JP2010150883A - 縦型ブラインドのスラット角度調節装置及び縦型ブラインドのスラット調節方法 - Google Patents

縦型ブラインドのスラット角度調節装置及び縦型ブラインドのスラット調節方法 Download PDF

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Abstract

【課題】全閉状態では隣り合うスラットの両側部を重ね合わせて外光を遮断可能としながら、スラットを反転させることなく太陽を追尾する角度に連続して角度調節可能とした縦型ブラインドのスラット角度調節装置を提供する。
【解決手段】吊下げ枠から多数枚のスラットを回動可能に吊下支持し、スラットを回動装置で同位相で回動操作可能とし、スラットを全閉方向に回動したとき、該スラットの両側部が隣り合うスラットと重なり合うようにした縦型ブラインドにおいて、一枚おきのスラットの回動装置2bには、隣り合うスラットの回動に干渉する位置で、隣り合うスラットの回動を妨げない干渉阻止手段13を備えた。
【選択図】図3

Description

この発明は、スラットを任意の角度範囲で角度調節可能とする縦型ブラインドのスラット角度制御装置に関するものである。
縦型ブラインドは、ハンガーレール内を移動する多数のランナーからスラットが吊下支持され、移送手段によりランナーを移動させることによりハンガーレールに沿って引き出された各スラットを同位相で角度調節して窓外からの採光量を調節可能とするものである。
このような縦型ブラインドでは、スラットを全閉方向すなわちハンガーレールに沿う方向まで回動したとき、スラットの両側端部を隣り合うスラットと重ね合わせて、外光のもれを防止している。従って、スラットの回動範囲は各スラットをハンガーレールにほぼ沿う方向に回動した全閉状態から、各スラットほぼ180度回動させた逆全閉状態までの範囲となる。
また、電動縦型ブラインドでは太陽の入射角に追随してスラットを回動させ、直射光を遮りながら外光を最大限に採り入れるようにした電動縦型ブラインドも提案されている(特許文献1,2参照)。
しかし、スラットを全閉方向まで回動した後は、同方向へはそれ以上回動できないので、朝方から日中にかけて太陽を追尾するようにスラットを回動し、日中から夕方にかけてはスラットを一度反転した後に、あらためて太陽を追尾するようにしている。
また、スラットの表面と裏面とを異なる日射反射率で形成し、例えば夏には反射率の高い表面を外側に向け、冬には反射率の低い裏面を外側に向けるように制御する電動縦型ブラインドも提案されている。
この場合にも、図22(a)に示すように、朝方にスラットsの表面を太陽に向けて太陽を追尾し、同図(b)に示すように、正午ごろにスラットsをほぼ全閉方向に回動した後は、スラットsを同方向へそれ以上回動させることはできない。
このため、スラットsの表面を外側に向ける状態を維持するには、同図(c)に示すように、日中から夕方にかけてはスラットsを全閉状態に閉じ続けている。
また、ルーバーを180度以上に亘って回動可能として、ルーバーの表面あるいは裏面を任意に選択して窓外に向けることを可能とした可動ルーバーも提案されている(特許文献3参照)。
特開平3−63381号公報 特開2006−28970号公報 実開昭57−176599号公報
上記のように、太陽の入射角に追随してスラットを回動させる電動縦型ブラインドでは、朝方から夕方までの間に一度スラットを反転させる必要があるため、スラットの反転動作時に室内に直射光が差し込んでしまうという問題点がある。
スラットの表面と裏面とを異なる日射反射率で形成した場合には、窓外側に向くスラット面を同一面としたいとき、図22に示すように、太陽を追尾できずスラットsを全閉状態に保持することしかできないことがある。
また、太陽を追尾するには、図23(c)に示すように、スラットsの裏面を窓外に向ける必要があるが、この状態では所要の日射反射率を得ることができず、例えば夏には断熱効率が低下し、冬には熱吸収効率が低下することになる。
この発明の目的は、全閉状態では隣り合うスラットの両側部を重ね合わせて外光を遮断可能としながら、スラットを反転させることなく太陽を追尾する角度に連続して角度調節可能とした縦型ブラインドのスラット角度調節装置を提供することにある。
請求項1では、吊下げ枠から多数枚のスラットを回動可能に吊下支持し、前記スラットを回動装置で同位相で回動操作可能とし、前記スラットを全閉方向に回動したとき、該スラットの両側部が隣り合うスラットと重なり合うようにした縦型ブラインドにおいて、一枚おきのスラットの回動装置には、隣り合うスラットの回動に干渉する位置で、隣り合うスラットの回動を妨げない干渉阻止手段を備えた。
