JP2010152021A - 信号処理方法、信号処理装置、並びに信号処理プログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明の信号処理方法は、適応フィルタの係数を順に複数まとめて複数の係数グループを生成し、前記複数の係数グループにおける係数代表値を求め、前記係数代表値を用いて前記係数グループ内の各係数の係数更新ステップサイズを制御することを特徴とする。
【選択図】図1
Description
〈数1〉
W1(k)=[w1(0, k), w1(1, k), …, w1(N1-1, k)]
〈数2〉
Μ1(k)=[μ1(0, k), μ1(1, k), …, μ1(N1-1, k)]
ここで、N1は適応フィルタ5のタップ数を表す1以上の整数である。
〈数3〉
W1(k)=[WS1(0, k), WS1(1, k), …, WS1(L-1, k)]
となる。LS等分割の場合には、j番目のサブベクトルは、次式で与えられる。
〈数4〉
WS1(j,k)=[w1(jL/LS, k), w1(jL/LS+1, k), …, w1((j+1)L/LS-1, k)] (j=0, 1, …, L-1)
ここにLSは、L/LSが整数となるような整数値である。
〈数5〉
wREP1(j,k)=max{|w1(jL/LS, k)|, |w1(jL/LS+1, k)|, …, |w1((j+1)L/LS-1, k)|}
で与えられる。ここに、max{・}は最大値を求める演算子である。同様に、最小値と中央値も最小値演算子又は中央値演算子によって求めることができる。これらの演算子は、要素の大きさに基づいた並べ替えと最大、最小、又は中央に対応した値の選択によって実現することができる。
〈数6〉
となる。ここに、ave{・}は平均値を求める演算子である。分散についても、同様に定義に従って計算することができる。
〈数7〉
μ1(j, k)=wREP1(j, k)/max{wREP1(j, k)}・μ0
前記割合は0と1の間の値を取るので、最大の係数はμ0で、それ以外の係数はμ0よりも小さな係数更新ステップサイズで更新されることになる。
〈数8〉
μ1(j, k)=wREP1(j, k)/ave{wREP1(j, k)}・μ0
〈数9〉
X1(k)=[x1(0,k), x1(1,k), …, x1(N1-1, k)]
〈数10〉
xREP1(j, k)=max{|x1(jL/LS, k)|, |x1(jL/LS+1, k)|, …, |x1((j+1)L/LS-1, k)|}
で与えられる。
同様に、最小値と中央値も最小値演算子又は中央値演算子によって求めることができる。また、平均値をj番目のサブベクトルに対する代表値xREP1(j, k)とするときには、
〈数11〉
となる。分散についても、同様に定義に従って計算することができる。係数値の場合と同様に、絶対値の代わりに2乗値を用いても、同様の効果を得ることができる。
〈数12〉
μ1(j, k)=[wREP1(j, k) max{xREP1(j, k)}]/[max{wREP1(j, k)} xREP1(j, k)]・μ0
この式から明らかなように、係数代表値だけを用いた場合と同様に最大の係数はμ0で、それ以外の係数はμ0よりも小さな係数更新ステップサイズで更新されることになる。
〈数13〉
μ1(j, k)=[wREP1(j, k) ave{xREP1(j, k)}]/[ave{wREP1(j, k)} xREP1(j, k)]・μ0
〈数14〉
ここに、Rは平均値を求めるために用いるサンプル数を表す自然数である。平均値はまた、次式で表される漏れ積分演算によって求めてもよい。
〈数15〉
e1 2(k)バー=γ・e1 2(k-1)バー+(1―γ)・e1 2(k)
ここに、γは0<γ<1を満たす定数である。
〈数16〉
SNR1(k)=log10{e1 2(k)バー/n1 2(k)バー}
である。
〈数17〉
Μ1(k)=m1(k)・[μ1(0, k), μ1(1, k), …, μ1(N-1, k)]
m1(k)は、主信号における所望信号対雑音比SNR1(k)によって定められる項、μ1(j, k), j=0, 1, …, L-1は、係数ベクトルW1(k)に基づいて本発明の最良の実施形態で説明した数式7又は数式8などの方法によって定められる項である。
〈数18〉
