JP2010160776A - 携帯型電子装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】アンテナユニットが感知できる距離を延ばし、アンテナユニットにより反対方向からも電子タグを感知することができる携帯型電子装置を提供する。
【解決手段】携帯型電子装置100は、ハンドル穴13が形成されたハウジング17を含む本体ユニット10と、前記ハウジング17において前記ハンドル穴13を囲むように設けられているアンテナユニット20と、からなる。
【選択図】図3
【解決手段】携帯型電子装置100は、ハンドル穴13が形成されたハウジング17を含む本体ユニット10と、前記ハウジング17において前記ハンドル穴13を囲むように設けられているアンテナユニット20と、からなる。
【選択図】図3
Description
本発明は、電子装置に関し、特に電子タグを備えた携帯型電子装置に関する。
図1に示す従来例によると、RFID(Radio Frequency Identification)アンテナを有する従来のノートパソコンは、本体1と、本体1に備えたスクリーンカバー2と、本体1の端に近い位置に埋めこまれたRFIDアンテナ3とからなる。そして、ノートパソコンは電子タグ4に格納されている情報を読み込むことができる。
しかしながら、図1の従来例では、本体1のスペースには限界があるため、RFIDアンテナ3のコイルを、あまり長くすることができない。このため、RFIDアンテナ3が感知できる距離が短い。また、RFIDアンテナ3は設置場所が本体1の金属部品やマザーボードと間近い上方なため、本体1の金属部品やマザーボード側からの情報は遮断されるので、RFIDアンテナ3は上方からの情報しか感知することができない。そして、感知できる距離が短くなったことにより、電子タグをRFIDアンテナ3の近くに持ってこなければならなかった。
図2に示すRFID機能を有する従来の一表示装置は、フレーム501を有する機体5と、機体5に備えられたスクリーン6と、スクリーン6に隣接したフレーム501に設けられたRFIDアンテナ7とからなる。表示装置はRFIDアンテナ7を通じて電子タグ4に格納されている情報を読み込むことができるが、RFIDアンテナ7の大きさはフレーム501により限られる問題がある。また、機体5の金属部品やマザーボードは、機体5の金属部品やマザーボードが配置されている方向からRFIDアンテナ7が感知されないように遮断するので、RFIDアンテナ7は一方向からしか感知することができない問題もある。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、従来技術のこれらの問題点を解決する携帯型電子装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成すべく、本発明は、ハンドル穴が形成されたハウジングを含む本体ユニットと、前記ハンドル穴を囲むように前記ハウジングに設けられているアンテナユニットと、からなることを特徴とする携帯型電子装置を提供する。
前記携帯型電子装置は、前記ハウジングが、フレーム部と、前記フレーム部から外側に延伸して前記ハンドル穴が形成されたハンドル部とを有し、前記本体ユニットはさらに前記フレーム部に設けられたスクリーンをそなえていることが好ましい。
又、前記携帯型電子装置は、前記ハンドル部が前記スクリーンの上部に配置されていることが好ましい。
又、前記携帯型電子装置は、さらに前記ハンドル部が、前記ハンドル穴を画成する環状壁を有し、前記本体ユニットが、前記アンテナユニットと前記ハンドル部の環状壁の間に前記ハンドル部の環状壁に配置されているシールを更に含んでいてもよい。
又、前記携帯型電子装置は、前記ハンドル部が非金属材料、又はプラスチックでできていてもよい。
又、前記携帯型電子装置は、前記アンテナユニットが、前記ハンドル穴を囲むように楕円形穴を有する形に形成されてもよい。
又、前記携帯型電子装置は、前記アンテナユニットがRFID(radio frequency identification)アンテナであってもよい。
又、前記携帯型電子装置は、前記アンテナユニットがPCB(printed circuit board)タイプのRFIDアンテナであってもよい。
又、前記携帯型電子装置は、前記アンテナユニットがFPC(flexible printed circuit)タイプのRFIDアンテナであってもよい。
又、前記携帯型電子装置は、前記アンテナユニットがコイルタイプのRFIDアンテナであってもよい。
本発明によれば、アンテナユニットが感知できる距離を延ばし、反対方向からもアンテナユニットにより電子タグを感知することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
〔実施例〕
図3は、本発明による携帯型電子装置の好ましい実施例の正面図であり、図4は、図3を線IV〜IVに沿って切断した場合の断面図である。
図3は、本発明による携帯型電子装置の好ましい実施例の正面図であり、図4は、図3を線IV〜IVに沿って切断した場合の断面図である。
この実施例による携帯型電子装置100は、ハンドル穴13が形成されたハウジング17を含む本体ユニット10と、ハウジング17においてハンドル穴13を囲むように設けられているアンテナユニット20とからなるタブレット型パソコン(tablet personal computer)である。
ハウジング17は、フレーム部11とフレーム部11から外側に延伸してハンドル穴13が形成されたハンドル部12とをそなえている。本体ユニット10は、更にフレーム部11に設けられたスクリーン14を含んでいる。ハンドル部12は、好ましくはスクリーン14の上部に配置され、ハンドル穴13を画成する環状壁120を有する。
本体ユニット10は、更に防水および防塵材料からなるシール15と、フレーム部11に配された複数のボタン16を設けている。シール15は、ハンドル部12に配置されており、とりわけハンドル穴13を囲んでアンテナユニット10と環状壁120との間において環状壁120に設けられている。
この例においては、アンテナユニット20は、ハンドル穴13を囲むように楕円形状穴22が形成された基板21と、基板21の上に設けられた複数のアンテナコイル23と、フレーム部11上で電子構成物(図示せず)と電気的に接続する接続ポート24を含んでいる。
