JP2010152113A - 地図データ表示制御装置、地図データ表示制御方法およびプログラム - Google Patents

地図データ表示制御装置、地図データ表示制御方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】地球上の各地における地図を適切に表示させる。
【解決手段】位置情報取得部310は、GPS信号に基づいて位置情報を取得する。緯度判定部330は、その位置情報により特定される緯度が80度を超えているか否かを判定する。表示対象範囲算出部350は、その位置情報により特定される緯度が80度を超えている場合には、その位置情報により特定される経度および80度に基づいて表示対象範囲を算出する。一方、表示対象範囲算出部350は、その位置情報により特定される緯度が80度を超えていない場合には、その位置情報により特定される緯度および経度に基づいて表示対象範囲を算出する。描画部370は、算出された表示対象範囲に基づいて、その位置情報により特定される位置を基準位置とする地図を描画する。表示制御部380は、描画された地図を表示部390に表示させる。
【選択図】図2

Description

本発明は、地図データ表示制御装置に関し、特に、地図を表示させる地図データ表示制御装置および地図データ表示制御方法ならびに当該方法をコンピュータに実行させるプログラムに関する。
従来、地図データベース等に記憶されている地図データを用いて、各地の地図を表示させることが可能な地図データ表示制御装置が存在する。例えば、移動する車の位置に基づいてベクター地図(ベクトル地図)を用いて地図を移動させながら表示させることが可能なカーナビゲーション装置が提案されている。
例えば、経度および緯度により表現された地図を実距離の平面地図に変換して描画するとともに、車の移動に応じて地図をスクロールする自動車ナビゲーションの地図描画方法が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平03−10279号公報(図1)
上述の従来技術では、車の現在位置を用いて、所定経度幅および所定緯度幅の地域の地図を経度方向に正規化した平面台形地図に変換し、この変換により得られた平面台形地図を描画する。このように、例えば、ベクター地図を用いて地図を表示する場合には、表示対象範囲の基準位置における緯度および経度に基づいて、表示対象範囲に含まれる地図をcos関数を用いて実距離ベースに修正する必要がある。
ここで、例えば、ベクター地図を用いて北緯90度または南緯90度付近の地図を表示する場合を想定する。この場合に、例えば、表示対象範囲の基準位置が北緯90度または南緯90度となった場合には、cos関数が0となる。このため、アルゴリズムが破綻してしまい、北緯90度または南緯90度付近の地図を適切に表示することができないおそれがある。そこで、地球上の各地における地図を適切に表示させ、各地における地図を見易く表示させることが重要である。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、地球上の各地における地図を適切に表示させることを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その第1の側面は、位置情報を取得する位置情報取得部と、上記取得された位置情報により特定される緯度が所定の緯度閾値を超えているか否かを判定する緯度判定部と、上記緯度判定部による判定結果に基づいて上記取得された位置情報により特定される位置を基準位置とする地図を表示するための表示対象範囲を算出する表示対象範囲算出部と、上記算出された表示対象範囲に基づいて上記基準位置に対応する地図を描画する描画部とを具備する地図データ表示制御装置およびその表示制御方法ならびに当該方法をコンピュータに実行させるプログラムである。これにより、取得された位置情報により特定される緯度が所定の緯度閾値を超えているか否かを判定し、この判定結果に基づいて表示対象範囲を算出し、この算出された表示対象範囲に基づいて地図を描画するという作用をもたらす。
また、この第1の側面において、上記表示対象範囲算出部は、上記取得された位置情報により特定される緯度が上記緯度閾値を超えている場合には上記取得された位置情報により特定される経度および上記緯度閾値に基づいて上記表示対象範囲を算出し、上記取得された位置情報により特定される緯度が上記緯度閾値を超えていない場合には上記取得された位置情報により特定される緯度および経度に基づいて上記表示対象範囲を算出するようにしてもよい。これにより、取得された位置情報により特定される緯度が緯度閾値を超えている場合には、その経度および緯度閾値に基づいて表示対象範囲を算出し、取得された位置情報により特定される緯度が緯度閾値を超えていない場合には、取得された位置情報により特定される緯度および経度に基づいて表示対象範囲を算出するという作用をもたらす。
また、この第1の側面において、表示の対象となる地図の縮尺を指定する指示操作を受け付ける受付部と、上記受け付けられた地図の縮尺が所定の縮尺閾値を超えているか否かを判定する縮尺判定部とをさらに具備し、上記表示対象範囲算出部は、上記緯度判定部による判定結果および上記縮尺判定部による判定結果に基づいて上記表示対象範囲を算出するようにしてもよい。これにより、地図の縮尺が縮尺閾値を超えているか否かを判定し、この判定結果および縮尺判定部による判定結果に基づいて表示対象範囲を算出するという作用をもたらす。
また、この第1の側面において、上記表示対象範囲算出部は、上記受け付けられた地図の縮尺が上記縮尺閾値を超えていない場合には上記取得された位置情報により特定される緯度および一定値に基づいて上記表示対象範囲を算出するようにしてもよい。これにより、地図の縮尺が縮尺閾値を超えていない場合には、取得された位置情報により特定される緯度および一定値に基づいて表示対象範囲を算出するという作用をもたらす。
