JP2010162756A - インクリボンの残存画像情報処理装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】サーマルヘッドによって印字したときのインクリボンに残った残存画像情報の漏洩を防止する。
【解決手段】搭載されたインクリボンRが使用済みとなったテープカートリッジ10を、着脱自在に装着するためのカートリッジ装着部5と、テープカートリッジ10のリボン繰出しコア22に係合し、インクリボンRをリボン巻取りコア24からリボン繰出しコア22に巻き戻すリボン巻戻し手段63と、巻き戻されてゆくインクリボンRの走行経路に臨み、インクリボンの残存画像情報を読取り不能に処理する印字ヘッド65と、カートリッジ装着部5に着脱自在に装着され、印字ヘッド65によるインクの熱転写を受容するプラテン12と、を備えたものである。
【選択図】 図2
【解決手段】搭載されたインクリボンRが使用済みとなったテープカートリッジ10を、着脱自在に装着するためのカートリッジ装着部5と、テープカートリッジ10のリボン繰出しコア22に係合し、インクリボンRをリボン巻取りコア24からリボン繰出しコア22に巻き戻すリボン巻戻し手段63と、巻き戻されてゆくインクリボンRの走行経路に臨み、インクリボンの残存画像情報を読取り不能に処理する印字ヘッド65と、カートリッジ装着部5に着脱自在に装着され、印字ヘッド65によるインクの熱転写を受容するプラテン12と、を備えたものである。
【選択図】 図2
Description
本発明は、熱転写方式のプリンタのインクリボンに残った情報の漏洩を防止するためのインクリボンの残存画像情報処理装置に関する。
入力された文字を粘着性のあるテープに印字し、ラベルとして排出する印字機器が知られている(例えば特許文献1及び特許文献2)。このような印字機器には、テープ、インクリボン、プラテンが収容されたテープカートリッジが着脱自在に装着される。そして、テープカートリッジ内において、テープとインクリボンとが重ね合わされ、サーマルヘッドによりインクリボンに塗布されたインクが熱で溶融され、テープに情報が熱転写された後、カッターにより所望の大きさに切断され、外部に排出される。
このような印字機器では、使用済みのテープカートリッジからインクリボンを引き出し、巻き取ったリボンを取り出すと、残存画像情報として印字された文字が確認できてしまう。特に、このような印字機器では、名前ラベルや住所ラベル等の個人情報の作成も多く、複数のユーザーが印字機器を共用しているような場合には、前の使用者の作成した名前や住所等の情報(個人情報)がインクリボンに残った文字からわかってしまう。あるいは、名前ラベルや住所ラベルを作成した後、廃棄物からインクリボンが取り出され、インクリボンに残った文字から、名前や住所等の情報が漏洩してしまうという問題があった。
本発明は、インクリボンに残った情報の漏洩を防止することができるインクリボンの残存画像情報処理装置を提供することを課題としている。
本発明の残存画像情報処理装置は、搭載されたインクリボンが使用済みとなったカートリッジを、着脱自在に装着するためのカートリッジ装着部と、装着したカートリッジのリボン繰出しコアに係合し、インクリボンをリボン巻取りコアからリボン繰出しコアに巻き戻すリボン巻戻し手段と、巻き戻されてゆくインクリボンの走行経路に臨み、インクリボンからのインクの熱転写によりインクリボンの残存画像情報を読取り不能に処理する熱転写手段と、カートリッジ装着部に着脱自在に装着され、熱転写手段によるインクの熱転写を受容するプラテンと、を備えたことを特徴とする。
この構成によれば、搭載されたインクリボンが使用済みとなったカートリッジをカートリッジ装着部に装着し、装置を駆動させると、テープカートリッジのインクリボンが巻き戻されることにより、その残存画像情報が読取り不能に処理されるため、インクリボンの残存画像情報を読み取り不能にすることができる。
この場合、プラテンが、カートリッジに搭載されていることが好ましい。
この構成によれば、プラテンがテープカートリッジ内にあるので、情報消去パターンを印字したことにより、プラテンに汚れが付着しても、通常の印刷時には影響がなく、問題が生じることがない。
また、リボン巻戻し手段は、リボン繰出しコアに係合するスプライン軸と、スプライン軸を介して、リボン繰出しコアを巻戻し方向に回転させる巻戻しモータと、スプライン軸との間に介設した動力伝達機構と、を有していることが好ましい。