アンテナユニット20は、PCB(printed circuit board)タイプや、FPC(flexible printed circuit)タイプや、コイルタイプのRFIDアンテナであってもよく、好ましい実施例において、アンテナユニット20はPCBタイプのRFIDアンテナである。
さらに、フレーム部11から外側に延伸しているハンドル部12は、プラスチックからなり、ハンドル部12の内部にも金属部品は用いられていない。これにより、アンテナユニット20は、電子タグ200がハンドル部の前方または後方のいずれに配置されていても感知することができる。
上述の構成によれば、携帯型電子装置100は、電子タグ200に格納される情報を読み込むことができる。
そして、アンテナユニット20がハンドル穴13を囲むようにハンドル部12に設けられているので、ハンドル部12のあいている空間を利用することができ、アンテナユニット20の大きさはフレーム部11に制限されない。その結果、アンテナユニット20が感知できる距離を延ばすために、アンテナコイル23の長さを延長することができる。出願人が行った実験によると、この実施例によるアンテナユニット20が感知できる距離は6〜8cmに達し、従来技術の2〜4cmの距離より長くなった。つまり、本発明による携帯型電子装置100は、より便利に使用できるように、アンテナユニット20が感知できる距離を延ばし、アンテナユニット20により反対方向からも電子タグ200を感知できる。
本発明によれば、アンテナユニット20が感知できる距離を延ばし、アンテナユニット20により反対方向からも電子タグ200を感知することができる携帯型電子装置100を得ることができる。
1 本体
10 本体ユニット
100 携帯型電子装置
11 フレーム部
12 ハンドル部
120 環状壁
13 ハンドル穴
14 スクリーン
15 シール
17 ハウジング
2 スクリーンカバー
20 アンテナユニット
200 電子タグ
21 基板
22 楕円形状穴
23 アンテナコイル
24 接続ポート
3 RFIDアンテナ
4 電子タグ
5 機体
501 フレーム
6 スクリーン
7 RFIDアンテナ
10 本体ユニット
100 携帯型電子装置
11 フレーム部
12 ハンドル部
120 環状壁
13 ハンドル穴
14 スクリーン
15 シール
17 ハウジング
2 スクリーンカバー
20 アンテナユニット
200 電子タグ
21 基板
22 楕円形状穴
23 アンテナコイル
24 接続ポート
3 RFIDアンテナ
4 電子タグ
5 機体
501 フレーム
6 スクリーン
7 RFIDアンテナ
Claims (11)
- ハンドル穴が形成されたハウジングを含む本体ユニットと、
前記ハウジングにおいて前記ハンドル穴を囲むように設けられているアンテナユニットと、からなることを特徴とする携帯型電子装置。 - 前記ハウジングは、さらにスクリーンを備えたフレーム部と、前記フレーム部から外側に延伸するように形成されているハンドル部とを有する請求項1に記載の携帯型電子装置。
- 前記ハンドル部が前記スクリーンの周縁部に隣接して配置されている請求項2に記載の携帯型電子装置。
- 前記ハンドル部は、さらに前記ハンドル穴を形成する環状壁を有し、
前記本体ユニットは、さらに前記ハンドル部において前記アンテナユニットと前記環状壁の間に配置されているシールを更に含んでいる請求項2に記載の携帯型電子装置。 - 前記ハンドル部が非金属材料でできている請求項2に記載の携帯型電子装置。
- 前記ハンドル部がプラスチックでできている請求項2に記載の携帯型電子装置。
- 前記アンテナユニットが、前記ハンドル穴を囲むように楕円形穴を有する形に形成されている請求項1に記載の携帯型電子装置。
- 前記アンテナユニットがRFID(radio frequency identification)アンテナである請求項1に記載の携帯型電子装置。
- 前記アンテナユニットがPCB(printed circuit board)タイプのRFIDアンテナである請求項8に記載の携帯型電子装置。
- 前記アンテナユニットがFPC(flexible printed circuit)タイプのRFIDアンテナである請求項8に記載の携帯型電子装置。
- 前記アンテナユニットがコイルタイプのRFIDアンテナである請求項8に記載の携帯型電子装置。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
TW98100921A TW201027433A (en) | 2009-01-12 | 2009-01-12 | Portable electronic apparatus |
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---|---|
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Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2009118461A Pending JP2010160776A (ja) | 2009-01-12 | 2009-05-15 | 携帯型電子装置 |
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---|---|
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TW (1) | TW201027433A (ja) |
Families Citing this family (1)
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-
2009
- 2009-01-12 TW TW98100921A patent/TW201027433A/zh unknown
- 2009-05-15 JP JP2009118461A patent/JP2010160776A/ja active Pending
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A977 | Report on retrieval |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20111213 |
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A02 | Decision of refusal |
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