JP5173547B2 - 画像復号装置及びその制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、ブロック単位に符号化された画像データを復号する技術に関するものである。
近年普及しているディジタルカメラの多くは、撮影した静止画を圧縮符号化する技術としてJPEGを利用している。
JPEGの符号化技術を簡単に説明すると、次の通りである。先ず、符号化しようとする画像データを8×8画素のブロック単位に分割する。そして、分割したブロックについて離散コサイン変換(DCT)を行ない、変換係数ブロックを生成する。その後、この変換係数ブロック内の各変換係数を量子化する。そして、量子化後の変換係数を一定の順序で走査し、変換係数が連続して0となる個数と、変換係数が0以外の値の組に対して、可変長符号語を割り当てて符号化する。この処理を各ブロックについて実行することで、JPEG符号化画像データ(以下、JPEG画像データという)を生成する。
ところで、JPEG画像データを復号する際、その画像を所定の角度だけ回転させたい場合がある。例えば、一般に、ディジタルカメラに搭載された撮像素子の水平方向の画素数は垂直方向の画素数よりも多く、JPEG符号化処理時には、8×8画素のブロックを単位とするラスタースキャンして符号化を行なう。一方、プリンタで印刷する場合、その装置の大型化を防ぐため(コスト削減のため)、記録可能な幅は、最大記録可能な記録紙の短辺としている。つまり、プリンタで印刷する場合、ディジタルカメラで撮像したJPEG画像データを90度回転させて印刷処理することになる。これ以外にも、記録紙の余白(切り取り線)の設定によっては、JPEG画像データを180°、あるいは270°回転させた状態で出力させる場合もある。
このような要望に対して単純に考えられる方法は、対象となるJPEG画像データの全体を先ず復号し、しかる後に所定の角度だけ回転処理を施すことである。
しかし、この方法によると、復号した画像の全体を一時的に保持するための大容量メモリが必要となるばかりでなく、大容量の画像データを回転処理するために回転処理の所要時間も増大するという問題が生ずる。
かかる問題を解決する技術を開示する文献として、特許文献1が挙げられる。
この文献によると、まず、符号化画像データを最初から順番に仮復号処理を行ない、原画像中に予め定めた起点ブロックを復号するために必要とされる復号情報を保持するテーブル(以下、復号テーブルと記す)を得る。しかる後に、復号テーブルを利用して、符号化画像データを起点ブロックから復号し、所定の角度だけ回転させて画像バッファに出力する。以上の処理を行なうことにより、原画像を所定の角度だけ回転させた状態とした時に、記録紙の紙送りの先頭に位置するブロックから順に復号した結果を出力可能となる。
ここで、予め定めた起点ブロックを復号するために必要とされる復号情報は、起点ブロックのファイルポインタと、起点ブロックを復号するために必要な予測値である。JPEG符号化方式においては、予測値として起点ブロックの直前に位置するブロックのDC成分値が必要とされる。
特開2001−86318号公報
ところで、例えばJPEG符号化方式を代表とする符号化画像データには、データ誤りからの復帰に用いられるRSTマーカや、符号化画像データの終端を表すEOIマーカといった符号が付加されるのが一般的である。なお、以降の説明では、これらの符号を「マーカコード」と記す。
マーカコードは符号化画像データ中のバイト境界に挿入される。また、マーカコードのエミュレーションを防止するために、画像データを表す符号化データ列の中に所定のバイト値が挿入される。例えば、JPEG符号化方式では、マーカコードは“0xFF”で始まる符号となっている("0x"は16進数表記を示す)。RSTマーカの符号は“0xFFD0”〜“0xFFD7”であり、EOIマーカの符号は“0xFFD9”である。画像データを表すデータ列中に、バイト境界に“0xFF”が出現した場合は、これらのマーカコードとのエミュレーションを防ぐために、“0x00”が“0xFF”の後に挿入される。なお、以降の説明では、“0xFF”の後に挿入される“0x00”を、「エミュレーション防止バイト」と記す。
従来技術においては、エミュレーション防止バイトに対する具体的な処理方法は明らかではない。例えば、JPEG画像が図4(a)に示すように、水平方向に4つ、垂直方向に3つの画素ブロック(それぞれ8×8画素)の場合を考察する。ここで、図4(a)におけるマス目の中に記述された数字は、この順番に符号化されていることを示している。さて、図4(a)のJPEG画像の場合、出力する領域の幅が水平方向に2ブロックを単位とする場合、図4(b)の0乃至eで示される位置(ファイルポインタ)を求めることが必要になる。すなわち、図4(c)に示す復号テーブルを作成する必要がある。
しかしながら、もし、エミュレーション防止バイトの直前(図5(b)のb,e)が設定された場合は、画像復号装置には“0xFF”は入力されず、“0x00”が起点ブロックに対応する符号化画像データの開始点として設定されてしまう。この場合は、画像復号装置は入力された“0x00”がエミュレーション防止バイトであるのか符号語であるのかを判別できなくなってしまう。
しかしながら、従来技術においては、起点ブロックのファイルポインタに図4(b)のa〜eで示される位置を設定するための具体的な解決策が示されていない。
ここで、図14に示す構成の画像復号装置を用いてエミュレーション防止バイトを処理する場合を考える。図示において、401は符号化画像データ入力部であり、符号化データをビット順に入力する。402は、符号化画像データを頭出しするシフタである。403は、エミュレーション防止バイトが存在するか否を判定する00判定部である。404は、復号を行ない、符号語長を出力する符号テーブルである。405は、復号された変換係数の個数を計数し、ブロックの終端を復号したか否かを判定するカウンタである。
