JP2010160899A - 誘導加熱調理器 - Google Patents

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Abstract

【課題】油の量が少量であっても短時間で目標温度まで加熱することができるとともに油がオーバーシュートにより油が過熱されることがない、安全で使い易い揚げもの調理が可能とする。
【解決手段】調理容器を搭載するトッププレート2と、トッププレート2の下方に設けられた加熱コイル3と、調理容器から放射される赤外線を検知する赤外線センサ17と、トッププレート2の下面に接して設けられ、調理容器の温度を検知する温度センサ15と、温度センサ15の出力に基づいて加熱コイル3に供給する電力を制御する制御回路118とを備え、制御回路118は、赤外線センサ17で検知する温度勾配が所定の温度勾配以上のときは少量モードで加熱コイル3に供給する電力を調整し、赤外線センサ17で検知する温度勾配が所定の温度勾配以下のときは通常量モードで加熱コイル3に供給する電力を調整する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、トッププレートに載置した調理容器の温度を検知する誘導加熱調理器に関するものである。
従来のこの種の誘導加熱調理器は、調理メニューに揚げものメニューを有し、操作部で「揚げもの」キーを選択すると、トッププレート上に載置された鍋の温度をトッププレートを介して検知する温度センサの出力から鍋内の油の温度が適温になるように制御している。
このような揚げもの調理行う場合、鍋の温度をトッププレートを介して検知しているため、鍋に入れられた油量が少ないほど温度センサの追従が悪い。そのため一定のパワーで目的の温度まで加熱を行うと、油量が少ないほど油温は高く、油量が多いほど低くなってしまう。
そこで、油量が多い時に油温の立ち上げ時間をあまり長くすることなく、かつ、少量油での急激な油温の上昇を防止する技術として特許文献1に記載のものがある。
特許文献1に記載される技術は、同文献の図2に示されるように第1立ち上げ加熱手段と第2立ち上げ加熱手段との間のtw時間パワーをオフすることで油温と前記温度検出手段で検出された温度との差を近づけ、精度良く第1目標温度Toまで加熱することを実現している。
特開2001−307863号公報
しかしながら、上記の従来技術において、tw時間パワーをオフすることで油温と温度検出手段で検知される温度との差を近づけて、第1目標温度T0まで加熱するようにすると、目標温度まで到達するまでの時間が長くなってしまうという問題がある。
本発明の目的は、前記従来の課題を解決するもので、油の量が少量であっても短時間で目標温度まで加熱することができるとともに、油がオーバーシュートにより過熱されることがない、安全でかつ使い易い揚げもの調理を可能とすることを目的としている。
本発明は上記の問題を解決するためになされたものであり、請求項1では、調理容器を搭載するトッププレートと、該トッププレートの下方に設けられた加熱コイルと、前記調理容器から放射される赤外線を検知する赤外線センサと、前記トッププレートの下面に接して設けられ、前記調理容器の温度を検知する温度センサと、前記温度センサの出力に基づいて前記加熱コイルに供給する電力を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記赤外線センサで検知する温度勾配が所定の温度勾配以上のときは少量モードで前記加熱コイルに供給する電力を調整し、前記赤外線センサで検知する温度勾配が所定の温度勾配以下のときは通常量モードで前記加熱コイルに供給する電力を調整するものである。
また、請求項2では、前記少量モードと前記通常量モードでは、設定温度と前記温度センサで検出される温度が等しいときでも、前記加熱コイルに供給する電力が異なるものである。