請求項2では、前記回動装置は、前記スラットを吊下支持するランナーに挿通されたチルト軸と、前記チルト軸の回転に基づいて回転するウォームと、前記ウォームの回転に基づいて回転するウォームホィールと、前記ウォームホィールの回転に基づいて回転する吊下げ軸とを備え、前記干渉阻止手段は、前記ウォームホイールと前記吊下げ軸との間に介在される捩じりコイルスプリングを備えた。
請求項3では、前記回動装置は、チルト軸の回転に基づいて前記スラットを回動させるランナーと、奇数段スラットを吊下支持するランナーに挿通された第一のチルト軸と、偶数段スラットを吊下支持するランナーに挿通された第二のチルト軸と、前記第一及び第二のチルト軸を独立して回転駆動するモーターとを備え、前記干渉阻止手段は、前記奇数段スラットと偶数段スラットの一方のスラットを、他方のスラットの回動に干渉しない位置に退避させた状態で他方のスラットを回動させ、他方のスラットが一方のスラットに干渉しない位置に回動されたとき、一方のスラットを回動させるように前記モーターを制御する制御手段を備えた。
請求項4では、前記制御手段は、前記奇数段スラットと偶数段スラットで直射光を遮断する目標角度を演算する演算部と、前記目標角度を維持しながら、前記奇数段スラットと偶数段スラットの回動角を制御する直射光遮断制御部とを備えた。
請求項5では、多数枚のスラットを同位相で回動させるとき、隣り合うスラットの回動に干渉する角度で、一枚おきのスラットを隣り合うスラットに当接させて逆方向に回動させ、干渉しない角度では隣り合うスラットを同位相の角度に復帰させる。
請求項6では、奇数段スラットと偶数段スラットを同位相で回動させるとき、前記奇数段スラットと偶数段スラットの一方のスラットを、他方のスラットの回動に干渉しない位置に退避させた状態で他方のスラットを回動させ、他方のスラットが一方のスラットに干渉しない位置に回動されたとき、一方のスラットを回動させる。
請求項7では、前記奇数段スラットと偶数段スラットで直射光を遮断する目標角度を演算し、前記目標角度を維持しながら、前記奇数段スラットと偶数段スラットの回動角を制御する。
請求項8では、前記奇数段スラットと偶数段スラットの一方のスラットを、他方のスラットの回動に干渉しない位置に停止させた状態で他方のスラットを回動させて直射光を遮断する。
請求項9では、前記奇数段スラットと偶数段スラットの回動が干渉するとき、各スラットを互いに干渉しない位置に回動させた後、両スラットを制御して直射光を遮断する。
本発明によれば、全閉状態では隣り合うスラットの両側部を重ね合わせて外光を遮断可能としながら、スラットを反転させることなく太陽を追尾する角度に連続して角度調節可能とした縦型ブラインドのスラット角度調節装置を提供することができる。
(第一の実施形態)
図1〜図7は、第一の実施形態を示す。図1に示す縦型ブラインドは、ハンガーレール(吊下げ枠)1内に多数のランナー2が同ハンガーレール1の長手方向に移動可能に支持され、各ランナー2からそれぞれスラット3が回動可能に吊下支持されている。
前記各ランナー2には、3条のスプラインが刻設されたチルト軸4が挿通され、そのチルト軸4の両端は前記ハンガーレール1の両端部に回転可能に支持されている。そして、前記チルト軸4が駆動手段により回転されると、ランナー2に回転可能に支持された吊下げ軸5が回転され、その吊下げ軸5に吊下支持されたスラット3が回動されるようになっている。
前記駆動手段は、ハンガーレール1の一端から垂下される操作コードを操作してチルト軸4を回転駆動する手動駆動手段、あるいはモーターでチルト軸4を回転駆動する電動駆動手段等がある。
また、先頭ランナーには移送手段が接続され、その移送手段により先頭ランナーがハンガーレール1内を移送されると、後続のランナー2が等間隔を隔てて順次引き出され、あるいは先頭ランナーによりハンガーレール1の一端側に畳み込まれる。
前記移送手段は、ハンガーレール内に引き回される移送コードを先頭ランナーに取着し、その移送コードをハンガーレールの一端から垂下して操作可能とした手動移送手段、あるいは先頭ランナーに挿通したネジ軸状の移送軸を操作コードで回転駆動する手動移送手段、あるいは移送軸をモーターで回転駆動する電動移送手段等がある。
前記各ランナー2は、前記チルト軸4の回転に基づいて前記吊下げ軸5が同期して回転される第一のランナー2aと、前記チルト軸4の回転と前記吊下げ軸5の回転が必ずしも同期しない第二のランナー2bが一つおきに交互に配設される。
図2は前記第一のランナー2aの具体的構成を示す。第一のランナー2aのケース6には前記吊下げ軸5が回転可能に支持され、その吊下げ軸5の中間部外周面にはウォームホィール7が刻設されている。前記ケース6内において、ウォームホィール7の側方には同ウォームホィール7に噛み合うウォーム8が回転可能に支持され、そのウォーム8の中心部に前記チルト軸4がウォーム8に相対回転不能に挿通されている。
