JP2009037330A - 電子機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】より簡略な構造で、アンテナの破損を防止することができる電子機器を提供する。
【解決手段】電子機器は、角部34と、角部34から延びる第1の辺部36と、角部34から第1の辺部36と異なる方向に延びる第2の辺部37とを有する筐体と、筐体に設けられるアンテナ25と、を備え、アンテナ25は、角部34から少なくとも第1の辺部36の長さの15%離れた領域に設けられる。
【選択図】 図3
【解決手段】電子機器は、角部34と、角部34から延びる第1の辺部36と、角部34から第1の辺部36と異なる方向に延びる第2の辺部37とを有する筐体と、筐体に設けられるアンテナ25と、を備え、アンテナ25は、角部34から少なくとも第1の辺部36の長さの15%離れた領域に設けられる。
【選択図】 図3
Description
本発明は、無線通信に用いられるアンテナを有する電子機器に関する。
例えば、筐体の内部にアンテナを配置した携帯型情報処理装置が知られている。この情報処理装置は、本体部と、ヒンジを介して本体部に回動可能に取り付けられた表示部と、を備えている。表示部は、表示装置と、表示装置の前面を覆う前面筐体と、表示装置の背面を覆う背面筐体と、表示装置の側面を覆うカバーと、を有している。前面筐体および背面筐体は、表示装置の側面に対応する位置に切欠部を有しており、この切欠部の内側に無線通信に用いられるアンテナが配置されている。アンテナを収納した切欠部に対して、前記カバーが側方から被さるようになっている。
この情報処理装置では、アンテナが表示部の外形よりも外側に突出しないように配置される。このため、情報処理装置を落下させてしまった場合に、アンテナを破損してしまう危険性が回避されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−202938号公報
しかしながら、上記従来の情報処理装置では、前面筐体および背面筐体に切欠部を設けるとともに、この切欠部にカバーを被せる必要があり、筐体の構造が複雑になる問題があった。また、近年、無線通信に用いられる規格が増加しており、各規格に対応したアンテナが多数必要になっている。このため、上記従来の構造では、これら多数のアンテナを設けることが難しく、改良の余地がある。
本発明の目的は、より簡略な構造で、アンテナの破損を防止することができる電子機器を提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明の一つの形態に係る電子機器は、角部と、前記角部から延びる第1の辺部と、前記角部から前記第1の辺部と異なる方向に延びる第2の辺部とを有する筐体と、前記筐体に設けられるアンテナと、を備え、前記アンテナは、前記角部から少なくとも前記第1の辺部の長さの15%離れた領域に設けられる。
前記目的を達成するため、本発明の他の形態に係る電子機器は、本体ユニットと、前記本体ユニットとヒンジ部を介して回動可能に取り付けられると共に、角部と、前記角部から延びる第1の辺部と、前記角部から前記第1の辺部と異なる方向に延びる第2の辺部とを有するディスプレイユニットと、前記ディスプレイユニットに設けられるアンテナと、を備え、前記アンテナは、前記角部から少なくとも前記第1の辺部の長さの15%離れた領域に設けられる。
本発明によれば、より簡略な構造で、アンテナの破損を防止することができる。
以下に、図1から図9を参照して、電子機器の実施形態について説明する。図1に示すように、電子機器の一例であるポータブルコンピュータ11は、本体ユニット12と、ディスプレイユニット13と、本体ユニット12とディスプレイユニット13との間に設けられるヒンジ部14と、を備えている。ヒンジ部14は、ディスプレイユニット13を支持している。ヒンジ部14によって、ディスプレイユニット13は、本体ユニット12に対して回動することができる。
本体ユニット12は、樹脂製の本体キャビネット15と、キーボード16と、ポインティングデバイスであるタッチパッド17およびボタン18と、を有している。本体キャビネット15は、その内面に導電性のグランド層を有している。図2に示すように、本体ユニット12は、本体キャビネット15の内部に、プリント回路板と、プリント回路板上に実装された複数の電子部品および無線モジュール21と、を収容している。本体ユニット12は、さらに、図4に示すように、本体ユニット12とディスプレイユニット13とにまたがって配置された同軸ケーブル22を有している。同軸ケーブル22は、信号線26を有している。信号線26は、一端で無線モジュール21に接続されるとともに、他端で後述するアンテナ25のアンテナエレメント31に接続されている。
