JP2010153536A - 面発光レーザ及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】生産性、信頼性に優れる面発光レーザを提供すること。
【解決手段】本発明に係る面発光レーザは、第1のDBR層と、半導体層の酸化により形成された誘電体層を有する第2のDBR層と、前記第1のDBR層と前記第2のDBR層との間に形成された活性層と、前記活性層に流入する電流を狭窄するために、電流狭窄用半導体層の酸化により形成された酸化狭窄層と、を備え、前記第2のDBR層の前記半導体層の酸化速度が、前記電流狭窄用半導体層の酸化速度よりも小さいことを特徴とするものである。
【選択図】図1
【解決手段】本発明に係る面発光レーザは、第1のDBR層と、半導体層の酸化により形成された誘電体層を有する第2のDBR層と、前記第1のDBR層と前記第2のDBR層との間に形成された活性層と、前記活性層に流入する電流を狭窄するために、電流狭窄用半導体層の酸化により形成された酸化狭窄層と、を備え、前記第2のDBR層の前記半導体層の酸化速度が、前記電流狭窄用半導体層の酸化速度よりも小さいことを特徴とするものである。
【選択図】図1
Description
本発明は、光通信の分野で用いられる面発光レーザ及びその製造方法に関する。
光通信は長距離、大容量伝送が可能であることから、特に長距離通信では早くから広く実用に供されてきた。一方、近距離の通信には主に電気信号伝送が用いられてきたが、データ伝送の高速化に伴い、近距離においても電気信号の問題点である信号歪やクロストークが無視できないレベルになっている。このため、近距離通信にも光伝送が適用されつつある。
垂直共振型面発光レーザ(VCSEL:Vertical Cavity Surface Emitting Laser)は、エッジエミッタ型レーザに比べて発光領域を小さくすることができ、小型、低消費電力の光源として近距離通信に利用されている。通信データ量は現在も増加しつづけており、それに対応すべく、データ転送速度高速化の取り組みも続けられている。このため、短距離通信用光源であるVCSELも応答速度の向上が期待されている。
一般に、VCSELを含む半導体レーザの応答速度を向上するには、共振器長を短くすることが有効である。VCSELは2つの分布型ブラック反射鏡(DBR:Distributed Bragg Reflector)と、それらに挟まれた活性層を含む共振部とからなるが、位相整合条件から、この共振部の光路長(L)は発振波長(λ)の半分の整数倍である必要がある。すなわちL=mλ/2(mは自然数)を満たす必要がある。
通常、活性層及びその周辺は比較的高屈折率層になるため、活性層を光強度の強い部分、すなわち定在波の腹の部分に配置するためには、Lをλ以上に設定する必要がある。そのため、mは2以上の自然数となる。高速変調用VCSELでは、そのうち最も共振部の長さが短くなるように、通常m=2、つまりL=λに設定される。
一方、特許文献1では、m=1すなわちL=λ/2を実現するため、活性層周辺を低屈折率の層で囲み、その外側に高屈折率層を配置している。これによって、Lを通常の構造よりも短くし、変調速度の向上を図っている。しかしながら、一般に、半導体の屈折率はハンドギャップエネルギー(Eg)が小さいほど大きくなる。そのため、特許文献1のように活性層を低屈折率層で囲む構造では、井戸層横にエネルギーの高い障壁層が配置され、その横にエネルギーの低い高屈折率層が配置される。このような構造では、井戸層への電流注入効率が低下する。特に、多重量子井戸では井戸層間での正孔分布に不均一が生じ易い。このため、微分利得が低下し、高速応答に支障が生じ得る。従って、本構造は実用化されていない。仮に、上記のような問題を解消できたとしても、先に述べた位相整合条件のため、共振部の光路長はL=λ/2よりも小さくすることは不可能である。すなわち、さらなる共振部の短尺化は不可能である。
ところが、VCSELの実効的な共振器長は、この共振部の長さのみで決まるのではなく、2つDBRへの光の浸入長も含めた長さになる。応答速度を早くするには、この実効共振器長を短くすることが重要となる。VCSELでは、半導体からなるDBRが広く用いられている。この場合、片方のDBRへの光浸入の光路長は、一般にλよりも大きい、すなわち、共振部よりも長い。従って、実効共振器長の2/3以上は2つのDBRへの光の浸入長が占めることになり、DBRへの光の浸入長を短くすることがVCSELの応答速度の高速化に有効となる。