また、請求項3では、前記通常量モードが選択されたときに前記加熱コイルに供給する電力の最大値と、前記少量モードが選択されたときに前記加熱コイルに供給する電力の最大値が異なるものである。
また、請求項4では、前記通常量モードが選択されたときに前記誘導加熱調理器に供給する電力の最大値は、前記少量モードが選択されたときに前記加熱コイルに供給する電力の最大値よりも大きいものである。
本発明の誘導加熱調理器は、上記のように構成したことにより、鍋に入れた油の量が多量であっても少量であっても短時間に正確に目標温度に立ち上げることができるので、揚げもの調理が安全で使い易いものとすることができる。
一実施例の誘導加熱調理器の外観斜視図。 誘導加熱調理器のトッププレートを除いた上面図。 左右の加熱コイルを主体とした構成を示すブロック図。 反射型フォトインタラプタの説明図。 上面操作部と上面表示部の説明図。 インバータのブロック図。 誘導加熱調理器の動作を説明するフローチャート。 通常量モードにおける制御動作の説明図。 少量モードにおける制御動作の説明図。 少量モード時における油温特性図。 赤外線センサと温度センサの検知する温度特性図。
以下、本発明の一実施例を図1〜図11を参照して説明する。
図1は本発明の実施例を示す誘導加熱調理器の外観斜視図である。図1において、誘導加熱調理器の本体1の上面にはトッププレート2が水平に配置されている。
トッププレート2は、耐熱性の高い結晶化ガラス製の厚さ約4mmのもので構成され、鉄
等の磁性体又はアルミ等の非磁性体よりなる鍋30等の調理容器を載置する。
トッププレート2下方で本体1内上部の左右及び中央後部には、環状に形成された加熱コイル3が夫々配置されており、トッププレート2に載置された鍋30等を誘導加熱する。
トッププレート2の前面側上面には、夫々の加熱コイル3に対応した上面操作部7a,7b,7cが設けられていて、加熱コイル3の通電状態の設定や操作を行う。また、各上面操作部7a,7b,7cに対応して上面表示部8a,8b,8cが上面操作部7a,7b,7cの近傍に設けられており、夫々の加熱コイル3の通電状態等を表示する。
上面操作部7aは、本体1右側の加熱コイル3の火力等の入力を行い、上面操作部7bは本体1中央後部の加熱コイル3の火力等の入力を行い、上面操作部7cは本体1左側の加熱コイル3の火力等の入力を行う。
本体1の後部右側には、上方に向けて開口した吸気口4が設けられており、本体1内に設けられたファン(図示せず)により、吸気口4から吸気した冷却風を本体1内に設けられた制御基板(図示せず)や加熱コイル3等に流して冷却する。
本体1の後部左側には、本体1内部を冷却した冷却風を排気する排気口5が設けられている。
本体1の前面左部には、魚やピザ等を焼くグリル加熱器6が設けられており、グリル加熱器6は、前面が開口した箱型をしていて、内部の調理庫内にシーズヒータ等の発熱体と内部の温度を検出するグリルサーミスタ(図示せず)が設けられ、前面部はハンドル6aが取り付けられたグリルドア6bにより塞がれている。
グリルドア6bは、その裏側に受け皿が取り付けられており、調理庫内に前面開口部から出し入れ自在に収納され、受皿の上に載置された焼網の上に魚やピザ等の食材を載せて調理する。
本体1の前面右部には、本体1へ供給する電源の主電源スイッチ9と、グリル加熱器6の加熱調理条件等を入力する前面操作部10が設けられている。
前面操作部10は、下方に設けられた回動軸を中心として操作パネル11の上方が前面側に倒れ、操作キー12が上方側に向かって露出する所謂カンガルーポケット形態のものである。
図2は誘導加熱調理器のトッププレート2を除いた上面図、図3は誘導加熱調理器の左右の加熱コイルを主体とした構成を示すブロック図である。
左右に配設された加熱コイル3は、夫々環状の内側加熱コイル3aと、その外側に環状の隙間3bを設けて配置された環状の外側加熱コイル3cとで構成されている。
加熱コイル3に隙間3bを設ける理由は、内側加熱コイル3aと外側加熱コイル3cとで発生する磁束を分散させて鍋30の温度を均一化するためである。
