JP2010163961A - 内燃機関のegr制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】EGR制御時のデポジットの生成を抑制し、EGR性能を良好に維持する。
【解決手段】排気中のオイル含有量が増大し、かつ、EGR非作動領域として設定されているスロットルバルブの全閉運転時に、該全閉運転の継続時間をカウンタCでカウントし、全閉運転終了後に、EGR作動領域と判定されたときでも、カウント値cが所定値c0に達するまでの間、つまり、スロットル全閉運転終了後、所定時間を経過する前はEGR作動の停止状態を維持し、所定値c0に達してからEGR作動を開始する。
【選択図】図2

Description

本発明は、内燃機関のEGR制御装置に関し、特に、EGR装置のデポジットによる性能低下を抑制する技術に関する。
内燃機関の排気中には、燃焼生成物、オイル成分等が含まれる。該排気中のオイル成分が、EGR作動時にEGR装置の経路に排気と共に進入すると、オイル成分は、同経路の壁面に付着して、燃焼生成物(カーボン等)を吸着し、デポジットとして堆積する。このようにEGR作動毎にデポジットが堆積し、堆積量が増加するとEGR装置の経路面積が縮小し、EGR性能が低下する。
特許文献1には、ブローバイガス中のオイル成分にEGRガス中のカーボンが付着することを抑制して、吸気通路内でのデポジットの生成を抑制することが開示されている。
特開2005−73351号
特許文献1では、吸気通路中のデポジットの生成を抑制することはできるが、EGR装置の経路内のデポジットの生成、堆積を抑制できるものではない。
本発明は、このような従来の課題に着目してなされたもので、EGR装置の経路内のデポジットの生成、堆積を抑制し、EGR性能の低下を抑制することを目的とする。
このため本発明は、排気の一部をEGRガスとして吸気中に再循環するEGR装置を備えた内燃機関のEGR制御装置であって、以下の各手段を備える。
排気中のオイル含有量が増大する高オイル含有運転を検出する高オイル含有運転検出手段
前記EGR装置を作動する運転領域と、前記高オイル含有運転を含む前記EGR装置の作動を停止する運転領域とを判別するEGR領域判別手段
前記高オイル含有運転の終了後に前記EGR装置を作動する運転領域と判別されたとき、前記高オイル含有運転の終了後から所定時間の経過前は前記EGR装置の作動停止を維持し、前記所定時間の経過後に前記EGR装置の作動を開始させるEGR作動遅延手段
高オイル含有運転の終了後、所定時間を経過し、排気中のオイル含有量が十分減少してからEGR装置を作動することにより、EGRガス中のオイル成分に燃焼生成物が付着して生成されるデポジットが生成されにくくなり、デポジットによるEGR装置の経路縮小、ひいてはEGR性能を良好に維持できる。
本発明に係るEGR制御装置を備えた内燃機関の概略構成を示す図。 上記EGR制御装置によるEGR制御の第1の実施形態のルーチンを示すフローチャート。 上記EGR制御時の各種パラメータの変化の様子を示すタイムチャート。 上記EGR制御装置によるEGR制御の第2の実施形態のルーチンを示すフローチャート。
図1は、本発明に係るEGR制御装置を備えた内燃機関の概略構成を示す。
内燃機関1は、吸気通路2及び排気通路3を備え、吸気通路2には、吸入空気量Gaを検出するエアフロメータ4、吸入空気量を調節するスロットルバルブ5が配設されている。前記スロットルバルブ5は、電動式等のスロットルアクチュエータ6により開閉駆動される。排気通路3には、排気浄化触媒7が配設され、該触媒7の上流側に排気空燃比を検出する空燃比センサ8が配設されている。
前記排気浄化触媒7は、理論空燃比近傍での燃焼が行われる状態において、排気中のHCやCOを酸化するとともに同排気中のNOxを還元して排気を浄化するCO、HCおよびNOxを同時に浄化することのできる三元触媒で構成されている。