DBRは高屈折率層と低屈折率層が交互に積層された構造を有するが、この各層の厚さが薄く、かつ両層の屈折率の比が大きいほど光の浸入長は小さくなる。DBRの反射率を高めるため各層の厚さはλ/4の整数倍である必要があるが、通常用いられるDBRでは各層の厚さはλ/4に設定されており、これ以上薄くすることは不可能である。従って、両層の屈折率の比を大きくすることが光の浸入長を低減する上で必要となる。しかし前記の両層の材料として半導体を用いている限り、大幅に屈折率の比を増加することは極めて困難である。
一方、誘電体DBRを用いた場合、半導体DBRを用いた場合に比べて大幅に屈折率の比を大きくすることができる。この結果、光の浸入長を大幅に低減することが可能となる。ここで、誘電体DBRとは、高、低屈折率層の少なくとも一方の層に誘電体を用いたDBRを意味している。また、低屈折率層として空気を用いたDBRもこれに含むものとする。活性層を挟む2つのDBRをいずれも誘電体DBRとすると、最も実効共振器長低減に効果的である。他方、誘電体DBRは抵抗が高く電流を通すことが困難であり、また熱抵抗も高い。そのため、基板側の下部DBRとして半導体DBR、上部DBRとして誘電体DBRを用いる構造が実用的である。
誘電体DBRを用いる場合、半導体DBRのみを用いた場合よりも、製造工程数が増加する。半導体DBRのみの場合、1回の結晶成長により、両DBR及び共振部を形成することができる。一方、誘電体DBRは結晶成長で形成できないため、別途積層工程が必要となる。すなわち、下側の半導体DBRと共振部を結晶成長により形成した後に、別途スパッタなどの工程により誘電体DBRを形成することになる。
これに対し、結晶成長と酸化工程あるいは選択エッチングにより誘電体DBRを形成する方法が考案されている。具体的には、結晶成長時に低屈折率層としてAlを多く含む層を形成し、それを酸化することにより半導体から誘電体へ変化させる。一般に、酸化により誘電体となることにより屈折率が大幅に低くなるため、酸化されずに半導体のままとなる高屈折率層との屈折率の比が大幅に増加することとなる。例えば、結晶成長によりGaAs/AlAsを形成した後、AlAsを酸化させてAl2O3を主成分とする誘電体へと変化させることにより誘電体DBRを形成する。この場合、GaAs層の方はほとんど酸化されないため、屈折率にも変化はない。
なお、酸化工程は、VCSELの電流狭窄構造として主流である酸化狭窄層を形成するために使用されている。すなわち、VCSELの製造工程の一つとして広く用いられている。電流狭窄層と上記の誘電体DBR形成のための酸化工程別々に行う場合、酸化工程が2回必要となる。これに対し、誘電体DBR形成と電流狭窄層形成とを1回の酸化で行う方法が、例えば、特許文献2に開示されている。具体的には、上部DBRの低屈折率層の酸化速度が電流狭窄層の酸化速度よりも早くなるように、両層の組成が設定されている。これにより、1回の酸化工程において、DBRの低屈折率層全体を酸化させつつ、電流狭窄層の中央部分に電流が通るための非酸化部分を残存させている。
特開平10−256665号公報
特開2005−285831号公報
しかしながら、特許文献2では、誘電体DBRの強度に問題が生じるおそれがある。酸化層は、酸化により体積が収縮するために歪を内包することが分かっている。ここで、電流狭窄用の酸化層の層厚は一般に数十nm程度であるため、この酸化に伴う歪の影響は小さく、十分な信頼性が得られている。これに対し、誘電体DBRの酸化層の層厚は、最低でもλ/4が必要である。例えば、酸化層の屈折率を1.6、発振波長を850nmとした場合、約133nmとなる。波長が長い場合、ほぼ波長に比例してさらに層厚を増やす必要が生じる。また、電流狭窄用の酸化層は1層であるのに対し、誘電体DBRの酸化層は3、4ペア必要である。従って、上述の例の場合、DBRの酸化層全体としては400〜530nm、すなわち電流狭窄層の10倍程度の層厚となる。
また、一般に、酸化速度が大きい程、酸化層の強度は低くなる。特許文献2では、誘電体DBRの低屈折率層の酸化速度が電流狭窄層の酸化速度より大きいため、誘電体DBRの酸化層の方が、低強度である。さらに、上述の通り、膜厚も厚いために歪も大きくなることもあって、誘電体DBRの強度は不十分となる。そのため、酸化後の製造プロセスの熱履歴や、完成した素子の半田実装によって、誘電体DBRが破壊するおそれがある。これは素子の歩留まりや信頼性を低下させることになる。
本発明はこのような背景のもとに行われたものであり、生産性、信頼性に優れる面発光レーザを提供することを目的とする。
本発明に係る面発光レーザは、
第1のDBR層と、
半導体層の酸化により形成された誘電体層を有する第2のDBR層と、