なお、各加熱コイル3は隙間3bを設ける構成としたが、特にこれに限定されることはない。例えば内側加熱コイル3aと外側加熱コイル3cを隙間無く巻回した隙間3bの無い加熱コイル3とする構成であってもよい。
加熱コイル3は、図3に示すようにコイルベース13上に設置されている。
また、ギャップスペーサー14が、コイルベース13の外周縁部に取り付けられた支持部材16によりコイルベース13の外周から中心側に向けて適宜間隔を保持して設けられ、コイルベース13が複数のバネ(図示せず)によりトッププレート2方向に付勢されることにより、加熱コイル3がトッププレート2に対し略並行となり、かつトッププレート2に載置される鍋30と加熱コイル3とのギャップが一定に保持されるように構成している。
加熱コイル3は、表皮効果を抑制するためリッツ線を採用していて、後述するインバータ100により数十kHzの高周波で数百Vの電圧が印加され、鍋30に対して高周波磁界を印加して鍋30に渦電流を発生させ、鍋30を自己発熱させて加熱する。
左右に配設された加熱コイル3の中心部近傍には、サーミスタで構成された複数の温度センサ15の中の内側温度センサ15aがトッププレート2の下面に密着して設けられており、加熱コイル3の上方に載せられた鍋30の温度をトッププレート2を介して検知する。
また、同様に加熱コイル3の隙間3bには、加熱コイル3の中心から等距離で、かつ120度の等間隔でサーミスタで構成された外側温度センサ15b,15c,15dがギャップスペーサー14に緩衝材(図示せず)を介して設けられ、トッププレート2の下面に密着することにより、加熱コイル3の上方に載せられた鍋30の温度を検知する。
なお、外側温度センサ15b,15c,15dは、加熱コイル3の隙間3bに設ける構成としたが、特にこれに限定されることはない。例えば外側加熱コイル3cの外周近傍や、または、内側加熱コイル3aと外側加熱コイル3cを隙間無く巻回した隙間3bの無い加熱コイル3とした構成の外周近傍に設ける構成であってもよい。また、外側温度センサ15b,15c,15dは3個に限定されることはなく、1個又は2個であっても、または、3個以上であってもよい。
左右に配設された加熱コイル3の中心部近傍の下方には、鍋30の底面から放射される赤外線をトッププレート2を通して受光し、その受光した赤外線のエネルギーから温度を検知する赤外線センサ17が設けられている。
赤外線センサ17は、熱型検出素子を使用した方式のセンサであり、その受光面17aは、内側加熱コイル3aの中心部近傍の位置で、加熱コイル3下方のトッププレート2の下面から約35mm離れた位置に設けられている。
また、受光面17aには検知する赤外線の視野角を制限するレンズや導光筒等(図示せず)が設けられ、図3に示すようにトッププレート2の下面の位置で10φから15φの温度検出スポット17bによって検出するような視野角としている。
なお、赤外線センサ17で検知する温度は、鍋30から放射する赤外線をトッププレート2を通して受光するため、本実施例では、結晶化ガラス製のトッププレート2の赤外線透過波長特性から150℃程度以下の温度の低い範囲は検出しにくいといった性質がある。
左右に配設された加熱コイル3の隙間3bには、反射型フォトインタラプタ18がトッププレート2の下面から離れた位置に設けられている。
図4は反射型フォトインタラプタ18を説明する図である。図に示すように反射型フォトインタラプタ18は、赤外線発光素子としての赤外線LED18aと、赤外線受光素子としての赤外線フォトトランジスタ18bとを同一プラスチック部材に並べてモールド18cしている。
赤外線LED18aの発光面上にはプラスチックでレンズが構成され、細いビームで930nm付近の赤外光を上方に照射する。
赤外線フォトトランジスタ18bの受光面上には可視光阻止のプラスチックでレンズが構成され、先の照射赤外光の物体(鍋底面)での反射赤外光を狭い視野角で受光し、その受光量に比例した電流を出力する。
