誰が紹介したかを特定するためのデータ)の継承/復元に係る処理の実行制御を行うデータ継承制御部133と、決済システム140との連携処理によりEC店舗に対する売上代金の振込処理、及びアフィリエイタに対する報酬の支払処理を自動的に行う決済連携処理部134と、電子マネーを発行する電子マネー処理システム150側との連携処理により、アフィリエイタに対する報酬をその報酬が発生時点でリアルタイムに電子マネーに自動交換(又は所定期間が経過した時点で電子マネーに自動交換)する処理や、電子財布機能を有する携帯端末1bやICカードへの電子マネーの自動補充処理を実行する報酬交換処理部135などを備えている。
《誘導リンクについて》
本実施の形態では、アフィリエイタの商品紹介ページに貼付される販売サイトへの誘導リンク(URLリンク)は、ハイパーリンク若しくは、カメラ付き携帯端末により読取可能なQRコード(登録商標)等の所定の2次元コード内にコード化されたリンクを含み、その誘導リンクは、アフィリエイト販売システム130内のWebサーバ(ASPサーバ)をアクセス先ホストとし且つ、アフィリエイタが紹介した商品又はその商品の販売者を特定する第1識別データとアフィリエイタを特定する第2識別データとを含むURLリンクで構成されている。そして、アフィリエイタ2のブログやSNS、メールマガジン等(アフィリエイトサイト装置20)に掲載される商品紹介ページ121には、複数の商品や異なる販売サイトの商品の掲載も可能であり、誘導リンク(URLリンク)は個々の商品に対応して設定されており、例えば個々の商品のタイトル情報に埋め込まれて商品紹介ページ121に貼付されている。
《アフィリエイト販売に関する制御データの継承制御について》
前述のデータ継承制御部133は、主要な手段として、ユーザ1の通信端末(購入者端末)の画面上に表示されたアフィリエイタの商品紹介ページに貼付されている誘導リンクが選択操作されてアクセスを受付けた際に、その通信端末が携帯端末1bか否かを判定する判定手段と、携帯端末1bと判定した場合、誘導リンクに含まれる第1識別データを基に当該商品の販売サイトのURLを特定すると共に、そのURLに対応する当該販売サイトのWebページをデータベース136から読み込み、当該商品の販売サイトに誘導する処理を実行せずに、携帯端末1bからのアクセス先URLを誘導リンクのままとして(HTTP要求に対する応答のロケーションヘッダに設定するURLを誘導リンクとして)当該販売サイトのWebページを携帯端末1bに送信して画面上に表示させる処理を実行する誘導制御手段とを備えている。
更に、データ継承制御部133は、携帯端末1b側においてWebページのURLがURL記憶部(お気に入り等のURLリスト)に保存された後、そのURL記憶部に記憶されたURLが選択操作されて再度アクセスを受付けた際に、クッキーを用いることなく、URL内の第1識別データ及び第2識別データからアフィリエイト販売処理に必要なデータを復元して当該データを継承する処理を実行するデータ復元手段を備えている。
《商品代金等の決済処理について》
ここで、図7中の点線の矢印で示す「購入リンク」と、商品代金等の決済処理について説明する。図7中の紹介商品21aのページに貼られているURLリンク(誘導リンク)のリンク先は、本例では、当該商品21aの詳細を解説した販売者ページ(図7中の商品画面111上の商品リスト111aが表示されるページ)であり、その販売者ページには、購入リンクが貼付されている。購入リンクは、例えば、最初のアクセス先となるアフィリエイト販売システム130内のASPサーバのホスト名を「www.xyz.jp」とし、引数URLとして、購入が要求された商品またはその販売者を特定する識別データ「1234」を付加したURL情報から構成される。上記のような購入リンクをユーザ1がクリックすると、アフィリエイト販売システム130に移動し、アフィリエイト販売システム130により課金ページ(購入ページ)31aの画面データがユーザ端末(PC1a若しくは携帯端末1b)に送信され、課金ページ31aの画面(購入画面)31がユーザ端末の表示部に表示される。ユーザ1は、商品を購入する場合は、例えば、決済の形態(カード決済、銀行振込決済など)を選択し、決済の形態に応じた決済ページ141aの画面(決済画面)141上でユーザID,パスワード等を入力して購入ボタンをクリックし、希望した商品を購入する。
本発明に係るアフィリエイトシステムは、店舗サイト110においてユーザ1によって注文された商品の課金決済処理を実行するプロセスで「課金API」を呼出し、決済システム140とアフィリエイト販売システム130との間で決済処理及び商品紹介料の支払処理に係る詳細データ)の授受を行い、決済システム140における商品代金の決済処理とアフィリエイト販売システム130における課金処理及び報酬の支払処理とを連動させるようにしている。