前記第1のDBR層と前記第2のDBR層との間に形成された活性層と、
前記活性層に流入する電流を狭窄するために、電流狭窄用半導体層の酸化により形成された酸化狭窄層と、を備え、
前記第2のDBR層の前記半導体層の酸化速度が、前記電流狭窄用半導体層の酸化速度よりも小さいことを特徴とするものである。
第1のDBR層と、
半導体層の酸化により形成された誘電体層を有する第2のDBR層と、
前記第1のDBR層と前記第2のDBR層との間に形成された活性層と、
前記活性層に流入する電流を狭窄するために、電流狭窄用半導体層の酸化により形成された酸化狭窄層と、を備え、
前記第2のDBR層の前記半導体層の酸化速度が、前記電流狭窄用半導体層の酸化速度よりも小さいことを特徴とするものである。
また、本発明に係る面発光レーザの製造方法は、
第1のDBR層を形成するステップと、
第2のDBR用半導体層を形成するステップと、
前記第1のDBR層と前記第2のDBR用半導体層との間に位置する活性層を形成するステップと、
前記活性層に流入する電流を狭窄するための電流狭窄用半導体層を形成するステップと、
前記第2のDBR用半導体層と、前記電流狭窄用半導体層とを酸化し、第2のDBR層と電流狭窄層とを形成するステップと、を備え、
前記第2のDBR用半導体層の酸化速度が、前記電流狭窄用半導体層の酸化速度よりも小さいことを特徴とするものである。
第1のDBR層を形成するステップと、
第2のDBR用半導体層を形成するステップと、
前記第1のDBR層と前記第2のDBR用半導体層との間に位置する活性層を形成するステップと、
前記活性層に流入する電流を狭窄するための電流狭窄用半導体層を形成するステップと、
前記第2のDBR用半導体層と、前記電流狭窄用半導体層とを酸化し、第2のDBR層と電流狭窄層とを形成するステップと、を備え、
前記第2のDBR用半導体層の酸化速度が、前記電流狭窄用半導体層の酸化速度よりも小さいことを特徴とするものである。
本発明によれば、生産性、信頼性に優れ、かつ、高速応答可能な面発光レーザを提供することができる。
[第1の実施の形態]
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明の第1の実施の形態に係る面発光レーザ(VCSEL)の断面図である。第1の実施の形態に係る面発光レーザでは、図1に示すように、n型半導体基板101上に、n型DBR層102、活性層を含む半導体層103、電流狭窄層104、トンネル接合層105、n型半導体層106、アンドープDBR層107が積層されている。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明の第1の実施の形態に係る面発光レーザ(VCSEL)の断面図である。第1の実施の形態に係る面発光レーザでは、図1に示すように、n型半導体基板101上に、n型DBR層102、活性層を含む半導体層103、電流狭窄層104、トンネル接合層105、n型半導体層106、アンドープDBR層107が積層されている。
ここで、電流狭窄層104及びアンドープDBR層107の低屈折率層はAlを多く含み、酸化しやすい層からなり、これを酸化することにより形成される。また、アンドープDBR層107の低屈折率層の酸化速度の方が電流狭窄層104の酸化速度よりも大きくなるように、両層の組成が決定されている。
電流狭窄層104の未酸化領域である電流狭窄部周辺は、n型DBR層102よりも上層の半導体層が除去されている。すなわち、電流狭窄部を中心とした所定の半径を有する円柱状のメサ構造111aが形成されている。さらに、このメサ構造111a上に、これと同一の中心を有し、アンドープDBR層107からなるメサ構造111bが形成されている。
メサ構造111aの側面上及び上層の半導体層が除去されたn型DBR層102上に、表面保護層108が形成されている。また、表面保護層108上に、ポリマー層109が形成されている。さらに、n型半導体基板101の裏面上、メサ構造111aのn型半導体層106上に電極110が形成されている。
次に、図2A〜2Cを参照して第1の実施の形態に係る面発光レーザの製造方法を説明する。
まず、図2Aに示すように、n型半導体基板101上にn型DBR層102、活性層を含む半導体層103、電流狭窄層104、トンネル接合層105、n型半導体層106、アンドープDBR層107を形成する。
まず、図2Aに示すように、n型半導体基板101上にn型DBR層102、活性層を含む半導体層103、電流狭窄層104、トンネル接合層105、n型半導体層106、アンドープDBR層107を形成する。