図4の0乃至eで示される位置にファイルポインタを設定するためには、まずブロックの終端を復号したか否かを判定する。該ブロック終端の符号語の直後にエミュレーション防止バイトが存在するか否かを00判定部403が判定して、該判定結果に基づいてシフタ402が符号化画像データの頭出しを行なう必要がある。このような構成では、LSIに実装する場合にはクリティカル・パスが長くなり、高い周波数で高速に動作させることが難しいという問題がある。
また、従来技術においては、マーカコードに対する具体的な処理方法は明らかではなかった。図11(a)の符号化画像データに対して、同図(b)に示すようにファイルポインタを設定するため、同図(c)に示すように、マーカコードの直前に位置するファイルポインタを復号テーブルに登録した場合を考える。もしもマーカコード“0xFFD1”及び“0xFFD3”の直後に位置するブロック(図11(a)のブロック(7)及びブロック(13))を起点として部分的に復号を行なった場合、マーカコードを再び復号することになり、復号処理時間の増大を招く。
本発明はかかる問題点に鑑みなされたものであり、ブロック単位に可変長符号化され、かつ、マーカコードが挿入された符号化画像データから、ランダムにブロック単位の復号処理を効率良く実行することを可能ならしめる復号技術を提供しようとするものである。
かかる課題を解決するため、例えば本発明の画像復号装置は以下の構成を備える。すなわち、
ブロック単位で符号化され、所定のビットパターンで始るマーカコード、並びに、符号語が前記マーカコードの前記所定ビットパターンと同じになった場合に、前記マーカコードと区別するために前記符号語に後続してエミュレーション防止バイトを示す識別データが挿入された符号化画像データを復号する画像復号装置であって、
前記符号化画像データを復号するとともに、符号長を出力する復号手段と、
前記符号化画像データに挿入された前記マーカコード、前記識別データを検出して、該マーカコードの位置情報、識別データの位置情報を出力するとともに、前記符号化画像データに挿入された前記識別データを削除して出力する識別データ削除手段と、
前記復号手段を制御し、前記識別データ削除手段によって識別データが削除された符号化画像データを復号するとともに、符号長を出力させる第1の復号制御手段と、
前記識別データ削除手段から出力された前記識別データの位置情報に基づいて、前記第1の復号制御手段の下で復号された符号化画像データに、前記識別データが含まれていたか否かを判定し、前記識別データが含まれていると判定した場合、第1の復号制御手段の制御の下で前記復号手段が出力した符号長に前記識別データの長さを加算する識別データ判定手段と、
前記識別データ削除手段から出力された前記マーカコードの位置情報に基づいて、マーカコードの長さを検出するマーカコード長検出手段と、
前記識別データ判定手段によって識別データの長さを加算した符号長と、前記マーカコード長検出手段によって検出されたマーカコードの長さとを累算し、ブロック単位で出力する累算手段と、
前記累積手段によって出力される符号長に基づき、前記符号化画像データ中の、所定のブロックに対応する符号化データの格納アドレス情報を、復号のための復号テーブルに登録する登録手段と、
前記復号手段を制御し、前記登録手段によって復号テーブルに登録されたアドレス情報に従って、所定のブロックの位置から所定のブロック数の符号化画像データを復号させる第2の復号制御手段とを備える。
本発明によれば、ブロック単位に可変長符号化され、かつ、マーカコードが挿入された符号化画像データから、ランダムにブロック単位の復号処理を効率良く実行することが可能になる。
以下、添付図面に従って本発明に係る実施形態を詳細に説明する。
[第1の実施形態]
第1の実施形態の画像復号装置を、プリンタに搭載した例を説明する。図2は、そのプリンタのブロック構成図である。
図2において、11は符号化画像データのファイルを格納するバッファである。10は画像復号部であり、符号化画像データバッファ11から入力された符号化画像データを復号する。
画像復号部10は、JPEG画像データを復号する。JPEG符号化では、少なくとも1つの変換係数ブロックから成るMCU(Minimum Coded Unit)と呼ばれるブロックを処理単位として符号化及び復号が行なわれる。なお、本実施形態では、復号対象の符号化画像データはJPEG符号化画像データを例にして説明するが、この符号化の種類によって本発明が限定されるものではない。例えば、MPEG符号化方式で符号化された画像データを処理してもよい。要は、MCU等の画素ブロックを単位に、可変長符号化された画像であれば適用できる。画像復号部10は、復号処理を行なっていく中で、復号された画像データと、DC予測値と累積符号長を出力する。
12は、画像復号部10と復号テーブル作成部14を制御する制御部である。また、この制御部12は、外部装置からのJPEG符号化データの入力、及び、バッファ11への格納処理も行なう。JPEG符号化データの入力源は、本装置が接続されるホストコンピュータであっても良いし、メモリカードスロットに接続されたメモリカードでも構わない。
13は、画像復号部10によって復号された画像データを格納する復号画像データバッファである。14は、画像復号部10から出力されたDC予測値(着目画素ブロックの直前の画素ブロックのDC値)と累積符号長を基に、MCUのファイルポインタとDC予測値を保持する復号テーブルを作成する復号テーブル作成部である。15は、復号テーブル作成部14によって作成された復号テーブルを格納する復号テーブル格納部である。
JPEG符号化においては、変換係数のうちのDC成分に関しては、直前のMCUを構成する変換係数ブロックのDC成分を予測値とし、その予測値と着目MCUの変換係数ブロックのDC成分との差分を符号化する。従って、画像の途中にある或るMCUから復号する場合は、そのMCUのファイルポインタのみならず、直前のMCUを構成する変換係数ブロックのDC成分値をDC予測値として保持しておく必要がある。