ディスプレイユニット13は、樹脂製のディスプレイキャビネット23と、ディスプレイキャビネット23の内部に収納される液晶ディスプレイ24と、ディスプレイキャビネット23に作りこまれた複数のアンテナ25と、を有している。ディスプレイキャビネット23は、前面カバー23Aと、背面カバー23Bと、を有している。なお、本発明にいう筐体は、本体キャビネット15とディスプレイキャビネット23とを含んだ概念である。
図3と図4に示すように、複数のアンテナ25は、ディスプレイキャビネット23の背面カバー23Bに形成されている。アンテナ25は、背面カバー23Bの内面に金属被膜として形成されている。アンテナ25は、電磁波の送受信を行う部分であるアンテナエレメント31と、同軸ケーブル22のグランド部が接続されるアンテナグランド32と、を有している。アンテナ25は、例えば、ディスプレイキャビネット23に対してIMRやIMFのようなインモールド成形、金属蒸着、メッキ、またはスパッタリングによって形成されている。また、アンテナ25は、例えば、銅、ニッケル、金の薄膜をスクリーン印刷によって積層して形成されてもよい。
図3に示すように、ディスプレイキャビネット23は、角部34と、角部34から延びる第1の辺部36と、角部34から第1の辺部36と異なる方向に延びる第2の辺部37とを有する。ディスプレイキャビネット23は、角部34に対応する位置にマージン領域33を有している。マージン領域33は、角部34からディスプレイキャビネット長の15%の長さの範囲に、略三角形の形状に形成されている。マージン領域33の奥行き寸法aは、奥行き方向のディスプレイキャビネット長Aの15%の長さである。また、マージン領域33の幅寸法bは、幅方向のディスプレイキャビネット長Bの15%の長さである。
複数のアンテナ25は、マージン領域33を外れた領域に形成される。つまり、複数のアンテナ25は、ディスプレイキャビネット23の角部34から少なくとも第1の辺部36の長さの15%離れた領域であって、かつ、角部34から少なくとも第2の辺部37の長さの15%離れた領域に形成されている。複数のアンテナ25は、それぞれ、Bluetooth(登録商標)や無線LAN、無線WAN、WiMAX、UWB、またはGPSのような通信方式、或いは3Gや3.5Gのような携帯電話方式といった各方式に対応している。もっとも、複数のアンテナ25が対応する通信規格としては、これらに限定されるものではなく、他の規格に対応するものを含んでいてもよい。複数のアンテナ25は、マージン領域33を外れた領域で、かつ筐体であるディスプレイキャビネット23の周囲に寄った位置に形成されている。ディスプレイキャビネット23の周囲に限らず、アンテナ25は、必要な指向性が得られる任意の位置に配置することができる。
続いて、図5から図7を参照して、ポータブルコンピュータ11の落下試験の試験結果について説明する。この落下試験では、ポータブルコンピュータ11を所定の高さ、例えば、机の天板の高さから落下させた場合について試験を行った。図5に示すように、ポータブルコンピュータ11が落下している状態では、本体キャビネット15には撓みが生じていない。
図6は、本体ユニット12にディスプレイユニット13が重なった状態で、ポータブルコンピュータ11が床に落下した瞬間の状態を模式的に示している。図6に示すように、床35等にポータブルコンピュータ11を落下させると、床35等と接触する部分に亀裂が入ることが多い。このとき、本発明者らは、接触部から本体キャビネット長およびディスプレイキャビネット長の15%の長さの位置Cは、本体キャビネット15およびディスプレイキャビネット23の撓みが最大になることを見出した。
図7は、本体キャビネット15の幅寸法が315.6mmで、奥行き寸法が261.0mmで、厚み寸法が34.2mmのポータブルコンピュータ11を落下させた試験結果を示している。なお、このポータブルコンピュータ11の厚みのもっとも小さい部分の寸法は、31.2mmになっている。落下試験では、この大きさのポータブルコンピュータ11を使用して、3つのサンプル(PC1、PC2、PC3)からデータを計測した。データは、本体キャビネット15およびディスプレイキャビネット23(LCD)に発生した亀裂の長さを示している。各亀裂の長さは、本体キャビネット15の角部34およびディスプレイキャビネット23の角部34から幅方向および奥行き方向にそれぞれ計測した。
各亀裂の長さから、幅方向および奥行き方向のそれぞれにおいて、平均μと標準偏差σを算出した。これらの値から、μ−3σ、μ+3σの値を算出した。なお、本体キャビネット15およびディスプレイキャビネット23に生ずる亀裂の長さは、正規分布に従うことが知られている。本体キャビネット15およびディスプレイキャビネット23に生ずる亀裂の長さが正規分布に従うとした場合に、全サンプルの99.7%は、正規分布の性質からμ−3σからμ+3σの範囲内に入ることになる。
