JP2010162427A - 反応装置及び反応装置の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】反応装置における反応剤の混合の均一性を高めつつ、反応装置の製造工程が煩雑になるのを防ぐ。
【解決手段】反応装置の第1流路構造体1aは、基板4と、基板4の一方の面を覆った状態でその面に接合されている第1封止部材6と、基板4の他方の面を覆った状態でその面に接合されている第2封止部材6とを有し、基板4の一方の面には、第1導入路10を構成する第1導入溝18が形成されているとともに、反応路16を構成する反応溝24が形成されている一方、基板4の他方の面には、第2導入路12を構成する第2導入溝20が形成されており、合流路14を構成する合流孔22が第1導入溝18及び第2導入溝20と反応溝24との間で基板4の一方の面から他方の面へ貫通してそれら導入溝18,20の下流側端部と反応溝24の上流側端部とを繋ぐように設けられ、反応溝接続部24aの深さは、第1導入溝接続部18aの深さよりも大きい。
【選択図】図6

Description

本発明は、反応装置及び反応装置の製造方法に関するものである。
従来、第1反応剤と第2反応剤とを接触させた状態で流通させながらそれら両反応剤を互いに反応させることにより所望の反応生成物を製造することが行われている。このような生成物の製造には、例えば下記特許文献1に開示された反応装置が用いられる。
図10と図11には、この特許文献1に開示された反応装置の例がそれぞれ示されている。
図10に示す反応装置は、反応剤を流通させる流路が内部に設けられた流路構造体102を備えている。流路構造体102内の流路は、第1反応剤が導入される第1導入路104と、第2反応剤が導入される第2導入路106と、それら各導入路104,106を通じて流れる両反応剤を合流させる合流路108と、その合流路108において合流された両反応剤を流通させながら互いに反応させるための反応路110とによって構成されている。
そして、流路構造体102は、基板112と、その基板112を挟み込んで一体化された一対の封止板114,116とからなる。基板112の一方の面には、第1導入路104を構成する第1導入溝118と、反応路110を構成する反応溝120とが形成されており、基板112の他方の面には、第2導入路106を構成する第2導入溝122が形成されている。また、合流路108を構成する合流孔124が、両導入溝118,122の下流側端部と反応溝120の上流側端部との間でそれら各溝118,122,120を繋ぐように基板4の一方の面から他方の面へ貫通している。これら各溝118,122,120及び合流孔124のそれぞれの開口部が対応する封止板114,116で覆われることによって、第1導入路104、第2導入路106、合流路108及び反応路110が形成されている。そして、この反応装置では、第1導入溝118の底面と反応溝120の底面とが面一に形成されている。
しかしながら、このような構成では、第1導入溝118の底面と反応溝120の底面とが面一に形成されていることに起因して、第1反応剤が直線的に円滑に流れる一方、第1導入溝118及び反応溝120が形成された面と反対側の基板112の他方の面に第2導入溝122が形成されていることに起因して、前記直線的に流れる第1反応剤に第2反応剤が途中から合流するので、第1反応剤に対する第2反応剤の十分な混入が比較的難しくなり、両反応剤の混合の均一性を高めることが難しくなる。
そこで、図11に示す反応装置の流路構造体132のように、第1導入路104から合流路108を経て反応路110へ至る経路を第1反応剤が基板112の他方の面側へ移動しながら下流側へ流れるような屈曲した形状に構成するとともに、第2導入路106から合流路108を経て反応路110へ至る経路を第2反応剤が基板112の一方の面側へ移動しながら下流側へ流れるような屈曲した形状に構成すれば、両反応剤が互いに接近する方向へ移動しながら合流し、その結果、両反応剤の混合の均一性を高めることが可能である。
特開2008−168173号公報
しかしながら、図11に示す流路構造体132を形成しようとすると、基板112をエッチングして第1導入路104、第2導入路106、反応路110及び合流路108にそれぞれ対応する各溝部を当該基板112に形成するのに加えて、両封止板114,116のうち反応路110に対応する部分のみが突出するように両封止板114,116をエッチングする必要があり、エッチング工程が増大する。また、そのようにエッチングした基板112の反応路110に対応する部分に両封止板114,116の前記突出した部分が嵌り込むように両封止板114,116を基板112に対して位置合わせしながら接合する必要があり、封止板114,116と基板112との接合工程が煩雑になる。従って、この構成では、反応装置の製造工程が煩雑になるという問題点がある。
この発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、その目的は、反応装置における反応剤の混合の均一性を高めつつ、反応装置の製造工程が煩雑になるのを防ぐことである。
上記目的を達成するために、この発明の反応装置は、第1反応剤と第2反応剤を流通させながらそれらを反応させる反応装置であって、前記第1反応剤が導入される第1導入路と、前記第2反応剤が導入される第2導入路と、前記第1導入路の下流側と前記第2導入路の下流側に繋がり、前記第1導入路を通じて流れる前記第1反応剤と前記第2導入路を通じて流れる前記第2反応剤とを合流させるための合流路と、この合流路の下流側に繋がり、その合流路において合流された両反応剤を流通させながら互いに反応させるための反応路とを有する流路を内部に持つ流路構造体を備え、前記流路構造体は、基板と、その基板の一方の面を覆った状態でその面に接合されている第1封止部材と、前記基板の他方の面を覆った状態でその面に接合されている第2封止部材とを有し、前記基板の一方の面には、前記第1導入路を構成する第1導入溝が形成されているとともに、前記反応路を構成する反応溝が形成されている一方、前記基板の他方の面には、前記第2導入路を構成する第2導入溝が形成されており、さらに、前記合流路を構成する合流孔が前記第1導入溝及び前記第2導入溝と前記反応溝との間で前記基板の前記一方の面から前記他方の面へそれぞれ貫通してそれら導入溝の下流側端部と反応溝の上流側端部とを繋ぐように設けられ、前記反応溝のうち前記合流孔に繋がる部分の深さは、前記第1導入溝のうち前記合流孔に繋がる部分の深さよりも大きい。