また、排気通路3内を流通する排気の一部をEGRガスとして、吸気中に再循環させるEGR装置9が備えられている。該EGR装置9は、前記排気浄化触媒8上流の排気通路3又は下流の排気通路3’から分岐してスロットルバルブ5下流の吸気通路2に至るEGR通路10、該EGR通路10内に介装されてEGR流量を制御するEGR弁11を備えて構成される。
吸入空気(新気)は、吸気通路2を介して吸気行程で開弁する吸気バルブ12から燃焼室13に導入される。該燃焼室13には、点火プラグ14が装着されている。燃料噴射弁15(15’)は、吸気通路2又は(及び)燃焼室13に装着される。
前記燃料噴射弁15から吸気通路2又は(及び)燃焼室13内に噴射された燃料は、燃焼室13内に導入された吸気(EGR非作動時は吸入空気、EGR作動時は吸入空気+EGRガス)と燃焼室13内で混合しつつ点火プラグ14により点火されて着火燃焼し、燃焼排気は排気行程で開弁する排気バルブ16から排気通路3へ排出される。
機関運転状態を検出するセンサ類としては、前記エアフロメータ4、空燃比センサ8の他、アクセル開度(図示しないアクセルペダルの踏み込み量)ACCを検出するアクセル開度センサ17、機関回転速度NEを検出する回転速度センサ18、スロットルバルブ3の開度θを検出するスロットルセンサ19、機関冷却水温度thwを検出する水温センサ20等が配設されている。
前記センサ類によって検出された各種運転状態の信号は、ECU(電子制御装置)30に入力され、ECU30は、該検出された機関運転状態に基づいて、スロットルバルブ5の開度制御による吸入空気量制御、点火プラグ14による点火時期制御、燃料噴射弁15からの燃料噴射量および燃料噴射時期の制御、EGR弁11の開度制御によるEGR制御などの機関制御を行う。
ここで、本発明に係る制御として、前記EGR弁11によるEGR制御は、排気中のオイル含有量が多くなる運転状態のときを除いてEGRを許容するように行われる。
図2は、上記EGR制御ルーチンのフローを示す。
ステップS1では、機関回転速度NE、負荷(アクセル開度ACC、吸入空気流量Ga等)、スロットル開度θ、機関冷却水温度thw等の運転状態に基づいて、EGR装置9を作動させる運転領域(EGR作動領域)であるか、EGR装置9の作動を停止する運転領域(EGR非作動領域)であるかを判別する。
ここで、スロットルバルブ5の全閉(所定以下の開度で、最小開度〜各回転速度時のアイドル回転速度制御における開度+5%の範囲。以下全閉で代表する)時は吸気負圧が大きく、ピストンリングを介してオイルが燃焼室内に侵入しやすくなること等により、オイル消費量が増大して排気中のオイル含有量が増大する高オイル含有運転であるため、EGRの非作動領域として設定されている。
EGR作動領域であると判定されたときは、ステップS2へ進み、EGRの非作動領域であると判定されたときは、ステップS8以降へ進む。
ステップS2では、前回スロットルバルブ5が全閉であったか、つまり、高オイル含有運転であったか否かを判定する。
前回スロットルバルブ5が全閉であったと判定された場合は、ステップS3へ進み、スロットルバルブ全閉運転(高オイル含有運転)終了後の経過時間を計測するカウンタCをリセットした後、ステップS4へ進み、EGR弁11を閉じてEGRの作動停止を維持する。
前回スロットルバルブ5が全閉でないと判定された場合は、ステップS5へ進み、前記カウンタCをカウントアップした後、ステップS6へ進む。
ステップS6では、前記カウンタCのカウント値cが所定値c0以上か否かを判定する。
カウント値cが所定値c0未満、つまり、高オイル含有運転終了後の経過時間が所定時間c0未満と判定されたときは、ステップS4へ進み、EGRの作動停止を維持する。
