JP2010158151A - 非接触電力伝送装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】共鳴系の入力インピーダンスを調整する手段を備えた非接触電力伝送装置を提供する。
【解決手段】非接触電力伝送装置10は、交流電源11から供給される電力を非接触で伝送する共鳴系12を備える。共鳴系12は、交流電源11に接続される1次コイル13と、1次側共鳴コイル14と、2次側共鳴コイル15と、負荷17が接続される2次コイル16とを有する。1次コイル13として巻径が異なってインピーダンスが異なる複数の1次コイル13a,13b,13cが設けられている。各1次コイル13a,13b,13cは、切換スイッチSWを介して交流電源11に一つずつ選択的に接続可能に構成され、負荷17の変動に対応して1次コイル13のインピーダンスが適切なインピーダンスに設定される。
【選択図】図1

Description

本発明は、非接触電力伝送装置に係り、詳しくは共鳴型の非接触電力伝送装置に関する。
図6に示すように、二つの銅線コイル51,52を離れた状態で配置し、一方の銅線コイル51から他方の銅線コイル52に電磁場の共鳴によって電力を伝送することが紹介されている(例えば、非特許文献1及び特許文献1参照)。具体的には、交流電源53に接続された1次コイル54で発生した磁場を銅線コイル51,52による磁場共鳴により増強し、2次コイル55により増強された銅線コイル52付近の磁場から電磁誘導を利用して電力を取り出し負荷56に供給する。そして、半径30cmの銅線コイル51,52を2m離して配置した場合に、負荷56としての60Wの電灯を点灯できることが確認されている。
国際公開特許WO/2007/008646 A2
NIKKEI ELECTRONICS 2007.12.3 117頁〜128頁
この共鳴型非接触電力伝送装置において交流電源の電力を負荷に効率良く供給するには、交流電源から電力を効率良く共鳴系に供給することが必要になる。共鳴型非接触電力伝送装置から電力が供給される負荷が変動しない系であれば、予め設定された共鳴系の共鳴周波数において、共鳴系の入力インピーダンスと交流電源(高周波電源)の出力インピーダンスとが常にマッチングする状態にすることができる。しかし、共鳴型非接触電力伝送装置では、負荷の変動に対して共鳴周波数における入力インピーダンスが変化する。このため、変動する負荷に対して交流電源と入力インピーダンスとのマッチングがずれ、交流電源から電力を効率良く共鳴系に供給することが難しくなる。
また、使用する交流電源によっては、その出力インピーダンスが異なる。この場合にも、使用する電源によって共鳴系の入力インピーダンスを適切に調整する必要がある。
本発明は、前記従来の問題に鑑みてなされたものであって、その目的は、共鳴系の入力インピーダンスを調整する手段を備えた非接触電力伝送装置を提供することにある。なお、本発明は、1次コイルのインピーダンスのみの調整により共鳴系の入力インピーダンスが調整可能であるという、発明者らが見出した知見に基づくものである。
前記の目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、交流電源から交流電圧が印加される1次コイルと、1次側共鳴コイルと、2次側共鳴コイルと、負荷が接続される2次コイルとを有する共鳴系を備える非接触電力伝送装置であって、前記共鳴系の入力インピーダンスが調整可能である。ここで、「交流電源」とは、交流電圧を出力する電源を意味し、直流電源から入力された直流を交流に変換して出力するものも含む。
共鳴型非接触電力伝送装置において交流電源の電力を負荷に効率良く供給するには、交流電源から電力を効率良く共鳴系に供給することが必要になる。本願発明者は、共鳴系の入力インピーダンスは1次コイルのインピーダンスを変えることにより、共鳴周波数を変えることなく調整することが可能であるという知見に基づき、この発明を完成した。ここで、「共鳴系の入力インピーダンス」とは、1次コイルの両端で測定した負荷を含む共鳴系全体のインピーダンスを指す。