そして、この反応装置は、第1反応剤及び第2反応剤を流通させる流路が内部に設けられた流路構造体を備える反応装置を製造するための方法であって、前記流路が、前記第1反応剤が導入される第1導入路と、前記第2反応剤が導入される第2導入路と、前記第1導入路の下流側と前記第2導入路の下流側に繋がり、前記第1導入路を通じて流れる前記第1反応剤と前記第2導入路を通じて流れる前記第2反応剤とを合流させるための合流路と、この合流路の下流側に繋がり、その合流路において合流された両反応剤を流通させながら互いに反応させるための反応路とを有するように前記流路構造体を形成する構造体形成工程を備え、前記構造体形成工程は、基板の一方の面に前記第1導入路を構成する第1導入溝をエッチングによって形成する第1導入溝形成工程と、前記基板の一方の面に前記反応路を構成する反応溝をエッチングによって形成する反応溝形成工程と、前記基板の他方の面に前記第2導入路を構成する第2導入溝をエッチングによって形成する第2導入溝形成工程と、前記合流路を構成する合流孔をエッチングによって前記第1導入溝及び前記第2導入溝の下流側端部同士を繋ぐとともにそれらの下流側端部と前記反応溝の上流側端部とを繋ぐ形状で前記基板を貫通するように形成する合流孔形成工程と、前記基板の前記一方の面を覆うようにその一方の面に第1封止部材を接合することにより、前記第1導入溝、前記反応溝及び前記合流孔のそれぞれの当該一方の面側の開口部を封止する第1封止工程と、前記基板の前記他方の面を覆うようにその他方の面に第2封止部材を接合することにより、前記第2導入溝及び前記合流孔のそれぞれの当該他方の面側の開口部を封止する第2封止工程とを含み、前記第1導入溝形成工程は、前記基板の一方の面を第1の深さまでエッチングして前記第1導入溝のうち少なくとも前記合流孔に繋がる部分を形成する第1導入溝接続部形成工程を含み、前記反応溝形成工程は、前記基板の一方の面を前記第1の深さよりも大きい第2の深さまでエッチングして前記反応溝のうち少なくとも前記合流孔に繋がる部分を形成する反応溝接続部形成工程を含む、反応装置の製造方法によって製造することができる。
この反応装置及びその製造方法によれば、反応溝のうち合流孔に繋がる部分の底面が第1導入溝のうち合流孔に繋がる部分の底面よりも基板の他方の面側に設けられるから、反応溝のうち合流孔に繋がる部分の底面と第1導入溝のうち合流孔に繋がる部分の底面とが面一である場合よりも第1反応剤と第2反応剤との均一性の高い混合が可能となる。すなわち、本構成では、反応溝のうち合流孔に繋がる部分の底面が第1導入溝のうち合流孔に繋がる部分の底面よりも基板の他方の面側に設けられることに起因して第1反応剤が基板の他方の面側に移動しながら下流側に流れる。その一方で、第2導入溝が基板の他方の面に形成されるとともに反応溝が基板の一方の面に形成されることに起因して第2導入溝から合流孔を経て反応溝へ至る経路は屈曲し、この経路を流れる第2反応剤は基板の一方の面側へ移動しながら下流側へ流れる。従って、本構成では、第1反応剤と第2反応剤とが互いに接近する方向にそれぞれ移動しながら合流して下流側へ流れるので、上記のように反応溝のうち合流孔に繋がる部分の底面と第1導入溝のうち合流孔に繋がる部分の底面とが面一に形成されていて、直線的に円滑に流れる第1反応剤に対して第2反応剤が途中から合流する場合と比べて、第1反応剤と第2反応剤とが十分に混合され、両反応剤の混合の均一性を高めることができる。
さらに、この構成では、基板に第1導入溝、第2導入溝、反応溝及び合流孔が形成され、第1封止部材と第2封止部材とがその各溝の開口部と合流孔の開口部とを覆うだけで第1導入路、第2導入路、合流路及び反応路が形成されるので、流路を形成するために基板のエッチング加工を行うだけでよく、両封止部材のエッチング加工を行わなくてもよい。このため、基板のエッチング加工に加えて両封止部材のうち反応路に対応する部分が突出するようにその両封止部材をエッチング加工する必要がある従来の構成に比べて、エッチングの工程数を少なくすることができる。また、この構成では、単に両封止部材を基板に接合して基板に形成された各溝及び合流孔それぞれの開口部をその封止部材で覆うだけで流路が形成されるため、両封止部材を基板に対して位置合わせしながら接合するという煩雑な作業を行わなくてもよい。このため、本構成では、反応装置の製造工程が煩雑になるのを防ぐことができる。従って、本構成では、反応装置における反応剤の混合の均一性を高めつつ、反応装置の製造工程が煩雑になるのを防ぐことができる。
また、上記反応装置の製造方法において、前記第2導入溝形成工程は、前記基板の他方の面を当該基板の板厚と前記第2の深さとの差よりも大きく、かつ、当該基板の板厚と前記第1の深さとの差よりも小さい第3の深さまでエッチングして前記第2導入溝のうち少なくとも前記合流孔に繋がる部分を形成する第2導入溝接続部形成工程を含み、前記合流孔形成工程は、前記反応溝接続部形成工程と同時に行われ、前記基板の前記一方の面のうち前記合流孔の形成領域を前記第2の深さまでエッチングする第1工程と、前記第2導入溝接続部形成工程と同時に行われ、前記基板の前記他方の面のうち前記合流孔の形成領域を前記第3の深さまでエッチングする第2工程とを含み、前記第1工程で前記第2の深さまでエッチングした部分と前記第2工程で前記第3の深さまでエッチングした部分とが繋がって前記合流孔が貫通することが好ましい。