m1(k)=m1max (SNR1(k)<SNR1min)
〈数19〉
m1(k)=f1(SNR1(k)) (SNR1min≦SNR1(k)≦SNR1max)
〈数20〉
m1(k)=m1min (SNR1(k)>SNR1max)
ただし、m1min、m1maxは、m1min<m1maxを満たす定数である。
〈数21〉
f1(x)=−A・x+B
〈数22〉
A=(m1max−m1min)/(SNR1max−SNR1min)
〈数23〉
B={m1max+m1min+A・(SNR1max+SNR1min)}/2
〈数24〉
Μ1(k)=m1(k)・[μ1(0, k), μ1(1, k), …, μ1(N1-1, k)]
m1(k)は、主信号における所望信号対雑音比SNR1(k)によって定められる項であり、本発明の第3の実施形態で説明した数式18〜数式20などの方法によって定められる。μ1(j, k), j=0, 1, …, L-1は、係数ベクトルW1(k)と参照信号ベクトルX1(k)に基づいて、本発明の第2の実施形態で説明した数式12又は数式13などの方法によって定められる項である。
〈数25〉
W2(k)=[w2(0, k), w2(1, k), …, w2(N2-1, k)]
〈数26〉
Μ2(k)=[μ2(0,k), μ2(1, k), …, μ2(N2-1, k)]
ここに、N2は適応フィルタ6のタップ数を表す1以上の整数である。
(j, k), j=0, 1, …, L-1とすると、
〈数27〉
W2(k)=[WS2(0, k), WS2(1, k), …, WS2(L-1, k)]
となる。LS等分割の場合には、j番目のサブベクトルは、次式で与えられる。
〈数28〉
WS2(j, k)=[w2(jL/LS, k), w2(jL/LS+1, k), …, w2((j+1)L/LS-1, k)] (j=0, 1, …, L-1)
ここにLSは、L/LSが整数となるような整数値である。
〈数29〉
wREP2(j, k)=max{|w2(jL/LS, k)|, |w2(jL/LS+1, k)|, …, |w2((j+1)L/LS-1, k)|}
で与えられる。同様に、最小値と中央値も最小値演算子又は中央値演算子によって求めることができる。
〈数30〉
となる。分散についても、同様に定義に従って計算することができる。既に最良の実施形態で説明したとおり、各係数の絶対値の代わりに2乗値を用いて、係数代表値を求めてもよい。
〈数31〉
μ2(j, k)=wREP2(j, k)/max{wREP2(j, k)}・μ0
前記割合は0と1の間の値を取るので、最大の係数はμ0で、それ以外の係数はμ0よりも小さな係数更新ステップサイズで更新されることになる。
〈数32〉
μ2(j, k)=wREP2(j, k)/ave{wREP2(j, k)}・μ0
〈数33〉
X2(k)=[x2(0, k), x2(1, k), …, x2(N2-1, k)]
〈数34〉
xREP2(j, k)=max{|x2(jL/LS, k)|, |x2(jL/LS+1, k)|, …, |x2((j+1)L/LS-1, k)|}
で与えられる。同様に、最小値と中央値も最小値演算子又は中央値演算子によって求めることができる。
〈数36〉
μ2(j, k)=[wREP2(j, k) max{xREP2(j, k)}]/[max{wREP2(j, k)} xREP2(j, k)]・μ0
〈数37〉
μ2(j, k)=[wREP2(j, k) ave{xREP2(j, k)}]/[ave{wREP2(j, k)} xREP2(j, k)]・μ0
〈数38〉
平均値はまた、次式で表される漏れ積分演算によって求めてもよい。
〈数39〉
e2 2(k)バー=γ・e2 2(k-1)バー+(1―γ)・e2 2(k)
〈数40〉
SNR2(k)=log10{e2 2(k)バー/n2 2(k)バー}
である。
〈数41〉
Μ2(k)=m2(k)・[μ2(0, k), μ2(1, k), …, μ2(N2-1, k)]
m2(k)は、参照信号における所望信号対雑音比SNR2(k)によって定められる項、μ2(j, k), j=0, 1, …, L-1は、係数ベクトルW2(k)に基づいて本発明の第9の実施形態で説明した数式31又は数式32などの方法によって定められる項である。
〈数42〉