この発明では、共鳴周波数を変えることなく共鳴系の入力インピーダンスを適切な値に調整することができる。そして、1次コイルと交流電源とのマッチングを行うことが可能となり、交流電源と1次コイルとの間の反射電力が減少する。したがって、交流電源から電力を効率良く共鳴系に供給することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記1次コイル又は2次コイルのインピーダンスが変更可能に構成され、前記負荷の変動に対応して前記1次コイル又は2次コイルのインピーダンスが適切なインピーダンスに設定される。この発明では、負荷の変動に対応して1次コイル又は2次コイルのインピーダンスを変えることにより、共鳴周波数を変えることなく共鳴系の入力インピーダンスを適切な値に調整することが可能になる。そして、1次コイルと交流電源とのマッチングを行うことが可能となる。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、前記1次コイル又は2次コイルとしてインピーダンスが異なる複数の1次コイル又は2次コイルが設けられ、前記負荷の変動に対応して最適な1次コイル又は2次コイルが選択されて使用される。この発明では、負荷が変動した場合、複数の1次コイル又は2次コイルの中から最適な1次コイル又は2次コイルが選択されて使用される。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の発明において、前記1次コイル又は2次コイルとして巻径が異なる複数の1次コイル又は2次コイルが設けられている。この発明では、巻径の異なる1次コイル又は2次コイルを複数用意し、負荷の変動に対して最適な1次コイル又は2次コイルを選択することで、交流電源とのマッチング状態を簡単に保つことができる。
請求項5に記載の発明は、請求項3又は請求項4に記載の発明において、前記負荷を検出する負荷検出手段と、前記負荷検出手段の検出結果に基づいて前記複数の1次コイルの内の一つを前記交流電源に対して接続するように選択的に切り換える切換手段とを備えている。この発明では、負荷検出手段によって負荷の値が直接あるいは間接的に検出される。そして、負荷検出手段の検出結果に基づいて、その負荷に対応する適切な1次コイルが交流電源に接続される状態に切換手段によって切り換えられる。
本発明によれば、共鳴系の入力インピーダンスを調整することができる。
第1の実施形態の非接触電力伝送装置の構成図。 充電装置と移動体との関係を示す模式図。 負荷の変動と入力インピーダンスとの関係を示すグラフ。 第2の実施形態の非接触電力伝送装置の構成図。 充電装置と移動体との関係を示す模式図。 従来技術の非接触電力伝送装置の構成図。
(第1の実施形態)
以下、本発明を具体化した第1の実施形態を図1〜図3にしたがって説明する。
図1に示すように、非接触電力伝送装置10は、交流電源11から供給される電力を非接触で伝送する共鳴系12を備える。共鳴系12は、交流電源11に接続される1次コイル13と、1次側共鳴コイル14と、2次側共鳴コイル15と、2次コイル16とを有する。2次コイル16は負荷17に接続されている。負荷17は、そのインピーダンスが変化するものとする。1次側共鳴コイル14及び2次側共鳴コイル15にはコンデンサCが接続されている。交流電源11は、交流電圧を出力する電源である。交流電源11の出力交流電圧の周波数は自由に変えられるようになっている。
1次コイル13、1次側共鳴コイル14、2次側共鳴コイル15及び2次コイル16は電線により形成されている。コイルを構成する電線には、例えば、絶縁ビニル被覆線が使用される。コイルの巻径や巻数は、伝送しようとする電力の大きさ等に対応して適宜設定される。この実施形態では1次側共鳴コイル14、2次側共鳴コイル15及び2次コイル16は、同じ巻径に形成されている。また、1次側共鳴コイル14及び2次側共鳴コイル15の巻数は同じである。
1次コイル13としてインピーダンスが異なる複数、例えば3個の1次コイル13a,13b,13cが設けられている。この実施形態では、1次コイル13として巻径が異なる複数の1次コイル13a,13b,13cが設けられている。複数の1次コイル13a,13b,13cの内の一つの1次コイル13aは、1次側共鳴コイル14、2次側共鳴コイル15及び2次コイル16と同じ巻径に形成され、他の1次コイル13b,13cとして巻径が1次側共鳴コイル14等より大きい1次コイル13bと、小さい1次コイル13cとが設けられている。
