JP2010164282A - 一重二重効用吸収冷温水機 - Google Patents

一重二重効用吸収冷温水機 Download PDF

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Abstract

【課題】熱源温水用凝縮器での凝縮効率を向上させると共に、吸収器又は凝縮器を通過する冷却水の温度を低く抑えるようにした一重二重効用吸収冷温水機を提供する。
【解決手段】一重二重効用吸収冷温水機において、吸収器7内を通過した後に凝縮器4内を通過して外部に排出される冷却水管20を設け、この冷却水管20の吸収器7より上流側で分岐して熱源温水用凝縮器10内を通過した後に、冷却水管20の吸収器7より上流側で且つ前記分岐箇所より下流側に合流Pする冷却水バイパス管20aを設け、この冷却水バイパス管20aの熱源温水用凝縮器10より上流側に冷却水二方弁20bを設ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、一重二重効用吸収冷温水機に係るもので、特に排温水用凝縮器の凝縮効率を高めると共に、吸収器又は凝縮器を通過する冷却水の温度を下げるようにしたものである。
一重二重効用吸収冷温水機は、冷凍サイクルの構成要素として高温再生器、低温再生器の他に熱源温水用再生器を備えている。従来の一重二重効用吸収冷温水機としては、例えば図4に示すように、ガスバーナ1を熱源として稀吸収液を加熱して冷媒を蒸発分離する高温再生器2、その高温再生器2から供給される冷媒蒸気を熱源として高温再生器2から供給される中濃度吸収液を加熱して冷媒を再度蒸発分離する低温再生器3、当該低温再生器3から流入する冷媒蒸気を凝縮すると共に、低温再生器3で中濃度吸収液を加熱することにより凝縮した冷媒液が供給される凝縮器4、この凝縮器4から供給される冷媒液を、冷媒ポンプ5を介して散布器から散布して蒸発させる蒸発器6、この蒸発器6から流入する冷媒蒸気を、前記低温再生器3から供給される濃吸収液を散布器から散布して吸収する吸収器7、この吸収液7の底部に溜まる稀吸収液を、第1吸収液ポンプ8を介して散布器から散布する熱源温水用再生器9、この熱源温水用再生器9から流入する冷媒蒸気を凝縮する熱源温水用凝縮器10等を備えている。
前記熱源温水用再生器9においては、外部熱源である排温水を排温水管12を介して通過させ、前記吸収器7から熱源温水用再生器9に供給される稀吸収液を散布器から散布し、稀吸収液から冷媒の一部を蒸発分離すると共に温度及び濃度の上昇した稀吸収液を高温再生器2へと戻すようにしているため、当該高温再生器2でのガスバーナ1の燃焼量が低減される。
このような一重二重効用吸収冷温水機は、例えば特許文献1、特許文献2等に開示されている。
特開2006−343042号公報 特開平4−161766号公報
上記従来の一重二重効用吸収冷温水機においては、冷却水を通す冷却水管11は、図4のように外部から吸収器7に導入され、この吸収器7を通過した後に凝縮器4に導入され、更に凝縮器4を通過した後に熱源温水用凝縮器10に導入され、この熱源温水用凝縮器10を通過して外部に導出される構成にしてある。
このような構成の一重二重効用吸収冷温水機では、冷却水が吸収器7、凝縮器4、熱源温水用凝縮器10の内部をこの順に通過するうちにそれぞれ加温されるため、熱源温水用凝縮器10内を通過する際の冷却水温度は、吸収器7より上流側での冷却水入口温度に比して4〜5℃程度上昇することになる。このため、熱源温水用凝縮器10内に流入する冷媒蒸気、即ち熱源温水用再生器9で排温水の熱を利用して生成し冷媒蒸気の凝縮効率が低下してしまい、その結果として排温水の熱を効率的に利用できないものとなってしまう。