カウント値cが所定値c0以上(高オイル含有運転終了後の経過時間が所定時間以上)と判定されたときは、ステップS7へ進み、EGR弁11を運転状態に応じて設定された目標EGR率を満たす開度に開弁制御し、EGRの作動を開始する。
これにより、前記触媒7上流の排気通路内3又は同下流の排気通路3'内の排気圧とスロットルバルブ5下流の吸気通路2内の吸気圧との差圧により、排気通路3内又は同下流の排気通路3'内の排気の一部がEGRガスとしてEGR通路10を通って吸気通路2に導入され、吸入空気と混合した吸気となって燃焼室13内に導入される。このようにして、EGR作動が実行される。
一方、ステップS1でEGRの非作動領域であると判定されたときは、まず、ステップS8でスロットルバルブ5が全閉であるかを判定し、全閉と判定されたときは、ステップS3,S4へ進んで前記カウンタCのカウント値cをリセットした後、EGR弁11を閉弁し、EGR作動を停止する。
また、スロットルバルブ5が全閉でないと判定されたときは、ステップS9へ進み、前回スロットルバルブ5が全閉であったかを判定する。
前回スロットルバルブ5が全閉と判定されたときは、ステップS3,S4へ進んで前記カウンタCのカウント値cをリセットした後、EGR弁11を閉弁し、EGR作動を停止する。
一方、前回スロットルバルブ5が全閉でないと判定されたときは、ステップS10へ進み、前記カウンタCをカウントアップした後、ステップS4へ進んでEGR弁11を閉弁し、EGR作動を停止する。
かかる構成を有した実施形態の作用を説明する。
スロットルバルブ3の全閉時には、吸気負圧が大きくピストンリングからシリンダ内に進入するオイル量が増大するため、排気中のオイル含有量が増大する。該スロットル全閉運転を終了後も、しばらくの間は、スロットル全閉運転時に排出された排気が排気通路5内に残留する。
このため、従来のように、スロットル全閉運転を終了後、直ぐにEGRの作動を開始すると、前記排気通路中に残留するオイル成分を多く含んだ排気が、EGRガスとして供給されるため、該EGRガス中のオイルの一部がEGR通路壁やEGR弁の表面に付着し、該付着したオイルがEGRガス中の燃焼生成物等を吸着してデポジットを生成、堆積し、EGR通路面積を狭めてEGR性能を低下させることとなる。また、EGR通路下流の吸気通路壁やスロットルバルブの表面にも同様にEGRガス中のオイルが付着し、デポジットを生成し吸気通路面積を狭めて吸気性能も低下させてしまう場合もある。
本実施形態では、スロットル全閉運転を終了後、所定時間の経過を待って、排気中のオイル含有量が定常運転時のレベルまで低下してから、EGRを開始するようにしたため、EGR通路10壁やEGR弁11表面さらには吸気通路2壁やスロットルバルブ5の表面でのデポジットの生成、堆積を抑制してEGR性能を良好に維持することができ、ひいては燃費の悪化、ノッキング発生を抑制できる。
図3は、本実施形態において、スロットル全閉運転からスロットルバルブ5を開いて定常運転に移行し、EGR作動を開始するまでの各種パラメータの変化の一例を示す。図示のように、前記スロットル全閉運転後、EGR作動を開始するまでの所定時間は排気中のオイル含有量が許容レベルに減少するまでの時間より長い時間に設定されている。
次に、第2の実施形態について説明する。第2の実施形態では、高オイル含有運転(スロットルバルブ全閉運転)終了後、EGRの作動を開始させるまでの所定時間tを、各種パラメータに基づいて可変に設定する。
図4は、EGR制御のフローを示す。
第1の実施形態における図2のフローと相違する箇所を説明すると、ステップS8でスロットルバルブ5が全閉でないと判定されたときはステップS21において、また、EGR作動領域でスロットルバルブ5が全閉でないと判定されたときはステップS3’およびステップS5’において、それぞれ、スロットル全閉運転の継続時間を計測するためのカウンタC2をリセットする。
