JP2010149920A - ペーパータオルキャビネット - Google Patents

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Abstract

【目的】複数の単位紙を重層したペーパータオル等の束を安定的に収容することができ、その単位紙束が少量数枚となっても、略1枚ずつ取り出すことができること。
【構成】単位紙cを複数重層した重層束Cが収納され、単位紙cを一枚ずつ連続的に取出可能とした収納体A及び収納底部2であって、収納底部2の奥行方向の略中央箇所に取出用開口5が形成され、収納底部2は断面略V字状に形成され、且つこの頂部箇所に重層束Cの前側及び後側を支持する前側支持部7a及び後側支持部7bが形成されていること。収納体Aの幅方向の略中央位置に、重層束cの両側部を支持するための水平状突起81を有すると共に、高さ方向に対の取付穴82aが複数形成され、垂直状取付片82を備えた側部支持突起8が、収納体Aの側壁面1b箇所に設けられた所定位置の対の壁取付孔83a及び対の取付穴82aを介して取付用ビス85にて着脱自在に設けられること。
【選択図】 図1

Description

本発明は、複数の単位紙を重層したペーパータオル等の束を安定的に収容することができ、その単位紙束が少量数枚となったときでも、略1枚ずつ取り出すことができるペーパータオルキャビネットに関する。
従来より、単位紙(一度に取り出せる紙片:ペーパータオル等)を複数重層した束を容器本体内に収容収納して、その収容部の底部に形成した単位紙の取出口から単位紙を一枚ずつ取り出すと同時に、次の単位紙がその単位紙取出口に迫り出すという構造のペーパータオルキャビネットがホテル,飲食店等で使用されている。
このような、ペーパータオルキャビネットでは、重層した単位紙束が十数枚となったときに、一度にその全部が飛び出してしまい、無駄となる不都合が生じていた。この点を、図10で説明する。最初は、同(A)工程に示すように、ペーパータオルが多数重層されている状態では、1枚ずつ取り出すことができるが、同(B)工程に示すように、重層したペーパータオル束が十数枚となったときに、すなわち、少なくなったときには、左右の支持片にて支えきれずに、一度にその全部が飛び出してしまう不都合がしばしば生じていた。ペーパータオルの無駄として問題視されていた。特許文献1においても、突起は存在しているが、一体形成されており、調整などはできないのみならず、従来タイプの改良ができなかった。
特開平8−140890号
しかしながら、そのペーパータオルキャビネットをデパート,ホテル、飲食店等の大型ビル内の各階のトイレ等の衛生器具として設置した場合において、本発明が解決しようとする課題(技術的課題又は目的等)は、その単位紙束が少量数枚(例えば、十数枚)となったときでも、少なくとも2,3枚、理想的には、1枚ずつ取り出すことができることを実現することである。
そこで、発明者は上記課題を解決すべく鋭意,研究を重ねた結果、請求項1の発明を、単位紙を複数重層した重層束が収納され、該重層束より単位紙を一枚ずつ連続的に取出可能とした収納体及び収納底部であって、該収納底部の奥行方向の略中央箇所に前記収納体の幅方向に沿って取出用開口が形成されるとともに、前記収納底部は側面より見て断面略V字状に形成され、且つ該V字状の頂部箇所に前記重層束の前側及び後側を支持する前側支持部及び後側支持部が形成され、前記収納体の幅方向両側で且つ奥行方向の略中央位置に、前記重層束の両側部を支持するための水平状突起を有すると共に、高さ方向に対の取付穴が形成され且つ該対の取付穴が幅方向に複数設けられた垂直状取付片を備えた側部支持突起が、前記収納体の側壁面箇所に設けられた所定位置の対の壁取付孔及び前記対の取付穴を介して取付用ビスにて着脱自在に設けられてなることを特徴とするペーパータオルキャビネットとしたことにより、前記課題を解決した。