このように構成すれば、反応溝接続部形成工程のエッチングと第2導入溝接続部形成工程のエッチングとを利用して合流孔を形成することができるから、合流孔を形成するための専用のエッチング工程やレーザー加工等により合流孔を形成する工程等を別途行う必要がなく、反応装置の製造工程を簡素化することができる。
以上説明したように、本発明によれば、反応装置における反応剤の混合の均一性を高めつつ、反応装置の製造工程が煩雑になるのを防ぐことができる。
本発明の一実施形態による反応装置の斜視図である。 図1に示した反応装置の流路装置を構成する第1流路構造体及び第2流路構造体の分解斜視図である。 第1流路構造体における第1導入路のグループと、第2導入路のグループと、合流路のグループと、反応路のグループとの位置関係を概略的に示した図である。 第1流路構造体を構成する基板の一方の面の平面図である。 第1流路構造体を構成する基板の他方の面の平面図である。 第1流路構造体の合流路近傍の部分の流路に沿った断面図である。 図6中のVII−VII線に沿った第1流路構造体の部分的な断面図である。 図6中のVIII−VIII線に沿った第1流路構造体の部分的な断面図である。 図6中のIX−IX線に沿った第1流路構造体の部分的な断面図である。 従来の一例による反応装置の流路構造体の流路に沿った断面図である。 従来の別の例による反応装置の流路構造体の流路に沿った断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態による反応装置の斜視図である。図2は、図1に示した反応装置の流路装置Sを構成する第1流路構造体1a及び第2流路構造体1bの分解斜視図である。図3は、第1流路構造体1aにおける第1導入路10のグループと、第2導入路12のグループと、合流路14のグループと、反応路16のグループとの位置関係を概略的に示した図である。図4は、第1流路構造体1aを構成する基板4の一方の面の平面図であり、図5は、その基板4の他方の面の平面図である。図6は、第1流路構造体1aの合流路14近傍の部分の流路2に沿った断面図である。図7は、図6中のVII−VII線に沿った第1流路構造体1aの部分的な断面図であり、図8は、図6中のVIII−VIII線に沿った第1流路構造体1aの部分的な断面図であり、図9は、図6中のIX−IX線に沿った第1流路構造体1aの部分的な断面図である。まず、図1〜図9を参照して、本発明の一実施形態による反応装置の構成について説明する。
本実施形態による反応装置は、図1に示すような流路装置Sを備えている。この流路装置Sは、反応剤を流通させる複数の流路2を内部に持つ第1流路構造体1aと、熱媒を流通させる複数の熱媒流路を内部に持つ第2流路構造体1bとが交互にそれぞれ複数積層されることによって構成されている。なお、これら2つの流路構造体1a,1bのうち第1流路構造体1aが、本発明の流路構造体の概念に含まれるものである。
そして、本実施形態による反応装置は、一般的にマイクロリアクタと呼ばれるものであり、この反応装置は、第1流路構造体1a内に設けられた複数の微小な流路2に第1反応剤と第2反応剤を流通させながらそれらを反応させることにより所望の反応生成物を製造する。
具体的には、第1流路構造体1aは、基板4と、第1封止部材6と、第2封止部材8とによって構成されており、これら基板4、第1封止部材6及び第2封止部材8は、図2に示すようにそれぞれ矩形状の平板からなる。第1封止部材6は、基板4の一方の面を覆った状態でその面に接合されており、第2封止部材8は、基板4の他方の面を覆った状態でその面に接合されている。すなわち、第1封止部材6と第2封止部材8との間に基板4が挟み込まれた状態でこれら封止部材6,8及び基板4が一体化されることによって第1流路構造体1aが構成されている。
そして、第1流路構造体1a内には、前記複数の流路2が基板4に沿って当該第1流路構造体1aの幅方向に並んで配設されている。各流路2は、第1反応剤が導入される第1導入路10と、第2反応剤が導入される第2導入路12と、第1導入路10の下流側と第2導入路12の下流側に繋がり、第1導入路10を通じて流れる第1反応剤と第2導入路12を通じて流れる第2反応剤とを合流させるための合流路14(図6参照)と、この合流路14の下流側に繋がり、その合流路14において合流された両反応剤を流通させながら互いに反応させるための反応路16(図6参照)とによって構成されている。
また、第1流路構造体1aにおいて、各流路2の第1導入路10からなるグループと、各流路2の第2導入路12からなるグループと、各流路2の合流路14からなるグループと、各流路2の反応路16からなるグループは、図3に示すような位置関係でそれぞれ配置されている。
各第1導入路10は、第1流路構造体1aの幅方向の一方端部に導入口10aを有しており、その導入口10aから第1流路構造体1aの幅方向に直線的に延びた後、90°屈曲して第1流路構造体1aの長手方向に直線的に延びている。各第1導入路10の導入口10aには、第1反応剤供給部50a(図1参照)が接続されており、その第1反応剤供給部50aから第1反応剤が各第1導入路10に配分されて導入される。
そして、各第1導入路10は、それぞれ流路長が異なっている。具体的には、各第1導入路10は、第1流路構造体1aの幅方向に等間隔で並列配置されており、各第1導入路10が屈曲した箇所でその屈曲箇所の外寄りに配置された第1導入路10ほど、内寄りに配置された第1導入路10よりも流路長が大きくなっている。ここで、各第1導入路10では、流路長に応じて各部の相当直径が適切に設定されることによって、当該各第1導入路10それぞれの全体の圧力損失が等しい値に設定されている。