そして、チルト軸4が回転されるとウォーム8が回転され、そのウォーム8の回転に基づいて吊下げ軸5が回転される。
前記ケース6の上面にはスペーサー9が取着されている。このスペーサー9は、移送手段によりランナーがハンガーレール1に沿って引き出されるとき、先頭ランナーに続く皇族のランナーを一定間隔を隔てて順次引き出し可能とする公知の構成である。
図3は、前記第二のランナー2bを示す。第二のランナー2bは、ウォーム8と吊下げ軸5との間に緩衝機構を備えて、ウォーム8の回転と吊下げ軸5との回転が必ずしも同期しないようになっている。緩衝機構以外の構成は第一のランナー2aと同様である。
前記緩衝機構の具体的構成を説明すると、図4及び図5に示すように、吊下げ軸5の上端には前記ケース6の上方でフックホルダー10が相対回転不能に嵌着され、そのフックホルダー10とともにケース6に回転可能に支持されている。
前記ケース内において、前記吊下げ軸5には下方からホィール軸受け11と、ウォームホィール12と、捩じりコイルスプリング13が吊下げ軸5に対し相対回転可能に嵌挿されている。
前記ウォームホィール12には前記ウォーム8が噛み合わされ、ウォーム8の回転に基づいて回転される。前記捩じりコイルスプリング13の下端は前記ウォームホィール12に掛止めされ、前記捩じりコイルスプリング13の上端は前記フックホルダー10に掛止めされている。
従って、スラット3にその回動を妨げる負荷が作用していないときには、ウォーム8の回転に基づいてウォームホィール12及び捩じりコイルスプリング13を介して吊下げ軸5が回転される。
また、スラット3にその回動を妨げる負荷が作用しているときには、ウォーム8の回転に基づいてウォームホィール12が回転され、捩じりコイルスプリング13が捩じられて蓄勢され、吊下げ軸5は回転されない。
次に、上記のように構成された縦型ブラインドの動作を図6及び図7に従って説明する。
図6において、第一のランナー2aに吊下支持されたスラットを奇数段スラット3aとし、第二のランナー2bに吊下支持されたスラットを偶数段スラット3bとする。ステップ1で各スラット3a,3bがハンガーレールに直交する全開方向に回動されている状態から、チルト軸4が一方に回転されると、ステップ2〜5に示すように、奇数段及び偶数段のスラット3a,3bは同位相で回動される。
ステップ5で全閉方向まで回動され、この状態からチルト軸4がさらに同方向に回転されると、偶数段のスラット3bは奇数段のスラット3aに当接して回動が阻止され、奇数段スラット3aのみが回動される。すると、ステップ6〜8に示すように、偶数段スラット3bはチルト軸4の回転と奇数段スラット3aに押されて逆方向に回動されることにより、捩じりコイルスプリング13が蓄勢される。
そして、ステップ9に達すると、奇数段スラット3aと偶数段スラット3bとの係合が外れるため、捩じりコイルスプリング13の付勢力により、偶数段スラット3bは奇数段スラット3aと同一角度に回動される。
この後は、奇数段スラット3aと偶数段スラット3bはチルト軸4の回転に基づいて同位相で回動され、ステップ10からステップ11に移行して、各スラット3a,3bが全開方向まで回動される。
図7は、各スラット3a,3bを全開状態とした状態から、図6に示す回動方向とは逆方向に回動させる場合を示す。
チルト軸4が他方に回転されると、ステップ13〜16に示すように、奇数段及び偶数段のスラット3a,3bは同位相で回動される。
ステップ16で全閉方向まで回動され、この状態からチルト軸4がさらに同方向に回転されると、偶数段のスラット3bは奇数段のスラット3aに当接して回動が阻止され、奇数段スラット3aのみが回動される。すると、ステップ17〜19に示すように、偶数段スラット3bはチルト軸4の回転と奇数段スラット3aに押されて逆方向に回動されることにより、捩じりコイルスプリング13が蓄勢される。
そして、ステップ20に達すると、奇数段スラット3aと偶数段スラット3bとの係合が外れるため、捩じりコイルスプリング13の付勢力により、偶数段スラット3bは奇数段スラット3aと同一角度に回動される。
この後は、奇数段スラット3aと偶数段スラット3bはチルト軸4の回転に基づいて同位相で回動され、ステップ21からステップ22に移行して、各スラット3a,3bが全開方向まで回動される。
上記のような縦型ブラインドでは、次に示す作用効果を得ることができる。
(1)スラット3a,3bを同方向に360度回動することができる。また、スラット3a,3bを全開方向に回動した状態から、各スラット3a,3bをいずれの方向にも180度回動させて、全閉状態を経て再び全開方向となるまで回動することができる。
