JP2010156905A - 光学レンズユニットおよびその製造方法 - Google Patents

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Manabu Oda
学 織田
Kazuo Morioka
一夫 森岡
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Abstract

【課題】本発明は、光通信光学系に用いられる光学レンズユニットに関し、信頼性を向上させることを目的とする。
【解決手段】本発明は、レーザー光源1から射出されたレーザー光を光ファイバ2の先端部分に集光する光学レンズユニット3に関して、光学レンズユニット3はガラスレンズ4とこのガラスレンズ4を支持する鏡筒5により構成され、鏡筒5に設けられた貫通孔7におけるガラスレンズ4との当接面12を表面粗さが異なる少なくとも二つの領域11,12で構成した。
【選択図】図3

Description

本発明は、光通信光学系に用いられる光学レンズユニットおよびその製造方法に関する。
一般的な光通信光学系は、レーザー光源から発信されたレーザー光を光ファイバの先端部分に集光させるため、レーザー光源の射出方向に発散光を収束光に変換する光学レンズユニットが設けられている。
そして、光学レンズユニットはレーザー光線を光学処理するためのガラスレンズと、このガラスレンズをレーザー光源に取り付ける筒状の鏡筒から形成され、ガラスレンズによりレーザー光の光学処理を行うとともに、鏡筒と光学レンズでレーザー光源を覆いその内部に不活性ガスを充填することによりレーザー光源を形成する半導体チップの酸化防止を行っている。
従来このような光学レンズユニットは、鏡筒を形成する素体に切削加工を施して貫通孔を形成し、この貫通孔内にてガラスレンズとなる光学硝材をプレス成形し、このガラスレンズの外周側面を貫通孔の内周面に当接させ鏡筒とガラスレンズを一体化させていた。
なお、この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1が知られている。
特開2008−169051号公報
しかしながら、光通信光学系に用いられる光学レンズユニットは、近年、小型化が進み、ガラスレンズと鏡筒の当接面積が小さくなってきており、この小さい当接面積において気密性及び係合性を確保することが困難になりつつあり、光学レンズユニットとして気密性及び係合性を確保し信頼性を高めることが重要になってきた。
そこで、本発明はこのような問題を解決し、高い信頼性を有する光学レンズユニット及びその製造を提供することを目的とする。
この目的を達成するために本発明は、レーザー光源から射出されたレーザー光を光ファイバの先端部分に集光する光学レンズユニットに関して、光学レンズユニットはガラスレンズとこのガラスレンズを支持する鏡筒により構成され、鏡筒に設けられた貫通孔におけるガラスレンズとの当接面を表面粗さが異なる少なくとも二つの領域で構成したのである。
この構成により本発明は、光学レンズユニットの信頼性を高めることが出来る。
以下、本発明の一実施形態について図を用いて説明する。
図1は光通信光学系の発信部分を模式的に示したものであり、レーザー光源1と光ファイバ2の間に光学レンズユニット3が配置された構造であり、光学レンズユニット3はレーザー光源1から射出された発散光であるレーザー光を光ファイバ2の先端部分に集光するガラスレンズ4と、このガラスレンズ4をレーザー光源1に接続する鏡筒5により構成されている。
なお、レーザー光源1は、発光源となる半導体チップ1aの酸化等による特性劣化を抑制すべく半導体チップを鏡筒5及びガラスレンズ4により封口し内部空間6に不活性ガスを充填した構造としている。
また、このような光学レンズユニット3を形成する場合、図2に示すように貫通孔7を有する筒状の鏡筒5の内部にガラスレンズ4を成形する光学硝材8を配置し、この光学硝材8をガラス転移点以上に加熱し成形金型9でプレス成形するとともに、このプレス変形によりガラスレンズ4の外周面を貫通孔7の内周面に当接させ一体化している。
ここで、この光学レンズユニット3は図3に示すように、鏡筒5の貫通孔7におけるガラスレンズ4との当接面10を表面粗さが異なる二つの領域11,12により構成している。具体的には当接面10における光ファイバ2側部分を表面粗さが0.180μmの粗面領域11とし、レーザー光源1側部分を表面粗さ0.080μmの滑らか面領域12としている。
この構成によれば、ガラスレンズ4と貫通孔7の当接面10における接合状態が、滑らか面領域12においてはガラスレンズ4の外周面と貫通孔7の密着性が高まり図1に示す内部空間6の気密性を確保できるとともに、粗面領域11においては表面の摩擦係数が高まりガラスレンズ4の外周面と貫通孔7の係合性を確保することができ、この結果として光学レンズユニット3の信頼性を高めることが出来るのである。
なお、粗面領域11はガラスレンズ4との係合性を確保する為に表面粗さが0.150μm以上であることが望ましく、滑らか面領域12は内部空間の気密性を確保する為には表面粗さが0.100μm以下であることが望ましい。
また、貫通孔7における光ファイバ2側部分を粗面領域11としレーザー光源1側部分を滑らか面領域12としたのは、レーザー光源1における半導体チップ1aに出来るだけ近い位置で気密性を確保することで、内部空間6の雰囲気を安定化させるためである。
なお、このように鏡筒5に設けられる貫通孔7に対してガラスレンズ4との当接面10に表面粗さが異なる二つの領域11,12を形成するにあたっては、図4に示すように先ず鏡筒5を形成する素体5aのレーザー光源1側に相当する面に対して破線13で示す部分にプレス加工を施し凹部14を形成し、次に光ファイバ2側から破線15で示すように凹部14の傾斜部分に至るまで切削加工を施し貫通孔7を形成することで、プレス加工面16は表面粗さが大きくなり切削加工面17は表面粗さが小さくなるため、この加工境界18を接合面12の領域内に設定することで接合面12に表面粗さが異なる二つの領域11,12を形成することが出来るのである。
本発明は、光学レンズユニットの信頼性を高められるという効果を有し、特に光通信光学系に用いられる小型の光学レンズユニットにおいて有用となる。
本発明の一実施形態における光通信光学系を示す模式図 同光通信光学系を構成する光学レンズユニットの製造方法を示す模式図 同光学レンズユニットを示す断面図 同光学レンズユニットを構成する鏡筒の製造方法を示す模式図
1 レーザー光源
2 光ファイバ
3 光学レンズユニット
4 ガラスレンズ
5 鏡筒
7 貫通孔
11 粗面領域(第2の領域)
12 滑らか面領域(第1の領域)