本発明は、上記従来技術の問題を解消するためになされ、熱源温水用凝縮器での凝縮効率を向上させると共に、吸収器を通過する冷却水の温度を低く抑えるようにした一重二重効用吸収冷温水機を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するための手段として、本発明の請求項1は、一重二重効用吸収冷温水機において、吸収器内を通過した後に凝縮器内を通過して外部に排出される冷却水管を設け、この冷却水管の前記吸収器より上流側で分岐して熱源温水用凝縮器内を通過した後に、前記冷却水管の前記吸収器より上流側で且つ前記分岐箇所より下流側の部分で当該冷却水管に合流する冷却水バイパス管を設け、この冷却水バイパス管に冷却水二方弁を設けたことを特徴とする。
本発明の請求項2は、一重二重効用吸収冷温水機において、吸収器内を通過した後に凝縮器内を通過して外部に排出される冷却水管を設け、この冷却水管の前記吸収器より上流側で分岐して熱源温水用凝縮器内を通過した後に、前記吸収器内を通過する冷却水管の中間部分に合流する冷却水バイパス管を設けると共に、この冷却水バイパス管に冷却水二方弁を設けたことを特徴とする。
本発明の請求項3は、一重二重効用吸収冷温水機において、吸収器内を通過した後に凝縮器内を通過して外部に排出される冷却水管を設け、この冷却水管の前記吸収器より上流側で分岐して熱源温水用凝縮器内を通過した後に、前記冷却水管の前記吸収器より下流側で且つ前記凝縮器より上流側の部分で当該冷却水管に合流する冷却水バイパス管を設けると共に、この冷却水バイパス管に冷却水二方弁を設けたことを特徴とする。
上記請求項1の発明によれば、冷却水二方弁を切り替えて冷却水入口に供給される冷却水の一部を冷却水バイパス管に通し、この冷却水バイパス管を介して熱源温水用凝縮器内に冷却水を通過させる。これにより、熱源温水用凝縮器内を通過する冷却水の温度を従来よりも低くすることができ、熱源温水用再生器から流入する冷媒蒸気の凝縮効率を向上させることが可能となる。この場合、熱源温水用凝縮器で温度上昇した冷却水を、吸収器より上流側の冷却水管に合流させることにより冷却し、吸収器を通過する冷却水の温度上昇を低く抑えることができる。
上記請求項2の発明によれば、冷却水二方弁を切り替えて冷却水入口に供給される冷却水の一部を冷却水バイパス管に通し、この冷却水バイパス管を介して熱源温水用凝縮器内に冷却水を通過させる。これにより、熱源温水用凝縮器内を通過する冷却水の温度を従来よりも低くすることができ、熱源温水用再生器から流入する冷媒蒸気の凝縮効率を向上させることが可能となる。この場合、熱源温水用凝縮器で温度上昇した冷却水を、吸収器内を通過する冷却水管の中間部分に合流させることにより、この冷却水管の中間部分より下方で温度上昇した冷却水を冷やし、冷却水管の中間部分より上方を通過する冷却水の温度上昇を低く抑えることができる。
上記請求項3の発明によれば、冷却水二方弁を切り替えて冷却水入口に供給される冷却水の一部を冷却水バイパス管に通し、この冷却水バイパス管を介して熱源温水用凝縮器内に冷却水を通過させる。これにより、熱源温水用凝縮器内を通過する冷却水の温度を従来よりも低くすることができ、熱源温水用再生器から流入する冷媒蒸気の凝縮効率を向上させることが可能となる。この場合、熱源温水用凝縮器で温度上昇した冷却水を、吸収器より下流側で且つ凝縮器より上流側の部分で冷却水管に合流させることにより、吸収器内には冷却水入口側の低温の冷却水を供給できると共に、凝縮器内に入る冷却水の温度を下げることができる。