(2)スラット3a,3bを全閉状態とした状態から、スラット3a,3bをいずれの方向にも回動操作することができる。従って、朝方から夕方まで太陽を追尾するようにスラット3a,3bの角度を調節するとき、途中でスラットを反転させる必要がない。
(3)朝方から夕方まで太陽を追尾するようにスラット3a,3bの角度を調節するとき、途中でスラットを反転させる必要がないので、直射光の差込を確実に防止することができる。
(4)スラット3a,3bを全閉状態まで回動させると、隣り合うスラット3a,3bの両側部が重なり合うので、全閉時の光もれを阻止することができる。
(5)スラット3a,3bの表面及び裏面の任意の面を窓外に向け続けながら、太陽を追尾するようにスラット3a,3bの角度を調節することができる。
(第二の実施形態)
図8〜図21は、第二の実施形態を示す。この実施形態は、スラットの回動操作をモーターの駆動力で行う電動縦型ブラインドにおいて、直射光の差込を防止しながら太陽を追尾可能とする制御装置を開示する。
図8は、この実施形態の電動縦型ブラインドの制御装置の機械的構成を示す。ハンガーレール内には第一のチルト軸21aと第二のチルト軸21bが回転可能に支持される。第一のチルト軸21aは、奇数段スラット3aを吊下支持する奇数段ランナー22aのウォーム23aに挿通され、第一のチルト軸21aが回転されると、奇数段スラット3aが回動される。
第二のチルト軸21bは、偶数段スラット3bを吊下支持する偶数段ランナー22bのウォーム23bに挿通され、第二のチルト軸21bが回転されると、偶数段スラット3bが回動される。
前記第一のチルト軸21aは、ハンガーレール内に配設される奇数段モーター24aで回転駆動され、第一のチルト軸21aの回転角度は第一のエンコーダ25aで検出される。
前記第二のチルト軸21bは、ハンガーレール内に配設される偶数段モーター24bで回転駆動され、第二のチルト軸21bの回転角度は第二のエンコーダ25bで検出される。なお、第一及び第二のチルト軸1a,21bは、連結具26a,26bを介して前記各モーター24a,24bの出力軸に連結される。
また、前記奇数段ランナー22a及び偶数段ランナー22bにはハンガーレール内に配設される誘導モーターにより回転駆動される移送軸(図示しない)が挿通され、その移送軸の回転に基づいて先頭ランナーがハンガーレールに沿って移動する。そして、先頭ランナーの移動により後続のランナーがハンガーレールに沿って引き出され、あるいはハンガーレールの一端側へ畳み込まれる。
図9は、電動縦型ブラインドの制御装置の電気的構成を示す。同図において、パソコン等で構成される中央制御装置(演算部)27以外は電動縦型ブラインドのハンガーレール内に収容される。
中央制御装置27は、日付と時間に対応する太陽の高度及び方位角のデータ等をあらかじめ格納したメモリを備えている。
マイコン(干渉阻止手段、制御手段、直射光遮断制御部)28は、あらかじめ設定されているプログラムと、前記中央制御装置27から通信部29を介して入力される制御情報と、モーターの動作を検出する検出情報等に基づいて動作し、モーター駆動回路30を制御する。マイコン28に接続されたメモリ34は、前記プログラムが格納されるとともに、マイコン28の処理データが一時的に格納される。
前記モーター駆動回路30は、リレー31を介して奇数段モーター24a、偶数段モーター24b及び誘導モーター32を制御する。奇数段モーター24a、偶数段モーター24b及び誘導モーター32は、マイコン28により開閉制御されるリレー31により、共通のモーター駆動回路30で時分割制御される。
奇数段モーター24a及び偶数段モーター24bの動作による前記第一及び第二のチルト軸21a,21bの回転角は第一及び第二のエンコーダ25a,25bで検出され、その検出信号は前記マイコン28に出力される。
第一のリミットスイッチ33aは、誘導モーター32の動作により先頭ランナーが最大畳み込み位置まで畳み込まれたとき、先頭ランナーを検出した検出信号を前記マイコン28に出力する。
第二のリミットスイッチ33bは、誘導モーター32の動作により先頭ランナーが最大引き出し位置まで引き出されたとき、先頭ランナーを検出した検出信号を前記マイコン28に出力する。
次に、上記のような電動縦型ブラインドの制御動作について説明する。上記電動縦型ブラインドの基本動作は、奇数段スラット3aと偶数段スラット3bとを独立して制御して、太陽を追尾して直射光の差込を防止しながら外光を採り入れるように各スラット3a,3bを角度調節する。同時に、第一の実施形態と同様に各スラット3a,3bをいずれの方向にも360度回転可能とし、この動作を実現するために、奇数段スラット3aの回動に偶数段スラット3bの回動が干渉しないように、偶数段スラット3bを奇数段スラット3aの回動範囲外に退避させるような制御を行うようにしている。
