JP2010159971A - 漏れ光測定方法および漏れ光測定用モジュール - Google Patents
漏れ光測定方法および漏れ光測定用モジュール Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】接合点(1)で、コア部を一部ずらせて2本の光ファイバ(11,12)を接合し、その接合点(1)からの漏れ光を光センサ(6)で測定する。
【効果】2本の光ファイバ(11,12)を接合するときのコア部のずらせ方を小さくすれば漏れ光量を少なくでき、大きくすれば漏れ光量を多くできる。光ファイバ(11,12)の端面を凸球面形状に研磨する工程は必要ない。
【選択図】図4
Description
他方、2本の光ファイバの凸球面形状の端面を突き合わせて、その突合せ点からの漏れ光を測定する光モニタ方法が知られている(例えば、特許文献2参照。)。
他方、上記従来の光モニタ方法では、2本の光ファイバの端面を凸球面形状に研磨する工程が必要になる問題点がある。
そこで、本発明の目的は、漏れ光量の調節が可能であり且つ光ファイバの端面を凸球面形状に研磨する工程を必要としない漏れ光測定方法および漏れ光測定用モジュールを提供することにある。
上記第1の観点による漏れ光測定方法では、2本の光ファイバを接合するときのコア部のずらせ方を変えることにより漏れ光量の調節が可能になる。すなわち、小さくずらせて接合すれば漏れ光量を少なくでき、大きくずらせて接合すれば漏れ光量を多くできる。また、光ファイバの端面を凸球面形状に研磨する工程も必要としない。
上記第2の観点による漏れ光測定用モジュールでは、2本の光ファイバを接合するときのコア部のずらせ方を変えることにより漏れ光量の調節が可能になる。すなわち、小さくずらせて接合すれば漏れ光量を少なくでき、大きくずらせて接合すれば漏れ光量を多くできる。また、光ファイバの端面を凸球面形状に研磨する工程も必要としない。さらに、ホルダにより外力から光ファイバを保護することが出来る。また、ホルダを位置基準とすることにより、光センサを位置決めしやすくなる。
上記第3の観点による漏れ光測定用モジュールでは、光ファイバからの漏れ光が光ファイバ収容溝の表面で反射しやすくなり、光センサでの受光量を増やすことが出来る。
上記第4の観点による漏れ光測定用モジュールでは、接合点を挟む少なくとも2カ所で光ファイバをホルダに固定するので、光ファイバを安定に保持できる。そして、ホルダに低膨張またはマイナス膨張のセラミックを用いると共に弾性のある光ファイバの皮膜を弾性のあるシリコンゴムで固定するから、光ファイバの膨張量とホルダの膨張量の差が光ファイバにストレスを与えることを抑制できる。
上記第5の観点による漏れ光測定用モジュールでは、接合点を含む接合点の近傍部分の少なくとも接合点を挟む2カ所をホルダに固定するので、接合点近傍部分を安定に保持できる。そして、低膨張の接着剤で固定するから、光ファイバの膨張量と接着剤の膨張量の差が光ファイバにストレスを与えることを抑制できる。
上記第6の観点による漏れ光測定用モジュールでは、クラッド部の屈折率よりも接着剤の屈折率の方が大きいから、漏れ光がクラッド部から接着剤へと出易くなり、接着剤の付近で漏れ光を測定可能になる。
上記第7の観点による漏れ光測定用モジュールでは、光ファイバ収容溝に10×10-6以下の膨張係数を持ち且つヤング率0.04GPa以下のシリコーン樹脂を充填したので、光ファイバの膨張量とシリコーン樹脂の膨張量の差が光ファイバにストレスを与えることを抑制した上で、光ファイバとホルダの温度差を小さく出来る。光ファイバとホルダの温度差が小さければ、温度差が大きい場合よりも、レーザ発光強度制御が容易になる。
上記第8の観点による漏れ光測定用モジュールでは、クラッド部の屈折率よりもシリコーン樹脂の屈折率の方が大きいから、漏れ光がクラッド部からシリコーン樹脂へと出易くなり、漏れ光を測定し易くなる。
図1は、実施例1に係る漏れ光測定用モジュール100を示す正面図である。図2は、同左側面図である。
光ファイバ11のコア部11cと光ファイバ11のコア部12cとが、一部をずらせて、接合されている。
(1)2本の光ファイバ11,12を接合するときのコア部11c,12cのずらせ方を小さくすれば漏れ光量を少なくでき、大きくすれば漏れ光量を多くできる。
(2)ホルダ5により外力から接合光ファイバ10を保護することが出来る。また、ホルダ5を位置基準とすることにより、光センサを位置決めしやすくなる。