画像復号部10は、復号テーブルを作成するために符号化画像データに対して1回目の復号処理を行なった後、制御部12の指示に基づいて、該復号テーブルを用いて所定のMCUから部分的に2回目以降の復号処理を行なう。なお、復号テーブルを用いて所定のMCUから部分的に復号処理を行なう方法については、従来技術において周知であるので、ここでは説明しない。
16は、本実施形態の画像復号装置によって復号された画像データに対し、印刷のための諸々の画像処理を行なう画像処理部である。画像処理部16によって行なわれる画像処理は、例えば回転処理、色変換やハーフ・トーン化などが挙げられるが、当業者には周知であるので、ここでは説明しない。また、本発明は画像処理部16によって実行される画像処理の方法に限定されないことは言うまでもない。17は、画像処理部16から出力された画像データを印刷する印刷部である。なお、本実施形態では印刷部17に画像データが出力されるが、本発明は無論これに限定されるものではなく、例えば表示装置に画像データが出力されてもよい。
多くのディジタルカメラでは、カメラを正立状態(ランドスケープ撮影状態)にしたときの撮像素子の水平方向の画素数をW、垂直方向の画素数をHとすると、W>Hの関係にある。また、符号化順は、この水平方向を基準とするラスタースキャン順である。
一方、一般にプリンタ装置は、その装置の印刷可能な記録紙の最大サイズが仮にA4であるとした場合、記録ヘッドの走査運動による記録できる範囲は、コスト削減、並びに、装置の小型化のため、A4の短辺を基準に設計されている。これは、実施形態における印刷部17でも同じである。従って、少ないメモリを利用して、一回の記録ヘッドの走査運動によって印刷される符号化画像データのみを復号するためには、MCUを部分的に復号することが必要になる。つまり、実施形態における特徴部分は画像復号部10にある。
そこで、画像復号部10の詳細ブロック構成図を図1に示し、その処理の内容を更に詳しく説明する。
101は、バッファ11から符号化画像データを入力する符号化画像データ入力部である。102は、符号化画像データ入力部101を介して入力された符号化画像データに対して、バイト境界に出現する“0xFF”に続く“0x00”(エミュレーション防止バイト)を検出して削除する00削除部である。この00削除部は、エミュレーション防止バイトである識別データを削除する識別データ削除手段として機能するものである。例えば、図3(a)に示すエミュレーション防止バイトが存在した場合、00削除部102は、エミュレーション防止バイトを削除した符号化画像データ(図3(b))と、“0x00”の直前の位置(“0xFF”のLSB)を示すエミュレーション防止バイト位置データとを出力する。エミュレーション防止バイト位置データは、“0x00”の直前のビット位置(“0xFF”のLSB)の値を“1”とし、それ以外を“0”としたものであり、図3(c)に示すようになる。
本第1の実施形態において、00削除部102は、符号化画像データを2バイトずつ処理する。00削除部102は、エミュレーション防止バイトを検出した場合は、当該バイトを削除するので、後述するシフタ103及びシフタ104へ各々上記2種類のデータを1バイトずつ出力する。そうでない場合は、00削除部102は、上記2つのデータを2バイトずつ出力する。なお、本発明は実施形態の00削除部102によって処理されるバイト数に限定されるものではなく、例えば4バイトずつ処理してもよい。
103は、エミュレーション防止バイト削除後の符号化画像データを頭出しするシフタである。104は、エミュレーション防止バイト位置データを頭出しするシフタである。
105は、シフタ104によって頭出しされたエミュレーション防止バイト削除後の符号化画像データに対して復号を行ない、DC予測値を含む復号データと符号長とを出力する符号テーブルである。符号テーブル105から出力された符号長は、シフタ103及びシフタ104に各々入力され、エミュレーション防止バイト削除後の符号化画像データ及びエミュレーション防止バイト位置データが夫々頭出しされる。
107は、符号テーブル105によって復号された符号化画像データの中に、エミュレーション防止バイトが含まれているか否かを判定する符号長算出部である。符号長算出部107は、シフタ104から出力されるエミュレーション防止バイト位置データを参照する。具体的には、エミュレーション防止バイト位置データのうち、符号テーブル105から出力された符号長で示されるビット数の中に、“1”が存在するか否かを判定する。“1”が存在する場合は、符号テーブル105によって復号された符号データの中に、エミュレーション防止バイトが含まれているので、符号テーブル105から出力された符号長に8(エミュレーション防止コードのデータ長(ビット数))を加算する。加算された値は符号長累算部108へ出力される。そうでなければ、符号テーブル105によって復号された符号データの中に、エミュレーション防止バイトが含まれていないので、符号テーブル105から出力された符号長を、そのまま出力する。
例えば、図3(b)に示したMCUの最後の符号の符号長が24ビットであるとする。図3(c)に示したエミュレーション防止バイト位置データの24ビット目に“1”が存在するので、符号テーブル105によって復号された符号データには、エミュレーション防止バイトが含まれていると判定される。よって、符号長累算部108へは、24+8=32が符号長として符号長算出部107から出力される。一方、シフタ103及びシフタ104は、エミュレーション防止バイト削除後のデータを保持しているので、エミュレーション防止バイトを加算する前の符号長が符号テーブル105から入力される。
なお、符号テーブル105から出力された符号長で示されるビット数の中に、“1”がn個(nは1以上)含まれる場合、符号テーブル105から出力された符号長に8×nが加算される。即ち、復号された符号の中にエミュレーション防止バイトがn個含まれる場合は、8×nビットが符号テーブル105によって復号された符号長に加算される。
108は、符号長算出部107から出力された符号長を累算する符号長累算部である。106は、符号テーブル105によって復号された変換係数の個数を計数するカウンタである。カウンタ106は、復号された変換係数がMCUを構成する変換係数の個数に達すると、符号長累算部108にその旨を通知する。符号長累算部108は、累算された符号長を図2の復号テーブル作成部14へMCU毎に出力する。
次に、本実施形態の画像復号装置によって作られる復号テーブルを、図4を用いて説明する。
図4(a)に示された画像データは、説明の為に画像データを構成するMCUに対して各々番号を付与したものである。図4(b)に示された符号化画像データは、図4(a)に示された画像データを構成する各々のMCUに対応するデータを示したものである。MCU4及びMCU10の最後の符号化画像データは、バイト境界に位置する“0xFF”で終了している。よって、エミュレーション防止バイトである“0x00”が該“0xFF”の直後に付加される。図4(c)に示された復号テーブルは、本実施形態の画像復号装置によって作られる復号テーブルを示したものである。該復号テーブルの0〜eは、符号化画像データの0〜eの位置(ファイルポインタ)と、画像データのMCU1,3,5,7,9,11に各々対応している。
本実施形態の画像復号装置では、00削除部102によって検出されたエミュレーション防止バイト位置データを基に、符号長算出部107が符号長を算出し、符号長累算部108へ出力する。符号テーブル105によって復号された符号データの中に、エミュレーション防止バイトが含まれている場合は、エミュレーション防止バイトのビット長である“8”が加算された符号長が符号長累算部108によって累算される。よって、復号テーブル作成部14は、図4(b)及び(c)に示すように、MCUバイト境界の“0xFF”で終了している場合に、後続する“0x00”の直後の位置を復号テーブルに登録することができる。
なお、本発明の画像復号装置は、図2に示される実施形態に限定されるものではない。図6に示すように画像復号部10(第1の復号部)とは別の画像復号部18(第2の復号部)が、復号テーブルを参照し所定のMCUを起点として部分的に復号を行なうようにしてもよい。この場合、複数の符号化画像データに対して、復号テーブルを作成する処理と、該復号テーブルを参照して所定のMCUを起点として部分的に復号を行なう処理を、パイプライン化して行なうことができる。例えば、画像復号部18が第1の符号化画像データを部分的に復号している間に、画像復号部10と復号テーブル作成部14が第2の符号化画像データの復号テーブルを作成することが可能である。
<第2の実施形態>
第2の実施形態の画像復号装置の構成を、図2及び図7のブロック図を参照して説明する。
本第2の実施形態の画像復号装置の構成は、図2に示す画像復号部10の内部の詳細な構成を除いて先に説明した第1の実施形態と同様である。画像復号部10の詳細な構成を、図7を参照して説明する。
図7において、201は、符号化画像データを入力する符号化画像データ入力部である。202は、符号化画像データ入力部を介して入力された符号化画像データにおいて、バイト境界に出現するマーカコードを検出し、マーカコード位置データを出力するマーカ位置検出部である。マーカコードはバイト境界に存在する“0xFF”と、それに続く“0x00”以外の8ビットの符号から成る。図8にマーカコードと、マーカコード位置データの例を示す。図8(a)は、入力される符号化画像データを例示したものである。マーカコードは“0xFFD0”である。マーカコードをバイト境界に整列させるために、直前に0〜7ビットのパディング・ビットが付加される。パディング・ビットの値は“1”である。図8(a)では、6ビットのパディング・ビットが付加されている。図8(b)は、図8(a)の符号化画像データに対応するマーカコード位置データを例示したものである。マーカコード位置データは、マーカコードを構成するビット列のうち、最初の8ビットである“0xFF”に対応するビット位置の値を“1”とし、それ以外を“0”としたものである。
203は、符号化画像データを頭出しするシフタである。204は、マーカコード位置データを頭出しするシフタである。
205は、シフタ203によって頭出しされた符号化画像データを復号し、DC予測値を含む復号データと符号長とを出力する符号テーブルである。符号テーブル205から出力された符号長は、制御部206と符号長選択部208へ出力される。
207は、シフタ203が保持するデータの先頭(MSB)にマーカコードまたはパディング・ビットが存在するか否かを判定し、存在すると判定した場合はそのビット長を出力するマーカ長検出部である。マーカ長検出部207は、シフタ204によって頭出しされたマーカコード位置データと、シフタ203によって頭出しされた符号化画像データを基に、マーカコードまたはパディング・ビットが存在するか否かを判定する。具体的には、マーカコード位置データによって示されるマーカ位置がMSBにあるか、頭出しされた符号化画像データのうち該マーカ位置より左側にあるビットが全て“1”である場合は、それらが存在すると判定する。例えば、図9(a)において、頭出しされた符号化画像データのうちマーカ位置(図9(b))より左側にある6ビットが全て“1”であるので、マーカコードまたはパディング・ビットが存在すると判定される。
マーカ長検出部207は、マーカコードまたはパディング・ビットが存在する場合は、それらの合計ビット長を制御部206と符号長選択部208に出力する。そうでない場合は、0を出力する。
