JP2010149804A - 乗り物用シート - Google Patents

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昌彰 宮澤
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Abstract

【課題】 前後のロック装置がその位置を保持する機能を維持しつつ、精度を高める必要が無い分製造原価を低減できる乗り物用シートを提供する。
【解決手段】 ロック装置7は、前側ロック手段11と、後側ロック手段10とよりなり、該後側ロック手段10と後側係合部材8とが係合した状態で、前側ロック手段11と前側係合部材8とが非係合状態となり且つ後突時におけるシートクッション2への所定上昇荷重により前側ロック手段11が移動して前側係合部材8に係合可能なる構造よりなる。
【選択図】 図9

Description

本発明は、自動車等の乗り物用シートに関するものである。
従来の乗り物用シートとしては、例えば、シートの車体側の側方部が、ヒンジ機構により、シートの跳ね上げ位置と着座可能位置とに回転自在に支持されると共に車体から離れる側、即ち室内側が、シートの跳ね上げ位置に移動する際にロック装置から離脱し、シートが着座可能位置に配される時は、フロアのストライカにロック装置が係合支持される。このロック装置が前後に2個設けられている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2007−320468号公報
しかしながら、このような従来の技術にあっては、2個のロック装置を支持するシートフレームの寸法精度不良及び又はフロアにおけるストライカの配設位置精度不良が生じると、どちらか一方のロック装置が強係合したり、どちらか一方のロック装置のロックが中途半端になったりするおそれがある。このため、こうした2個のロック装置を支持するシートフレームの寸法精度を高めたり、フロアにおけるストライカの配設位置精度を高める必要がある。このことは、多大な作業工数や検査工数が必要となり、原価が高騰することになる。
本発明は、このような従来の技術に着目してなされたものであり、前後のロック装置がその位置を保持する機能を維持しつつ、精度を高める必要が無い分製造原価を低減できる乗り物用シートを提供するものである。
請求項1に記載の発明は、フロアの前後に離間して配設されてなる係合部材と、前記フロアの上に配されるシートクッションに対して前後に離間して支持され且つ前記係合部材の一方のみに係合離脱自在なロック装置とを有する乗り物用シートであって、前記ロック装置は、前側ロック手段と、後側ロック手段とよりなり、前記後側ロック手段と後側の係合部材とが係合した状態で、前記前側ロック手段と前側の係合部材とが非係合状態となり且つ後方からの衝突荷重の発生により前記シートクッションの前側を介して前記前側ロック手段が上昇して前側の係合部材に係合可能なる構造よりなることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1に記載の乗り物用シートであって、前記前側ロック手段は、前記シートクッションに対して軸支部を中心に回転自在に軸支してなり且つ前記軸支部より下側は、前記シートクッションの所定上昇荷重の入力部位が前側である時にのみ前側の係合部材に係合可能なる位置まで延在されてなることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の乗り物用シートであって、前記ロック装置が前記係合部材に係合する時には、前記後側ロック手段が回転して後側の係合部材に係合するに伴い、前記前側ロック手段が従動して回転して前側の係合部材に係合可能な位置に移動可能とし、前記ロック装置が前記係合部材に係合した状態から離脱する時には、前記後側ロック手段が回転して後側の係合部材から離脱するに伴い、前記前側ロック手段が従動して回転して前記シートクッションの所定上昇荷重の入力部位が前側であっても前側の係合部材に係合しない位置まで移動するように、前記後側ロック手段と前記前側ロック手段とが連動する関係にある事を特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、前記ロック装置は、前側ロック手段と、後側ロック手段とよりなり、前記後側ロック手段と後側の係合部材とが係合した状態で、前記前側ロック手段と前側の係合部材とが非係合状態となり且つ後方からの衝突荷重の発生により前記シートクッションの前側を介して前記前側ロック手段が上昇して前側の係合部材に係合可能なる構造よりなるため、前記後側ロック手段と後側の係合部材とが係合した状態で、前記前側ロック手段と前側の係合部材とが非係合状態となっているので、高い寸法精度を必要とするのは、後側ロック手段と後側の係合部材とのみで良く、両ロック手段や、両係合部材間の寸法精度を求められるフロアやシートクッションの寸法精度を高める必要が無い分製造原価を低減できる。