この反射型フォトインタラプタ18の出力から、反射率計測回路19でトッププレート2上に置かれた鍋30底面の反射率を計測する。
なお、赤外線LED18aの930nm付近の赤外光は、大部分がトッププレート2を通
過するが、一部はトッププレート2で反射される。これはトッププレート2の透過率が波長930nmで90%であり、残りの10%の赤外光は反射されるためである。したがって
、反射率計測回路19は、トッププレート2上に反射率が既知の鍋30(金属板)を載置したときの反射型フォトインタラプタ18の出力との関係を予め測定し、この関係をテーブルデータあるいは近似式の係数値を記憶しておき、反射率を算出するように構成する。
図5は上面操作部7aと上面表示部8aを説明する図である。
上面操作部7cと上面表示部8cの内容は、上面操作部7aと上面表示部8aの内容と同じものであるため説明は省略する。
上面表示部8aは、表示部81aと表示部81bに分けられ、表示部81aは、火力設定キー72で入力される火力やメニュー設定キー71で入力される調理メニュー等が表示される。
表示部81bは、メニュー設定キー71で設定された“揚げもの”や“ステーキ”メニュー等において、鍋30を予熱して鍋30の温度が適温に達した時に使用者に食材の投入タイミングを知らせることができるように「予熱中」と、「適温」の表示を行うことができる。
火力設定キー72で設定できる火力は、“とろ火”キー72a“弱火”キー72b“中火”キー72c“強火”キー72dの四段階に分かれ、必要な火力を一回の操作で入力できるように火力に応じて個別にキーが設けられている。
設定する火力の目安は、最大で12段階の火力が設けられており、各火力と消費電力の関係は、「1」段階は100W相当、「2」段階は200W相当、「3」段階は300W、「4」段階は400W、「5」段階は500W、「6」段階は800W、「7」段階は1.1kW、「8」段階は1.4kW、「9」段階は1.6kW、「10」段階は2kW、「11」
段階は2.5kW、「12」段階は3kWである。
各段階の数字は表示部81aに火力の目安として表示する数字である。また、4段階の火力表示と12段階表示の関係は、“とろ火”は「1」、“弱火”は「2」「3」「4」「5」、“中火”は「6」「7」「8」、“強火”は「9」「10」「11」「12」となる。
矢印調整キー73は、火力設定キー72で入力できない火力、例えば火力「9」を入力する場合は、まず“中火”キー72cにより火力を「7」に設定し、次に、火力調整UPキー73bを2回押すと、表示部81aに表示されていた火力を示す数字が「7」から「8」、「8」から「9」へと変更され、火力が強火「9」に成ったことを示す。ちなみに、次に矢印調整DOWNキー73aを押すと火力が「9」から「8」と下げることができる。
メニュー設定キー71は、自動調理の“炊飯”や、“揚げもの”,“湯沸し”,“炒めもの”,“ステーキ”等を設定するためのもので、メニュー設定キー71を押すことで表示部81aにメニューが表示され、メニュー設定キー71を押すたびにメニューが切り替わり表示される。これによって使用するメニューを選択する。
メニュー設定キー71で“揚げもの”を選択すると、次に油温を設定する必要があり、その場合矢印調整キー73を操作して150℃〜200℃の6段階の温度を設定することができる。例えばメニュー設定キー71で揚げものを設定し、次に矢印調節キー73で油温を180℃に設定したとき、表示部81aは、図5に示すように「180」の数字と「揚げもの」の文字が表示される。
74は調理の開始や停止するための切・スタートキーである。
図6はインバータ100のブロック図である。左右の加熱コイル3による鍋30の加熱制御について図3,図6のブロック図を用いて簡単に説明する。
なお、グリル加熱器6の制御、および本体1中央後部の加熱コイル3の制御については本発明とは直接関係ないので説明を省略する。