次に、図2Bに示すように、フォトリソグラフィとエッチングにより、メサ構造111a、111bからなる2段メサ構造を形成する。これにより、アンドープDBR層107の方が電流狭窄層104よりも面積が小さい構造となる。
次に、図2Cに示すように、水蒸気酸化法を用いて各層の酸化を行う。Alを多く含む電流狭窄層104及びアンドープDBR層107の低屈折率層が選択的に酸化される。この際、電流狭窄層104の中央部は、電流を流すために非酸化のまま残す必要がある。従って、この中央部が所望の径になるように、酸化時間が決定される。
一方、アンドープDBR層107の低屈折率層は、光が通る部分全体を酸化する必要がある。すなわち、層の中心まで全て酸化する必要がある。アンドープDBR107層の方が電流狭窄層104よりも酸化速度が小さいため、図2Cに示すように、アンドープDBR107の低屈折率層の酸化長L1は電流狭窄層104の酸化長L2よりも短くなる。しかし、先に述べたように、アンドープDBR層107の面積は電流狭窄層104の面積よりも小さい。そのため、電流狭窄層104の中央に非酸化領域が残るような酸化時間であっても、アンドープDBR層107の低屈折率層全体を酸化することが可能である。
この後、表面保護層108、ポリマー層109、電極110形成を形成し、図1に示すような素子が完成する。
本実施の形態に係る面発光レーザは、高屈折率層と低屈折率層の屈折率の比が大きいアンドープDBR層107を有している。そのため、アンドープDBR層107への光の浸入長を非常に小さく抑え、実効共振器長を短くすることができる。よって、高速応答が可能となる。
本実施の形態に係る面発光レーザは、高屈折率層と低屈折率層の屈折率の比が大きいアンドープDBR層107を有している。そのため、アンドープDBR層107への光の浸入長を非常に小さく抑え、実効共振器長を短くすることができる。よって、高速応答が可能となる。
本実施の形態では、結晶成長でアンドープDBR層107を形成し、電流狭窄層104とアンドープDBR層107の低屈折率層とを同時に酸化するため、工程数を大きく増やすことなく、製造可能である。また、アンドープDBR層107の低屈折率層には電流狭窄層104よりも酸化速度の小さい層を用いているため、酸化後のアンドープDBR層107も十分な強度を保つことができる。
また、本実施の形態では、トンネル接合層105と酸化狭窄層104とを共に有する。トンネル接合を有するVCSELの場合、高速化に関わらず、誘電体DBRが必要となる。なぜなら、トンネル接合には界面の急峻性が重要であるが、通常の酸化狭窄型VCSELのように数十ペアの高、低屈折率層からなる半導体DBRを成長すると、その際の熱履歴によりトンネル接合の急峻性が崩れるからである。すなわち、トンネル接合形成後に半導体DBRを成長することは好ましくない。このため、比較的低温で形成できる誘電体DBRが使用されるが、これには別途形成工程が必要となる。
本実施の形態では、上部DBR層であるアンドープDBR層107を結晶成長により形成する必要はある。しかし、上部DBR層成長後に低屈折率層を酸化することによって高屈折率層との屈折率差を大幅に増加させることができる。そのため、必要なDBR中の高、低屈折率層のペア数は3〜4ペアでよく、半導体DBRの20〜30ペアに対して格段に少ない。従って、上部DBR層の成長時間を大幅に短縮することができるとともに、上部DBR成長時の熱履歴によるトンネル接合の急峻性低下を抑えることができる。
[第2の実施の形態]
第2の実施の形態に係る面発光レーザでは、図3に示すように、p型半導体基板201上に、p型DBR層202、電流狭窄層204、活性層を含む半導体層203、n型半導体層206、アンドープDBR層207が形成されている。また、第1の実施の形態と同様に、表面保護層208、ポリマー層209、電極210を備えている。第2の実施の形態に係る面発光レーザは、第1の実施の形態に係る面発光レーザと、半導体基板及び下部DBR層の導電型が逆である。また、トンネル接合層を備えない。また、電流狭窄層204は活性層を含む半導体層203とp型DBR層202との間に位置している。その他の構成は、第1の実施の形態と同様であるため、説明を省略する。ここで、第1の実施の形態と同様に、電流狭窄層204及びアンドープDBR層207の低屈折率層はAlを多く含み、酸化しやすい層となっている。また、アンドープDBR層207の低屈折率層の酸化速度の方が電流狭窄層の酸化速度よりも大きくなるように、両層の組成が決定されている。