すなわち、各第1導入路10は、その下流側端部が図7に示すように第1反応剤の流通方向と直交する断面において半円状の断面形状を有しているとともに、図4に示すように幅の大きさを変えることにより相当直径の異なる各部分を含んでいる。流路長の大きい第1導入路10ほど、流路長の小さい第1導入路10に比べて圧力損失は大きくなるが、第1導入路10の各部の相当直径が適宜設定されることによって、その流路長の差に起因する圧力損失の差をなくし、各第1導入路10の圧力損失が均等化されている。具体的には、第1導入路10のうち相当直径の小さい部分は、圧力損失が大きくなる一方、相当直径の大きい部分は、圧力損失が小さくなるので、各第1導入路10のうち流路長の大きいものほど相当直径の大きい部分、すなわち幅の大きい部分を増やすとともに相当直径の小さい部分、すなわち幅の小さい部分を減らすことによって各第1導入路10の全体の圧力損失が均等化されている。そして、各第1導入路10の圧力損失が均等化されていることに起因して、前記反応剤供給部から各第1導入路10に配分されて流れる第1反応剤の流量が均一化される。
各第2導入路12は、第1流路構造体1aの長手方向の一方端部に導入口12aを有しており、その導入口12aから第1流路構造体1aの長手方向に直線的に延びている。この各第2導入路12は、対応する第1導入路10のうち第1流路構造体1aの長手方向に延びる部分と第1流路構造体1aの厚み方向に並んで配置されているとともに互いに平行に配置されている。各第2導入路12の導入口12aには、第2反応剤供給部50b(図1参照)が接続されており、その第2反応剤供給部50bから第2反応剤が各第2導入路12に配分されて導入される。
各第2導入路12は、第1流路構造体1aの幅方向に等間隔で並列配置されている。各第2導入路12は、図7に示すように第2反応剤の流通方向と直交する断面において半円状の断面形状を有しているとともに、その全長に亘って幅が一定であり、全長に亘って相当直径が一定となっている。そして、各第2導入路12は、それぞれ等しい流路長及び等しい相当直径を有している。これにより、各第2導入路12の全体の圧力損失が均等となっている。各第2導入路12の圧力損失が均等化されていることに起因して、反応剤供給部から各第2導入路12に配分されて流れる第2反応剤の流量が均一化される。
各合流路14は、対応する第1導入路10の下流側と対応する第2導入路12の下流側に繋がっているとともに、その第1導入路10のうち第1流路構造体1aの長手方向に延びる部分及び第2導入路12と同方向に直線的に延びている。すなわち、この合流路14には、対応する第1導入路10のうち第1流路構造体1aの長手方向に延びる部分と対応する第2導入路12とが同方向から合流している。この合流路14は、第1導入路10を通じて流れる第1反応剤と第2導入路12を通じて流れる第2反応剤とを第1流路構造体1aの長手方向に流しながら合流させる。各合流路14は、図8に示すように、その長手方向に直交する断面において2つの半円が円弧の頂点近傍で互いに結合したような断面形状を有するとともに、前記第1導入路10の相当直径及び前記第2導入路12の相当直径よりも大きい相当直径を有する。
各反応路16は、対応する合流路14の下流側に繋がっているとともに、その合流路14と同方向に直線的に延びている。この各反応路16は、合流路14において合流された第1反応剤と第2反応剤とを第1流路構造体1aの長手方向に流しながら互いに反応させる。各反応路16は、第1流路構造体1aにおいて基板4の一方の面側に設けられており、第1流路構造体1aの幅方向に等間隔で並列配置されている。各反応路16は、図9に示すようにその長手方向と直交する断面において半円状の断面形状を有しているとともに、その全長に亘って幅が一定であり、全長に亘って相当直径が一定となっている。そして、各反応路16は、それぞれ等しい流路長及び等しい相当直径を有している。これにより、各反応路16の圧力損失が均等となっている。
そして、本実施形態では、基板4に各第1導入路10を構成する各第1導入溝18と、各第2導入路12を構成する各第2導入溝20と、各合流路14を構成する各合流孔22と、各反応路16を構成する各反応溝24とがそれぞれ形成されており、その各溝18,20,24の開口部及び各合流孔22の開口部を封止部材6,8が単に覆うだけで第1流路構造体1a内の各流路2が形成されている。
具体的には、基板4の一方の面に複数の第1導入溝18(図4参照)が平行かつ並列に形成されており、この基板4の一方の面に設けられた各第1導入溝18の開口部が前記第1封止部材6によって封止されることにより前記各第1導入路10が形成されている。従って、各第1導入路10は、第1流路構造体1a内において基板4の一方の面側に平行かつ並列に配設されている。また、各第1導入溝18は、後述する合流孔22に繋がる第1導入溝接続部18aを有しており、この第1導入溝接続部18aは、深さd(図6参照)を有する。この深さdは、本発明の第1の深さの概念に含まれるものであり、各第1導入溝18は、その全長に亘って均一の深さdとなっている。また、第1導入溝接続部18aは、第1反応剤の流通方向と直交する断面において半円状の断面形状を有する。第1導入溝18のうち第1導入溝接続部18a以外の部分で前記第1導入路10の相当直径が異なる各部分に対応する部分は、前記深さdは一定で、幅を変えて形成されている。
また、基板4の他方の面に複数の第2導入溝20(図5参照)が平行かつ並列に形成されており、この基板4の他方の面に設けられた各第2導入溝20の開口部が前記第2封止部材8によって封止されることにより前記各第2導入路12が形成されている。従って、各第2導入路12は、第1流路構造体1a内において基板4の他方の面側に平行かつ並列に配設されている。また、各第2導入溝20は、後述する合流孔22に繋がる第2導入溝接続部20aを有しており、この第2導入溝接続部20aは、深さd(図6参照)を有する。この深さdは、本発明の第3の深さの概念に含まれるものであり、この深さdは、基板4の板厚と後述する反応溝24の深さdとの差よりも大きく、かつ、基板4の板厚と前記第1導入溝18の深さdとの差よりも小さい深さに設定されている。なお、各第2導入溝20は、その全長に亘って均一の深さdとなっている。また、第2導入溝20は、第2反応剤の流通方向と直交する断面において半円状の断面形状を有する。