また、この第1の側面において、上記表示対象範囲算出部は、上記受け付けられた地図の縮尺が上記縮尺閾値を超えている場合において、上記取得された位置情報により特定される緯度が上記緯度閾値を超えている場合には上記取得された位置情報により特定される経度および上記緯度閾値に基づいて上記表示対象範囲を算出し、上記取得された位置情報により特定される緯度が上記緯度閾値を超えていない場合には上記取得された位置情報により特定される緯度および経度に基づいて上記表示対象範囲を算出するようにしてもよい。これにより、地図の縮尺が縮尺閾値を超えている場合において、取得された位置情報により特定される緯度が緯度閾値を超えている場合には、その経度および緯度閾値に基づいて表示対象範囲を算出し、取得された位置情報により特定される緯度が緯度閾値を超えていない場合には、取得された位置情報により特定される緯度および経度に基づいて表示対象範囲を算出するという作用をもたらす。
また、この第1の側面において、上記描画された地図を表示部に表示させる表示制御部をさらに具備するようにしてもよい。これにより、描画された地図を表示部に表示させるという作用をもたらす。
また、この第1の側面において、上記位置情報取得部は、外部装置から受信された特定信号に基づいて位置情報を取得するようにしてもよい。これにより、外部装置から受信された特定信号に基づいて位置情報を取得するという作用をもたらす。
また、この第1の側面において、上記位置情報取得部は、ユーザ操作に基づく操作入力に基づいて位置情報を取得するようにしてもよい。これにより、ユーザ操作に基づく操作入力に基づいて位置情報を取得するという作用をもたらす。
また、本発明の第2の側面は、位置情報を取得する位置情報取得部と、上記取得された位置情報により特定される緯度が所定の緯度閾値を超えているか否かを判定する緯度判定部と、上記緯度判定部による判定結果に基づいて上記取得された位置情報により特定される位置を基準位置とする地図を表示するための表示対象範囲を算出する表示対象範囲算出部とを具備する地図データ表示制御装置およびその表示制御方法ならびに当該方法をコンピュータに実行させるプログラムである。これにより、取得された位置情報により特定される緯度が所定の緯度閾値を超えているか否かを判定し、この判定結果に基づいて表示対象範囲を算出するという作用をもたらす。
本発明によれば、地球上の各地における地図を適切に表示させるという優れた効果を奏し得る。
以下、本発明を実施するための最良の形態(以下、実施の形態と称する)について説明する。説明は以下の順序により行う。
1.第1の実施の形態(地図データ表示制御:地図を表示させるための表示対象範囲の算出例)
2.第2の実施の形態(地図データ表示制御:通信システムにおける地図データの通信例)
<1.第1の実施の形態>
[地図データ表示制御装置の構成例]
図1は、本発明の第1の実施の形態における地図データ表示制御装置100の内部構成例を示すブロック図である。地図データ表示制御装置100は、RTC(Real Time Clock)111と、撮像部112と、画像処理部113と、制御部120と、GPS信号処理部130とを備える。また、地図データ表示制御装置100は、RAM(Random Access Memory)140と、ROM(Read Only Memory)150と、操作受付部160と、表示装置170とを備える。また、地図データ表示制御装置100は、フラッシュメモリ(flash memory)180と、HDD(Hard Disk Drive)190と、DMA(Direct Memory Access)コントローラ200とを備える。なお、地図データ表示制御装置100を構成する各部の間で行われるやりとりは、バス101を介して行われる。
RTC111は、電源が切られている間も内蔵電池から電源供給を受けて動作する計時専用の回路である。なお、RTC111は、電源が入っている間は外部電源から供給を受けて動作する。例えば、制御部120は、起動時にRTC111から日時情報を取得し、この日時情報を用いて各制御を行う。
撮像部112は、制御部120の制御に基づいて、被写体からの入射光を変換して画像データを生成するものであり、生成された画像データを画像処理部113に供給する。
画像処理部113は、制御部120の制御に基づいて、撮像部112から供給された画像データについて各種画像処理を施すものであり、この各種画像処理が施された画像データが表示装置170等に供給される。また、この画像データがコンテンツとしてHDD190に記録される。
制御部120は、ROM150に記憶されている各種制御プログラムに基づいて、地図データ表示制御装置100の各部を制御するものである。また、制御部120は、操作受付部160により受け付けられた操作入力等に基づいて地図データ表示制御装置100の各部を制御する。
GPS信号処理部130は、GPS信号受信アンテナ(図示せず)により受信されたGPS信号に基づいて位置情報を算出するものであり、算出された位置情報を制御部120に出力する。この算出された位置情報には、緯度、経度、高度等の位置に関する各データが含まれる。
RAM140は、制御部120のメインメモリ(主記憶装置)に用いられるメモリであり、制御部120において実行されるプログラムの作業領域等を備える。
ROM150は、読み出し専用のメモリであり、各種制御プログラム等を記憶するものである。
操作受付部160は、ユーザにより操作された操作内容を受け付ける操作受付部であり、受け付けられた操作内容に応じた信号を制御部120に出力する。
表示装置170は、制御部120の制御に基づいて各種情報を表示する表示装置である。表示装置170には、例えば、操作受付部160による操作入力に基づいて、HDD190に記憶されている地図データに対応する地図が表示される。また、表示装置170には、例えば、GPS信号処理部130により算出された位置情報に基づいて、HDD190に記憶されている地図データに対応する地図が表示される。なお、表示装置170として、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)等のディスプレイを用いることができる。また、操作受付部160および表示装置170については、指等で触ることにより各種操作を行うことが可能なタッチパネルにより一体で構成するようにしてもよい。