(3)接合光ファイバ10からの漏れ光が光ファイバ収容溝4の色色の表面で反射しやすくなり、光センサでの受光量を増やすことが出来る。
(4)ホルダ5として低膨張またはマイナス膨張のセラミックを用いると共に弾性のある皮膜11e,12eを弾性のあるシリコンゴム41,42で固定するから、安定に接合光ファイバ10を保持できると共に、接合光ファイバ10の膨張量とホルダ5の膨張量の差が接合光ファイバ10にストレスを与えることを抑制できる。
なお、接合光ファイバ10を数十グラムで引っ張った状態でUV硬化型接着剤51,52を硬化させると、接合点1の近傍部分2の弛みがなくなり、漏れ光の安定性を向上することが出来る。
図4は、実施例2に係る漏れ光測定装置200を示す断面図である。図5は、図4のA−A’断面図である。
2 接合点の近傍部分
3 シリコーン樹脂
4 光ファイバ収容溝
5 ホルダ
10 接合光ファイバ
11,12 光ファイバ
11c,12c コア部
11d,12d クラッド部
11e,12e 皮膜
31,32 接合点の近傍部分を挟む両側部分
41,42 シリコンゴム
51,52 UV硬化型接着剤
100 漏れ光測定用モジュール
200 漏れ光測定装置
Claims (8)
- コア部を一部ずらせて2本の光ファイバを接合し、その接合点からの漏れ光を測定することを特徴とする漏れ光測定方法。
- コア部を一部ずらせて2本の光ファイバを接合した接合光ファイバと、前記接合光ファイバの接合点を含む領域を収容すると共に前記接合点からの漏れ光を開口から導出する光ファイバ収容溝を有するホルダとを具備したことを特徴とする漏れ光測定用モジュール。
- 請求項2に記載の漏れ光測定用モジュールにおいて、前記光ファイバ収容溝の表面色が白色であることを特徴とする漏れ光測定用モジュール。
- 請求項2または請求項3に記載の漏れ光測定用モジュールにおいて、前記ホルダが、10×10-6以下の膨張係数を持つセラミックまたは−10×10-6以上−5×10-6以下の膨張係数を持つセラミックであり、接合点を含む接合点の近傍部分を挟む両側部分では光ファイバが皮膜を有し、前記皮膜の少なくとも接合点を挟む2カ所を前記光ファイバ収容溝にシリコンゴムで固定したことを特徴とする漏れ光測定用モジュール。
- 請求項2から請求項4のいずれかに記載の漏れ光測定用モジュールにおいて、接合点を含む接合点の近傍部分では光ファイバのクラッド部が露出し、前記露出したクラッド部の少なくとも接合点を挟む2カ所を前記光ファイバ収容溝に50×10-6以下の膨張係数を持つ接着剤で固定したことを特徴とする漏れ光測定用モジュール。
- 請求項5に記載の漏れ光測定用モジュールにおいて、前記接着剤が、n=1.5以上の屈折率を持つことを特徴とする漏れ光測定用モジュール。
- 請求項2から請求項6のいずれかに記載の漏れ光測定用モジュールにおいて、接合点を含む接合点の近傍部分を収容する光ファイバ収容溝に、10×10-6以下の膨張係数を持ち且つヤング率0.04GPa以下のシリコーン樹脂を充填したことを特徴とする漏れ光測定用モジュール。
- 請求項7に記載の漏れ光測定用モジュールにおいて、前記シリコーン樹脂が、n=1.5以上の屈折率を持つことを特徴とする漏れ光測定用モジュール。
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---|---|---|---|---|
JP2013174583A (ja) * | 2012-01-27 | 2013-09-05 | Fujikura Ltd | 光パワーモニタ装置、ファイバレーザ、及び光パワーモニタ方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6343106U (ja) * | 1986-09-05 | 1988-03-23 | ||
JPS63304209A (ja) * | 1987-06-05 | 1988-12-12 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 光ファイバ回線の分岐・合流方法および分岐・合流コネクタ |
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2009
- 2009-01-06 JP JP2009000493A patent/JP5290777B2/ja active Active
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