前記各合流路14は、基板4に設けられた各合流孔22の両開口部が封止されることによって形成されている。すなわち、基板4には、複数の合流孔22が当該基板4の幅方向に並列に形成されている。各合流孔22は、前記各第1導入溝18及び前記各第2導入溝20のうち互いに対応するものとその導入溝18,20に対応する後述の反応溝24との間で基板4の一方の面から他方の面へ貫通しており、それら対応する導入溝18,20の下流側端部と対応する反応溝24の上流側端部とを繋ぐように設けられている。そして、基板4の一方の面に設けられた当該各合流孔22の開口部が前記第1封止部材6によって封止されるとともに基板4の他方の面に設けられた当該各合流孔22の開口部が前記第2封止部材8によって封止されることにより各合流路14が形成されている。また、各合流孔22は、前記合流路14の断面形状に対応して、その長手方向に直交する断面において2つの半円が円弧の頂点近傍で互いに結合された断面形状を有する。
そして、基板4の一方の面に複数の反応溝24(図4参照)が平行かつ並列に形成されており、この基板4の一方の面に設けられた各反応溝24の開口部が前記第1封止部材6によって封止されることにより前記各反応路16が形成されている。また、各反応溝24は、前記合流孔22に繋がる反応溝接続部24aを有しており、この反応溝接続部24aは、深さd(図6参照)を有する。この深さdは、本発明の第2の深さの概念に含まれるものであり、前記第1導入溝18の深さdよりも大きく、前記第2導入溝20の深さdと等しい深さになっている。そして、この深さdと前記深さdは、それらの和が基板4の板厚よりも大きくなるような深さに設定されている。なお、各反応溝24は、その全長に亘って均一の深さdとなっている。また、反応溝24は、その長手方向と直交する断面において半円状の断面形状を有する。
そして、上記のように反応溝接続部24aの深さdが第1導入溝18の深さdよりも大きいことにより、反応溝接続部24aの底面は、第1導入溝接続部18aの底面よりも基板4の他方の面側に位置しており、第1導入溝接続部18aの底面と反応溝接続部24aの底面との間には段差が形成されている。これにより、第1反応剤は、第1導入溝接続部18aから合流孔22を経て反応溝接続部24aへ至る経路において基板4の他方の面側へ移動しながら下流側へ流れるようになっている。一方、第2導入溝20が基板4の他方の面に形成されているとともに反応溝24が基板4の一方の面に形成されていることに起因して、第2導入溝20から合流孔22を経て反応溝24へ至る経路は屈曲しており、この経路を流れる第2反応剤は基板4の一方の面側へ移動しながら下流側へ流れる。
第2流路構造体1bは、上記したように熱媒を流通させる複数の熱媒流路(図示せず)を内部に持つものである。この複数の熱媒流路は、第2流路構造体1b内において当該第2流路構造体1bの幅方向に等間隔で配設されている。各熱媒流路は、流路装置Sにおいて前記第2導入路12の導入口12aが設けられた面と反対側に位置する面に図略の導入口を有し、その導入口から第2流路構造体1bの幅方向に直線的に延びた後、90°屈曲して第2流路構造体1bの長手方向に直線的に延びている。各熱媒流路のうち第2流路構造体1bの長手方向に延びる部分は、前記各第1導入路10のうち第1流路構造体1aの長手方向に延びる部分及び各反応路16と対応する位置に配置されている。
この第2流路構造体1bは、熱媒流路基板26と、封止部材28とによって構成されている。これら熱媒流路基板26及び封止部材28は、前記第1流路構造体1aを構成する基板4、第1封止部材6、第2封止部材8と同形の矩形状の平板であり、封止部材28は、第2封止部材8と兼用されている。また、封止部材28は、熱媒流路基板26の表面を覆った状態でその表面に接合されている。そして、各熱媒流路は、熱媒流路基板26の表面に形成された溝部32(図2参照)の開口部が封止部材28により封止されることによって形成されている。
そして、各熱媒流路の導入口には、熱媒供給部50c(図1参照)が接続されており、この熱媒供給部50cから熱媒が各熱媒流路に配分されて導入される。これにより、各熱媒流路を流れる熱媒と前記第1流路構造体1aの各反応路16を流れる第1反応剤及び第2反応剤との熱交換が行われ、各反応路16における第1反応剤と第2反応剤との反応が促進される。
次に、本実施形態の反応装置の製造方法について説明する。
この本実施形態の反応装置の製造方法では、第1流路構造体1aの内部に複数の流路2を設けるとともに、その各流路2が前記第1導入路10、前記第2導入路12、前記合流路14及び前記反応路16からなるように第1流路構造体1aを形成する。
具体的には、基板4の一方の面に複数の前記第1導入溝18と、複数の前記反応溝24と、複数の前記合流孔22のうち当該基板4の一方の面から所定の深さの部分22a(図8参照)とをそれぞれフォトエッチングによって形成するとともに、基板4の他方の面に複数の前記第2導入溝20と、複数の前記合流孔22のうち当該基板4の他方の面から所定の深さの部分22b(図8参照)とをそれぞれフォトエッチングによって形成する。
この際、まず、基板4の両面の整面及び清浄化を行い、その後、その基板4の両面にそれぞれフォトレジストを塗布する。そして、基板4の一方の面では、フォトマスクを介して各第1導入溝18、各反応溝24及び各合流孔22それぞれの形成領域以外の領域に露光を行い、基板4の他方の面では、別のフォトマスクを介して各第2導入溝20及び各合流孔22それぞれの形成領域以外の領域に露光を行う。その後、未露光のフォトレジストを基板4の両面から除去し、各第1導入溝18、各第2導入溝20、各反応溝24及び各合流孔22のそれぞれの形成領域を露出させる。
