JP2010163294A - 水素製造装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】DME昇圧用のポンプを用いずに加圧することにより、DMEがポンプの気密用に使用されている有機材料を侵食する可能性を大幅に軽減でき、水素製造における運転効率の向上を図れる水素製造装置を提供する。
【解決手段】水素製造装置は、ジメチルエーテル11と水12をジメチルエーテル11の蒸気圧より低い圧力条件で混合する原料供給器1と、原料供給器1内のジメチルエーテル11と水12を加熱して昇圧させる昇圧手段30と、この昇圧されたジメチルエーテル11と水12が供給されて水素を製造する反応器3と、を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ジメチルエーテルを用いて水蒸気を改質する水素製造装置に関する。
未来社会の1つのビジョンとして水素をエネルギー媒体とした水素エネルギー社会の実現が注目されており、いくつかの有力な水素製造方法が考えられている。
現在主流の水素製造方法は、天然ガスや液化石油ガス等を原料にして、700℃以上の反応温度において、触媒の存在の下で、水蒸気改質法により水素を製造するものである。この方法は、原料が硫黄等の不純物を含むために、この不純物を処理するために前処理が必要である。さらに、反応温度が高いために、反応器構造材として耐熱性の高い材料を用いる必要もある。
上述のように、従来の水素製造において加熱する熱は、700℃以上の高温が必要である。この熱源として、化石燃料の燃焼熱を利用している。このため、水蒸気改質法による水素製造においては、燃料改質に伴い生成される二酸化炭素の他に、熱源としての化石燃料燃焼により二酸化炭素が発生する。
この水素製造方法により生成された水素は、エネルギー源として利用する際に、燃焼時には地球温暖化ガスである二酸化炭素が発生しない特徴がある。しかし、現状ではこの水素製造には、二酸化炭素発生を伴っている。また、この熱源に化石燃料の燃焼熱を利用した際には、二酸化炭素の他に、硫黄酸化物等の大気汚染物質が同時に生成される。
一方、ジメチルエーテル(DME)などの低級炭化水素の水蒸気改質は、合成燃料であることから天然ガスや液化石油ガスなどに比べ硫黄などの不純物が少ない。また、従来法と比較して低い温度で、すなわち、400℃以下の温度で水素を製造する技術であることが知られている(例えば、非特許文献1参照)。
また、このジメチルエーテル等の低級炭化水素を原料とする水素製造用反応装置として、接触分解酸化法によって水素と熱を取り出して利用する水素製造技術が知られ(例えば、特許文献1、2参照)、加熱および原料供給量をきめ細かく制御することにより効率的な水素製造を行う水素製造技術が知られている(例えば、特許文献3参照)。そして、反応器をマイクロリアクターとすることにより反応温度の低下と副反応の抑制を行っている水素製造用反応装置が知られ(例えば、特許文献4参照)、DMEと水を別々に反応系内に供給して水素製造を行う水素製造用反応装置が知られている(例えば、特許文献5参照)。
特開2007−191367号公報 特開2007−69151号公報 特開平10−297903号公報 特開2007−91513号公報 特開2007−301452号公報
Fukushima(15th World Hydrogen Energy Conference 30D−03(2004))(独)新エネルギー・産業技術総合開発機構 H15年度 成果報告書(「固体高分子燃料電池システム開発事業 固体高分子燃料電池要素技術開発等事業 ジメチルエーテルを燃料とする固体高分子燃料電池(PEFC)の研究」)
ここで、一般に使用されている水素製造装置について図3を用いて説明する。
図3は、通常使用されている水素製造装置の構成を示すブロック図である。
本図に示すとおり、通常は、原料であるDME11は減圧弁21、DME加熱器4を介して、また、水12は昇圧機22、水蒸発器5介してそれぞれ別々の供給系を用いて原料予熱器2又は反応器である反応管3に供給される。また、原料ガス予熱器2、反応管3、DME加熱器4、水蒸発器5の各々には電気ヒータ30が使用されている。そして、この系統は、大気圧条件での水素製造を行うときは大きな支障はない。
この水素製造の後段工程として、生成ガス13から水素以外のガスを取り除く水素精製工程やボンベ等の貯蔵容器に水素を充填する貯蔵工程、生成した水素を燃焼させ発電を行う発電工程等がある。これらの工程おいて、水蒸気改質反応によって得られる生成ガスの圧力が高いほど運転効率が高まる。