制御回路118は、上面操作部7aのメニュー設定キー71や火力設定キー72からの出力信号を受け取る。また、制御回路118は、加熱コイル3の近傍に設けられた内側温度センサ15aと、外側温度センサ15b,15c,15dからの出力信号を受け取る。
そして、制御回路118は、これらの出力信号に応じてインバータ100を制御し、加熱コイル3に流れる高周波電流を制御して鍋30を加熱制御する。
なお、複数の温度センサ15a,15b,15c,15dを設ける理由は、鍋30の温度を検出するのに鍋30底の変形により温度検出精度が低下するのを防ぐためであり、複数の温度センサ15a,15b,15c,15dの検出する温度の最も高い温度を検出した値を判定用温度として用いる。
加熱コイル3の中心部近傍に設けられた赤外線センサ17の出力は、鍋30の赤外線放射率の違いにより、同じ鍋30底温度でありながら赤外線センサ17の出力が異なる。そこで、鍋30の放射率の違いによる出力を補正するため、反射型フォトインタラプタ18の出力から、反射率計測回路19で鍋30底の反射率を計測し、制御回路118では赤外線センサ17の出力を得られた反射率で補正して鍋30の温度を検知する。
インバータ100の構成は、図6に示すように、交流電源117を整流器102で直流電圧に変換し、スイッチング素子103,105の直列体で構成するスイッチング部に接続する。
スイッチング素子103,105にはそれぞれ逆並列にダイオード104,106を接続し、スイッチング素子103,105の接続点と直流電圧の基準点間に加熱コイル3と共振コンデンサ107で構成する共振回路部を接続する。また、スイッチング素子103,105にはそれぞれスナバコンデンサ108,109を接続する。
スイッチング素子103,105をそれぞれ排他的に高周波でオンオフすることによって、加熱コイル3と共振コンデンサ107で構成する共振回路部に高周波共振電流を供給し、加熱コイル3近傍に配置した負荷(鍋30)を加熱する。
制御部110は、制御回路118から負荷に印加する目標となる電力レベル指示を入力し、インバータ100の出力電力が目標値になるようスイッチング部103,105を制御する。
入力電流変換回路112は、交流電源117から入力する電流を検出する検出回路111の出力信号を適切なレベルに変換して制御部110に出力する。
入力電圧検出回路113は、交流電源117の電圧を検出し適切なレベルに変換して制御部110に出力する。
インバータ電流検出回路115は、共振回路部に流れる電流を検出する検出回路114の出力信号を適切なレベルに変換して制御部110に出力する。
制御部110はこれらの信号を入力し、負荷に投入される電力であるインバータ電力の計算,負荷の状態,加熱の適否等を判断し、スイッチング素子103,105を排他的にオンオフ制御するための信号を出力し、レベル変換部116によってスイッチング素子103,105に対して適切な駆動レベルに変換し、スイッチング素子103,105を駆動する。また、制御部110はこれらの状態を制御回路118に出力する。
以上のように構成された誘導加熱調理器について、その動作を図7,図8,図9を用いて説明する。
図7は誘導加熱調理器の動作を説明するフローチャート図であり、図8は通常量モードにおける制御動作を説明する図であり、図9は少量モードにおける制御動作を説明する図である。
使用者が“揚げもの”調理を本体1右側の加熱コイル3を使って調理する場合について説明すると、最初に主電源スイッチ9をオンして電源を入れ、揚げもの調理をするときに使用する揚げもの用の鍋30に油を入れ、本体1右側の加熱コイル3の中央に置き、表示部81aを見ながら上面操作部7aのメニュー設定キー71を操作して表示部81aに「揚げもの」を表示させ、矢印調整キー73を操作して油温を設定する。そして、制御回路118が設定温度を180℃に設定したので「180」を表示部81aに表示させる。
次に、切・スタートキー74を操作して温度制御を開始する。
温度制御を開始すると、図7に示すように、S01で反射型フォトインタラプタ18の出力から、反射率計測回路19により鍋30の反射率を計測し、S02に移行する。