次に、基板4の一方の面の第1導入溝18の形成領域上のみをマスキングテープ等の被覆材によって覆い、その後、基板4の両面にエッチング液を吹きかけてその両面のエッチングを同時に行う。この際、前記被覆材によって覆われた各第1導入溝18の形成領域はエッチングされず、露出している各第2導入溝20の形成領域、各反応溝24の形成領域及び各合流孔22の形成領域のみがエッチングされる。そして、各反応溝24の形成領域及び各合流孔22の形成領域を基板4の一方の面から前記深さd(=前記深さd)と前記深さdとの差に相当する深さまでエッチングするとともに、各第2導入溝20の形成領域及び各合流孔22の形成領域を基板4の他方の面から同様の深さまでエッチングすると、エッチングを一旦中止する。
この後、前記被覆材を除去して各第1導入溝18の形成領域を露出させ、その後、エッチングを再開する。この再開したエッチング工程において、各第1導入溝18の形成領域、各反応溝24の形成領域及び各合流孔22の形成領域を基板4の一方の面側から前記深さdの分だけエッチングするのと同時に、各第2導入溝20の形成領域及び各合流孔22の形成領域を基板4の他方の面側から同様の深さだけエッチングする。これにより、基板4の一方の面から深さdの各第1導入溝18が形成されるとともに、各第2導入溝20の形成領域及び各反応溝24の形成領域は、(d−d)+d=dの深さまでそれぞれエッチングされ、それによって基板4の一方の面から深さdの各反応溝24と基板4の他方の面から深さd=dの各第2導入溝20とが形成される。また、各合流孔22の形成領域は、基板4の一方の面側から反応溝24と同じ深さdまでエッチングされるとともに、基板4の他方の面側から第2導入溝20と同じ深さdまでエッチングされる。これにより、その基板4の一方の面から深さdまでエッチングした部分22aと基板4の他方の面から深さdまでエッチングした部分22bとが繋がって各合流孔22が貫通する。すなわち、各合流孔22は、各反応溝24を形成するためのエッチングと各第2導入溝20を形成するためのエッチングとを利用して形成される。この後、基板4の洗浄及びレジスト膜の除去を行う。
また、別の工程において、第2流路構造体1bを構成する熱媒流路基板26に複数の前記溝部32を形成する。具体的には、熱媒流路基板26の一方の面に、上記と同様なフォトエッチングにより複数の前記溝部32を形成する。
最後に、上記のようにエッチング加工を行った基板4及び熱媒流路基板26と、第1封止部材6と、第2封止部材8(封止部材28)とを図1のように積層し、それらを拡散接合により一体化することによって流路装置Sを作製する。
そして、このように作製した流路装置Sに対して第1反応剤供給部50a、第2反応剤供給部50b、熱媒供給部50c等の他の構成部材を取り付けて本実施形態による反応装置を作製する。
次に、本実施形態による反応装置を用いた反応方法について説明する。
この反応方法では、まず、第1反応剤供給部50aから第1反応剤を各流路2の第1導入路10に導入するとともに、第2反応剤供給部50bから第2反応剤を各流路2の第2導入路12に導入する。第1反応剤は、各第1導入路10の全体の圧力損失が均等化されていることに起因して、各第1導入路10に均一の流量で配分されて流れる。また、第2反応剤は、各第2導入路12の全体の圧力損失が均等化されていることに起因して、各第2導入路12に均一の流量で配分されて流れる。
そして、第1導入路10を通過した第1反応剤と、第2導入路12を通過した第2反応剤とは、互いに接近する方向へそれぞれ移動しながら合流路14に流れ込んで合流し、均一に混合される。そして、合流した両反応剤は、合流路14から反応路16へ流入するとともに、その反応路16内を下流側へ流れながら互いに反応し、それによって所定の反応生成物が製造される。
以上説明したように、本実施形態では、反応溝接続部24aの底面が第1導入溝接続部18aの底面よりも基板4の他方の面側に設けられるから、反応溝接続部24aの底面と第1導入溝接続部18aの底面とが面一である場合よりも第1反応剤と第2反応剤との均一性の高い混合が可能となる。すなわち、本実施形態では、反応溝接続部24aの底面が第1導入溝接続部18aの底面よりも基板4の他方の面側に設けられることに起因して第1反応剤が基板4の他方の面側に移動しながら下流側に流れる。その一方で、第2導入溝20が基板4の他方の面に形成されるとともに反応溝24が基板4の一方の面に形成されることに起因して第2導入溝20から合流孔22を経て反応溝24へ至る経路は屈曲し、この経路を流れる第2反応剤は基板4の一方の面側へ移動しながら下流側へ流れる。従って、本実施形態では、第1反応剤と第2反応剤とが互いに接近する方向にそれぞれ移動しながら合流して下流側へ流れるので、反応溝接続部24aの底面と第1導入溝接続部18aの底面とが面一に形成されていて、直線的に円滑に流れる第1反応剤に対して第2反応剤が途中から合流する場合と比べて、第1反応剤と第2反応剤とが十分に混合され、両反応剤の混合の均一性を高めることができる。
さらに、本実施形態では、基板4に第1導入溝18、第2導入溝20、反応溝24及び合流孔22が形成され、第1封止部材6と第2封止部材8とがその各溝18,20,24の開口部と合流孔22の開口部とを覆うだけで第1導入路10、第2導入路12、合流路14及び反応路16が形成されるので、流路2を形成するために基板4のエッチング加工を行うだけでよく、両封止部材6,8のエッチング加工を行わなくてもよい。このため、基板のエッチング加工に加えて両封止部材のうち反応路に対応する部分が突出するようにその両封止部材をエッチング加工する必要がある従来の構成に比べて、エッチングの工程数を少なくすることができる。また、本実施形態では、単に両封止部材6,8を基板4に接合して基板4に形成された各溝18,20,24及び合流孔22それぞれの開口部をその封止部材6,8で覆うだけで流路2が形成されるため、両封止部材6,8を基板4に対して位置合わせしながら接合するという煩雑な作業を行わなくてもよい。このため、本実施形態では、反応装置の製造工程が煩雑になるのを防ぐことができる。従って、本実施形態では、反応装置における反応剤の混合の均一性を高めつつ、反応装置の製造工程が煩雑になるのを防ぐことができる。