この構成によれば、リボンを巻戻す際に、リボン繰出しコアを確実に回転させることができる。
これらの場合、熱転写手段は、サーマルヘッドと、リボン巻戻し手段の駆動に同期して、インクリボンへの情報消去パターンに基づいてサーマルヘッドを駆動するヘッド制御部と、を有していることが好ましい。
この構成によれば、テープカートリッジのインクリボンの巻き戻しに同期させながら、情報消去パターンを印字して、インクリボンの残存画像情報を読み取り不能にすることができる。
以下、本発明の第1の実施形態について図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の第1の実施形態のデータ消去装置1の全体構成を示すものである。図1に示すように、データ消去装置1のケース本体2内には、各種の回路基板や、テープ送り機構等が収納されている。ケース本体2の上面には、消去ボタン3Aやストップボタン3Bからなる入力部4が設けられている。ケース本体2の上面には、カートリッジ装着部5が設けられおり、カートリッジ装着部5には、テープカートリッジ10(図2参照)を着脱するための蓋体6が開閉自在に取り付けられている。
図2に示すように、カートリッジ装着部5には、リボン装着軸62、リボン巻戻し軸(スプライン軸)63、プラテン軸64、印字ヘッド(サーマルヘッド)65、テープコア挿入用の軸体66が立設されている。また、テープカートリッジ10には、リボン繰出しコア22、リボン巻取りコア24、プラテン12、テープコア20が設けられる。また、テープカートリッジ10には、印字ヘッド65のヘッドカバーの進入開口32が設けられている。
使用済みのテープカートリッジ10のインクリボンRの残存画像情報を消去する場合には、蓋体6を開いて、カートリッジ装着部5にテープカートリッジ10を装着する。このとき、カートリッジ装着部5のリボン装着軸62は、テープカートリッジ10のリボン巻取りコア24に係合され、リボン巻戻し軸63は、リボン繰出しコア22に係合され、プラテン軸64は、プラテン12に係合される。また、印字ヘッド65は、進入開口32に係合される。そして、蓋体6が閉じられることにより、印字ヘッド65とプラテン12とが加圧状態となり、印字ヘッド65とプラテン12との間にはインクリボンRが挟み込まれる。
ここで、消去ボタン3Aにより、情報消去指令が入力されると、リボン巻戻し軸63が巻き戻し方向に回転すると共に、プラテン軸64が巻き戻し方向に回転する。また、印字ヘッド65には、所定の情報消去パターンを印字するための印字信号が送られる。これにより、テープカートリッジ10のインクリボンRがリボン巻取りコア24からリボン繰出しコア22に巻き戻されながら、印字ヘッド65により情報消去パターンが重ね書き(印字)され、インクリボンRの残存画像情報が読み取り不能になってゆく。
図3及び図4は、テープカートリッジ10の構成を示すものである。図3及び図4において、印字に際して用いられるプラテン12は中空円筒状の部材であり、その外周面にはテープ幅に応じたプラテンゴム14が巻装されている。プラテン12は、プラテン軸64に対して着脱自在であり、かつプラテン軸64に係合した状態で回転駆動力がプラテン12に伝達可能となるように、回転軸方向に係合条12A(図4参照)が等間隔に形成されている。
テープカートリッジ10には、長尺状のテープT及びインクリボンRをコンパクトに巻取り収納するためにテープコア20、リボン繰出しコア22及びリボン巻取りコア24が立設されている。また、テープカートリッジ10には、印字ヘッド65のヘッドカバーが侵入する進入開口32が設けられている。この進入開口32の外周には、インクリボンRの送りをガイドするガイド壁34が形成されている。
テープコア20は大径の中空円筒状のコアである。テープコア20には、その中心に軸孔20Bが形成され、テープカートリッジ10の底壁から立設された軸体66に回転自由に嵌め込まれている。テープコア20に巻かれたテープTは、テープカートリッジ10の底壁から立設されたテープガイドピン26を経由してプラテン12へ至り、テープカートリッジ10のテープ排出口10Aから外部に引き出されている。テープ排出口10Aの部分は、テープTの搬送方向に沿って、所定の長さにガイド部10Bが形成されている。テープカートリッジ10をカートリッジ装着部5に装着した状態では、進入開口32に印字ヘッド65のヘッドカバーが位置する。この状態で、蓋体6が閉じられると、印字ヘッド65とプラテン12とによりテープTは挟持され、プラテン12の回転により、テープTは搬送される。