運転効率を高めるため、DMEを高圧の反応系内に供給しようとするときに、DMEを系統圧以上の圧力で反応系統内に送る必要がある。しかし、ポンプを用いてDMEを昇圧し反応系統内に送る場合には、DMEがポンプの気密用として使用されているゴム等の特定の有機材料を侵食してしまうために、シールが難しくポンプも故障しやすい。このため、ポンプを用いた昇圧が困難である、という課題があった。
また、反応系統の圧力が高い場合には、液化ガスであるDMEは室温で気体ではなく液体として存在する。このため、原料成分を理想的に混合するためには気化器を用いてDMEおよび水をそれぞれ気化させた後、混合器を用いて混合する必要がある、という課題があった。
本発明は上記課題を解決するためになされたもので、DME昇圧用のポンプを用いずに加圧することにより、ジメチルエーテルがポンプの気密用として使用されている有機材料を侵食する可能性を大幅に軽減でき、水素製造に係る運転効率の向上を図ることができる水素製造装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の水素製造装置においては、ジメチルエーテルと水をこのジメチルエーテルの蒸気圧より低い圧力条件で混合させる原料供給器と、この原料供給器内のジメチルエーテルと水を加熱して昇圧させる昇圧手段と、この昇圧されたジメチルエーテルと水が供給されて水素を製造する反応器と、を有することを特徴とするものである。
本発明の水素製造装置によれば、原料供給器内において加熱することによりジメチルエーテルを加圧し、DME昇圧用のポンプを用いずに加圧することができるので、DMEがポンプの気密用として使用されている有機材料を侵食する可能性を大幅に軽減でき、水素製造に係る稼働率を高め、水素製造における運転効率の向上を図ることができる。
本発明の第1の実施の形態の水素製造装置の構成を示すブロック図。 図1の原料供給器の構成を示す模式図。 通常使用されている水素製造装置の構成を示すブロック図。 図1の原料供給器の加熱と原料供給器内の圧力(原料加熱前圧力 0.2MPa)との関係を示すグラフ。 本発明の第2の実施の形態の水素製造装置の構成を示すブロック図。 図5の原料供給器の加熱と原料供給器内の圧力(原料加熱前圧力 0.6MPa)との関係を示すグラフ。 本発明の第3の実施の形態の水素製造装置の構成を示すブロック図。 図7の水素製造装置の運転方法の手順を示す工程図。
以下、本発明に係る水素製造装置の実施の形態について、図面を参照して説明する。ここで、同一又は類似の部分には共通の符号を付すことにより、重複説明を省略する。
図1は、本発明の第1の実施の形態の水素製造装置の構成を示すブロック図であり、図2は、図1の原料供給器の構成を示す模式図である。
まず、水素製造装置の構成について、図1を用いて説明する。
図1に示すように、本実施の形態の水素製造装置は、ジメチルエーテル11と水12をジメチルエーテル11の蒸気圧より低い圧力条件で混合する原料供給器1と、この原料供給器1内のジメチルエーテル11と水12を昇圧する昇圧手段と、この昇圧されたジメチルエーテル11及び水12が供給されて水素を製造する反応器である反応管3とを備えている。
この原料供給器1は、原料となるジメチルエーテル(DME)11の供給量を調整する減圧弁21と、このDME11の供給ラインへの逆流を防止するストップバルブ23を有し、また、水12を供給する昇圧手段の一つである昇圧機22を有している。この原料供給器1内において、原料の蒸発、混合及び加圧が行われる。
この原料供給器1の出口には、ストップバルブ24及び反応系統内との圧力差を維持するための減圧弁25を有し、この減圧弁25の後段には原料ガスを予熱する原料ガス予熱器2と、改質触媒を充填した反応管3とが設けられている。
図1おいて、ジメチルエーテルと水を加熱して昇圧する昇圧手段の一例として電気ヒータ30により、原料予熱器1、原料ガス予熱器2及び反応管3がそれぞれ加熱される構成を示している。なお、この電気ヒータ30を使用せずに燃焼排ガス、水蒸気又は熱媒油等の熱媒も適用できる。具体的には、原子力発電所、火力発電所、製鉄所、化学工場又はごみ焼却場等で発生する水蒸気や排気ガスを、直接又は中間熱交換器を介して利用することも可能である。
この原料供給器1は、図2に示す供給器1aを並列に複数設けて構成してもよい。原料供給器1内の原料が少なくなった場合には、図1に示すストップバルブ24の開閉により原料供給器1aが他の原料供給器に切り替わるように調整されている。
図2に示すように、原料供給器1a内部には金属粒101が配置されており、この金属粒101を介して原料成分への効率的に熱供給を行うと共に原料ガスの均一化を図っている。この金属粒101は必ずしも配置する必要はなく、また、金属粒101の代わりに金属線や無機物粒等を用いることもできる。原料供給器1a内で、DME11及び水12は、金属粒101または金属線や無機物粒等を介して熱が伝達され、原料供給器1a内の密封状態の制御・調節またはストップバルブ23、24の開閉状態の制御によって加熱、加圧された原料ガスとなり、原料ガス予熱器2及び反応器3に供給される。