また、本実施形態では、反応溝24の形成と同時に合流孔22の形成領域を基板4の一方の面から深さdまでエッチングするとともに、第2導入溝20の形成と同時に合流孔22の形成領域を基板4の他方の面から深さdまでエッチングすることにより、基板4の一方の面から深さdまでエッチングした部分22aと基板4の他方の面から深さdまでエッチングした部分22bとが繋がって合流孔22が貫通するため、反応溝24を形成するエッチングと第2導入溝20を形成するエッチングとを利用して合流孔22を形成することができる。このため、合流孔22を形成するための専用のエッチング工程やレーザー加工等により合流孔22を形成する工程等を別途行う必要がなく、反応装置の製造工程を簡素化することができる。
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均一の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれる。
例えば、第1導入路10、第2導入路12、合流路14及び反応路16は、上記以外の形状及び/又は配置で第1流路構造体1aに設けられていてもよい。
例えば、各第1導入路10を第1流路構造体1aの長手方向に直線的に延びるように設けてもよい。また、各第2導入路12を前記各第1導入路10のように屈曲した形状で設けてもよい。また、第2導入路12を構成する第2導入溝20の深さdは、第1導入溝18の深さdよりも小さくてもよい。
また、反応装置は、上記のように積層された複数の第1流路構造体1a及び複数の第2流路構造体1bを必ずしも備えている必要はなく、単一の第1流路構造体1aのみを備えていてもよい。
また、第1流路構造体1a内に単一の流路2のみが設けられていてもよい。
また、各第1導入路10(各第1導入溝18)が異なる方向に延びていてもよく、各第2導入路12(各第2導入溝20)が異なる方向に延びていてもよい。また、各反応路16(各反応溝24)が異なる方向に延びていてもよい。
また、上記実施形態において、第1導入溝18、第2導入溝20及び反応溝24の各溝において前記半円状の断面形状を有する部分は、その底面の部分に基板4に平行な直線部を有するとともにその直線部の両側に円弧状の部分がそれぞれ繋がった形状の断面形状を有していてもよい。
また、上記実施形態では、反応溝24の深さdと第2導入溝20の深さdとが等しい場合を例にとって説明したが、反応溝24の深さdと第2反応溝20の深さdとの和が基板4の板厚よりも大きければ、それら深さdと深さdとは異なっていてもよい。
例えば、深さdが深さdよりも大きい場合には、以下のようなエッチング工程によって基板4に第1導入溝18、第2導入溝20、反応溝24及び合流孔22を形成する。
すなわち、上記実施形態と同様に基板4の両面のうち各第1導入溝18、各第2導入溝20、各反応溝24及び各合流孔22のそれぞれの形成領域以外の領域が露光されたフォトレジストで覆われた状態にする。
次に、基板4の一方の面の第1導入溝18の形成領域上及び基板4の他方の面の第2導入溝20の形成領域上をマスキングテープ等の被覆材によってそれぞれ覆い、その後、基板4の両面のエッチングを同時に行う。この際、露出している各反応溝24の形成領域及び各合流孔22の形成領域を基板4の一方の面から前記深さdと前記深さdとの差に相当する深さ(d−d)までエッチングするとともに、各合流孔22の形成領域を基板4の他方の面から同様の深さまでエッチングすると、第2導入溝20の形成領域上を覆う被覆材を除去する。
その後、各反応溝24の形成領域及び各合流孔22の形成領域を前記深さdと前記深さdとの差に相当する深さ(d−d)の分だけ基板4の一方の面側からエッチングするのと同時に、各第2導入溝20の形成領域及び各合流孔22の形成領域を同様の深さだけ基板4の他方の面側からエッチングする。この後、第1導入溝18の形成領域上を覆う被覆材を除去する。
その後、各第1導入溝18の形成領域、各反応溝24の形成領域及び各合流孔22の形成領域を前記深さdの分だけ基板4の一方の面側からエッチングするのと同時に、各第2導入溝20の形成領域及び各合流孔22の形成領域を同様の深さの分だけ基板4の他方の面側からエッチングする。これにより、基板4の一方の面から深さdの各第1導入溝18が形成されるとともに、各反応溝24の形成領域は、基板4の一方の面から(d−d)+(d−d)+d=dの深さまでエッチングされて、基板4の一方の面から深さdの各反応溝24が形成される。また、各第2導入溝20の形成領域は、基板4の他方の面から(d−d)+d=dの深さまでエッチングされて、基板4の他方の面から深さdの各第2導入溝20が形成される。また、各合流孔22の形成領域は、基板4の一方の面側から反応溝24と同じ深さdまでエッチングされるとともに、基板4の他方の面側から第2導入溝20と同じ深さdまでエッチングされる。これにより、その基板4の一方の面から深さdまでエッチングした部分と基板4の他方の面から深さdまでエッチングした部分とが繋がって各合流孔22が貫通する。すなわち、この構成においても、各合流孔22は、各反応溝24を形成するためのエッチングと各第2導入溝20を形成するためのエッチングとを利用して形成される。
また、上記実施形態では、基板4の両面を同時にエッチング加工する場合を示したが、基板4の一方の面と他方の面とをそれぞれ別々にエッチング加工してもよい。
また、基板4をエッチング加工する工程では、基板4の一方の面を深さdまでエッチングして第1導入溝18のうち少なくとも第1導入溝接続部18aを形成すればよく、また、基板4の一方の面を深さdまでエッチングして反応溝24のうち少なくとも反応溝接続部24aを形成すればよい。また、この工程において、基板4の他方の面を深さdまでエッチングして第2導入溝20のうち少なくとも第2導入溝接続部20aを形成すればよい。すなわち、第1導入溝18のうち第1導入溝接続部18a以外の部分は、深さdと異なる深さに形成してもよく、反応溝24のうち反応溝接続部24a以外の部分は、深さdと異なる深さに形成してもよく、さらに、第2導入溝20のうち第2導入溝接続部20a以外の部分は、深さdと異なる深さに形成してもよい。そして、この場合には、反応溝24のうち反応溝接続部24aを形成するエッチングと、第2導入溝20のうち第2導入溝接続部20aを形成するエッチングとを利用して合流孔22を形成すればよい。
1a 第1流路構造体(流路構造体)
2 流路
4 基板
6 第1封止部材
8 第2封止部材
10 第1導入路
12 第2導入路
14 合流路
16 反応路
18 第1導入溝
18a 第1導入溝接続部
20 第2導入溝
20a 第2導入溝接続部
22 合流孔
24 反応溝
24a 反応溝接続部

Claims (3)

  1. 第1反応剤と第2反応剤を流通させながらそれらを反応させる反応装置であって、
    前記第1反応剤が導入される第1導入路と、前記第2反応剤が導入される第2導入路と、前記第1導入路の下流側と前記第2導入路の下流側に繋がり、前記第1導入路を通じて流れる前記第1反応剤と前記第2導入路を通じて流れる前記第2反応剤とを合流させるための合流路と、この合流路の下流側に繋がり、その合流路において合流された両反応剤を流通させながら互いに反応させるための反応路とを有する流路を内部に持つ流路構造体を備え、
    前記流路構造体は、基板と、その基板の一方の面を覆った状態でその面に接合されている第1封止部材と、前記基板の他方の面を覆った状態でその面に接合されている第2封止部材とを有し、
    前記基板の一方の面には、前記第1導入路を構成する第1導入溝が形成されているとともに、前記反応路を構成する反応溝が形成されている一方、前記基板の他方の面には、前記第2導入路を構成する第2導入溝が形成されており、さらに、前記合流路を構成する合流孔が前記第1導入溝及び前記第2導入溝と前記反応溝との間で前記基板の前記一方の面から前記他方の面へそれぞれ貫通してそれら導入溝の下流側端部と反応溝の上流側端部とを繋ぐように設けられ、
    前記反応溝のうち前記合流孔に繋がる部分の深さは、前記第1導入溝のうち前記合流孔に繋がる部分の深さよりも大きい、反応装置。
  2. 第1反応剤及び第2反応剤を流通させる流路が内部に設けられた流路構造体を備える反応装置を製造するための方法であって、
    前記流路が、前記第1反応剤が導入される第1導入路と、前記第2反応剤が導入される第2導入路と、前記第1導入路の下流側と前記第2導入路の下流側に繋がり、前記第1導入路を通じて流れる前記第1反応剤と前記第2導入路を通じて流れる前記第2反応剤とを合流させるための合流路と、この合流路の下流側に繋がり、その合流路において合流された両反応剤を流通させながら互いに反応させるための反応路とを有するように前記流路構造体を形成する構造体形成工程を備え、
    前記構造体形成工程は、基板の一方の面に前記第1導入路を構成する第1導入溝をエッチングによって形成する第1導入溝形成工程と、前記基板の一方の面に前記反応路を構成する反応溝をエッチングによって形成する反応溝形成工程と、前記基板の他方の面に前記第2導入路を構成する第2導入溝をエッチングによって形成する第2導入溝形成工程と、前記合流路を構成する合流孔をエッチングによって前記第1導入溝及び前記第2導入溝の下流側端部同士を繋ぐとともにそれらの下流側端部と前記反応溝の上流側端部とを繋ぐ形状で前記基板を貫通するように形成する合流孔形成工程と、前記基板の前記一方の面を覆うようにその一方の面に第1封止部材を接合することにより、前記第1導入溝、前記反応溝及び前記合流孔のそれぞれの当該一方の面側の開口部を封止する第1封止工程と、前記基板の前記他方の面を覆うようにその他方の面に第2封止部材を接合することにより、前記第2導入溝及び前記合流孔のそれぞれの当該他方の面側の開口部を封止する第2封止工程とを含み、
    前記第1導入溝形成工程は、前記基板の一方の面を第1の深さまでエッチングして前記第1導入溝のうち少なくとも前記合流孔に繋がる部分を形成する第1導入溝接続部形成工程を含み、
    前記反応溝形成工程は、前記基板の一方の面を前記第1の深さよりも大きい第2の深さまでエッチングして前記反応溝のうち少なくとも前記合流孔に繋がる部分を形成する反応溝接続部形成工程を含む、反応装置の製造方法。
  3. 請求項2に記載の反応装置の製造方法において、
    前記第2導入溝形成工程は、前記基板の他方の面を当該基板の板厚と前記第2の深さとの差よりも大きく、かつ、当該基板の板厚と前記第1の深さとの差よりも小さい第3の深さまでエッチングして前記第2導入溝のうち少なくとも前記合流孔に繋がる部分を形成する第2導入溝接続部形成工程を含み、
    前記合流孔形成工程は、前記反応溝接続部形成工程と同時に行われ、前記基板の前記一方の面のうち前記合流孔の形成領域を前記第2の深さまでエッチングする第1工程と、前記第2導入溝接続部形成工程と同時に行われ、前記基板の前記他方の面のうち前記合流孔の形成領域を前記第3の深さまでエッチングする第2工程とを含み、
    前記第1工程で前記第2の深さまでエッチングした部分と前記第2工程で前記第3の深さまでエッチングした部分とが繋がって前記合流孔が貫通する、反応装置の製造方法。
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