請求項2の発明を、請求項1において、前記前側支持部と前記後側支持部と前記水平状突起の頂部位置は略水平位置に設けられてなることを特徴とするペーパータオルキャビネットとしたことにより、前記課題を解決した。請求項3の発明を、請求項1又は2において、前記側部支持突起の水平状突起は、断面円形状をなすと共に、前記垂直状取付片の下側寄りに設けられてなることを特徴とするペーパータオルキャビネットとしたことにより、前記課題を解決した。
請求項4の発明を、請求項3において、前記水平状突起を設けた側部支持突起を、反転させて前記収納体の側壁面箇所の所定位置の対の壁取付孔及び前記対の取付穴を介して取付用ビスにて着脱自在に設けられてなることを特徴とするペーパータオルキャビネットとしたことにより、前記課題を解決した。また、請求項5の発明を、請求項1,2,3又は4において、前記収納体の側壁面箇所に設けられた所定位置の対の壁取付孔に替えて設けた対の壁取付長孔を介して上下調節可能に設けられてなることを特徴とするペーパータオルキャビネットとしたことにより、前記課題を解決したものである。
請求項1の発明においては、ペーパータオルキャビネット(ホルダー)の取り出し口部内側に設置できる本体とは独立した側部支持突起によって、ペーパータオル使用時のキャビネットからのペーパータオル抜け落ちによるロスを低減する。詳述すると、単位紙束が少量数枚(例えば、十数枚)となったときでも、両側の側部支持突起にて支持されており、略1枚ずつ取り出すことができる。このため、ペーパータオルの使用量を増加させ、無駄を省くことができる。特に、ペーパータオル抜け落ち状態を調整できる。新設は勿論のこと、従来タイプの既設置のキャビネットに対しても使用することができる利点がある。取り付け、分離が容易にできる。また、その構造を極めて簡単にすることができる。
請求項2の発明においては、単位紙を複数重層した重層束のセットが極めて簡単にできる。つまり、セット時の安定性が向上し、セット時間を短縮できる。その他は、請求項1の発明と同様の効果を奏する。請求項3の発明においては、ペーパータオルの中間支持を安定したものにできる。請求項4の発明では、前記水平状突起付きの垂直状取付片を反転させることで、特に、前記水平状突起の高さが大きくなり、ペーパータオルの材質が軟らかくなった場合などに良好に対応できる。請求項5の発明においては、側部支持突起は、長孔を介して上下調節可能に設けられているため、ペーパータオルの材質、厚さ、幅などに対して、側面から見た弛みなどを考慮しての最適の位置を選択することで、特に、単位紙束が少量数枚(例えば、5,6枚)となったときでも、略1枚ずつでも取り出すことができる利点がある。
以下、本発明の実施形態について図面に基づいて説明すると、図1乃至図2は本発明の実施例であって、ペーパータオルキャビネットは、ペーパータオル,衛生用ペーパー等の単位紙c,c,…が複数重層して束状に構成された重層束Cを収容する収納体Aと蓋体Bから構成されている。前記収納体Aは、重層束収納部1と収納底部2とからなり、前記蓋体Bが前記収納体Aに枢着4を介して開閉自在に装着されている。前記蓋体Bは、正面側に被覆部3が形成され、裏側は開放されている。
その収納体Aより蓋体Bを開いた状態では、図1鎖線に示すように、収納体Aが略全開状態となり、複数の単位紙c,c,…の重層束Cを容易に入れることができるようになっている。前記収納体Aの重層束収納部1の下部の収納底部2には取出用開口5が形成されており、該取出用開口5より前記重層束収納部1内に収容された重層束Cの単位紙c,c,…を一枚ずつ引き出すことができる。
前記取出用開口5は、長孔状に形成され、前記重層束収納部1の幅方向〔図2(A)において左右方向〕に沿って形成され、内装されている重層束Cの単位紙cの幅方向に一致するようにして形成されている。該単位紙cを一枚引き出すと、その引き出された単位紙cに引きずられて次の単位紙cが前記取出用開口5より一部が飛び出すように構成されている。
前記収納底部2は、奥行方向(図1の左右方向)に断面V字状となるように形成され、具体的には収納底部2の奥行方向の略中央箇所より手前側と後側とに前側傾斜底面2a,後側傾斜底面2bがそれぞれ形成され、該前側傾斜底面2aと後側傾斜底面2bとによってV字状が構成され、前記収納底部2の最も低い位置に前記取出用開口5が形成されている。