本発明に係る一重二重効用吸収冷温水機の第1実施形態を示す構成図である。 本発明に係る一重二重効用吸収冷温水機の第2実施形態を示す構成図である。 本発明に係る一重二重効用吸収冷温水機の第3実施形態を示す構成図である。 従来の一重二重効用吸収冷温水機の例を示す構成図である。
本発明に係る一重二重効用吸収冷温水機の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
図1は、本発明に係る一重二重効用吸収冷温水機の第1実施形態を示す構成図である。図1において、前記従来例と同じ構成要素は前記と同じ符号を付けて説明する。
図1において、1は高温再生器2で稀吸収液を加熱するガスバーナであり、このガスバーナ1の加熱により蒸発分離された冷媒蒸気は、冷媒管13により低温再生器3内を通過すると共に、冷媒ドレン熱回収器14を経て冷媒液となって凝縮器4の底部に供給される。又、ガスバーナ1の加熱により濃縮された中濃度吸収液は、高温熱交換器15を経て低温再生器3に供給され、上記冷媒管13を通る冷媒蒸気により加熱されて再度冷媒蒸気が蒸発分離される。
低温再生器3で再度蒸発分離された冷媒蒸気は、凝縮器4で凝縮されて冷媒液となり、前記冷媒管13から供給される冷媒液と合流し、冷媒液管16により蒸発器6に供給される。この蒸発器6の底部に溜まる冷媒液は、冷媒ポンプ5により散布器6aに送られて冷温水管17に散布されて蒸発する。この冷媒液の蒸発により冷温水管17を流れる冷温水が冷却され、冷温水出口から図示を省略した負荷に供給されて冷房又は冷却作用をなす。そして、前記負荷を循環して温度上昇した冷温水は冷温水管17の冷温水入口へと戻り、蒸発器6を通過する際に、再度冷却されて前記負荷へと供給される。即ち、負荷に対する冷温水管17の循環経路が形成されている。
蒸発器6で蒸発した冷媒蒸気は、吸収器7の散布器7aから散布される濃吸収液に吸収され、稀吸収液となって吸収器7の底部に溜まる。散布器7aから散布される濃吸収液は、前記低温再生器3で濃縮された濃吸収液が、第2吸収液ポンプ18を介して低温熱交換器19を通過後に散布器7aに供給されたものである。
吸収器7の底部に溜まる稀吸収液は、第1吸収液ポンプ8を介して前記熱源温水用再生器9に供給されるが、途中で吸収器7内を通過した後に二股に分岐し、このうち一方の分岐管は前記冷媒ドレン熱回収器14を通過した後、他方の分岐管は低温熱交換器19を通過した後に合流し、この合流後に前記熱源温水用再生器9の散布器9aに供給される。
12は排温水管であり、外部熱源であるエンジン等の排温水を熱源温水用再生器9に供給し、前記散布器9aから散布される稀吸収液を加熱して一部冷媒蒸気を蒸発分離させる。この排温水管12の排温水入口側と出口側とは排温水バイパス管12aで連結されると共に、排温水出口側に排温水三方弁12bが設けられている。
20は冷却水管であり、冷却水入口側で分岐して前記熱源温水用凝縮器10内を通過した後に、冷却水入口の下流側で冷却水管20に合流する冷却水バイパス管20aを設けると共に、この冷却水バイパス管20aの前記熱源温水用凝縮器10より上流側に冷却水二方弁20bを設けてある。又、この冷却水管20は、前記冷却水バイパス管20aの合流箇所より下流側が前記吸収器7内を通過した後、前記凝縮器4内を通過して外部に排出される。更に、冷却水管20の冷却水出口側と、前記冷温水管17の冷温水出口側とは連結管21により連結され、この連結管21の途中に開閉弁21aが設けられている。