図7の例では、決済システム140は、アフィリエイト販売システム130との間の情報の授受方式を規定した「課金API」のプロトコルに従って、商品代金(ユーザ1が店舗サイト110で購入した商品の代金)の決済情報をアフィリエイト販売システム130に送信する処理と、アフィリエイト販売システム130から報酬情報を受信する処理とを実行するアフィリエイト連携処理部142と、アフィリエイト連携処理部142で受信した報酬情報に基づいて販売者(発行者)の口座に振込む商品代金を決定し、その商品代金を販売者(発行者)の口座に振込む処理を実行する決済処理部143と、を備えている。
一方、アフィリエイト販売システム130内の決済連携処理部134では、上記課金APIのプロトコルに従って、決済システム140から決済情報を受信する処理と、受信した決済情報に基づいてアフィリエイト報酬(当該商品を紹介したアフィリエイタに支払う報酬)を決定すると共に、決定したアフィリエイト報酬を含む報酬情報を決済システム140に返信する処理とを実行する。また、アフィリエイト販売システム130は、決済システム140からの決済情報に基づき、上記アフィリエイト報酬を当該商品の売上額に応じて決定する処理を実行する報酬決定手段を備えている。
《本発明に係る組織的アフィリエイト販売システムの構成について》
次に、本発明に係る組織的アフィリエイト販売処理部132及び関連する情報処理手段の構成について説明する。
図8は、本発明に係るASPサーバの主要部の構成例を示すブロック図であり、図7中の組織的アフィリエイト販売処理部132の構成例と、そのエイジェント機能に関連する情報処理手段の一例を示す機能ブロック図である。図8において、アフィリエイト販売システム内のASPサーバ130Aは、主要な構成として、組織的アフィリエイト販売処理部132と、エイジェント報酬支払手段134aと、ファンクラブのメンバーリスト等を格納する組織構成情報データベース136Aとを備えている。
組織構成情報データベース136Aは、ファンクラブを持つ特定人物(著名人)を商品広告に関する口コミの基点となるエイジェントとし、エイジェントの所属組織若しくは統括者をエイジェンシーとして、エイジェンシーの情報とエイジェントの情報とファンクラブに属する各メンバーの情報を示すメンバーリストとを関連付けて「組織構成情報」として記憶するデータベースである。
図9は、上記「組織構成情報」の構成例を示す模式図である。エイジェントの所属組織の構成を認識するための組織構成情報は、エイジェンシー情報136aと、エイジェント情報(本例ではタレント情報)136bと、ファンクラブに属するメバーのメンバーリスト(本例ではファン情報)136cを含み、それらの情報は、図9に示すように、エイジェンシーID(識別情報)、エイジェントID、ファンクラブID、及びファンIDで関連付けられて、組織構成情報データベース136Aに格納されている。そして、それぞれの情報136a〜136cは、例えば、本人認証情報,名前,電子メールアドレス,報酬の支払形態,報酬の振込先口座,アフィリエイトID(アフィリエイト会員の場合のID)等から構成される。
ASPサーバ130A内の組織的アフィリエイト販売処理部132は、紹介者と顧客(購入者)との関係を判別する対応関係判別手段132aと、その関係がエイジェント(タレント等の著名人)とそのファンクラブに属するメンバーとの関係にあると判別された場合に、前述のエイジェント報酬等を発生させてその報酬の支払いに関する課金情報をデータベース136に記憶する課金手段132b(図4の報酬料課金手段51a)と、紹介者がエイジェントのファンクラブに属するメンバーであるか否かを判別するメンバー判別手段132cと、メールマガジン生成手段132dと、メールマガジン配信手段132e(図2のメールマガジン配信手段31f)と、を備えている。
以下に、それらの手段132a〜132eについて、より詳しく説明する。
(a)対応関係判別手段132a
対応関係判別手段132aは、メールマガジン、ウェブログ、ソーシャルネットワーキングサイト等のウェブページ上に紹介者によって貼付されたリンクを通じて顧客による商品の購入が行われる際に、紹介者と顧客(購入者)との関係が、エイジェント(タレント等の著名人)とそのファンクラブに属するメンバーとの対応関係にあるか否かを上記リンク内の紹介者ID及び組織構成情報データベース136Aに記憶されている組織構成情報に基づいて判別する処理を実行する。
(b)課金手段132b