さらに、前記収納底部2の正面側に、図5に示すように、前記重層束Cの単位紙cを摘み出す箇所の取出用凹部6が形成されている。該取出用凹部6には、前記取出用開口5の長手方向に略直交するようにして補助取出用開口6aが形成されており、さらに該補助取出用開口6aの両側より収納底部2の幅方向に向かって取出用傾斜面6b,6bが形成されている。
前記補助取出用開口6aの形状の具体例としては、図5に示すように、前記収納体A の正面より前記取出用開口5箇所に向かうに従って、次第に幅が広くなるように、略三角形状に近い台形状に形成されている。さらに、前記取出用傾斜面6b,6bは、前記補助取出用開口6a箇所より離れるに従って下方に傾斜するように形成され、収納体Aの外部より見た取出用凹部6の形状は、取出用傾斜面6b,6bにより台形山形状に窪んだ状態に形成されている。
また、図1及び図2に示すように、前記収納体Aの収納底部2の正面側より上方に正面立上り縁1cが形成され、該正面立上り縁1cに連続して前記取出用凹部6は形成され、前記収納体Aに蓋体Bを閉じた状態で、前記正面立上り縁1cの下部箇所及び前記取出用凹部6が露出するように構成されている(図5参照)。
前記収納底部2のV字状の頂部箇所に前記重層束の前側及び後側を支持する前側支持部7a及び後側支持部7bが形成されている。すなわち、前記収納底部2の前側傾斜底面2a,後側傾斜底面2bには、図1,図2等に示すように、その同等の傾斜高さ位置に、前側支持部7aと後側支持部7bとが形成されており、前記収納底部2に重層束Cを装填したときに、重層束Cが水平状を維持することができるものである。前記前側支持部7aと後側支持部7bの具体例としては、図2に示すように、前側傾斜底面2a,後側傾斜底面2bより収納体Aの内方(上側)に三角板片状に形成されたり、棒状に膨出形成されたものであって、前記重層束Cの下部前後縁箇所が、前記前側支持部7aと後側支持部7bとに引っ掛かった状態で、前記重層束Cが水平状を保ちつつ安定する。
また、図1及び図2に示すように、前記収納体Aの重層束収納部1の幅方向両側の側壁面1b,1bの下部箇所には、側部支持突起8,8が着脱自在に設けられ、前記収納体Aに内装された重層束Cを幅方向両側より支持すると共に、該重層束Cの全重量が収納底部2の前記前側支持部7aと後側支持部7bとに掛からないように構成されている。つまり、前記前側支持部7aと前記後側支持部7bと前記側部支持突起8の水平状突起81とで前記重層束Cを支持するように構成され、その3部材は、略水平位置になるように形成されている。
前記側部支持突起8,8は、水平状突起81と垂直状取付片82とで構成されている。全体として、図2に示すように、側面から見てL字に形成されている。具体的には、図2及び図4に示すように、前記側部支持突起8の水平状突起81は、断面が略円形状をなし、且つ先端は半球状に形成されている。前記側部支持突起8の垂直状取付片82は、方形状(正方形に近似した長方形状)に形成されている。この材質としては、ABS樹脂又はPC樹脂等が使用されたり、或いは、適宜の金属材にて構成されることもあるが、強度に耐えられればその材質に限定されない。
前記側部支持突起8の垂直状取付片82において前記水平状突起81が取付られた側とは反対側の裏面には、図2(B)乃至(D)に示すように、高さ方向に高さHの対の取付穴82a,82aが形成され、且つ対の取付穴82a,82aが幅方向に複数(図2では5対)設けられている。さらに、その幅方向に幅Hの対の取付穴82b,82bが形成され、且つ対の取付穴82b,82bが高さ方向に複数(図2では2対)設けられることもある。
また、前記収納体Aの側壁面1b箇所に所定位置の対の壁取付孔83a,83a設けられている。この対の壁取付孔83a,83aは、新設,既設の収納体Aでも同一に設けられている。その対の壁取付孔83a,83a及び前記対の取付穴82b,82bを介して取付用ビス85にて着脱自在に設けられている。該取付用ビス85の螺子部が合成樹脂製の前記対の取付穴82b,82bに食い込むようにして螺子状に形成されつつ螺合されている。