なお、冷却水二方弁20bの位置は、熱源温水用凝縮器10の上流側又は下流側のどちらでも良く、上流側に設けるのであれば、冷却水バイパス管20aが分岐される分岐部の近傍とすることが好ましい。
このような構成の第1実施形態において、従来と同様に吸収器7の稀吸収液を一旦熱源温水用再生器9に供給し、排温水により加温した後に高温再生器2に供給するので、従来の二重効用冷温水機に比して高温再生器2のガスバーナ1の燃焼量を減少させることができる。
この第1実施形態の場合には、前記冷却水管20における冷却水二方弁20bを切り替えて、冷却水入口側の冷却水の一部を冷却水バイパス管20aに導入する。この時、熱源温水用凝縮器10内を通過する冷却水の温度を低くすることができ、同一の上胴内に設けられている前記熱源温水用再生器9から流入する冷媒蒸気を効率良く凝縮することができ、その凝縮効率を従来よりも向上させることが可能となる。又、上胴内の圧力が低下することから、熱源温水用再生器9内に散布される稀吸収液の飽和温度は低下し、低温の排温水から熱回収することが可能となる。
冷却水バイパス管20aは、熱源温水用凝縮器10内を通過した後に、前記第1冷却水管20の吸収器7より上流側で且つ前記分岐箇所より下流側の部分で合流Pするようにしたので、熱源温水用凝縮器10で温度上昇した冷却水を、冷却水入口側からの低い温度の冷却水で冷やし、吸収器7に入る冷却水の温度上昇を低く抑えることができる。これにより、吸収器7で散布される濃吸収液の温度を低くし、蒸発器6から流入する冷媒蒸気の吸収率を高めて吸収液の濃度を下げることができる。吸収液の濃度が高いと、吸収液が結晶し易くなって不都合が生じることがある。
又、前記冷却水二方弁20bは、ガス単独運転時には切り替えて冷却水バイパス管20aに冷却水を導入しない。この時、熱源温水用凝縮器10には冷却水が供給されず、当該熱源温水用凝縮器10内の温度は低下しないので、熱源温水用再生器9内で散布される稀吸収液の自己フラッシュを抑えることができる。これにより、自己フラッシュによる熱損失を抑えて高い温度のまま稀吸収液が高温再生器2に供給されるため、ガスバーナ1の燃焼量を低減させることができる。
図2は、本発明に係る一重二重効用吸収冷温水機の第2実施形態を示す構成図である。図2において、前記第1実施形態と同じ構成要素は前記と同じ符号を付けて説明する。なお、第1実施形態と、第2実施形態とは、冷却水管の分岐合流が異なるものである。
図2において、1は高温再生器2で稀吸収液を加熱するガスバーナであり、このガスバーナ1の加熱により蒸発分離された冷媒蒸気は、冷媒管13により低温再生器3内を通過すると共に、冷媒ドレン熱回収器14を経て冷媒液となって凝縮器4の底部に供給される。又、ガスバーナ1の加熱により濃縮された中濃度吸収液は、高温熱交換器15を経て低温再生器3に供給され、上記冷媒管13を通る冷媒蒸気により加熱されて再度冷媒蒸気が蒸発分離される。
低温再生器3で再度蒸発分離された冷媒蒸気は、凝縮器4で凝縮されて冷媒液となり、前記冷媒管13から供給される冷媒液と合流し、冷媒液管16により蒸発器6に供給される。この蒸発器6の底部に溜まる冷媒液は、冷媒ポンプ5により散布器6aに送られて冷温水管17に散布されて蒸発する。この冷媒液の蒸発により冷温水管17を流れる冷温水が冷却され、冷温水出口から図示を省略した負荷に供給されて冷房又は冷却作用をなす。そして、前記負荷を循環して温度上昇した冷温水は冷温水管17の冷温水入口へと戻り、蒸発器6を通過する際に、再度冷却されて前記負荷へと供給される。即ち、負荷に対する冷温水管17の循環経路が形成されている。