S02では、鍋30に入れられた油の量が通常の量であると仮定して、通常量モードとする。
S03では、赤外線センサ17の出力を反射率計測回路19の入力から補正して得た鍋30の温度の前回検知値と、今回検知値から温度勾配を求める。鍋30に入れられた油の量が多いと鍋30底の温度勾配は緩やかになり、油の量が少ないと鍋30底の温度勾配は急になる。この赤外線センサ17の出力から得られた温度勾配が所定値以下であれば、鍋30に入れられた油の量が通常量であると判断し、通常量モードで温度制御する。また、温度勾配が所定値以上の場合は油の量が少量であると判断し少量モードで温度制御する。
なお、S03で判定する赤外線センサ17出力による温度勾配は、3秒周期でサンプリングして検出した温度勾配を使用している。
また、鍋30内に500g〜800g程度の油を入れて調理を行う場合を通常量モードとし、200g程度の油で調理をする場合を少量モードとし、赤外線センサ17出力による温度勾配の所定値を設定しておく。
S03でyesの場合すなわち通常量モードの場合、次に、温度センサ15の検出温度が前回検出温度と今回検出温度の差から2℃/15秒以上の温度上昇であるか、又は、2℃/15秒以上の温度下降であるかをS04,S05で判定する。
S04でyesの場合は、鍋30の温度が上昇中モードであると判断し、S06で図8に示すように通常量モードの温度上昇中モードにおいて、温度センサ15の出力が目標温度に対してどの程度の温度差であるかに応じて加熱コイル3に供給する加熱電力を設定する。
同様に、S04でno、S05でyesの場合は、温度下降中モードであると判断し、S07で図8に示すように通常量モードの温度下降中モードにおいて、温度センサ15の出力が目標温度に対してどの程度の温度差であるかに応じて加熱コイル3に供給する加熱電力を設定する。
また、同様に、S05でnoの場合では、鍋30の温度が目標温度で安定していると判断し、S08で図8に示すように通常量モードの温度安定モードにおいて、温度センサ15の出力が目標温度に対しどの程度の温度差であるかに応じて加熱コイル3に供給する加熱電力を設定する。
そして、S03でyesの場合はS09で使用者が切・スタートキー74を操作して揚げもの調理を終了するまでは通常量モードで鍋30に入れられた油の温度を目標温度に保持するように温度制御を行う。
次に、S03で赤外線センサ17の出力から得られた温度勾配が所定値以上の場合は、鍋30に入れられた油の量が少量であると判断し、S10に移行し少量モードとする。
次に、温度センサ15の検出温度が前回検出温度と今回検出温度の差から2℃/15秒以上の温度上昇であるか、又は、2℃/15秒以上の温度下降であるかをS11,S12で判定する。
S11でyesの場合は、鍋30の温度が上昇中モードであると判断し、S13で図9に示すように少量モードの温度上昇中モードにおいて、温度センサ15の出力が目標温度に対してどの程度の温度差であるかに応じて加熱コイル3に供給する加熱電力を設定する。
同様に、S11でno、S12でyesの状態では、温度下降中モードであると判断し、S14で図9に示すように少量モードの温度下降中モードにおいて、温度センサ15の出力が目標温度に対してどの程度の温度差であるかに応じて加熱コイル3に供給する加熱電力を設定する。
また、同様に、S12でnoの状態では、温度が目標温度で安定していると判断し、S15で図9に示すように少量モードの温度安定モードにおいて、温度センサ15の出力が目標温度に対しどの程度の温度差であるかに応じて加熱コイル3に供給する加熱電力を設定する。
そして、S03でnoの場合は、S16で使用者が切・スタートキー74を操作して揚げもの調理を終了するまでは少量モードで鍋30に入れられた油の温度を目標温度に保持するように温度制御を行う。