Claims (3)

  1. レーザー光源から射出されたレーザー光を光ファイバの先端部分に集光させる光学レンズユニットであって、前記光学ユニットは、貫通孔を有する鏡筒と、前記貫通孔の内周面に当接されるガラスレンズとからなり、前記貫通孔における前記ガラスレンズの当接面が表面粗さの異なる少なくとも二つの領域により構成されたことを特徴とする光学レンズユニット。
  2. 当接面におけるレーザー光源側の領域を第1の領域とし、前記当接面における光ファイバ側の領域を第2の領域とし、前記第1の領域の表面粗さを前記第2の領域の表面粗さより小さくしたことを特徴とする請求項1に記載の光学レンズユニット。
  3. レーザー光源から射出されたレーザー光を光ファイバの先端部分に集光させる光学レンズユニットの製造方法であって、前記光学レンズユニットは、貫通孔を有する鏡筒と、前記貫通孔内にてプレス成形されその外周部が前記貫通孔の内周面に当接支持されるガラスレンズとからなり、前記鏡筒を作るにあたり、前記貫通孔の前記ガラスレンズとの当接面におけるレーザー光源側の領域を第1の領域とし、前記当接面における光ファイバ側の領域を第2の領域とし、前記鏡筒を形成する素体に前記貫通孔を形成するにあたり、前記素体の前記光ファイバ側に向けられる側よりプレス加工により前記貫通孔を部分的に形成する凹部を形成するとともに前記第2の領域を形成し、前記素体の前記レーザー光源に向けられる側より前記凹部に至るように切削加工を施し前記貫通孔を形成するとともに前記第1の領域を形成することを特徴とした光学レンズユニットの製造方法。
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