208は、制御部206からの指示に基づいて、符号テーブル205から出力された符号長と、マーカ長検出部207から出力された合計ビット長のいずれかを選択する符号長選択部である。符号長選択部208から出力されたビット長は、符号長累算部210、シフタ203及びシフタ204へ入力される。シフタ203及びシフタ204は、該ビット長を頭出し量として各々の保持するデータの頭出しを行なう。
206は、符号長選択部208と符号長累算部210とを制御する制御部である。制御部206は、マーカコードまたはパディング・ビットが存在する場合に、マーカ長検出部207から出力された合計ビット長を符号長選択部208に選択させる。そうでない場合は、符号テーブル205から出力された符号長を選択させる。さらに、シフタ203が保持する有効ビット長と、マーカコード及びパディング・ビットの合計最大長(15ビット)とを比較する。シフタ203が保持する有効ビット長が、上記最大長を超えた場合は、制御部206はその旨を符号長累算部210に通知する。
210は、符号長選択部208によって選択された符号長あるいはビット長を累算する符号長累算部である。209は、符号テーブル205によって復号された変換係数の個数を計数するカウンタである。復号された変換係数がMCUを構成する変換係数の個数に達すると、符号長累算部210に通知する。符号長累算部219は、カウンタ209及び制御部206から上記通知を受けたときに、累算された符号長を図2の復号テーブル作成部14へMCU毎に出力する。
次に、本第2の実施形態の画像復号装置によって作られる復号テーブルを、図10を用いて説明する。
図10(a)に示された画像データは、説明の為に画像データを構成するMCUに対して各々番号を付与したものである。図10(b)に示された符号化画像データは、図10(a)に示された画像データを構成する各々のMCUに対応するデータを示したものである。MCU7及びMCU13の符号化画像データの直前には、マーカコードである“0xFFD1”と“0xFFD3”が各々挿入されている。図10(c)に示された復号テーブルは、本実施形態の画像復号装置によって作られる復号テーブルを示したものである。該復号テーブルの0〜gは、夫々符号化画像データの0〜gの位置(ファイルポインタ)と、画像データのMCU1,3,5,7,9,11,13,15に対応している。
本第2の実施形態の画像復号装置では、シフタ203が保持する有効ビット長と、マーカコード及びパディング・ビットの合計最大長(15ビット)とが比較される。上記最大長を超えた場合は、制御部206はその旨を符号長累算部210に通知し、しかる後に符号長累算部210は累算された符号長を復号テーブル作成部14へMCU毎に出力する。即ち、MCUの直後にマーカコードが存在するか否かが制御部206によって判定された後に、累算された符号長が符号長累算部210から出力される。
ゆえに、図10(b)及び図10(c)に示したように、マーカコードの直後の位置c及びfが、復号テーブルに登録される。MCU7やMCU13を起点として部分的に復号する場合には、図10(b)のcやfの位置から符号化画像データが画像復号部10に入力され、復号処理が開始される。よって、本実施形態の画像復号装置では、MCU7やMCU13の直前のマーカコードに対する処理が1回で済むので、所定のMCUを起点として部分的に復号する際のオーバーヘッドが削減される。
<第3の実施形態>
本発明の第3の実施形態の画像復号装置の構成を、図2及びの図12のブロック図を参照して説明する。
本実施形態の画像復号装置の構成は、図2に示す画像復号部10の内部の詳細な構成を除いて第1の実施形態と同様である。画像復号部10の詳細な構成を図12を参照して説明する。
301は、符号化画像データを入力する符号化画像データ入力部である。302は、符号化画像データ入力部を介して入力された符号化画像データに対して、エミュレーション防止バイトとマーカコードを検出する00削除・マーカ位置処理部である。00削除・マーカ位置処理部302は、エミュレーション防止バイトを削除した符号化画像データ(図3(b))と、“0x00”の直前の位置(“0xFF”のLSB)を示すエミュレーション防止バイト位置データ(図3(c))とを出力する。さらに、00削除・マーカ位置処理部302は、図8(b)に示すマーカコード位置データを出力する。
303は、エミュレーション防止バイト削除後の符号化画像データを頭出しするシフタである。304は、エミュレーション防止バイト位置データを頭出しするシフタである。305は、マーカコード位置データを頭出しするシフタである。
306は、シフタ304によって頭出しされたエミュレーション防止バイト削除後の符号化画像データに対して復号を行ない、DC予測値を含む復号データと符号長とを出力する符号テーブルである。符号テーブル306から出力された符号長は、シフト量選択部310と符号長算出部307へ入力される。
307は、符号テーブル306によって復号された符号化画像データの中に、エミュレーション防止バイトが含まれているか否かを判定する符号長算出部である。符号長算出部307は、シフタ304から出力されるエミュレーション防止バイト位置データを参照し、符号テーブル306によって復号された符号の符号長にエミュレーション防止バイトの長さを加算する。
308は、シフタ303が保持するデータの先頭(MSB)にマーカコードまたはパディング・ビットが存在するか否かを判定し、存在すると判定した場合はそのビット長を出力するマーカ長検出部である。マーカ長検出部308は、シフタ305によって頭出しされたマーカコード位置データと、シフタ303によって頭出しされた符号化画像データを基に、マーカコードまたはパディング・ビットが存在するか否かを判定する。マーカコードまたはパディング・ビットが存在する場合は、それらの合計ビット長を制御部309、シフト量選択部310と符号長選択部311とに出力する。そうでない場合は、0を出力する。