課金手段132bは、対応関係判別手段132aによって上記対応関係にあると判別された場合に、当該エイジェントに支払うアフィリエイト報酬と上記組織構成情報により特定される当該エイジェンシーに支払うエイジェント報酬とを発生させてそれらの報酬の支払いに関する課金情報をデータベースに記憶する処理を実行する。
(c)メンバー判別手段132c
メンバー判別手段132cは、メールマガジン等のウェブページ上に紹介者によって貼付されたリンクを通じて顧客による商品の購入が行われる際に、紹介者がエイジェントのファンクラブに属するメンバーであるか否かを上記リンク内の紹介者ID及びデータベース136に記憶されている組織構成情報内のメンバーリストに基づいて判別する処理を実行する。
前述の課金手段132bは、メンバー判別手段132cによって、紹介者がエイジェントのファンクラブに属するメンバーである判別された場合に、当該メンバーがアフィリエイタとして登録されているか否かに係らずに、間接的に紹介した報酬として当該エイジェントに支払う間接報酬と、当該エイジェンシーに支払うエイジェント報酬とを発生させて、それらの報酬に関する課金情報をデータベース136に記憶する処理を実行する。
また、課金手段132bは、メンバー判別手段132cによって紹介者がメンバーであると判別され、且つ、当該メンバーがアフィリエイタとして登録されていると判定した場合に、当該メンバーに支払うアフィリエイト報酬を更に発生させて、その報酬に関する課金情報をデータベース136に記憶する処理を実行する。
(d)メールマガジン生成手段132d
メールマガジン生成手段132dは、商品に関するエイジェントの紹介メッセージ及び紹介リンク(誘導用リンク)を組込んだメールマガジンを生成する処理を実行する。
(e)メールマガジン配信手段132e
メールマガジン配信手段132eは、メールマガジン生成手段132dによって生成されたメールマガジンを組織構成情報内のメンバーリストに基づいてファンクラブに属するメンバー全員にネットワークを介して自動的に配信する処理を実行する。その際、本実施の形態では、メンバーリストから得た当該メンバーの名前若しくはニックネームをメールマガジンの本文中に自動的に記入して配信する形態としている。
次に、図8に示されるその他の手段132f,132g,134aについて説明する。
(f)代理店情報記憶手段132f
代理店情報記憶手段132fは、エイジェント(著名人)を使って当該商品の宣伝広告を行う“広告代理店”の情報を組織構成情報と関連付けてデータベース136に登録する処理を実行する。
(g)広告代理店判別手段132g
広告代理店判別手段132gは、メールマガジン等のウェブページ上に紹介者によって貼付されたリンクを通じて顧客による商品の購入が行われる際に、紹介者が広告代理店であるか否かをリンク内の紹介者ID及び広告代理店の情報に基づいて判別する処理を実行する。
前述の課金手段132bでは、広告代理店判別手段132gによって紹介者が広告代理店であると判別された場合に、当該広告代理店を第1段のエイジェントとして、当該広告代理店に支払う第1のエイジェント報酬と、エイジェントが属する当該エイジェンシーを第2段のエイジェントとして、当該エイジェンシーに支払う第2のエイジェント報酬と、エイジェントに支払う間接報酬とを発生させてそれらの報酬に関する課金情報をデータベース136に記憶する処理を実行する。
(h)エイジェント報酬支払手段134a
エイジェント報酬支払手段134a(図2の報酬料金決済手段51b)は、課金手段132bによって課金された課金情報に基づいて、エイジェント報酬を含む当該報酬享受者に対する報酬料金の支払処理を外部コンピュータ(図7中の決済システム140又は電子マネー処理システム150)との間でネットワークを介して自動的に実行する処理を実行する。このエイジェント報酬支払手段134aは、図7中の決済連携処理部134内、又は組織的アフィリエイト販売処理部132内に実装される。
なお、図7中の各手段の名称は、説明の便宜上で付与した名称であり、ソフトウェアの構成や処理の順序を限定するものではない。また、上述のアフィリエイトサービスに係る処理を自動的に遂行する手順をコンピュータ(CPU)に実行させるためのプログラム及び制御データ類は、外部記憶媒体に格納されていると共に、アフィリエイトシステム内の当該コンピュータの記憶手段に格納されている。
《本発明に係る組織的アフィリエイト販売システムの動作例》
上述のような構成において、図8の機能ブロック図と図10のフローチャートを参照して、本発明に係る組織的アフィリエイト販売処理部132を備えたASPサーバ130Aの動作例を説明する。なお、ここでは、既に説明済みの処理については簡略化又は省略し、エイジェント報酬等が発生するまでのASPサーバ130Aの主要な動作例について説明する。