第2の実施の形態に係る面発光レーザでは、図3に示すように、p型半導体基板201上に、p型DBR層202、電流狭窄層204、活性層を含む半導体層203、n型半導体層206、アンドープDBR層207が形成されている。また、第1の実施の形態と同様に、表面保護層208、ポリマー層209、電極210を備えている。第2の実施の形態に係る面発光レーザは、第1の実施の形態に係る面発光レーザと、半導体基板及び下部DBR層の導電型が逆である。また、トンネル接合層を備えない。また、電流狭窄層204は活性層を含む半導体層203とp型DBR層202との間に位置している。その他の構成は、第1の実施の形態と同様であるため、説明を省略する。ここで、第1の実施の形態と同様に、電流狭窄層204及びアンドープDBR層207の低屈折率層はAlを多く含み、酸化しやすい層となっている。また、アンドープDBR層207の低屈折率層の酸化速度の方が電流狭窄層の酸化速度よりも大きくなるように、両層の組成が決定されている。
次に、具体的な実施例を用いて、第1の実施の形態に係る面発光レーザの構造及び製造方法を説明する。実施例1に係る面発光レーザは、GaAs基板上に形成した発振波長1.3μmの裏面出射型面発光レーザである。
図4に示すように、実施例1に係る面発光レーザは、GaAsからなるn型半導体基板101上にn型DBR層102、活性層を含む半導体層103、p型Al0.98Ga0.02Asからなる電流狭窄層104、トンネル接合層105、GaAsからなるn型半導体層106、アンドープDBR層107を備えている。
活性層を含む半導体層103は、n型Al0.3Ga0.7Asクラッド層103a、アンドープGaInNAs量子井戸とGaAs障壁層とからなる活性層103b、p型Al0.3Ga0.7Asクラッド層103cの3層から構成される。
トンネル接合層105は、p+型GaAs0.9Sb0.1層105aとn+型In0.15Ga0.85As層105bとから構成される。
トンネル接合層105は、p+型GaAs0.9Sb0.1層105aとn+型In0.15Ga0.85As層105bとから構成される。
また、n型DBR層102とアンドープDBR層107とに挟まれた部分が共振部となる。n型DBR層102は、n型GaAs層とn型Al0.9Ga0.1As層の一対を基本単位として、これを22対積層したものである。一方、アンドープDBR層107はGaAs層とAl0.97Ga0.03As層の一対を基本単位として、これを5対積層したものである。(ただし、簡略化のため、図4では2対として示している。)
n型DBR層102及びアンドープDBR層107内の各層の厚さは、発振波長λとして、光路長がλ/4になるように設計されている。ただし、アンドープDBR層107内のAl0.97Ga0.03As層は後の工程で酸化され、屈折率が大きく変化する。このため、酸化後の屈折率において光路長がλ/4となるような厚さとしている。
次に、図4及び図5A〜5Dを参照して実施例1に係る面発光レーザの製造方法を説明する。
まず、GaAsからなるn型半導体基板101上にn型DBR層102、n型Al0.3Ga0.7Asクラッド層103a、アンドープGaInNAs量子井戸とGaAs障壁層からなる活性層103b、p型Al0.3Ga0.7Asクラッド層103c、p型Al0.98Ga0.02Asからなる電流狭窄層104、p+型GaAs0.9Sb0.1層105a、n+型In0.15Ga0.85As層105b、GaAsからなるn型半導体層106、アンドープDBR層107を有機金属気相成長(MOCVD)法にて順次積層する(工程1、図5A)。
まず、GaAsからなるn型半導体基板101上にn型DBR層102、n型Al0.3Ga0.7Asクラッド層103a、アンドープGaInNAs量子井戸とGaAs障壁層からなる活性層103b、p型Al0.3Ga0.7Asクラッド層103c、p型Al0.98Ga0.02Asからなる電流狭窄層104、p+型GaAs0.9Sb0.1層105a、n+型In0.15Ga0.85As層105b、GaAsからなるn型半導体層106、アンドープDBR層107を有機金属気相成長(MOCVD)法にて順次積層する(工程1、図5A)。
次に、熱CVDによりSiO2膜を形成し、その上にレジストを塗布する。続いて、フォトリソグラフィにより直径25μmの円形のマスクを形成した後、SiO2膜をエッチングする。これにより、円形のSiO2パターンが形成される。次に、このSiO2膜パターンをマスクに用いて、表面からn型DBR層102の表面までエッチングを行い、円柱形状のメサ構造111aを形成する(工程2、図5B)。
次に、工程2と同様の手順で円形のSiO2パターンを形成する。ここで、このSiO2パターンは直径が10μmであり、工程2で形成した円柱形状のメサ構造111aと中心が一致するように形成する。次に、このSiO2膜パターンをマスクに用いて、表面からn型半導体層106の表面までエッチングを行う(工程3)。これにより、2段目の円柱形状のメサ構造111bが形成される。