μ−3σは、幅方向および奥行き方向のいずれにおいても負の値である。このため、発生する亀裂の長さの下限予測値は、0mmである。また、幅方向に発生する亀裂の長さの上限予測値であるμ+3σは、40.42137mmである。また、本体キャビネット15およびディスプレイキャビネット23の幅寸法315.6mmの15%は、47.34mmである。したがって、幅方向において、筐体長の15%の値は、亀裂の長さの上限予測値よりも十分に余裕のある値になっている。
同様に、奥行き方向に発生する亀裂の長さの上限予測値であるμ+3σは、33.4087mmである。また、本体キャビネット15およびディスプレイキャビネット23の奥行き寸法261.0mmの15%は、39.15mmである。したがって、奥行き方向において、筐体長の15%の値は、亀裂の長さの上限予測値よりも十分に余裕のある値になっている。
本発明者らは、本体キャビネット15およびディスプレイキャビネット23の角部34から筐体長の15%の長さの範囲、すなわちマージン領域33から外れた位置にアンテナ25を配置することとした。これによって、ポータブルコンピュータ11を落下させた際にアンテナ25を破損してしまうことが防止される。なお、本実施形態では1つの機種についてのみ実験結果を示しているが、大きさや重量の異なる機種においても、角部34から筐体長の15%の長さの範囲内に、亀裂や破損が集中することが確認された。
本実施形態によれば、ポータブルコンピュータ11は、筐体と、筐体の内面で、筐体の角部34を外れた領域に形成される複数のアンテナ25と、を具備する。この構成によれば、複数のアンテナ25を筐体、すなわちディスプレイキャビネット23の角部34から離して配置することで、ポータブルコンピュータ11を落下させてしまった場合等に、ディスプレイキャビネット23とともにアンテナ25を破損してしまう事態を防止できる。
この場合、複数のアンテナ25は、筐体の内面に形成された金属被膜で構成される。この構成によれば、アンテナ25をディスプレイキャビネット23の内面に形成した被膜で構成できるため、アンテナを設置するための設置スペースを別途に必要とすることがなく、ディスプレイキャビネット23内のスペースの使用効率を向上できる。
なお、本実施形態では、ディスプレイキャビネット23にアンテナ25を形成するようにしているが、これに限定されるものではない。本体キャビネット15の内面で、本体キャビネット15の角部34から本体キャビネット長の15%の長さの範囲を外れた領域に、金属被膜のアンテナ25を形成するようにしてもよい。
なお、アンテナ25の設置される箇所は、上記実施形態のものに限定されるものではない。アンテナ25は、本体キャビネット15の外面やディスプレイキャビネット23の外面に設けられていても良い。アンテナ25を本体キャビネット15の外面に配置する際には、本体キャビネット15に貫通孔を形成する。この貫通孔に同軸ケーブル22の信号線26を通すことで、本体キャビネット15の外面にあるアンテナエレメント31と無線モジュール21とが電気的に接続される。図8に示すように、アンテナ25をディスプレイキャビネット23の外面に配置する際には、図9に示すように、ディスプレイキャビネット23に貫通孔38を形成する。この貫通孔38に同軸ケーブル22および信号線26を通すことで、ディスプレイキャビネット23の外面にあるアンテナエレメント31と無線モジュール21とが電気的に接続される。
続いて、図10を参照して、ポータブルコンピュータ41の第2の実施形態について説明する。第2の実施形態のポータブルコンピュータ41は、ディスプレイユニット42が第1の実施形態と異なっているが、他の部分は共通している。このため、第1の実施形態と異なる部分について説明し、第1の実施形態と共通する箇所については共通の符号を付して説明を省略する。
ポータブルコンピュータ41は、本体ユニット12と、ディスプレイユニット42と、本体ユニット12とディスプレイユニット13との間に設けられるヒンジ部14と、を備えている。ディスプレイユニット42は、樹脂製のディスプレイキャビネット43と、ディスプレイキャビネット43の内部に収納される液晶ディスプレイ24と、ディスプレイキャビネット43に作りこまれた複数のアンテナ25と、を有している。ディスプレイキャビネット43は、前面カバー43Aと、背面カバー43Bと、を有している。なお、本発明にいう筐体は、本体キャビネット15とディスプレイキャビネット43とを含んだ概念である。