しかも、乗り物が後側から衝突されるなどして、前記シートクッションへの所定上昇荷重が発生した時には、両ロック手段が両係合部材に確実に係合して、その位置を保持する機能を維持するのであるから、乗員の安全は確実に保っていることになる。
請求項2記載の発明によれば、前記前側ロック手段は、前記シートクッションに対して軸支部を中心に回転自在に軸支してなり且つ前記軸支部より下側は、前記シートクッションの所定上昇荷重の入力部位が前側である時にのみ前側の係合部材に係合可能なる位置まで延在されてなるため、乗り物が後側から衝突されるなどにより、シートクッションの所定上昇荷重の入力部位が前側である場合、シートクッションと共に持ち上げられた前側ロック手段の軸支部より下側が前側係合部材に係合して確実にロックされるように予め形成されているので、乗員の安全は確実に保っていることになる。
請求項3記載の発明によれば、前記ロック装置が前記係合部材に係合する時には、前記後側ロック手段が回転して後側の係合部材に係合するに伴い、前記前側ロック手段が従動して回転して前側の係合部材に係合可能な位置に移動可能とし、前記ロック装置が前記係合部材に係合した状態から離脱する時には、前記後側ロック手段が回転して後側の係合部材から離脱するに伴い、前記前側ロック手段が従動して回転して前記シートクッションの所定上昇荷重の入力部位が前側であっても前側の係合部材に係合しない位置まで移動するように、前記後側ロック手段と前記前側ロック手段とが連動する関係にあるため、後側ロック手段のみ操作すれば良いことになる。
前後のロック装置がその位置を保持する機能を維持しつつ、精度を高める必要が無い分製造原価を低減できる乗り物用シートを提供する、という目的を、ロック装置は、前側ロック手段と、後側ロック手段とよりなり、前記後側ロック手段と後側の係合部材とが係合した状態で、前記前側ロック手段と前側の係合部材とが非係合状態となり且つ後方からの衝突荷重の発生により前記シートクッションの前側を介して前記前側ロック手段が上昇して前側の係合部材に係合可能なる構造よりなることで、実現した。
[実施例]
以下、本発明の最良の実施例を図1〜図9に基づいて説明する。符号1は、「乗り物」としての自動車のシートである。該シート1は、図示しない運転席の後ろ側に配されるセカンド席であって、実線で示す着座可能状態では、フロアFに固設された「係合部材」であるストライカ8に、ロック装置7により保持されている。そして、二点鎖線で示すシート1を跳ね上げた状態では、シート1に覆われていたフロアFが露出し、該シート1の後側が荷室として連続している場合は、荷室面積が拡大することになる。前記ストライカ8は、図5に示すように、フロアFの凹部(図示せず)に溶接支持された面状のプレート86と、該プレート86に溶接支持されてなる山状の棒部材85とよりなる。該棒部材85の上面は、フロアFの一般面から突出しないことが荷物の積載性からいって望ましいが、限定されるものではない。
前記シート1は、シートクッション2と、該シートクッション2に対して二点鎖線で示す前倒し状態及び図示しない適宜位置に後ろ倒し可能なるシートバック3とよりなる。符号4は、該シートバック3の頂上に配されたヘッドレストであり、後述するバックフレーム31の頂部に指示されたヘッドレストホルダ41,41に上下スライド且つ適宜位置で停止自在に支持されている。符号5は、前記シートバック3を前後に回転させ且つ適宜の位置で停止させ得るリクライニング装置である。符号6は、前記シートクッション2に対して前記シートバック3を二点鎖線で示す前倒しさせた状態で、シート1そのものを跳ね上げ可能なるよう図示しないサイドフレームに支持されたヒンジ機構である。