次に、水蒸気雰囲気中の炉内において温度約450℃で約10分間加熱を行う。これにより、工程2及び3で側面が露出した電流狭窄層104とアンドープDBR層107内のAl0.97Ga0.03As層が同時に酸化される(工程4、図5C)。ここで、電流狭窄層104の中央7μmが酸化されずに残るように、酸化時間を調整する。すなわち、電流狭窄層104はメサ構造111aの側面から(25−7)/2=9μmだけ酸化されることになる。アンドープDBR層107内のAl0.97Ga0.03As層は電流狭窄層104よりも酸化速度が遅いので、酸化長は9μmよりも短くなる。ただし5μmよりは長くなるため、全体(直径10μm)が酸化されることとなる。
次に、工程2で露出したn型DBR層102上及び工程3で露出したn型半導体層106上に、次のようにしてn側電極を形成する。まず、ウエハ上全面にフォトレジストを塗布する。その後、リソグラフィにより電極を形成する部分のみフォトレジストを除去する。続いて、AuGe/AuNi/Ti/Pt/Auを蒸着する。その後、上記フォトレジストを除去してフォトレジスト上の金属をリフトオフすることによりn型DBR層102上の電極110a及びn型半導体層106上の電極110bが形成される(工程5、図5D)。なお、電極110bは図5Dに示したように、工程3で形成されたアンドープDBR層107からなる直径10μmの円柱形状の周りにリング状に形成されている。
次に、SiNからなる表面保護層108を形成し、ポリイミドからなるポリマー層109によりメサを埋め込んだ後、リソグラフィとエッチングによりメサ111a及び工程5で形成した電極110a、110bの上の表面保護層108及びポリマー層109を除去する(工程6)。
さらに、この後、工程5と同様のリフトオフ法を用いてポリマー層109上にTi/Pt/Auからなる2つのパッド電極110c、110d及びそれらと電極110a、110bをつなぐ配線を形成する(工程7)。
最後に、n型半導体基板101の裏面を厚さ150μmまで研磨した後、AuGe/AuNi/Ti/Auからなる裏面電極111eを蒸着により形成する(工程8)。以上により、図4に示す面発光レーザ素子が完成する。この裏面電極111eは、当該面発光レーザ素子を半田によりヒートシンクなどに融着するために使用できる。
なお、本素子では、光はn型半導体基板101側から出射される。また、アンドープDBR層107の低屈折率層は、Al0.97Ga0.03Asの酸化層であり、Al2O3を主体とした誘電体膜である。Al層の組成を比較的小さく抑えたことにより、アンドープDBR層107の酸化後の強度を保っている。
他方、この層は、p型Al0.98Ga0.02Asからなる電流狭窄層104よりも、Al組成が小さく、酸化速度が小さい。従って、酸化長も短くなる。しかしながら、電流狭窄層104の直径が25μmあるのに対し、アンドープDBR層107の低屈折率層の直径が10μmである。そのため、電流狭窄層104の中央に7μmの非酸化部分を残しても、アンドープDBR層107の低屈折率層全体を酸化することが可能となる。従って、酸化工程は1回で済み、少ない工程で高い強度を有する誘電体DBRを製造することが可能である。
次に、第2の実施の形態の構造及び製造方法を具体的に説明する。実施例2に係る面発光レーザは、GaAs基板上に形成した発振波長0.85μmの表面出射型面発光レーザである。
図6に示すように、実施例2に係る面発光レーザは、GaAsからなるp型半導体基板上201上にp型DBR層202、p型Al0.98Ga0.02Asからなる電流狭窄層204、活性層を含む半導体層203、n型半導体層206、アンドープDBR層207を備えている。
ここで、活性層を含む半導体層203は、p型AlGaAsクラッド層203a、アンドープGaAs量子井戸とAl0.3Ga0.7As障壁層とからなる活性層203b、n型AlGaAsクラッド層203cの3層から構成される。
また、n型半導体層206は、n型Al0.12Ga0.88As層206a、n型Al0.05Ga0.95As層206bを備えている。
また、n型半導体層206は、n型Al0.12Ga0.88As層206a、n型Al0.05Ga0.95As層206bを備えている。