310は、制御部309からの指示に基づいて、符号テーブル306から出力された符号長と、マーカ長検出部308から出力された合計ビット長のいずれかを選択するシフト量選択部である。シフト量選択部310によって選択されたビット長は、シフタ303、シフタ304及びシフタ305に対して、頭出しするビット数として入力される。
311は、制御部309からの指示に基づいて、符号長算出部307から出力された符号長と、マーカ長検出部308から出力された合計ビット長のいずれかを選択する符号長選択部である。
309は、符号長選択部311と符号長累算部313とを制御する制御部である。制御部309は、マーカコードまたはパディング・ビットが存在する場合に、マーカ長検出部308から出力された合計ビット長を符号長選択部311に選択させる。そうでない場合は、符号長算出部307から出力された符号長を選択させる。制御部309は、さらに、シフタ303が保持する有効ビット長と、マーカコード及びパディング・ビットの合計最大長(15ビット)とを比較する。シフタ303が保持する有効ビット長が上記最大長を超えた場合は、制御部309はその旨を符号長累算部313に通知する。
313は、符号長選択部311によって選択された符号長あるいはビット長を累算する符号長累算部である。312は、符号テーブル306によって復号された変換係数の個数を計数するカウンタである。復号された変換係数がMCUを構成する変換係数の個数に達すると、符号長累算部313にその旨を通知する。符号長累算部313は、カウンタ312及び制御部309から上記通知を受けたときに、累算された符号長を図2の復号テーブル作成部14へMCU毎に出力する。
次に、本第3の実施形態の画像復号装置によって作られる復号テーブルを、図13を用いて説明する。
図13(a)に例示する画像データは、説明の為に画像データを構成するMCUに対して各々番号付けを行なったものである。図13(b)に例示する符号化画像データは、図13(a)に例示された画像データを構成する各々のMCUに対応する符号化データを示したものである。MCU3及びMCU10の最後の符号化画像データは、バイト境界に位置する“0xFF”で終了している。よって、エミュレーション防止バイトである“0x00”が該“0xFF”の直後に付加されている。さらに、MCU7の符号化画像データの直前には、マーカコードである“0xFFD1”が挿入されている。
図13(c)に例示する復号テーブルは、本第3の実施形態の画像復号装置によって作られる復号テーブルを示したものである。該復号テーブルの0〜eは、夫々符号化画像データの0〜eの位置(ファイルポインタ)と、画像データのMCU1,3,5,7,9,11に対応している。
本第3の実施形態の画像復号装置では、00削除・マーカ位置処理部302によって検出されたエミュレーション防止バイト位置データを基に、符号長算出部307が符号長を算出し、符号長累算部313へ出力する。符号テーブル306によって復号された符号データの中に、エミュレーション防止バイトが含まれている場合は、エミュレーション防止バイトのビット長である8が加算された符号長が符号長累算部313によって累算される。よって、復号テーブル作成部14は、図13(b)に示すように、MCUがバイト境界の“0xFF”で終了している場合に、後続する“0x00”の直後の位置を復号テーブルに登録することができる。
さらに、本第3の実施形態の画像復号装置では、シフタ303が保持する有効ビット長と、マーカコード及びパディング・ビットの合計最大長(15ビット)とが比較される。上記最大長を超えた場合は、制御部309はその旨を符号長累算部313に通知し、しかる後に符号長累算部313は累算された符号長を復号テーブル作成部14へMCU毎に出力する。即ち、MCUの直後にマーカコードが存在するか否かが制御部309によって判定された後に、累算された符号長が符号長累算部313から出力される。
ゆえに、図13(b)及び図13(c)に示したように、マーカコードの直後の位置cが、復号テーブルに登録される。MCU7を起点として部分的に復号する場合には、図13(b)のcの位置から符号化画像データが画像復号部10に入力され、復号処理が開始される。よって、本第3の実施形態の画像復号装置では、MCU7の直前のマーカコードに対する処理が1回で済むので、所定のMCUを起点として部分的に復号する際のオーバーヘッドが削減される。
以上説明したように本実施形態によれば、識別データ位置情報に基づいて、復号された符号化画像データに、識別データが含まれていたか否かを判定する。該判定結果を基に、復号された符号長に識別データの長さを予め加算してから累算し、ブロック単位で出力する。よって、ブロックの終端の符号語であるか否かを判定することなく、識別データの直後の位置を確実に復号テーブルに登録できるので、高速に復号処理を行なうことが可能となる。さらに、マーカコードの直後の位置が復号テーブルに格納されるため、マーカコードに対する処理が復号テーブル作成時の1回で済むので、復号処理時間が短縮される。
従って、本第1乃至第3の実施形態によれば、JPEG符号化画像データの様に、ブロック単位に可変長符号化され、かつ、マーカコードが挿入された符号化画像データから、ランダムにブロック単位の復号処理を効率良く実行することが可能になる。
<その他の実施形態>
なお、上記の各実施形態では、復号しようとする画像データが、水平方向に4個の、垂直方向に3個又は3個のMCU(ブロック)で構成される例を示したが、これは説明を分かりやすくするためのものである。
すなわち、復号対象の画像データが水平方向にM個(M>1)、垂直方向にN個(N>1)のブロックで構成されるものと定義し、且つ、復号処理では水平方向にL個(L<M)、垂直方向にN個のブロックで表わされるサイズの領域の画像を復号する場合、復号のためのテーブルには、水平方向にL個のブロック間隔に位置するブロックの符号化データの格納アドレス情報を登録すれば良い。そして、各登録したアドレス情報で示されるブロックからL個のブロック数の符号化データを復号すればよい。