前記シートクッション2は、前側FR、後側RR、車内側INが連続することで、上面から見て逆コの字状のパイプ製のクッションフレーム21と、該クッションフレーム21の前側FR及び後側RRの車外側OS端部間を架設してなるサイドフレーム22と、前記クッションフレーム21の前側FR及び後側RR間にフック24を介して懸架したS字スプリング23と、前記クッションフレーム21の前側FR及び後側RR間に架設してなる第1サポートワイヤ25と、前記S字スプリング23及び前記第1サポートワイヤ25の上側に配される図示しないパッドと、該パッドを覆う表皮とよりなる。符号26は、前記クッションフレーム21の車内側INの後側RRに固設してなるリアブラケットであり、符号27は、前記クッションフレーム21の車内側INの前側FRに固設してなるフロントブラケットであり、両ブラケット26,27により前記ロック装置7を支持してなる。
前記シートバック3は、閉ループ状で前側から見て略四角状のパイプ製のバックフレーム31と、該バックフレーム31の車内側INから車外側OSにかけて架設してなる第2サポートワイヤ32と、前記クッションフレーム21の車内側INに固設してなる断面コの字状の第1支持アーム34と、前記クッションフレーム21の車外側OSに固設してなる断面コの字状の第2支持アーム35と、前記第2サポートワイヤ32の前側FRに配される図示しないパッドと、該パッドを覆う表皮とよりなる。符号33は、前記バックフレーム31の下側に固設してなる第3サポートワイヤである。前記第1支持アーム34は、前記クッションフレーム21の車内側INに固設してなる断面コの字状のブラケット51にボルト52を介して回転自在に軸支してなる。前記第2支持アーム35の車外側OSの面には、前記リクライニング装置5の上端部が締結支持してなる。該リクライニング装置5の下端部は、前記サイドフレーム22に固設されている。
前記ロック装置7は、前記リアブラケット26及び前記フロントブラケット27に回転自在に軸支されてなる回転軸62,62と、該回転軸62,62に架設されてなり且つ略四角状に形成されると共に前側FR及び後側RRに車内側INに立設されたフランジ61a,61bを有するプレート61と、後側ロック手段10と、前側ロック手段11と、後側ロック手段10及び前側ロック手段11を連結する連結ロッド72とより構成されてなる。
前記後側ロック手段10は、前記プレート61の後側RR且つ下側LWRに固設されたベース部材63と、該ベース部材63に固設された回転軸67を中心に回転自在に軸支されてなるロッキングプレート64と、該ロッキングプレート64の上端部64aが係止してなる係止ピン65が立設してなり且つ前記回転軸67を中心に回転自在に軸支されてなると共に上端部66aが図示しないロック解除ストラップにより回転付勢されてなるロック解除プレート66と、前記ベース部材63に固設された回転軸69を中心に回転自在に軸支されてなり且つ前記ストライカ8の棒部材85に係合離脱自在なるツースプレート68と、前記回転軸69に巻装されてなると共に前記ツースプレート68を図4の時計方向に付勢してなる付勢スプリング70と、これらを車内側INから覆うカバー83(図3参照)とより構成されてなる。符号79は、前記ロック解除プレート66と前記プレート61との間に配されるリクライナ解除ワイヤである。符号80は、前記ベース部材63に固設された軸支ピン81に巻装されてなると共に前記ロッキングプレート64を図4の反時計方向に付勢してなる付勢スプリングである。
前記前側ロック手段11は、前記プレート61の前側FRに固設された補強プレート77と、該補強プレート77に固設された「軸支部」である回転軸75を中心に回転自在に軸支されてなるフロントフック73と、該フロントフック73の下端部73aに固設されてなる音消しカバー74と、前記回転軸75に巻装されてなると共に前記フロントフック73を図4の時計方向に付勢してなる付勢スプリング76と、これらを車内側INから覆うブラケット82(図3参照)と、より構成されてなる。前記プレート61、補強プレート77、ブラケット82の下端部に形成された切り欠き61c,77a,82aは、ストライカ8の出入り可能な寸法を有し、図4の寸法L1と寸法L2とは、寸法L1より寸法L2が大きくなる。