フラッシュメモリ180は、電源が切られている間もデータが消えない不揮発性の半導体メモリであり、書き換え可能なメモリである。
HDD190は、各種アプリケーションプログラム等が格納されているハードディスクである。例えば、HDD190には、表示装置170に地図を表示させるための地図データが格納されている。また、HDD190には、画像処理部113により画像処理が施された画像データがコンテンツとして記録される。
DMAコントローラ200は、制御部120の制御に基づいて、RAM140と表示装置170とHDD190との間におけるデータの転送を制御するものである。
図2は、本発明の第1の実施の形態における地図データ表示制御装置100の機能構成例を示すブロック図である。地図データ表示制御装置100は、位置情報取得部310と、操作受付部320と、緯度判定部330と、縮尺判定部340と、表示対象範囲算出部350と、縮尺保持部360と、描画部370とを備える。また、地図データ表示制御装置100は、表示制御部380と、表示部390と、地図データ記憶部400とを備える。
地図データ記憶部400は、表示部390に地図を表示するための地図データを記憶するものであり、記憶されている地図データを描画部370に供給する。例えば、地図データ記憶部400に記憶されている地図データは、緯度および経度により特定されるデータであり、一定の緯度幅および経度幅を単位として、複数の領域に区切られている。例えば、表示対象となる地図の縮尺および中心位置と、その地図に対応する緯度幅および経度幅に基づいて、地図データ記憶部400から地図データが読み出され、この読み出された地図データに対応する地図が描画部370により描画される。ここで、地図の縮尺は、表示対象となる地図について、実際の距離を縮めて表した割合を示す値である。また、地図に対応する緯度幅は、表示対象となる地図の南北方向の大きさを特定するための値であり、地図に対応する経度幅は、表示対象となる地図の東西方向の大きさを特定するための値である。本発明の第1の実施の形態では、この緯度幅および経度幅により特定される矩形範囲を表示対象範囲とする。なお、地図データ記憶部400は、図1に示すHDD190に対応する。
位置情報取得部310は、位置情報を取得するものであり、取得された位置情報を緯度判定部330および表示対象範囲算出部350に出力する。位置情報取得部310は、図1に示すGPS信号処理部130に対応する。
操作受付部320は、表示部390に地図を表示させる指示操作を受け付ける操作受付部であり、受け付けられた指示操作に応じた操作内容を緯度判定部330、縮尺判定部340および表示対象範囲算出部350に出力する。例えば、位置情報取得部310により取得された位置情報に基づいて表示部390に地図を表示させる指示操作が受け付けられた場合には、その旨の操作内容が表示対象範囲算出部350に出力される。また、例えば、所望地域の地図を表示部390に表示させる指示操作が受け付けられた場合には、所望地域の地図に対応する位置情報が表示対象範囲算出部350に出力され、その位置情報が緯度判定部330に出力される。なお、所望地域の地図に対応する位置情報は、例えば、所望地域の地図における中心位置の緯度および経度である。また、表示部390に表示されている地図を移動させる指示操作が受け付けられた場合には、その指示操作による移動後の地図に対応する位置情報が表示対象範囲算出部350に出力され、その位置情報が緯度判定部330に出力される。なお、移動後の地図に対応する位置情報は、例えば、移動後の地図における中心位置の緯度および経度である。また、表示部390に表示されている地図の縮尺を指定または変更する指示操作が受け付けられた場合には、その指示操作に係る縮尺の値が縮尺判定部340に出力される。なお、操作受付部320は、図1に示す操作受付部160に対応する。また、操作受付部320は、特許請求の範囲に記載の受付部および位置情報取得部の一例である。
緯度判定部330は、位置情報取得部310または操作受付部320から出力された位置情報により特定される緯度が緯度閾値を超えているか否かを判定するものであり、この判定結果を表示対象範囲算出部350に出力する。ここで、判定の基準となる緯度閾値は、例えば、80(度)とすることができる。なお、緯度判定部330は、図1に示す制御部120に対応する。
縮尺判定部340は、操作受付部320から出力された地図の縮尺の値が縮尺閾値を超えているか否かを判定するものであり、この判定結果を表示対象範囲算出部350に出力する。また、縮尺判定部340は、操作受付部320から地図の縮尺の値が出力される毎に、その地図の縮尺の値を縮尺保持部360に保持させる。ここで、判定の基準となる縮尺閾値は、例えば、1/4000万とすることができる。なお、縮尺判定部340は、図1に示す制御部120に対応する。
表示対象範囲算出部350は、表示部390に地図を表示させる指示操作が操作受付部320により受け付けられた場合に、表示対象となる地図の表示対象範囲を算出するものであり、算出された表示対象範囲を描画部370に出力する。具体的に、表示対象範囲算出部350は、縮尺保持部360に保持されている地図の縮尺の値と、位置情報取得部310または操作受付部320から出力された位置情報とに基づいて表示対象範囲を算出する。この場合に、緯度判定部330から出力された判定結果と、縮尺判定部340から出力された判定結果とに基づいて、緯度の値が変更されて表示対象範囲が算出される。例えば、表示対象範囲算出部350は、縮尺保持部360に保持されている地図の縮尺の値が縮尺閾値を超えていないと縮尺判定部340により判定された場合には、出力された位置情報に含まれる経度および一定値に基づいて表示対象範囲を算出する。この一定値は、例えば、0(度)とすることができる。また、例えば、表示対象範囲算出部350は、出力された位置情報により特定される緯度が緯度閾値を超えていると緯度判定部330により判定された場合には、その位置情報に含まれる経度および緯度閾値に基づいて表示対象範囲を算出する。なお、表示対象範囲の算出方法については、図5を参照して詳細に説明する。また、表示対象範囲算出部350は、図1に示す制御部120に対応する。