蒸発器6で蒸発した冷媒蒸気は、吸収器7の散布器7aから散布される濃吸収液に吸収され、稀吸収液となって吸収器7の底部に溜まる。散布器7aから散布される濃吸収液は、前記低温再生器3で濃縮された濃吸収液が、第2吸収液ポンプ18を介して低温熱交換器19を通過後に散布器7aに供給されたものである。
吸収器7の底部に溜まる稀吸収液は、第1吸収液ポンプ8を介して前記熱源温水用再生器9に供給されるが、途中で吸収器7内を通過した後に二股に分岐し、このうち一方の分岐管は前記冷媒ドレン熱回収器14を通過した後、他方の分岐管は低温熱交換器19を通過した後に合流し、この合流後に前記熱源温水用再生器9の散布器9aに供給される。
12は排温水管であり、外部熱源であるエンジン等の排温水を熱源温水用再生器9に供給し、前記散布器9aから散布される稀吸収液を加熱して冷媒蒸気を蒸発分離させる。この排温水管12の排温水入口側と出口側とは排温水バイパス管12aで連結されると共に、排温水出口側に排温水三方弁12bが設けられている。
22は冷却水管であり、吸収器7内を通過した後に凝縮器4内を通過して外部に排出され、この冷却水管22の前記吸収器7より上流側で分岐して熱源温水用凝縮器10内を通過した後に、吸収器7内を通過する冷却水管22の中段部分に合流Qする冷却水バイパス管22aを設け、この冷却水バイパス管22aの熱源温水用凝縮器10より上流側に冷却水二方弁22bを設けてある。更に、冷却水管22の冷却水出口側と、前記冷温水管17の冷温水出口側とは連結管21により連結され、この連結管21の途中に開閉弁21aが設けられている。
このような構成の第2実施形態において、従来と同様に吸収器7の稀吸収液を一旦熱源温水用再生器9に供給し、排温水により加温した後に高温再生器2に供給するので、従来の二重効用冷温水機に比して高温再生器2のガスバーナ1の燃焼量を減少させることができる。
この第2実施形態の場合には、前記冷却水管22における冷却水二方弁22bを切り替えて、冷却水入口側の冷却水の一部を冷却水バイパス管22aに導入すると、熱源温水用凝縮器10内を通過する冷却水の温度を低くすることができる。これにより、同一の上胴内に設けられている前記熱源温水用再生器9から流入する冷媒蒸気を効率良く凝縮することができ、その凝縮効率を従来よりも向上させることが可能となる。この時、上胴内の温度及び圧力が低下することから、熱源温水用再生器9内に散布される稀吸収液の飽和温度は低下し、低温の排温水から熱回収することが可能となる。
冷却水バイパス管22aは、熱源温水用凝縮器10を通過した後に吸収器7内を通過する冷却水管22の中間部分に合流Qさせており、この中間部分に合流する冷却水は、当該中間部分より下方で温度上昇した冷却水の温度より若干低いため冷やすことができる。
これにより、中間部分より上方を通過する冷却水の温度を低く抑えることができ、吸収器7で散布される濃吸収液の温度を低くし、蒸発器6から流入する冷媒蒸気の吸収率を高めて吸収液の濃度を下げることができる。
又、前記冷却水二方弁22bは、ガス単独運転時には切り替えて冷却水バイパス管22aに冷却水を導入しない。この時、熱源温水用凝縮器10には冷却水が供給されず、当該熱源温水用凝縮器10内の温度は低下しないので、熱源温水用再生器9内で散布される稀吸収液の自己フラッシュを抑えることができる。これにより、自己フラッシュによる熱損失を抑えて高い温度のまま稀吸収液が高温再生器2に供給されるため、ガスバーナ1の燃焼量を低減させることができる。
図3は、本発明に係る一重二重効用吸収冷温水機の第3実施形態を示す構成図である。図3において、前記第1実施形態及び第2実施形態と同じ構成要素は前記と同じ符号を付けて説明する。なお、第1実施形態及び第2実施形態と、第3実施形態とは、冷却水管の分岐合流が異なるものである。