前記重層束Cを構成する複数の単位紙c,c,…は、図1に示すように、それぞれが折り畳まれており、上下に隣接する単位紙c,c同士の一片が他方に食い込むようにして、重層状態に構成されており、図5(A)及び(B)に示すように、収納体Aより一枚の単位紙cを引き出すことにより、順次一枚ずつが取出用開口5から繰り出される仕組みとなっている。
また、図8に示すように、蓋体Bは被覆部3により収納体Aの開口部分を覆うことができ、前記被覆部3の正面には窓3aが形成され、必要に応じて合成樹脂,ガラス等の透明板10が設けられており、収納体Aの内部の重層束C及び単位紙c,c,…の残量が目視できるようになっている。
本発明の作用を詳述すると、収納底部2箇所の前記前側支持部7aと前記後側支持部7bと前記側部支持突起8の水平状突起81とに、重層束Cを載置するのみで、安定した載置ができる。そして、図5(A)及び(B)に示すように、下側から順次単位紙cを略1枚ずつ取り出すことができる。特に、残り枚数が十枚程度になったとき、すなわち、単位紙cが少ない場合での作用状態を説明する。つまり、図5(B)においては、左右側の前記側部支持突起8,8の水平状突起81,81にて前記重層束Cの左右側縁が支持されていることで、この状態で単位紙cを1枚取り出しても、略1枚のみが取り出され、後はそのままの状態にできる。
具体的に説明すると、さらに下側から単位紙cを1枚ずつ取り出しても、重層束Cは4,5枚で重量はなく、単位紙cが少ない場合でも、水平状突起81,81にての前記重層束Cの左右側縁支持にて、略1枚のみが取り出され、後はそのままの状態にできる。つまり、単位紙cが少なくなっても、前記前側支持部7aと前記後側支持部7bと前記側部支持突起8の水平状突起81とで、3部材にて前記重層束Cを支持するように構成され、下側から順次単位紙cを略1枚ずつ取り出すことができる。つまり、図10(B)の従来のように、一度に落下しないようにできる最大の利点がある。
さらに、前記側部支持突起8の水平状突起81の高さなどの位置調整について説明する。すなわち、重層束Cの幅W(一般的)となっている場合には、図3(A)に示すように、対の取付穴82a,82aの基本的には、幅方向において中間(真中)を使用する。また、図3(B)に示すように、特に、前記重層束Cの幅WMAX(最大幅)の場合には、前記垂直状取付片82の幅方向において前記前側支持部7aに近づくような位置に取付ける。このようにすることで、重層束Cの略1枚を正確に出し易くできる。つまり、1枚を引き出すには、引っ張られる側が引き付けられ難くなるようにできる。さらに、図3(C)では、図3(A)の状態において、対の取付穴82a,82aに換えて、対の壁取付長孔83b,83b(上下方向の長孔)とし、該対の壁取付長孔83b,83bを介して重層束Cを僅かに上側にセットして、一度に引っ張られにくくしたものである。上下にΔNだけ調整できる。
また、図3(D)では、図3(B)の状態において、対の取付穴82a,82aに換えて、対の壁取付長孔83b,83b(上下方向の長孔)とし、該対の壁取付長孔83b,83bを介して重層束Cを僅かに上側にセットして、一度に引っ張られにくくしたものである。上下にΔNだけ高さ調整ができる。さらに、前記対の取付穴82b,82bを使い、前記垂直状取付片82を90度回転させて取り付けることもある。この場合には、前記水平状突起81,81は相対的にかなり上側に位置させることができ、重層束Cの位置調整ができる。
また、図示しないが、前記垂直状取付片82を180度回転(反転)させることもある。この場合、水平状突起81,81の位置を相当上側に位置させることができ、軟らかい材質のペーパータオルに対して、最後の略1枚の取り出しに良好に対応できる。図6に示した側部支持突起8の垂直状取付片82は、棒状をなし、上下に取付孔が適宜取り付けられている。また、図7に示すように、壁取付長孔83b,83bが設けられて、所定取付位置より、上下にΔNだけ高さ調整ができる。また、前記側部支持突起8が樹脂成形される場合は、前記水平状突起81は、中空半円状(上半分が半円状)に形成されることがある。