縮尺保持部360は、表示対象範囲算出部350による表示対象範囲の算出に用いられる地図の縮尺の値を保持するものであり、保持されている地図の縮尺の値を表示対象範囲算出部350に供給する。また、縮尺保持部360に保持されている地図の縮尺の値は、地図の縮尺の指定または変更の指示操作がされる毎に縮尺判定部340により順次更新される。
描画部370は、表示対象範囲算出部350から出力された表示対象範囲に基づいて、地図データ記憶部400に記憶されている地図データに対応する画像を描画するものである。なお、描画部370は、図1に示すDMAコントローラ200に対応する。
表示制御部380は、描画部370により描画された地図を表示部390に表示させるものである。なお、表示制御部380は、図1に示す制御部120に対応する。
表示部390は、描画部370により描画された地図を表示するものである。なお、表示部390は、図1に示す表示装置170に対応する。
[表示対象範囲の算出例]
図3は、本発明の第1の実施の形態における表示部390における表示画面の一例を示す図である。図3に示す表示画面450は、例えば、垂直方向を320ピクセル(Pixel)とし、水平方向を640ピクセルとする画面である。この表示画面450には、地図データ記憶部400に記憶されている地図データに基づいて各地域の地図が表示される。また、表示画面450に表示される地図については、ユーザによる地図の縮尺の指定(変更)操作により拡大または縮小させることができる。なお、図3では、地図の表示を省略する。
例えば、位置情報取得部310または操作受付部320から出力された位置情報により特定される緯度および経度を基準とする位置を基準位置P1とする。この基準位置P1は、例えば、表示画面450における中心位置となる。また、縮尺保持部360に保持されている地図の縮尺の値と、位置情報取得部310または操作受付部320から出力された位置情報とに基づいて、表示対象範囲算出部350により表示対象範囲が算出される。この表示対象範囲は、例えば、矩形状の表示画面450における垂直方向の長さW1と、水平方向の長さW2とに対応する。この表示対象範囲の算出方法については、図5を参照して詳細に説明する。
また、表示画面450に表示される地図上には、スケールバー451が重ねて表示される。スケールバー451は、表示画面450に表示されている地図の縮尺を表すものである。例えば、スケールバー451の水平方向の長さを、表示画面450における64ピクセルに対応する長さとする。この場合に、例えば、表示画面450において、スケールバー451の水平方向の長さが1kmを表す場合には、垂直方向の長さW1は5kmを表し、垂直方向の長さW2は10kmを表す。
図4は、本発明の第1の実施の形態における地図データ記憶部400に記憶されている地図データの一部を模式的に表す図である。図4(a)に示す地図500は、地図データ記憶部400に記憶されている地図データの一部に対応する地域を表す地図である。この地図500においては、上側を北側とする。また、この地図500に対応する地域には、例えば、△△駅、○○駅、××駅、◎◎公園、◇◇大学、□□高校、▽▽ホテルが存在するものとする。また、この例では、地図500における表示対象範囲501に含まれる地域を表示部390に表示する例を示す。
例えば、位置情報取得部310または操作受付部320から出力された位置情報により特定される緯度および経度を基準とする位置を基準位置P1とする。また、縮尺保持部360に保持されている地図の縮尺の値と、位置情報取得部310または操作受付部320から出力された位置情報とに基づいて、表示対象範囲算出部350が表示対象範囲を算出する。続いて、描画部370が、算出された表示対象範囲に基づいて、地図データ記憶部400から地図データを取得し、この取得された地図データに基づいて、表示対象範囲501に含まれる地域の地図を描画する。続いて、表示制御部380が、図4(b)に示すように、描画部370により描画された表示対象範囲501に含まれる地域の地図510を表示部390に表示させる。また、表示部390に表示されている地図510上には、スケールバー511が重ねて表示される。
なお、これらの地図表示等のユーザ操作は、例えば、表示部390にカーソルを表示させておき、このカーソルを用いてそれらの指示操作を行うことができる。例えば、移動後の地図の中心位置としたい位置を、カーソルを用いて指定することにより、地図移動の指示操作を行うことができる。また、表示部390をタッチパネルとして構成し、このタッチパネルの押下操作に応じて、それらの指示操作を行うようにしてもよい。例えば、移動後の地図の中心位置としたいタッチパネル上の位置を押下することにより、地図移動の指示操作を行うことができる。
図5は、本発明の第1の実施の形態における表示対象範囲算出部350による表示対象範囲算出の際に基準となる地球を模式的に示す図である。図5(a)では、南北方向の軸を通る断面により地球600を表し、図5(b)では、赤道を含む面と水平となる面を通る断面(図5(a)に示す位置P1を通る断面)により地球600を表す。なお、図5(b)において、地球600内の上下方向の軸における下側の軸が経度0度を表すものとする。
例えば、位置情報取得部310または操作受付部320から出力された位置情報により特定される緯度および経度を基準とする位置を基準位置P1とし、この基準位置P1について表示対象範囲を算出する場合を例にして説明する。なお、基準位置P1に対応する緯度をθ1とし、経度をθ2とする。また、縮尺保持部360に保持されている地図の縮尺の値により特定される表示画面における地図上の垂直方向の距離をSとする。すなわち、図3に示す表示画面450において、垂直方向の長さが表す距離がSに対応し、水平方向の長さが表す距離が2Sに対応する。
図5(a)に示すように、例えば、表示対象範囲の南北方向の大きさ(緯度幅)W11を特定するための角度θ11については、次の式1を用いて算出される。
角度θ11=(S・360°)/2πR …式1
ここで、Rは地球の半径の長さを示す定数である。このため、2πRは、地球の円周の長さを示す値となる。このように、角度θ11については、基準位置P1の緯度および経度とは無関係に算出される。