各1次コイル13a,13b,13cは、切換スイッチSWを介して交流電源11に一つずつ選択的に接続可能に構成されている。図1において切換スイッチSWは、リレーの接点を示す。図1には、リレーの接点が有接点式で図示されているが、半導体素子を用いた無接点リレーでもよい。負荷17が変動すると、共鳴系12の入力インピーダンスが変動する。切換スイッチSWは、負荷17の変動に対応して複数の1次コイル13a〜13cの内の最適なインピーダンスを有する1次コイルが交流電源11に接続される状態に切り換えられるようになっている。即ち、非接触電力伝送装置10は、1次コイル13のインピーダンスが変更可能に構成され、負荷17の変動に対応して1次コイル13のインピーダンスが適切なインピーダンスに設定(変更)されるようになっている。1次コイル13の適切なインピーダンスとは、交流電源11から共鳴系12に供給される電力が最大となるインピーダンスをいい、通常、交流電源11の出力インピーダンスと共鳴系12の入力インピーダンスとの差が最小となるものをいう。
この実施形態では、非接触電力伝送装置10は、移動体(例えば、車両)18に搭載された2次電池に対して非接触充電を行うシステムに適用されている。そして、図2に示すように、移動体18に2次側共鳴コイル15及び2次コイル16が搭載されている。2次コイル16は整流回路25を通して負荷としての2次電池(バッテリ)19に接続されている。また、交流電源11、1次コイル13及び1次側共鳴コイル14は2次電池19に非接触状態で充電を行う充電装置20を構成する。
交流電源11は、制御部21による制御によって所定周波数の交流を出力するように構成されている。充電装置20は、共鳴系12における入力インピーダンスを測定可能なインピーダンス測定手段22を備えている。負荷17が変動すると、共鳴系12の入力インピーダンスが変動するため、インピーダンス測定手段は間接的に負荷を検出することになり、インピーダンス測定手段は負荷検出手段を構成する。制御部21は、CPU23及びメモリ24を備え、メモリ24にはインピーダンス測定手段22の測定結果に基づいて、切換スイッチSWを1次コイル13a〜13cのうちの最適な1次コイルに交流が出力される状態に切り換える制御プログラムが記憶されている。
電気自動車の一般的なバッテリの充電方法は、三つのモードに分けてバッテリを充電しており、先ず、定電力モード(CPモード)で一定の電圧以上にバッテリを充電する。次いで、第1の定電流モード(第1CCモード)で定電流充電を行い、最後に第1の定電流モードより低い電流での第2の定電流モード(第2CCモード)で定電流充電を行う三段階のモードを通じてバッテリのエネルギの充電が行われる。バッテリはその充電状態によってインピーダンスが変動するので、バッテリの充電状態によって共鳴系12の入力インピーダンスも変動する。そのため、インピーダンスの異なる3つの1次コイル13a〜13cを用意し、制御部21は、インピーダンス測定手段22の測定結果に基づいて、共鳴系12の入力インピーダンスが適切な値となるよう切換スイッチSWを切り換えるようになっている。
次に前記のように構成された非接触電力伝送装置10の作用を説明する。
交流電源11から1次コイル13に共鳴系12の共鳴周波数で交流電圧が印加されることにより1次コイル13に磁場が発生する。この磁場が1次側共鳴コイル14と2次側共鳴コイル15とによる磁場共鳴により増強され、増強された2次側共鳴コイル15付近の磁場から2次コイル16により電磁誘導を利用して電力が取り出されて負荷17に供給される。交流電源11から共鳴系12の共鳴周波数で交流が出力された状態において、負荷17の値が変化すると、図3に示すように、入力インピーダンスの適正値も変化する。
図3には、1次コイル13、1次側共鳴コイル14、2次側共鳴コイル15、2次コイル16の巻径を300mm程度にした場合で共鳴周波数が2.6MHzの場合において、1次コイル13の負荷17の抵抗値を25Ω、50Ω及び67Ωと変更した場合の入力インピーダンスZと、交流の周波数との関係を示している。
2次電池19への充電時には、移動体18が充電装置20の近くの所定位置に停止した状態で充電が開始される。制御部21は、交流電源11から共鳴系12の共鳴周波数で交流が出力された状態において、インピーダンス測定手段22の測定結果に基づき、共鳴系12の入力インピーダンスが適切な値となるように切換スイッチSWを切り換える。そのため、2次電池19の充電状態によって共鳴系12の入力インピーダンスが変動しても、共鳴系12の入力インピーダンスが適切な値となるように調整される。そして、2次電池19の充電状態によって適切な充電モードで充電が行われる。したがって、交流電源11の電力により2次電池19が効率良く充電される。