リボン繰出しコア22は、小径の中空円筒状部材により構成される。リボン繰出しコア22は、インクリボンRの引き出しに連れて従動回転自在に保持される。このリボン繰出しコア22は、データ消去装置1に設けられたリボン巻戻し軸63と係合して回動自在となっている。
リボン繰出しコア22に巻取り収納して供給されるインクリボンRは、リボンガイドローラ30にガイドされてテープTと重なってプラテン12にまで至り、印字ヘッド65とプラテン12とによりテープTおよびインクリボンRが挟持され印刷処理がされる。その後、インクリボンRは、印字ヘッド65が進入する進入開口32の周面に形成されたガイド壁34を介してリボン巻取りコア24に至る。一方、この繰出しコア22は、データ消去装置1に設けられるリボン巻戻し軸63に係合して回転駆動可能とするため、その中空部内周面には軸方向に係合条22B(図4参照)が等間隔に形成されている。
リボン巻取りコア24は、リボン繰出しコア22と略同型の中空円筒状部材により構成される。そして、その上下両端部の外周もリボン繰出しコア22と同様に、僅かに小径に形成されている。その小径とされた下端部端面には、等間隔毎に係合部24A(図4参照)が凹設される。また、このリボン巻取りコア24は、図外の印字機器に設けられるリボン巻取り軸に係合して回転駆動可能とするため、その中空部内周面には軸方向に係合条24B(図4参照)が等間隔に形成されている。
テープカートリッジ10の底壁18には、リボン繰出しコア22及びリボン巻取りコア24の回り止めのためにその係合部22A,24Aに係合する係合片18D,18Hが設けられている。この係合片18Dに何等の力が作用していない状態には、リボン繰出しコア22の端部に形成された係合部22Aの何れかと係合し、リボン繰出しコア22の回転をロックする。
同様に、テープカートリッジ10が単体の状態では、この係合片18Hの端部が、リボン巻取りコア24の端部に形成された6個の係合部24Aの何れかと係合しており、リボン巻取りコア24の回転はロックされている。
同様に、テープカートリッジ10が単体の状態では、この係合片18Hの端部が、リボン巻取りコア24の端部に形成された6個の係合部24Aの何れかと係合しており、リボン巻取りコア24の回転はロックされている。
カートリッジ装着部5の係合片18D,18Hに対応する部位には、円錐形の2つの当接突起70A、70Bが立設されている。したがって、テープカートリッジ10をカートリッジ装着部5に装着すると、この当接突起70A,70Bが嵌まり、係合片18D,18Hをリボン繰出しコア22及びリボン巻取りコア24の係合部22A,24Aから遠ざける方向に押し分ける。これにより、係合片18D,18Hによる係合は解除され、リボン繰出しコア22及びリボン巻取りコア24は回転可能な状態となる。
図5は、データ消去装置1の主要部の構成を示すものである。図5において、制御回路51はCPU(Central Processing Unit)から構成されており、データ消去装置1のカートリッジ駆動機構部60を含む全体制御を行っている。制御回路51に対して、RAM(Random Access Memory)52、パターン発生部54、入力部4、ヘッド駆動部56、モータ駆動回路55が設けられる。
RAM52は、制御回路51は(CPU)が各種の処理を実行するための作業領域として使用される。入力部4は、消去指令等の各種命令を入力するための手段として機能する。ヘッド駆動部56は、制御回路51からの指示により、印刷ヘッド65を駆動する。モータ駆動回路55は、制御回路51からの指示により、後述する動力伝達機構を動作させるためのモータ61を駆動する。
パターン発生部54には、インクリボンRに残った残存画像情報を消去するための特有の情報消去パターンのデータが格納されている。パターン発生部54は、ROM(Read Only Memory)により構成できる。また、インクリボンRに残った残存画像情報を消去するための特有の情報消去パターンとしては、文字パターンを使うようにしても良い。
カートリッジ駆動機構部60は、テープカートリッジ10を駆動するものである。カートリッジ駆動機構部60は、モータ61と、リボン装着軸62と、リボン巻戻し軸63と、プラテン軸64と、ギア71〜76とを含んでいる。
