JP2010155619A - 衛生薄葉紙製品 - Google Patents
衛生薄葉紙製品 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2010155619A JP2010155619A JP2008333787A JP2008333787A JP2010155619A JP 2010155619 A JP2010155619 A JP 2010155619A JP 2008333787 A JP2008333787 A JP 2008333787A JP 2008333787 A JP2008333787 A JP 2008333787A JP 2010155619 A JP2010155619 A JP 2010155619A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- thin paper
- sanitary thin
- storage box
- sanitary
- pulp
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
Abstract
【解決手段】
収納箱の内部に衛生薄葉紙の束が内包されている衛生薄葉紙製品であって、前記収納箱の外面の一部又は全部にフィルムシートが積層されているとともに、その積層部分に情報記入部が配されていることをする衛生薄葉紙製品により解決される。
【選択図】図1
Description
この種の製品は、家庭においては、各部屋に、またオフィスにおいては、各デスクに常備されるまで広く普及している。
また、この種の製品では、短期間で消費されない程度の枚数の衛生薄葉紙が内包されていて、すべてを使い切るには通常は数週間から数ヶ月程度の比較的長期間を要する。
従って、この種の製品における収納箱は、各部屋やオフィスとのインテリアとの調和を考慮して、外面に柄物の模様印刷が施されているのが一般的である。
他方、この種の製品は、内部の衛生薄葉紙を使い切った後には、その収納箱は用を終えて廃棄される。すなわち、従来、この種の製品は、収納箱は外装として機能するだけで、衛生薄葉紙が使用されている期間中、何ら自身が積極的に使用されることはなかった。
<請求項1記載の発明>
収納箱の内部に衛生薄葉紙の束が内包されている衛生薄葉紙製品であって、
前記収納箱の外面の一部又は全部にフィルムシートが積層されているとともに、
その積層部分に情報記入部が配されていることを特徴とする衛生薄葉紙製品。
前記収納箱は、直六面体形状であり、上面に衛生薄葉紙を取り出すための取出口又は取出口形成部を有する請求項1記載の衛生薄葉紙製品。
前記衛生薄葉紙の束は、取出口から一枚を取り出すとその直近下層に位置する次の一枚の一部が露出するように構成されている、請求項1記載の衛生薄葉紙製品。
前記収納箱は、板紙にフィルムシートが積層されたラミネート紙により形成されている請求項1又は2記載の衛生薄葉紙製品。
前記フィルムシートが、ポリプロピレンフィルムシートである請求項1〜4の何れか1項に記載の衛生薄葉紙製品。
前記情報記入部に、水性インキによって、情報を記入することができ、かつ、当該記入した情報が、少なくとも内包されている衛生薄葉紙によって拭き取り消去可能である請求項1〜5の何れか1項に記載の衛生薄葉紙製品。
前記収納箱の上面に、切り押し、切り抜き又は切り起こすことによって、筆記具を保持するための保持部が形成される易切断線が形成されている請求項1〜6の何れか1項に記載の衛生薄葉紙製品。
『衛生薄葉紙製品』
本発明は、図1〜6に示されるように、複数枚の衛生薄葉紙Pが、折り畳まれ重層されてなる衛生薄葉紙の束Wが、上面に取出口又は取出口形成部が形成された収納箱X1に収納され、使用時にその取出口から衛生薄葉紙の一枚を取り出すと、隣接して積層されている下層の一枚の一部が取出口から露出されるように構成された衛生薄葉紙製品Fである。
本発明にかかる衛生薄葉紙の束W1が収納される収納箱X1は、カートン箱とも呼ばれる製品外観を構成するものであり、特に図1〜図4に示されるように、上面20Uに取出口形成部である環状のミシン目線21を有する箱本体20と、前記ミシン目線21により囲まれる範囲を箱本体内側から覆う樹脂製フィルム22とを有する。
その形状としては、図示例のように、一対の平行な長手縁20L,20Lとこれらよりも短い一対の平行な短手縁20S,20Sとで構成される長方形の上面20Uを有する直六面体形状が例示でき、その構造としては、上面、底面及びこれらを連接する側面と、各面の長手方向両側縁に連接された底面側端面片、側面端面片、上面側端面片とを有し、前記側面端面片を箱内面側に折り返した後、これに重ねて上面側端面片と底面側端面片とを折り曲げ、各片の当接部分をホットメルト接着材等により接着して構成される構造が例示できる。
ただし、本発明における箱本体の形状は、上記直六面体に限定されるわけではなく、その他の適宜の立体形状及び展開形状が採用できる。