[第一の制御動作]
第一の制御動作は、太陽を追尾して直射光の差込を防止しながら外光を採り入れるように奇数段スラット3a及び偶数段スラット3bの回動動作を制御する。そして、両スラット3a,3bが干渉するときには、偶数段スラット3bを奇数段スラット3aと干渉しない位置に退避させた状態で、奇数段スラット3aを回動させて直射光を遮断するように制御する。
図10は、第一の制御動作時の中央制御装置27の動作を示す。中央制御装置27は、まず照度値を取り込み、その照度値が基準値以上であるか否か、すなわち直射光が存在する状態であるか否かを判定する(ステップ31,32)。照度値は、建物の屋上等に設置されている照度計からの検出信号に基づいて判断する。
次いで、中央制御装置27は太陽方位をメモリから読み出し(ステップ33)、奇数段スラット3aと偶数段スラット3bが干渉する角度Bをメモリから読み出す(ステップ34)。
次いで、中央制御装置27は、太陽方位と、奇数段スラット3aと偶数段スラット3bが干渉する角度Bとに基づいて、奇数段スラット3aで直射光を遮断し得る角度Aを算出する(ステップ35)。角度Bは、例えば図19に示すステップ204における偶数段スラット3bの角度Bであり、角度Aは奇数段スラット3aの角度Aである。
次いで、中央制御装置27は角度Aが角度Bより大きいか否かを判定し(ステップ36)、角度Aが角度Bより大きい場合には、角度Bが奇数段スラット3aと偶数段スラット3bが干渉する角度であるか否かを判定する(ステップ37)。
そして、角度Bが奇数段スラット3aと偶数段スラット3bが干渉する角度である場合には、角度Aを奇数段スラット3aの目標角度(目標位置)とし、角度Bを偶数段スラット3bの目標角度(目標位置)として前記マイコン28に出力し(ステップ38)、ステップ31に復帰する。
ステップ37で、角度Bが奇数段スラット3aと偶数段スラット3bが干渉する角度ではない場合には、ステップ39に移行して、角度Aを奇数段スラット3a及び偶数段スラット3bの目標角度として前記マイコン28に出力し、ステップ31に復帰する。
ステップ36で、角度Aが角度Bより大きくない場合には、ステップ40に移行して、角度Aを奇数段スラット3a及び偶数段スラット3bの目標角度として前記マイコン28に出力し、ステップ31に復帰する。
また、ステップ32で照度値が基準値に達しない場合、すなわち曇天等で直射光が存在しない場合には、あらかじめ設定された角度Cをメモリから読み出し(ステップ41)、その角度Cを奇数段スラット3a及び偶数段スラット3bの目標角度として前記マイコン28に出力し(ステップ42)、ステップ31に復帰する。
図11〜図14は、第一の制御動作を行うマイコン28の制御動作を示す。マイコン28は、中央制御装置27からの操作指令信号を受信すると、奇数段スラット3a及び偶数段スラット3bを目標角度まで回動する際に、両スラット3a,3bが干渉するか否かを判定する(ステップ51,52)。
次いで、偶数段スラット3bを奇数段スラット3aの軌道上から退避させないと動作できないか否かを判定し(ステップ53)、退避させる必要がある場合には偶数段モーター24bを作動させて偶数段スラット3bを奇数段スラット3aに干渉しない位置まで退避させる(ステップ54)。
偶数段スラット3bを退避させた後、偶数段モーター24bを停止させ(ステップ55)、奇数段モーター24aを作動させて奇数段スラット3aを目標角度まで回動させ、その後奇数段モーター24aを停止させる(ステップ56,57,58)。
次いで、偶数段モーター24bを作動させて偶数段スラット3bを目標角度まで回動させた後、偶数段モーター24bを停止させて(ステップ59,60,61)、動作を終了する。
ステップ53で、偶数段スラット3bを奇数段スラット3aの軌道上から退避させなくても、奇数段スラット3aを回動できる場合には、ステップ62に移行して偶数段スラット3bの目標位置が奇数段スラット3aの回動軌跡に干渉するか否かを判定する。
偶数段スラット3bの目標位置が奇数段スラット3aの回動軌跡に干渉する場合には、ステップ63に移行して奇数段モーター24a及び偶数段モーター24bを作動させる。そして、偶数段スラット3bが奇数段スラット3aの回動軌跡に干渉する位置まで回動されると、偶数段モーター24bが停止され(ステップ64,65)、次いで奇数段スラット3aが目標位置まで回動され(ステップ66)、その後奇数段モーター24aが停止され(ステップ67,68)、動作を終了する。