リボン装着軸62及びリボン巻戻し軸63は、テープカートリッジ10のリボン巻取りコア24及びリボン繰出しコア22と係合して回動可能になるために、スプライン軸となっている。このリボン装着軸62及びリボン巻戻し軸63は、図示していないが、ワンウェイクラッチ及びスリップ回転機能付きのものであり、インクリボンRの巻き取り径の変化に対して、実質上、インクリボンRの送りを行うプラテン軸64のテープ送り速度に適合するようになっている。
モータ61は、制御回路51の制御の下に、モータ駆動回路55を介して駆動信号が供給される。このモータ61は、通常の印字機器とは反対方向(巻き戻し方向)に駆動される。
ギア71〜76は、モータ61の回転を、リボン巻戻し軸63、プラテン軸64に伝達する動力伝達機構を構成している。ギア71Aとギア71Bとは同軸上にあり、ギア71Aはモータ61のギアと噛み合っている。ギア71Bはギア72Aと噛み合っている。ギア72Aとギア72Bとは同軸上にあり、ギア72Bはギア73及びギア74Aと噛み合っている。ギア73は、リボン巻戻し軸63と同軸上にある。ギア74Aとギア74Bとは同軸上にあり、ギア74Bはギア75Aと噛み合っている。ギア75Aとギア75Bとは同軸上にあり、ギア75Bはギア76と噛み合っている。ギア76は、プラテン軸64と同軸上にある。なお、リボン装着軸62はフリーになっている。また、印字ヘッド65は、巻き戻し方向に配置されている。
テープの残存画像情報消去のためのパターン印字時には、図2に示したように、カートリッジ装着部5にテープカートリッジ10が装着される。リボン装着軸62は、テープカートリッジ10のリボン巻取りコア24に係合される。また、リボン巻戻し軸63は、テープカートリッジ10のリボン繰出しコア22に係合される。プラテン軸64は、装着したテープカートリッジ10のプラテン12に係合される。
図5において、テープの残存画像情報消去のための情報消去パターンの印字時には、モータ61は、巻き戻し方向に回転される。そして、モータ61の回転がギア71A、ギア71B、ギア72A、ギア72B、ギア73を介して、リボン巻戻し軸63に伝えられる。また、このとき、モータ61の回転がギア71A、ギア71B、ギア72A、ギア74A、ギア74B、ギア75A、ギア75B、ギア76を介して、プラテン軸64に伝えられる。そして、このリボン巻戻しの駆動に同期して、印字ヘッド65には、パターン発生部54からの残存画像情報消去のための情報消去パターンの印字信号が送られる。したがって、図6に示すように、テープの残存画像情報消去のための情報消去パターン印字時には、インクリボンRは、リボン巻取りコア24からリボン繰出しコア22に巻き戻されながら、印字ヘッド65により、情報消去パターンが印字される。これにより、インクリボンRの残存画像情報が読み取り不能になる。
なお、このとき、情報消去パターンを印字したことにより、印字ヘッド55と対峙するプラテン12は、情報消去パターンの熱転写を受容し、汚れが付着する。しかしながら、このプラテン12は、使用済みのテープカートリッジ10内にあるので、プラテン12が汚れても、通常の印刷時に印字の汚れ等の問題にはならない。
図7は、上述のように、インクリボンRに情報消去パターンを印字して、インクリボンRの残存画像情報を読み取り不能にした一例である。図7(A)に示すように、インクリボンR1に残存画像情報があるとする。このようなインクリボンR1に、パターン発生部54に格納されている文字パターンを使用して、図7(B)に示すような情報消去パターンPTを印字すると、図7(C)に示すように、印字後のインクリボンR2は、読み取り不能になる。
なお、テープの残存画像情報消去の処理を行うときには、前述したように、テープカートリッジ10をカートリッジ装着部5に装着すると、当接突起70A,70Bが嵌まり、係合片18D,18Hをリボン繰出しコア22及びリボン巻取りコア24の係合部22A,24Aから遠ざける方向に押し分け、係合片18D,18Hによる係合は解除され、リボン繰出しコア22及びリボン巻取りコア24は回転可能な状態となる。
以上説明したように、本発明の第1の実施形態によれば、使用済みのテープカートリッジ10のインクリボンRの残存画像情報を消去する場合には、カートリッジ装着部5にテープカートリッジ10を装着し、消去ボタン3Aにより、情報消去指令を入力する。これにより、リボン巻戻し軸63が巻き戻し方向に回転すると共に、プラテン12が巻き戻し方向に回転する。また、印字ヘッド65には、所定の情報消去パターンを印字するための印字信号が送られる。これにより、テープカートリッジ10のインクリボンRがリボン巻取りコア24からリール繰出しコア22に巻き戻されながら、印字ヘッド65により情報消去パターンが印字され、インクリボンRの残存画像情報を読み取り不能にすることができる。