図3に示すとおり、通常、大気圧条件での水素製造を行うときは大きな支障はなかった。
しかしながら、高い運転効率を得るために、高圧水素として水素を取り出すときには、減圧弁21の部分にDMEの昇圧のためのポンプ等の昇圧機の設置が必要となる。高圧のDMEが、昇圧機のシール部で気密を確保するために用いられるゴム等の有機物を浸食するために、水素製造装置としての運用が困難になる。また、DMEを加圧して取り扱うときに、室温付近ではDMEが液化するため、比重の異なる水との均一混合が難しくなる。
これに対して、本実施の形態においては、DMEを昇圧させるのに昇圧機を使用しないで、これらのDMEの加圧に伴って昇圧機のシール部の有機物が浸食されることがないので水素製造時の健全性を高め、メンテナンス性の向上をもたらすと同時に、系統自体の簡素化を図りDMEを原料として高圧水素を製造することができる。
ここで、本実施の形態に係る実施例について図1を用いて説明する。
図1に示すように、原料供給器1へジメチルエーテル11を0.2MPaで供給した後、ストップバルブ23を閉めた。その後、ポンプ、コンプレッサ等の昇圧機22を用いて昇圧した水12を原料供給器1に供給した。このときの水12とDME11の供給割合は、モル比にて5:1とした。
この実施例の結果を図4を用いて説明する。
図4は、図1の原料供給器1の加熱と原料供給器1内の圧力(原料加熱前圧力 0.2MPa)との関係を示すグラフである。なお、□印は初期圧力であり、◇印は処理後圧力である。
図4から明らかなように、原料供給器1で100〜300℃の範囲で加熱することにより、原料供給器1内において0.7〜2.3MPaの任意の圧力が得られることを確認した。100℃未満の場合は、原料供給器1内における圧力上昇を見出すことができず、DME11の水蒸気改質温度が400℃以下の温度であることから300℃以下が好ましく、実用的には100〜300℃の範囲に加熱制御されることが好ましいことが分かった。
本実施の形態によれば、原料供給器1で加熱することにより原料供給器1内においてDME11を加圧することができ、すなわち、DME昇圧用のポンプを用いずに加圧することができるので、DME11がポンプの気密用に使用されているゴム等の特定の有機材料を侵食する可能性がなくなり、水素製造に係る稼働率を高め、しかも、生成ガスの圧力が高いので、水素製造における運転効率の向上を図ることができる。
さらに、反応系統の圧力が高い場合には、液化ガスであるDMEは室温では液体として存在するために、原料成分を混合するために気化器を用いていたが、この気化器を不要とし、設備の削減を図ることができる。
図5は、本発明の第2の実施の形態の水素製造装置の構成を示すブロック図である。図1と同一又は類似の部分には共通の符号を付すことにより、重複説明を省略する。
本図に示すように、本実施の形態の水素製造装置は、ジメチルエーテル11を予め加熱することにより蒸気圧を高める昇圧手段であるDME加熱器6を備えている。
ここで、本実施の形態に係る実施例について説明する。
DME加熱器6によりDME11を40℃に加熱した。原料供給器1へDME11を0.6MPaで供給した後に、その後、ポンプ、コンプレッサ等の昇圧機22を用いて昇圧した水12を原料供給器1に供給した。このときの水12とDME11の供給割合はモル比にて5:1とした。
本実施の形態に係る実施例の結果を図6を用いて説明する。
図6は、図5の原料供給器1の加熱と原料供給器1内の圧力(原料加熱前圧力 0.6MPa)との関係を示すグラフである。なお、□印は初期圧力であり、◇印は処理後圧力である。
図6から明らかなように、原料供給器1で100〜300℃の範囲で加熱することにより、原料供給器1a内の密封状態の制御・調節またはストップバルブ23、24の開閉状態の制御によって、原料供給器1内において1.3〜6.6MPaの任意の圧力が得られることを確認した。100℃未満の場合は、原料供給器1内における圧力上昇を見出すことができず、DMEの水蒸気改質温度が400℃以下の温度であるから300℃以下が好ましく、実用的には100〜300℃の範囲に加熱制御されることが好ましいことが分かった。しかも、DME加熱器6によりDME11を僅かに暖めることにより、原料供給器1内の圧力を、図4に比較して約3倍も上昇できることが分かった。
本実施の形態によれば、DME加熱器6によりDME11を僅かに暖めた後で、原料供給器1で加熱することにより原料供給器1内においてDMEを大幅に加圧することができた。すなわち、DME昇圧用のポンプを用いずに加圧することができるので、DMEがポンプの気密用に使用されているゴム等の特定の有機材料を侵食する可能性がなくなり、水素製造に係る稼働率を高め、しかも、生成ガスの圧力が高いので、水素製造における運転効率の向上を図ることができる。