また、図5(b)に示すように、例えば、表示対象範囲の東西方向の大きさ(経度幅)W12を特定するための角度θ12については、次の式2を用いて算出される。
角度θ12=(2S・360°)/2πRcosθ1 …式2
ここで、Rおよび2πRは、式1と同様の値である。また、θ1は基準位置P1の緯度を示す値である。このように、角度θ12については、経度が同一の位置であっても、基準位置の緯度に応じて異なる値が算出される。
このように、表示対象範囲算出部350は、基準位置P1により特定される緯度θ1および縮尺保持部360に保持されている地図の縮尺により特定される距離Sに基づいて、角度θ11および角度θ12を算出する。続いて、表示対象範囲算出部350は、算出された角度θ11および角度θ12を用いて、基準位置P1を中心とする表示対象範囲(W11×W12)を算出する。例えば、表示対象範囲の南北方向の緯度幅W11は、(θ1−θ11/2)〜(θ1+θ11/2)により特定される。また、表示対象範囲の東西方向の経度幅W12は、(θ2−θ12/2)〜(θ2+θ12/2)により特定される。
ここで、具体的な数値を用いて表示対象範囲を算出する例を示す。例えば、基準位置P1の緯度θ1=60(度)とし、経度θ2=0(度)とし、距離S=5(km)とする。また、この例では、距離の単位をkmとし、説明の容易のため、地球の円周の長さ2πRを40,000(km)とする。
この場合には、角度θ11=(5×360)/40000=0.045(度)が算出される。また、cos60°=1/2であるため、角度θ12=(2×5×360)/(40000×1/2)=0.18(度)が算出される。
これらの値に基づいて、表示対象範囲の南北方向の緯度幅W11として、59.9775〜60.0225(=(60−0.045/2)〜(60+0.045/2))が算出される。また、表示対象範囲の東西方向の経度幅W12として、−0.09〜+0.09(=(0−0.18/2)〜(0+0.18/2))が算出される。このように算出された緯度幅W11および経度幅W12に基づいて、地図データ記憶部400から取得すべき地図データが計算される。そして、この計算結果に応じて取得された地図データに基づいて地図が描画される。
[基準位置の緯度に応じて表示対象範囲の算出を変更する例]
ここで、例えば、地図データ表示制御装置100が耐寒性に優れている場合を想定する。この場合には、地図データ表示制御装置100の所有者が北緯90度または南緯90度付近に地図データ表示制御装置100を持って行き使用することが想定される。また、地図データ表示制御装置100において、ユーザ操作により地図を表示させる場合には、北緯90度または南緯90度付近の地図を表示させることも想定される。このような場合において、式1を用いて算出される角度θ11は、基準位置P1の緯度および経度とは無関係に算出されるため、算出可能である。しかしながら、式2を用いて算出される角度θ12については、基準位置P1の緯度に応じて異なる値が算出される。また、式2の分母にはcos関数が含まれているため、例えば、北緯90度の場合にはcos90°=0となる。このため、分母が0となり、角度θ12が無限となり、アルゴリズムが破綻してしまうことになる。このため、北緯90度または南緯90度の極地を基準位置として地図を表示させる場合に、その地図を適切に表示させることができないことが想定される。また、角度θ12の値は、緯度が高くなるに応じて大きくなる。このため、例えば、北緯90度または南緯90度付近においては、角度θ12の値が極端に大きくなる。このため、北緯90度または南緯90度付近において地図を移動させながら表示させる場合には、移動量が少なくても、基準位置に対応する地図が移動に応じて大きく変化し、視認性が低下するおそれがある。すなわち、基準位置に対応する地図が移動に応じて、地図上の地形が絞られるように大きく変化し、視認性が低下するおそれがある。
ここで、例えば、北半球において有人の島がある緯度は83度程度である。また、アラスカやノルウェー等の人が住む地域の北側の緯度は70度程度である。このように、北緯90度の付近では、住んでいる人が極端に少ない。このため、実距離を正確に描画して、基準位置に対応する地図が移動に応じて大きく変化することにより視認性を低下させるよりも、その変化を少なくして、視認性を向上させることが重要となる。
そこで、本発明の第1の実施の形態では、表示対象となる地図の基準位置の緯度が、緯度閾値を越える場合には、その緯度閾値を用いて、表示対象範囲を算出する。
図6は、本発明の第1の実施の形態における緯度判定部330による緯度の判定方法を模式的に示す図である。図6では、南北方向の軸を通る断面により地球700を表す。また、地球700の断面において、北緯80度以上の範囲と、南緯80度以上の範囲とに斜線を付して示す。なお、地球の表面上における北緯80度以上の領域E1と、南緯80度以上の領域E2とは、円形の領域となる。
図6に示すように、例えば、基準位置P1が、北緯80度以上の領域E1と、南緯80度以上の領域E2との何れかに含まれる場合には、緯度判定部330が、基準位置P1が緯度閾値(80度)を超えていると判定する。この判定結果が表示対象範囲算出部350に出力された場合には、表示対象範囲算出部350は、緯度の値として80度を用いて角度θ12を算出する。すなわち、次の式3を用いて角度θ12が算出される。
角度θ12=(2S・360°)/2πRcos80° …式3
ここで、具体的な数値を用いて表示対象範囲を算出する例を示す。例えば、基準位置P1の緯度θ1=85(度)とし、経度θ2=0(度)とし、距離S=5(km)とする。また、この例では、距離の単位をkmとし、説明の容易のため、地球の円周の長さ2πRを40,000(km)とする。
この場合には、基準位置P1の緯度が緯度閾値(80度)を超えているため、式3を用いて角度θ12が算出される。ここで、説明の容易のため、cos80°を0.1736とすると、角度θ12=(2×5×360)/(40000×cos80°)≒0.52(度)が算出される。以下の計算方法は、上述した場合と同様であるため、ここでの説明を省略する。