ステップ62おいて、偶数段スラット3bの目標位置が奇数段スラット3aの回動軌跡に干渉しない場合には、ステップ69に移行して奇数段モーター24a及び偶数段モーター24bを作動させる。そして、上記ステップ63〜68と同様な動作をステップ70〜74で行い、再度偶数段モーター24bを作動させて偶数段スラット3bを目標位置まで回動させ(ステップ75〜77)、動作を終了する。
ステップ52において、奇数段スラット3a及び偶数段スラット3bを目標角度まで回動する際に、両スラット3a,3bが干渉しない場合には、ステップ78に移行して、奇数段モーター24a及び偶数段モーター24bを作動させる。
そして、奇数段スラット3a及び偶数段スラット3bが目標位置まで回動されると、奇数段モーター24a及び偶数段モーター24bの作動を停止させる(ステップ78〜83)。
上記のような第一の制御動作を図19に従って説明する。ステップ201は、奇数段スラット3a及び偶数段スラット3bをともに開放状態としながら直射光の差込を阻止している状態を示す。この状態から、太陽の方位角が変化すると、ステップ202に示すように、中央制御装置27からの指令信号により奇数段スラット3a及び偶数段スラット3bが回動されて直射光が遮られる。
太陽の方位角の変化により、奇数段スラット3a及び偶数段スラット3bがステップ203に示す角度まで回動されると、偶数段スラット3bは奇数段スラット3aの回動軌跡上まで回動される。
すると、ステップ204〜208に示すように、偶数段スラット3bの回動動作が停止された状態で奇数段スラット3aが回動されて、直射光の差込が阻止される。
そして、奇数段スラット3aが偶数段スラット3bの回動軌跡上から外れると、ステップ209,210に示すように、偶数段スラット3bが奇数段スラット3aと同一角度まで回動され、両スラット3a,3bで直射光を遮るように制御される(ステップ211)。
[第二の制御動作]
第二の制御動作は、太陽を追尾して直射光の差込を防止しながら外光を採り入れるように奇数段スラット3a及び偶数段スラット3bの回動動作を制御する。そして、両スラット3a,3bが干渉するときには、偶数段スラット3b及び奇数段スラット3aが干渉しない位置まで回動させ、その後奇数段スラット3a及び偶数段スラット3bを回動させて直射光を遮断するように制御する。
図15は、第二の制御動作時の中央制御装置27の動作を示す。ステップ101〜103は、図10に示すステップ31〜33と同様な動作である。ステップ104では、直射光を遮断するための奇数段スラット3a及び偶数段スラット3bの角度Eを目標角度としてマイコンに出力し、ステップ101に復帰する。
また、ステップ106,107の動作も、図10に示すステップ41,42と同様である。
図16〜図18は、第二の制御動作を行うマイコン28の制御動作を示す。マイコン28は、中央制御装置27からの操作指令信号を受信すると、奇数段スラット3a及び偶数段スラット3bを目標角度まで回動する際に、両スラット3a,3bが干渉するか否かを判定する(ステップ111,112)。
次いで、偶数段スラット3bを奇数段スラット3aの軌道上から退避させないと動作できないか否かを判定し(ステップ113)、退避させる必要がある場合には偶数段モーター24bを作動させて偶数段スラット3bを奇数段スラット3aに干渉しない位置まで退避させる(ステップ114,115)。
偶数段スラット3bを退避させた後、偶数段モーター24bを停止させ(ステップ116)、奇数段モーター24aを作動させて奇数段スラット3aを目標角度まで回動させ、その後奇数段モーター24aを停止させる(ステップ117〜119)。
次いで、偶数段モーター24bを作動させて偶数段スラット3bを目標角度まで回動させた後、偶数段モーター24bを停止させて(ステップ120〜122)、動作を終了する。
ステップ113で、偶数段スラット3bを奇数段スラット3aの軌道上から退避させなくても、奇数段スラット3aを回動できる場合には、ステップ123に移行して奇数段モーター24a及び偶数段モーター24bを作動させる。そして、偶数段スラット3bが奇数段スラット3aの回動軌跡に干渉する位置まで回動されると、偶数段モーター24bが停止され(ステップ124,125)、次いで奇数段スラット3aが目標位置まで回動され(ステップ126)、その後奇数段モーター24aが停止される(ステップ127,128)。
次いで、偶数段モーター24bを作動させ、偶数段スラット3bを目標位置まで回動して偶数段モーター24bを停止させ(ステップ129〜131)、動作を終了する。
ステップ112おいて、奇数段スラット3a及び偶数段スラット3bを目標角度まで回動する際に、両スラット3a,3bが干渉しない場合には、ステップ132に移行して、奇数段モーター24a及び偶数段モーター24bを作動させる。