符号78は、受部で、前記フロントフック73の先端部73cがストライカ8の棒部材85による衝撃を緩和する機能を有するものである。前記フロントフック73は、前記後側ロック手段10と前記後側RRのストライカ8とが係合した状態で、前記前側FRのストライカ8に非係合状態となり且つ後突時における前記シートクッション2への所定上昇荷重により移動して前側FRのストライカ8に係合可能なる関係にある。前記フロントフック73は、前記回転軸75より下側LWRは、前記シートクッション2の所定上昇荷重の入力部位が前側FRである時にのみ前記前側FRのストライカ8に係合可能なる位置まで延在されてなる。
図3乃至図5の符号55は、シートベルトアンカプレートであり、該シートベルトアンカプレート55に、図1に示すシートベルト装置9が支持される。前記シートベルトアンカプレート55に加わった荷重を分散するように、前記ベース部材63に固設されたブラケット56に連結具57を介して連結されている。符号55aは、前記シートベルト装置9を支持するための貫通部である。
次に、本実施例の作用を説明する。
前記ロック装置7が前記ストライカ8に係合する時には、前記後側ロック手段10が回転して後側RRのストライカ8に係合するに伴い、ツースプレート68の連結部68bとフロントフック73の連結部73bとを連結ロッド72で連結してなることで、前記前側ロック手段11が従動して回転して前側FRのストライカ8に係合可能な位置に移動可能とし、前記ロック装置7が前記ストライカ8に係合した状態から離脱する時には、前記後側ロック手段10が回転して前記後側RRのストライカ8から離脱するに伴い、前記前側ロック手段11が従動して回転して前記シートクッション2の所定上昇荷重の入力部位が前側FRであっても前側FRのストライカ8に係合しない位置まで移動するように、前記後側ロック手段10と前記前側ロック手段11とが連動する関係にある。
前記ロック装置7は、前側ロック手段11と、後側ロック手段10とよりなり、前記後側ロック手段10と後側RRのストライカ8とが係合した状態で、前記前側ロック手段11と前記前側FRのストライカ8とが非係合状態となり且つ後方からの衝突荷重の発生により前記シートクッション2への所定上昇荷重により前側ロック手段11が上昇して前側FRのストライカ8に係合可能なる構造よりなるため、前記後側ロック手段10と前記後側RRのストライカ8とが係合した状態で、前記前側ロック手段11と前記前側FRのストライカ8とが非係合状態となっているので、高い寸法精度を必要とするのは、後側ロック手段10と後側のストライカ8とのみで良く、両ロック手段10,11や、両ストライカ8,8間の寸法精度を求められるフロアFやシートクッション2の寸法精度を高める必要が無い分製造原価を低減できる。しかも、自動車の後側から衝突されるなどして、前記シートクッション2への所定上昇荷重が発生した時には、両ロック手段10,11がストライカ8、8に係合して、その位置を保持する機能を維持するのであるから、乗員の安全は確実に保っていることになる。
前記前側ロック手段11は、前記シートクッション2に対して回転軸75を中心に回転自在に軸支してなり且つ前記回転軸75より下側LWRは、前記シートクッション2の所定上昇荷重の入力部位が前側FRである時にのみ前記前側FRのストライカ8に係合可能なる位置まで延在されてなるため、乗り物が後側から衝突されるなどにより、シートクッション2の所定上昇荷重の入力部位が前側FRである場合、シートクッション2と共に持ち上げられた前側ロック手段11の回転軸75より下側LWRが前側FRのストライカ8に係合して確実にロックされるように予め形成されているので、乗員の安全は確実に保っていることになる。
前記ロック装置7が前記ストライカ8に係合する時には、前記後側ロック手段10が回転して後側RRのストライカ8に係合するに伴い、前記前側ロック手段11が従動して回転して前側FRのストライカ8に係合可能な位置に移動可能とし、前記ロック装置7が前記ストライカ8に係合した状態から離脱する時には、前記後側ロック手段10が回転して前記後側RRのストライカ8から離脱するに伴い、前記前側ロック手段11が従動して回転して前記シートクッション2の所定上昇荷重の入力部位が前側FRであっても前側FRのストライカ8に係合しない位置まで移動するように、前記後側ロック手段10と前記前側ロック手段11とが連動する関係にあるため、後側ロック手段10のみ操作すれば良いことになる。