複数のアンテナ25は、ディスプレイキャビネット43の背面カバー43Bの内面に形成された金属被膜として形成されている。アンテナ25は、アンテナエレメント31と、アンテナグランド32と、を有している。アンテナ25は、例えば、ディスプレイキャビネット23に対してIMRやIMFのようなインモールド成形、金属蒸着、メッキ、またはスパッタリングによって形成されている。また、アンテナ25は、例えば、銅、ニッケル、金の薄膜をスクリーン印刷によって積層して形成されてもよい。
背面カバー43Bは、角部47と、角部47から延びる第1の辺部44と、角部34から第1の辺部44と異なる方向に延びる第2の辺部45とを有する。第1の辺部44は、突出部46を有するように円弧状に形成されている。背面カバー43Bは、角部47に対応する位置に形成された第1のマージン領域51と、突出部46に対応する位置に形成された第2のマージン領域52と、を有している。第1のマージン領域51は、第1の実施形態のマージン領域33と同形態であり、第1のマージン領域51の奥行き寸法aは、奥行き方向のディスプレイキャビネット長Aの15%の長さである。また、第1のマージン領域51の幅寸法bは、幅方向のディスプレイキャビネット長Bの15%の長さである。
第2のマージン領域52は、略三角形の形状に形成されている。第2のマージン領域52の幅寸法cは、幅方向のディスプレイキャビネット長、つまり、第1の辺部44の長さの30%の長さになっている。これは突出部46を中心に、幅方向に第1の辺部44の長さの15%の長さをそれぞれマージン領域52として確保したものである。
複数のアンテナ25は、第1のマージン領域51と第2のマージン領域52を外れた領域、つまり、ディスプレイキャビネット43の角部47および突出部46から外れた領域に形成されている。複数のアンテナ25は、それぞれ、Bluetooth(登録商標)や無線LAN、無線WAN、WiMAX、UWB、またはGPSのような通信方式、或いは3Gや3.5Gのような携帯電話方式といった各方式に対応している。
第2の実施形態によれば、複数のアンテナ25がディスプレイキャビネット43の角部47および突出部46を外れた領域に配置されるため、ポータブルコンピュータ41を落下させたしまった場合に、アンテナ25を破損してしまう危険性を極力小さくすることができる。複数のアンテナ25を筐体の角部47および突出部46から筐体長の15%の長さの範囲を外れた領域に形成するようにすれば、ポータブルコンピュータ41を落下させてしまった場合に、アンテナ25が破損してしまうことを極力防ぐことができる。
続いて、図11、図12を参照して、電子機器の第3の実施形態について説明する。第3の実施形態の電子機器は、携帯電話機61に適用した一例である。第1の実施形態と共通する箇所については共通の符号を付して説明を省略する。
図11に示すように、携帯電話機61は、本体ユニット62と、ディスプレイユニット63と、本体ユニット62とディスプレイユニット63との間に設けられるヒンジ部64と、を備えている。ヒンジ部64は、ディスプレイユニット63を支持している。ヒンジ部64によって、ディスプレイユニット63は、本体ユニット62に対して回動することができる。
本体ユニット62は、本体キャビネット65と、操作ボタン68などを有している。本体キャビネット65は、その内面に導電性のグランド層を有している。本体ユニット62は、本体キャビネット65の内部に、プリント回路板と、プリント回路板上に実装された複数の電子部品および無線モジュール21と、を収容している。本体ユニット62は、さらに、本体ユニット62とディスプレイユニット63とにまたがって配置された同軸ケーブル22を有している。
ディスプレイユニット63は、ディスプレイキャビネット66と、ディスプレイキャビネット66の内部に収納される液晶ディスプレイ24と、ディスプレイキャビネット66に作りこまれた複数のアンテナ25と、を有している。ディスプレイキャビネット66は、前面カバー66Aと、背面カバー66Bと、を有している。なお、本発明にいう筐体は、本体キャビネット65とディスプレイキャビネット66とを含んだ概念である。
図12に示すように、複数のアンテナ25は、ディスプレイキャビネット66の背面カバー66Bに形成されている。アンテナ25は、背面カバー66Bの内面に形成された金属被膜として形成されている。アンテナ25は、電磁波の送受信を行う部分であるアンテナエレメント31と、同軸ケーブル22のグランド部が接続されるアンテナグランド32と、を有している。アンテナ25は、例えば、ディスプレイキャビネット23に対してIMRやIMFのようなインモールド成形、金属蒸着、メッキ、またはスパッタリングによって形成されている。また、アンテナ25は、例えば、銅、ニッケル、金の薄膜をスクリーン印刷によって積層して形成されてもよい。