そして、奇数段スラット3a及び偶数段スラット3bが目標位置まで回動されると、奇数段モーター24a及び偶数段モーター24bの作動を停止させて(ステップ133〜137)動作を終了する。
上記のような第二の制御動作を図20に従って説明する。ステップ221は、奇数段スラット3a及び偶数段スラット3bをともに開放状態としながら直射光の差込を阻止している状態を示す。この状態から、太陽の方位角が変化すると、ステップ222に示すように、中央制御装置27からの指令信号により奇数段スラット3a及び偶数段スラット3bが回動されて直射光が遮られる。
太陽の方位角の変化により、奇数段スラット3a及び偶数段スラット3bがステップ223に示す角度まで回動されると、偶数段スラット3bは奇数段スラット3aの回動軌跡上まで回動される。
すると、ステップ224〜228に示すように、偶数段スラット3bの回動動作が停止された状態で奇数段スラット3aが連続して回動される。
そして、奇数段スラット3aが偶数段スラット3bの回動軌跡上から外れると、ステップ229,230に示すように、偶数段スラット3bが奇数段スラット3aと同一角度まで回動され、両スラット3a,3bで直射光を遮るように制御される(ステップ231)。
図21は、ステップ241に示す開放状態から、図20に示す回動方向とは逆方向に奇数段スラット3a及び偶数段スラット3bを回動させる場合を示す。ステップ241〜249は、図20に示すステップ221〜231に対し、回動方向を除いて同様に動作する。
従って、図20に示す制御動作では、熱反射率の高い例えば白色の表面を窓外に向ければ、夏季に断熱性を向上させながら直射光を遮断する制御が可能となり、図21に示す制御動作では、熱反射率の低い例えば黒色の裏面を窓外に向ければ、冬季に暖房効果を向上させながら直射光を遮断する制御が可能となる。
上記のように構成された電動縦型ブラインドでは、次に示す作用効果を得ることができる。
(1)偶数段スラット3bが奇数段スラット3aの回動に干渉する場合には、偶数段スラット3bを奇数段スラット3aに干渉しない位置に退避した状態で奇数段スラット3aを回動させて、奇数段スラット3aが偶数段スラット3bの回動に干渉しない位置まで回動された後に、偶数段スラット3bを回動するようにした。従って、奇数段スラット3aと偶数段スラット3bを互いに干渉することなく、いずれの方向にも360度回動させることができる。
(2)奇数段スラット3aと偶数段スラット3bを互いに干渉することなく回動させながら、直射光の差込を阻止することができる。
(3)奇数段スラット3a及び偶数段スラット3bの表面及び裏面の任意の面を窓外に向け続けながら、太陽を追尾するようにスラット3a,3bの角度を調節し、かつ直射光を遮断することができる。
(4)第一の制御動作では、偶数段スラット3bを奇数段スラット3aの回動に干渉しない位置で停止させながら、奇数段スラット3aを回動して、直射光を遮断することができる。
(5)第二の制御動作では、奇数段スラット3aの回動に偶数段スラット3bが干渉するとき、偶数段モーター24bを奇数段スラット3aの回動に干渉しない位置で停止させて奇数段スラット3aを回動させ、次いで偶数段スラット3bを目標位置まで回動させる。従って、奇数段スラット3aと偶数段スラット3bの干渉を防止しながら、直射光を遮断することができる。
上記実施の形態は、以下の態様で実施してもよい。
・第二の実施形態において、奇数段スラット3aの動作と偶数段スラット3bの動作を入れ替えてもよい。
・モーター駆動回路30を各モーター毎に設けてもよい。
第一の実施形態の縦型ブラインドを示す側面図である。 (a)(b)(c)は第一のランナーを示す断面図である。 第二のランナーを示す断面図である。 第二のランナーの干渉阻止手段を示す断面図である。 第二のランナーの干渉阻止手段を示す分解斜視図である。 第一の実施形態の動作を示す説明図である。 第一の実施形態のスラット回動動作を示す説明図である。 第二の実施形態の機械的構成を示す平面図である。 第二の実施形態の電気的構成を示すブロック図である。 第二の実施形態の第一の制御動作を示すフローチャートである。 第二の実施形態の第一の制御動作を示すフローチャートである。 第二の実施形態の第一の制御動作を示すフローチャートである。 第二の実施形態の第一の制御動作を示すフローチャートである。 第二の実施形態の第一の制御動作を示すフローチャートである。 第二の実施形態の第二の制御動作を示すフローチャートである。 第二の実施形態の第二の制御動作を示すフローチャートである。 第二の実施形態の第二の制御動作を示すフローチャートである。 第二の実施形態の第二の制御動作を示すフローチャートである。 第二の実施形態のスラット回動動作を示す説明図である。 第二の実施形態のスラット回動動作を示す説明図である。 第二の実施形態のスラット回動動作を示す説明図である。 (a)(b)(c)は従来例のスラット回動動作を示す説明図である。 (a)(b)(c)は従来例のスラット回動動作を示す説明図である。