図8は、本発明の第2の実施形態のデータ消去装置の主要部の構成を示すものである。この実施形態では、カートリッジ駆動機構部60のギアの配列が異なっている。他の構成については、前述の第1の実施形態と同様であり、その説明は省略する。
この実施形態では、モータ61の回転を、リボン巻戻し軸63、プラテン軸64に伝達するために、ギア171〜176を配列している。
ギア171Aとギア171Bとは同軸上にあり、ギア171Aはモータ61のギアと噛み合っている。ギア171Bは、ギア172と噛み合っている。ギア172は、リボン巻戻し軸63と同軸上にある。ギア172はギア173と噛み合っている。ギア173はギア174と噛み合っている。ギア174はギア175Aと噛み合っている。ギア175Aはギア175Bと同軸上にある。ギア175Bはギア176と噛み合っている。ギア176は、プラテン軸64と噛み合っている。
図8において、テープの残存画像情報消去のためのパターン印字時には、モータ61は、巻き戻し方向に回転される。そして、モータ61の回転がギア171A、ギア171B、ギア172を介して、リボン巻戻し軸63に伝えられる。また、このとき、モータ61の回転がギア171A、ギア171B、ギア172、ギア173、ギア174、ギア175A、ギア175B、ギア176を介して、プラテン軸64に伝えられる。したがって、テープの残存画像情報消去のための情報消去パターン印字時には、インクリボンRは、リボン巻取りコア24からリボン繰出しコア22に巻き戻されながら、印字ヘッド65により、情報消去パターンが印字される。これにより、インクリボンRの残存画像情報が読み取り不能になる。
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で様々な変形や応用が可能である。
1 データ消去装置、4 入力部、5 カートリッジ装着部、10 テープカートリッジ、12 プラテン、22 リボン繰出しコア、24 リボン巻取りコア、51 制御回路、54 パターン発生部、55 モータ駆動回路、60 カートリッジ駆動機構部、61 モータ、62 リボン装着軸、63 リボン巻戻し軸、64 プラテン軸、65 印字ヘッド、71〜76,171〜176 ギア、R インクリボン、T テープ
Claims (4)
- 搭載されたインクリボンが使用済みとなったカートリッジを、着脱自在に装着するためのカートリッジ装着部と、
装着した前記カートリッジのリボン繰出しコアに係合し、前記インクリボンをリボン巻取りコアから前記リボン繰出しコアに巻き戻すリボン巻戻し手段と、
巻き戻されてゆく前記インクリボンの走行経路に臨み、前記インクリボンからのインクの熱転写により前記インクリボンの残存画像情報を読取り不能に処理する熱転写手段と、
前記カートリッジ装着部に着脱自在に装着され、前記熱転写手段による前記インクの熱転写を受容するプラテンと、を備えたことを特徴とするインクリボンの残存画像情報処理装置。 - 前記プラテンが、前記カートリッジに搭載されていることを特徴とする請求項1に記載のインクリボンの残存画像情報処理装置。
- 前記リボン巻戻し手段は、リボン繰出しコアに係合するスプライン軸と、
前記スプライン軸を介して、リボン繰出しコアを巻戻し方向に回転させる巻戻しモータと、前記スプライン軸との間に介設した動力伝達機構と、を有していることを特徴とする請求項1または2に記載のインクリボンの残存画像情報処理装置。 - 前記熱転写手段は、サーマルヘッドと、
前記リボン巻戻し手段の駆動に同期して、前記インクリボンへの情報消去パターンに基づいて前記サーマルヘッドを駆動するヘッド制御部と、を有していることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のインクリボンの残存画像情報処理装置。
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KR20170118199A (ko) * | 2015-03-19 | 2017-10-24 | 세이코 엡슨 가부시키가이샤 | 테이프 카트리지 |
KR20180131649A (ko) * | 2015-02-06 | 2018-12-10 | 세이코 엡슨 가부시키가이샤 | 테이프 인쇄 장치 |
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