ASPサーバ130A内のメールマガジン配信手段132eは、組織構成情報データベース136Aからエイジェント情報とメンバー情報(メンバーリスト)を読み出し、ファンクラブに属するファン全員にメールマガジンを配信する。具体的には、例えば、メンバーリストに登録されている各メンバー(当該エイジェントのファン)について、エイジェント情報から得たエイジェントの名前をメールマガジンの本文中に設定すると共に、メンバーリストから得た当該メンバーの名前若しくはニックネームを本文中に自動的に記入し、予め登録されている電子メールアドレス(図7中のPC1a若しくは携帯端末1bのメールアドレス)をメールマガジンの送信先として、商品に関するエイジェントの紹介メッセージ(誘導リンク付きの紹介メッセージ)を組込んだメールマガジンを配信する(ステップS1)。
なお、上記ステップS1においてメールマガジンに掲載される本文は、例えばメールマガジン生成手段132dが提供する作成画面を用いて、エイジェント自身が、直接作成した情報を用いて生成する形態としても良く、エイジェント情報として登録された当該エイジェントの記事(イベントやライブの開催情報、ブログに掲載される記事)に基づいて自動的に生成する形態としても良い。
上記のようなメールマガジン、若しくはウェブログやソーシャルネットワーキングサイトのページ(Webページ)上に紹介者によって貼付された紹介リンクを通じて、顧客による商品の購入が行われたか否かを判定する。この判定は、例えば、図7に示した決済システム140から決済完了通知(ユーザが購入した商品の代金の決済情報を含む決済完了通知)を受信したか否かにより判定する(ステップS2)。
顧客による商品の購入が行われると、ASPサーバ130A内の対応関係判別手段132aは、紹介リンク内の紹介者IDと組織構成情報データベース136Aから得た組織構成情報に基づいて、紹介者と顧客(購入者)との関係を判別する。そして、紹介者がエイジェントで且つ購入者がメンバーである場合は(ステップS3,S4)、エイジェントに対するアフィリエイト報酬と、エイジェンシーに対するエイジェント報酬とを発生させ(ステップS5)、それらの報酬の支払いに関する課金情報をデータベース136に記憶する(ステップS6)。続いて、ASPサーバ130Aは、エイジェント報酬支払手段134aによって、上記課金情報に基づく当該報酬享受者に対する報酬料金の支払処理(リアルタイム決済等)を実行し(ステップS7)、当該商品に関する報酬料金の支払処理を終了する。
一方、ステップS3において、紹介者がエイジェントでないと判定した場合は、ASPサーバ130Aは、メンバー判別手段132cによって紹介者がメンバーか否かを判別し(ステップS8)、紹介者がメンバーでない場合は、通常処理(一般のアフィリエイタに対する報酬支払処理)を実行し、紹介者がメンバーの場合は、その紹介者がアフィリエイト会員か否かを判定する(ステップS9)。
そして、紹介者がアフィリエイト会員の場合は、その紹介者(メンバー)に対するアフィリエイト報酬を発生させる(ステップS10)。さらに、紹介者がメンバーの場合は、紹介者がアフィリエイト会員であるか否かに係らずに、エイジェントに対する2ティア報酬と、エイジェンシーに対するエイジェント報酬とを発生させ(ステップS11)、それらの報酬の支払いに関する課金情報をデータベース136に記憶すると共に(ステップS12)、ステップS7に移行して、上記課金情報に基づく当該報酬享受者に対する報酬料金の支払処理(リアルタイム決済等)を実行し、当該商品に関する報酬料金の支払処理を終了する。
また、ステップS3,S4において、紹介者はエイジェントであるが、購入者がメンバーでないと判定した場合は、上記ステップS11に移行して、ステップS11,S12,S7の処理を同様に実行し、当該商品に関する報酬料金の支払処理を終了する。
《一般的なアフィリエイト販売の処理との相違について》
次に、上述したエイジェント機能を持った組織的アフィリエイト販売の処理と、現在行われている一般的なアフィリエイト販売の処理との相違について説明する。
個々のタレントのファンの平均が1000名規模だとする。最近では、タレントはファン向けサービスおよび新規ファン獲得のために、ブログを持って、そこへ日記のように書き込みをするのが常識になっている。ファンは、そのブログを見て自分が好きになったタレントに思いを寄せる。
この仕組みで現在行われている販売の仕組みは、タレントのグッズなどをファン向けに販売したり、ブログ上でライブやイベントの告知を行ったりするのが主体となっている。ここで、タレントを中心とした「口コミ」を考えた場合、現状では、ブログに日記を書いて、グッズ類を買ってもらうように宣伝するだけで、大きな商流は起こっていない。タレント単位で、ファンクラブを作っていると思われるが、ここでも告知はファンクラブ事務局からの告知が主であり、ファンにとって特別嬉しい情報に仕上げてあるとは言い難いのが現状である。