図3において、1は高温再生器2で稀吸収液を加熱するガスバーナであり、このガスバーナ1の加熱により蒸発分離された冷媒蒸気は、冷媒管13により低温再生器3内を通過すると共に、冷媒ドレン熱回収器14を経て冷媒液となって凝縮器4の底部に供給される。又、ガスバーナ1の加熱により濃縮された中濃度吸収液は、高温熱交換器15を経て低温再生器3に供給され、上記冷媒管13を通る冷媒蒸気により加熱されて再度冷媒蒸気が蒸発分離される。
低温再生器3で再度蒸発分離された冷媒蒸気は、凝縮器4で凝縮されて冷媒液となり、前記冷媒管13から供給される冷媒液と合流し、冷媒液管16により蒸発器6に供給される。この蒸発器6の底部に溜まる冷媒液は、冷媒ポンプ5により散布器6aに送られて冷温水管17に散布されて蒸発する。この冷媒液の蒸発により冷温水管17を流れる冷温水が冷却され、冷温水出口から図示を省略した負荷に供給されて冷房又は冷却作用をなす。そして、温度上昇した冷温水は負荷から冷温水管17の冷温水入口に排出され、蒸発器6を通過する際に冷却されて再度負荷に供給される。即ち、負荷に対する冷温水管17の循環経路が形成されている。
蒸発器6で蒸発した冷媒蒸気は、吸収器7の散布器7aから散布される濃吸収液に吸収され、稀吸収液となって吸収器7の底部に溜まる。散布器7aから散布される濃吸収液は、前記低温再生器3で濃縮された濃吸収液が、第2吸収液ポンプ18を介して低温熱交換器19を通過後に散布器7aに供給されたものである。
吸収器7の底部に溜まる稀吸収液は、第1吸収液ポンプ8を介して前記熱源温水用再生器9に供給されるが、途中で吸収器7内を通過した後に二股に分岐し、このうち一方の分岐管は前記冷媒ドレン熱回収器14を通過した後、他方の分岐管は低温熱交換器19を通過した後に合流し、この合流後に前記熱源温水用再生器9の散布器9aに供給される。
12は排温水管であり、外部熱源であるエンジン等の排温水を熱源温水用再生器9に供給し、前記散布器9aから散布される稀吸収液を加熱して冷媒蒸気を蒸発分離させる。この排温水管12の排温水入口側と出口側とは排温水バイパス管12aで連結されると共に、排温水出口側に排温水三方弁12bが設けられている。
23は冷却水管であり、吸収器7内を通過した後に凝縮器4内を通過して外部に排出され、この冷却水管23の前記吸収器7より上流側で分岐して熱源温水用凝縮器10内を通過した後に、前記冷却水管23の吸収器7より下流側で且つ凝縮器4より上流側の部分で当該冷却水管23に合流Rする冷却水バイパス管23aを設け、この冷却水バイパス管23aの熱源温水用凝縮器10より上流側に冷却水二方弁23bを設けてある。更に、冷却水管23の冷却水出口側と、前記冷温水管17の冷温水出口側とは連結管21により連結され、この連結管21の途中に開閉弁21aが設けられている。
このような構成の第3実施形態において、従来と同様に吸収器7の稀吸収液を一旦熱源温水用再生器9に供給し、排温水により加温した後に高温再生器2に供給するので、従来の二重効用冷温水機に比して高温再生器2のガスバーナ1の燃焼量を減少させることができる。
この第3実施形態の場合には、前記冷却水管23における冷却水二方弁23bを切り替えて、冷却水入口側の冷却水の一部を冷却水バイパス管23aに導入すると、熱源温水用凝縮器10内を通過する冷却水の温度を低くすることができる。これにより、同一の上胴内に設けられている前記熱源温水用再生器9から流入する冷媒蒸気を効率良く凝縮することができ、その凝縮効率を従来よりも向上させることが可能となる。この時、上胴内の温度及び圧力が低下することから、熱源温水用再生器9内に散布される稀吸収液の飽和温度は低下し、低温の排温水から熱回収することが可能となる。