このように、表示対象範囲の基準位置P1が、北緯80度以上の領域E1と、南緯80度以上の領域E2との何れかに含まれる場合には、式3を用いて表示対象範囲が算出される。なお、表示対象範囲の基準位置P1が、北緯80度以上の領域E1と、南緯80度以上の領域E2との何れかにも含まれない場合には、式2を用いて表示対象範囲が算出される。また、この例では、緯度閾値として80度を用いた例を示すが、例えば、住んでいる人が極端に少なくなる場所の大小等に応じて、緯度閾値を適宜変更するようにしてもよい。また、ユーザ操作により緯度閾値を設定するようにしてもよい。また、緯度閾値と、表示対象範囲の算出に用いられる値とを異なる値とするようにしてもよい。例えば、緯度閾値を85(度)とし、表示対象範囲の算出に用いられる値を80とすることができる。
これにより、例えば、地図データ表示制御装置100の所有者が北緯90度または南緯90度付近に地図データ表示制御装置100を持って行き使用する場合でも、その付近における地図を適切に表示させることができる。また、地図データ表示制御装置100において、ユーザ操作により北緯90度または南緯90度付近の地図を表示させる場合でも、その付近における地図を適切に表示させることができる。さらに、北緯90度または南緯90度付近において地図を移動させながら表示させる場合でも、基準位置に対応する地図の移動に応じた変化を少なくして、視認性を向上させることができる。
[縮尺の大小に応じて表示対象範囲の算出を変更する例]
以上では、基準位置が緯度閾値を超えているか否かに応じて、表示対象範囲の算出に用いられる緯度の値を変更する例を示した。ここで、例えば、縮尺が比較的小さい場合(すなわち、広域表示の場合)において地図を移動させながら表示させることを想定する。この場合には、表示対象範囲が広いため、例えば、基準位置の緯度が高くない場合でも、基準位置に対応する地図が移動に応じて大きく変化し、視認性が低下するおそれがある。すなわち、基準位置に対応する地図が移動に応じて、地図上の地形が絞られるように大きく変化し、視認性が低下するおそれがある。
そこで、本発明の第1の実施の形態では、例えば、ユーザ操作により指定(変更)された地図の縮尺の値が縮尺閾値を超えていない場合には、一定値(例えば、0度)を用いて、表示対象範囲を算出する。
図7は、本発明の第1の実施の形態における縮尺判定部340による縮尺の判定方法を模式的に示す図である。図7(a)および(b)には、日本の地図のみを簡略化して表す。図7(a)には、日本の地図において、縮尺が比較的大きい場合(すなわち、詳細表示の場合)における表示対象範囲750を示す。また、図7(b)には、日本の地図において、縮尺が比較的小さい場合(すなわち、広域表示の場合)における表示対象範囲760を示す。
図7(a)に示すように、ユーザ操作により指定(変更)された縮尺が、縮尺閾値(例えば、1/4000万)を超えている場合には、縮尺判定部340が、その縮尺が縮尺閾値を超えていると判定する。この判定結果が表示対象範囲算出部350に出力された場合には、表示対象範囲算出部350は、基準位置の緯度θ1を用いて角度θ12を算出する。すなわち、式2を用いて角度θ12が算出される。
また、図7(b)に示すように、ユーザ操作により指定(変更)された縮尺が、縮尺閾値(例えば、1/4000万)を超えていない場合には、縮尺判定部340が、その縮尺が縮尺閾値を超えていないと判定する。この判定結果が表示対象範囲算出部350に出力された場合には、表示対象範囲算出部350は、緯度の値として0度を用いて角度θ12を算出する。すなわち、次の式4を用いて角度θ12が算出される。
角度θ12=(2S・360°)/2πRcos0° …式4
このように、ユーザ操作により指定(変更)された縮尺が、縮尺閾値を超えていない場合には、式4を用いて表示対象範囲算出部が算出される。なお、この例では、縮尺閾値として、例えば、1/4000万を用いた例を示すが、他の値を用いるようにしてもよい。また、縮尺閾値を超えていないと判定された場合に用いられる緯度の値を0度とする例を示すが、他の値(例えば、10度以下の値)を用いるようにしてもよい。また、ユーザ操作により縮尺閾値および緯度の値を設定するようにしてもよい。
これにより、例えば、比較的小さい縮尺が指定されている状態で地図を移動させながら表示させる場合でも、基準位置に対応する地図の移動に応じた変化を少なくして、視認性を向上させることができる。すなわち、比較的小さい縮尺の地図を表示する場合には、表示対象範囲の算出に用いられる緯度の値を0度とすることにより、地図の移動によりその都度大きな表示歪み変化が発生することを防止して、地図を見易くすることができる。
[地図データ表示制御装置の動作例]
次に、本発明の第1の実施の形態における地図データ表示制御装置100の動作について図面を参照して説明する。
図8は、本発明の第1の実施の形態における地図データ表示制御装置100による地図データ表示制御処理の処理手順を示すフローチャートである。なお、この例では、位置情報取得部310により位置情報が取得される毎に、この取得された位置情報に基づいて地図を表示させる場合を例にして説明する。また、地図の縮尺は、ユーザ操作により指定されるものとする。
最初に、位置情報取得部310が、位置情報を取得する(ステップS901)。なお、ステップS901は、特許請求の範囲に記載の位置情報取得手順の一例である。続いて、取得された位置情報に含まれる緯度の値が、表示対象範囲の算出に用いられる計算緯度θとして設定される(ステップS902)。続いて、縮尺判定部340が、縮尺保持部360に保持されている縮尺の値が縮尺閾値を超えているか否かを判断する(ステップS903)。なお、操作受付部320により新たな縮尺の値を指定する指示操作が受け付けられた場合には、その新たな縮尺の値が縮尺閾値を超えているか否かが判断される。