この実施形態によれば、以下に示す効果を得ることができる。
(1)非接触電力伝送装置10は、交流電源11から交流電圧を印加される1次コイル13と、1次側共鳴コイル14と、2次側共鳴コイル15と、負荷17が接続される2次コイル16とを有する共鳴系12を備えており、共鳴系12の入力インピーダンスを調整可能になっている。そのため、1次コイル13と交流電源11とのマッチングを行うことが可能となり、交流電源11と1次コイル13との間の反射電力が減少する。したがって、交流電源11から電力を効率良く共鳴系12に供給することができる。
(2)1次コイル13のインピーダンスが変更可能に構成され、負荷17の変動に対応して1次コイル13のインピーダンスが適切なインピーダンスに設定される。したがって、負荷17の変動に対応して1次コイル13のインピーダンスを変えることにより、共鳴周波数を変えることなく共鳴系12の入力インピーダンスを適切な値に調整することが可能になり、負荷が変動しても交流電源11から電力を効率良く共鳴系12に供給することができる。
(3)1次コイル13としてインピーダンスが異なる複数の1次コイル13a〜13cが設けられ、負荷17の変動に対応して最適な1次コイルが選択されて使用される。したがって、負荷17が変動しても複数の1次コイル13a〜13cの中から最適な1次コイルが選択されて使用されるため、容易に電力を効率良く共鳴系12に供給することができる。
(4)1次コイル13として巻径が異なる複数の1次コイル13a〜13cが設けられている。したがって、巻径の異なる1次コイル13a〜13cを複数用意し、負荷17の変動に対して最適な1次コイルを選択することで、交流電源11とのマッチング状態を簡単に保つことができる。
(5)非接触電力伝送装置10は、共鳴系12の入力インピーダンスを検出するインピーダンス測定手段22と、インピーダンス測定手段22の検出結果に基づいて複数の1次コイル13a〜13cの内の一つを交流電源11に対して接続するように選択的に切り換える切換手段(切換スイッチSW)とを備えている。したがって、非接触電力伝送装置10の出力側に設けられる負荷17の変化を非接触電力伝送装置10の入力側において検出することができ、負荷17に対応する適切な1次コイル13が交流電源11に接続される状態に切り換える構成が簡単になる。
(6)非接触電力伝送装置10は、移動体18に搭載された2次電池19に対して非接触充電を行うシステムに適用されている。そして、交流電源11、1次コイル13、1次側共鳴コイル14及びインピーダンス測定手段22は2次電池19に非接触状態で充電を行う充電装置20に装備されている。したがって、充電に際して、2次電池19の負荷の状態を検出する負荷検出手段を移動体18側に設けずに、所定位置に設けられる充電装置20に設けることができ、構成が簡単になる。
(7)1次コイル13を構成するインピーダンスが異なる複数の1次コイル13a〜13cとして、充電装置20による充電時における複数の充電モードにおける2次電池19の負荷に対応した適切な入力インピーダンスとなるように、共鳴系12の共鳴周波数を変更せずに調整可能なコイルが設けられている。したがって、2次電池19の非接触充電を簡単に効率良く行うことができる。
(8)1次側共鳴コイル14及び2次側共鳴コイル15にコンデンサCが接続されている。したがって、1次側共鳴コイル14及び2次側共鳴コイル15のコイルの巻数を増やすことなく共鳴周波数を下げることができる。また、共鳴周波数が同じであれば、1次側共鳴コイル14及び2次側共鳴コイル15を、コンデンサCを接続しない場合に比べて小型化することができる。
(9)1次コイル13を複数設ける構成のため、2次コイル16を複数設ける場合と比較して、2次側の規模を小さくできる。そのため、2次側が移動体に搭載される場合、2次側の構成部を搭載するスペースの確保が容易になるとともに搭載位置の自由度が高くなる。
(第2の実施形態)
次に第2の実施形態を図4及び図5にしたがって説明する。この実施形態では、1次コイル13のインピーダンスを変更可能に構成する代わりに、2次コイル16のインピーダンスが変更可能に構成されている点が第1の実施形態と大きく異なっている。第1の実施形態と基本的に同一部分は同一符号を付して詳しい説明を省略する。
図4に示すように、1次コイル13は切換スイッチSWを介さずに交流電源11に接続されている。
2次コイル16としてインピーダンスが異なる複数、例えば3個の2次コイル16a,16b,16cが設けられている。この実施形態では、2次コイル16として巻径が異なる複数の2次コイル16a,16b,16cが設けられている。複数の2次コイル16a,16b,16cの内の一つの2次コイル16aは、1次コイル13、1次側共鳴コイル14及び2次側共鳴コイル15と同じ巻径に形成され、他の2次コイル16b,16cとして巻径が1次側共鳴コイル14等より大きい2次コイル16bと、小さい2次コイル16cとが設けられている。
各2次コイル16a,16b,16cは、切換スイッチSWを介して負荷17に一つずつ選択的に接続可能に構成されている。負荷17が変動すると、共鳴系12の入力インピーダンスが変動する。切換スイッチSWは、負荷17の変動に対応して複数の2次コイル16a〜16cの内の最適なインピーダンスを有する2次コイルが負荷17に接続される状態に切り換えられるようになっている。即ち、非接触電力伝送装置は、2次コイル16のインピーダンスが変更可能に構成され、負荷17の変動に対応して2次コイル16のインピーダンスが適切なインピーダンスに設定(変更)されるようになっている。2次コイル16の適切なインピーダンスとは、共鳴系の入力インピーダンスと交流電源11のインピーダンスとのマッチングのずれを最小限にするインピーダンスをいい、例えば、通常、交流電源11の出力インピーダンスと共鳴系12の入力インピーダンスとの差が最小となるものをいう。
非接触電力伝送装置10を、移動体(例えば、車両)18に搭載された2次電池に対して非接触充電を行うシステムに適用する場合は、図5に示すように、2次コイル16は切換スイッチSWを介して整流回路25に接続されている。また、移動体18には、インピーダンス測定手段22の測定結果に基づいて、共鳴系12の入力インピーダンスが適切な値となるよう切換スイッチSWを切り換えるように制御する切換制御部26が設けられている。切換制御部26は充電装置20の制御部21から無線でインピーダンス測定手段22の測定結果を入手可能になっている。
2次電池19への充電時には、制御部21は、交流電源11から共鳴系12の共鳴周波数で交流が出力された状態において、インピーダンス測定手段22の測定結果を無線で切換制御部26に送信する。切換制御部26は、入手した測定結果に基づき、共鳴系12の入力インピーダンスが適切な値となるように切換スイッチSWを切り換える。
したがって、この第2の実施形態によれば、第1の実施形態の(1)、(6)及び(8)と同様な効果に加えて以下の効果を得ることができる。
(10)2次コイル16のインピーダンスが変更可能に構成され、負荷17の変動に対応して2次コイル16のインピーダンスが適切なインピーダンスに設定される。したがって、負荷17の変動に対応して2次コイル16のインピーダンスを変えることにより、共鳴周波数を変えることなく共鳴系12の入力インピーダンスを適切な値に調整することが可能になり、負荷が変動しても交流電源11から電力を効率良く共鳴系12に供給することができる。
(11)2次コイル16としてインピーダンスが異なる複数の2次コイル16a〜16cが設けられ、負荷17の変動に対応して最適な2次コイルが選択されて使用される。したがって、負荷17が変動しても複数の2次コイル16a〜16cの中から最適な2次コイルが選択されて使用されるため、容易に電力を効率良く共鳴系12に供給することができる。
(12)2次コイル16として巻径が異なる複数の2次コイル16a〜16cが設けられている。したがって、巻径の異なる2次コイル16a〜16cを複数用意し、負荷17の変動に対して最適な2次コイルを選択することで、交流電源11とのマッチング状態を簡単に保つことができる。
(13)非接触電力伝送装置10は、共鳴系12の入力インピーダンスを検出するインピーダンス測定手段22と、インピーダンス測定手段22の検出結果に基づいて複数の2次コイル16a〜16cの内の一つを負荷17に対して接続するように選択的に切り換える切換手段(切換スイッチSW)とを備えている。したがって、非接触電力伝送装置10の出力側に設けられる負荷17の変化に対応する適切な2次コイル16を負荷17に接続する状態に切り換える構成が簡単になる。
(14)2次コイル16を構成するインピーダンスが異なる複数の2次コイル16a〜16cとして、充電装置20による充電時における複数の充電モードにおける2次電池19の負荷に対応した適切な入力インピーダンスとなるように、共鳴系12の共鳴周波数を変更せずに調整可能なコイルが設けられている。したがって、2次電池19の非接触充電を簡単に効率良く行うことができる。
実施形態は前記に限定されるものではなく、例えば、次のように具体化してもよい。
○ インピーダンスが異なる複数の1次コイル13a〜13cや2次コイル16a〜16cとして、巻径が異なるコイルを設ける代わりに、巻数が異なるコイルや、巻径及び巻数が異なる複数のコイルを設けてもよい。
○ 負荷17の変動に対応して1次コイル13又は2次コイル16のインピーダンスを適切なインピーダンスに設定する構成は、インピーダンスの異なる複数の1次コイル13a〜13c又は2次コイル16a〜16c中から最適なインピーダンスの1次コイル又は2次コイルを選択して使用する構成に限らない。例えば、1次コイル13又は2次コイル16を変形可能に形成するとともに、2次コイル16に接続されている負荷17の変動により1次コイル13又は2次コイル16のインピーダンスを変更する必要が生じた場合、1次コイル13又は2次コイル16を変形させて1次コイル13又は2次コイル16のインピーダンスを変化させてもよい。例えば、円形状の1次コイル13又は2次コイル16を楕円形状やクローバ状に変形させることにより、インピーダンスを変化させるようにしてもよい。
○ 1次側共鳴コイル14及び2次側共鳴コイル15に接続されたコンデンサCを省略してもよい。しかし、コンデンサCを接続した構成の方が、コンデンサCを省略した場合に比べて、共鳴周波数を下げることができる。また、共鳴周波数が同じであれば、コンデンサCを省略した場合に比べて、1次側共鳴コイル14及び2次側共鳴コイル15の小型化が可能になる。
○ 充電装置20が2次電池19の充電を行う際の充電方法は、定電力モード、第1の定電流モード及び第2の定電流モードの3モードで行う方法に限らない。例えば、定電力モード、第1の定電圧モード及び第2の定電圧モードの3モードで充電を行ったり、定電力モードの後に定電圧モードと定電流モードで充電を行うようにしたりしてもよい。また、定電圧モードや定電流モードを2回ではなく3回以上にしたり、あるいは1回にしたりしてもよい。
○ 非接触電力伝送装置10を2次電池19の充電装置20に適用する場合、2次電池19として定格容量が同じバッテリを搭載した移動体18に充電を行う場合に代えて、定格容量が異なるバッテリを搭載した移動体18の2次電池19に対して充電を行う場合に適用してもよい。この場合、充電を前記のような3モードで実施する構成に代えて、異なる定格容量のバッテリの充電時における適切なインピーダンスを有する複数の1次コイルを設けておき、バッテリの定格容量に対応したインピーダンスの1次コイルを選択的に使用する構成とする。この構成では、充電途中で1次コイル13のインピーダンスを変更するのではなく、充電開始前に適切なインピーダンスの1次コイルが交流電源11に接続される。
○ 負荷を検出する方法は、共鳴系12の入力インピーダンスを測定して負荷を間接的に検出する方法に限らず、負荷の抵抗値を直接検出するようにしてもよい。この場合、検出手段で検出した検出データは、例えば無線で制御部21に送信される。
○ 非接触電力伝送装置10は充電装置20に限らず、使用中に段階的に負荷が変動する電気機器を負荷として使用する場合や負荷の値が異なる複数の電気機器に対して電力を供給する装置に適用してもよい。
○ 非接触電力伝送装置10が使用中に段階的に負荷が変動する電気機器を負荷として使用する場合、負荷の変動する時期が予め決まっている場合、負荷の値を負荷検出手段で検出する代わりに、負荷の駆動開始時(非接触電力伝送装置10の電力伝送開始時)からの経過時間で、1次コイル13のインピーダンスを変更するようにしてもよい。
○ 負荷の変動に対応して共鳴系12の入力インピーダンスと交流電源11の出力インピーダンスとが整合するように1次コイル13又は2次コイル16のインピーダンスを変更して入力インピーダンスを変更する構成に限らず、電源装置が変更された場合に対応する構成としてもよい。例えば、それまでの電源装置と異なる出力インピーダンスの電源装置が使用される場合に、1次コイル13又は2次コイル16のインピーダンスを変更して共鳴系12の入力インピーダンスと整合させる。
○ 負荷の変動または電源装置の変更に対応してインピーダンス調整を行う構成に限らず、反射電力の大きさを見てインピーダンス調整を行う構成としてもよい。例えば、交流電源11における反射電力を検出する反射電力検出手段を設け、反射電力が予め設定された閾値以下になるようにインピーダンス調整を行うようにしてもよい。
○ 1次コイル13又は2次コイル16を構成する1次コイル13a〜13c又は2次コイル16a〜16cの数は3つに限らず、2つでも、4つ以上でもよい。
○ 1次コイル13、1次側共鳴コイル14、2次側共鳴コイル15及び2次コイル16の外形は、円形に限らず、例えば、四角形や六角形や三角形等の多角形にしたり、あるいは楕円形にしたりしてもよい。
○ 1次コイル13、1次側共鳴コイル14、2次側共鳴コイル15及び2次コイル16の外形は、ほぼ左右対称な形状に限らず、非対称な形状であってもよい。
○ 電線は断面円形の一般的な銅線に限らず、矩形断面の板状の銅線であってもよい。
○ 電線の材料は銅に限らず、例えば、アルミニウムや銀を用いてもよい。
○ 1次側共鳴コイル14及び2次側共鳴コイル15は、電線が筒状に巻回されたコイルに限らず、例えば、電線が一平面上に巻回された形状としてもよい。
○ コイルは、電線が密巻されて隣接する巻回部が接触する構成でも、巻回部が接触しないように巻回部の間隔を空けて電線が巻回された構成であってもよい。
○ 1次コイル13、1次側共鳴コイル14、2次側共鳴コイル15及び2次コイル16が全て同じ径に形成されている必要はない。例えば、1次側共鳴コイル14及び2次側共鳴コイル15は同じ径で、1次コイル13及び2次コイル16は異なる径としてもよい。
○ 1次コイル13、1次側共鳴コイル14、2次側共鳴コイル15及び2次コイル16を電線で形成する代わりに、基板上に設けられた配線パターンで形成してもよい。特に、巻径の異なる複数の1次コイル13a〜13cの場合、一般的なプリント配線板を製造する製造工程で、効率良く製造することができる。
以下の技術的思想(発明)は前記実施形態から把握できる。
(1)請求項5に記載の発明において、前記2次側共鳴コイル及び前記2次コイルは移動体に搭載されるとともに前記2次コイルの電力は負荷としての2次電池の充電に使用され、前記交流電源、前記1次コイル及び前記1次側共鳴コイルは前記2次電池に非接触状態で充電を行う充電装置を構成しており、前記負荷検出手段は、前共鳴系の入力インピーダンスの値に基づいて前記負荷を検出する。
(2)請求項3又は請求項4に記載の発明において、前記負荷を検出する負荷検出手段と、前記負荷検出手段の検出結果に基づいて前記複数の2次コイルの内の一つを前記負荷に対して直接又は整流回路を介して接続するように選択的に切り換える切換手段とを備えている。
10…非接触電力伝送装置、11…交流電源、12…共鳴系、13,13a,13b,13c…1次コイル、14…1次側共鳴コイル、15…2次側共鳴コイル、16,16a,16b,16c…2次コイル、17…負荷、19…負荷としての2次電池、22…負荷検出手段としてのインピーダンス測定手段、SW…切換手段としての切換スイッチ。

Claims (5)

  1. 交流電源から交流電圧が印加される1次コイルと、1次側共鳴コイルと、2次側共鳴コイルと、負荷が接続される2次コイルとを有する共鳴系を備える非接触電力伝送装置であって、
    前記共鳴系の入力インピーダンスが調整可能なことを特徴とする非接触電力伝送装置。
  2. 前記1次コイル又は2次コイルのインピーダンスが変更可能に構成され、前記負荷の変動に対応して前記1次コイル又は2次コイルのインピーダンスが適切なインピーダンスに設定される請求項1に記載の非接触電力伝送装置。
  3. 前記1次コイル又は2次コイルとしてインピーダンスが異なる複数の1次コイル又は2次コイルが設けられ、前記負荷の変動に対応して最適な1次コイル又は2次コイルが選択されて使用される請求項2に記載の非接触電力伝送装置。
  4. 前記1次コイル又は2次コイルとして巻径が異なる複数の1次コイル又は2次コイルが設けられている請求項3に記載の非接触電力伝送装置。
  5. 前記負荷を検出する負荷検出手段と、前記負荷検出手段の検出結果に基づいて前記複数の1次コイルの内の一つを前記交流電源に対して接続するように選択的に切り換える切換手段とを備えている請求項3又は請求項4に記載の非接触電力伝送装置。
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