なお、温度センサ15で検出される温度は、鍋30内の油の温度を間接的に検出しているため、鍋30内の油の温度よりも若干低い温度となる。したがって、鍋30内の油の設定温度が例えば180℃の場合図8,図9に示す目標温度は設定温度180℃より若干低い温度となる。
次に、図7〜図11を用いて制御動作をさらに詳細に説明する。
図10は、少量モード時における油温特性図、図11は、油量が200gと500gの場合の赤外線センサ17と温度センサ15の検知する温度特性図である。
鍋30内の油量を少量(200g)とし、油温の設定温度を180℃とする。なお、温度センサ15で検出される温度は、鍋30内の油の温度よりも若干低い温度となるため、温度センサ15で検出される温度の目標温度は設定温度180℃より5℃低い175℃となる。
温度制御が開始されると最初は通常量モードの制御が選択されて加熱が開始される。制御開始直後の温度センサ15が検出する温度は常温(20℃)程度であり、目標温度は175℃であることから、図8に示すように温度センサ15の検知温度の20℃は目標温度の175℃から30℃引いた値の145℃より低く、また、温度上昇中モードであるため1800Wの電力が加熱コイル3に供給されるようになる。
そして、制御開始後の早い時期は、鍋30底の温度が低いため赤外線センサ17の出力が得られず図7のステップS03ではyesとなり通常量モードで温度制御が開始される。
鍋30が加熱され、鍋30底の温度が150℃程度まで上昇すると、鍋30底の温度を検知する赤外線センサ17の出力信号が出始める。そして、このときの赤外線センサ17で検出する温度勾配から少量モードか通常量モードかがS03で判断され、ステップS03では、鍋30に入れられた油の量が200gであるため、赤外線センサ17の検知する温度勾配は急峻となり、所定値以上となって判定はnoとなり少量モードのステップS10に移行する。
ステップS03でnoと判定され少量モードに移行する時点では、図11に示すように温度センサ15の検知温度は、鍋30の急激な温度上昇に追従できないため、油の量が200gと500gとの比較では温度差がない状態であり、温度センサ15で検知する温度では油量を判定することができない。しかし、赤外線センサ17の出力では油の量の違いにより検知温度の温度勾配に明らかに差が生じている。
したがって、赤外線センサ17の検知する出力の温度勾配の値を入力することにより、このように温度の立ち上がりの早い時点で鍋30に入れられた油量の差を判定することができるようになる。
このように、赤外線センサ17で検出する温度勾配で少量モードを検出するように構成すれば、油量が少ない場合の急激な温度立ち上がり特性を早い時間で検出することができ、少量モードの制御を使い油の温度がオーバーシュートしないように制御することが可能となる。
S10で少量モードに設定されると、加熱コイル3に供給される電力は図9に示すように温度センサ15の検知温度と目標温度との関係により最大電力でも1000Wに抑えられ、油温の立ち上がりスピードが抑えられる。
なお、少量モードと通常量モードを判定する赤外線センサ17の温度勾配の判定値は油の量が200gと500gの間に設定している。
図9に示すように、鍋30の温度が上昇し、温度センサ15で検出する温度と目標温度との差が4℃〜30℃の範囲に入ると、加熱コイル3に供給される電力はさらに減少し500Wとなり、油温の立ち上がりスピードがさらに抑えられる。
そして、温度センサ15で検出する温度と目標温度との差が4℃以下の範囲に入ると加熱コイル3に供給される電力は0Wとなる。
このように、鍋30の温度上昇に伴い加熱コイル3に供給される電力が小さくなるように制御され、油温がオーバーシュートしない様に制御される。
同様に「温度安定モード」,「温度下降モード」でも同じような制御がなされ、鍋30内の油の温度が設定温度(180℃)と略一致するように制御される。