前記冷却水バイパス管23aは、熱源温水用凝縮器10内を通過した後に、冷却水管23における吸収器7より下流側で且つ凝縮器4より上流側の部分に合流させたので、吸収器7には冷却水入口側の冷却水が低い温度のまま入るので、当該吸収器7においては、散布される濃吸収液の温度を低くし、蒸発器6から流入する冷媒蒸気の吸収率を高めて吸収液の濃度を下げることができる。又、当該吸収器7から出た温度上昇の冷却水は、凝縮器4より上流側で合流する冷却水バイパス管23aからの冷却水により冷やされるので、低い温度の合流冷却水が凝縮器4に入ることになる。これにより、当該凝縮器4においては、低温再生器3から流入する冷媒蒸気の凝縮効率を高めることができる。
前記冷却水二方弁23bは、ガス単独運転時には切り替えて冷却水バイパス管23aに冷却水を導入しない。この時、熱源温水用凝縮器10には冷却水が供給されず、当該熱源温水用凝縮器10内の温度及び圧力は低下しないので、熱源温水用再生器9内で散布される稀吸収液の自己フラッシュを抑えることができる。これにより、自己フラッシュによる熱損失を抑えて高い温度のまま稀吸収液が高温再生器2に供給されるため、ガスバーナ1の燃焼量を低減させることができる。
本発明は、一重二重効用吸収冷温水機に適用することにより、熱源温水用凝縮器での凝縮効率を向上させると共に、吸収器又は凝縮器を通過する冷却水の温度上昇を低く抑えることができる。
1 ガスバーナ
2 高温再生器
3 低温再生器
4 凝縮器
5 冷媒ポンプ
6 蒸発器
7 吸収器
8 第1吸収液ポンプ
9 熱源温水用再生器
10 熱源温水用凝縮器
11 冷却水管
12 排温水管
13 冷媒管
14 冷媒ドレン熱回収器
15 高温熱交換器
16 冷媒液管
18 第2吸収液ポンプ
19 低温熱交換器
20 冷却水管
20a 冷却水バイパス管
20b 冷却水二方弁
21 連結管
22 冷却水管
22a 冷却水バイパス管
22b 冷却水二方弁
23 冷却水管
23a 冷却水バイパス管
23b 冷却水二方弁

Claims (3)

  1. 一重二重効用吸収冷温水機において、吸収器内を通過した後に凝縮器内を通過して外部に排出される冷却水管を設け、この冷却水管の前記吸収器より上流側で分岐して熱源温水用凝縮器内を通過した後に、前記冷却水管の前記吸収器より上流側で且つ前記分岐箇所より下流側の部分で当該冷却水管に合流する冷却水バイパス管を設け、この冷却水バイパス管に冷却水二方弁を設けたことを特徴とする一重二重効用吸収冷温水機。
  2. 一重二重効用吸収冷温水機において、吸収器内を通過した後に凝縮器内を通過して外部に排出される冷却水管を設け、この冷却水管の前記吸収器より上流側で分岐して熱源温水用凝縮器内を通過した後に、前記吸収器内を通過する冷却水管の中間部分に合流する冷却水バイパス管を設けると共に、この冷却水バイパス管に冷却水二方弁を設けたことを特徴とする一重二重効用吸収冷温水機。
  3. 一重二重効用吸収冷温水機において、吸収器内を通過した後に凝縮器内を通過して外部に排出される冷却水管を設け、この冷却水管の前記吸収器より上流側で分岐して熱源温水用凝縮器内を通過した後に、前記冷却水管の前記吸収器より下流側で且つ前記凝縮器より上流側の部分で当該冷却水管に合流する冷却水バイパス管を設けると共に、この冷却水バイパス管に冷却水二方弁を設けたことを特徴とする一重二重効用吸収冷温水機。
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