即ち、図4及び図9に示す状態は、後側ロック手段10のみがストライカ8に係合した状態で、前側ロック手段11は、ストライカ8との間に隙間があり、非係合状態である。この状態で、図示しないロック解除ストラップを後側RRに引くと、ロック解除プレート66が回転軸67を中心に図4及び図9の時計方向に回転して、ロック解除プレート66に立設されてなる係止ピン65が位置を移動し、ロッキングプレート64が図4の時計方向に回転し、図8から図7に示すように、ツースプレート68との係合が解除される。このようにして、ツースプレート68の連結部68bが前側FRに移動し、連結ロッド72を前側FRに移動させ、従動してフロントフック73が回転し、ストライカ8の出入りが可能なる状態になり、ロックが解除されることになる。
また、跳ね上げたシート1をフロアF側に戻すと、図7から図8に示すように、後側RRのストライカ8にツースプレート68のみが係合し、前側FRのストライカ8には、フロントフック73は係合せず、非係合状態で留まるが、後突されるなどして、その二次衝突により、シートクッション2自体の前側FRが持ち上がると、その時に、フロントフック73は前側FRのストライカ8に係合可能としているので、安全上寄与することになる。
以上の実施例では、乗り物用シートとして自動車用のシート1を例にして説明したが、これに限定されず、航空機、鉄道車両、船舶などに搭載されているシートでも良い。また、シート1は、運転席の後ろ側に配されるセカンド席を例にして説明したが、これに限定されず、更に、後側の席でも良いし、助手席の後ろ側に配されるセカンド席であっても良い。
本発明の一実施例に係る乗り物用シートの着座可能位置(実線)と跳ね上げ位置(二点鎖線)の斜視図。 図1のシートのフレームを示す斜視図。 図1のシートのフレーム及びロック装置を示す側面図。 図3のロック装置の拡大図。 図4のロック装置の斜視図。 図4及び図5のロック装置の前側ロック手段と後側ロック手段を示す側面図。 図6のロック装置がストライカに係合する前を示す側面図。 図6のロック装置の後側ロック手段がストライカに係合し始めた状態を示す側面図。 図6のロック装置がストライカに係合した状態を示す側面図。
符号の説明
1 「乗り物」としての自動車のシート
2 シートクッション
7 ロック装置
8 ストライカ(係合部材)
10 後側ロック手段
11 前側ロック手段
75 回転軸(軸支部)
F フロア
FR 前側
RR 後側
IN 車内側
OS 車外側

Claims (3)

  1. フロアの前後に離間して配設されてなる係合部材と、前記フロアの上に配されるシートクッションに対して前後に離間して支持され且つ前記係合部材の一方のみに係合離脱自在なロック装置とを有する乗り物用シートであって、
    前記ロック装置は、前側ロック手段と、後側ロック手段とよりなり、前記後側ロック手段と後側の係合部材とが係合した状態で、前記前側ロック手段と前側の係合部材とが非係合状態となり且つ後方からの衝突荷重の発生により前記シートクッションの前側を介して前記前側ロック手段が上昇して前側の係合部材に係合可能なる構造よりなることを特徴とする乗り物用シート。
  2. 請求項1に記載の乗り物用シートであって、
    前記前側ロック手段は、前記シートクッションに対して軸支部を中心に回転自在に軸支してなり且つ前記軸支部より下側は、前記シートクッションの所定上昇荷重の入力部位が前側である時にのみ前側の係合部材に係合可能なる位置まで延在されてなることを特徴とする乗り物用シート。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の乗り物用シートであって、
    前記ロック装置が前記係合部材に係合する時には、前記後側ロック手段が回転して後側の係合部材に係合するに伴い、前記前側ロック手段が従動して回転して前側の係合部材に係合可能な位置に移動可能とし、
    前記ロック装置が前記係合部材に係合した状態から離脱する時には、前記後側ロック手段が回転して後側の係合部材から離脱するに伴い、前記前側ロック手段が従動して回転して前記シートクッションの所定上昇荷重の入力部位が前側であっても前側の係合部材に係合しない位置まで移動するように、前記後側ロック手段と前記前側ロック手段とが連動する関係にある事を特徴とする乗り物用シート。
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