m2(k)=m2min (SNR2(k)<SNR2min)
〈数43〉
m2(k)=f2(SNR2(k)) (SNR2min≦SNR2(k)≦SNR2max)
〈数44〉
m2(k)=m2max(SNR2(k)>SNR2max)
ただし、m2min、m2maxは、m2min<m2maxを満たす定数である。
〈数45〉
f2(x)=C・x+D
〈数46〉
C=(m2max−m2min)/(SNR2max−SNR2min)
〈数47〉
D={m2max+m2min+C・(SNR2max+SNR2min)}/2
〈数48〉
Μ2(k)=m2(k)・[μ2(0, k), μ2(1, k), …, μ2(N21-1, k)]
m2(k)は、参照信号における所望信号対雑音比SNR2(k)によって定められる項、μ2(j, k), j=0, 1, …, L-1は、係数ベクトルW2(k)と参照信号ベクトルX2(k)に基づいて、本発明の第10の実施形態で説明した数式36又は数式37などの方法によって定められる項である。
3,4 減算器
5,6 適応フィルタ
7 出力端子
8,9,10,11,12,13,14,15 ステップサイズ制御回路
16 スピーカ
17 入力端子
101,102,141,142 電力平均回路
103,143 SNR推定回路
104,144 ステップサイズ計算回路
Claims (30)
- 適応フィルタの係数を順に複数まとめて複数の係数グループを生成し、
前記複数の係数グループにおける係数代表値を求め、
前記係数代表値を用いて前記係数グループ内の各係数の係数更新ステップサイズを制御し、前記係数更新ステップサイズを用いて係数を更新する
ことを特徴とする信号処理方法。 - 前記複数の係数グループにおける参照信号代表値を求め、
前記係数代表値と前記参照信号代表値を用いて前記係数グループ内の各係数の係数更新ステップサイズを制御し、
前記係数更新ステップサイズを用いて係数を更新する
ことを特徴とする請求項1に記載の信号処理方法。 - 前記係数代表値を規格化して複数の規格化係数代表値を求め、
前記複数の規格化係数代表値を用いて前記係数グループ内の係数に対する係数更新ステップサイズを制御し、
前記係数更新ステップサイズを用いて係数を更新する
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の信号処理方法。 - 前記参照信号代表値を規格化して複数の規格化参照信号代表値を求め、
前記複数の規格化参照信号代表値を用いて前記係数グループ内の係数に対する係数更新ステップサイズを制御し、
前記係数更新ステップサイズを用いて係数を更新する
ことを特徴とする請求項2又は3に記載の信号処理方法。 - 前記適応フィルタが収束した後に係数更新ステップサイズを制御し、
前記係数更新ステップサイズを用いて係数を更新する
ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の信号処理方法。 - 前記適応フィルタの係数値の変化率を検出し、前記変化率が予め定められた値より小さくなったときに前記係数更新ステップサイズを制御し、
前記係数更新ステップサイズを用いて係数を更新する
ことを特徴とする請求項5に記載の信号処理方法。 - 第1の信号(所望信号)と第2の信号(雑音)とが混在した主信号から第2の信号の推定値を減算して第1の信号の推定値を生成し、
前記第2の信号と相関のある参照信号を入力として前記主信号に含まれる第2の信号の推定値を適応フィルタによって求め、
前記適応フィルタの係数更新ステップサイズを請求項1乃至6のいずれか1項に記載の方法で制御することを特徴とする信号消去の方法。 - 前記第1の信号の推定値及び前記第2の信号の推定値に基づいて前記主信号における第1の信号対第2の信号の比の推定値を求め、
前記主信号における第1の信号対第2の信号の比の推定値を用いて請求項1乃至6のいずれか1項に記載の方法で前記適応フィルタの係数更新ステップサイズを制御し、
前記係数更新ステップサイズを用いて係数を更新することを特徴とする信号消去の方法。 - 第1の信号(所望信号)と第2の信号(雑音)とが混在した主信号から第2の信号の第1の推定値(推定雑音)を減算して第1の信号の第1の推定値を生成し、
前記第2の信号と前記第1の信号とが混在した参照信号から第1の信号の第2の推定値(推定クロストーク)を減算して第2の信号の第2の推定値を生成し、
前記第2の信号の第2の推定値を入力として前記主信号に含まれる第2の信号を第1の適応フィルタによって推定して前記第2の信号の第1の推定値(推定雑音)を求め、
前記第1の信号の第1の推定値を入力として前記参照信号に含まれる第1の信号を第2の適応フィルタによって推定して前記第1の信号の第2の推定値(推定クロストーク)を求め、
前記第1の適応フィルタ及び前記第2の適応フィルタのステップサイズを請求項1乃至6のいずれか1項に記載の方法で制御し、
前記係数更新ステップサイズを用いて第1及び第2の適応フィルタの係数を更新することを特徴とする信号消去の方法。 - 前記第1の信号の第1の推定値及び前記第2の信号の第1の推定値に基づいて前記主信号における第1の信号対第2の信号比の推定値、
更に前記第1の信号の第2の推定値及び前記第2の信号の第2の推定値に基づいて前記参照信号における第1の信号対第2の信号比の推定値をそれぞれ求め、
前記主信号における第1の信号対第2の信号比の推定値を用いて請求項1乃至6のいずれか1項に記載の方法で前記第1の適応フィルタのステップサイズを制御し、
前記参照信号における第1の信号対第2の信号比の推定値を用いて請求項1乃至6のいずれか1項に記載の方法で前記第2の適応フィルタのステップサイズを制御し、
前記係数更新ステップサイズを用いて第1及び第2の適応フィルタの係数を更新する
ことを特徴とする信号消去の方法。 - 前記第1の信号が近端信号であり、前記第2の信号がエコーである
ことを特徴とする請求項7乃至8のいずれか1項に記載の信号消去の方法。 - 前記第1の信号が所望信号であり、前記第2の信号が雑音である
ことを特徴とする請求項7乃至10のいずれか1項に記載の信号消去の方法。 - 適応フィルタの係数を順に複数まとめて複数の係数グループを生成し、
前記複数の係数グループにおける係数代表値を求め、
前記係数代表値を用いて前記係数グループ内の各係数の係数更新ステップサイズを制御するステップサイズ制御回路を少なくとも具備し、
前記係数更新ステップサイズを用いて係数を更新することを特徴とする信号処理装置。 - 前記複数の係数グループにおける参照信号代表値を求め、
前記係数代表値と前記参照信号代表値を用いて前記係数グループ内の各係数の係数更新ステップサイズを制御するステップサイズ制御回路を具備し、
前記係数更新ステップサイズを用いて係数を更新することを特徴とする請求項13に記載の信号処理装置。 - 前記係数代表値を規格化して複数の規格化係数代表値を求め、
前記複数の規格化係数代表値を用いて前記係数グループ内の係数に対する係数更新ステップサイズを制御するステップサイズ制御回路を具備し、
前記係数更新ステップサイズを用いて係数を更新する
ことを特徴とする請求項13又は14に記載の信号処理装置。 - 前記参照信号代表値を規格化して複数の規格化参照信号代表値を求め、
前記複数の規格化参照信号代表値を用いて前記係数グループ内の係数に対する係数更新ステップサイズを制御するステップサイズ制御回路を具備し、
前記係数更新ステップサイズを用いて係数を更新する
ことを特徴とする請求項14又は15に記載の信号処理装置。 - 前記適応フィルタが収束した後に係数更新ステップサイズを制御するステップサイズ制御回路を具備し、
前記係数更新ステップサイズを用いて係数を更新する
ことを特徴とする請求項13乃至16のいずれか1項に記載の信号処理装置。 - 前記適応フィルタの係数値の変化率を検出し、前記変化率が予め定められた値より小さくなったときに収束したと判定するステップサイズ制御回路を具備し、
前記係数更新ステップサイズを用いて係数を更新する
ことを特徴とする請求項17に記載の信号処理装置。 - 第1の信号(所望信号)と第2の信号(雑音)が混在した主信号から第2の信号の推定値を減算して第1の信号の推定値を求める第1の減算器と、
前記第2の信号と相関のある参照信号を入力として前記主信号に含まれる第2の信号の推定値を求める第1の適応フィルタと、
請求項13乃至18のいずれか1項に記載のステップサイズ制御回路を具備し、
前記係数更新ステップサイズを用いて前記第1の適応フィルタの係数を更新する
ことを特徴とする信号処理装置。 - 第1の信号(所望信号)と第2の信号(雑音)が混在した主信号から第2の信号の第1の推定値(推定雑音)を減算して第1の信号の第1の推定値を求める第1の減算器と、
前記第2の信号と前記第1の信号が混在した参照信号から第1の信号の第2の推定値(推定クロストーク)を減算して第2の信号の第2の推定値を求める第2の減算器と、
前記第2の信号の第2の推定値を入力として前記主信号に含まれる第2の信号を推定して前記第2の信号の第1の推定値(推定雑音)を求める第1の適応フィルタと、
前記第1の信号の第1の推定値を入力として前記参照信号に含まれる第1の信号を推定して前記第1の信号の第2の推定値(推定クロストーク)を求める第2の適応フィルタと、
請求項13乃至18のいずれか1項に記載のステップサイズ制御回路を具備し、
前記第1及び第2の係数更新ステップサイズを用いてそれぞれ前記第1及び第2の適応フィルタの係数を更新することを特徴とする信号処理装置。 - 前記第1の信号が近端信号であり、前記第2の信号がエコーである
ことを特徴とする請求項19に記載の信号処理装置。 - 前記第1の信号が所望信号であり、前記第2の信号が雑音である
ことを特徴とする請求項19又は20に記載の信号処理装置。 - コンピュータに、
適応フィルタの係数を順に複数まとめて複数の係数グループを生成する処理と、
前記複数の係数グループにおける係数代表値を求める処理と、
前記係数代表値を用いて前記係数グループ内の各係数の係数更新ステップサイズを制御する処理と、
前記係数更新ステップサイズを用いて係数を更新する処理と、
を実行させることを特徴とする信号処理プログラム。 - コンピュータに、
前記複数の係数グループにおける参照信号代表値を求める処理と、
前記係数代表値と前記参照信号代表値を用いて前記係数グループ内の各係数の係数更新ステップサイズを制御する処理と、
を実行させることを特徴とする請求項23に記載の信号処理プログラム。 - 前記係数代表値を求める処理は、
前記係数代表値を規格化して複数の規格化係数代表値を求める処理であることを特徴とする請求項23又は24に記載の信号処理プログラム。 - 前記参照信号代表値を求める処理は、前記参照信号代表値を規格化して複数の規格化参照信号代表値を求める処理であることを特徴とする請求項24又は25に記載の信号処理プログラム。
- 前記係数更新ステップサイズを制御する処理は、
前記適応フィルタの収束を検出する処理を含み、
前記適応フィルタが収束した後に実行することを特徴とする請求項23乃至26のいずれか1項に記載の信号処理プログラム。 - 前記適応フィルタの収束を検出する処理は、
前記適応フィルタの係数値の変化率を評価する処理と、
前記変化率が予め定められた値より小さくなったときに収束したと判定する処理を含むことを特徴とする請求項27に記載の信号処理プログラム。 - コンピュータに、
第1の信号(所望信号)と第2の信号(雑音)が混在した主信号から第2の信号の推定値を減算して第1の信号の推定値を求める処理と、
前記第2の信号と相関のある参照信号を入力として適応フィルタによって前記主信号に含まれる第2の信号の推定値を求める処理と、
請求項23乃至28のいずれか1項に記載のステップサイズ制御処理と、
前記係数更新ステップサイズで前記適応フィルタの係数を更新する処理と、
を実行させることを特徴とする信号処理プログラム。 - コンピュータに、
第1の信号(所望信号)と第2の信号(雑音)が混在した主信号から第2の信号の第1の推定値(推定雑音)を減算して第1の信号の第1の推定値を求める処理と、
前記第2の信号と前記第1の信号が混在した参照信号から第1の信号の第2の推定値(推定クロストーク)を減算して第2の信号の第2の推定値を求める処理と、
前記第2の信号の第2の推定値を入力として第1の適応フィルタによって前記主信号に含まれる第2の信号を推定して前記第2の信号の第1の推定値(推定雑音)を求める処理と、
前記第1の信号の第1の推定値を入力として第2の適応フィルタによって前記参照信号に含まれる第1の信号を推定して前記第1の信号の第2の推定値(推定クロストーク)を求める処理と、
請求項23乃至28のいずれか1項に記載のステップサイズ制御処理と、
前記代及び第2の係数更新ステップサイズでそれぞれ前記第1及び第2の適応フィルタの係数を更新する処理と、
を実行せることを特徴とする信号処理プログラム。
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