縮尺保持部360に保持されている縮尺の値が縮尺閾値を超えている場合には(ステップS903)、緯度判定部330が、位置情報取得部310により取得された位置情報に含まれる緯度が緯度閾値以上であるか否かを判断する(ステップS904)。例えば、取得された位置情報に含まれる緯度が、80度以上であるか否かが判断される。なお、ステップS904は、特許請求の範囲に記載の緯度判定手順の一例である。位置情報取得部310により取得された位置情報に含まれる緯度が緯度閾値以上である場合には(ステップS904)、表示対象範囲算出部350が、計算緯度θを80(度)とする(ステップS905)。一方、位置情報取得部310により取得された位置情報に含まれる緯度が緯度閾値未満である場合には(ステップS904)、ステップS907に進む。
また、縮尺保持部360に保持されている縮尺の値が縮尺閾値を超えていない場合には(ステップS903)、表示対象範囲算出部350が、計算緯度θを0(度)とする(ステップS906)。
続いて、表示対象範囲算出部350が、縮尺保持部360に保持されている縮尺の値と、計算緯度θと、位置情報取得部310により取得された位置情報に含まれる経度とを用いて、表示対象範囲を算出する(ステップS907)。なお、ステップS907は、特許請求の範囲に記載の表示対象範囲算出手順の一例である。続いて、算出された表示対象範囲を用いて、描画に必要となる地図データが計算される(ステップS908)。そして、描画部370が、その表示対象範囲および地図データに基づいて、地図データ記憶部400に記憶されている地図データを取得し、この地図データに基づいて地図を描画する(ステップS909)。なお、ステップS909は、特許請求の範囲に記載の描画手順の一例である。続いて、表示制御部380が、描画された地図を表示部390に表示させる(ステップS910)。
この例では、位置情報取得部310により取得された位置情報に基づいて地図を表示させる例を示した。しかし、操作受付部320により地図表示または地図移動の指示操作が受け付けられた場合についても、同様に適用することができる。例えば、ステップS901において、操作受付部320により地図表示または地図移動の指示操作が受け付けられた場合に、その指示操作に係る位置情報を用いてステップS902以降の処理手順を実行することができる。
また、本発明の第1の実施の形態では、GPS信号処理部130により算出された位置情報により特定される基準位置を移動後の地図の中心位置とし、地図を移動させる例を示した。しかしながら、他の位置情報取得方法により取得された位置情報を用いるようにしてもよい。例えば、周囲に存在する無線LAN(Local Area Network)によるアクセスポイント情報を用いて位置情報を導き出し、この位置情報を用いるようにしてもよい。また、本発明の第1の実施の形態では、操作受付部320により受け付けられた地図表示または地図移動の指示操作により特定される位置を移動後の地図の中心位置とし、地図を移動させる例を示した。しかしながら、地図表示または地図移動の指示操作を、外部の装置(リモートコントロール等)から無線回線または有線回線を介して受信して受け付けるようにしてもよい。
<2.第2の実施の形態>
[地図データ通信システムの構成例]
本発明の第1の実施の形態では、地図データ表示制御装置100に備えられている表示装置170に地図を表示する例を示した。しかしながら、外部の表示装置に地図を表示させる場合についても、本発明の第1の実施の形態を適用することができる。そこで、本発明の第2の実施の形態では、外部の表示装置に地図を表示させる地図データ通信システムについて図面を参照して詳細に説明する。
図9は、本発明の第2の実施の形態における地図データ通信システム800のシステム構成例を示すブロック図である。地図データ通信システム800は、地図データ表示制御装置810および表示装置820を備える。なお、地図データ表示制御装置810は、ネットワーク830を介して表示装置820と接続されている。地図データ表示制御装置810は、本発明の第1の実施の形態における地図データ表示制御装置100の一部を変形したものであり、通信制御部811を設けたものである。表示装置820は、GPS信号処理部821と、操作部822と、通信I/F(インターフェース)823と、表示部824とを備える。
通信制御部811は、ネットワーク830を介して表示装置820と間で行われる通信制御を行うものである。例えば、操作部822からの地図表示または地図移動の指示操作に応じて、地図データ記憶部400に記憶されている地図データを通信I/F823に出力し、この地図データに対応する地図を表示部824に表示させる。また、例えば、GPS信号処理部821により取得された位置情報に応じて、地図データ記憶部400に記憶されている地図データを通信I/F823に出力し、この地図データに対応する地図を表示部824に表示させる。例えば、図2に示す描画部370から出力されるデータを通信I/F823に出力し、表示部824に表示させることができる。なお、通信制御部811を設けた点以外の構成は、地図データ表示制御装置100と略同一であるため、これらの構成についての図示および説明を省略する。
なお、地図を描画することが可能なデジタルビデオカメラ等の撮像装置や携帯電話機等に本発明の実施の形態を適用することができる。
なお、本発明の実施の形態は本発明を具現化するための一例を示したものであり、上述のように特許請求の範囲における発明特定事項とそれぞれ対応関係を有する。ただし、本発明は実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変形を施すことができる。
また、本発明の実施の形態において説明した処理手順は、これら一連の手順を有する方法として捉えてもよく、また、これら一連の手順をコンピュータに実行させるためのプログラム乃至そのプログラムを記憶する記録媒体として捉えてもよい。この記録媒体として、例えば、CD(Compact Disc)、MD(MiniDisc)、DVD(Digital Versatile Disk)、メモリカード、ブルーレイディスク(Blu-ray Disc(登録商標))等を用いることができる。