また、p型DBR層202とアンドープDBR層207に挟まれた部分が共振部となる。p型DBR層202はp型Al0.12Ga0.88As層とp型Al0.9Ga0.1As層の一対を基本単位として、これを40対積層したものである。一方、アンドープDBR層207はAl0.12Ga0.88A層とAl0.97Ga0.03As層の一対を基本単位として、これを3対積層したものである。
p型DBR層202及びアンドープDBR層207内の各層の厚さは、発振波長λとして、光路長がλ/4になるように設計されている。ただし、実施例1と同様に、アンドープDBR層207内のAl0.97Ga0.03As層は酸化後の屈折率において光路長がλ/4となるような厚さとしている。
次に、図6及び図7A、7Bを参照して実施例1に係る面発光レーザの製造方法を説明する。
まず、p型半導体基板201上にp型DBR層202、電流狭窄層204、p型AlGaAsクラッド層203a、アンドープGaAs量子井戸とAl0.3Ga0.7As障壁層からなる活性層203b、n型AlGaAsクラッド層203c、n型Al0.12Ga0.88As層206a、n型Al0.05Ga0.95As層206b、アンドープDBR層207を有機金属気相成長(MOCVD)法にて順次積層する(工程1、図7A)。
まず、p型半導体基板201上にp型DBR層202、電流狭窄層204、p型AlGaAsクラッド層203a、アンドープGaAs量子井戸とAl0.3Ga0.7As障壁層からなる活性層203b、n型AlGaAsクラッド層203c、n型Al0.12Ga0.88As層206a、n型Al0.05Ga0.95As層206b、アンドープDBR層207を有機金属気相成長(MOCVD)法にて順次積層する(工程1、図7A)。
次に、実施例1の工程2〜4と同様の手順により2段の円柱形状のメサ構造211a及び211bを形成し、酸化工程を行う(工程2、図7B)。
次に、工程2で露出したn型Al0.05Ga0.95As層206b上に、次のようにしてn側電極を形成する。まず、ウエハ上全面にフォトレジストを塗布する。その後、リソグラフィにより電極を形成する部分のみフォトレジストを除去する。続いて、AuGe/AuNi/Ti/Pt/Auを蒸着する。その後、上記フォトレジストを除去してフォトレジスト上の金属をリフトオフすることにより、n型Al0.05Ga0.95As層206b上に電極210bが形成される(工程3)。この電極210bは、実施例1の110b電極と同じリング状となっている。
次に、SiNからなる表面保護層208を形成し、ポリイミドからなるポリマー層209によりメサを埋め込んだ後、リソグラフィとエッチングによりメサ211a、工程3で形成した電極210b、及びp型DBR層202上の一部の表面保護層208及びポリマー層209を除去する(工程4)。
さらにこの後、工程4と同様のリフトオフ法を用いて、ポリマー層209が除去された部分のp型DBR層202上にTi/Pt/Auからなる電極210aを形成する。また、この際、同時に2つのパッド電極210d、210c及びそれらと電極210b、210aをつなぐ配線を形成する(工程5)。
最後にp型GaAs基板201の裏面を厚さ150μmまで研磨した後、Ti/Auからなる裏面電極210eを蒸着により形成する(工程6)。以上により、図6に示す面発光レーザ素子が完成する。この裏面電極210eは当該面発光レーザ素子を半田によりヒートシンクなどに融着するために使用できる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明の実施方法は上記した各種形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で各種の変形が可能である。例えば、実施例1では裏面出射型のVCSELを例に挙げて説明したが、本構造でn型DBR層及びアンドープDBR層の層数を変更することにより、表面出射型とすることは容易である。また第2の実施例ではp型GaAs基板上に素子を形成した例を挙げたが、これをn型GaAs基板上に形成することも可能である。この場合には活性層を含む半導体層と上部DBR層との間に電流狭窄層を配置するとともに、電流狭窄層以外の各層の導電型を逆にすることとなる。他にも半導体発光素子の波長、材料についても実施例に挙げたもの以外を選ぶことが可能である。
L1 アンドープDBR層107の低屈折率層の酸化長
L2 電流狭窄層104の酸化長
101 n型半導体基板
102 n型DBR層
103、203 活性層を含む半導体層
104、204 電流狭窄層
105 トンネル接合
106、206 n型半導体層
107、207 アンドープDBR層
108、208 表面保護層
109、209 ポリマー層
110、210 電極
111a、111b メサ構造
201 p型半導体基板
202 p型DBR層