これに対して、本発明に係る組織的アフィリエイト販売の仕組みは、通常のアフィリエイト販売の仕組みに「エイジェント機能」を追加して、本来の口コミによる販売活動が自然に活性化される仕組みであり、その結果、自然とタレント事務所等のエイジェンシーには、全てのアフィリエイト販売活動の売上の数%が自然と自動的に入ってくる仕組みである。
先ず、本発明に係るエイジェント機能について、通常のアフィリエイト販売と比較して説明する。
通常のアフィリエイト販売では、アフィリエイタは、直接、商品販売の告知を行ったことによる「アフィリエイト報酬」と、直接ではなく、ASPへ会員登録をさせるように誘導した紹介者として、誘導して登録したアフィリエイタが販売告知を行った場合に、紹介者として得る「2ティア報酬」の仕組みがある。
アフィリエイトサービスを提供するASPによっては、2ティアの更に、1段上の紹介者と言う意味で、俗に「3ティア」と言う仕組みを数段付けて、あたかもMLM(Multi Level Marketing)的な仕組みを演出している場合もあるが、本発明における「エイジェント機能」はそれらとは、全くことなり、所属タレントが直接販売した場合でも、事務所は、売上から所定の割合(例えば数%)の「エイジェント報酬」を受取る。また、前述のように、所属タレントのファンが販売した場合では、タレントには、2ティア報酬が発生するが、その場合でも、事務所には「エイジェント報酬」が発生する仕組みである。
次に、タレントのファンクラブによる口コミの仕組み、及び一般的な仕組みとの相違について、図11を参照して説明する。なお、有料・無料を問わず、ファンクラブの仕組みは従来から存在するので、その説明は割愛する。
ポイントの一つは、ファンクラブのメンバーリストを基にしたメールマガジンの配信(いわゆるメルマガ配信)である。このメルマガ配信は、ファンクラブ事務局がファンクラブ通信のような告知業務の一貫として利用してきたが、これとは別に、図11に示すように、タレントC2が直接、ファンクラブFCの全員(各ファンC3)宛に、仮想コミュニティ20a内のブログと同じように、日記的にメール20bの配信を行う。
メール配信では、例えば、図11中の商品紹介メッセージ121bを含む本文の冒頭にファンの名前を自動的に差し込んで配信すると(前記ステップS1の処理を参照)、ファンはあたかもタレントが自分宛に直接語りかけてくれたような錯覚に陥るので、より一層ファンの心はタレントに傾くことになる。
元々、口コミをベースに始まったはずのアフィリエイト販売は、1対Nの口コミである。ここでは、タレントを中心とした完璧な、1対Nの構造が形成されている。図11中の仮想コミュニティ20a内のブログでの日記公開では、1対Nは実現できるが、一般的なブログでのNは、マスコミュニケーションの顔の見えない1対無限のマスメディア告知である。
ファンクラブに代表される知人の1対Nの仕組みの優れた点は、原則1の情報を信じるNの人の集まりだと言うことである。特にタレントのファンクラブのように、タレントの言うことを全面的に信じて受け入れる人達の集団に対してタレントからの直接のメルマガ配信や、タレントとファンクラブのメンバーから構成される仮想コミュニティ20aの場は、絶対的な告知能力を持つ。例えば、図5の組織構成図において、1000名のファンC3を持つタレントC2は、反応率が数%から大きくて数割の一般の会員組織の10〜100倍程度の告知宣伝能力を持つと考えられる。更に、そのようなタレントC2が100名在籍しているタレント事務所C1は、100×1000=10万人の会員を持ち、その会員が、ほぼ、100%に近い反応をする会員組織と考えることができるので、前記のように、一般会員組織の10〜100倍程度の告知宣伝能力を持つとすれば、そのタレント事務所C1は、100万〜1000万人の会員組織に対する規模の告知能力を持っているのと同等と考えることができる。そして、SNSのコミュニティ機能を使った口コミ機能、メルマガによる告知機能は、上記の仕組みを活用するのに最適な方法となると思われる。
本発明を、上記のようなタレント事務所の販売システムとして適用した場合、そのタレント事務所は、従来のグッズ販売等で上げていた収益の推定100〜1000倍以上の売上を演出することが可能になる。
《エイジェント機能の発展形について》
次に、本発明に係るエイジェント機能を発展させた形態について説明する。
先ず、現状の広告宣伝の形態について説明する。
化粧品や食品メーカ等が、TV(television)などのCM(commercial message)を使って販売活性化を図るのは、現時点でも主な宣伝告知手段として成立しているが、景気の動向などにより、これらのメーカはコスト削減や経費削減を追及しないといけないと言う背景もあり、CMを使わないと販売活性化できないことと、経費削減の板ばさみ状態になっているのが現実である。事実、さまざまなCM等の広告宣伝は、売上実績ベースではなく、売上を出すための先行投資であり、CMがヒットしなかった場合や、効果が少なかった場合には、会社の利益を大きく損なうことになる。そのような状態で、メーカが指向したいと望んでいるのは、売上が発生した場合、その中から宣伝のための費用を支払いたいと言うニーズである。
メーカがタレントや読者モデル等を使ってCMを行いたい場合は、広告代理店経由でタレント事務所にオファーが入り契約による収入が発生する。この従来からの方式では、実際に宣伝告知で稼動するのは、オファーをしたタレントだけである。
これを、本発明の仕組みで実現した場合、ブログやファンクラブへのメルマガ・SNSコミュニティなどでタレントが直接、宣伝告知活動をするが、以下の人達もその影響を受けて口コミにて活動を行ってくれる。
ケース1.ファンクラブの会員が口コミなどで宣伝告知を行って販売に繋げるケース
(1)ファンが単にタレントのブログに誘導してくれた場合は、タレントがアフィリエイタになる。
(2)ファンが、ブログなどでアフィリエイト・リンクを貼ってくれた場合は、タレントは2ティア報酬を受取る。
上記(1)(2)共に、本発明に係るエイジェント機能付きアフィリエイト販売の場合は、エイジェント設定したタレント事務所に対してエイジェント報酬が発生する。
ケース2.タレントや読者モデルのブログ等の商品告知情報を見て、タレントや読者モデルに憧れている予備軍の人達が、自らのブログやメルマガで告知活動を行ってくれるケース
このケース2の場合は、タレントは、2ティア報酬を獲得する。このケース2の場合も、本発明に係るエイジェント機能付きアフィリエイト販売の場合は、タレント事務所にエイジェント報酬が発生する。なお、広告代理店が報酬を受取りたい場合は、「(g)広告代理店判別手段132g」の説明で記述したように、エイジェントを2段にすることで解決する。
以上のように、CMのようにタレントだけの宣伝告知活動だけではなく、自動的、且つシステム的な本発明の仕組みによれば、幅広く口コミによる告知活動範囲を広げることができて、尚且つ、そのエイジェント報酬を獲得することができるなど、格別な効果を奏することが可能となる。
なお、上述した実施の形態では、誘導リンクは当該商品の販売サイトへのリンクの場合を例として主に説明したが、エイジェントのブログへのリンク、アフィリエイト販売システムの会員登録用ページへのリンクであっても良い。また、エイジェントは、主にタレントの場合を例として説明したが、アーティスト、スポーツ選手、読者モデルなど、熱心な愛好者や後援者、信望者などの集団を持っている人、複数の人たちに信望のある特定の人物であれば良い。また、上述した実施の形態では、誘導用リンクを通じて顧客による商品の購入が行われる場合を例として説明したが、アフィリエイト会員としての登録や所定の有料サービスの会員登録等が行われる場合についても、エイジェント機能に関して同様の処理を実行する形態としても良い。
1 メンバー(ファン)
1a パソコン
1b 携帯端末
2 特定人物(タレント)
2a パソコン
2b 携帯端末
20 アフィリエイトサイト装置(宣伝告知手段)
20a 仮想コミュニティ
20b メールマガジン
21a 紹介商品
3 第1システム
31 メールマガジン・発行サーバ
31a 購読会員リスト生成手段
31b 購読会員管理手段
31c 登録情報受信手段
31d メンバーリスト記憶手段
31e メンバーリスト送信手段
31f 投稿通知メール配信手段
31g メールマガジン配信手段
31h メールマガジン蓄積手段
31i メールマガジン配信手段
31j バックナンバー発行手段
32 購読会員データベース
4 第2システム
41 SNSサーバ
41a 参加会員リスト生成手段
41b 参加会員管理手段
41c 投稿通知手段
42 参加会員データベース
43 SNSサイト
5 第3システム
51 ASPサーバ
51a 報酬料課金手段
51b 報酬料金決済手段
51c 会員料金決済手段
110 販売サイト
111 商品画面(販売者ページ)
111a 商品リスト
121 商品広告(商品紹介ページ)
130 アフィリエイト販売システム(ASP)
130A ASPサーバ
131 購入画面
131a 課金ページ
132 組織的アフィリエイト販売処理部
132a 対応関係判別手段
132b 課金手段
132c 報酬支払手段
132d メンバー判別手段
132e 代理店情報記憶手段
132f 代理店判別手段
133 データ継承制御部
134 決済連携処理部
134a エイジェント報酬支払手段
135 報酬交換処理部
136 データベース群
136A 組織構成情報データベース
140 決済システム
141 決済画面
141a 決済ページ
142 アフィリエイト連携処理部
143 決済処理部
150 電子マネー処理システム

Claims (13)

  1. メールマガジンの購読会員の情報を示す購読会員リストを記憶する購読会員データベースと、前記購読会員リストに基づき前記購読会員に対してメールマガジンを発行する発行サーバと、SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)サイトに開設される仮想コミュニティの参加会員の情報を示す参加会員リストを記憶する参加会員データベースと、前記参加会員リストに基づき前記参加会員に対してソーシャルネットワーキングサービスを提供するSNSサーバと、を含むシステムであって、
    前記発行サーバは、ファンクラブを持つ特定人物からメールマガジン発行の登録要求を受付けた際に、前記ファンクラブのメンバーリストで示される各メンバーを前記特定人物が発行するメールマガジンの購読会員として設定して前記購読会員リストを自動生成する購読会員リスト生成手段と、前記メンバーリストで示される各メンバーの本人認証情報を前記購読会員及び前記参加会員の共通認証情報として、前記生成された購読会員リストを前記共通認証情報及び前記特定人物の認証情報と関連付けて前記購読会員データベースに格納し管理する購読会員管理手段と、を有し、
    前記SNSサーバは、前記発行サーバにおける前記購読会員リストの生成処理と連動して、前記ファンクラブのメンバーリストで示される各メンバーを前記特定人物が主催する仮想コミュニティの参加会員として設定して前記参加会員リストを自動生成する参加会員リスト生成手段と、前記生成された参加会員リストを前記共通認証情報と関連付けて前記参加会員データベースに格納し管理する参加会員管理手段と、を有することを特徴とするメールマガジンとSNSの融合システム。
  2. 前記発行サーバは、所定の通信端末から受信した前記ファンクラブのメンバーリストを記憶手段に記憶するメンバーリスト記憶手段と、前記登録要求を受付けた際に、前記通信端末から受信したメンバーリストを前記SNSサーバにリアルアタイムに送信するメンバーリスト送信手段と、を有し、前記SNSサーバは、前記メンバーリストを前記発行サーバから受信した時点で前記参加会員リスト生成手段による前記参加会員リストの生成処理をリアルアタイムに実行する構成としていることを特徴とする請求項1に記載のメールマガジンとSNSの融合システム。
  3. 前記発行サーバは、前記メールマガジン発行の登録要求を受付ける際に、前記メールマガジンの発行に必要な第1情報と前記仮想コミュニティの開設に必要な第2情報とを融合した情報を登録情報として、その登録情報入力画面を前記登録要求元の通信端末の表示部に表示し、前記登録情報入力画面上で入力された前記登録情報を受信する登録情報受信手段を有し、前記メンバーリスト送信手段は、前記登録要求を受付けた際に、前記通信端末から受信した前記登録情報に含まれる前記第2情報を前記メンバーリストとともに前記SNSサーバに送信する機能を有することを特徴とする請求項2に記載のメールマガジンとSNSの融合システム。
  4. 前記SNSサーバは、前記仮想コミュニティへアクセスする際に入力された当該ユーザの本人認証情報と前記参加会員データベースに格納されている前記共通認証情報とを照合し、両者が一致した場合にのみ当該ユーザの前記仮想コミュニティへの参加を許可することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のメールマガジン・SNSの融合システム。
  5. 前記SNSサーバは、前記特定人物が主催する仮想コミュニティへの入会を申請する入会要求を通信端末から受けた際に、入会申請者が前記仮想コミュニティの既存会員から紹介されたユーザの場合に入会を許可して当該ユーザを前記仮想コミュニティの参加会員として前記参加会員リストを自動的に更新する処理を実行すると共に、前記メールマガジンの購読会員としての会員登録に必要な前記入会申請者の情報を前記発行サーバに送信する参加会員追加登録手段を有し、前記発行サーバは、前記SNSサーバにおける前記参加会員の追加登録処理と連動して、前記SNSサーバから受信した前記入会申請者の情報に基づき、当該ユーザを前記特定人物が発行するメールマガジンの購読会員として前記参加会員リストを自動的に更新する購読会員追加登録手段を有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のメールマガジン・SNSの融合システム。
  6. 前記発行サーバは、前記メールマガジンの購読解除要求を通信端末から受けた際に、前記購読会員リストに登録されている当該ユーザの前記購読会員としての会員登録を自動的に解除する処理を実行すると共に、当該ユーザの前記共通認証情報を含む退会要求を前記SNSサーバに送信する購読会員登録解除手段を有し、前記SNSサーバは、前記発行サーバにおける前記購読会員の登録解除処理と連動して、前記発行サーバから受信した前記退会要求に基づき、前記参加会員リストに登録されている当該ユーザの前記参加会員としての会員登録を自動的に解除する参加会員登録解除手段を有することを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載のメールマガジン・SNSの融合システム。
  7. 前記SNSサーバは、前記仮想コミュニティに前記特定人物の記事が投稿された場合、その旨を示す投稿通知メッセージを前記発行サーバに送信する投稿通知手段を有し、前記発行サーバは、前記SNSサーバから受信した前記投稿通知メッセージに基づき、前記特定人物が発行するメールマガジンの購読会員を対象として、前記購読会員が属する仮想コミュニティに前記特定人物の記事が投稿された旨を示す投稿通知メールを自動的に配信する投稿通知メール配信手段を有することを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載のメールマガジンとSNSの融合システム。
  8. 前記発行サーバは、前記特定人物が過去に発行したメールマガジンのデータをバックナンバーとして蓄積して記憶するメールマガジン蓄積手段と、前記バックナンバーの購入要求を通信端末から受けた際に、購入要求者により入力された本人認証情報と前記共通認証情報とを照合し、両者が一致した場合にのみ、前記バックナンバーの購入を許可して当該バックナンバーのメールマガジンを前記購入要求者に対して送信するバックナンバー発行手段とを有することを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載のメールマガジンとSNSの融合システム。
  9. 前記メールマガジン又は前記SNSサイトの仮想コミュニティのページ上に貼付された誘導用リンクを通じて顧客による商品の購入が行われた際に、前記誘導用リンクに含まれる紹介者IDで特定される紹介者に対して所定の報酬を支払うアフィリエイトサービスを提供するASP(Affiliate Service Provider)サーバを更に備え、前記ASPサーバは、前記商品の購入が行われた際に、前記誘導用リンク内の紹介者IDと前記特定人物の認証情報とが一致し且つ前記商品を購入した顧客の本人認証情報と前記共通認証情報とが一致すると判定した場合は、前記特定人物に対して支払うアフィリエイト報酬と前記特定人物の所属組織若しくは統括者として予め設定されている当該エイジェンシーに対して支払うエイジェント報酬とを発生させて、それらの報酬の支払いに関する課金情報を生成する報酬料課金手段を有することを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載のメールマガジンとSNSの融合システム。
  10. 前記ASPサーバは、前記エイジェント報酬が発生した時点又は所定期間が経過した時点で、前記報酬料課金手段により生成された課金情報に基づいて、前記特定人物及び前記エイジェンシーを含む当該報酬享受者に対する報酬料金の決済処理を外部コンピュータとの間でネットワークを介して自動的に実行する報酬料金決済手段を有することを特徴とする請求項9に記載のメールマガジンとSNSの融合システム。
  11. 前記報酬料金決済手段は、前記エイジェント報酬が発生した時点で前記報酬料金の決済処理をリアルタイムに実行する機能を有することを特徴とする請求項10に記載のメールマガジンとSNSの融合システム。
  12. 前記ASPサーバは、前記発行サーバ側で課金された前記メールマガジンの購読料の課金情報及び前記SNSサーバ側で課金された前記仮想コミュニティの参加料の課金情報に基づいて、当該ユーザの前記購読料及び前記参加料の決済処理を外部コンピュータとの間でネットワークを介して自動的に実行する会員料金決済手段を有することを特徴とする請求項9乃至11のいずれかに記載のメールマガジンとSNSの融合システム。
  13. 前記特定人物がタレントを含む著名人である請求項1乃至12のいずれかに記載のメールマガジンとSNSの融合システム。
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