そして、ステップS8でスロットルバルブ5が全閉と判定された時に、ステップS22で前記カウンタC2をカウントアップし、スロットル全閉に維持された継続時間を計測する。
ステップS3’では、カウンタC2をリセットする前に、スロットルバルブ5の全閉継続時間tθ0と、現在の機関回転速度NE、またEGR率(EGR弁11の開度θE)に基づいて、EGR作動開始を遅延させる前記所定時間t(カウント値cの所定値c0)を設定する。
具体的には、スロットル全閉運転の継続時間tθ0が大きく、機関回転速度NEが高いときほど、吸気負圧が大きく排気中にオイルをより多く含有しやすい状態が長時間継続するため、該スロットル全閉運転終了時の排気中のオイル含有量は多くなっていると推定できる。
また、スロットル全閉運転終了後は、該スロットル全閉運転終了後に燃焼室13から排出される排気によってスロットル全閉運転中に排出された排気を押し出しつつ一部は混合し、徐々に全閉運転終了後に排出された排気の割合が増大するが、機関回転速度NEが高いほど、この割合が増大して排気中オイル含有量が減少する変化率(変化速度)が大きくなると推定される。
したがって、例えば、実験ないしシミュレーションによって、スロットル全閉運転継続時間tθ0と機関回転速度NEとを変更しつつ、該変更した条件毎に、スロットル全閉運転終了後の経過時間に対する排気中のオイル含有量の特性を求めて、該特性のマップを作成しておく。ここで、スロットル全閉運転中の機関回転速度NEは変化するため、平均的な機関回転速度NEを用いるのが望ましいが、該全閉運転終了時の機関回転速度NEとスロットル全閉運転継続時間tθ0とで平均的な機関回転速度NEも概略的に定まるので、簡易的にスロットル全閉運転終了時の機関回転速度NEを用いればよい。
一方、実行されるEGR条件において、EGR率(EGR弁開度)が大きいほど、また、排気流量(又は吸入空気流量)が大きいほど、EGRガス流量が増大する。
そこで、EGRガス内に含有されてEGR装置9の経路内に流入する単位時間当たりのオイル量(オイル流量[kg/h])は、排気中のオイル含有量[kg/m]とEGRガス流量[m/h]との積として求めることができるから、該オイル流量[kg/h]が、デポジットの生成を十分に抑制できる許容値以下となるように、前記所定時間tを設定すればよい。
具体的には、全閉運転終了時の機関回転速度NeとEGR率(EGR開度)から算出したEGRガス流量を算出し、該算出したEGRガス流量に対して、前記オイル量を許容値以下に維持できる限界の排気中オイル含有量の限界値を算出する。一方、スロットル全閉運転の継続時間tθ0とスロットル全閉運転終了時の機関回転速度NEとに基づいて得られるスロットル全閉時間終了後の経過時間に対する排気中のオイル含有量との関係から、排気中オイル含有量が前記限界値となるときの経過時間を求め、この経過時間を所定時間tとして設定すればよい。
また、簡易的には、全閉運転継続時間tθ0と、全閉運転終了時の機関回転速度NEとに基づいて、これらから予測される全閉運転終了後経過時間に対する排気中オイル含有量に対応する所定時間tの基本値t0をマップからの検索等によって算出し、該基本値t0を、EGR作動条件であるスロットル全閉運転終了時のEGR率(EGR開度)に基づいて補正するような構成としてもよい。
例えば、EGR率(EGR開度)が大きい(小さい)ときほど、EGRガス流量が増大してオイル含有量が増大(減少)すると考えられるので、基本値t0の増大(減少)補正量を大きくする。
なお、以上の実施形態では、EGR弁の開度を連続的に可変制御するものを示したが、簡易的に全閉または全開の2段階、あるいは、中間開度を加えた3段階に切換制御するような構成であってもよい。