本発明の第1の実施の形態における地図データ表示制御装置100の内部構成例を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態における地図データ表示制御装置100の機能構成例を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態における表示部390における表示画面の一例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態における地図データ記憶部400に記憶されている地図データの一部を模式的に表す図である。 本発明の第1の実施の形態における表示対象範囲算出部350による表示対象範囲算出の際に基準となる地球を模式的に示す図である。 本発明の第1の実施の形態における緯度判定部330による緯度の判定方法を模式的に示す図である。 本発明の第1の実施の形態における縮尺判定部340による縮尺の判定方法を模式的に示す図である。 本発明の第1の実施の形態における地図データ表示制御装置100による地図データ表示制御処理の処理手順を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態における地図データ通信システム800のシステム構成例を示すブロック図である。
符号の説明
100、810 地図データ表示制御装置
101 バス
111 RTC
112 撮像部
113 画像処理部
120 制御部
130、821 GPS信号処理部
140 RAM
150 ROM
160 操作受付部
170 表示装置
180 フラッシュメモリ
200 DMAコントローラ
310 位置情報取得部
320 操作受付部
330 緯度判定部
340 縮尺判定部
350 表示対象範囲算出部
360 縮尺保持部
370 描画部
380 表示制御部
390 表示部
400 地図データ記憶部
800 地図データ通信システム
811 通信制御部
820 表示装置
822 操作部
823 通信I/F
824 表示部
830 ネットワーク

Claims (11)

  1. 位置情報を取得する位置情報取得部と、
    前記取得された位置情報により特定される緯度が所定の緯度閾値を超えているか否かを判定する緯度判定部と、
    前記緯度判定部による判定結果に基づいて前記取得された位置情報により特定される位置を基準位置とする地図を表示するための表示対象範囲を算出する表示対象範囲算出部と、
    前記算出された表示対象範囲に基づいて前記基準位置に対応する地図を描画する描画部と
    を具備する地図データ表示制御装置。
  2. 前記表示対象範囲算出部は、前記取得された位置情報により特定される緯度が前記緯度閾値を超えている場合には前記取得された位置情報により特定される経度および前記緯度閾値に基づいて前記表示対象範囲を算出し、前記取得された位置情報により特定される緯度が前記緯度閾値を超えていない場合には前記取得された位置情報により特定される緯度および経度に基づいて前記表示対象範囲を算出する請求項1記載の地図データ表示制御装置。
  3. 表示の対象となる地図の縮尺を指定する指示操作を受け付ける受付部と、
    前記受け付けられた地図の縮尺が所定の縮尺閾値を超えているか否かを判定する縮尺判定部とをさらに具備し、
    前記表示対象範囲算出部は、前記緯度判定部による判定結果および前記縮尺判定部による判定結果に基づいて前記表示対象範囲を算出する
    請求項1記載の地図データ表示制御装置。
  4. 前記表示対象範囲算出部は、前記受け付けられた地図の縮尺が前記縮尺閾値を超えていない場合には前記取得された位置情報により特定される緯度および一定値に基づいて前記表示対象範囲を算出する請求項3記載の地図データ表示制御装置。
  5. 前記表示対象範囲算出部は、前記受け付けられた地図の縮尺が前記縮尺閾値を超えている場合において、前記取得された位置情報により特定される緯度が前記緯度閾値を超えている場合には前記取得された位置情報により特定される経度および前記緯度閾値に基づいて前記表示対象範囲を算出し、前記取得された位置情報により特定される緯度が前記緯度閾値を超えていない場合には前記取得された位置情報により特定される緯度および経度に基づいて前記表示対象範囲を算出する請求項4記載の地図データ表示制御装置。
  6. 前記描画された地図を表示部に表示させる表示制御部をさらに具備する請求項1記載の地図データ表示制御装置。
  7. 前記位置情報取得部は、外部装置から受信された特定信号に基づいて位置情報を取得する請求項1記載の地図データ表示制御装置。
  8. 前記位置情報取得部は、ユーザ操作に基づく操作入力に基づいて位置情報を取得する請求項1記載の地図データ表示制御装置。
  9. 位置情報を取得する位置情報取得部と、
    前記取得された位置情報により特定される緯度が所定の緯度閾値を超えているか否かを判定する緯度判定部と、
    前記緯度判定部による判定結果に基づいて前記取得された位置情報により特定される位置を基準位置とする地図を表示するための表示対象範囲を算出する表示対象範囲算出部と
    を具備する地図データ表示制御装置。
  10. 位置情報を取得する位置情報取得手順と、
    前記取得された位置情報により特定される緯度が所定の緯度閾値を超えているか否かを判定する緯度判定手順と、
    前記緯度判定手順での判定結果に基づいて前記取得された位置情報により特定される位置を基準位置とする地図を表示するための表示対象範囲を算出する表示対象範囲算出手順と、
    前記算出された表示対象範囲に基づいて前記基準位置に対応する地図を描画する描画手順と
    を具備する地図データ表示制御方法。
  11. 位置情報を取得する位置情報取得手順と、
    前記取得された位置情報により特定される緯度が所定の緯度閾値を超えているか否かを判定する緯度判定手順と、
    前記緯度判定手順での判定結果に基づいて前記取得された位置情報により特定される位置を基準位置とする地図を表示するための表示対象範囲を算出する表示対象範囲算出手順と、
    前記算出された表示対象範囲に基づいて前記基準位置に対応する地図を描画する描画手順と
    をコンピュータに実行させるプログラム。
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