この樹脂性フィルム22の好適な素材は、ポリエチレンフィルムであるが、ポリプロピレン、ポリエステルなども例示できる。
樹脂製フィルム22の厚みは、10〜200μmが適する。10μm未満では、強度的に不足し、衛生薄葉紙の取り出し時において裂けあるいは破断の確率が高くなる。逆に、200μmを超えると、強度の問題はないものの、取り出し難くなり、またコスト高となる。
従って、図2及び図6に示されるとおり、前記環状ミシン目線21に沿ってそのミシン目線により囲まれる範囲21aを切り剥がすことにより、紙箱上面20Uに取り出口25が形成されるとともに、前記樹脂製フィルム22及びそれに形成されたスリット23が取出口25を介して露出される。なお、前記スリット23の長さは、適宜の長さとすることができ、既知の環状ミシン目線との大きさの関係で適するとされる長さが採用できる。
本発明に係る衛生薄葉紙Pは、方形をなし、原紙一枚若しくは、同形の原紙が複数枚積層されたプライ構造を有する。なお、積層された衛生薄葉紙における、原紙の積層数(プライ数)は、特に限定されるものではなく、例えば2プライ、3プライ、4プライ、又はそれ以上の複数プライとすることができる。一般的には、プライ構造は、2プライ〜4プライとされ、本発明においてプライ構造の衛生薄葉紙とする場合には、この程度のプライ数が特に適する。
本発明の衛生薄葉紙の束W1は、上述の衛生薄葉紙が折り畳まれ、積層されてなるものである。より具体的には、図3に示されるように、方形の薄葉紙が実質的に二つ折りされ、その折り返し片の縁eが上下に隣接する薄葉紙の折り返し内面に位置するようにして、互い違いに重なり合いつつ積層されている。なお、ここで実質的にとは、製造上の形成される縁部の若干の折り返しを許容する意味である。
なお、本発明のおける衛生薄葉紙の積層枚数が限定されないが、この種の製品の一般的な積層枚数を例示すれば、120〜240枚である。
ここで、本発明に係る衛生薄葉紙を構成する原紙について説明すると、この原紙は原料パルプを主原料とする薄葉紙用抄紙原料により製造できる。その原料パルプは、特に限定されない。衛生薄葉紙の具体的な用途に応じて適宜の原料パルプを選択し、また適宜配合して使用することができる。
薄葉紙自体の地色の調整は、技術に従って着色した抄紙原料を用いて抄紙するなど既知の技術により達成できる。
以上の試験結果より、本発明の製品では、水性インキフェルトペンによる書き込み、衛生薄葉紙による拭き取り消去が可能であることが示され、箱体に極めて優れた利便性が付加されることが知見された。
Claims (7)
- 収納箱の内部に衛生薄葉紙の束が内包されている衛生薄葉紙製品であって、
前記収納箱の外面の一部又は全部にフィルムシートが積層されているとともに、
その積層部分に情報記入部が配されていることを特徴とする衛生薄葉紙製品。 - 前記収納箱は、直六面体形状であり、上面に衛生薄葉紙を取り出すための取出口又は取出口形成部を有する請求項1記載の衛生薄葉紙製品。
- 前記衛生薄葉紙の束は、取出口から一枚を取り出すとその直近下層に位置する次の一枚の一部が露出するように構成されている、請求項1記載の衛生薄葉紙製品。
- 前記収納箱は、板紙にフィルムシートが積層されたラミネート紙により形成されている請求項1又は2記載の衛生薄葉紙製品。
- 前記フィルムシートが、ポリプロピレンフィルムシートである請求項1〜4の何れか1項に記載の衛生薄葉紙製品。
- 前記情報記入部に、水性インキによって、情報を記入することができ、かつ、当該記入した情報が、少なくとも内包されている衛生薄葉紙によって拭き取り消去可能である請求項1〜5の何れか1項に記載の衛生薄葉紙製品。
- 前記収納箱の上面に、切り押し、切り抜き又は切り起こすことによって、筆記具を保持するための保持部が形成される易切断線が形成されている請求項1〜6の何れか1項に記載の衛生薄葉紙製品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008333787A JP2010155619A (ja) | 2008-12-26 | 2008-12-26 | 衛生薄葉紙製品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008333787A JP2010155619A (ja) | 2008-12-26 | 2008-12-26 | 衛生薄葉紙製品 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010155619A true JP2010155619A (ja) | 2010-07-15 |
Family
ID=42573848
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008333787A Pending JP2010155619A (ja) | 2008-12-26 | 2008-12-26 | 衛生薄葉紙製品 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2010155619A (ja) |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5552293U (ja) * | 1978-10-02 | 1980-04-07 | ||
