JP2010161667A - 画像処理装置と制御方法及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】所定のブロックから成る符号化画像データのうち、1度全ての画像データを復号化し、その結果から抽出された任意の領域を部分的に復号化するための情報を取得することで、抽出された任意の領域を部分的に復号化することを可能にする。
【選択図】 図1
Description
本発明が適用可能な実施形態1の画像処理装置の構成を、図1のブロック図を参照して説明する。図1において、11は入力画像を読み込むためのスキャン処理部である。符号化部12はスキャン処理部11で読み込んだ入力画像に対し、符号化処理を実行する。なお、本実施形態ではJPEG符号化形式でブロック単位で符号化された例を想定する。本実施形態では、符号化部12は任意の領域画像について符号化処理のみを行う。さらに、符号化処理時に任意の領域画像を部分的に復号化する際に起点となるブロック位置と、終了するブロック位置情報を抽出し、抽出した情報を出力しても良い。符号化画像データバッファ13は、符号化部12で符号化された符号化画像データのファイルを格納するバッファである。画像抽出部14は、スキャン処理部11で読み込んだ原画像から任意の領域を抽出して、任意の領域画像についての情報を取得する。画像抽出部14で行われる任意の領域の抽出処理は、例えばエッジ検出や位置座標からの抽出などが挙げられるが、当業者には周知の処理であるためここでは説明しない。画像復号化装置10は、符号化画像データバッファ13から入力された符号化画像データを用いて画像抽出部14で抽出された任意の領域の画像を復号化する。
図2は本発明による画像復号化装置の動作を概念的に表すフローチャートである。本発明においては、前述の画像ファイルを復号化するに際して、まず図2にステップS100で表したように、画像ファイルをライン毎に順に復号化する。そして、画像抽出部14で抽出された任意の領域の画像についての起点ブロックが復号化されたら、ステップS200においてその起点ブロックについての復号化情報を格納する。さらに、抽出された領域に対しライン毎の復号化処理に必要となるブロック数を格納する。ここでの起点ブロックとは、図3に示すように画像抽出部14で抽出された任意の領域の画像に対するライン毎の左端ブロックを指している。そして、前記復号化処理に必要となるブロック数とは、図3に示すライン毎の起点ブロックから終端ブロックまでのブロック数である。この情報が領域を特定するための領域特定情報となる。具体的には図3において、上から3ライン目においては、左から5行目のブロックが起点ブロックとして抽出され、左から6行目のブロックが終端ブロックとして抽出されている。このとき、ブロック数は2となる。同ラインの他のブロックは復号化して出力する対象外であるため、保持するためにテーブルへ格納されない。
次に、図4に表した抽出された任意の領域を部分的に復号化して出力する場合の動作について図5を参照して詳細に説明する。図5において用いられている変数はそれぞれ以下を示す。変数H_INDEXは処理対象のMCUの水平位置を表す。変数V_INDEXは処理対象のMCUの垂直位置を表す。変数NUM_H_MCUは、原画像データの水平方向のMCU数を表す。変数PAT_H_MCUは、抽出された任意の領域データにおける水平方向のMCU数であり、本実施形態においては復号化に必要となるブロック数を表す。変数NUM_V_MCUは原画像データの垂直方向のMCU数を表す。変数PAT_V_MCUは、抽出された任意の領域データにおける垂直方向のMCU数を表す。変数M_COUNTは抽出された任意の領域の画像におけるライン毎の復号処理に必要となるMCUのブロック数を表す。ここで、復号画像データバッファ105は、NUM_H_MCUのMCU数(すなわち、原画像データの1ライン分)を格納できるバッファサイズを備えていることとする。
本実施形態の画像処理装置の特徴を、図4を用いて説明する。図4は、本実施形態の画像処理装置によって符号化画像データが復号化される様子を示した概念図である。ここで、復号画像データバッファ105は、1ライン分のMCUを格納できるバッファサイズ(ここでは、NUM_H_MCUのサイズ分に相当)を備えているとする。
本発明の実施形態2の画像処理装置について説明する。本実施形態の画像処理装置の構成を図6に示す。以降、図6のブロック図を参照して、本実施形態2の画像処理装置の構成を説明する。20は本実施形態に入力される画像データである。PDL変換領域指定部21は、入力画像20からPDL(Page Description Language)に展開される領域を指定して、画像処理装置10にその情報を送信する。10は、本提案の画像処理装置である。PDL生成部22は、画像処理装置10により出力された復号画像を、PDLに変換する。印刷部23は、PDL生成部21により出力されたPDLデータを用いて、印刷処理を実行する。
本発明の目的は前述した実施形態の機能を実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記録媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUまたはMPU)が記録媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することとなり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
11 スキャン処理部
12 符号化部
13 符号化画像データバッファ
14 画像抽出部
20 入力画像
21 PDL変換領域指定部
22 PDL生成部
23 印刷部
101 復号化部
102 復号テーブル作成部
103 復号テーブル格納部
104 制御部
105 復号画像データバッファ
Claims (8)