図9に示した側部支持突起8は、本発明の別の実施形態であって、水平状突起81は1本であるが、垂直状取付片82は広幅で、多くの取付孔82d,82d,・・・及び必要に応じて横長孔82e,82e,・・・が穿孔されている。前記収納体Aの大きさ、形状において複数のタイプが存在するが、図9の部材で、そのタイプの収納体Aに合せて、適宜の取付孔82d又は長孔82eを介して取付けることができ、多くのタイプに共用できる利点がある。その取付状況は、図2及び図3とほぼ同等であり、その説明を省略する。
本発明の要部拡大断面図である。 (A)は本発明の内部の要部斜視図、(B)は側部支持突起の前側からの斜視図、(C)は側部支持突起の後側からの斜視図、(D)は側部支持突起の背面(裏面)図である。 (A)は一般的な重層束がセットされた場合での順次取り出されている要部状態図、(B)は広幅の重層束がセットされた場合での順次取り出されている要部状態図、(C)は(A)の場合よりも僅かに上昇位置とした要部状態図、(D)は(B)の場合よりも僅かに上昇位置とした要部状態図である。 (A)は収納体の側壁面箇所の要部斜視図、(B)は(A)の箇所に側部支持突起を取付けた断面図、(C)は収納体の側壁面箇所の別の実施形態の要部斜視図、(D)は(C)の箇所に側部支持突起を取付けた断面図である。 (A)は重層束の単位紙が多い場合の順次取り出されていく状態の本発明の要部状態図、(B)は重層束の単位紙が残り少なくなった場合において順次取り出されていく状態の本発明の要部状態図である。 (A)は別の実施形態の内部の要部斜視図、(B)は(A)に使用した側部支持突起の斜視図、(C)は(A)の取付状態の断面図である。 図6(C)とは別の実施形態の要部断面図である。 本発明を収納底部側から見た外観図である。 (A)は側部支持突起の別の実施形態の正面図、(B)は(A)のX−X矢視断面図、(C)は(A)のY−Y矢視断面図、(D)は(A)の斜視図である。 (A)は重層束の単位紙が多い場合の順次取り出されていく状態の従来公知の要部状態図、(B)は重層束の単位紙が少なくなった場合の一度に取り出されてしまう状態の従来公知の要部状態図である。
符号の説明
A…収納体、2…収納底部、5…取出用開口、7a…前側支持部、7b…後側支持部、8…側部支持突起,82…垂直状取付片、81…水平状突起、82a…取付穴、
85…取付用ビス、C…重層束、c…単位紙。

Claims (5)

  1. 単位紙を複数重層した重層束が収納され、該重層束より単位紙を一枚ずつ連続的に取出可能とした収納体及び収納底部であって、該収納底部の奥行方向の略中央箇所に前記収納体の幅方向に沿って取出用開口が形成されるとともに、前記収納底部は側面より見て断面略V字状に形成され、且つ該V字状の頂部箇所に前記重層束の前側及び後側を支持する前側支持部及び後側支持部が形成され、前記収納体の幅方向両側で且つ奥行方向の略中央位置に、前記重層束の両側部を支持するための水平状突起を有すると共に、高さ方向に対の取付穴が形成され且つ該対の取付穴が幅方向に複数設けられた垂直状取付片を備えた側部支持突起が、前記収納体の側壁面箇所に設けられた所定位置の対の壁取付孔及び前記対の取付穴を介して取付用ビスにて着脱自在に設けられてなることを特徴とするペーパータオルキャビネット。
  2. 請求項1において、前記前側支持部と前記後側支持部と前記水平状突起の頂部位置は略水平位置に設けられてなることを特徴とするペーパータオルキャビネット。
  3. 請求項1又は2において、前記側部支持突起の水平状突起は、断面円形状をなすと共に、前記垂直状取付片の下側寄りに設けられてなることを特徴とするペーパータオルキャビネット。
  4. 請求項3において、前記水平状突起を設けた側部支持突起を、反転させて前記収納体の側壁面箇所の所定位置の対の壁取付孔及び前記対の取付穴を介して取付用ビスにて着脱自在に設けられてなることを特徴とするペーパータオルキャビネット。
  5. 請求項1,2,3又は4において、前記収納体の側壁面箇所に設けられた所定位置の対の壁取付孔に替えて設けた対の壁取付長孔を介して上下調節可能に設けられてなることを特徴とするペーパータオルキャビネット。
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