L2 電流狭窄層104の酸化長
101 n型半導体基板
102 n型DBR層
103、203 活性層を含む半導体層
104、204 電流狭窄層
105 トンネル接合
106、206 n型半導体層
107、207 アンドープDBR層
108、208 表面保護層
109、209 ポリマー層
110、210 電極
111a、111b メサ構造
201 p型半導体基板
202 p型DBR層
Claims (12)
- 第1のDBR層と、
半導体層の酸化により形成された誘電体層を有する第2のDBR層と、
前記第1のDBR層と前記第2のDBR層との間に形成された活性層と、
前記活性層に流入する電流を狭窄するために、電流狭窄用半導体層の酸化により形成された酸化狭窄層と、を備え、
前記第2のDBR層の前記半導体層の酸化速度が、前記電流狭窄用半導体層の酸化速度よりも小さいことを特徴とする面発光レーザ。 - 前記第2のDBR層は、低屈折率層と当該低屈折率層よりも屈折率の高い高屈折率層とを有し、前記誘電体層は前記低屈折率層を構成することを特徴とする請求項1に記載の面発光レーザ。
- 前記第2のDBR層と前記電流狭窄用半導体層とは、いずれも円形状に形成されており、前記第2のDBR層の直径が、前記電流狭窄用半導体層の直径よりも小さいことを特徴とする請求項1又は2に記載の面発光レーザ。
- 前記第1のDBR層は半導体層のみからなることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の面発光レーザ。
- 前記第1のDBR層と前記第2のDBR層との間に形成されたトンネル接合層をさらに備えることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の面発光レーザ。
- 前記トンネル接合層は、前記電流狭窄層と前記第2のDBR層との間に形成されていることを特徴とする請求項5に記載の面発光レーザ。
- 第1のDBR層を形成するステップと、
第2のDBR用半導体層を形成するステップと、
前記第1のDBR層と前記第2のDBR用半導体層との間に位置する活性層を形成するステップと、
前記活性層に流入する電流を狭窄するための電流狭窄用半導体層を形成するステップと、
前記第2のDBR用半導体層と、前記電流狭窄用半導体層とを酸化し、第2のDBR層と電流狭窄層とを形成するステップと、を備え、
前記第2のDBR用半導体層の酸化速度が、前記電流狭窄用半導体層の酸化速度よりも小さいことを特徴とする面発光レーザの製造方法。 - 前記第2のDBR層は、低屈折率層と当該低屈折率層よりも屈折率の高い高屈折率層とを有し、前記酸化するステップにより誘電体層からなる前記低屈折率層を形成することを特徴とする請求項7に記載の面発光レーザの製造方法。
- 前記電流狭窄用半導体層を円形状に形成するステップと、
前記第2のDBR用半導体層を円形状に形成するステップと、をさらに備え、
円形状に形成された前記第2のDBR用半導体層の直径が、円形状に形成された前記電流狭窄用半導体層の直径よりも小さいことを特徴とする請求項7又は8に記載の面発光レーザの製造方法。 - 前記第1のDBR層を半導体層のみから形成することを特徴とする請求項7〜9のいずれか一項に記載の面発光レーザの製造方法。
- 前記第1のDBR層と前記第2のDBR用半導体層との間に位置するトンネル接合層を形成するステップをさらに備えることを特徴とする請求項7〜10のいずれか一項に記載の面発光レーザの製造方法。
- 前記トンネル接合層を、前記電流狭窄層と前記第2のDBR用半導体層との間に位置するように形成することを特徴とする請求項11に記載の面発光レーザの製造方法。
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JP2008329162A JP2010153536A (ja) | 2008-12-25 | 2008-12-25 | 面発光レーザ及びその製造方法 |
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JP2017204579A (ja) * | 2016-05-12 | 2017-11-16 | スタンレー電気株式会社 | 垂直共振器型発光素子及び垂直共振器型発光素子の製造方法 |
CN114336286A (zh) * | 2022-01-11 | 2022-04-12 | 范鑫烨 | 一种基于二维超表面的新型垂直腔面发射激光器及其制作方法 |
-
2008
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