JPS6319385U (ja) * | 1986-07-25 | 1988-02-08 | ||
JP2005082741A (ja) * | 2003-09-10 | 2005-03-31 | Saikyosha:Kk | 粘着加工シート及びこの粘着加工シートを用いた製品 |
JP3117624U (ja) * | 2005-09-22 | 2006-01-12 | リエ子 栄野比 | 筆記用具を装着できるティッシュボックス。 |
JP2008127065A (ja) * | 2006-11-21 | 2008-06-05 | Oji Nepia Kk | 衛生用紙収納用カートン、衛生用紙入りカートン及びその製造方法 |
-
2008
- 2008-12-26 JP JP2008333787A patent/JP2010155619A/ja active Pending
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5552293U (ja) * | 1978-10-02 | 1980-04-07 | ||
JPS6319385U (ja) * | 1986-07-25 | 1988-02-08 | ||
JP2005082741A (ja) * | 2003-09-10 | 2005-03-31 | Saikyosha:Kk | 粘着加工シート及びこの粘着加工シートを用いた製品 |
JP3117624U (ja) * | 2005-09-22 | 2006-01-12 | リエ子 栄野比 | 筆記用具を装着できるティッシュボックス。 |
JP2008127065A (ja) * | 2006-11-21 | 2008-06-05 | Oji Nepia Kk | 衛生用紙収納用カートン、衛生用紙入りカートン及びその製造方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2010035659A (ja) | 衛生薄葉紙製品及びその製造方法 | |
JP2010035659A5 (ja) | ||
JP2010125232A (ja) | 衛生薄葉紙製品及びその製造方法 | |
JP2009083866A (ja) | 衛生薄葉紙収納箱 | |
JP2009023721A (ja) | シート収納箱 | |
JP2007046182A (ja) | 茶殻配合原紙使用段ボール | |
JP2010155619A (ja) | 衛生薄葉紙製品 | |
JP2017002433A (ja) | 紙製基材 | |
JP2021054510A (ja) | 包装体 | |
JP2021054512A (ja) | 包装体 | |
CN209928818U (zh) | 一种节省空间的折叠式标签 | |
JP5377910B2 (ja) | 衛生薄葉紙製品の製造方法 | |
JP7061909B2 (ja) | シート収容体 | |
JP2009029509A (ja) | 衛生薄葉紙収納箱及び衛生薄葉紙製品 | |
JP6626806B2 (ja) | 筆記構造 | |
JP2009292520A (ja) | 衛生用紙入りカートン | |
JP2005022263A (ja) | 書類ホルダ | |
JP4758837B2 (ja) | 衛生用紙入りカートンの製造方法 | |
CN218812889U (zh) | 一种纸箱用针孔式防伪纸板 | |
CN213129047U (zh) | 一种阻燃弯头纱印花满铺毯 | |
JP2017013266A (ja) | 送付物 | |
JPWO2009004921A1 (ja) | 衛生薄葉紙収納箱 | |
CN206858953U (zh) | 一种纸质印刷品 | |
JP2023147622A (ja) | 衛生薄葉紙収納カートンの製造方法 | |
JP6271930B2 (ja) | 家庭用薄葉紙収納箱 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20111129 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130318 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130322 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130520 |
|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20130906 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |