JP2010151796A - 衝撃検知装置及び梱包装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数回の衝撃検知ができると共に、衝撃検知精度に優れるものとする。
【解決手段】衝撃検知装置100は、後ケース200と前ケース400とからなり、第1錘510を第1保持部材311,321で両側から支持し、第1の落下衝撃で第1保持部材311,321から離脱した第1錘510を第2保持部材312,322で挟んで保持し、第2回の落下衝撃で第1錘510は保持部材312から離脱して下側錘保持部238に保持される。第2錘520及び第3錘530は左右の傾きで、第1保持部材311,321の上面に案内されて右側移動経路232、左側移動経路233を通り右側錘保持部234及び左側錘保持部235に保持される。前ケース400には、落下衝撃や傾きを受け保持された各錘510,520,530を観察できる第1表示窓431乃至第4表示窓434が配置される。
【選択図】図9

Description

本発明は衝撃検知装置及び梱包装置に係り、特に衝撃検知精度に優れた衝撃検知装置及びこの衝撃検知装置を備えた梱包装置に関する。
精密機器などの物品を輸送する場合、その輸送過程での荷扱いにより、物品が破損する可能性がある。一定値までの衝撃であれば、梱包状態での事前評価により破損防止策を施すことで、物品の破損を事前に防止することが可能である。
特許文献1には、入射光を反射する平滑面を有する錘部と、錘部を支持する梁部とによって、落下等による衝撃を検知すると錘部が傾くことで衝撃を検知したことを視認できることが開示されている。
また、非特許文献1には、図14に示すように、衝撃検知装置として、前ケース1、後ケース2、板バネ3、板バネ固定部4、案内板5、錘6、窓穴7で構成されている技術が開示されている。この技術では、縦方向の向きにして、検知対象物に貼付けることで上下方向の衝撃を検知できる。具体的には、衝撃が加わっていない状態では、錘6は板バネ3によって壁部8との間に挟まれてケース中央部に保持されており、衝撃が加わると板バネ3を超えて錘6が下方へ移動することになる。錘6には色が施されているので、移動後の錘6が窓穴7のところに位置することで錘6が移動したことが視認できるようになっている。
しかし、図14に示した衝撃検知装置は、1回衝撃を検知して後には再度の衝撃を検知できない他、衝撃検知の精度にばらつきが生じやすいという問題がある。即ちこの衝撃検知装置は、複数の検知レベル設定がされたものがあり、各検知レベルのものにおいて板バネは共通とし、錘の質量を変更して調整するものであるが、実際の検知性能として設定レベルとの差が大きく、検知精度としては低いものとなる。これは、錘の直径に対して板バネの長さが短いため錘の移動による板バネの変位量d(図14(B)(3))参照)が大きく、錘6の移動に際して板バネ3が錘6に接触している距離及び時間が長くなり、板バネ3の錘6へのかじりが発生しやすい上、錘6が壁部8にも接触して保持されているので壁部と錘との摩擦が錘の落下条件が複雑化し、錘や板バネ同一の状態としても再現性を得にくいためと考えられる。
そこで、本発明は、複数回の衝撃検知ができると共に、衝撃検知精度に優れた衝撃検知装置及び梱包装置を提供することを目的とする。
請求項1の発明は、ケース内に配置され、前記ケースに付与された衝撃の付与方向と逆方向の移動方向に沿って慣性力で移動する輪郭円形状の錘と、前記ケース内において前記移動方向に沿う移動経路を挟む左右両方向に配置された一方側及び他方側2個所に配置された第1支持部からそれぞれ先端を前記錘の移動方向に向けて先窄まりとなるよう傾斜して所定長さ寸法だけ延設され、一方側及び他方側の両方の先端部が前記錘を保持するよう所定間隔寸法だけ離間されると共に、前記ケースが前記衝撃方向に設定強度以上の衝撃を受けたとき前記移動方向に向け錘を離脱させる板状弾性部材からなる一方側及び他方側の2枚の第1保持部材と、前記ケース内において、前記移動経路を挟む一方及び他方両方向に配置された一方及び他方2個所の第2支持部から前記一方側及び他方側2枚の第1保持部材の下側に前記錘の直径寸法より大きい間隔寸法を隔て、それぞれ先端を前記錘の移動方向に向けて先窄まりとなるよう傾斜して所定長延設され、一方及び他方両方の先端部が所定間隔寸法だけ離間され前記錘を保持できるよう配置されると共に、前記ケースが前記衝撃方向に設定強度以上の衝撃を受けたとき前記移動方向に向け錘を離脱させる板状弾性部材からなる一方側及び他方側の2枚の第2保持部材と、を備えてなり、前記一方側及び他方側において、第1保持部材及び第2保持部材は前記先端部の反対側が連結部で連結された一方側板状部材及び他方側板状部材として構成され、一方側及び他方側において、前記第1保持部材の第1支持部から先端部までの長さ寸法、及び第2保持部材の前記第2支持部から先端部までの長さ寸法は略同一とされ、一方側及び他方側の第1保持部材の各先端部の間隔寸法と、前記一方側及び他方側の第2保持部材の各先端部の間隔寸法とは略等しく形成されていることを特徴とする衝撃検知装置である。
請求項2の発明は、請求項1記載の衝撃検知装置において、前記ケースは、前記一方側及び他方側の少なくとも一方に第1保持部材の外側位置に、進入した錘を保持する錘保持部を備え、前記一方側及び他方側第1保持部はケースが傾斜したとき錘を前記錘保持部に案内する案内部材となることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1又は2記載の衝撃検知装置において、前記第1支持部材は前記一方側板状部材及び他方側板状部材の連結部の内径と略同一の外径を備えた棒状部材として構成され、前記連結部が嵌挿されて前記一方側板状部材及び他方側板状部材を保持し、前記第2支持部材は、前記一方側板状部材及び他方側板状部材の第2保持部に相当する部分の下面に接触して、前記第2保持部の支点となると共に、前記一方側板状部材及び他方側板状部材の回転を禁止することを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1乃至3のいずれか記載の衝撃検知装置において、前記一方側板状部材及び他方側板状部材の先端は、保持された錘と各板状部材との接点より内側に位置していることを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1乃至4のいずれか記載の衝撃検知装置において、前記錘の直径寸法は、前記第1保持部材及び第2保持部材の長さ寸法より小さいことを特徴とする。
請求項6の発明は、被梱包物を梱包する梱包材の少なくとも一の表面に、請求項1乃至5のいずれか記載の衝撃検知装置を備えてなることを特徴とする梱包装置である。
本発明に係る衝撃検知装置及び梱包装置によれば、錘は錘の移動方向の両側に配置された板状弾性部材からなる保持部材の先端部で保持されているので、錘及び保持部材の性状を設定するだけで衝撃検知精度に優れたものとすることができる他、保持部材は2段に設けられているので最初の衝撃を受け、第1保持部から離脱した錘は第2保持部で保持され、更に衝撃を受けると錘は第2保持部から離脱するので、複数回にわたる衝撃を検知することができる。
衝撃検知装置の分解斜視図である。 後ケースを示す斜視図である。 後ケースを示す平面図である。 錘を配置した状態の後ケースを示す平面図である。 前ケースを示すものであり、(a)は平面図、(b)は(a)中のA−A線に相当する端面図、(c)は(a)中のB−C−C−B線に相当する断面図である。 突出量δを説明するための模式図である。 錘と案内レールの接触状態を示す図3中D−D線に断面模式図である。 錘の逆戻り防止機構を示す図3中E−E線に相当する断面模式図である。 衝撃検知装置の作動を示す模式図である。 衝撃検知装置を備えた梱包装置を示す模式図であり、(a)は梱包装置を示す斜視図、(b)は梱包装置への衝撃検知装置の取付状態を示す断面図である。 錘固定部材を示す斜視図である。 錘固定部材を示すものであり、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は側面図、(d)は(a)中のE−E線に相当する断面図である。 錘固定部材の取付状態を示すものであり、(a)は錘固定部材を取り付けた衝撃検知装置を示す平面図、(b)は錘の固定状態を示す模式図である。 従来例に係る衝撃検知装置の一例を示す模式図である。
以下本発明を実施するための形態について説明する。本例に係る衝撃検知装置は、ケース内に配置され、前記ケースに付与された衝撃の付与方向と逆方向の移動方向に沿って慣性力で移動する輪郭円形状の錘と、前記ケース内において前記移動方向に沿う移動経路を挟む左右両方向に配置された一方側及び他方側2個所に配置された第1支持部からそれぞれ先端を前記錘の移動方向に向けて先窄まりとなるよう傾斜して所定長さ寸法だけ延設され、一方側及び他方側の両方の先端部が前記錘を保持するよう所定間隔寸法だけ離間されると共に、前記ケースが前記衝撃方向に設定強度以上の衝撃を受けたとき前記移動方向に向け錘を離脱させる板状弾性部材からなる一方側及び他方側の2枚の第1保持部材を備える。また衝撃検知装置は、前記ケース内において、前記移動経路を挟む一方及び他方両方向に配置された一方及び他方2個所の第2支持部から前記一方側及び他方側2枚の第1保持部材の下側に前記錘の直径寸法より大きい間隔寸法を隔て、それぞれ先端を前記錘の移動方向に向けて先窄まりとなるよう傾斜して所定長延設され、一方及び他方両方の先端部が所定間隔寸法だけ離間され前記錘を保持できるよう配置されると共に、前記ケースが前記衝撃方向に設定強度以上の衝撃を受けたとき前記移動方向に向け錘を離脱させる板状弾性部材からなる一方側及び他方側の2枚の第2保持部材を備える。そして、前記一方側及び他方側において、第1保持部材及び第2保持部材は前記先端部の反対側が連結部で連結された一方側板状部材及び他方側板状部材として構成され、一方側及び他方側において、前記第1保持部材の第1支持部から先端部までの長さ寸法、及び第2保持部材の前記第2支持部から先端部までの長さ寸法は略同一とされ、一方側及び他方側の第1保持部材の各先端部の間隔寸法と、前記一方側及び他方側の第2保持部材の各先端部の間隔寸法とは略等しく形成されている。
また、本例に係る衝撃検知装置のケースは、前記一方側及び他方側の少なくとも一方に第1保持部材の外側位置に、進入した錘を保持する錘保持部を備え、前記一方側及び他方側第1保持部はケースが傾斜したとき錘を前記錘保持部に案内する案内部材とすることができる。
また、本例に係る衝撃検知装置の第1支持部材は前記一方側板状部材及び他方側板状部材の連結部の内径と略同一の外径を備えた棒状部材として構成され、前記連結部が嵌挿されて前記一方側板状部材及び他方側板状部材を保持し、前記第2支持部材は、前記一方側板状部材及び他方側板状部材の第2保持部に相当する部分の下面に接触して、前記第2保持部の支点となると共に、前記一方側板状部材及び他方側板状部材の回転を禁止することができる。
また、本例に係る衝撃検知装置の一方側板状部材及び他方側板状部材の先端は、保持された錘と各板状部材との接点より内側に位置しているものとできる。
そして、本例に係る梱包装置は、衝撃検知装置の被梱包物を梱包する梱包材の少なくとも一の表面に、前記衝撃検知装置を備えてなる。
以下本発明に係る衝撃検知装置を図面に基づいて説明する。図1は衝撃検知装置の分解斜視図、図2は後ケースを示す斜視図、図3は後ケースを示す平面図、図4は錘を配置した状態の後ケースを示す平面図、図5は前ケースを示すものであり、(a)は平面図、(b)は(a)中のA−A線に相当する端面図、(c)は(a)中のB−C−C−B線に相当する断面図である。
本実施例に係る衝撃検知装置100は、後ケース200及びこの後ケース200の前側面を覆う前ケース400とからなるケース内に3個の錘、即ち第1錘510、第2錘520、第3錘530を配置し、第1錘510の移動により鉛直方向の落下衝撃を、第2錘520の移動により鉛直方向に対して一方側である右側への傾斜を、第3錘530の移動で他方側である左側への傾斜を検出して表示し、衝撃検知装置100が取り付けられた梱包装置、例えば画像形成装置が梱包された段ボール箱に加えられた落下、傾斜転倒の履歴を表示する。
本例において、前記第1錘510は、右側板状部材310及び左側板状部材320により保持され、2回の落下衝撃の検知を行う。右側板状部材310及び左側板状部材320は、上側に配置された第1保持部材311,321と、下側に配置された第2保持部材312,322を略U字状の連結部313,323で連結されたそれぞれ1つの部材として形成されている。これらの右側板状部材310及び左側板状部材320は具体的にはステンレス鋼からなる1枚の弾性薄板を彎曲して形成される。
前記第1錘510は、鉛直移動経路231の初期位置において、右側板状部材310及び左側板状部材320の第1保持部材311,321で両側から支持されており、最初の落下衝撃で第1錘510は第1保持部材311,321を押し広げて落下し、第2保持部材312,322で保持される。また、第2回の落下衝撃により、第1錘510は第2保持部材312,322を押し広げて落下する。
また、左右方向の傾斜は、第2錘520及び第3錘530が、前記第1保持部材311,321の上側を転動し移動することにより検出する。
以下各部材に付いて説明する。後ケース200は合成樹脂製の部材であり、底板210とこの底板210の周縁に立設された立設縁部220とを備え手構成される。また、後ケース200には前記第1錘510が落下衝撃により移動する鉛直方向の鉛直移動経路231を備える他、この鉛直移動経路231の両側に前記第2錘520が移動する彎曲した右側移動経路232及び前記第3錘530が移動する彎曲した左側移動経路233を備えている(図3参照)。
右側移動経路232及び左側移動経路233の下端部には、右側錘保持部234及び左側錘保持部235が、また前記鉛直移動経路231の下端部には下側錘保持部238が形成されている。これらの錘保持部234,235は底板210に立設されたリブ部材236,237により形成される。
前記鉛直移動経路231の左右両側には、前記右側板状部材310及び左側板状部材320の連結部313,323が嵌挿され保持される所定の直径寸法をなす円柱形の棒状部材である右側第1支持部241、左側第1支持部242が底板210から立設されている。また、底板210には右側第1支持部241及び左側第1支持部242の上部には前記右側板状部材310及び左側板状部材320を固定するための円弧部材267,268が立設されている。この円弧部材267,268は右側移動経路232及び左側移動経路233の内側のガイドとなる。
また、前記右側第1支持部241及び左側第1支持部242の下方には、それぞれ右側第2支持部251及び左側第2支持部252が立設されている。この右側第2支持部251及び左側第2支持部252は、その直径寸法を前記右側第1支持部241及び左側第1支持部242の直径寸法より小さく構成されている。右側第2支持部251及び左側第2支持部252は前記右側板状部材310及び左側板状部材320の回り止めの作用をなすと共に、各板状部材310,320の下側をなす第2保持部材312,322の弾性変形の支点となる。
また、底板210には、前記鉛直移動経路231に沿って前記第1錘510に接触して第1錘510が鉛直移動経路231に沿って円滑移動するよう形成された2本の垂直方向錘案内レール261,262を備えている。更に、底板210には、前記右側移動経路232及び左側移動経路233に沿って右側錘案内レール263,264及び左側錘案内レール265,266が形成されている。これらの錘案内レールは底板210と一体に形成され、錘との接触抵抗を軽減するため錘との接触側を断面弧状として形成される。
更に、底板210には、右側錘案内レール263,264及び左側錘案内レール265,266の間にそれぞれ2個所、錘の戻りを防止する逆戻防止突起281,282、283,284が形成されている。また、底板210には、第1錘510の跳ね上がり防止用の停止板291及び、第2錘520及び第3錘530の下側を指示する錘支持部材292,293、及び、第2保持部材312,322の上方向の位置を規制する位置規制部材294,295が立設形成されている。なお、立設縁部220のうち停止板291の上部に形成されている水平部分221は、第2錘520及び第3錘530が落下による衝撃で跳ね上がり、右側移動経路232及び左側移動経路233に移動するのを防止するため、停止板291に近接するよう形成されている。
そして、後ケース200は、下方に向け貨物への取付用のフランジ部240が延設されている。このフランジ部240は、前記底板210を延設した位置に形成される。以上のように、この後ケース200は、前記鉛直移動経路231に対して線対称の構成を備える。
次に前ケース400について説明する。前ケース400は、合成樹脂性の部材であり、前記後ケース200の前側全面を覆う板部材410の周縁に位置決用の突起部420が形成されている他、4個所に錘確認用の表示窓、即ち第1回の落下検出を表示する第1表示窓431、第2回の落下検出を表示する第2表示窓432、右転倒検出を表示する第3表示窓433、左転倒検出を表示する第4表示窓434が開設されている。第1表示窓431は第2保持部材312,322による第1錘510の保持位置に,第2表示窓432は下側錘保持部238に、第3表示窓433は右側錘保持部234に,第4表示窓434は左側錘保持部235に対応して開設されている。
更に、板部材410の後ケース200側には、前記鉛直移動経路231に対応して一列の垂直錘案内レール451が、また、右側移動経路232及び左側移動経路233に対応してそれぞれ一列の右側錘案内レール452、左側錘案内レール453が形成されている。各錘案内レールは板部材410と一体に形成され、錘との接触抵抗を軽減するため錘との接触側を断面弧状として形成される。また、錘案内レール452,453には錘の逆戻防止突起454,455が形成されている。この逆戻防止突起454,455は前記後ケース200に形成された逆戻防止突起281,282、283,284の間に位置するよう配置される。
更に板部材410には、前記底板210に形成された前記円弧部材267,268に嵌合される円柱状の押部材461,462が形成されている。前ケース400が後ケース200に配置されると、押部材461,462が前記円弧部材267,268に挿入され、右側第1支持部241及び左側第1支持部242に取り付けられた右側板状部材310及び左側板状部材320をケース中央下方へ固定する。
更に、板部材410には、後述する錘固定部材600が挿入される2つの挿入穴471,472が開設されている。この挿入穴471,472は、前記錘案内レール452,453に重なることなく、第2錘520及び第3錘を有効に押圧できる位置に開設される。
次に、左右の板状部材310,320について説明する。本例では、右側板状部材310及び左側板状部材320はそれぞれ、同一幅寸法(例えば6mm)及び厚さ(例えば0.3mm)の1枚のステンレス鋼薄板材を連結部313,323で彎曲して、その上側部分を第1保持部材311,321、下側部分を第2保持部材312,322としている。この例では、各板状部材310,320は前記連結部313がそれぞれ第1支持部241,242に嵌挿され、前ケース400の押部材461,462が円弧部材267,268に差し込まれて押さえられ、後ケース200に固定されている。本例では、第1及び第2(上、下)保持部を一体として形成しているので、装置を小型化することができる。なお、板状部材310,320は、細かな反発調整を必要とする場合は、リン青銅で構成することができる他、長期保管のため発錆を確実に予防する必要があるときには樹脂(ナイロン等)で形成することができる。
本例では、両板状部材310,320を後ケース200に取り付けた状態において、図3に示すように、上側(第1)保持部311,321のバネ実効長aは両第1支持部241,242との接点から先端まで、下側(第2)保持部312,322のバネ実効長bは第2支持部251,252との接点から先端までとなり、本例ではバネ実効長aとバネ実効長bとが等しくなるように設定している(例えば20mm)。また、本例では、同状態において両上側(第1)保持部311,321の間隔寸法cと、両下側(第2)保持部312,322の間隔寸法dとを等しくするようにしている。
また、本例では、各第1保持部材311,321、第2保持部材312,322は、前記鉛直移動経路231に対して角度θ(θは90°以下、例えば45°)をなすものとしている。上側(第1)保持部312,322は、上述したように、それぞれ第2錘520及び第3錘530が右側移動経路232、左側移動経路233を移動するときの下側ガイド部材としての役割をなす。このため、前記角度θの設定により、検出する傾きの角度を設定することができる。ここでこの角度θは、前記検出角度を定める他、第1錘510による衝撃検出の感度の大小に影響を与える。本例では、主に適用する梱包装置が直法体であることに鑑みθを45°としている。
前記落下衝撃検出値の大小及び精度は、前記角度θの他、前記第1保持部材311,321、第2保持部材312,322の材質、断面形状、実効長a,b、先端の間隔寸法c,d、錘の質量、直径など様々な要因により定まる。この例では、大型の梱包装置を対象とする場合についてこれらの値を設定した。大型の梱包装置は高い位置からの落下より低い位置からの落下を検出することを主たる目的とすることが一般的である。低い位置からの落下衝撃は、錘の質量が小さいと保持部材のバネ力を極端に小さくしなければ検出できない。しかし、軽量の錘で低い位置からの落下衝撃を検出するためには、小さなバネ力のものを使用しなければならず、この場合検出の精度が悪くなる。これは、錘と保持部材との間の摩擦やかじりが不安定要素として大きく関与するためであろうと思われる。
そこで、本例では、錘として、ある程度質量があるものを使用した。本例では、錘としてステンレス鋼製の直径10mm、厚さ6mmの輪郭円形で、質量約3.7gのタブレット状ものを使用した。錘は摩擦やかじりを防止するため面取りがされることが望ましい。また、錘の表面は金属色のままでも良いが、視認性を向上させるためその端面が所定の色に塗装したりシールを貼付したりすることができる。なお、ステンレス鋼を使用した場合比重が大きいため厚さや大きさを小さくでき装置を小型化できるが、錘の材質としては他の金属例えばアルミニウムなどを使用することができる。
ここで、所定の錘を使用して所定高さからの落下衝撃を検出するために必要な板状部材の仕様は計算で求めることができる。即ち、所定高度からの衝撃エネルギーによって変形する所定材料、所定断面形状の板バネのたわみ量を計算し、これにより必要な有効バネ長を導き出すのである。この値により前記第1保持部材311,321及び第2保持部材312,322の寸法などが決定した。ここで、錘の直径に比して板バネの有効長が小さいと、板バネの変位量が大きくならないと、錘が離脱しないことになる。このように板バネの変形量を大きくすると、錘への板バネ先端の接触長さや時間が長くなり、かじりが発生して錘が板バネに挟まれたままで落下しないことがある。このため、検出精度を保つためには、錘の直径寸法に比して板バネの有効長を大きくする必要がある。
ところで、落下衝撃の検出値を決定する他の要因として、保持部材の錘接点からの突出量δがある。図6は突出量δを説明するための模式図である。図において、第1錘510に対してバネ実効長Lの第1保持部材311,321が左右対称に45°で接している。このとき、保持部材311と第1錘510との接点Pから保持部材311の先端までの寸法を突出量δとする。突出量δを大きくすると、第1錘510が第1保持部材311,321に接触する距離、時間が長くなるため、検出落下高度が大きくなると考えられる。発明者はこの事実を検証するため、同一の第1錘510に対して同一の実効長Lの第1保持部材311,321を使用し、突出量δを変化させる条件で実験を行い、突出量δを大きくすると、検出高さ寸法を大きくできることを検証した。しかし、突出量δが一定値(例えば1〜2mm)を超えると錘510が第1保持部材311,321の間に挟まれ落下しない場合があった。この状態が発生することが、従来例で示した衝撃検知装置(図14)において検知精度が高くないことの原因の一つであると考えられる。このため、突出量δを所定値以下にすることが必要となる。以上説明したように、様々な実験に基づいて、錘510及び板状部材310,320の寸法、形状などを定めた。
次に、上述した錘案内レールについて説明する。図7は錘と案内レールの接触状態を示す図3中D−D線に相当する断面模式図である。前述のように本例では鉛直移動経路231、右側移動経路232、左側移動経路233に沿って、後ケース200には垂直方向錘案内レール261,262、右側錘案内レール263,264、左側錘案内レール265,266が、前ケース400には垂直錘案内レール451、右側錘案内レール452,左側錘案内レール453が形成されている。これを左側移動経路233に付いてみると底板210には、左側錘案内レール265,266が、板部材410には左側錘案内レール453が形成されている。このため、図7(a),(b),(c)に示すように、第3錘530がどのような位置や姿勢になっても、壁面に接触したり、かじりを発生したりすることなく円滑に移動させることができる。
次に錘の逆戻防止突起について説明する。図8は錘の逆戻り防止機構を示す図3中E−E線に相当する断面模式図である。上述のように、右側移動経路232、左側移動経路233において、底板210には逆戻防止突起281,282、283,284が、板部材410には逆戻防止突起454,455が形成されている。これを右側移動経路232に付いて説明する。逆戻防止突起281,282,454は、錘の移動方向に沿って先上がりに形成された斜面部281a,232a、454aと、錘の逆行方向に対して立設する立設面部281b,283b、454bとを備えて構成されている。なお、他の逆戻防止突起も同様の構成を備える。このため、図8(a)、(b)、(c)に示すように、一旦右側錘保持部234に入り込んだ第2錘520は逆戻防止突起281,283、454に逆行が阻止される。左側錘保持部235においても同様に第3錘530の逆行は阻止され、改ざん等を防止できる。
第1錘510が鉛直移動経路231を移動するとき、第1回の衝撃で落下した状態では、第1錘510の逆行は第1保持部材311,321で阻止され、第2回の衝撃で落下した状態では、第1錘510の逆行は第2保持部材312,322で阻止される。
次に、衝撃検知装置100の動作について説明する。図9は衝撃検知装置の作動を示す模式図である。初期位置では、第1錘510は第1保持部材311,321で保持され、第2錘520は、第3錘530は、停止板291及び錘支持部材292,293で保持され何れの観察窓からも視認されない(図9(a))。
第1回の落下があると、第1錘510は、第1保持部材311,321を押し広げ落下し、第2保持部材312,322上に停止して保持される。これにより、第1錘510は第1表示窓431から視認できる状態となる(図9(b))。
この状態から右転倒すると、第2錘520が右側板状部材310の第1保持部材311をガイドとして転動し右側移動経路232を経て右側錘保持部234に落下し保持される。この状態で、第2錘520は第3表示窓433で視認できる状態となる(図9(c))。
更に、第2回の落下があると、第1錘510は、第2保持部材312,322を押し広げ落下し、下側錘保持部238上に停止して保持される。これにより、第1錘510は第1表示窓431から視認できる状態となる(図9(d))。
この状態から左転倒すると、第3錘530が左側板状部材320の第2保持部材321をガイドとして転動し左側移動経路233を経て左側錘保持部235に落下し保持される。この状態で、第2錘520は第4表示窓434で視認できる状態となる(図9(e))。
このように、本例によれば、第1回、第2回の落下、左右の転倒に対応して、各表示窓に錘が視認できる状態となるので、衝撃検知装置100の各表示窓431〜434に表示される錘により衝撃検知装置100に加えられた落下衝撃、転倒の履歴が表示される。
次に実施例に係る梱包装置について説明する。図10は衝撃検知装置を備えた梱包装置を示す模式図であり、(a)は梱包装置を示す斜視図、(b)は梱包装置への衝撃検知装置の取付状態を示す断面図である。本例に係る梱包装置700は、段ボール箱710の側面部720に衝撃検知装置100を配置している。衝撃検知装置100は、段ボール箱710の側面部720に開設した開口部730に嵌め込んで物品垂直面に水平に固定することができる。
段ボール箱710の側面部720に衝撃検知装置100を嵌め込むには、図10(b)に示すように衝撃検知装置100の後ケース200にフランジ部240を形成しておく他、前ケース400の張出部480と、下部突出部490を形成しておくことが好ましい。衝撃検知装置100下側を、フランジ部240と下部突出部490とで開口部730の下縁部を挟み込むように開口部730に差し込み、張出部480を側面部720の表面に密着させるようにする。その後、衝撃検知装置100を覆うようにシール部材740を貼付しておけば、衝撃検知装置100は梱包装置700に確実に取り付けられる他、段ボール箱710に衝撃を加えてしまったとき、衝撃検知装置100を取り外し、錘を初期状態に戻してしまう(改ざん)ことを防止できる。このとき、シール部材740の粘着面は、ラベルを剥がす際に貼付け面の糊の一部が転移してケースに付着するような材質とすることが好ましく、こうすることで、改ざんのために開封したか否かを確認できるようになる。