- 符号化画像データにおいて、指定された任意の領域を復号化し出力する画像処理装置であって、
前記符号化画像データにおいて部分的に指定された領域の復号を行うための復号化情報と前記指定された領域を特定するための領域特定情報とを有する復号化のためのテーブルを作成する復号テーブル作成手段と、
前記復号テーブル作成手段にて生成した復号テーブルを保持する復号テーブル保持手段と、
前記復号テーブル保持手段に保持された情報に基づいて前記指定された領域における前記符号化画像データを復号処理する復号化手段と
を有する画像処理装置。 - 前記符号化データは、ブロック単位で符号化されており、
前記復号テーブル作成手段は、前記指定された領域の復号化を開始する起点ブロックの位置と終了するブロックの位置とを含む前記領域特定情報を生成することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。 - 前記符号化データは、ブロック単位で符号化されており、
前記復号テーブル作成手段は、前記指定された領域の復号化を開始する起点ブロックの位置と前記起点ブロックから続けて復号化するブロックの数とを含む前記領域特定情報を生成することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。 - 前記符号化データは、ブロック単位で符号化されており、
前記復号テーブル作成手段は、前記符号化画像データをその先頭からブロック単位で順に復号化し、前記起点ブロックの復号化におけるDC成分の予測値を前記復号テーブルの一部として生成することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の画像処理装置。 - 前記復号化手段から出力された復号画像データを格納する復号画像データ保持手段を更に有し、
前記復号画像データ保持手段は、少なくとも前記符号化画像データの1ライン分のブロックを格納するサイズを有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の画像処理装置。 - 前記復号画像データ保持手段は、前記復号画像データを展開する際に、前記復号画像データを90度回転した状態で出力することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の画像処理装置。
- 符号化画像データにおいて、指定された任意の領域を復号化し出力する画像処理装置の制御方法であって、
前記画像処理装置の復号テーブル作成手段が、前記符号化画像データにおいて部分的に指定された領域の復号を行うための復号化情報と前記指定された領域を特定するための領域特定情報とを有する復号化のためのテーブルを作成する復号テーブル作成工程と、
前記画像処理装置の復号テーブル保持手段が、前記復号テーブル作成工程にて生成した復号テーブルを保持する復号テーブル保持工程と、
前記画像処理装置の復号化手段が、前記復号テーブル保持工程に保持された情報に基づいて前記指定された領域における前記符号化画像データを復号処理する復号化工程と
を有する制御方法。 - コンピュータを、
前記符号化画像データにおいて部分的に指定された領域の復号を行うための復号化情報と前記指定された領域を特定するための領域特定情報とを有する復号化のためのテーブルを作成する復号テーブル作成手段と、
前記復号テーブル作成手段にて生成した復号テーブルを保持する復号テーブル保持手段と、
前記復号テーブル保持手段に保持された情報に基づいて前記指定された領域における前記符号化画像データを復号処理する復号化手段と
して機能させるためのプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2009002916A JP2010161667A (ja) | 2009-01-08 | 2009-01-08 | 画像処理装置と制御方法及びプログラム |
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JP2010161667A5 JP2010161667A5 (ja) | 2012-02-23 |
Family
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Family Applications (1)
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JP2009002916A Pending JP2010161667A (ja) | 2009-01-08 | 2009-01-08 | 画像処理装置と制御方法及びプログラム |
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Cited By (1)
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JP2012134669A (ja) * | 2010-12-20 | 2012-07-12 | Canon Inc | 画像処理装置、画像処理方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006042169A (ja) * | 2004-07-29 | 2006-02-09 | Canon Inc | 画像処理方法及びその装置 |
JP2007251423A (ja) * | 2006-03-14 | 2007-09-27 | Fujifilm Corp | 画像処理装置及び方法 |
-
2009
- 2009-01-08 JP JP2009002916A patent/JP2010161667A/ja active Pending
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