ディスプレイキャビネット66は、角部67と、角部67から延びる第1の辺部69と、角部67から第1の辺部69と異なる方向に延びる第2の辺部70とを有する。ディスプレイキャビネット66は、角部67に対応する位置にマージン領域33を有している。マージン領域33は、その角部67からディスプレイキャビネット長の15%の長さの範囲に、略三角形の形状に形成されている。マージン領域33の奥行き寸法aは、奥行き方向のディスプレイキャビネット長Aの15%の長さである。また、マージン領域の幅寸法bは、幅方向のディスプレイキャビネット長Bの15%の長さである。
複数のアンテナ25は、マージン領域33を外れた領域、つまり、ディスプレイキャビネット66の角部67から外れた領域に形成されている。複数のアンテナ25は、それぞれ、Bluetooth(登録商標)や無線LAN、無線WAN、WiMAX、UWB、またはGPSのような通信方式、或いは3Gや3.5Gのような携帯電話方式といった各方式に対応している。
第3の実施形態によれば、複数のアンテナ25は、筐体の内面で、筐体の角部67を外れた領域に形成される。この構成によれば、携帯電話機61に適用した場合にも、アンテナ25を破損する確率を低減することができる。本実施形態の複数のアンテナ25は、筐体の角部67から筐体長の15%の長さの範囲を外れた領域に形成されるため、携帯電話機61を落下させた際に、アンテナ25が破損してしまう事態を極力防止できる。
その他、本発明の電子機器は、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
11、41…ポータブルコンピュータ、15、65…本体キャビネット、23、43、66…ディスプレイキャビネット、25…アンテナ、33…マージン領域、34、47、67…角部、46…突出部、51…第1のマージン領域、52…第2のマージン領域、61…携帯電話機
Claims (10)
- 角部と、前記角部から延びる第1の辺部と、前記角部から前記第1の辺部と異なる方向に延びる第2の辺部とを有する筐体と、
前記筐体に設けられるアンテナと、を備え、
前記アンテナは、前記角部から少なくとも前記第1の辺部の長さの15%離れた領域に設けられることを特徴とする電子機器。 - 前記アンテナは前記筐体の内壁に形成されるアンテナエレメントとアンテナグランドとを備えることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
- 前記角部から少なくとも前記第2の辺部の長さの15%離れた領域に設けられる第2のアンテナを備えることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
- 前記角部から延びる前記第1の辺部の端に第2の角部を備え、
前記第2の角部から少なくとも前記第1の辺部の長さの15%離れた領域に設けられる第2のアンテナを備えることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。 - 前記第1の辺部に突出部を備え、前記アンテナは、前記角部から少なくとも前記第1の辺部の長さの15%離れており且つ前記突出部から少なくとも前記第1の辺部の長さの15%離れた領域に設けられることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
- 本体ユニットと、
前記本体ユニットとヒンジ部を介して回動可能に取り付けられると共に、角部と、前記角部から延びる第1の辺部と、前記角部から前記第1の辺部と異なる方向に延びる第2の辺部とを有するディスプレイユニットと、
前記ディスプレイユニットに設けられるアンテナと、を備え、
前記アンテナは、前記角部から少なくとも前記第1の辺部の長さの15%離れた領域に設けられることを特徴とする電子機器。 - 前記アンテナは前記ディスプレイユニットの内壁に形成されるアンテナエレメントとアンテナグランドとを備えることを特徴とする請求項6に記載の電子機器。
- 前記角部から少なくとも前記第2の辺部の長さの15%離れた領域に設けられる第2のアンテナを備えることを特徴とする請求項6に記載の電子機器。
- 前記角部から延びる前記第1の辺部の端に第2の角部を備え、
前記第2の角部から少なくとも前記第1の辺部の長さの15%離れた領域に設けられる第2のアンテナを備えることを特徴とする請求項6に記載の電子機器。 - 前記第1の辺部に突出部を備え、前記アンテナは、前記角部から少なくとも前記第1の辺部の長さの15%離れており且つ前記突出部から少なくとも前記第1の辺部の長さの15%離れた領域に設けられることを特徴とする請求項6に記載の電子機器。
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