本例に係る衝撃検知装置100には、製造から輸送時において、各錘510,520,530を初期位置に固定する錘固定部材600を取り付けることができる。図11は錘固定部材を示す斜視図、図12は錘固定部材を示すものであり、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は側面図、(d)は(a)中のF−F線に相当する断面図、図13は錘固定部材の取付状態を示すものであり、(a)は錘固定部材を取り付けた衝撃検知装置を示す平面図、(b)は錘の固定状態を示す模式図である。
錘固定部材600は、1本の金属線部材を折り曲げて形成される。錘固定部材600は、略U字型をなし前記第1表示窓431に挿入される挿入部610と、この第1表示窓431の両端から約70°折曲されて前記前ケース400に取り付けられたとき板部材410の表面に接触するよう延設され約60°の開きを持つ2本の延設部620,630と、この延設部620,630の先端部から板部材410から略半円状に立ち上がるよう彎曲形成されこの錘固定部材600を取り付ける作業者が指で保持できる摘部640,650と、この摘部640の先端から突出形成され、前記前ケース400の挿入穴471,472に挿入され、前記第2錘520、第3錘530に接触する2本の錘固定脚部660,670とからなる。錘固定部材600を側方から見ると、図12(c)に示すように、挿入部610及び錘固定脚部660,670は内側に向け傾斜するよう形成されている。
本例に係る錘固定部材600を、衝撃検知装置100に取り付けるには、図13(a)に示すように、挿入部610を第1表示窓431の上縁部431aに挿入すると共に、660,錘固定脚部670を挿入穴471,472に挿入し、延設部620,630が板部材410の表面に接触するようにする。このとき、摘部640,650を把持すると600を確実に作業ができる。
本例では、錘固定部材600を衝撃検知装置100に装着した状態では、図13(b)に示すように挿入部610は第1錘510の下方に配置されるが第1錘510には直接接触しない状態となる。この状態で第1錘510は第1保持部材311,321で保持され、衝撃を受け第1錘510が第1保持部材311,321を拡開させて移動したとき挿入部610で移動が阻止される。
一方錘固定部材600を衝撃検知装置100に装着した状態で660,錘固定脚部670は第2錘520及び第3錘530の外周面部に接触した状態となり、第2錘520は錘固定部材600の錘固定脚部660、停止板291、錘支持部材292の3点で保持され、同様に、第3錘530はもう一方の錘固定脚部670、停止板291、錘支持部材293の3点で保持されることとなる。
なお、前ケース400に形成した挿入穴471,472の位置は、前記右側錘案内レール452及び左側錘案内レール453を避ける位置にする必要がある。この条件で第2錘520及び第3錘530を錘固定脚部660,670に接触できるのは、図13(a)中の挿入穴471,472(実線)、及び垂直錘案内レール451、右側錘案内レール452を挟んだ穴471a,472b(破線)である。しかし、破線で示した穴471a,472bに錘固定脚部660,670を配置すると、錘固定脚部660,670が第2錘520及び第3錘530を強い力で下方に付勢することとなり、第2錘520及び第3錘530が第1保持部材311,321を下方に押してしまい、第1錘510が落下しやすくなってしまう。このため、錘固定脚部660,670が第2錘520及び第3錘530をしっかり押しつけることができないことになる。そこで、本例では、挿入穴471,472を実線で示した位置に開設したのである。このように挿入穴471,472を配置すると、錘固定脚部660,670で第2錘520及び第3錘530を強く押しても、第2錘520及び第3錘530が第1保持部材311,321を押し下げることがないので、第1錘510が落下するのを防止できる。また、本例では、2回の衝撃を検知する構成としたが、この形態に限られることはない。例えば、右側板状部材310及び左側板状部材320をさらに下方に設け、複数回衝撃を検知できる構成にすることができる。
100…衝撃検知装置
200…後ケース
210…底板
220…立設縁部
221…水平部分
231…鉛直移動経路
232…右側移動経路
233…左側移動経路
234…右側錘保持部
235…左側錘保持部
236,237…リブ部材
238…下側錘保持部