また、本発明は、上記第1乃至第3の実施形態と同等の処理を、コンピュータプログラムでも実現できる。この場合、図1をはじめとする構成要素の各々は関数、もしくはサブルーチンとして機能すれば良い。
また、通常、コンピュータプログラムは、CD−ROM等のコンピュータ可読記憶媒体に格納されており、それを、コンピュータが有する読取り装置(CD−ROMドライブ等)にセットし、システムにコピーもしくはインストールすることで実行可能になる。従って、かかるコンピュータ可読記憶媒体も本発明の範疇にあることは明らかである。
第1の実施形態の画像復号装置の画像復号部のブロック構成図である。 実施形態が適用するプリンタのブロック構成図である。 第1の実施形態の画像復号装置の00削除部が出力するデータを例示する図である。 第1の実施形態の画像復号装置によって作られる復号テーブルとその作成の原理を示す図である。 従来技術の画像復号装置によって作られる復号テーブルについての問題点を説明するための図である。 第1の実施形態における他のプリンタのブロック構成図である。 第2の実施形態の画像復号装置の画像復号部のブロック構成図である。 第2の実施形態の画像復号装置のマーカ位置検出部が出力するデータを例示する図である。 第2の実施形態の画像復号装置のマーカ位置検出部が出力するデータを例示する図である。 第2の実施形態の画像復号装置によって作られる復号テーブルとその作成の原理を示す図である。 従来技術の画像復号装置によって作られる復号テーブルとその問題点を示す図である。 第3の実施形態の画像復号装置の画像復号部のブロック構成図である。 第3の実施形態の画像復号装置によって作られる復号テーブルとその作成の原理を示す図である。 従来技術の画像復号装置のブロック構成図である。

Claims (7)

  1. ブロック単位で符号化され、所定のビットパターンで始るマーカコード、並びに、符号語が前記マーカコードの前記所定ビットパターンと同じになった場合に、前記マーカコードと区別するために前記符号語に後続してエミュレーション防止バイトを示す識別データが挿入された符号化画像データを復号する画像復号装置であって、
    前記符号化画像データを復号するとともに、符号長を出力する復号手段と、
    前記符号化画像データに挿入された前記マーカコード、前記識別データを検出して、該マーカコードの位置情報、識別データの位置情報を出力するとともに、前記符号化画像データに挿入された前記識別データを削除して出力する識別データ削除手段と、
    前記復号手段を制御し、前記識別データ削除手段によって識別データが削除された符号化画像データを復号するとともに、符号長を出力させる第1の復号制御手段と、
    前記識別データ削除手段から出力された前記識別データの位置情報に基づいて、前記第1の復号制御手段の下で復号された符号化画像データに、前記識別データが含まれていたか否かを判定し、前記識別データが含まれていると判定した場合、第1の復号制御手段の制御の下で前記復号手段が出力した符号長に前記識別データの長さを加算する識別データ判定手段と、
    前記識別データ削除手段から出力された前記マーカコードの位置情報に基づいて、マーカコードの長さを検出するマーカコード長検出手段と、
    前記識別データ判定手段によって識別データの長さを加算した符号長と、前記マーカコード長検出手段によって検出されたマーカコードの長さとを累算し、ブロック単位で出力する累算手段と、
    前記累積手段によって出力される符号長に基づき、前記符号化画像データ中の、所定のブロックに対応する符号化データの格納アドレス情報を、復号のための復号テーブルに登録する登録手段と、
    前記復号手段を制御し、前記登録手段によって復号テーブルに登録されたアドレス情報に従って、所定のブロックの位置から所定のブロック数の符号化画像データを復号させる第2の復号制御手段とを備える
    ことを特徴とする画像復号装置。
  2. 復号対象の前記符号化画像データが水平方向にM個(M>1)、垂直方向にN個(N>1)のブロックで構成され、前記第2の復号制御手段が水平方向にL個(L<M)、垂直方向にN個のブロックで表わされるサイズの領域の画像を復号する場合、
    前記登録手段は、水平方向にL個の間隔に位置する各ブロックに対応する符号化データの格納アドレス情報を前記復号テーブルに登録することを特徴とする請求項に記載の画像復号装置。
  3. 更に、前記第2の復号制御手段で復号した水平方向にL個、垂直方向にN個のブロックから成る領域の画像を単位に印刷処理する印刷処理手段を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像復号装置。
  4. 前記符号化画像データを復号するとともに、符号長を出力する復号手段を有し、ブロック単位で符号化され、所定のビットパターンで始るマーカコード、並びに、符号語が前記マーカコードの前記所定ビットパターンと同じになった場合に、前記マーカコードと区別するために前記符号語に後続してエミュレーション防止バイトを示す識別データが挿入された符号化画像データを復号する画像復号装置の制御方法であって、
    前記符号化画像データに挿入された前記マーカコード、前記識別データを検出して、該マーカコードの位置情報、識別データの位置情報を出力するとともに、前記符号化画像データに挿入された前記識別データを削除して出力する識別データ削除工程と、
    前記復号手段を制御し、前記識別データ削除工程によって識別データが削除された符号化画像データを復号するとともに、符号長を出力させる第1の復号制御工程と、