したがって、少量モードにおいては、「温度上昇中モード」,「温度安定モード」,「温度下降中モード」の何れにおいても通常量モードのような1800Wや1500Wのような高出力の電力を加熱コイル3に供給せずに、1000Wや500Wのような比較的低出力の電力を加熱コイル3に供給することで、温度センサ15が検出する温度により、油の温度が設定温度と略一致するように制御され、油量が少量の場合に油の温度が急上昇して、設定温度を超えるオーバーシュートにより油が過熱されることを防ぐことができる。
また、同様に通常量モードの油量の場合は、高出力の加熱により短時間に目標温度まで加熱することができる。
そして、少量モードと通常量モードでは、設定温度と温度センサ15で検出される温度が等しいときでも図8,図9に示すように加熱コイル3に供給する電力は異なり少量モードの方が低い値となっている。また、通常量モードが選択されたときに加熱コイル3に供給する電力の最大値と、少量モードが選択されたときに加熱コイル3に供給する電力の最大値が異なり、少量モードの方が低い値となっている。これにより設定温度到達時の油の温度のオーバーシュートを抑え、油が過熱することが無くなり精度よく油の温度制御することができる。
なお、赤外線センサ17は検知対象物からの赤外線の放射率の差が温度計測上の課題であり、一般に被加熱物の温度が同じでも放射率が高ければ赤外線量が多くなり、放射率が低ければ赤外線量が少なくなる。したがって、被加熱物の放射率が正確に検知できないと検知する温度には誤差が多いものとなるため、赤外線センサ17は少量モードと通常量モードを検出するのに使用し、鍋30内の油の温度を設定温度に制御するのは温度センサ15を使用し、温度センサ15により油の温度が設定温度になるように精度よく制御することにより、揚げもの調理の失敗を防止することができるものである。
このように、赤外線センサ17の検出する温度勾配の値により少量モードと通常量モードを判定するようにして加熱コイルに供給する電力を調整したことで、油の量が少量であっても、油がオーバーシュートにより過熱されることを確実に防止することができるとともに、鍋30に入れた油の量が少量であっても多量であっても適切な加熱電力で鍋30を加熱して短時間で設定温度に立ち上げることができるので、安全でかつ使い易いものとすることができる。
2 トッププレート
3 加熱コイル
15 温度センサ
17 赤外線センサ
19 反射率計測回路
30 鍋
118 制御回路

Claims (4)

  1. 調理容器を搭載するトッププレートと、
    該トッププレートの下方に設けられた加熱コイルと、
    前記調理容器から放射される赤外線を検知する赤外線センサと、
    前記トッププレートの下面に接して設けられ、前記調理容器の温度を検知する温度センサと、
    該温度センサの出力に基づいて前記加熱コイルに供給する電力を制御する制御手段とを備え、
    該制御手段は、
    前記赤外線センサで検知する温度勾配が所定の温度勾配以上のときは少量モードで前記加熱コイルに供給する電力を調整し、
    前記赤外線センサで検知する温度勾配が所定の温度勾配以下のときは通常量モードで前記加熱コイルに供給する電力を調整することを特徴とする誘導加熱調理器。
  2. 請求項1記載の誘導加熱調理器において、
    前記少量モードと前記通常量モードでは、設定温度と前記温度センサで検出される温度が等しいときでも、前記加熱コイルに供給する電力が異なることを特徴とする誘導加熱調理器。
  3. 請求項2記載の誘導加熱調理器において、
    前記通常量モードが選択されたときに前記加熱コイルに供給する電力の最大値と、前記少量モードが選択されたときに前記加熱コイルに供給する電力の最大値が異なることを特徴とする誘導加熱調理器。
  4. 請求項2記載の誘導加熱調理器において、
    前記通常量モードが選択されたときに前記誘導加熱調理器に供給する電力の最大値は、前記少量モードが選択されたときに前記加熱コイルに供給する電力の最大値よりも大きいことを特徴とする誘導加熱調理器。
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