図7は、本発明の第3の実施の形態の水素製造装置の構成を示すブロック図であり、図8は、図7の水素製造装置の運転方法の手順を示す工程図でる。図1と同一又は類似の部分には共通の符号を付すことにより、重複説明を省略する。
本図に示すように、本実施の形態の水素製造装置は、原料供給器を少なくとも2台備えている。ここでは、原料供給器1a、1bの2台について例示する。
原料供給器1内の圧力は、室温付近のDME11の蒸気圧より大幅に高い。このために、原料供給器1a、1b内の圧力がDME11の蒸気圧以下に減少した後でなければ原料の供給が行えない。
この対策として、連続的に水素製造を行う場合は2つ以上の原料供給器1a、1bを配置することにより逐次的に原料供給器1a、1bへDME11及び水12を供給している。
すなわち、本実施の形態の水素製造装置は、原料供給器1a、ストップバルブ23a及びストップバルブ24aから成るa系統と、原料供給器1b、ストップバルブ23b及びストップバルブ24bから成るb系統から構成される。
このように構成された本実施の形態の2つの原料供給器1a、1bを用いた場合の運転ステップの組み合わせを図8に例示する。a系統において、原料供給器1aにDME11を供給するステップ1、原料供給器1aに水12を供給するステップ2、原料供給器1a内で原料を加熱、混合及び加圧するステップ3、反応管3へ原料を供給するステップ4をa系統における一つのサイクルとして運転を実施する。次に、b系統において、原料供給器1bにDME11を供給するステップ1、原料供給器1bに水12を供給するステップ2、原料供給器1b内で原料を加熱、混合及び加圧するステップ3、反応管3へ原料を供給するステップ4をb系統における一つのサイクルとして運転を実施する。
図8において、この2つの原料供給器1a、1bを用いた場合の運転ステップの組み合わせを示している。本実施の形態の運転方法はこの組み合わせのみに限定されるものではなく、ある系統で原料の供給停止となる前に他の系統から原料が供給できる方法であればよい。
本実施の形態によれば、2系統の原料供給器1a、1bで加熱することにより原料供給器1a、1b内においてそれぞれのDME11を逐次的に加圧することができ、すなわち、DME昇圧用のポンプを用いずに逐次的に加圧することができるので、DMEがポンプの気密用に使用されている有機材料を侵食する可能性をなくすことができ、水素製造に係る稼働率をさらに高めることができる。また、生成ガスの圧力が高いので、水素製造における運転効率の向上を図ることができる。
以上本発明の実施の形態について説明してきたが、本発明は、上述したような各実施の形態に何ら限定されるものではなく、各実施の形態の構成を組み合わせて、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
1,1a,1b…原料供給器、2…原料ガス予熱器、3…反応管、4…DME加熱器、5…水蒸発器、6…DME加熱器、11…DME、12…水、13…生成ガス、21…減圧弁、22…昇圧機、23,23a,23b…ストップバルブ、24,24a,24b…ストップバルブ、25…減圧弁、30…電気ヒータ、101…金属粒。

Claims (6)

  1. ジメチルエーテルと水をこのジメチルエーテルの蒸気圧より低い圧力条件で混合する原料供給器と、
    この原料供給器内のジメチルエーテルと水を加熱して昇圧させる昇圧手段と、
    この昇圧されたジメチルエーテルと水が供給されて水素を製造する反応器と、
    を有することを特徴とする水素製造装置。
  2. 前記昇圧手段は、前記ジメチルエーテルと水を100〜300℃に加熱して昇圧する手段であること、を特徴とする請求項1記載の水素製造装置。
  3. 前記昇圧手段は、前記原料供給器に供給される水を昇圧するポンプであること、を特徴とする請求項1記載の水素製造装置。
  4. 前記昇圧手段は、前記ジメチルエーテルを予め加熱することにより蒸気圧を高める手段であること、を特徴とする請求項1記載の水素製造装置。
  5. 前記原料供給器を複数台並列に有すること、を特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の水素製造装置。
  6. 前記原料供給器内に、金属粒、ワイヤー及びセラミックスの少なくとも1種を含む充填物が配置されること、を特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の水素製造装置。
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