符号の説明
1…吊下げ枠(ハンガーレール)、2a,2b…ランナー、3…スラット、3a…奇数段スラット、3b…偶数段スラット、4…チルト軸、5…回動装置(吊下げ軸)、7…回動装置(ウォームホィール)、8…回動装置(ウォーム)、13…干渉阻止手段(捩じりコイルスプリング)、27…演算部(中央制御装置)、28…干渉阻止手段、制御手段、直射光遮断制御部(マイコン)、24a…奇数段モーター、24b…偶数段モーター。

Claims (9)

  1. 吊下げ枠から多数枚のスラットを回動可能に吊下支持し、前記スラットを回動装置で同位相で回動操作可能とし、前記スラットを全閉方向に回動したとき、該スラットの両側部が隣り合うスラットと重なり合うようにした縦型ブラインドにおいて、
    一枚おきのスラットの回動装置には、隣り合うスラットの回動に干渉する位置で、隣り合うスラットの回動を妨げない干渉阻止手段を備えたことを特徴とする縦型ブラインドのスラット角度調節装置。
  2. 前記回動装置は、
    前記スラットを吊下支持するランナーに挿通されたチルト軸と、
    前記チルト軸の回転に基づいて回転するウォームと、
    前記ウォームの回転に基づいて回転するウォームホィールと、
    前記ウォームホィールの回転に基づいて回転する吊下げ軸と
    を備え、
    前記干渉阻止手段は、
    前記ウォームホィールと前記吊下げ軸との間に介在される捩じりコイルスプリングを備えたことを特徴とする請求項1記載の縦型ブラインドのスラット角度調節装置。
  3. 前記回動装置は、
    チルト軸の回転に基づいて前記スラットを回動させるランナーと、
    奇数段スラットを吊下支持するランナーに挿通された第一のチルト軸と、
    偶数段スラットを吊下支持するランナーに挿通された第二のチルト軸と、
    前記第一及び第二のチルト軸を独立して回転駆動するモーターと
    を備え、
    前記干渉阻止手段は、
    前記奇数段スラットと偶数段スラットの一方のスラットを、他方のスラットの回動に干渉しない位置に退避させた状態で他方のスラットを回動させ、他方のスラットが一方のスラットに干渉しない位置に回動されたとき、一方のスラットを回動させるように前記モーターを制御する制御手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の縦型ブラインドのスラット角度調節装置。
  4. 前記制御手段は、
    前記奇数段スラットと偶数段スラットで直射光を遮断する目標角度を演算する演算部と、
    前記目標角度を維持しながら、前記奇数段スラットと偶数段スラットの回動角を制御する直射光遮断制御部と
    を備えたことを特徴とする請求項3記載の縦型ブラインドのスラット角度調節装置。
  5. 多数枚のスラットを同位相で回動させるとき、隣り合うスラットの回動に干渉する角度で、一枚おきのスラットを隣り合うスラットに当接させて逆方向に回動させ、干渉しない角度では隣り合うスラットを同位相の角度に復帰させることを特徴とする縦型ブラインドのスラット角度調節方法。
  6. 奇数段スラットと偶数段スラットを同位相で回動させるとき、前記奇数段スラットと偶数段スラットの一方のスラットを、他方のスラットの回動に干渉しない位置に退避させた状態で他方のスラットを回動させ、他方のスラットが一方のスラットに干渉しない位置に回動されたとき、一方のスラットを回動させることを特徴とする縦型ブラインドのスラット角度調節方法。
  7. 前記奇数段スラットと偶数段スラットで直射光を遮断する目標角度を演算し、前記目標角度を維持しながら、前記奇数段スラットと偶数段スラットの回動角を制御することを特徴とする請求項6記載の縦型ブラインドのスラット角度調節方法。
  8. 前記奇数段スラットと偶数段スラットの一方のスラットを、他方のスラットの回動に干渉しない位置に停止させた状態で他方のスラットを回動させて直射光を遮断することを特徴とする請求項7記載の縦型ブラインドのスラット角度調節方法。
  9. 前記奇数段スラットと偶数段スラットの回動が干渉するとき、各スラットを互いに干渉しない位置に回動させた後、両スラットを制御して直射光を遮断することを特徴とする請求項7記載の縦型ブラインドのスラット角度調節方法。
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