240…フランジ部
241…右側第1支持部
242…左側第1支持部
251…右側第2支持部
252…左側第2支持部
261,262…垂直方向錘案内レール
263,264…右側錘案内レール
265,266…左側錘案内レール
267,268…円弧部材
281a,283a…斜面部
281b,283b…立設面部
291…停止板
292,293…錘支持部材
294,295…位置規制部材
310…右側板状部材
320…左側板状部材
311,321…第1保持部材
312,322…第2保持部材
313,323…連結部
400…前ケース
410…板部材
420…突起部
431…第1表示窓
431a…上縁部
432…第2表示窓
433…第3表示窓
433…第3表示窓
434…第4表示窓
451…垂直錘案内レール
452…右側錘案内レール
453…左側錘案内レール
454,455…逆戻防止突起
454a…斜面部
454b…立設面部
461,462…押部材
471,472…挿入穴
471a,472b…穴
480…張出部
490…下部突出部
510…第1錘
520…第2錘
530…第3錘
600…錘固定部材
610…挿入部
620,630…延設部
640,650…摘部
660,670…錘固定脚部
700…梱包装置
710…段ボール箱
720…側面部
730…開口部
740…シール部材
特開2001−108703号公報
日本化工機材株式会社カタログ「ドロップサイン」

Claims (6)

  1. ケース内に配置され、前記ケースに付与された衝撃の付与方向と逆方向の移動方向に沿って慣性力で移動する輪郭円形状の錘と、
    前記ケース内において前記移動方向に沿う移動経路を挟む左右両方向に配置された一方側及び他方側2個所に配置された第1支持部からそれぞれ先端を前記錘の移動方向に向けて先窄まりとなるよう傾斜して所定長さ寸法だけ延設され、一方側及び他方側の両方の先端部が前記錘を保持するよう所定間隔寸法だけ離間されると共に、前記ケースが前記衝撃方向に設定強度以上の衝撃を受けたとき前記移動方向に向け錘を離脱させる板状弾性部材からなる一方側及び他方側の2枚の第1保持部材と、
    前記ケース内において、前記移動経路を挟む一方及び他方両方向に配置された一方及び他方2個所の第2支持部から前記一方側及び他方側2枚の第1保持部材の下側に前記錘の直径寸法より大きい間隔寸法を隔て、それぞれ先端を前記錘の移動方向に向けて先窄まりとなるよう傾斜して所定長延設され、一方及び他方両方の先端部が所定間隔寸法だけ離間され前記錘を保持できるよう配置されると共に、前記ケースが前記衝撃方向に設定強度以上の衝撃を受けたとき前記移動方向に向け錘を離脱させる板状弾性部材からなる一方側及び他方側の2枚の第2保持部材と、を備えてなり、
    前記一方側及び他方側において、第1保持部材及び第2保持部材は前記先端部の反対側が連結部で連結された一方側板状部材及び他方側板状部材として構成され、
    一方側及び他方側において、前記第1保持部材の第1支持部から先端部までの長さ寸法、及び第2保持部材の前記第2支持部から先端部までの長さ寸法は略同一とされ、
    一方側及び他方側の第1保持部材の各先端部の間隔寸法と、前記一方側及び他方側の第2保持部材の各先端部の間隔寸法とは略等しく形成されていることを特徴とする衝撃検知装置。
  2. 前記ケースは、前記一方側及び他方側の少なくとも一方に第1保持部材の外側位置に、進入した錘を保持する錘保持部を備え、前記一方側及び他方側第1保持部はケースが傾斜したとき錘を前記錘保持部に案内する案内部材となることを特徴とする衝撃検知装置。
  3. 前記第1支持部材は前記一方側板状部材及び他方側板状部材の連結部の内径と略同一の外径を備えた棒状部材として構成され、前記連結部が嵌挿されて前記一方側板状部材及び他方側板状部材を保持し、
    前記第2支持部材は、前記一方側板状部材及び他方側板状部材の第2保持部に相当する部分の下面に接触して、前記第2保持部の支点となると共に、前記一方側板状部材及び他方側板状部材の回転を禁止することを特徴とする請求項1又は2記載の衝撃検知装置。
  4. 前記一方側板状部材及び他方側板状部材の先端は、保持された錘と各板状部材との接点より内側に位置していることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか記載の衝撃検知装置。
  5. 前記錘の直径寸法は、前記第1保持部材及び第2保持部材の長さ寸法より小さいことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか記載の衝撃検知装置。
  6. 被梱包物を梱包する梱包材の少なくとも一の表面に、請求項1乃至5のいずれか記載の衝撃検知装置を備えてなることを特徴とする梱包装置。

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