    前記識別データ削除工程から出力された前記識別データの位置情報に基づいて、前記第1の復号制御工程の下で復号された符号化画像データに、前記識別データが含まれていたか否かを判定し、前記識別データが含まれていると判定した場合、第1の復号制御工程の制御の下で前記復号手段が出力した符号長に前記識別データの長さを加算する識別データ判定工程と、
    前記識別データ削除工程から出力された前記マーカコードの位置情報に基づいて、マーカコードの長さを検出するマーカコード長検出工程と、
    前記識別データ判定工程によって識別データの長さを加算した符号長と、前記マーカコード長検出工程によって検出されたマーカコードの長さとを累算し、ブロック単位で出力する累算工程と、
    前記累積工程によって出力される符号長に基づき、前記符号化画像データ中の、所定のブロックに対応する符号化データの格納アドレス情報を、復号のための復号テーブルに登録する登録工程と、
    前記復号手段を制御し、前記登録工程によって復号テーブルに登録されたアドレス情報に従って、所定のブロックの位置から所定のブロック数の符号化画像データを復号させる第2の復号制御工程と
    を備えることを特徴とする画像復号装置の制御方法。
  5. ブロック単位で符号化され、所定のビットパターンで始るマーカコード、並びに、符号語が前記マーカコードの前記所定ビットパターンと同じになった場合に、前記マーカコードと区別するために前記符号語に後続してエミュレーション防止バイトを示す識別データが挿入された複数の符号化画像データを復号する画像復号装置であって、
    前記符号化画像データに挿入された前記マーカコード、前記識別データを検出して該マーカコードの位置情報、識別データの位置情報を出力するとともに、該符号化画像データに挿入された前記識別データを削除して出力する識別データ削除手段と、
    前記識別データ削除手段によって識別データが削除された符号化画像データを復号するとともに、符号長を出力する第1の復号手段と、
    前記識別データ削除手段から出力された識別データの位置情報に基づいて、前記第1の復号手段によって復号された符号化画像データに、前記識別データが含まれていたか否かを判定し、前記識別データが含まれていると判定した場合、第1の復号手段から出力された符号長に前記識別データの長さを加算する識別データ判定手段と、
    前記識別データ削除手段から出力されたマーカコードの位置情報に基づいて、マーカコードの長さを検出する付加データ長検出部と、
    前記識別データ判定手段によって識別データの長さを加算した符号長と、前記付加データ長検出部によって検出されたマーカコードの長さとを累算し、ブロック単位で出力する累算手段と、
    前記累積手段によって出力される符号長に基づき、前記符号化画像データ中の、所定のブロックに対応する符号化データの格納アドレス情報を、復号のための復号テーブルに登録する登録手段と、
    前記登録手段によって復号テーブルに登録されたアドレス情報に従って、所定のブロックの位置から所定のブロック数の符号化画像データを復号する、前記第1の復号手段とは独立した第2の復号手段と、
    前記第1の復号手段、前記第2の復号手段を制御し、前記第1の復号手段による着目符号化画像データの復号処理と、前記第2の符号化手段による前記着目符号化画像データの1つ前の符号化画像データを復号処理を並列して実行させる制御手段と
    を備えることを特徴とする画像復号装置。
  6. ブロック単位で符号化され、所定のビットパターンで始るマーカコード、並びに、符号語が前記マーカコードの前記所定ビットパターンと同じになった場合に、前記マーカコードと区別するために前記符号語に後続してエミュレーション防止バイトを示す識別データが挿入された複数の符号化画像データを復号する画像復号装置の制御方法であって、
    前記符号化画像データに挿入された前記マーカコード、前記識別データを検出して該マーカコードの位置情報、識別データの位置情報を出力するとともに、該符号化画像データに挿入された前記識別データを削除して出力する識別データ削除工程と、
    前記識別データ削除工程によって識別データが削除された符号化画像データを復号するとともに、符号長を出力する第1の復号工程と、
    前記識別データ削除工程から出力された識別データの位置情報に基づいて、前記第1の復号工程によって復号された符号化画像データに、前記識別データが含まれていたか否かを判定し、前記識別データが含まれていると判定した場合、第1の復号工程から出力された符号長に前記識別データの長さを加算する識別データ判定工程と、
    前記識別データ削除工程から出力されたマーカコードの位置情報に基づいて、マーカコードの長さを検出する付加データ長検出部と、
    前記識別データ判定工程によって識別データの長さを加算した符号長と、前記付加データ長検出部によって検出されたマーカコードの長さとを累算し、ブロック単位で出力する累算工程と、
    前記累積工程によって出力される符号長に基づき、前記符号化画像データ中の、所定のブロックに対応する符号化データの格納アドレス情報を、復号のための復号テーブルに登録する登録工程と、
    前記登録工程によって復号テーブルに登録されたアドレス情報に従って、所定のブロックの位置から所定のブロック数の符号化画像データを復号する、前記第1の復号工程とは独立した第2の復号工程と、
    前記第1の復号工程、前記第2の復号工程を制御し、前記第1の復号工程による着目符号化画像データの復号処理と、前記第2の符号化工程による前記着目符号化画像データの1つ前の符号化画像データを復号処理を並列して実行させる制御工程と
    を備えることを特徴とする画像復号装置の制御方法。
  7. コンピュータに読み込ませ実行させることで、前記コンピュータを請求項1乃至3、5のいずれか1項に記載の画像復号装置として機能させることを特徴とするコンピュータプログラム。
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