また、スロットル全閉運転をスロットル開度で検出する代わりに、吸気圧センサを設けて検出した吸気圧が所定以上の負圧であるときを、スロットル全閉運転(高オイル含有運転)として検出する構成としてもよい。
また、実験やシミュレーション解析等によって、スロットル全閉運転以外に排気中オイル含有量が増大する高オイル含有運転を求め、該運転も含めて高オイル含有運転として設定することが好ましい。
また、本発明は、ガソリンエンジン(火花点火式機関)、ディーゼルエンジン(圧縮着火式機関)のいずれにも適用できる。
1…内燃機関
2…吸気通路
3…排気通路
4…エアフロメータ
5…スロットルバルブ
6…スロットルアクチュエータ
7…排気浄化触媒
9…EGR装置
10…EGR通路
11…EGR弁
13…燃焼室
15…燃料噴射弁
17…アクセル開度センサ
18…回転速度センサ
19…スロットルセンサ
20…水温センサ
30…ECU(電子制御装置)

Claims (8)

  1. 排気の一部をEGRガスとして吸気中に再循環するEGR装置を備えた内燃機関のEGR制御装置であって、
    排気中のオイル含有量が増大する高オイル含有運転を検出する高オイル含有運転検出手段と、
    前記EGR装置を作動する運転領域と、前記高オイル含有運転を含む前記EGR装置の作動を停止する運転領域とを判別するEGR領域判別手段と、
    前記高オイル含有運転の終了後に前記EGR装置を作動する運転領域と判別されたとき、前記高オイル含有運転の終了後から所定時間の経過前は前記EGR装置の作動停止を維持し、前記所定時間の経過後に前記EGR装置の作動を開始させるEGR作動遅延手段と、
    を含んで構成したことを特徴とする内燃機関のEGR制御装置。
  2. 前記高オイル含有運転は、吸気負圧が所定値以上に増大する運転状態である請求項1に記載の内燃機関のEGR制御装置。
  3. 内燃機関の吸気通路にスロットルバルブが介装され、
    前記高オイル含有運転は、前記スロットルバルブを所定開度以下とする運転状態である請求項2に記載の内燃機関のEGR制御装置。
  4. 前記所定時間は、排気中オイル含有量が許容レベルまで減少するのに要する時間以上の値に設定される請求項1〜請求項3のいずれか1つに記載の内燃機関のEGR制御装置。
  5. 前記所定時間は、前記高オイル含有運転における運転状態パラメータの値、該高オイル含有運転の継続時間、前記高オイル含有運転終了後にEGR装置を作動させるときのEGR作動条件の少なくとも1つに基づいて設定される請求項1〜請求項4のいずれか1つに記載の内燃機関のEGR制御装置。
  6. 前記高オイル含有運転の継続時間と機関回転速度とに応じた該高オイル含有運転終了後の経過時間に対する排気中のオイル含有量の特性と、前記EGR作動条件に応じたEGRガス流量とに基づいて、EGR装置内に流入するEGRガス中のオイル流量を算出し、該オイル流量が基準値以下となるように、前記所定時間を設定する請求項5に記載の内燃機関のEGR制御装置。
  7. 前記EGRガス流量の算出に用いられるEGR作動条件は、EGR率と機関回転速度である請求項6に記載の内燃機関のEGR制御装置。
  8. 前記高オイル含有運転の継続時間と機関回転速度とに基づいて前記所定時間の基本値を算出し、該基本値を、前記高オイル含有運転終了時の機関回転速度とEGR作動時のEGR率とに基づいて補正して、最終的な所定時間を設定する請求項5に記載の内燃機関のEGR制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017110496A (ja) * 2015-12-14 2017-06-22 ヤンマー株式会社 Egrシステム

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